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1分子蛍光イメージングを用いたプリオン蛋白オリゴ マーの検出

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Academic year: 2021

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九州大学学術情報リポジトリ

Kyushu University Institutional Repository

1分子蛍光イメージングを用いたプリオン蛋白オリゴ マーの検出

柴野, 智子

九州大学大学院医学系学府機能制御医学専攻神経病理学分野

https://doi.org/10.15017/24490

出版情報:Kyushu University, 2012, 博士(医学), 課程博士 バージョン:

権利関係:

(2)

氏 名: 柴野 智子

論文題名:Detection of prion protein oligomers by single molecule fluorescence imaging

(1分子蛍光イメージングを用いたプリオン蛋白オリゴマーの検出 )

区 分:甲

論 文 内 容 の 要 旨

プリオン蛋白(PrP)の重合度はプリオン病の病態形成機序と密接な関連がある。我々はプリ オン感染細胞溶解液中のPrPの重合状態を、全反射蛍光顕微鏡(TIRFM)を用いて分子レベル で調べた。未精製の細胞溶解液を分子サイズに準じてゲルろ過スピンカラムで分画した。

オリゴマーが多く含まれる分画とモノマーが多く含まれる分画の両方について fluorescein 標識抗PrP抗体(mAb SAF70およびmAb 8G8)と反応させた。様々な輝度の蛍光輝点が検出 され、明るい輝点は異常型PrPでは特異的epitopeが埋没していると考えられているmAb 8G8 よりも、mAb SAF70を用いてオリゴマー分画を反応させた条件で多く見られた。この結果 はPrPオリゴマーが適切に検出され異常型PrP分子の構造変化を観察できたことを示唆して いる。TIRFMによるイメージングは病態形成過程におけるPrPオリゴマーの重合状態と特 性の決定に役立つと思われる。

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