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(2) 建造から就役まで建造艦船は 予算が成立し 当該艦船の基本計画 基本設計の防衛大臣の承認を得て 仕様が決定され 艦船製造請負契約の入札 落札により 艦船建造の契約相手先が決定し 建造が開始する 大型艦船の建造期間は 一般的に契約年度を含めて5 年間であるが 契約が建造の諸手続きにより契約年度

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(1)

1

艦船の就役期間について

公益財団法人防衛基盤整備協会

主任研究員 秦 尉 二 郎

はじめに

我が国を取り巻く新たな安全保障環境の下、今後の我が国の安全保障及び防衛

力のあり方について、

「平成23年度以降に係る防衛計画の大綱」

(以下「22大綱」

という。)が、平成22年12月17日に安全保障会議及び閣議において決定され、

新たな防衛力整備等の指針が公表された。この22大綱において示された基本的

な考え方は、各種事態に対して実効的な抑止・対処を可能とし、アジア太平洋地域

の安全保障の安定化・グローバルな安全保障の改善のための活動を能動的に行い

得る動的防衛力の構築とされている。具体的には、平成23年度以降の防衛省予算

において、我が国周辺海空域で常時継続的に情報収集・警戒監視を行い、各種兆候

を早期察知する体制を整備する一環として、警戒監視能力の強化を図る ため、護衛

艦等の艦齢延伸が新たに計画・承認され、実施されている。

ところで、護衛艦等の“艦齢延伸”については、その定義及び内容について公表

されたものを知らない。海上自衛隊の使用する船舶の製造、改造、修理及び定期検

査等に関する基準、手続等を定めた「船舶の造修等に関する訓令(昭和 32 年防衛

庁訓令第 43 号。以下「造修訓令」という。)」には、延命修理は定義(第 4 条第 5

項)されているが、艦齢延伸については定義されていない。

以下、海上自衛隊の艦船が建造から除籍されるまでのプロセス、艦齢延伸と延命

修理の関係並びに海上自衛隊及び米海軍の主要な艦船の就役期間 等を概観し、管

見の限りではあるが若干の経験を踏まえ、艦船の就役期間について考察する。

1 艦船の建造から除籍のプロセス

艦船の計画、建造、就役及び除籍のプロセスは、おおむね次のとおりである。

(1) 計画から予算要求まで

建造予定艦船は、5年間に整備すべき防衛力を定めた防衛力整備計画(以下

「中防」という。)により示される。このため、海上自衛隊においては、この中

防が決定される前までに、建造予定艦船の構想を海上幕僚監部防衛部が取りま

とめ、艦船設計を所掌する装備庁装備開発官(艦船装備担当)と検討・協議し、

建造予定艦船の構想を固める。この構想をもとに、概念設計及び概算船価を見積

る作業を繰り返し、主要性能及び予定船価を満足する建造予定艦船の仕様が決

まり、省内の審議を経て、最終的に防衛省としての建造予定艦船が決定される。

(2)

2

(2) 建造から就役まで

建造艦船は、予算が成立し、当該艦船の基本計画、基本設計の防衛大臣の承認

を得て、仕様が決定され、艦船製造請負契約の入札・落札により、艦船建造の契

約相手先が決定し、建造が開始する。大型艦船の建造期間は、一般的に契約年度

を含めて5年間であるが、契約が建造の諸手続きにより契約年度(X)の後半に

なるため、実質約4年半となる。一般的な工程としては、起工が契約年度の翌々

年(X+2)、進水がX+3年、引き渡し・就役がX+4年となる。建造造船所は、

この間、官側による設計図書の承認、建造における監督・検査、総合的な性能を

確認するための数十回の海上運転(海上公試という。)を行い、トータルシステ

ムとしての艦船の完成検査を受け、合格して引き渡しを行い、契約の履行が完了

する。防衛省に引き渡された艦船は、ただちに防衛大臣により自衛艦旗が授与さ

れ、自衛艦としての位置付けが確立し、部隊に配属され、任務に就くことになる。

(3) 就役から除籍まで

艦船は、就役から除籍に到るまでの間、造修訓令に基づき、次に掲げる試験、

検査及び修理等が実施される。

ア 能力試験及び装備認定試験

新たに製造された艦船(支援船は除く。)の同型第1船については、造修訓令

第 16 条第 1 項の規定により、就役後1年以内に、荒天時におけるたん航性及び

運動性を確認し、あわせて兵装及びぎ装の適否を調査することを目的とする能

力試験を実施する。また、海上幕僚長が必要とき認めた場合は、同訓令第 16 条

第 2 項及び第 3 項の規定に基づき、武器体系に係る装備認定試験を実施する。

イ 検査及び修理

艦船は、造修訓令第 4 条の規定により、たん航性及び安全性並びにその使用

目的に対する適合性を確保するため、改造、修理及び定期検査、年次検査、特別

修理(船舶の製造当初の性能を回復することを目的とする修理であり、定期検査

を行う際に行うものをいう。)及び入きょ(船底を検査、修理するためドックに

入ること又は台車に載せて陸上に引き上げることをいう。)を行う。ただし、特

別修理は、次のエに該当する艦船以外について行う。

ところで、造修訓令第 4 条(定期検査、年次検査、特別修理及び入きょの回

数)に定める定期検査の時期は、昭和 32 年に造修訓令施行後、老齢船舶調査の

結果等から潜水艦を除く鋼船が 4 年から 5 年に、潜水艦が 2 年から 3 年に改め

るなど表1のとおり改正されており、その細部は別紙第1のとおりである。ま

た、平成 28 年 9 月 1 日現在の定期検査の時期は、表 2 のとおりである。

(3)

3

表 1

表 2 (28.09.01 現在)

(定期検査、年次検査、特別修理及び入きょの回数)

第4条 定期検査は、次の各号に掲げる船舶について、その就役した日から起

算して当該各号に定める期間を経過するごとに、その期間を経過する 日の翌

日(以下「定期検査実施基準日」という。)前に開始し、かつ、当該基準日後

に完了するものとする。

(1) 鋼船及びエアクッション艇 5年

(2) 前号以外の船舶 4年

2 前項の規定にかかわらず、次の各号に掲げる船舶に係る定期検査は、その就

役した日又は前回の定期検査が完了した日から起算して 当該各号に定める期

間を経過した時に行うものとする。

(1) 護衛艦(主機として蒸気タービンを用いるものに限る。) 4年

(2) 潜水艦及び練習潜水艦 3年

3~9(略)

注:定期検査の時期は、外国への航海その他の事由により、表 2 に定める時期を

繰り上げ、又は繰り下げることができる特例が規定されている。

ウ 特別改造

艦船は、必要に応じて、船舶の復原性、運動性、潜航性、船体強度又は一般兵

装ぎ装に関連する性能(以下「主要性能」という。)を変更するための改造を、

防衛大臣の承認を得て行うとされている。

海上自衛隊における象徴的な例としては、1981 年及び 1982 年度計画において

護衛艦たかつき及び護衛艦きくづき、並びに 1983 年及び 1984 年度計画におい

艦船の定期検査時期の改正状況

(造修訓令第4条関係) 28.09.01現在 S32.7.31 S43.11.16 H1.3.20 H1.5.29 H11.4.30 H16.4.5 H27.10.1 鋼船(潜水艦及び魚雷を除く。) 完成後4年 4年 - - - -魚雷艇及び鋼船以外の船舶 完成後3年 - - - - -潜 水 艦 完成後2年 2年 鋼船以外の船舶及び鋼製の魚雷艇 3年 - - - -鋼船(潜水艦及び特務艦(潜水艦から種別 変更したものに限る。)を除く。) 4年 4年 - -鋼 船 以 外 の 船 舶 3年 3年 - -潜水艦及び特務艦(潜水艦から種別変更したも のに限る。) 2年 3年 3年 3年 -鋼 船 5年 - -前 号 ( 鋼 船 ) 以 外 の 船 舶 4年 - -護衛艦(主機として蒸気タービンを用いるものに 限る。) 4年 4年 4年 鋼 船 及 び エ ア ク ッ シ ョ ン 艇 5年 5年 鋼 船 及 び エ ア ク ッ シ ョ ン 艇 以 外 の 船 舶 4年 4年 潜 水 艦 及 び 練 習 潜 水 艦 3年 区分       改正年月日

(4)

4

て護衛艦はるな及び護衛艦ひえいの延命修理(造修訓令第 4 条第 5 項に定める

「船舶の老朽の状態を相当程度回復することを目的とした大規模な修理」をい

う。)が初めて実施された。

エ 老齢船舶調査

(ア) 老齢船舶調査(以下「老調」という。)は、造修訓令第 17 条により「海上幕

僚長等は、船舶のしゅん工後別表(表 3 をいう。)に定める期間が経過する期

日の前後において、当該期日に最も近い定期検査の時期に、当該船舶の就役の

可否、除籍の時期等に関し調査を行い、これに関する意見を調査後遅滞なく防

衛大臣に報告するものとする。ただし、当該定期検査の時期において延命修理

を実施する船舶については、この限りではない。」とされている。

同別表は、老調の結果、延命修理の実施などにより、改正されており、そ

の主要な改正状況は表 4 のとおりで、その細部は別紙第2のとおりである。

表 3 (平成28 年09 月01 日現在)

表 4

種    別 期間 種    別 期間 護 衛 艦( 延命 修理 を実 施し たも のを 除く 。) 20 年 多 用 途 支 援 艦 15年 護 衛 艦( 延命 修理 を実 施し たも のに 限る 。) 24 年 海 洋 観 測 艦 20年 潜 水 艦 12 年 音 響 測 定 艦 20年 掃 海 艦 12 年 砕 氷 艦 20年 掃 海 艇 12 年 敷 設 艦 20年 掃 海 管 制 艇 12 年 潜 水 艦 救 難 艦 20年 掃 海 母 艦 20 年 潜 水 艦 救 難 母 艦 20年 ミ サ イ ル 艇 12 年 試 験 艦 20年 輸 送 艦 20 年 補 給 艦 20年 輸 送 艇 20 年 特 務 艇 16年 エ ア ク ッ シ ョ ン 艇 15 年 支 援 船 及 び 防 衛 大 学 校 の 使 用 す る 船 舶 鋼 製 に も の に 限 る 。 ) 20年 練 習 艦 20 年 支 援 船 及 び 防 衛 大 学 校 の 使 用 す る 船 舶 木 製 に も の に 限 る 。 ) 12年 練 習 潜 水 艦 12 年 支 援 船 及 び 防 衛 大 学 校 の 使 用 す る 船 舶( 鋼 製 及 び 木 製 に も の を 除 く 。 ) 16年 訓 練 支 援 艦 20 年 老齢船舶調査実施時期の改正状況 28.09.01現在 種別      制定・改正年月日 S33.4.8 S43.11.16 S54.6.29 S59.3.31 S63.2.15 H1.3.20 H5.3.15 H11.4.30 H27.10.1 護衛艦(延命修理を実施したものを除く) 16 16 16 16 20 20 護衛艦(延命修理を実施したものに限る) 24 24 24 24 24 24 掃 海 艇 16 12 12 12 12 12 12 12 12 ミ サ イ ル 艇 9 12 12 輸 送 艦 16 16 16 16 16 20 20 輸 送 艇 16 16 16 20 20 練 習 潜 水 艦 20 特務艦(潜水艦から種別を変更したものに限る) 12 12 12 ― 支援船及び防衛大学校の使用する船舶 (鋼製のものに限る) 16 16 16 16 16 16 20 20 支援船及び防衛大学校の使用する船舶 (鋼製及び木製のものを除く) 16 16

(5)

5

(イ) 老調に関しては、海上自衛隊において老齢船舶の調査に関する達(昭和 33

年海上自衛隊達第 61 号。以下「老調達」という。)が制定されており、調査事

項及び調査報告事項が、次のとおり定められている。

① 調査事項(老調達第 5 条)

調査は、定期検査実施基準(平成 14 年海上自衛隊達第 54 号別冊付録第 1)

によるほか、次の各号に掲げる事項については、詳細な調査を行うものとす

る。

・ 船体強度構成部材の厚さ並びにその接続部の腐しょく及び衰朽の状態

・ 主機、主ボイラーの主要部分の腐しょく及び衰朽の状態

・ 主要な電気機器、電路及び武器の腐しょく衰朽の状態

・ 修理による主要性能維持の能否及び主要性能の回復に要する修理の程度

② 調査報告事項(老調達第 9 条)

調査実施総監は、調査終了後 40 日以内に次の各号に掲げる事項を記載した

報告書を作成し、海上自衛隊補給本部長を経由して海上幕僚長に提出する と

ともに、その写を委託もとの地方総監、当該艦船の長及び技術研究本部長に送

付するものとする。

(1) 実施時期

(2) 実施場所

(3) 委員及び委員の分担

(4) 実施経過

(5) 調査成績書

(6) 次期特別修理の概算経費

(7) 就役の可否に関する意見

(8) 除籍の時期に関する意見

(9) 総合所見

オ 艦船の就役期間に関する政府答弁

艦船の就役期間については、内閣参質77第13号(昭和 51 年 5 月 18 日)

内閣総理大臣三木武夫から参議院議長河野健三あて「参議院議員秦豊君提出

防衛計画に関する質問に対する答弁書 『9について 艦艇の就役期間は、艦

種別の命数基準をもとに、各艦艇の老朽度等を勘案して決められるものであ

る。』と回答されている。ちなみに、この命数基準とは、造修訓令第 17 条別表

に定める老齢船舶の調査を行う時期をいうものと考える。

2 除籍に関する基本的な考え方

除籍に関する主たる判断基準は、対象艦船の期待される戦闘能力、運用費(乗

(6)

6

員の人件・糧食費、燃料費、出入港支援費等)、維持整備費(修理費、補給品費等)

の3項目と考えられる。この3項目のうち、運用費と維持整備費は、定量的な値

として把握できるが、期待される戦闘能力の評価は、現在及び将来、どのような

戦略及び戦闘シナリオを描くかによって評価が異なるものになると推測され、見

解が分かれることになる。

ちなみに、26中防においては、『Ⅰ計画の方針 3 装備品の取得に当たって

は、能力の高い新たな装備品の導入と既存の装備品の延命や能力向上等を適切に

組み合わせることにより、必要かつ十分な「質」及び「量」の防衛力を効率的に

確保する。その際、研究開発を含む装備品のライフサイクルを通じたプロジェク

ト管理の強化等によるライフサイクルコストの削減に努め、費用対効果の向上を

図る。』とする指針が示されている。

また、艦船の除籍については、

「平成22年度予算の概要」

(p15)に『除籍時期

が近く、代替更新されていない護衛艦4隻(筆者注;「はつゆき」、「みねゆき」、

「さわゆき」、

「はまゆき」と考えられる。)について、早期に除籍させ、その乗員

を他の艦に充てることにより護衛艦部隊の乗員の不足を緩和する 。』との考えが

示されるなど、防衛力整備の一環として、軍事的合理性だけでなく、国の脅威対

処の緊急度、財政事情等を総合的に判断し、決定される ものと考える。

3 延命修理と艦齢延伸

(1) 延命修理

1983 年及び 1984 年度計画において護衛艦はるな及び護衛艦ひえいの延命修

理が実施された。その主要な内容は、戦術情報処理装置及び近接防空火器(CIWS)、

個艦防空ミサイル(短 SAM)の搭載及びこの搭載に伴う船体強度の改修などの近

代化改造であった。この延命修理は、艦船の劣化した性能を回復させ、旧式化し

た武器等を改修、換装するという米海軍のFRAM(Fleet Rehabilitation and

Modernization)と同じ考えであるといわれている。

ちなみに、FRAM工事の予算及び工期は、次のとおりである。

(2) 艦齢延伸

防衛省の「平成 29 年度概算要求の概要」によると、「護衛艦の艦齢延伸(艦

齢延伸工事 5 隻及び部品調達 6 隻分:56 億円)。護衛艦の体制を維持するため、

武器/船体・機関

改造予算

特別改造工事期間

予算成立年度(昭和) (端数四捨五入)

(実施造船所)

た か つ き

56/57

161億円

59.4~60.10(IHI東京)

き く づ き

57/58

190億円

60.5~61.12(三菱長崎)

は る な

58/59

 91億円

61.4~62.10(三菱長崎)

ひ え い

59/60

110億円

62.8~H1.3(IHI東京)

  出典:香田洋二 護衛艦建造の歩み 世界の艦船 2015.3 p150

艦 名

(7)

7

「あさぎり」型(5 隻)、

「あぶくま」型(4 隻)、「はたかぜ」型(1 隻)、

「こん

ごう」型(1 隻)護衛艦に艦齢延伸措置を実施」とある。そのほか、短 SAM シ

ステム及び対潜能力の向上、戦闘指揮システムの近代化改修が、別項目の事業

として予算要求されている。

このことから、艦齢延伸は、武器等の近代化ではなく、主として装備品等の

老朽化したものを製造当初の性能を回復することを目的とし、艦船に与えられ

た任務を遂行することが可能な暦年期間、すなわち“艦齢”を延伸することを

いうものと考える。したがって、延命修理は、大規模な修理と定義づけられて

いるが、艦齢延伸は大規模と言えない程度の修理を行うものであり、延命修理

とは区別されているのではないかと思料する。ちなみに、平成 28 年度までの艦

齢延伸関係予算の状況は、表 5 のとおりである。

表 5

4 艦船の就役期間の調査要領等

(1) 調査の目的

海上自衛隊及び米海軍の主要な艦船の就役期間(艦齢)を調査し、就役期間に

関する大まかな傾向を把握する。

(2) 調査の方針

海上自衛隊及び米海軍の主要な除籍艦船(米海軍においては退役艦船)を対象

として、艦種ごとに就役期間を調査する。ただし、一部の艦種については、現役

艦船の就役状況から、就役期間を推定する。

5 調査の結果

(1) 海上自衛隊の艦船

自衛艦の種別ごとの就役期間は、次のとおりであり、細部については、資料の

とおりである。

ア 護衛艦

(ア) 昭和 28 年度計画「はるかぜ」型護衛艦から昭和 52 年度計画「はつゆき」

型護衛艦(DD)37 隻の就役期間は、平均期間が 25 年 5 月、最短期間が 17 年

5月、最長期間が 29 年 2 月である。また、種別変更を含めた就役期間は、平

均期間が 30 年 6 月、最短期間が 27 年 12 月、最長期間が 33 年 10 月である。

(イ) 護衛艦あまつかぜ及び「たちかぜ」型ミサイル搭載護衛艦(DDG)4隻の平

均就役期間は、平均期間が 29 年 12 月、最短期間が 27 年 3 月、最長期間が

艦齢延伸関係予算の状況 区 分 はつゆき型 あさぎり型 はたかぜ こんごう型 あぶくま型 おやしお型 くろべ型 わかさ とわだ LCAC 合  計 工事隻数 2 8 1 0 4 9 0 1 4 4 33 金額(億円) 29.6 246 61 25 64 99 5 4 48 12.2 593.8

(8)

8

30 年 10 月である。

(ウ) 護衛艦しらね及び「はるな」型ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)3 隻の就役

期間は、平均期間が 35 年 8 月、最短期間が 35 年 1 月、最長期間が 36 年 4 月

である。護衛艦しらねの就役期間は、延命工事未実施であるが、延命工事を

行った「はるな」型2艦と比較すると、約 1 年短い程度である。

(エ) 延命工事を実施した護衛艦きくづき及び護衛艦たかつきの就役期間は、平

均期間が 35 年 7 月、最短期間が 35 年 7 月、最長期間が 35 年 8 月である。

(オ) 昭和 28 年度計画護衛艦あけぼのから「ちくご」型護衛艦(DE)18 隻の就役

期間は、平均期間が 23 年 1 月、最短期間が 19 年 11 月、最長期間が 26 年 9

月である。また、種別変更を含めた就役期間は、平均期間が 27 年 3 月、最短

期間が 25 年 1 月、最長期間が 30 年 8 月である。

(カ) 細部のデータは、表 6 のとおりである。

表 6

イ 潜水艦

(ア) 昭和 31 年度計画潜水艦おやしおから平成 5 年度計画「おやしお」型潜水艦

(SS)24 隻の就役期間は、平均期間が 16 年 7 月、最短期間が 14 年 9 月、最

長期間が 19 年 1 月である。また、種別変更を含めた就役期間は、平均期間が

19 年 6 月、最短期間が 18 年 5 月、最長期間が 21 年 1 月である。

(イ) 細部のデータは、表 7 とおりである。

就役年月 最短期間 最長期間 就役年月 最短期間 最長期間 101 DD 28 はるかぜ 1,700 2 21-02 17-05 24-11 ASU 2 28-10 28-08 28-11 103 DD 30 あやなみ 1,700 7 25-06 25-01 26-06 TV、ASU 7 29-03 28-10 29-05 107 DD 31 むらさめ 1,800 3 25-02 25-01 25-03 ASU 3 28-11 27-12 29-06 161 DD 31 あきづき 2,350 2 25-08 25-02 26-01 TV、ASU 2 33-09 33-07 33-10 113 DD 37 やまぐも 2,050 6 26-01 25-04 27-03 TV、ASU 5 30-02 29-05 30-07 166 DD 40 もちづき 3,250 2 26-01 26-01 26-02 ASU 1 29-12 29-12 29-12 116 DD 40 みねぐも 2,100 3 26-11 26-04 27-07 TV 3 30-01 29-10 30-07 122 DD 52 はつゆき 2,950 12 26-11 25-04 29-02 TV 1 33-03 33-03 33-03 25-05 17-05 29-02 30-06 27-12 33-10 163 DDG 35 あまつかぜ 3,050 1 30-10 30-10 30-10 ― ― 168 DDG 46 たちかぜ 3,850 3 28-12 27-03 30-10 ― ― 29-12 27-03 30-10 141 DDH 43 はるな 注1 4,700 2 36-03 36-01 36-04 ― ― 143 DDH 50 しらね  5,200 1 35-01 35-01 35-01 ― ― 35-08 35-01 34-04 164 DD 38 たかつき 注1 3,250 2 35-07 35-07 35-08 ― ― 201 DE 28 あけぼの 1,060 1 20-01 20-01 20-01 YAS 1 25-01 25-01 25-01 202 DE 28 いかづち 1,070 2 20-06 19-11 21-01 YAS 2 26-12 26-10 27-01 211 DE 34 いずず 1,490 4 26-01 25-09 26-09 ASU 4 29-10 29-01 30-08 215 DE 42 ちくご 1,470 11 25-09 25-03 26-04 ― 23-01 19-11 26-09 27-03 25-01 30-08 注1;FRAM実施艦 就役期間平均値 就役期間平均値 就役期間平均値 就役期間平均値 就役期間平均値 就役期間平均値 機動艦艇(護衛艦) 艦番号 記号 計画 年度 艦 型 名 排水量 (トン数) 隻数 種別変更前の就役期間(年月) 種別変更 隻数 種別変更を含む就役期間(年月)

(9)

9

表 7

ウ 機雷艦艇

(ア) 昭和 28 年度計画「あただ」型掃海艇から昭和 63 年度計画「うわじま」型

掃海艇(MSC)73 隻の就役期間は、平均期間が 16 年 8 月、最短期間が 15 年

3 月、最長期間が 19 年 7 月である。また、種別変更を含めた就役期間は、平

均期間が 22 年 6 月、最短期間が 17 年 11 月、最長期間が 24 年 9 月である。

(イ) 昭和 44 年度計画敷設艦そうや(MMC)及び同年計画掃海母艦はやせ(MST)2隻

の就役期間は、平均期間が 25 年 10 月、最短期間が 25 年 3 月、最長期間が

26 年 5 月である。また、掃海母艦はやせの種別変更を含めた就役期間は、31

年 2 月である。

(ウ) 昭和 29 年度計画小型掃海艇 1 号型から昭和 46 計画小型掃海艇「7 号」型

(MSB)11 隻の就役期間は、平均期間が 18 年 8 月、最短期間が 15 年 9 月、

最長期間が 22 年 1 月である

(エ) 細部のデータは、表 8 とおりである。

表 8

エ 哨戒艦艇

(ア) 昭和 29 年度計画「かり」型哨戒艇から昭和 33 年度計画「みずどり」型哨戒

艇(PC)20 隻の就役期間は、平均期間が 20 年 8 月、最短期間が 19 年 12 月、

就役年月 最短期間 最長期間 就役年月 最短期間 最長期間 511 SS 31 おやしお 1,100 1 16-04 16-04 16-04 ― 0 ― 521 SS 34 はやしお 750 2 15-10 15-01 16-08 ― 0 ― 523 SS 35 なつしお 790 2 15-09 14-09 16-09 ― 0 ― 561 SS 36 おおしお 1,600 1 16-05 16-05 16-05 ― 0 ― 562 SS 38 あさしお 1,650 4 16-07 16-04 16-09 ― 0 ― 566 SS 42 うずしお 1,850 7 16-05 16-02 16-09 ATSS 5 19-03 18-05 19-06 573 SS 50 ゆうしお 2,200 10 17-06 16-05 18-01 ATSS、TSS 6 19-09 19-01 21-01 583 SS 61 はるしお 注2 2,450 6 15-10 15-12 19-01 TSS 2 19-06 18-12 19-12 590 SS 5 おやしお 2,750 1 16-12 16-12 16-12 TSS 1 ― 16-07 14-09 19-01 19-06 18-05 21-01 注2;あさしおを除く 種別変更 隻数 種別変更を含む就役期間(年月) 排水量 (トン数) 隻数 種別変更前の就役期間(年月) 機動艦艇(潜水艦) 艦番号 記号 計画年度 艦 型 名 就役期間平均値 就役期間平均値 就役年月 最短期間 最長期間 就役年月 最短期間 最長期間 601 MSC 28 あただ 240 2 15-11 15-10 15-12 YAS 2 19-10 17-11 21-09 603 MSC 28 やしろ 240 1 15-09 15-09 15-09 YAS 1 24-09 24-09 24-09 604 MSC 30 かさど 340 26 15-09 12-03 16-11 AGS、MST,YAS 26 22-11 19-02 24-08 630 MSC 42 たかみ 380 19 16-07 15-12 17-01Y AS、MAS、MCL 19 22-02 19-01 22-12 649 MSC 51 はつしま 440 23 16-12 15-03 19-03 YAS、MCL 9 21-11 20-04 23-04 672 MSC 63 うわじま 490 2 19-03 19-01 19-07 MCL 1 23-05 23-05 23-05 16-08 15-03 19-07 22-06 17-11 24-09 951 MMC 44 そうや 2,150 1 25-03 ― 462 MST 44 はやせ 2,000 1 26-05 ASU 1 31-02 31-02 31-02 25-10 25-03 26-05 31-02 701 MSB 29 掃海艇1号 40 6 16-03 15-09 16-12 ― ― 707 MSB 46 掃海艇7号 50 5 20-12 18-12 22-01 ― ― 18-08 15-09 22-01 機雷艦艇 種別変更を含む就役期間(年月) 艦 型 名 艦番号 排水量 種別変更前の就役期間(年月) 種別変更 隻数 (トン数) 隻数 記号 計画 年度 就役期間平均値 就役期間平均値 就役期間平均値 就役期間平均値 就役期間平均値

(10)

10

最長期間が 21 年 12 月である。また、種別変更を含めた就役期間は、平均期間

が 26 年 10 月、最短期間が 23 年 12 月、最長期間が 33 年 5 月である。

(イ) 昭和 28 年度計画「1号」型魚雷艇から昭和 44 年計画「11 号」型魚雷艇(PT)

15 隻の就役期間は、平均期間が 15 年 4 月、最短期間が 13 年 4 月、最長期間

が 19 年 9 月である。

(ウ) 昭和 45 年度計画「19 号」型哨戒艇(PB)9 隻の就役期間は、平均期間が 23

年 1 月、最短期間が 21 年 7 月、最長期間が 25 年 10 月である

(エ) 細部のデータは、表 9 とおりである。

表 9

オ 輸送艦艇

(ア) 昭和 45 年度計画「あつみ」型輸送艦から昭和 47 年計画「みうら」型輸送艦

(LST)6 隻の就役期間は、平均期間が 25 年 8 月、最短期間が 25 年 3 月、最

長期間が 27 年 7 月である。

(イ) 昭和 54 年度計画「ゆら」型輸送艇(LSU)2 隻の就役期間は、平均期間が 31

年 7 月、最短期間が 31 年 1 月、最長期間が 32 年 1 月である。

(エ) 細部のデータは、表 10 おりである。

表 10

カ 補助艦艇

(ア) 昭和 41 年度計画練習艦かとり(TV)の就役期間は、28 年 7 月である。

就役年月 最短期間 最長期間 就役年月 最短期間 最長期間 301 PC 29 か り 310 4 20-01 19-12 20-02 ― 0 ― 305 PC 29 かもめ 330 3 20-08 20-04 20-11 ― 0 ― 308 PC 29 はやぶさ 400 1 20-04 20-04 20-04 ASY 1 29-09 29-09 29-09 309 PC 32 うみたか 440 4 21-02 20-04 21-12 ASU、YAS 4 24-10 24-04 25-02 311 PC 33 みずとり 420 8 21-01 20-12 21-06 ASU 8 25-09 23-12 33-05 20-08 19-12 21-12 26-10 23-12 33-05 801 PT 28 魚雷艇1号 75 2 13-05 13-04 13-05 YAS 2 17-03 16-05 17-12 803 PT 28 魚雷艇3号 70 2 14-04 14-04 14-04 YAS 2 16-04 16-04 16-04 805 PT 28 魚雷艇5号 75 2 14-05 14-05 14-06 YAS 2 17-05 17-05 17-06 807 PT 29 魚雷艇7号 100 2 15-07 14-12 16-02 ― 0 ― 809 PT 29 魚雷艇9号 60 1 14-11 14-11 14-11 ― 0 ― 810 PT 35 魚雷艇10号 90 1 12-11 12-11 12-11 ― 0 ― 811 PT 44 魚雷艇11号 100 5 19-04 18-10 19-09 ― 0 ― 15-04 13-04 19-09 16-12 16-04 17-12 919 PB 45 哨戒艇19号 18 9 23-01 21-07 25-10 ― 0 ― 種別変更 隻数 艦 型 名 排水量 (トン数) 隻数 種別変更前の就役期間(年月) 哨戒艦艇 種別変更を含む就役期間(年月) 艦番号 記号 計画 年度 就役期間平均値 就役期間平均値 就役期間平均値 就役期間平均値 就役年月 最短期間 最長期間 就役年月 最短期間 最長期間 4101 LST 45 あつみ 1,480 3 26-01 25-03 27-07 ― ― 4151 LST 47 みうら 2,000 3 25-04 25-03 25-05 ― ― 25-08 25-03 27-07 4171 LSU 54 ゆら 590 2 31-07 31-01 32-01 ― ― 種別変更を含む就役期間(年月) 輸送艦艇 艦番号 記号 計画 年度 艦 型 名 排水量 (トン数) 隻数 種別変更前の就役期間(年月) 種別変更 隻数 就役期間平均値

(11)

11

(イ) 昭和 42 年度計画訓練支援艦あずま(ATS)の就役期間は、29 年 7 月である。

(ウ) 昭和 42 年度計画海洋観測艦あかしから昭和 54 年度計画海洋観測艦すまま

での海洋観測艦(AGB)3 隻の就役期間は、平均期間が 31 年 3 月、最短期間

が 29 年 5 月、最長期間が 33 年 3 月である。

(エ) 昭和 39 年度計画砕氷艦ふじ及び昭和 54 年度計画砕氷艦しらせ(AGB)2 隻

の就役期間は、平均期間が 22 年 3 月、最短期間が 18 年 9 月、最長期間が 25

年 9 月である。

(オ) 昭和 28 年度計画敷設艇えりも(AMC)の就役期間は、20 年 4 月である。

(カ) 昭和 28 年度計画敷設艦つがる(ARC)の就役期間は、24 年 4 月である。

(キ) 昭和 34 年度計画潜水艦救難艦ちはや及び昭和 42 年度計画潜水艦救難艦ふ

しみ(ASR)2 隻の就役期間は、平均期間が 27 年 1 月である。

(ク) 昭和 35 年度 計画給油艦はまな (AO)及び昭和 51 年度計画補給艦さがみ

(AOE)2 隻の就役期間は、平均期間が 25 年 6 月である。

(ケ) 細部のデータは、表 10 のとおりである。

表 10

就役年月 最短期間 最長期間 就役年月 最短期間 最長期間 3501 TV 41 かとり 3,350 1 28-07 28-07 28-07 ― ― 4201 ATS 42 あずま 1,950 1 29-07 29-07 29-07 ― ― 5101 AGS 42 あかし 1,420 1 29-05 29-05 29-05 5102 AGS 51 ふたみ 2,050 1 31-01 31-01 31-01 ― ― 5103 AGS 54 すま 1,180 1 33-03 33-03 33-03 ― ― 31-03 29-05 33-03 5111 AGS 49 海洋観測艇1号 330 5 23-08 22-12 24-04 (MSCかさど型を種別変更) 5001 AGB 39 ふじ 5,250 1 18-09 18-09 18-09 ― ― 5002 AGB 54 しらせ 11,600 1 25-09 25-09 25-09 ― ― 22-03 18-09 25-09 491 AMC 28 えりも 630 1 20-04 20-04 20-04 YAS-69 1 26-03 26-03 26-03 481 ARC 28 つがる 2,150 1 24-04 24-04 24-04 ASU-7001 1 34-03 34-03 34-03 401 ASR 34 ちはや 1,340 1 24-01 24-01 24-01 ASU-7011 1 27-12 27-12 27-12 402 ASR 42 ふしみ 1,430 1 30-02 30-02 30-02 ― ― 27-01 24-01 30-02 6101 ASE 53 くりはま 950 1 31-12 31-12 31-12 ― ― 411 AO 35 はまな 2,900 1 25-01 25-01 25-01 ― ― 421 AOE 51 さがみ 5,000 1 25-12 25-12 25-12 ― ― 25-06 25-01 25-12 01 ASH 29 高速1号 23 3 16-11 15-10 18-04 救命船YS-03 ― 04 ASH 32 高速4号 30 2 15-05 15-05 15-05 ― ― 06 ASH 40 高速6号 40 1 23-01 23-01 23-01 ― ― 18-05 15-05 23-01 41 ASH 37 消防41号 45 37-01 37-01 37-01 ― ― 81 ASU 42 特務艇81号 480 5 29-05 28-12 29-09 特務船YAS-101 就役期間平均値 就役期間平均値 就役期間平均値 就役期間平均値 就役期間平均値 記号 計画年度 艦 型 名 (トン数)排水量 隻数 種別変更前の就役期間(年月) 種別変更 隻数 補助艦艇 艦番号 種別変更を含む就役期間(年月)

(12)

12

(2) 米海軍の艦船

ア 航空母艦

(ア) 航空母艦ミッドウェイ(CV-41)は、就役期間 46 年 8 月、「キティ・ホーク

(CV-63)」級航空母艦 4 艦の就役期間は、平均期間が 40 年 1 月、最短期間が

31 年 7 月、最長期間が 41 年 10 月である。

(イ) 航空母艦エンタープライズ(CVN-65)は、就役期間が 51 年 1 月である。

イ 原子力巡航ミサイル潜水艦

現在配備中の「オハイオ(SSBN-726)」級原子力巡航ミサイル潜水艦は、就役

期間が 34 年 10 月を超えている。

ウ 原子力弾道ミサイル潜水艦

現在配備中の「オハイオ」級原子力弾道ミサイル潜水艦ヘンリーM・ジャク

ソン(SSBN-730)は、就役期間が 31 年 12 月を超えている。同潜水艦は、任務

行動期間である寿命を 30 年から 42 年に延ばすとの情報がある。

(出典:A FISCAL

PEARL HARBOR’By Eric J.Labs Proceedings 2016 年 2 月)

エ 攻撃型原子力潜水艦

攻撃型原子力潜水艦「スタージョン」級 37 隻及び「ロスアンゼルス」級 22

隻の就役期間は、平均期間が 23 年 12 月、最短期間が 15 年 4 月、最長期間が

33 年 4 月である。

オ ミサイル巡洋艦

ミサイル巡洋艦「タイコンデロガ(CG-47)」級 5 隻の就役期間は、平均期間

が 19 年 10 月、最短期間が 18 年 5 月、最長期間が 20 年 6 月である。他方、現

在配備中のミサイル巡洋艦バンカー・ヒル(CG-52)は、就役期間が 30 年を超

えている。

カ ミサイルフリゲート艦

ミサイルフリゲート艦「オリヴァ-・ハザード・ペリー(FFG-7)」級 32 隻の

就役期間は、平均期間が 28 年 1 月、最短期間が 15 年 3 月、最長期間が 30 年 9

月である。

キ 揚陸指揮艦

現在配備中の揚陸指揮艦ブルーリッジ(LCC-19)は、就役期間が 45 年 10 月

を超えている。

ク 細部のデータは、表 12 とおりである。

表 12

艦番号 艦 型  名 隻数 就役年月日 退役年月 就役期間(年月) 最短期間 最長期間 備   考 CV-41 ミッドウェイ 1 1945年9月 1992年4月 46-08 ― ― 基準排水量:45,000トン (1隻/1隻) CV-63 キティ・ホーク級 4 1961年4月 2009年1月 40-01 31-07 41-10 基準排水量:60,100トン (4隻/4隻) CVN-65 エンタープライズ 級 1 1961年11月 2012年12月 51-01 ― ― 基準排水量:75,700トン (1隻/1隻) CVN-68 ニミッツ 級 1 1975年5月 (2016年9月) 41-05 基準排水量:92,955トン (1隻/10隻) 航 空 母 艦 就役中

(13)

13

6 老調と除籍時期

艦船の除籍の時期は、必要かつ十分な「質」及び「量」の防衛力を効率的に維

持及び確保する観点から、防衛力整備計画を確定する段階で決定されるものと推

察する。具体的には、造修訓令第 17 条に定める老調の実施時期が一つの目安と

なるものと考える。

海上自衛隊としては、海上防衛力を整備するうえで、この老調において、次期

特別修理の概算経費、就役の可否に関する意見、除籍の時期に関する意見が海上

幕僚長から防衛大臣に報告する段階で、当該自衛艦の戦闘力、運用経費、維持整

備費等を総合的に判断して、除籍時期(案)を決定されるのであろう。

ちなみに、第1回老調後、何年経過したときに除籍しているかについて調査し

た結果は表 13 のとおりであり、その概要は、次の各号に掲げるとおりである。た

だし、艦船の老調時期は、造修訓令第 17 条の規定により、当該艦船のしゅん工後

別表に定める期間が経過する期日の前後において、当該期日に最も近い定期検査

の時期に行われることから、正確には、当該艦船の定期検査実施状況を把握する

ことが必要であるが、艦船の修理実績線表は公表されていないため、以下の数値

艦番号 艦 型  名 隻数 就役年月日 退役年月 就役期間(年月) 最短期間 最長期間 備   考 SSGN-726 オハイオ 級 注1 1 1981年11月 (2016年9月) 34-10 水上排水量;17,033トン (1隻/4隻) 注1 オハイオ級戦略原子力潜水艦の1~4番艦をトマホークSLBM発射艦兼特殊部隊母艦に改造し、2006~2008年に再就役した。 艦番号 艦 型  名 隻数 就役年月日 退役年月 就役期間(年月) 最短期間 最長期間 備   考 SSBN-730 オハイオ級(ヘンリーM.ジャクソン) 1 1984年10月 (2016年9月) 31-12 水上排水量;17,033トン (1隻/14隻) 艦番号 艦 型  名 隻数 就役年月日 退役年月 就役期間(年月) 最短期間 最長期間 備   考 SSN-637 スタージョン 級 37 1967年3月 1994年1月 25-09 17-06 30-03 水上排水量;7,800トン (37隻/37隻) SSN-688 ロスアンゼルス 級 22 1976年11月 2010年1月 22-03 15-04 33-04 水上排水量:7,011トン (22隻/32隻) 23-12 15-04 33-04 艦番号 艦 型  名 隻数 就役年月日 退役年月 就役期間(年月) 最短期間 最長期間 備   考 CG-47 タイコンデロガ 級 注2 5 1983年1月 2004年9月 19-10 18-05 20-06 基準排水量:10,117トン  (5隻/27隻) CG-52 バンカー・ヒル 1 1986年9月 (2016年9月) 30-00 注2;同クラスの6番艦以降は、近代化改造が実施され、6番艦CG52バンカー・ヒルは艦齢30年を迎えている。 艦番号 艦 型  名 隻数 就役年月日 退役年月 就役期間(年月) 最短期間 最長期間 備   考 FFG-7 オリヴァ-・ハザード・ぺりー 級 32 1977年12月 1997年2月 28-01 15-03 30-09 基準排水量:4,166トン (32隻/51隻) 注3;外国に売却した19隻は除く。 艦番号 艦 型  名 隻数 就役年月日 退役年月 就役期間(年月) 最短期間 最長期間 備   考 LCC-19 ブルー・リッジ  1 1970年11月 (2016年9月) 45-10 基準排水量:19,963トン 就役中 艦番号 艦 名 隻数 就役年月日 退役年月 就役期間(年月) 最短期間 最長期間 備   考 LHA-1 タラワ 級 5 1976年5月 2009年3月 31-03 27-01 34-11 基準排水量:40,608トン (5隻/5隻) 艦番号 艦 名 隻数 就役年月日 退役年月 就役期間(年月) 最短期間 最長期間 備   考 LPD-4 オースチン 級 11 1965年2月 2006年9月 36-07 34-10 45-12 基準排水量:17,521トン (11隻/12隻) 艦番号 艦 名 隻数 就役年月日 退役年月 就役期間(年月) 最短期間 最長期間 備   考 MCM-1 アヴェンジャー 級 3 1987年9月 2014年9月 24-09 23-03 26-12 基準排水量:1,401トン (3隻/5隻) 注4;本艦は、2039年まで現役にととまる予定であるとの情報があり、その場合の就役期間は約68年となる(世界の艦船:2015.4 No814)。 就役中 揚陸指揮艦 ドック型輸送揚陸艦 ミサイルフリゲート艦 掃 海 艦 攻撃型原子力潜水艦 就役中 原子力巡航ミサイル潜水艦 就役中 原子力弾道ミサイル潜水艦 就役中 強襲揚陸艦 除籍艦平均就役期間 ミサイル巡洋艦

(14)

14

は、概略値である。また、一般的には、老調時の定期検査において修理の程度を

決定することから、次回の定期検査実施年度の前年度に除籍することが一般的で

ある。

(1) 特別改造を実施した護衛艦あまつかぜ(DDG)は老調後約 14 年経過後の艦齢

約 30 年、

「たちかぜ」型護衛艦(DDG)は老調後約 12 年経過後の艦齢約 29 年で

除籍している。

(2) 延命修理を実施した「はるな」型護衛艦(DDH)及び護衛艦たかつき、護衛艦き

くづきは、老調後約 19 年経過後の艦齢約 35 年で除籍している。

(3) 延命修理を実施してない護衛艦くらま(DDH)は、現在、老調後約 19 年経過

し、艦齢約 35 年を経過しているが、現役で活躍中である。

(4) その他の護衛艦、潜水艦及び補助艦艇等は、おおむね第2回の老調を行う定

期検査実施前に除籍している。

以上のことから、特別改造した護衛艦(DDG)は、就役後おおむね 30 年前後、延

命修理実施の有無にかかわらず護衛艦(DDH)は、就役後約 35 年に除籍している。

その他の艦船は、おおむね老調後の次期定期検査実施前年度に除籍している。

また、種別変更した艦船は、種別変更後の 2 回目の定期検査実施前年度に除籍

している。

表 13

7 艦船の性能劣化と特別修理・老調のモデル

老調を実施する艦船以外については、造修訓令第 4 条第5項の規定により、定

期検査において製造当初の性能を回復することを目的とする特別修理を実施す

ることとされている。一例として、護衛艦においては、平成 27 年 10 月 1 日以降

は、原則として 5 年ごとに定期検査及び特別修理が実施され、腐しょく、衰朽し

た状態を検査し、製造当初の性能保証レベルに回復させる。しかし、経年変化に

よる性能劣化が全体的に進行し、おおむね老調実施時期に至ると、製造当初の性

能に回復させるには広範囲かつ大規模な修理を実施することとなるため、老調の

老齢船舶調査と除籍時期 種 別 艦   型 定期検査 間隔 老調時期(しゅ ん工後) 種別変更前の就役 期間平均値 老調実施 回数 老調後経 過年数 種別変更を含む就 役期間平均値 老調実施 回数 老調後経 過年数 備   考 DD:はるかぜ~はつゆき 4年 16年 25-05 1 9 30-06 2 14 DDG:あまつかぜ 4年 16年 30-10 3 14 ― ― ― 特別改造実施 DDG:たちかぜ 4-5年 16年 28-12 2 12 ― ― ― 特別改造実施 FRAM艦:はるな、たかつき 4-5年 16年 35-10 3 19 ― ― ― 延命修理実施 DE:あけぼの~いすず 4年 16年 22-03 1 6 27-03 2 21 DE:ちくご 4年 16年 25-09 1 9 ― ― ― SS:おやしお~あさしお 2年 12年 16-02 1 4 ― ― ― SS:うずしお~はるしお 2-3年 12年 16-07 1 4 19-06 2 7 掃海母艦 MST:はやせ 4年 20年 26-05 1 6 31-02 2 11 掃海艇 MSC:あただ~うわじま 3-4年 12年 16-08 1 4 22-06 2 10 輸送艦 LST:あつみ、みうら 4年 20年 25-08 1 5 ― ― ― 潜水艦救難艦 ASR:ふしみ 4年 20年 30-02 1 10 ― ― ― 護衛艦 潜水艦 注:対象艦の定期検査は、その船舶の就役した日又は前回の定期検査が完了した日から起算して当該船舶について定める期間を経過した時に行うことと定められている。

(15)

15

結果に基づいて、修理の程度を決定することとなる。護衛艦の性能劣化と特別修

理・老調のモデルは、次のとおりである。

8 まとめ

艦船の就役期間すなわち除籍時期について、艦船の建造から除籍されるまでの

プロセス及び艦船の就役実績を調査した結果、次の結論を得た。

(1) 除籍時期に関しては、老調の結果、次期特別修理の概算経費、就役の可否に

関する意見、除籍の時期に関する意見及び総合所見を内容とする老齢船舶調査

報告書が海上幕僚長から防衛大臣に報告する措置が定められている。また、技

術的には、老調の調査事項として「船体強度構成部材の厚さ並びにその接触部

の腐しょく及び衰朽の状態等について詳細な調査を行うことが 定められてい

ることから、艦船の設計寿命が第 1 回の老齢船舶調査時期の近傍にあると推測

される。ことから、艦船の除籍時期の決定においては、同報告書が重要な位置

づけとなり、判断の一つのよりどころになるものと考えられる。

(2) 造修訓令に定める護衛艦の老調の時期は、昭和 33 年制定時、警備艦(昭和

43 年護衛艦に呼称変更)は 16 年であったが、平成 11 年 4 月 30 日の改正で 20

年とされた。これは、艦船の構成品等の信頼性が向上したことなどによるもの

であり、併せて艦齢が延伸されることになったものと考える。

(3) 艦船の就役期間は、特別改造により近代化した護衛艦(DDG)が約 30 年、延命

修理を実施した護衛艦(DD)が約 35 年、延命修理の有無にかかわらずヘリコプ

ター搭載護衛艦(DDH)が約 35 年、その他の艦船は、おおむね第2回老調が行わ

れる前年度に除籍されており、具体的には潜水艦が約 16 年、潜水艦を除く鋼製

の艦船が約 25 年、木製の掃海艇が約 16 年である。

(4) 海上自衛隊は、平成 23 年度から護衛艦、潜水艦等の艦齢延伸を推進してお

り、その延伸期間は第 2 回老調が行われる前年度(護衛艦約 10 年、潜水艦約 6

年)までとの情報(出所:潜水艦の艦齢延伸化について。世界の艦船 2012.10

p92)がある。

(5) 米海軍の軍艦の艦齢は、近代化工事を実施して、

「ニミッツ」級航空母艦(CVN)

が 45 年から 50 年に、「オハイオ」級弾道ミサイル潜水艦(SSBN)が 36 年から

42 年に、ロサンゼルス級攻撃型潜水艦(SSN)が 30 年から 33 年に、「アーレ

(除籍) (除籍) 5年 第1回定検 特別修理 20年老齢船舶調査 10年 第2回定検 特 別修理 15年 第3回定検 特別 修 理 製造当初の性能保証レベル

(16)

16

―・バーク」級ミサイル駆逐艦(DDG)が 35 年から 40 年に延長するなど、柔軟に

対応している。また、

「ロサンゼルス」級攻撃型潜水艦(SSN)の 17 隻は、燃料

再登載をやめて 22 年の艦齢で除籍している。

(出典:A FISCAL PEARL HARBOR’By

Eric J.Labs Proceedings 2016 年 2 月)

(6) 海上自衛隊の艦船の就役期間は、平成 26 年度以降に係る防衛計画の大綱に

より護衛艦及び潜水艦の整備隻数が増加することから、新造艦においては設計

寿命の延伸、就役艦においては艦齢延伸が、今後とも推進されるものと考える。

(7) 以上のことから、艦船の就役期間及び除籍の時期は、当該艦船の安全性、た

ん航性という技術的要因及び使用目的の適合性など 安全保障環境などを含め

て総合的に判断して決定されることとなる。

おわりに

我が国の防衛の基本方針は、

「国家安全保障戦略を踏まえ、国際協調主義に基づ

く積極的平和主義の観点から、我が国自身の外交力、防衛力等を強化し、自らが

果たし得る役割の拡大を図るとともに、日米同盟を基軸として、各国との協力関

係を拡大・深化させ、我が国の安全及びアジア太平洋地域の平和と安定を追求し

つつ、世界の平和と安定及び繁栄の確保に、これまで以上に積極的に寄与してい

く」とされている。このことから、艦船の就役期間及び除籍時期は、海上防衛力

における艦船の必要かつ十分な「質」及び「量」を効率的に確保するうえで、大

きな影響を及ぼすものであり、我が国の安全保障環境及び財政事情、並びに艦船

の任務遂行能力、運用経費、乗員の不足緩和などを総合的に判断して決定されて

いる。

ところで、海上防衛力整備においては、要求性能を満たす艦船を要求したとき

に、円滑に建造する防衛生産・技術基盤の維持、確保が大変重要である。しかし、

近年、我が国の造船界は、熾烈な国際競争に晒され、厳しい経営環境が継続して

おり、商船の建造基盤の上に艦船建造基盤が成り立っていることから、先進的な

艦船を建造する基盤が不安定化することが予測される。艦船は、日進月歩する最先

端 の 科 学 技 術 を 取 り 込 ん だ 複 雑 で 複 数 の シ ス テ ム か ら な る シ ス テ ム 化 ( system of

systems)されており、一旦艦船建造基盤を喪失すると多大な費用と時間を要するもので

あり、造船界をはじめ防衛産業が一体となって艦船建造基盤を維持することが、防

衛力整備における肝となる。当協会は、防衛基盤の強化発展に貢献するため、各

種事業を推進しており、新たな社会的ニーズを事業化し、防衛産業の健全な発展

に寄与するものである。

(17)

17

別紙第1

艦船の定期検査時期の改正状況

(造修訓令第4条関係) 28.09.01現在 S32.7.31 S43.11.16 H1.3.20 H1.5.29 H11.4.30 H16.4.5 H27.10.1 鋼船(潜水艦及び魚雷を除く。) 完成後4年 4年 - - - -魚雷艇及び鋼船以外の船舶 完成後3年 - - - - -潜 水 艦 完成後2年 2年 鋼船以外の船舶及び鋼製の魚雷艇 3年 - - - -鋼船(潜水艦及び特務艦(潜水艦から種別 変更したものに限る。)を除く。) 4年 4年 - -鋼 船 以 外 の 船 舶 3年 3年 - -潜水艦及び特務艦(潜水艦から種別変更したも のに限る。) 2年 3年 3年 3年 -鋼 船 5年 - -前 号 ( 鋼 船 ) 以 外 の 船 舶 4年 - -護衛艦(主機として蒸気タービンを用いるものに 限る。) 4年 4年 4年 鋼 船 及 び エ ア ク ッ シ ョ ン 艇 5年 5年 鋼 船 及 び エ ア ク ッ シ ョ ン 艇 以 外 の 船 舶 4年 4年 潜 水 艦 及 び 練 習 潜 水 艦 3年 区分       改正年月日 ○ 定期検査時期の特例(造修訓令第4条関係) 1 2 3 4 S33.4.8改正 第4条第2項の抜粋 2 前項の規定にかかわらず、特別修理を行う時期以前に損傷その他の事由により修理を行う場合において、当該修理をもって特別修理とみな  して次期以降の特別修理を繰り延べて行うことができる。この場合において、損傷その他の事由による修理が特別修理と同程度に達しないと  きは、長官の承認を得て、その際特別修理と同等の程度に達するに必要な工程の修理を合わせて行うことができる。 S43.11.16改正 第4条第2項の抜粋 2 前項の規定にかかわらず、船舶が外国に向けて航海する等の理由により、海上幕僚長等(海上自衛隊の使用する船舶にあっては海上幕僚  長、防衛大学校の使用する船舶にあっては防衛大学校長をいう。以下同じ。)が必要と認める場合には5箇月を超えない範囲内において同項  の時期を繰り上げ、又は繰り下げて、大規模な改造又は修理が行われる場合には、その時期に繰り上げて定期検査を行なうことができる。 S57.7.23改正 第4条第2項の抜粋 2 前項の規定にかかわらず、次の各号に掲げる場合には、当該各号に定める時期に定期検査を行うことができる。  (1) 外国への航海その他の事由により、前項の規定による定期検査の時期(以下「定期検査実施時期」という。)に定期検査を行うことができ   ないと海上幕僚長等(略)が認める場合  5箇月を超えない範囲内において定期検査実施時期を繰り上げ、又は繰り下げた時期  (2) 船舶のたん航性の調査を行うため、海上幕僚長が定期検査実施時期を繰り下げる必要が特にあるとして長官の承認を得た場合  1年   を超えない範囲内において定期検査実施時期を繰り下げた時期  (3) 定期検査実施時期前に大規模な改造又は修理が行われる場合  当該改造又は修理を行う時期 H11.4.30改正 第4条第1項から第3項の抜粋 第4条 定期検査は、次の各号に掲げる船舶について、その就役した日から起算して当該各号にに定める期間を経過するごとに、その期間を  経過する日の翌日(以下「定期検査実施基準日)という。)前に開始し、かつ、当該基準日後に完了するものとする。  (1) 鋼船及びエアクッション艇  5年  (2) 前号以外の船舶  4年 2 前項の規定にかかわらず、次の各号に掲げる船舶に係る定期検査は、その就役した日又は前回の定期検査が完了した日から起算して当  該各号に定める期間を経過した時に行うものとする。  (1) 護衛艦(主機として蒸気タービンを用いるものに限る。) 4年  (2) 潜水艦及び特務艦(潜水艦から種別変更したものに限る。)  3年 3 前2項の規定にかかわらず、次の各号に掲げる場合には、当該各号に定める時期に定期検査を行うことができる。この場合において、第1  項各号に掲げる船舶に係る次回以降の定期検査については、同項中「その就役した日」とあるのは、「第3項各号の規定による定期検査が  完了した日」と読む替えるものとする。  (1) 外国への航海その他の事由により、前2項の規定による定期検査の時期に定期検査を行うことができないと海上幕僚長等(略)が認め   る場合  5箇月を超えない範囲内において、第1項各号に掲げる船舶にあっては、定期検査実施基準日からさかのぼる、又は経過する   時期、前項各号に掲げる船舶にあっては、同項の規定による定期検査の時期を繰り上げ、又は繰り下げた時期  (2) 船舶のたん航性の調査を行うため、海上幕僚長が定期検査実施基準日後に定期検査を開始する又は前項の規定による定期検査の時   期を繰り下げる必要が特にあるとして防衛大臣の承認を得た場合  1年を超えない範囲内において、第1項各号に掲げる船舶にあっては、   定期検査実施基準日から経過する時期、前項各号に掲げる船舶にあっては、同項の規定による定期検査の時期を繰り下げた時期  (3) 前2項の規定による定期検査の時期前に大規模な改造又は修理が行われる場合  当該改造又は修理を行う時期

(18)

18

造 修 訓 令 別 表 の 改 正 状 況 28.09.01現在 種別      制定・改正年月日 S32.7.31 S33.4.8 S43.11.16 S54.6.29 S57.7.23 S59.3.31 S63.2.15 H1.3.20 H3.1.14 H5.3.15 H6.9.30 H8.11.28 H10.2.27 H10.12.25 H11.4.30 H14.3.26 H16.4.5 H25.4.10 H27.10.1 警 備 艦 16 16 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 護 衛 艦 16 16 16 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 護衛艦(延命修理を実施したものを除く) 16 16 16 16 16 16 16 16 16 20 20 20 20 20 護衛艦(延命修理を実施したものに限る) 24 24 24 24 24 24 24 24 24 24 24 24 24 24 掃 海 艦 20 20 ― ― ― ― ― ― ― 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 潜 水 艦 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 警 備 艇 16 16 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 掃 海 艇 16 16 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 掃 海 母 艦 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 掃 海 母 艇 16 16 16 ― ― ― ― 12 12 12 12 12 ― ― ― ― ― ― ― 掃 海 母 艇 ( 鋼 製 の も の に 限 る ) 16 16 16 16 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 掃 海 管 制 艇 12 12 12 12 12 12 12 敷 設 艦 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 敷 設 艇 16 16 16 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 機 雷 敷 設 艦 20 20 20 20 20 20 20 20 ― ― ― ― ― ― ― ― 駆 潜 艇 16 16 16 16 16 16 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 魚 雷 艇 9 9 9 9 9 9 9 9 9 ― ― ― ― ― ― ― ― ― 魚 雷 艇 ( 木 造 の も の を 含 む ) 9 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ミ サ イ ル 艇 9 9 9 9 9 12 12 12 12 12 哨 戒 艇 ( 鋼 製 の も の に 限 る ) 16 16 16 16 16 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 哨 戒 艇 12 12 12 12 12 12 ― ― ― ― ― ― 揚 陸 艦 16 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 揚 陸 艇 16 16 16 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 輸 送 艦 16 16 16 16 16 16 16 16 16 16 16 20 20 20 20 20 輸 送 艇 16 16 16 16 16 16 16 16 20 20 20 20 20 エ ア ク ッ シ ョ ン 艇 15 15 15 練 習 艦 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 練 習 潜 水 艦 20 訓 練 支 援 艦 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 多 用 途 支 援 艦 20 20 20 20 海 洋 観 測 艦 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 音 響 測 定 艦 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 砕 氷 艦 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 潜 水 艦 救 難 艦 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 潜 水 艦 救 難 母 艦 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 試 験 艦 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 給 油 艦 20 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 補 給 艦 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 特 務 艦 20 20 20 20 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 特務艦(潜水艦から種別を変更したものを除く) 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 ― ― 特務艦(潜水艦から種別を変更したものに限る) 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 ― ― 特 務 艇 16 16 ― ― ― ― ― ― ― 16 16 16 16 16 16 16 16 16 16 特 務 艇 ( 鋼 製 の も の に 限 る ) 16 16 16 16 16 16 16 ― ― ― ― ― 特 務 艇 ( 鋼 製 の も の を 除 く ) 12 12 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 掃海艇及び魚雷艇以外の自衛艦(鋼製のものを除く) 12 12 12 12 12 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 支援船及び防衛大学校の使用する船舶 (鋼製のものに限る) 16 16 16 16 16 16 16 16 16 16 16 16 20 20 20 20 20 支援船及び防衛大学校の使用する船舶 (鋼製のものを除く) 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 ― ― ― ― ― 支援船及び防衛大学校の使用する船舶 (木製のものに限る) 12 12 12 12 12 支援船及び防衛大学校の使用する船舶 (鋼製及び木製のものを除く) 16 16 16 16 16 木 造 の 自 衛 艦 12 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 木 造 の 自 衛 艦 ( 魚 雷 艇 を 除 く ) 12 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

別紙第2

1

8

(19)

資料

出所:艦艇と航空機(海上自衛新聞社刊)等 101 DD 28 はるかぜ 1,700 三菱長崎 S31.4.26 S56.3.27 24-11 ASU-7002 S60.3.5 28-11 102 DD 28 ゆきかざ 1,700 新三菱神戸 S31.7.31 S48.12.16 17-05 ASU-7003 S60.3.27 28-08 21-02 28-10 103 DD 30 あやなみ 1,700 三菱長崎 S33.2.12 S58.3.30 25-02 ASU-7004 S61.12.25 28-11 104 DD 30 いそなみ 1,700 新三菱神戸 S33.3.14 S58.3.30 25-01 TV-3502 S62.7.1 29-04 105 DD 30 うらなみ 1,700 川重神戸 S33.2.27 S58.3.30 25-01 ASU-7005 S61.12.25 28-10 106 DD 30 しきなみ 1,700 三井玉野 S33.3.15 S58.3.30 25-01 TV-3503 S62.7.1 29-04 110 DD 32 たかなみ 1,700 三井玉野 S35.1.30 S60.3.27 25-02 ASU-7009 H1.3.24 29-02 111 DD 33 おおなみ 1,700 石川島重工 S35.8.29 S62.2.20 26-06 ASU-7013 H2.3.23 29-07 112 DD 33 まきなみ 1,700 飯野舞鶴 S35.10.28 S62.2.20 26-04 ASU-7014 H2.3.23 29-05 25-06 29-03 107 DD 31 むらさめ 1,800 三菱長崎 S34.2.28 S59.3.30 25-01 ASU-7006 S63.3.23 29-01 108 DD 31 ゆうだち 1,800 石川島重工 S34.3.25 S59.3.30 25-01 ASU-7007 S62.3.24 27-12 109 DD 32 はるさめ 1,800 浦賀船渠 S34.12.15 S60.3.5 25-03 ASU-7008 H1.5.31 29-06 25-02 28-11 161 DD 31 あきづき 2,350 三菱長崎 S35.2.13 S60.3.27 25-02 ASU-7010 H5.12.7 33-10 162 DD 31 てるづき 2,350 新三菱神戸 S35.2.29 S61.3.27 26-01ASU-7012TV-3504 H5.9.27 33-07 25-08 33-09 113 DDK 37 やまぐも 2,050 三井玉野 S41.1.29 H3.6.20 25-05 TV-3506 H7.8.1 29-07 114 DDK 38 まきぐも 2,050 浦賀重工 S41.3.19 H3.6.20 25-04 TV-3507 H7.8.1 29-05 115 DDK 39 あさぐも 2,050 舞鶴重工 S42.8.29 H5.10.18 26-02 ASU-7018 H10.3.24 30-07 119 DDK 44 あおくも 2,150 住重浦賀 S47.11.25 H11.3.18 26-04 TV-3512 H15.6.13 30-07 120 DDK 46 あきぐも 2,150 住重浦賀 S49.7.24 H12.6.13 25-11 TV-3514 H17.2.16 30-07 121 DDK 49 ゆうぐも 2,150 住重浦賀 S53.3.24 H17.6.17 27-03 ― ― ― 26-01 30-02 164 DDA 38 たかつき 3,250 石川島播磨 S42.3.15 H14.8.16 35-06 ― ― ― 165 DDA 39 きくづき 3,050 三菱長崎 S43.3.27 H15.11.6 35-08 ― ― ― 166 DDA 40 もちづき 3,100 石川島播磨 S44.3.25 H7.4.1 26-01 ASU-7019 H11.3.19 29-12 167 DDA 41 ながつき 3,100 三菱長崎 S45.2.12 H8.4.1 26-02 ― ― ― 30-10 29-12 116 DDK 40 みねぐも 2,100 三井玉野 S43.8.31 H7.8.1 26-11 TV-3509 H11.3.18 30-07 117 DDK 41 なつぐも 2,100 浦賀重工 S44.4.25 H7.8.1 26-04 TV-3510 H11.3.18 29-11 118 DDK 42 むらくも 2,150 舞鶴重工 S45.8.21 H10.3.16 27-07 TV-3511 H12.6.13 29-10 26-11 30-01 122 DD 52 はつゆき 2,950 住重浦賀 S57.3.23 H22.6.25 28-04 ― ― ― 123 DD 53 しらゆき 2,950 日立舞鶴 S58.2.8 H23.3.16 28-02 TV3517 H28.4.27 33-03 124 DD 54 みねゆき 2,950 三菱長崎 S59.1.26 H25.3.7 29-02 ― ― ― 125 DD 54 さわゆき 2,950 石川島播磨 S59.2.15 H25.4.1 29-02 ― ― ― 126 DD 54 はまゆき 2,950 三井玉野 S58.11.18 H24.3.14 28-04 ― ― ― 127 DD 55 いそゆき 2,950 石川島播磨 S60.1.23 H26.3.13 29-02 ― ― ― 128 DD 55 はるゆき 2,950 住重浦賀 S60.3.14 H26.3.13 28-12 ― ― ― 129 DD 56 やまゆき 3,050 日立舞鶴 S60.12.3 H28.4.27 30-05 TV3519 ― ― 130 DD 56 まつゆき 3,050 石川島播磨 S61.3.19 ― ― ― ― ― 131 DD 57 せとゆき 3,050 三井玉野 S61.12.11 H24.3.14 25-04 TV3518 ― ― 132 DD 57 あさゆき 3,050 住重浦賀 S62.2.20 ― ― ― ― ― 133 DD 57 しまゆき 3,050 三菱長崎 S62.2.17 H11.3.18 12-01 TV3513 ― ― 26-11 33-03 151 DD 58 あさぎり 3,500 石川島播磨 S63.3.17 ― ― TV3516DD-151 ― ― 152 DD 59 やまぎり 3,500 三井玉野 H1.1.25 ― ― TV3515DD-152 ― ― 153 DD 59 ゆうぎり 3,500 住重浦賀 H1.2.28 ― ― ― ― 154 DD 59 あまぎり 3,500 石川島播磨 H1.3.17 ― ― ― ― 155 DD 60 はまぎり 3,550 日立舞鶴 H2.1.31 ― ― ― ― 156 DD 60 せとぎり 3,550 住重浦賀 H2.2.14 ― ― ― ― 157 DD 60 さわぎり 3,550 三菱長崎 H2.3.6 ― ― ― ― 158 DD 61 うみぎり 3,550 石川島播磨 H3.3.12 ― ― ― ― 合計就役 期間(年月) 就役期間平均値 合計就役期間平均値 就役期間平均値 合計就役期間平均値 就役期間平均値 合計就役期間平均値 就役期間平均値 合計就役期間平均値 就役期間平均値 合計就役期間平均値

海上自衛隊艦艇の就役年数

機動艦艇(護衛艦)

就役期間平均値 合計就役期間平均値 就役期間平均値 合計就役期間平均値 就役期間平均値 合計就役期間平均値 艦番 号 記号 計画 年度 艦 名 排水量 (トン数) 建造所 就 役 年月日 退役年月 就役 年月 種別変更/除籍年月日 19

(20)

163 DDG 35 あまつかぜ 3,050 三菱長崎 S40.2.15 H7.11.29 30-10 ― ― ― 30-10 168 DDG 46 たちかぜ 3,850 三菱長崎 S51.3.26 H19.1.15 30-10 ― ― ― 169 DDG 48 あさかぜ 3,850 三菱長崎 S54.3.27 H20.3.12 28-12 ― ― ― 170 DDG 53 さわかぜ 3,950 三菱長崎 S58.3.30 H22.6.25 27-03 ― ― ― 28-12 171 DDG 56 はたかぜ 4,600 三菱長崎 S61.3.27 ― ― ― ― ― 172 DDG 58 しまかぜ 4,650 三菱長崎 S63.3.23 ― ― ― ― ― 173 DDG 63 こんごう 7,250 三菱長崎 H5.3.25 ― ― ― ― ― 174 DDG 2 きりしま 7,250 三菱長崎 H7.3.16 ― ― ― ― ― 175 DDG 3 みょうこう 7,250 三菱長崎 H8.3.14 ― ― ― ― ― 176 DDG 5 ちょうかい 7,250 石播(東京) H10.3.20 ― ― ― ― ― 177 DDG 14 あたご 7,750 三菱長崎 H19.3.15 ― ― ― ― ― 178 DDG 15 あしがら 7,750 三菱長崎 H20.3.13 ― ― ― ― ― 179 DDG 27 27DDG 8,200 JMU磯子 H32.3.14 ― ― ― ― ― 180 DDG 28 28DDG 8,200 JMU磯子 H33.3.15 ― ― ― ― ― 141 DDH 43 はるな 4,700 三菱長崎 S48.2.22 H21.3.8 36-01 ― ― ― 142 DDH 45 ひえい 4,700 石川島播磨 S49.11.27 H23.3.16 36-04 ― ― ― 36-03 143 DDH 50 しらね 5,200 石川島播磨 S55.3.17 H27.3.25 35-01 ― ― ― 144 DDH 51 くらま 5,200 石川島播磨 S56.3.27 ― ― ― ― ― 35-01 145 DDH 16 ひゅうが 13,950 MU横浜 H21.3.18 ― ― ― ― ― 146 DDH 18 いせ 13,500 MU横浜 H23.3.16 ― ― ― ― ― 147 DDH 22 いずも 19,500 JMU横浜 H27.3.25 ― ― ― ― ― 148 DDH 24 かが 19,501 JMU横浜 (2017/3/26) ― ― ― ― ― 101 DD 3 むらさめ 4,550 石播東京 H8.3.12 ― ― ― ― ― 102 DD 4 はるさめ 4,550 三井玉野 H9.3.24 ― ― ― ― ― 103 DD 6 ゆうだち 4,550 住重浦賀 H11.3.4 ― ― ― ― ― 104 DD 6 きりさめ 4,550 三菱長崎 H11.3.18 ― ― ― ― ― 105 DD 7 いなづま 4,550 三菱長崎 H12.3.15 ― ― ― ― ― 106 DD 7 さみだれ 4,550 石播東京 H12.3.21 ― ― ― ― ― 107 DD 8 いかづち 4,550 日立舞鶴 H13.3.14 ― ― ― ― ― 108 DD 9 あけぼの 4,550 MU(石播) H14.3.19 ― ― ― ― ― 109 DD 9 ありあけ 4,550 三菱長崎 H14.3.6 ― ― ― ― ― 110 DD 10 たかなみ 4,650 MU(浦賀) H15.3.12 ― ― ― ― ― 111 DD 10 おおなみ 4,650 三菱長崎 H15.3.13 ― ― ― ― ― 112 DD 11 まきなみ 4,650 MU(横浜) H16.3.18 ― ― ― ― ― 113 DD 12 さざなみ 4,650 三菱長崎 H17.2.16 ― ― ― ― ― 114 DD 13 すずなみ 4,650 MU(横浜) H18.2.16 ― ― ― ― ― 115 DD 19 あきづき 5,050 三菱長崎 H24.3.14 ― ― ― ― ― 116 DD 20 てるづき 5,000 三菱長崎 H25.3.7 ― ― ― ― ― 117 DD 21 すずつき 5,050 三菱長崎 H26.3.12 ― ― ― ― ― 118 DD 21 ふゆづき 5,050 三井玉野 H26.3.13 ― ― ― ― ― 119 DD 25 25DD 5,000 三菱長崎 H30.3.31 ― ― ― ― ― 120 DD 26 26DD 5,000 三菱長崎 H31.3.31 ― ― ― ― ― 201 DE 28 あけぼの 1,060 石川島重工 S31.3.20 S51.3.31 20-01 YAS-29 S56.3.31 25-01 20-01 25-01 202 DE 28 いかづち 1,070 川重神戸 S31.5.29 S51.3.31 19-11 YAS-30 S58.3.30 26-10 203 DE 28 いなづま 1,070 三井玉野 S31.3.5 S52.3.15 21-01 YAS-31 S58.3.30 27-01 20-06 26-12 就役期間平均値 合計就役期間平均値 就役期間平均値 就役期間平均値 就役期間平均値 就役期間平均値 就役期間平均値 合計就役期間平均値 20

参照

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