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地域高齢者への健康行動支援プログラムの評価に関する研究 [ PDF

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Academic year: 2021

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(1)地域高齢者への運動行動支援プログラムの評価に関する研究 キーワード:地域高齢者,運動プログラム,評価 所 属  行動システム専攻健康科学コース 氏 名  畑山 知子 1.目的. 理的健康指標についても評価を行い、本プログラムの有. 厚生労働省の簡易生命表によると、わが国の平均寿命 は、1998 年では男性が 77.16 歳、女性が 84.01 歳と世界 最高水準の長寿国となっている。65 歳時の平均余命は、 1). 効性を明らかにするため以下の課題を設定した。 課題 1 3 ヶ月間の短期運動プログラムの運動機能に対する効. 男性で 17.13 歳、女性で 21.96 歳であり(1998 年) 、. 果評価に加え、身体活動量の確保、運動習慣の獲得、心. この長い余命が「自立した生活ができ、充実した期間」. 理的健康指標に対する有効性について検討すること。. となるか「疾病や障害を抱えた介護を必要とする期間」. 課題 2. となるかによって高齢期の生活の質は大きく異なったも. 短期運動プログラムからフォローアップとして準自. のとなる。こうした背景から、近年、高齢者を対象とし. 己管理下へ移行した場合の運動の継続、短期運動プログ. 2). た健康対策では、Katz ら の提唱する活動的余命(身体. ラムの効果の維持について検討を加え、運動行動支援プ. 的に自立した生活機能の喪失をエンドポイントとする余. ログラム全体の効果について運動の継続・実施、体力、. 命)の延長、すなわち自立して生活できる期間の延長が. 運動習慣および健康の状態、心理的健康指標、日常生活. 目標とされるようになってきた。活動的余命の指標であ. における身体活動量の観点から検討した。また、課題 2. る 基 本 的 日 常 生 活 動 作 能 力 ( Activities of Daily. では運動行動支援プログラム前後に実施された平成 12. Living: ADL)や手段的老研式活動能力指標(金銭管理. 年度健診と平成 13 年度健診における血液検査の結果に. や公共機関を使っての外出ができるなど社会生活を含め. ついても検討した。. た生活機能)が損なわれる要因としては日常生活の活動 性、心理的健康、体力の低下などが指摘されている 3)。 最近の研究では、高齢者では身体的不活動によって体. 2.方法 1) 対象者. 力や身体機能の低下が起こることが明らかにされ、一般. 福岡県 S 町在住で、平成 12 年度の老人保健法に基づ. 的な老化現象と考えられていた体力および身体機能の低. く基本健診を受診し、異常なしまたは要指導とされた 65. 下は監視型の運動プログラムによって改善することが報. −76 歳の高齢男女全員(328 名)を対象とした。. 4). 告されている 。これらの研究の成果をもとに、地域に おいては短期間の監視型プログラムが数多く実践されて 5). 課題1 対象者全員に対して運動行動支援プログラムへの参. きた 。しかし、その一方で、このような監視型のプロ. 加募集要項を郵送し、参加希望者全員を介入群とした。. グラムでは指導期間終了後において運動を継続して実施. コントロール群は、運動行動支援プログラムと時期を同. する者が少なく、指導内容が必ずしも運動習慣の獲得に. じくして行なわれた別の健康イベント参加者で、アンケ. 6). はつながらないことが報告されている 。一般高齢者に. ートおよび体力測定に同意した者とした。最終的に介入. 対する健康づくりの一環として運動プログラムを実施す. 群は 32 名、コントロール群は 14 名であった。参加者に. る場合には、運動や積極的な身体活動を長期間にわたり. は、 プログラムについて十分な説明を行い、 同意を得た。. 継続して実施することが必要であり、運動習慣の形成・. なお、コントロール群のうち、短期運動プログラム後の. 維持が重要な目標の一つとなっている。. 体力測定に同意を得られたものは 6 名であった。. そこで我々は、地域における高齢者の体力の維持向上. 課題 2. および運動の継続を目的として、短期の監視型+ホーム. 課題1の介入群として参加した 32 名のうち、フォロ. ベース型運動プログラムにフォローアッププログラムを. ーアッププログラムに参加したのは 29 名であり、 このう. 組み合わせた新たな運動行動支援プログラムを作成した。. ち体力、運動習慣および健康の状態、心理学的指標、日. すなわち本研究で、運動機能の評価に関するプログラム. 常生活における身体活動量調査の全てのデータが揃って. 評価に加えて、身体活動量の確保、運動習慣の獲得、心. いる 23 名を解析対象とした。この 23 名について、フォ.

(2) ローアッププログラムにおいて月に一回の集団レクリエ. 実施していった。また、各人が運動や健康に対する問題. ーションプログラム(Recreation program;以下 RP)へ. や不安を共有し、その解決の場となるように毎回グルー. の参加率が 75%以上かつ HP の実施率が 70%以上を満た. プワークを取り入れた。. す群(高継続群:10 名)と満たさない群(低継続群:13. HP は、日常生活内での運動実践および習慣化を目的と. 名)を設定し、運動行動支援プログラムの諸効果の継続. し、主に脚筋の強化を意図した筋力トレーニング(大腿. 性について 2 群で比較検討した。コントロール群は設定. 筋を鍛える運動・下腿の筋を鍛える運動・足底筋を鍛え. できなかった。. る運動)および全身のストレッチの方法が記載されたパ. 血液学的指標については、前後の血液データの揃って. ンフレットを配布し、毎日行った回数をセルフモニタリ. いる 29 名とコントロール群 10 名を対象として解析を行. ングした。同時に活動量の指標として、1 日あたりの歩. った。. 行数も万歩計を用いてセルフモニタリングした。歩行に 関しては、その日の歩数をセルフモニタリングすること. 2)運動行動支援プログラム 我々が作成した運動行動支援プログラムは、前年度健. だけを伝え、特に時間を決めて歩くなどの指示はしなか った。HP は、原則として毎日行うものとした。. 診から今年度健診までをワンクールとして約7ヶ月間に. コントロール群には、特別な介入は行わず短期運動プ. わたって行なわれたプログラムである。はじめの 3 ヶ月. ログラムの前後に介入群と時を同じくして介入群と同様. 間は運動プログラムの提示、指導だけでなく、対象者の. のアンケート調査、体力測定を実施した。. 行動変容を促すための積極的な支援対策を含む SP と運. (2)フォローアッププログラム. 動の習慣化を目的とした HP からなる運動プログラムを. フォローアッププログラムは、短期運動プログラムに. 行い、次回健診までの 4 ヶ月間は準自己管理下で運動を. 参加した者を対象に、短期運動プログラム終了後から次. 継続的に実施できるようにするためのフォローアッププ. 回健診までの 4 ヶ月間行い、月に 1 度のレクリエーショ. ログラムで構成されている。行動変容を促すための支援. ンプログラム(recreation program;以下 RP)と HP で. 対策として自己の客観的状態の把握、問題の明確化、目. 構成されている。RP は、フォローアッププログラム参加. 標の設定、問題解決のための知識や方法の獲得などによ. 者の交流や運動のアドバイスを行うためのプログラムで. る自己決定能力の強化と情報や結果のフィードバック、. あり、HP の記録収集およびグループワークの他、軽運動. 問題の共有化としての仲間づくり、セルフモニタリング. のレクレーション、料理講習などを行った。HP の内容は、. などによる動機の強化をそれぞれ図ることが有効である. 短期運動プログラムと同様のものである。RP に欠席した. 7). 対象者には、毎回新しい記録用紙と教室の案内などの手. (1)短期運動プログラム. 紙を送った。. 。本プログラムもこれを参考にした。 短期運動プログラムは、SP およびそれと併行して各個. 人が家庭で実践する HP から構成されている。 SP の開始直前には体力測定や調査を行い、体力の改善. 3)測定項目 以下の項目について、短期運動プログラム前後、フォ. や維持の必要性や意義についての理解を促すため、結果. ローアップ後(介入群のみ)に測定を行った。. を本人に返却し、現在の状況および運動の効用などにつ. 形態指標;身長、体重から Body Mass Index(BMI)を算. いての説明を行った。さらに、対象者自身が感じている. 出した。. 身体的不自由さなどの問題を解決するための知識や方法. 体 力;開眼片足立ち、明治生命厚生事業団体力医科. を獲得する場となるような教育プログラム的な要素も盛. 学研究所開発の生活体力テスト(身辺作業能. り込んだ。SP は週 1 回、約 105 分間の健康教室とし、全. 力、 歩行能力のみ) 、 10m歩行速度を実施した。. 12 回(前後の測定を含む)行った。105 分のうち、30 分. アンケート調査;九州大学健康科学センター式・健康と. 間は保健婦または管理栄養士等による健康講話を行い、. 生活習慣に関する調査(運動・スポーツ・仕. 残り 75∼80 分間を運動教室とした。運動内容は、体力の. 事、健康・体力の状態、生活の充実度のみ) 、. 維持向上を目的として、バランス能力、歩行能力、方向. 東京都老人総合研究所式活動能力指標、高齢. 転換能力を意識した動きや関節可動性を意識した体操と. 者 向 け 抑 う つ 尺 度 ( GDS ; geriatric. ストレッチで構成されている。体操は、椅座位での上半. depression scale)、身体的な不自由さや健. 身をほぐす運動から始め、 参加者の状況を把握しながら、. 診後の生活習慣の変化に関して面接方式で. セラバンドを用いたレジスタンストレーニングを徐々に. 調査した。.

(3) 身体活動量;ライフコーダー(株式会社スズケン)を用. 喜びは体力や身体活動性と関連が高く、HP の実施率が高. いて、総消費量、運動量、歩行数、低・中・. かったことから、歩行・運動の実施による影響が大きい. 高強度活動についてプログラム前後に1週. と考えられた。しかしながら、短期運動プログラムによ. 間連続測定した。. って、身体活動量は変化しなかった。身体活動量は介入. 血液指標;平成 12 年度および平成 13 年度健診において. が始まってから参加者に同意を得て調査した、すなわち. 脂質代謝(総コレステロール、HDL-c、中性. 動機付けがなされた後に調査を行っているため、初めか. 脂肪) 、糖代謝(血糖値、HbA1c)を検査した。. ら高いレベルであり改善の余地が少なかったことが考え られ、高いレベルで維持されたことに意味があると考え. 4)統計. る。. 統計学的解析はすべて StatView for Windows Version 4.5 統計プログラムを用いて行い、その際の統計的有意. 課題 2 高継続群、低継続群の HP 実施率は短期運動プログラ. 水準は 5%とした。. ムとフォローアッププログラムで有意差は認められず、. 課題 1. 運動継続が示唆された(表 1) 。. 各測定項目に関して、両群のベースライン比較には対 応のない t 検定を用い、プログラム前後における各群の 測定結果の比較には対応のある t 検定を用いた。 課題 2. 表1 運動行動支援プログラムの参加率 短期運動プログラム フォローアッププログラム HP 70.7±21.3% 67.7±29.1% SP 92.8±8.3% − RP − 78.4±26.8%. 有意差 n.s. − −. group × time の 反 復 測 定 分 散 分 析 ( Repetition measures ANOVA)を行った。血液学的指標については検. 両群のセルフモニタリングの結果は、高継続群の HP. 査値の変化率を求め、運動行動支援プログラムでアンケ. 実施率が 90.2%、歩行数は平均 8477 歩/日であり、低継. ート調査に参加したコントロール群と比較するため、対. 続群の HP 実施率は 44.4%、歩行数は平均 10482 歩/日で. 応のないt検定を行った。. あった。これから、高継続群は HP に力を入れた HP 重視 群、低継続群は歩行に力を入れた歩行重視群であること. 3.結果および考察. が推察された。本プログラムでは、歩行の重要性につい. 課題 1. ても短期運動プログラムで説明、教育を行い、支援ツー. 3 ヶ月間の短期運動プログラムの参加率は、監視型プ. ルとしてモニタリングシートを配布するなどの働きかけ. ログラム:92.2%、ホームベースプログラムの実施率:. を行っており、低継続群が歩行に力を入れたのはその成. 70.7%であった。短期運動プログラムは、介入群の形態. 果であると考えられた。つまり、低継続群は運動継続が. に影響を及ぼし、介入群の BMI は有意に減少した(23.5. 出来ていない群ではなく、歩行という運動形態を自己選. 2. 2. 。体力は、閉眼片足立ち ±2.9 kg/m ⇒22.82±2.9kg/m ). 択して継続していたことが考えられた。. (65.35±46.1s⇒72.03±38.7s)、歩行速度(1.62±. 運動行動支援プログラム全体を通して、両群ともに開. 0.2m/s⇒1.82±0.3m/s)、歩行能力(8.40±1.0s⇒7.32. 眼片足立ちを除くすべての体力項目に有意な改善が認め. ±1.2s)、身辺作業能力(9.65±3.3s⇒6.37±1.7s)が. られ、運動習慣、健康、心理的健康指標では、主観的健. コントロール群に比べ有意に改善した。歩行能力は、コ. 康度、生きがい、運動の条件、散歩・歩行の実施に有意. ントロール群にも改善が認められた(9.90±2.8s⇒8.84. な改善が認められた(図 2,3) 。血液指標に有意差は認め. ±2.0s)ことから、測定への慣れなどバイアスがあった. られなかったものの、介入群において脂質代謝異常者が. ものと考えられた。また、短期運動プログラム後には主. 減少(16 名⇒9 名)していた。身体活動量には、変化は. 観的健康度(2.84±0.6⇒3.25±0.6) 、主観的体力(18.6. 認められなかった。これらの結果から、教育・支援的要. ±3.9⇒19.8±3.6) 、生きがい(8.16±1.9⇒8.66±1.8) 、. 素を含んだ短期運動プログラムは、運動習慣の獲得およ. 喜び(9.53±2.2⇒9.75±1.8) 、散歩・歩行の実施(2.41. び体力、心理指標の改善をもたらし、その効果はフォロ. ±3.4⇒4.25±3.3)、運動の実施(1.00±1.4⇒1.91±. ーアップを行うことで維持されることが示唆された。以. 3.0)がコントロール群に比べ有意に改善した。主観的体. 上のことから、本プログラムは地域高齢者の運動習慣の. 力の改善は実測の体力が改善していることから、体力へ. 獲得および身体的、心理的健康の改善に有効に作用する. の自信の現われと考えられた。 主観的健康度や生きがい、. ことが示唆された。.

(4) 表 2  運 動 行 動 支 援 プログラムの 効 果   体 力 H P 重 視 群   ( n=10 ). 歩 行 重 視 群   (  n=13 ). 主効果 交互作用. group. tim e. 52.3± 8.0. n.s.. *. n.s.. 22.8± 2.4. 22.5± 2.3. n.s.. *. n.s.. 68.5± 42.1. 70.2± 33.2. 89.2± 39.3. n.s.. n.s.. n.s.. 9.89± 8.4. 6.2± 5.0. 8.1± 3.6. 13.9± 6.0. n.s.. **. n.s.. 1.85± 0.27. 1.90± 0.18. 1.64± 0.24. 1.80± 0.24. 1.93± 0.22. n.s.. *. n.s.. 8.3± 0.8. 7.1± 0.6. 6.6± 0.6. 8.5± 1.2. 7.3± 1.0. 6.7± 0.8. n.s.. *. n.s.. 11.1± 4.4. 7.1± 2.4. 5.8± 1.4. 8.4± 2.1. 6.2± 1.1. 6.0± 1.3. n.s.. *. *. プログラム前. プログラム後. 体 重 (kg). 53.2± 9.0. 52.7± 9.0. 52.2± 8.9. 53.3± 8.7. 52.9± 8.2. B M I(kg/m2). 22.7± 3.6. 22.4± 3.6. 22.3± 3.6. 22.9± 2.4. 開 眼 片 足 立 ち(s) 67.5± 50.8. 72.1± 45.4. 59.2± 38.8. 閉 眼 片 足 立 ち(s). 6.5± 7.1. 12.9± 17.7. 1.63± 0.14. 歩 行 能 力 (s) 身 辺 作 業 能 力 (s). 歩 行 速 度 (m /s). フォローアップ後 プログラム前. プログラム後 フォローアップ後. 注 ) *:p<0.05,**:p=0.05. 表 3  運 動 行 動 支 援 プログラムの 効 果   生 活 習 慣 ・健 康 ・心 理 的 健 康 調 査    H P 重 視 群   ( n=10 ). 歩 行 重 視 群   (  n=13 ). 主効果 交互作用. プログラム前. プログラム後 フォローアップ後 プログラム前. プログラム後 フォローアップ後. group. tim e. A D L (13) 12.10± 1.1. 12.00± 0.8. 12.20± 0.9. 11.77± 1.4. 12.54± 0.7. 12.46± 1.0. n.s.. n.s.. n.s.. G D S (15). 2.30± 1.7. 2.90± 1.7. 1.90± 1.0. 4.85± 3.7. 4.62± 4.1. 4.23± 3.4. n.s.. n.s.. n.s.. 2.90± 0.7. 3.20± 0.6. 3.10± 0.7. 2.92± 0.5. 3.42± 0.5. 3.08± 0.8. n.s.. *. n.s.. 主 観 的 体 力 (28) 17.80± 4.2. 18.90± 4.4. 19.30± 5.2. 19.50± 3.9. 20.33± 3.1. 20.08± 3.3. n.s.. n.s.. n.s.. 9.20± 1.5. 9.30± 1.8. 9.70± 1.3. 7.15± 1.8. 8.08± 2.0. 8.23± 1.4. *. *. n.s.. 喜 び(12) 10.70± 1.2. 10.70± 1.1. 10.40± 1.4. 8.39± 2.7. 9.08± 2.2. 9.23± 2.1. *. n.s.. n.s.. 運 動 へ の 意 識 (16) 12.80± 2.0. 12.80± 1.9. 12.60± 2.3. 11.61± 1.3. 11.77± 1.4. 11.23± 1.7. n.s.. n.s.. n.s.. 運 動 の 条 件 (16) 11.10± 3.4. 11.80± 3.1. 12.00± 3.8. 9.85± 2.4. 11.08± 2.6. 11.31± 2.8. n.s.. *. n.s.. 3.10± 3.5. 5.30± 3.1. 3.90± 3.3. 2.46± 3.8. 4.15± 3.8. 3.23± 3.9. n.s.. *. n.s.. 5 (50.0%). 9 (90.0%). 7 (70.0%). 4 (30.8%). 8 (53.8%). 8 (61.5%). その 他 の 運 動 実 施 (12). 1.00± 1.5. 3.30± 4.4. 2.50± 3.2. 1.39± 1.7. 1.62± 2.3. 1.77± 2.4. n.s.. n.s.. n.s.. その 他 の 運 動 習 慣 有. 4 (40.0%). 4 (40.0%). 4 (40.0%). 5 (38.5%). 5 (38.5%). 5 (38.5%). 主観的健康度. 生 きが い(12). 散 歩 ・歩 行 の 実 施 (12) 歩行習慣 有. 注 )* :p<0.05. ≪参考文献≫ 1)厚生労働省監修:平成 12 年度厚生白書.ぎょうせい, 59-62,2000. 2)Katz S, Branch LG, Branson MH, Papsidero JA, Beck JC, Greer DS:Active life expectancy. N Engl J Med,309:1218-1224,1983. 3)長期プロジェクト研究報告書「中年からの老化予防総 合的長期追跡研究」.東京都老人総合研究所,2000. 4)Green JS, SF Crouse:The effects of endurance training on functional capacity in the elderly; a meta-analysis.Med Sci Sport Exerc,27:920-926, 1995.. 5)平成 10 年度高齢者の健康づくり事業に関する実態調 査報告書.日本体力医学会プロジェクト研究;高齢者 の健康づくり事業実態調査研究所,1998. 6)King A, Blair S, Bild D, Dubbert P, Marcus B, Oldridge N, Paffenberger R, Powell K, Yeager K: Determinants of physical activity and interventions in older adults.Med Sci Sports Exerc,24: S221-S236,1992. 7)宗像恒次:最新行動科学からみた健康と病気.メジカ ルフレンド,1996..

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表 2  運 動 行 動 支 援 プログラムの 効 果   体 力 プログラム前 プログラム後 フォローアップ後 プログラム前 プログラム後 フォローアップ後 group tim e 体 重 (kg) 53.2± 9.0 52.7± 9.0 52.2± 8.9 53.3± 8.7 52.9± 8.2 52.3± 8.0 n.s

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