≪2017 年 1 月号
(542 号)≫
目 次 報 告 ・常任司教委員会 ……… 1 ・社会司教委員会 ……… 2 ・教会行政法制委員会 ……… 3 ・新福音化委員会 ……… 4 ・典礼委員会 ……… 4 ・諸宗教部門 ……… 5 ・カリタスジャパン ……… 6 ・正義と平和協議会 ……… 8 ・子どもと女性の権利擁護のためのデスク ……… 9 ・HIV/AIDS デスク ……… 11 ・中央協議会事務局(総務)……… 12 公文書 ……… 12常任司教委員会
■11 月定例常任司教委員会 日 時 2016 年 11 月 11 日(金)10:00-15:00 場 所 日本カトリック会館 会議室 2 出席者 委 員 7 人 事務局 7 人報 告 1. 教皇の枢機卿親任について 教皇フランシスコは、10 月 9 日(日)正午に行った「お告げの祈り」において、新たに枢機卿に親任する 17 人の新枢機卿を発表した。新枢機卿は 11 月 19 日のバチカンでの枢機卿会議で枢機卿団に迎え入れら れ、翌 20 日の「王であるキリスト」の祭日に教皇が主司式する特別聖年の閉幕ミサに参加する。 2. ユスト高山右近列福式招待者について 2017 年 2 月 7 日に開催するユスト高山右近列福式の招待者に関して、列聖推進委員会の大塚喜直司教か ら報告が行われた。招待者は約 200 人、参加者は 1 万人収容会場に対し、10 月末現在で 9 千人の申し込 み状況となった。 3. 中央協議会口座の東日本大震災復興義援金残高について 10 月 31 日現在の中央協議会口座の東日本大震災関連・義援金残高報告が行われた。義援金総額は 73,542,948 円、支出合計は、63,683,258 円、残高は 9,859,690 円となった。 審 議 1. 2016 年度臨時司教総会取り扱い事項について 2016 年 12 月 14 日-15 日に開催される臨時司教総会で取り扱う報告・審議事項を確認した。 2. 司教団メッセージ「原子力発電の撤廃を」確定と今後の普及について 本常任司教委員会に提出された「原子力発電の撤廃を」を司教団メッセージとして確定し、11 月 11 日 付で発表することを確認した。また、同メッセージを諸外国に普及するための対応案作成を社会司教委 員会に依頼した。 3. 日本福音ルーテル教会・日本カトリック司教協議会共催 宗教改革 500 年共同記念行事について 本常任司教委員会に提出された「日本福音ルーテル教会・日本カトリック司教協議会 宗教改革 500 年共 同記念行事」(案)を承認した。なお、同記念行事の合同礼拝とシンポジウムは 2017 年 11 月 23 日(木・ 祝)に長崎の浦上天主堂にて開催する。 4. 2017 年度「司教の集い」開催について 2017 年度「司教の集い」を 2 月定例司教総会中に開催することとし、本常任司教委員会で出された意見 をもとに準備を進める。 5. カトリック中央協議会「衛生管理規程」改定について 法人事務部より提出された(宗)カトリック中央協議会「衛生管理規程」(改定案)を承認した。 6. カトリック新聞将来ヴィジョン策定チーム(仮称)設置に関する件 インターネットの普及に伴い、今後、マスメディアを活用した宣教戦略をどう構築すればよいかを根本 的に見直す段階にきていることから、カトリック新聞将来ヴィジョン策定チーム(仮称)の発足を承認 した。 7. 「性虐待被害者のための祈りと償いの日」設定にあたっての司教団メッセージ(案)について 教皇フランシスコの意向に合わせて、日本の教会として四旬節第二金曜日を「性虐待被害者のための祈 りと償いの日」とする司教団メッセージ(案)について検討し、本常任司教委員会で出された意見を加 味して修正し、次回常任司教委員会で確認の上、12 月の臨時司教総会に諮る。
社会司教委員会
■第 85 回社会司教委員会司教秘書合同会議 日 時 2016 年 11 月 10 日(木)15:00-18:00 場 所 日本カトリック会館 マレラホール 出席者 16 人報 告 1. 日本カトリック社会司教委員会について 2. 2017 年度中期事業計画・予算(案)について 3. 『回勅ラウダート・シ』『今こそ原発の廃止を』出版記念シンポジウムについて 4. 『DOCAT』(青年向けの社会教説)翻訳にかかわる青年体験学習企画について 5. 各委員会・デスクの活動について 審 議 1. 改憲の動きに対する日本のカトリック教会の対応について 社会司教委員会委員長の浜口末男司教は、憲法が保障している人権・自由・平等などの価値を守るため に、日本の司教団としての具体的な対応について検討するよう常任司教委員会委員長の髙見三明大司教 に依頼した。これを受けて、常任司教委員会は社会司教委員会に具体的な対応案を依頼した。正義と平 和協議会担当司教の勝谷太治司教から、改憲の動きに迅速に対応するための体制作りについての提案が 出され、意見交換を行った。その結果、正義と平和協議会の中に「改憲の動き」に対応する部会を設置 するという方向性となり、正義と平和協議会の中で話がまとまり次第、社会司教委員会が常任司教委員 会に提案することになった。 2. 司教団メッセージ『原子力発電の撤廃を-福島原子力発電所事故から 5 年半後の日本カトリック教会 からの提言-』について 日韓司教交流会(11 月 15 日-17 日)において、韓国司教団にメッセージを紹介することが決まってい る。今後、多言語に翻訳するほか、外国人記者に向けて記者会見を開くなどの提案があった。 3. 2017 年度の計画について ・社会司教委員会秘書合同会議 2 月 20 日(月)、9 月 7 日(木)、11 月 2 日(木) ・司教のための社会問題研修会 12 月 15 日(金)-16 日(土)(予定)、テーマは未定。 その他の計画は次回委員会で検討する。
教会行政法制委員会
■2016 年度第 4 回会議 日 時 2 0 16 年 11 月 10 日(木)12:30-16:00 場 所 日本カトリック会館 会議室 6 出席者 6 人 審 議 1. 『カトリック新教会法典』日本語訳の見直しについて 『カトリック新教会法典』の日本語訳の見直し作業を行った。前回会合に引き続き、日本語訳が確定し ていない用語について、当委員会として推薦する日本語訳および修正点を検討した。2. 教皇庁教理省指針“Ad resurgendum cum Christo” について
教皇庁教理省より、2016 年 10 月 25 日付で公布された“Ad resurgendum cum Christo”について、当委 員会として検討すべきことがあるか確認した。
新福音化委員会
■2016 年度第 4 回会議 日 時 2016 年 11 月 12 日(土)13:00-15:00 場 所 日本カトリック会館 会議室 4 出席者 6 人 欠席者 1 人 審 議 2017 年記念の集いについて 前回会合に引き続き、第 1 回福音宣教推進全国会議(NICE-1)開催から 30 年という節目である 2017 年に、日本の福音宣教における課題や体験を分かち合う集いを開催する件について、テーマや参加者の 検討を行った。 次回日程 2017 年 1 月 13 日(金)14:00-16:00 日本カトリック会館典礼委員会
■典礼音楽担当部門 日 時 2016 年 10 月 4 日(火)15:00-6 日(木)12:00 場 所 純心聖母会 八王子修道院(東京・八王子市) 出席者 6 人 審 議 1. 現在の歌唱ミサで使用できるよう、当部門で試作したニケア・コンスタンチノープル信条と使徒信条 の旋律に修正を加えた。 2. 「教会の祈り」の賛歌(hymnus)のうち、待降節と降誕節の賛歌の伴奏の試作を検討した。 ■定例会議 日 時 2016 年 11 月 7 日(月)1 0 :3 0 -1 4 : 45 場 所 日本カトリック会館 会議室 3 出席者 7 人 欠席者 3 人 報 告 1. 『典礼音楽に関する指針』発布 50 周年にあたっての国際会議について 教皇庁文化評議会より、2017 年が『典礼音楽に関する指針』が発布されて 50 周年にあたることから、3 月 2 日-4 日にローマで国際会議を開催するとの案内が届いた。日本からの参加者については、司教協 議会会長や常任司教委員会などと検討する。 2. 教皇庁典礼秘跡省の枢機卿ならびに司教委員の任命について 教皇フランシスコが典礼秘跡省の新しい委員として 27 人の司教・枢機卿を任命したことが 10 月 28 日に 発表された。アジアではインド、パキスタン、韓国などからも選ばれている。審 議 1. 聖歌の認可手続きについて これまで、新たに作曲された聖歌の正式な認可の手続きについて、司教協議会や当委員会で十分な検討 が行われてこなかった。将来の『ミサ典礼書』の改訂を踏まえ、聖歌全般における認可の基準や方針に ついての指針を準備することになった。また、各教会、学校などで作成するパンフレットやミサの式次 第などに著作権登録された楽曲を掲載する際に必要な情報を周知していくことも合意した。 2. 信条の旋律について 典礼音楽担当部門より提出されたニケア・コンスタンチノープル信条と使徒信条の新しい旋律について 意見交換を行った。最終案を 12 月の臨時司教総会に提案する予定。 次回定例会議 2017 年 1 月 16 日(月)13:30-17:00 カトリック横浜司教館(神奈川・横浜市) ■典礼音楽担当部門 日 時 2016 年 11 月 15 日(火)15:00-16 日(水)12:00 場 所 純心聖母会 八王子修道院(東京・八王子市) 出席者 6 人 審 議 当部門で試作したニケア・コンスタンチノープル信条と使徒信条の旋律の最終確認と、12 月の臨時 司教総会に提出するための準備を行った。
諸宗教部門
■2016 年度第 3 回会議 日 時 2016 年 11 月 10 日(木)1 8 :0 0 - 2 0: 1 5 場 所 日本カトリック会館 会議室 4 出席者 10 人 欠席者 6 人 審 議 1. シンポジウム「いつくしみとあわれみ(慈悲)-諸宗教における日本人の心-」記録冊子発行について 9 月 10 日に開催されたシンポジウム「いつくしみとあわれみ(慈悲)-諸宗教における日本人の心-」の 記録を発行するにあたり、具体的な検討を行った。例年の発行部数にかんがみ、4千部の発行を予定し ている。 2. 2017 年度活動計画について 2017 年度も年 4 回の定例会議に加え、例年同様、当部門主催によるシンポジウムを開催する。シンポジ ウムの詳細については、次回以降具体的に検討する。 3. 教皇庁諸宗教対話評議会次官ミゲル・アンヘル・アユソ・ギクソット司教来日について ミゲル・アンヘル・アユソ・ギクソット司教が、日本の諸宗教代表者との対話のため 2017 年に来日する ことを希望しているとの情報が寄せられた。具体的なスケジュールについては今後検討する。 次回日程 第 4 回会議 2017 年 2 月 1 日(水)18:00- 20:00 日本カトリック会館カリタスジャパン
■第 3 回事務局会議 日 時 2 0 1 6 年 9 月 2 日(金)9:30-15:00 場 所 日本カトリック会館 会議室4 出席者 7人 報 告 7月から9月までの事務局の活動、募金について 審 議 1. 2016年10月-2017年3月のカリタスジャパン部署目標について 新人事評価制度のためのカリタスジャパン部署目標は、以下の3点となった。 ・援助活動・啓発活動の推進 ・募金者・協力者との関係強化 ・カリタスジャパンの戦略計画と3カ年計画の作成 2. 国際カリタスシリアキャンペーンへの対応について カリタスジャパンウェブサイトにシリアキャンペーン用のページを作り、周知する。 3. 戦略計画ワークショップについて 12月に実施する戦略計画ワークショップのメンバーは、司教、秘書、カリタスジャパン委員会委員(教 区担当者2人を含む)、部会委員1人、教区カリタス、募金者などから選出する。 4. ワークショップ 午後1時から3時まで、事務局会議メンバーで戦略計画立案ワークショップを実施した。 次回日程 2 0 1 6 年 11月2日(水)1 4 : 0 0 - 1 7 : 0 0 日本カトリック会館 ■カリタスジャパン定例全国教区担当者会議 日 時 2 0 16 年 1 0月 2 5 日(火)9 : 00 -2 6日(水)1 2 :0 0 場 所 日本カトリック会館 マレラホール 出席者 19人 10月25日 議題1 震災報告 熊本地震の進捗状況が当該教区(福岡教区、大分教区)の教区担当者から行われた。また事務局より、 熊本地震ならびに東日本大震災の活動報告がなされた。 議題2 障がい者施設における殺傷事件について 2016年7月26日に起きた相模原障がい者施設殺傷事件について、意見交換を行った。とくにインクルージ ョン(包摂)実現(誰もが排除されない社会の実現)への課題を共有した。 現地学習 テーマ「子どもの貧困」 午後1時より、サレジアンユースセンター(東京・調布市)にて子ども支援を行っている団体Kiitosを視 察した。 10月26日 議題3 事務局報告その他次年度四旬節黙想会の予定を確認した。また、次回定例全国教区担当者会議は、2017年10月24日(火)9:00 -25日(水)12:00に、福岡教区(大名町教会)で実施することを決定した。 合同ワークショップ 午前10時半より、カリタスジャパン教区担当者・委員合同ワークショップを開催した。 ■第 3 回啓発部会会議 日 時 2 0 1 6 年 1 0 月 2 6 日 (水)15:30-17:00 場 所 日本カトリック会館 マレラホール 出席者 13人 審 議 新しいメンバーになり、午前中に行われたワークショップについての感想、それぞれの現場での課題、ま た啓発部会に現場での課題をどのように生かしていけるかを話し合った。 次回日程 2 0 1 6 年 12月20日(火)10:00- 14:00 日本カトリック会館 ■第 3 回援助部会会議 日 時 2 0 1 6 年 1 0 月 2 7 日 (木)9:00-14:20 場 所 日本カトリック会館 会議室3 出席者 11人 報 告 1. 新委員委嘱 2. 前回議事録を承認した。 3. 海外会議、海外視察について (1)カリタス東アジア地域会議(9 月 20 日- 21 日) カリタスアジアの戦略計画ワークショップを行った。 (2)アフリカ視察(9 月 17 日- 29 日) ウガンダの持続的農業支援の中間視察を実施した。女性の地位向上や小教区の能力向上などの成果が 見られた。 4. 国内災害対応 (1)東日本大震災 原町ベースで緊急救援・復興支援の参加型評価を実施した。 (2)熊本地震 カリタス福岡・熊本支援センターは、9月末日を以て閉鎖(ボランティア受付終了)。仮設住宅避難者 支援は継続する。 5. その他 (1)2016年度援助実績報告 (2)日本災害エキュメニカルタスクフォース(JETS)について キリスト教系の災害支援組織のネットワークの構築を目指す。これまで立ち上げのための会合に参加 したが、今後もかかわっていく。 審 議 1. 以下の海外会議・視察を承認した。
(1)ネパール地震視察(11月24日-28日) (2)スリランカ視察(11月末-12月初め) (3)ミャンマーパートナー会議・合同視察(2017年2月8日-18日) 2. 若者技術訓練支援(カンボジア)第三者評価費用(1,770 USドル)を援助承認した。 3. インド年間一括援助について先方より年額増額、対象地域追加の依頼があった。 増額には応じない。対象地域追加は承認。 4. 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)から提案された、熊本県の仮設住宅入居者など への家電などの提供について、支援の方向性を承認した。 5. 東日本大震災復興支援活動資金に関する復興支援室からの要請について 当該教会管区と話し合うこととする。 6. 将来起こりうる大規模災害への緊急対応体制構築案が承認された。 7. 援助審査6件(国内5件、海外1件)を審査、承認した。 (1)沖縄南城依存症ケアセンター「新デイケア開設に伴うエアコン設置工事」2,486,800円 (2)鳥取ダルク「施設内外装修繕工事」2,176,450円 (3)和歌山ダルク「依存症者の女性と母子支援(治療支援付きシェルター)」1,020,000円 (4)障がい者自立センターかまいし「子ども支援のための施設改修」3,780,000 円 (5)障害者がともに暮らせる地域創生館「熊本地震被災障害者復興支援」8,626,160円 (6)ネパール「洪水・地滑り災害復興支援」10,000ユーロ 8. 国際カリタス緊急支援要請(Emergency Appeal/EA) 以下4件の支援を決定した。 (1)チャド「ナイジェリア危機(ボコ・ハラム)による避難民支援(EA21/16)」10,000ユーロ (2)バングラデシュ「洪水災害緊急支援(EA22/16)」20,000 USドル (3)南スーダン「6月-7月紛争後の緊急支援(EA23/16)」20,000 USドル (4)カメルーン「ボコ・ハラム被害者のレジリエンス強化支援(EA24/16)」10,000ユーロ 次回日程 2 0 1 6 年 1 2 月 2 0 日 (火)14:00-18:00
正義と平和協議会
■事務局会議 日 時 2016 年 10 月 26 日(水)10:00-16:00 場 所 日本カトリック会館 会議室 3 出席者 8 人 報 告 1. 「沖縄を知り、祈り、行動するキャンペーン」 伊佐育子さんスピーキングツアー「東村、高江は今」のスケジュール、内容、経費の確認 2. 平和のための脱核部会 青森集会 3. 平和のための脱核部会 日韓脱核巡礼と懇談会 4. 部会から 審 議 1. 2017 年度全国会議の内容を検討した。 2017 年 2 月 24 日から 26 日に全国会議を行う。会議の目的、プログラム検討のために木元範子委員、原 慶子委員に参加を求め意見交換を行った。会議参加の案内の仕方も工夫する。2
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改憲の動きに対する日本のカトリック教会の対応について 10 月 7 日の臨時司教委員会で審議した結果、社会司教委員会に一任することになり、11 月の社会司教委 員会で対応を審議する。正義と平和協議会でどのような対応ができるかを検討した。 3. 改憲についての勉強会の開催 以前行った地上の平和学校として、2017 年 1 月に勉強会を開催する。 ■「沖縄を知り、祈り、行動するキャンペーン」 伊佐育子さんスピーキングツアー「東村、高江は今」 日 時 2016 年 10 月 28 日(金)-10 月 31 日(月) 場 所 東京都清瀬市・練馬区・千代田区、宮城県仙台市 内 容 沖縄東村高江の米軍ヘリパッド新設工事をめぐる現状について、現地住民の声に耳を傾けるため、カトリ ック那覇教区信徒伊佐育子さん(専門委員)のスピーキングツアーを企画した。 日 程 10月28日(金) 東星学園高等学校(東京・清瀬市)、カトリック徳田教会(東京教区)ピース9の会で講演 10月29日(土) 平和といのち・イグナチオ9条の会 8周年記念集会(カトリック麹町教会)で講演 東京教区正義と平和委員会主催集会で講演 映画「高江-森が泣いている」上映(幼きイエス会ニコラ・バレ修道院) 10月30日(日) トークと映画鑑賞の集いin 仙台で講演 映画「高江-森が泣いている」上映(カトリック元寺小路教会) 10月31日(月) 日本基督教団東北教区宣教委員会主催集会(東北教区センター エマオ、宮城・仙台市)で講 演子どもと女性の権利擁護のためのデスク
■事務局会議 日 時 2016 年 9 月 1 日(木)15:00-17:30 場 所 日本カトリック会館 会議室 6 出席者 5 人 報 告 1. イグナシオ師から松浦司教に秘書の任命および委員の委嘱を依頼した。 2. 仙台教区サポートセンターから講師紹介の依頼がデスクに入ったため紹介した。 3. 「性虐待被害者のための祈りと償いの日」の司教団としての対応を次回の定例会議で検討する。 4. 今後の会議日程について 審 議 1. デスク規約(案)について デスク規約(案)の目的、役割、活動について意見交換を行った。 2. 事務局体制の見直しについて 人事評価制度導入に伴う事務局体制の見直しを行い、出前研修などの講師として事務局側から喜代永を派遣する。 3. 事例報告書の作成について 事例報告書を事務局で作成する。 4. 2016 年度出前研修の費用負担について 講師の交通費および宿泊費は社会司教委員会が負担し、講師料が 3 万円を超えた場合は当該教区が負担 することを申し合わせた。 5. 2016 年度事務局会議について 事務局会議の日程は、9 月 12 日、10 月 3 日、11 月 11 日、12 月 6 日に決定した。 ■第 39 回定例会議 日 時 2016 年 10 月 3 日(月)14:00-17:00 場 所 日本カトリック会館 会議室 3 出席者 12 人 報 告 1. 自己紹介 2. 子どもと女性の権利擁護のためのデスクの設立経緯と役割 審 議 1. 2016 年度「全国教区担当者の集い」後の感想 ・全国の教区担当者が一堂に会したことがお互いに励みとなった。 ・カトリック新聞の掲載記事を読んだ人からカトリック教会の取り組みに対して驚きの声が上がった。 ・時間的に短すぎたとの感想も聞かれた。 2. 「性虐待被害者の祈りと償いの日」設定について 常任司教委員会が当デスクに検討を依頼した件について意見交換を行った。今回出された意見を踏まえ て、当デスクとしての提案を常任司教委員会に提出する。 3. 『聖職者による児童への性虐待に対応するためのガイドライン』について 2012 年 5 月 27 日に教皇庁に提出した日本カトリック司教協議会のガイドラインの修正を求める書簡が 届き、指摘された箇所を修正し常任司教委員会に提出する。 4. 2017 年度事業計画と予算(案)について 定例会議、事務局会議、対応会議、出前研修、フォローアップセミナー、全国研修会、マニュアル改訂 作業などの事業計画に基づき、事務局で予算案を作成する。 ■事務局会議 日 時 2016 年 10 月 3 日(月)17:00-18:30 場 所 日本カトリック会館 会議室 4 出席者 5 人 報 告 2016 年度下半期スケジュールについて 審 議 1. 2017 年事業計画と予算案策定について 2. 「全国教区担当者の集い」後の各教区の報告と課題について
教区担当者に「全国教区担当者の集い」後の教区の進捗状況、課題、デスクへの要望、今後の集いの形 式や内容についての希望や意見などのアンケート調査を行う。アンケートの結果を基に次回デスク会議 で検討する。 3. デスクの課題について ①3 年間のスケジュール表を作成する。 ②デスク委員のバランスを考える。 ③事例報告の翻訳は委員会で行う。 ■事務局会議 日 時 2016 年 11 月 11 日(金)15:00-17:00 場 所 日本カトリック会館 会議室 4 出席者 5 人 報 告 1. 教区担当者からのアンケート回収状況 2. 『聖職者による子どもへの性虐待に対応するためのガイドライン』(修正案) 3. 『日本カトリック司教団 性虐待被害者のための祈りと償いの日』メッセージ(案) 審 議 1. デスク規約(案)について 2. 事例報告書について 事例報告書の評価のポイントは評価項目に沿って行い、仕組みを改善するためにデータとして蓄積する。 3. マニュアル改訂版について 問題解決の主体である教区が対応できるように、次回デスク会議で審議する。
HIV/AIDS デスク
■第 4 回 HIV/AIDS デスク会議 日 時 2 0 16 年 1 1月 1 0 日 (木)10:00-12:00 場 所 日本カトリック会館 会議室2 出席者 8人 報 告 1. 性と人権キリスト教全国連絡会議(9 月 18 日-19 日) 神戸市須磨区で行われ、デスクの活動を報告した。 2. 文京区のレッドリボン展について 12 月 8 日にエイズデーの企画イベントが開催される。今年もデスクが招かれている。 3. 清泉女学院中学高等学校からの注文 今年もポスターとミニカードの注文があり届けた。具体的な取り組みについて聞いた。 4. AIDS文化フォーラムin京都(10 月 1 日-2 日) 展示会場に参加して、来場者と交流できた。 5. 小教区でのバザー参加 デスクのサポーターが京都や横浜の小教区バザーに参加して、啓発物を紹介している。6. アジア・カトリック医師会総会(11 月 11 日) 京都で開催される総会の展示会場に参加。HIV/AIDSのセッションで報告予定。 7. アジア・太平洋カトリックHIV/AIDS連合会議(11 月 13 日-18 日) フィリピンのマニラで開催される第 6 回連合会議にデスクから参加予定。 審 議 1. 大学での講義について デスク委員がかかわっている大学で、HIV/AIDSの実態と啓発紹介を行う。 2. シンポジウム実施計画と小冊子の発行 保健・養護・宗教科の先生たちを対象に開く。各教区修道女連盟にも案内する。「人権教育としての性教 育」、「カトリック学校はどこまで教えるか」などのテーマが考えられる。 その講演録を小冊子にまとめる。 3. ニュースレター発行 今後サポーターを増やしたりデスクの活動を広く伝える意味で、ニュースレターの発行が提案された。 次回日程 2017 年 1 月 13 日(金) 10:00-12:00 日本カトリック会館
中央協議会事務局
■総務 1 月会議予定 12 日(木) 常任司教委員会 日本カトリック会館 12 日(木) 部落差別人権委員会事務局会議 〃 12 日(木) カリタスジャパン事務局会議 〃 16 日(月) 子どもと女性の権利擁護のためのデスク会議 〃 16 日(月) 子どもと女性の権利擁護のためのデスク対応会議 〃 16 日(月) 典礼委員会定例会議 カトリック横浜司教館 23 日(月) カリタスジャパン援助審査会 日本カトリック会館 25 日(水) 正義と平和協議会定例委員会 〃 31 日(火) カリタスジャパン援助部会 〃<会報 2017 年 1 月号 公文書>
司教団メッセージ「原子力発電の撤廃を」
日本カトリック司教団メッセージ地球という共通の家に暮らすすべての人へ 原子力発電の撤廃を -福島原子力発電所事故から5年半後の日本カトリック教会からの提言- はじめに 2011 年 3 月 11 日の東日本大震災と巨大津波によって発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故から 8 か月後の 2011 年 11 月 8 日、宮城県仙台市において日本カトリック司教団は、カトリック教会の立場から原 子力発電の危険と廃止を訴えるため、司教団メッセージ「いますぐ原発の廃止を ~福島第一原子力発電所事 故という悲劇的な災害を前にして」を日本に住むすべての人に向けて発表しました。福島の事故の甚大な被 害を目の当たりにし、地震が多発し、大規模な津波被害の可能性もある日本においては、すべての原子力発 電所をすぐにも廃止すべきだと判断したからです。 被災した住民のかたがたは、今も経済的・社会的・精神的な苦境に立たされています。事故の収束の見通 しも立っていません。そして、従来から指摘されているとおり、放射性廃棄物の根本的な処理方法は、いま だ確立されていません。にもかかわらず日本政府は、震災後稼働が停止していた 48 基の原子炉を、安全が確 認されたとするものから再稼働し始めています。さらには、中断していた新原子力発電所建設計画の再開へ と動き始め、原発輸出に向けた動きも加速しています。 一国の司教団が、世界に向けてメッセージを発するのはきわめて異例のことかもしれません。しかし、福 島原発事故から5年半が経過し、日本がこのような事態に陥ってしまった中で日本司教団は、原子力発電の 危険を世界のすべての人に知らせ、その撤廃を呼びかけるほかはないと考えるに至ったのです。 1. なぜ日本司教団は呼びかけるのか 日本は核エネルギーによってもたらされたさまざまな惨禍を経験してきた国です。1945 年、広島と長崎に おいて初めて実戦で用いられた原子爆弾は、市街地に投下され、数多くの非戦闘員市民をも無差別に殺傷し ました。生存者は、いまも放射線障害に苦しんでいます。 原爆投下からわずか9年後の 1954 年、ビキニ環礁で行われた米国の水爆実験によって、第五福竜丸をはじ めとする多くの日本漁船の乗組員が被曝しました。また、1999 年に起きた東海村 JCO 臨界事故では、国内で 初めて事故被曝による死者が出ました。そして 2011 年、福島原子力発電所事故が起こりました。 こうした経験をへた日本には、世界各地の核被害者と連帯し、唯一の戦争被爆国として率先して核兵器廃 絶を世界に訴え、あらゆる核問題の解決を世界に呼びかける特別な責任がある――、日本司教団はそう考え ています。 2. 5 年半をへて分かったことと学んだこと 日本司教団は 2011 年のメッセージにおいて、福島原子力発電所事故後の状況を憂慮して、わたしたちがな すべきことについて、以下のように述べました。 ・神の被造物であるすべてのいのちと自然を守り、子孫に、より安全で安心できる環境をわたす責任を果 たすために、人間の限界をわきまえる英知によって、科学技術を過信せず原子力発電の「安全神話」の
虚偽を見抜くこと。 ・エネルギー不足や CO₂(二酸化炭素)削減の課題については考えなくてはならないが、利益や効率を優 先する経済至上主義にではなく、何よりも人間の尊いいのち、美しい自然を守る立場に立つこと。 ・プルトニウムをはじめとする放射性廃棄物を多量に生みだし、その危険な廃棄物の保管責任といった負 の遺産を将来世代に負わせることを、倫理的な問題として捉えなおすこと。 ・原子力発電に代わるものとして期待される再生可能エネルギーとエネルギー消費の削減について研究し、 そこから福音の精神に基づく単純質素な生活様式を選び直し、「清貧」の生き方を新たに模索すること。 そして、わたしたち日本司教団は、先のメッセージを発表してから 5 年半の間、事故から何を学ぶべきか をさらに考え続け、以下についての認識も新たにしました。 ・地球上ではほとんど起こらない核分裂を人工的に起こして取り出す核エネルギーは、生命体を維持する エネルギーや、燃焼などによって取り出される通常のエネルギーなどに比べ、桁違いに強大であること。 ・核分裂によって生じた原子核は不安定であり、それを安定させる技術(放射性廃棄物処理技術)を人類 はいまだ獲得してはいないこと。 ・ひとたび原子力発電所で過酷事故が起これば、市民生活が根底から破壊されること。また放射能による 環境被害の影響は、国境も世代も超えて広がること。 また、原子力発電撤廃の前に立ちふさがる、大きな力の存在についても学びました。経済的発展こそが人 間を幸福にするのだと声高に繰り返し、世界をそうした偏重した方向へと押しやろうとする、魔力のような 見えないこの力こそ、原子力発電との決別の決意を打ち砕こうとしているのだと、深く知るに至りました。 3.原子力発電を推進する国家の姿勢 日本は、1955 年から国策として原子力発電を推進してきました。そして、福島の悲惨な事故を経験した後 も、その政策を変えてはいません。 事故後の 2011 年 9 月、当時の政府はそれまでの積極的な原子力推進からいったん政策を転換し、2030 年 代での原子力発電稼働ゼロという目標を掲げました。定期検査に入って停止した原子炉は再稼働されること なく、2012 年には国内すべての原子炉が停止し、「原子力発電ゼロ」の状態が続きました。この間、電力は 安定供給されていました。 しかし、政策は再度見直され、2014 年に政府は、原子力発電を「依存度を可能なかぎり低減する」としな がらも、「重要なベースロード電源」の一つと位置づけ、事故後作られた新しい規制基準に従って、再稼働へ と舵を切り直しました。 加えて政府は、もはや実現不可能と言わざるをえない核燃料サイクル計画を今なお推し進め、莫大な資金 を投じ続けています。原子力発電所や福島の除染現場で働く労働者の被曝問題に真摯に向き合うことを避け、 原発事故はあたかも克服されたかのように避難指示の解除を進め、原発の輸出も積極的に推進しています。 これらの政策の背後にあるのは、相変わらず巨大な力を握る、政官財が一体となった原子力発電推進勢力で す。経済的な発展ばかりを執拗に追い求めるこの力に抗して、原子力発電の撤廃へと社会の歩みを転換する ことは容易ではありません。 4.キリスト教信仰の視点から 折しも 2015 年 5 月、教皇フランシスコの回勅『ラウダート・シ――ともに暮らす家を大切に』が公布され ました。環境問題に関する最新の科学的研究成果を踏まえて教皇は、エコロジカルな倫理、将来世代への責 任倫理、環境的正義についての考察を行い、気候変動や水不足問題、生物多様性の喪失危機、エコロジカル
な債務など、現在の環境危機のさまざまの様相を見つめ、警鐘を鳴らしています。 原子力発電の撤廃については未だ慎重な姿勢ではあるものの、さまざまな環境被害の中に、核エネルギー 利用の影響を挙げています(回勅『ラウダート・シ』184)。また、核技術を含めた科学技術の発展が人類に 大きな権力を与えはしても、それを行使することができるのは知識と経済力を持つ一部の人たちに限られ、 彼らの支配力はますます強大化し、しかも、そうした権力が賢明に使用される保証はないと訴えてもいます (同 104)。 こうした状況を克服するため、人間は神の似姿として、共通善にかなった自然との正しいかかわりへと立 ち戻らなければならないと、わたしたちは考えます。人間は本来、自分自身との関係、他者との関係、大地 (自然環境)との関係、そして神との関係において調和があってこそ、平和で幸福に生きることができるの です。 教皇が『ラウダート・シ』の中で勧める「総合的なエコロジー」「エコロジカルな回心」は、2011 年の司 教団メッセージで述べた「清貧」にも通じるものです。 わたしたちは、消費生活を見直し、人間の尊厳を大切にし、神・社会・自然との関係を深める、新たな暮 らし方を考えていかなければなりません。神の被造物である自然環境を保全し、すべてのいのちを保護する 責任は、地球上のすべての人が連帯して担っていくべきことです。 環境危機に直面して現代を生きるわたしたちは、美しい宇宙を創造された三位一体の神との交わりを深め、 内面から被造物と和解し、ともに神の創造のわざにあずかり、その完成に尽力するよう招かれているのです。 5.国際的な連帯の呼びかけ 原子力発電の危険性は地球規模です。いったん事故が起これば、放射能汚染は国境を越えて広がります。 発電所はテロ攻撃の標的となりうる危険も抱えています。さらに原子力発電の技術は、ウラン採掘、ウラン 精製、使用済み燃料の再処理、廃棄物の処分などの諸段階において、グローバルなシステムの上に成り立っ ています。また、軍事的動機から開発され、軍事目的に転用される可能性を構造的にはらんでいるので、安 全保障の問題と切り離して考えることもできません。したがって、原子力発電の撤廃は、国際的な連帯がな ければ実現困難な課題なのです。 わたしたち日本司教団は、地球という共通の家に暮らすすべてのかたがたに、原子力発電の撤廃のため、 手をたずさえ、立ち上がり、連帯しましょうと呼びかけたいのです。そのためにも、まずは世界中のカトリ ック教会に向けて協力と連帯を求めます。それによって、宗教も民族も国家も超えた、地球規模の連帯の礎 を築きたいのです。 とくに各国の司教団には、原子力発電の危険性を理解し、その是非について福音的立場から議論してくだ さるよう求めます。すでに隣国である韓国の司教団は、福島原発事故から 2 年後の 2013 年に『核技術と教会 の教え−核発電についての韓国カトリック教会の省察』を発行し、原子力発電に反対する立場を明らかにして います。これに続いて、自国に原子力発電所がある、あるいは近隣国の原子力発電所から被害を受ける可能 性がある国の司教団は、日本の事故から学んで、起こりうる被害を想定し、積極的に発言してくださるよう 望みます。 おわりに イエス・キリストは、「互いに愛し合いなさい」(ヨハネ 13・34)と、すべての人に呼びかけています。こ の呼びかけは、人類共通の家である地球を将来にわたって守る責任と義務についても問いかけているのでは ないでしょうか。 原子力発電の是非についてはさまざまな立場がありますが、人類が核エネルギーを手にした結果もたらさ れた害悪を認め、原子力発電の是非を将来世代をも含めたすべての人間の尊厳を守るという一点から判断し
なければならないと、わたしたちは考えます。そして、すでに核エネルギーを利用している国々が選択すべ き道は、原子力発電の撤廃を決定し、再生可能エネルギーの利用拡大を推進していくことです。そのために、 低消費、エネルギー節約、環境負荷の軽減などの研究と実践を促進し、環境問題に取り組む人々との連帯を 深め、ネットワークを構築していく必要があります。 わたしたちは今一度立ち止まり、人類社会の目指すべき発展とは何か、真の豊かさとは何かを問い直さな ければなりません。それは、発展からの後退ではなく、新たな豊かさに向けての前進であるはずです。地球 家族であるわたしたち皆で手を取り合って、地球環境を保全する責任を自覚し、それぞれができることを行 いつつ、惜しむことなく協力していきましょう。 2016 年 11 月 11 日 日本カトリック司教団