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打率とカウント別打率の関係性の検証 学籍番号 14A0060 学生氏名太田晃平 Ⅰ. 背景今日の野球界では ファーストストライクを打つことが結果的に高打率に繋がっていると言われている プロ野球のデータをみても好打者は ファーストストライクの打率が高く 結果的にも好成績につながっている そこで アマチ

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運動方法 (野球・ソフト) 研究室 指導教員 古城 隆利 助教 学籍番号 14A0053

学生氏名 大内 蘭太

Ⅰ.背景 今日の野球界では、ファーストストライクを打つことが 結果的に高打率に繋がっていると言われている。プロ野球 のデータをみても好打者は、ファーストストライクの打率 が高く、結果的にも好成績につながっている。そこで、ア マチュア野球でも上記と同じ結果が出るかに興味を持ち、 打率とカウント別打率の関係性を調査し実証することを目 的とする。 Ⅱ.対象 2017 年首都リーグ秋季リーグ戦規定打席到達者の全 35 名を対象とする。 Ⅲ.方法 野球に関する書物、インターネットを参考とする。2017 年首都リーグ秋季リーグ戦規定打席到達者の全 35 名のカ ウント別打率を算出した。 Ⅳ.結果 ファーストストライクの打率とツーストライクの打率が 好打者と言われる条件である3 割を共に超えている選手は 35 名中 1 名という結果になった。また、その 1 名も中島(筑 波大)で 0.286 と決して高い打率とは言えなかった。 通算打率が3 割を超えている選手はファーストストライク の打率も3 割を上回っている打率だった。さらに、上位 6 名は5 割を上回る結果となった。ツーストライクの打率は、 35 名中 34 名が 3 割を下回る打率だった。 Ⅴ.考察 ツーストライクの打率がファーストストライクの打率よ り低いのには、理由があると考えられる。プロ野球で、18 年間活躍された古田敦也氏も初球を打つ、打たないの大問 題ということで、イチロー選手を例に挙げこう述べている。 「プロ野球やメジャーリーグで数々の記録を残してきたイ チロー選手ですらツーストライクの打率は、0.300 をはる かに下回りますシンプルに考えて、追い込まれる前に打っ ていったほうがいい結果に繋がっているのは明白。」プロ野 球で捕手として大活躍された古田敦也氏によるとファース トストライクはとても重要であることを再確認することが 出来た。1) また首都大学野球は打者よりも投手に良い選手が揃ってお り、対戦投手も打率の違いに関わっているのではないかと考 え、考察した。2017年首都大学野球秋季リーグ戦全選手の通 算被打率は0.225に対し、規定投球回に達している投手の防 御率2.00以内の4人に焦点を当て被打率を調べた。大場(筑 波大)は右打者に対し、0.167、左打者に対して0.200、全体 で0.186、青島(東海大)は右打者に0.103、左打者に0.200、全 体0.150、松本(日体大)は右打者に0.200、左打者に0.208 、全体で0.205、最後に東妻(日体大)は右打者に0.088、左 打者に0.198、全体で0.152と通算被打率を下回った。対戦投 手のレベルの違いにより、打率が大きく変化していることが 考えられる。毎年輩出される首都大学野球の好投手を早いカ ウントから攻略していくことが高打率、また日本体育大学が 目標としている常勝チームに繋がっていくのではないだろ うか。 Ⅵ.まとめ アマチュア野球においてもファーストストライクの打率 とツーストライクの打率では、大きな差があった。ファース トストライクから攻撃を仕掛けていくことが高打率に繋が っていくだろう。今回の研究結果により、今後の野球人生ま た、将来野球を指導する立場になった際に役立てることが出 来ると考えている。 Ⅶ.参考文献 1)古田敦也(2010) 「フルタの方程式 バッターズ・バイ ブル」 朝日新聞社 P.060 2)プロ野球データでクロス集計ホームページ:カウント別 打率 https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img.basestati on.jp/prod-gixo/content/uploads/2015/01/634e77cf76d70d2 0901440ba34281fc21.png

打率とカウント別打率の関係性の検証

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運動方法 (野球・ソフト) 研究室 指導教員 古城 隆利 助教 学籍番号 14A0060

学生氏名 太田 晃平

Ⅰ.背景 今日の野球界では、ファーストストライクを打つことが 結果的に高打率に繋がっていると言われている。プロ野球 のデータをみても好打者は、ファーストストライクの打率 が高く、結果的にも好成績につながっている。そこで、ア マチュア野球でも上記と同じ結果が出るかに興味を持ち、 打率とカウント別打率の関係性を調査し実証することを目 的とする。 Ⅱ.対象 2017 年首都リーグ秋季リーグ戦規定打席到達者の全 35 名を対象とする。 Ⅲ.方法 野球に関する書物、インターネットを参考とする。2017 年首都リーグ秋季リーグ戦規定打席到達者の全 35 名のカ ウント別打率を算出した。 Ⅳ.結果 ファーストストライクの打率とツーストライクの打率が 好打者と言われる条件である3 割を共に超えている選手は 35 名中 1 名という結果になった。また、その 1 名も中島(筑 波大)で 0.286 と決して高い打率とは言えなかった。 通算打率が3 割を超えている選手はファーストストライク の打率も3 割を上回っている打率だった。さらに、上位 6 名は5 割を上回る結果となった。ツーストライクの打率は、 35 名中 34 名が 3 割を下回る打率だった。 Ⅴ.考察 ツーストライクの打率がファーストストライクの打率よ り低いのには、理由があると考えられる。プロ野球で、18 年間活躍された古田敦也氏も初球を打つ、打たないの大問 題ということで、イチロー選手を例に挙げこう述べている。 「プロ野球やメジャーリーグで数々の記録を残してきたイ チロー選手ですらツーストライクの打率は、0.300 をはる かに下回りますシンプルに考えて、追い込まれる前に打っ ていったほうがいい結果に繋がっているのは明白。」プロ野 球で捕手として大活躍された古田敦也氏によるとファース トストライクはとても重要であることを再確認することが 出来た。1) また首都大学野球は打者よりも投手に良い選手が揃ってお り、対戦投手も打率の違いに関わっているのではないかと考 え、考察した。2017年首都大学野球秋季リーグ戦全選手の通 算被打率は0.225に対し、規定投球回に達している投手の防 御率2.00以内の4人に焦点を当て被打率を調べた。大場(筑 波大)は右打者に対し、0.167、左打者に対して0.200、全体 で0.186、青島(東海大)は右打者に0.103、左打者に0.200、全 体0.150、松本(日体大)は右打者に0.200、左打者に0.208 、全体で0.205、最後に東妻(日体大)は右打者に0.088、左 打者に0.198、全体で0.152と通算被打率を下回った。対戦投 手のレベルの違いにより、打率が大きく変化していることが 考えられる。毎年輩出される首都大学野球の好投手を早いカ ウントから攻略していくことが高打率、また日本体育大学が 目標としている常勝チームに繋がっていくのではないだろ うか。 Ⅵ.まとめ アマチュア野球においてもファーストストライクの打率 とツーストライクの打率では、大きな差があった。ファース トストライクから攻撃を仕掛けていくことが高打率に繋が っていくだろう。今回の研究結果により、今後の野球人生ま た、将来野球を指導する立場になった際に役立てることが出 来ると考えている。 Ⅶ.参考文献 1)古田敦也(2010) 「フルタの方程式 バッターズ・バイ ブル」 朝日新聞社 P.060 2)プロ野球データでクロス集計ホームページ:カウント別 打率 https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img.basestati on.jp/prod-gixo/content/uploads/2015/01/634e77cf76d70d2 0901440ba34281fc21.png

打率とカウント別打率の関係性の検証

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運動方法 (野球・ソフト) 研究室 指導教員 古城 隆利 助教 学籍番号 14A0090

学生氏名 加藤 勝平

Ⅰ. はじめに 多くの大学野球の試合では5イニング終了時にグランド 整備が行われ試合にある一定の長い間が出来る。よく野球 の試合では整備の後が大切と言われることがある。それを 踏まえ、5回と6回の打撃成績がどれだけチームの勝敗に 関わるのか興味を持った。そこで特に5 回、6回の打撃成 績に着目し研究を行った。 Ⅱ.方法 2017 年首都大学野球一部リーグの全6チームのすべて の試合の5 回、6 回の打率出塁率をベースボールアナライ ザーによって抽出した。 Microsoft Excel2010 を用いて、 表の作成および グラフ作成を行った。 Ⅲ.結果 チーム 試合数 得点数 打率 出塁率 四死球数 安打数 失策出塁 得点数 打率 出塁率 四死球数 安打数 失策出塁 帝京 14 4 0.245 0.288 3 12 2 8 0.306 0.346 3 15 1 筑波 14 8 0.269 0.309 3 14 3 5 0.261 0.358 7 12 1 東海 12 6 0.298 0.327 2 14 4 4 0.227 0.306 5 10 0 日体 12 2 0.150 0.186 2 6 1 0 0.081 0.209 6 3 0 明星 12 0 0.056 0.081 1 2 0 5 0.256 0.340 6 11 0 桜美林 12 11 0.358 0.435 8 19 2 1 0.244 0.311 4 10 0       表1. 2017年 春季リーグ戦 全6チームの5回6回打撃成績 5回では、日本体育大学はすべての項目でリーグワースト 2位となっている。すべての項目でリーグ最下位の成績は 明星大学であった。 優勝した帝京大学はすべての項目でリーグ4位となった。 6回では、日本体育大学はすべての項目で最下位となって いる。優勝した帝京大学は得点数、打率共に1 位となって いる。 チーム 試合数 得点数 打率 出塁率 四死球数 安打数 失策出塁 得点数 打率 出塁率 四死球数 安打数 失策出塁 日体 10 10 0.395 0.481 8 17 0 9 0.286 0.375 6 12 2 筑波 11 3 0.237 0.356 7 9 1 1 0.158 0.273 6 6 2 東海 11 3 0.243 0.317 4 9 0 2 0.243 0.300 3 9 1 武蔵 10 2 0.188 0.270 4 6 0 2 0.206 0.341 7 7 0 帝京 11 0 0.059 0.158 4 2 0 2 0.231 0.302 4 9 0 明星 11 4 0.279 0.295 1 12 0 1 0.111 0.179 3 4 0       表2. 2017年 秋季リーグ戦 全6チームの5回6回の打撃成績 日本体育大学は5回6回のすべての項目でリーグ1位とな っている。 2位であった筑波大学は打率、出塁率でワースト2位にな っている。 また、最下位であった明星大学は6回のすべての項目でリ ーグ最下位となった。 Ⅳ.考察 表⒈ 順位は最下位であった桜美林大学だが、得点数、打率、 出塁率すべての項目でリーグトップの成績を修めており、5 回における打撃成績は春季リーグ戦においては順位と直結 していない。優勝した帝京大学は得点数、打率はリーグ1位、 出塁率はリーグ2位となっている。また、2位の筑波大学出 塁率がリーグトップの成績となっており6回の打撃成績が 順位と直結している。 表⒉ 最下位となった明星大学だが得点数、打率共に2位と なっており、秋季リーグ戦においても5回の打撃成績とリー グ順位が直結していない。優勝した日本体育大学は5 回と同 様に3 項目すべてがリーグトップの成績を残している。最下 位に沈んだ明星大学は打率、出塁率ともに最下位で得点数は リーグワーストタイとなっており、秋季リーグ戦においても 6 回の打撃成績と最終的なリーグ順位が直結している。 Ⅴ.まとめ 上記の結果から、チーム全体の打撃成績は順位には直結し てこない。その理由として、野球は投手の力が7割と言われ るスポーツであり、打撃成績より投手成績の方がチームの順 位に大きく影響することが考えられる。だが、6回の打撃成 績は、春季リーグ戦で優勝した帝京大学は好成績だったが、 最下位だった桜美林大学は5回の攻撃に比べ6回の成績は 低迷した。秋季リーグ戦では優勝した日本体育大学の打撃成 績はリーグ1位だったが、最下位だった明星大学の打撃成績 はリーグワーストの成績だったことを考えると、6回の打撃 成績がリーグ順位に影響を与えると推定できる。 春季リーグ戦、秋季リーグ戦の中で5回の打撃成績は順位に 直結しないが、6回の打撃成績は上位チームが好成績だった ので順位に直結することが考えられる。 Ⅵ.参考文献 1)野球人の錯覚 p128 加藤英明/山崎尚志 東洋経済 (データスタジアム) 2)イニングスコア増減表 高校データーベース

5回6回の得点数、打率、出塁率の試合に及ぼす影響

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運動方法 (野球・ソフト) 研究室 指導教員 古城 隆利 助教 学籍番号 14A0123

学生氏名 小池 貢樹

Ⅰ. はじめに 多くの大学野球の試合では5イニング終了時にグランド 整備が行われ試合にある一定の長い間が出来る。よく野球 の試合では整備の後が大切と言われることがある。それを 踏まえ、5回と6回の打撃成績がどれだけチームの勝敗に 関わるのか興味を持った。そこで特に5 回、6回の打撃成 績に着目し研究を行った。 Ⅱ.方法 2017 年首都大学野球一部リーグの全6チームのすべて の試合の5 回、6 回の打率出塁率をベースボールアナライ ザーによって抽出した。 Microsoft Excel2010 を用いて、 表の作成および グラフ作成を行った。 Ⅲ.結果 チーム 試合数 得点数 打率 出塁率 四死球数 安打数 失策出塁 得点数 打率 出塁率 四死球数 安打数 失策出塁 帝京 14 4 0.245 0.288 3 12 2 8 0.306 0.346 3 15 1 筑波 14 8 0.269 0.309 3 14 3 5 0.261 0.358 7 12 1 東海 12 6 0.298 0.327 2 14 4 4 0.227 0.306 5 10 0 日体 12 2 0.150 0.186 2 6 1 0 0.081 0.209 6 3 0 明星 12 0 0.056 0.081 1 2 0 5 0.256 0.340 6 11 0 桜美林 12 11 0.358 0.435 8 19 2 1 0.244 0.311 4 10 0       表1. 2017年 春季リーグ戦 全6チームの5回6回打撃成績 5回では、日本体育大学はすべての項目でリーグワースト 2位となっている。すべての項目でリーグ最下位の成績は 明星大学であった。 優勝した帝京大学はすべての項目でリーグ4位となった。 6回では、日本体育大学はすべての項目で最下位となって いる。優勝した帝京大学は得点数、打率共に1 位となって いる。 チーム 試合数 得点数 打率 出塁率 四死球数 安打数 失策出塁 得点数 打率 出塁率 四死球数 安打数 失策出塁 日体 10 10 0.395 0.481 8 17 0 9 0.286 0.375 6 12 2 筑波 11 3 0.237 0.356 7 9 1 1 0.158 0.273 6 6 2 東海 11 3 0.243 0.317 4 9 0 2 0.243 0.300 3 9 1 武蔵 10 2 0.188 0.270 4 6 0 2 0.206 0.341 7 7 0 帝京 11 0 0.059 0.158 4 2 0 2 0.231 0.302 4 9 0 明星 11 4 0.279 0.295 1 12 0 1 0.111 0.179 3 4 0       表2. 2017年 秋季リーグ戦 全6チームの5回6回の打撃成績 日本体育大学は5回6回のすべての項目でリーグ1位とな っている。 2位であった筑波大学は打率、出塁率でワースト2位にな っている。 また、最下位であった明星大学は6回のすべての項目でリ ーグ最下位となった。 Ⅳ.考察 表⒈ 順位は最下位であった桜美林大学だが、得点数、打率、 出塁率すべての項目でリーグトップの成績を修めており、5 回における打撃成績は春季リーグ戦においては順位と直結 していない。優勝した帝京大学は得点数、打率はリーグ1位、 出塁率はリーグ2位となっている。また、2位の筑波大学出 塁率がリーグトップの成績となっており6回の打撃成績が 順位と直結している。 表⒉ 最下位となった明星大学だが得点数、打率共に2位と なっており、秋季リーグ戦においても5回の打撃成績とリー グ順位が直結していない。優勝した日本体育大学は5 回と同 様に3 項目すべてがリーグトップの成績を残している。最下 位に沈んだ明星大学は打率、出塁率ともに最下位で得点数は リーグワーストタイとなっており、秋季リーグ戦においても 6 回の打撃成績と最終的なリーグ順位が直結している。 Ⅴ.まとめ 上記の結果から、チーム全体の打撃成績は順位には直結し てこない。その理由として、野球は投手の力が7割と言われ るスポーツであり、打撃成績より投手成績の方がチームの順 位に大きく影響することが考えられる。だが、6回の打撃成 績は、春季リーグ戦で優勝した帝京大学は好成績だったが、 最下位だった桜美林大学は5回の攻撃に比べ6回の成績は 低迷した。秋季リーグ戦では優勝した日本体育大学の打撃成 績はリーグ1位だったが、最下位だった明星大学の打撃成績 はリーグワーストの成績だったことを考えると、6回の打撃 成績がリーグ順位に影響を与えると推定できる。 春季リーグ戦、秋季リーグ戦の中で5回の打撃成績は順位に 直結しないが、6回の打撃成績は上位チームが好成績だった ので順位に直結することが考えられる。 Ⅵ.参考文献 1)野球人の錯覚 p128 加藤英明/山崎尚志 東洋経済 (データスタジアム) 2)イニングスコア増減表 高校データーベース

5回6回の得点数、打率、出塁率の試合に及ぼす影響

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運動方法 (野球・ソフト) 研究室 指導教員 古城 隆利 助教 学籍番号 14A0139

学生氏名 佐藤 渉

Ⅰ.はじめに 野球は攻撃と守備を交代しながら試合を進め、互いに点 を取り合うスポーツである。また野球はミスが多い方が負 けるといわれるスポーツでもある。中学野球、高校野球、 大学野球とレベルが上がるにつれ、一つのミスが試合の流 れを大きく変えていく。高校や大学野球では様々なミスを いかに少なくするかが、自チームの有利な試合運びおよび、 勝敗を左右する要因となるのではないだろうか。今回の調 査では、2017 年の帝京大学と日本体育大学の 2 校のリーグ 戦全試合から守備側の野手によるエラーに絞り、データを もとにエラーが起きた後、失点につながるかを明らかにす る。圧倒的な投手力を擁しても、試合で訪れる数々のピン チにどのように関係してくるのかを明らかにし、その関係 性を調べることで今後の野球の発展に繋げていきたい。 Ⅱ.調査方法 A) 調査対象 2017 年首都大学野球連盟 春季リーグ戦、秋季リー グ戦における、日本体育大学(22 試合)と、帝京大 学(24 試合)、計 46 試合を対象とする。 B) 調査項目 ①全失点、②エラー数、③エラーによる出塁後の失 点の有無、④エラーで出塁におけるアウトカウント 別の得点ケース C) 集計方法 各調査項目をMicrosoft Excel 2010 にて集計し、エ ラーと失点の関係性を調査した。 Ⅲ.結果 全てのエラー回数 42 回のうち、エラーで出塁した走者 が失点につながったのは 23 回で野手のエラーで出塁した 走者が失点につながる確率は、約55%に上った。 0 アウトでのエラーは6回、1 アウトでのエラーは8回、 2 アウトでのエラーは9回と 2 アウトでのエラーが最も失 点につながった。 Ⅳ.考察 2 アウト後のエラーが最も失点につながりやすくなるとい うことが示されたが、0 アウトや 1 アウトでのエラーは、比 較的に投手を中心にカバーし合い失点につながりにくかっ たと考える。2 アウト後のエラーではそれまでに出した走者 をさらに進めてしまうことで、走者を一人出すだけでなくエ ラーが直接的に失点につながったことや、エラー後にヒット を打っていることが関係している。しかし、0 アウトや 1 ア ウトでのエラーは直接的に失点につながりにくい分、相手に チャンスを与えたり試合の流れが相手チームに傾き始める。 そして、相手打者にとって有利になった状況で投手は勝負し ていくようになる。エラーから失点する確率は 42 回中 23 回で約55%となり、2 回に 1 回は失点につながった。 Ⅴ.まとめ 野球の試合において野手のエラーは失点につながりやす くなることが分かった。守備側がミスをすることで、自ら相 手にチャンスを渡すように試合の流れも少しずつ傾き始め る。もちろんミスがない試合が一番良いが、現実に小さいも のでもミスが出るのが、野球というスポーツである。一つの ミスを犯した後どのように対処するか、投手を含む他8 人の 選手でカバーし合うことが重要となる。エラーが失点につな がらないのは、自チームの投手力の高さ、相手打者の打ち損 じ、野手のカバーなどによるもので、野球をするうえでお互 いにカバーし合うことが大切だと考える。よって、最少失点 また無失点でピンチを乗り切ることで、勝利に結びついてく るだろう。野球とは、ミスをカバーし合うスポーツであり、 ミスを未然に防ぐために準備するスポーツでもある。そのほ かにも多くの由来があるスポーツだと改めて気づかされた。 今後も野球の奥深さを多くの人に広めていきたいと思う。 Ⅵ.参考文献 1)スポーツナビ 野球いじり http://sp.plus‐blog.sportsnavi.com/student/artcle/118 2)セイバーメトリクス入門 www.sabrmetrics.info

野手のアウトカウント別のエラーと失点の関係性について

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運動方法 (野球・ソフト) 研究室 指導教員 古城 隆利 助教 学籍番号 14A0204

学生氏名 知念 佑哉

Ⅰ.はじめに 私たちが所属している硬式野球部は2 年前より、部や寮 の雑用や掃除を下級生が行うのではなく、上級生が率先し て行い、下級生を指導する『体育会イノベーション』1) いう取り組みを始めた。これまでの日体大硬式野球部は、 上級生がしっかり活動している時に好成績を出し、問題行 動が多いと成績が下降するという歴史が繰り返されてき た。そこで、上級生が役割を持つ『体育会イノベーション』 を実践したところ、1年目でリーグ戦優勝、2 年目の今年、 秋季リーグ戦優勝や関東大会優勝、明治神宮大会優勝を達 成した。 この背景には、『体育会イノベーション』が大きく関係し ていると考える。そのため、『体育会イノベーション』はチ ームにどのくらい影響を与え、どのようにチームが変わっ たかを調査したいと考え、この調査の結果で今後、『体育会 イノベーション』をより良いものにしていくには、どのよ うなことを行えば良いかを明確にすることを目的とする。 Ⅱ.方法 硬式野球部の寮生88名を対象に上級生と下級生に分け アンケートを実施した。アンケート内容は、共通8項目、 上級生8項目、下級生6項目を設定した。(表1参照) 表1.アンケート内容 全体 上級生 下級生 ・体育会イノベーシ ョンを行って良かっ た点 3項目 ・体育会イノベーシ ョンを行ってどのよ うにチームが変わっ たか ・体育会イノベーシ ョンのメリット、デ メリット ・体育会イノベーシ ョンの改善点など ・体育会イノベーシ ョン前のチーム状況 ・体育会イノベーシ ョン後のチーム状況 ・体育会イノベーシ ョンを行って効果が 出たと感じられた時 期など ・入学してすぐに環 境に慣れることがで きたか ・入学前に野球部に 対してどのようなイ メージを持っていた か ・体育会イノベーシ ョンに対して不安は あるかなど Ⅲ.結果 表2.体育会イノベーションに対してどのように考えているか (人) 4年 3年 2年 1年 肯定的 10 19 23 31 否定的 2 2 3 0 全体で『体育会イノベーション』に対して肯定的な人が81 名、否定的な人が7名であった。 Ⅳ.考察 全体的に肯定的な人が多く、『体育会イノベーション』に 対して積極的に取り組んでいることがわかった。肯定的な意 見では、上級生が社会に出るための準備ができ、人間的に成 長できることや、下級生がすぐに新しい環境に慣れることが できるなどがあげられた。一方、否定的な意見では、下級生 が挨拶などの人として最低限の礼儀がなっていないことや、 上級生が下級生に対して、どこまで指導していいかわからな いといったことがあげられた。その改善点として、上級生が 下級生に対して挨拶などの最低限の礼儀はしっかりと指導 することがあげられた。岩出氏の著書2)によると、入学した ばかりの1年生には他人のことを考えて行動する余裕がな く、上級生が率先して雑用を行うことにより、下級生が余裕 を持って生活することができる。そして、卒業後、社会人と して周囲の人から愛され、信頼され、幸せに生きていく力を 身につけてほしいと記されている。 Ⅴ.まとめ 上級生が率先して役割を実行し、自覚と責任感を持った行 動をすることにより、チームが好成績を残せることができる ようになった。また、下級生は負担が減り新しい環境に慣れ、 プレーにおいても十分に実力を発揮でき、チームの戦力アッ プにもつながった。意図的に上級生がしっかり活動する状況 をつくる『体育会イノベーション』は2 年間の好成績に関係 していると考えられる。 Ⅵ.参考文献 1 ) 日 体 大 硬 式 野 球 部 ホ ー ム ペ ー ジ https://nittaibaseball.com 2)帝京大学ラグビー部岩出雅之監督 『負けない作法』集 英社 2015 年 3 月 31 日 P15 5 行目

『体育会イノベーション』の有効性の検証

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運動方法 (野球・ソフト) 研究室 指導教員 古城 隆利 助教 学籍番号 14A0246

学生氏名 橋森 俊輝

Ⅰ.背景 今日の野球界では、ファーストストライクを打つことが 結果的に高打率に繋がっていると言われている。プロ野球 のデータをみても好打者は、ファーストストライクの打率 が高く、結果的にも好成績につながっている。そこで、ア マチュア野球でも上記と同じ結果が出るかに興味を持ち、 打率とカウント別打率の関係性を調査し実証することを目 的とする。 Ⅱ.対象 2017 年首都リーグ秋季リーグ戦規定打席到達者の全 35 名を対象とする。 Ⅲ.方法 野球に関する書物、インターネットを参考とする。2017 年首都リーグ秋季リーグ戦規定打席到達者の全 35 名のカ ウント別打率を算出した。 Ⅳ.結果 ファーストストライクの打率とツーストライクの打率が 好打者と言われる条件である3 割を共に超えている選手は 35 名中 1 名という結果になった。また、その 1 名も中島(筑 波大)で 0.286 と決して高い打率とは言えなかった。 通算打率が3 割を超えている選手はファーストストライク の打率も3 割を上回っている打率だった。さらに、上位 6 名は5 割を上回る結果となった。ツーストライクの打率は、 35 名中 34 名が 3 割を下回る打率だった。 Ⅴ.考察 ツーストライクの打率がファーストストライクの打率よ り低いのには、理由があると考えられる。プロ野球で、18 年間活躍された古田敦也氏も初球を打つ、打たないの大問 題ということで、イチロー選手を例に挙げこう述べている。 「プロ野球やメジャーリーグで数々の記録を残してきたイ チロー選手ですらツーストライクの打率は、0.300 をはる かに下回りますシンプルに考えて、追い込まれる前に打っ ていったほうがいい結果に繋がっているのは明白。」プロ野 球で捕手として大活躍された古田敦也氏によるとファース トストライクはとても重要であることを再確認することが 出来た。1) また首都大学野球は打者よりも投手に良い選手が揃ってお り、対戦投手も打率の違いに関わっているのではないかと考 え、考察した。2017年首都大学野球秋季リーグ戦全選手の通 算被打率は0.225に対し、規定投球回に達している投手の防 御率2.00以内の4人に焦点を当て被打率を調べた。大場(筑 波大)は右打者に対し、0.167、左打者に対して0.200、全体 で0.186、青島(東海大)は右打者に0.103、左打者に0.200、全 体0.150、松本(日体大)は右打者に0.200、左打者に0.208 、全体で0.205、最後に東妻(日体大)は右打者に0.088、左 打者に0.198、全体で0.152と通算被打率を下回った。対戦投 手のレベルの違いにより、打率が大きく変化していることが 考えられる。毎年輩出される首都大学野球の好投手を早いカ ウントから攻略していくことが高打率、また日本体育大学が 目標としている常勝チームに繋がっていくのではないだろ うか。 Ⅵ.まとめ アマチュア野球においてもファーストストライクの打率 とツーストライクの打率では、大きな差があった。ファース トストライクから攻撃を仕掛けていくことが高打率に繋が っていくだろう。今回の研究結果により、今後の野球人生ま た、将来野球を指導する立場になった際に役立てることが出 来ると考えている。 Ⅶ.参考文献 1)古田敦也(2010) 「フルタの方程式 バッターズ・バイ ブル」 朝日新聞社 P.060 2)プロ野球データでクロス集計ホームページ:カウント別 打率 https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img.basestati on.jp/prod-gixo/content/uploads/2015/01/634e77cf76d70d2 0901440ba34281fc21.png

打率とカウント別打率の関係性の検証

(8)

運動方法 (野球・ソフト) 研究室 指導教員 古城 隆利 助教 学籍番号 14A0251

学生氏名 服部 将光

Ⅰ.はじめに 野球は攻撃と守備を交代しながら試合を進め、互いに点 を取り合うスポーツである。また野球はミスが多い方が負 けるといわれるスポーツでもある。中学野球、高校野球、 大学野球とレベルが上がるにつれ、一つのミスが試合の流 れを大きく変えていく。高校や大学野球では様々なミスを いかに少なくするかが、自チームの有利な試合運びおよび、 勝敗を左右する要因となるのではないだろうか。今回の調 査では、2017 年の帝京大学と日本体育大学の 2 校のリーグ 戦全試合から守備側の野手によるエラーに絞り、データを もとにエラーが起きた後、失点につながるかを明らかにす る。圧倒的な投手力を擁しても、試合で訪れる数々のピン チにどのように関係してくるのかを明らかにし、その関係 性を調べることで今後の野球の発展に繋げていきたい。 Ⅱ.調査方法 A) 調査対象 2017 年首都大学野球連盟 春季リーグ戦、秋季リー グ戦における、日本体育大学(22 試合)と、帝京大 学(24 試合)、計 46 試合を対象とする。 B) 調査項目 ①全失点、②エラー数、③エラーによる出塁後の失 点の有無、④エラーで出塁におけるアウトカウント 別の得点ケース C) 集計方法 各調査項目をMicrosoft Excel 2010 にて集計し、エ ラーと失点の関係性を調査した。 Ⅲ.結果 全てのエラー回数 42 回のうち、エラーで出塁した走者 が失点につながったのは 23 回で野手のエラーで出塁した 走者が失点につながる確率は、約55%に上った。 0 アウトでのエラーは6回、1 アウトでのエラーは8回、 2 アウトでのエラーは9回と 2 アウトでのエラーが最も失 点につながった。 Ⅳ.考察 2 アウト後のエラーが最も失点につながりやすくなるとい うことが示されたが、0 アウトや 1 アウトでのエラーは、比 較的に投手を中心にカバーし合い失点につながりにくかっ たと考える。2 アウト後のエラーではそれまでに出した走者 をさらに進めてしまうことで、走者を一人出すだけでなくエ ラーが直接的に失点につながったことや、エラー後にヒット を打っていることが関係している。しかし、0 アウトや 1 ア ウトでのエラーは直接的に失点につながりにくい分、相手に チャンスを与えたり試合の流れが相手チームに傾き始める。 そして、相手打者にとって有利になった状況で投手は勝負し ていくようになる。エラーから失点する確率は 42 回中 23 回で約55%となり、2 回に 1 回は失点につながった。 Ⅴ.まとめ 野球の試合において野手のエラーは失点につながりやす くなることが分かった。守備側がミスをすることで、自ら相 手にチャンスを渡すように試合の流れも少しずつ傾き始め る。もちろんミスがない試合が一番良いが、現実に小さいも のでもミスが出るのが、野球というスポーツである。一つの ミスを犯した後どのように対処するか、投手を含む他8 人の 選手でカバーし合うことが重要となる。エラーが失点につな がらないのは、自チームの投手力の高さ、相手打者の打ち損 じ、野手のカバーなどによるもので、野球をするうえでお互 いにカバーし合うことが大切だと考える。よって、最少失点 また無失点でピンチを乗り切ることで、勝利に結びついてく るだろう。野球とは、ミスをカバーし合うスポーツであり、 ミスを未然に防ぐために準備するスポーツでもある。そのほ かにも多くの由来があるスポーツだと改めて気づかされた。 今後も野球の奥深さを多くの人に広めていきたいと思う。 Ⅵ.参考文献 1)スポーツナビ 野球いじり http://sp.plus‐blog.sportsnavi.com/student/artcle/118 2)セイバーメトリクス入門 www.sabrmetrics.info

野手のアウトカウント別のエラーと失点の関係性について

(9)

運動方法 (野球・ソフト) 研究室 指導教員 古城 隆利 助教 学籍番号 14A0256

学生氏名 濱村 和人

Ⅰ.はじめに 私たちが所属している硬式野球部は2 年前より、部や寮 の雑用や掃除を下級生が行うのではなく、上級生が率先し て行い、下級生を指導する『体育会イノベーション』1) いう取り組みを始めた。これまでの日体大硬式野球部は、 上級生がしっかり活動している時に好成績を出し、問題行 動が多いと成績が下降するという歴史が繰り返されてき た。そこで、上級生が役割を持つ『体育会イノベーション』 を実践したところ、1年目でリーグ戦優勝、2 年目の今年、 秋季リーグ戦優勝や関東大会優勝、明治神宮大会優勝を達 成した。 この背景には、『体育会イノベーション』が大きく関係し ていると考える。そのため、『体育会イノベーション』はチ ームにどのくらい影響を与え、どのようにチームが変わっ たかを調査したいと考え、この調査の結果で今後、『体育会 イノベーション』をより良いものにしていくには、どのよ うなことを行えば良いかを明確にすることを目的とする。 Ⅱ.方法 硬式野球部の寮生88名を対象に上級生と下級生に分け アンケートを実施した。アンケート内容は、共通8項目、 上級生8項目、下級生6項目を設定した。(表1参照) 表1.アンケート内容 全体 上級生 下級生 ・体育会イノベーシ ョンを行って良かっ た点 3項目 ・体育会イノベーシ ョンを行ってどのよ うにチームが変わっ たか ・体育会イノベーシ ョンのメリット、デ メリット ・体育会イノベーシ ョンの改善点など ・体育会イノベーシ ョン前のチーム状況 ・体育会イノベーシ ョン後のチーム状況 ・体育会イノベーシ ョンを行って効果が 出たと感じられた時 期など ・入学してすぐに環 境に慣れることがで きたか ・入学前に野球部に 対してどのようなイ メージを持っていた か ・体育会イノベーシ ョンに対して不安は あるかなど Ⅲ.結果 表2.体育会イノベーションに対してどのように考えているか (人) 4年 3年 2年 1年 肯定的 10 19 23 31 否定的 2 2 3 0 全体で『体育会イノベーション』に対して肯定的な人が8 1名、否定的な人が7名であった。 Ⅳ.考察 全体的に肯定的な人が多く、『体育会イノベーション』に 対して積極的に取り組んでいることがわかった。肯定的な意 見では、上級生が社会に出るための準備ができ、人間的に成 長できることや、下級生がすぐに新しい環境に慣れることが できるなどがあげられた。一方、否定的な意見では、下級生 が挨拶などの人として最低限の礼儀がなっていないことや、 上級生が下級生に対して、どこまで指導していいかわからな いといったことがあげられた。その改善点として、上級生が 下級生に対して挨拶などの最低限の礼儀はしっかりと指導 することがあげられた。岩出氏の著書2)によると、入学した ばかりの1年生には他人のことを考えて行動する余裕がな く、上級生が率先して雑用を行うことにより、下級生が余裕 を持って生活することができる。そして、卒業後、社会人と して周囲の人から愛され、信頼され、幸せに生きていく力を 身につけてほしいと記されている。 Ⅴ.まとめ 上級生が率先して役割を実行し、自覚と責任感を持った行 動をすることにより、チームが好成績を残せることができる ようになった。また、下級生は負担が減り新しい環境に慣れ、 プレーにおいても十分に実力を発揮でき、チームの戦力アッ プにもつながった。意図的に上級生がしっかり活動する状況 をつくる『体育会イノベーション』は2 年間の好成績に関係 していると考えられる。 Ⅵ.参考文献 1 ) 日 体 大 硬 式 野 球 部 ホ ー ム ペ ー ジ https://nittaibaseball.com 2)帝京大学ラグビー部岩出雅之監督 『負けない作法』集 英社 2015 年 3 月 31 日発行 P15 5 行目

『体育会イノベーション』の有効性の検証

(10)

運動方法 (野球・ソフト) 研究室 指導教員 古城 隆利 助教 学籍番号 14A0260

学生氏名 肥田 直斗

Ⅰ.背景 今日の野球界では、ファーストストライクを打つことが 結果的に高打率に繋がっていると言われている。プロ野球 のデータをみても好打者は、ファーストストライクの打率 が高く、結果的にも好成績につながっている。そこで、ア マチュア野球でも上記と同じ結果が出るかに興味を持ち、 打率とカウント別打率の関係性を調査し実証することを目 的とする。 Ⅱ.対象 2017 年首都リーグ秋季リーグ戦規定打席到達者の全 35 名を対象とする。 Ⅲ.方法 野球に関する書物、インターネットを参考とする。2017 年首都リーグ秋季リーグ戦規定打席到達者の全 35 名のカ ウント別打率を算出した。 Ⅳ.結果 ファーストストライクの打率とツーストライクの打率が 好打者と言われる条件である3 割を共に超えている選手は 35 名中 1 名という結果になった。また、その 1 名も中島(筑 波大)で 0.286 と決して高い打率とは言えなかった。 通算打率が3 割を超えている選手はファーストストライク の打率も3 割を上回っている打率だった。さらに、上位 6 名は5 割を上回る結果となった。ツーストライクの打率は、 35 名中 34 名が 3 割を下回る打率だった。 Ⅴ.考察 ツーストライクの打率がファーストストライクの打率よ り低いのには、理由があると考えられる。プロ野球で、18 年間活躍された古田敦也氏も初球を打つ、打たないの大問 題ということで、イチロー選手を例に挙げこう述べている。 「プロ野球やメジャーリーグで数々の記録を残してきたイ チロー選手ですらツーストライクの打率は、0.300 をはる かに下回りますシンプルに考えて、追い込まれる前に打っ ていったほうがいい結果に繋がっているのは明白。」プロ野 球で捕手として大活躍された古田敦也氏によるとファース トストライクはとても重要であることを再確認することが 出来た。1) また首都大学野球は打者よりも投手に良い選手が揃ってお り、対戦投手も打率の違いに関わっているのではないかと考 え、考察した。2017年首都大学野球秋季リーグ戦全選手の通 算被打率は0.225に対し、規定投球回に達している投手の防 御率2.00以内の4人に焦点を当て被打率を調べた。大場(筑 波大)は右打者に対し、0.167、左打者に対して0.200、全体 で0.186、青島(東海大)は右打者に0.103、左打者に0.200、全 体0.150、松本(日体大)は右打者に0.200、左打者に0.208 、全体で0.205、最後に東妻(日体大)は右打者に0.088、左 打者に0.198、全体で0.152と通算被打率を下回った。対戦投 手のレベルの違いにより、打率が大きく変化していることが 考えられる。毎年輩出される首都大学野球の好投手を早いカ ウントから攻略していくことが高打率、また日本体育大学が 目標としている常勝チームに繋がっていくのではないだろ うか。 Ⅵ.まとめ アマチュア野球においてもファーストストライクの打率 とツーストライクの打率では、大きな差があった。ファース トストライクから攻撃を仕掛けていくことが高打率に繋が っていくだろう。今回の研究結果により、今後の野球人生ま た、将来野球を指導する立場になった際に役立てることが出 来ると考えている。 Ⅶ.参考文献 1)古田敦也(2010) 「フルタの方程式 バッターズ・バイ ブル」 朝日新聞社 P.060 2)プロ野球データでクロス集計ホームページ:カウント別 打率 https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/img.basestati on.jp/prod-gixo/content/uploads/2015/01/634e77cf76d70d2 0901440ba34281fc21.png

打率とカウント別打率の関係性の検証

(11)

運動方法 (野球・ソフト) 研究室 指導教員 古城 隆利 助教 学籍番号 14A0274

学生氏名 冨里 優馬

Ⅰ.はじめに 私たちが所属している硬式野球部は2 年前より、部や寮 の雑用や掃除を下級生が行うのではなく、上級生が率先し て行い、下級生を指導する『体育会イノベーション』1) いう取り組みを始めた。これまでの日体大硬式野球部は、 上級生がしっかり活動している時に好成績を出し、問題行 動が多いと成績が下降するという歴史が繰り返されてき た。そこで、上級生が役割を持つ『体育会イノベーション』 を実践したところ、1年目でリーグ戦優勝、2 年目の今年、 秋季リーグ戦優勝や関東大会優勝、明治神宮大会優勝を達 成した。 この背景には、『体育会イノベーション』が大きく関係し ていると考える。そのため、『体育会イノベーション』はチ ームにどのくらい影響を与え、どのようにチームが変わっ たかを調査したいと考え、この調査の結果で今後、『体育会 イノベーション』をより良いものにしていくには、どのよ うなことを行えば良いかを明確にすることを目的とする。 Ⅱ.方法 硬式野球部の寮生88名を対象に上級生と下級生に分け アンケートを実施した。アンケート内容は、共通8項目、 上級生8項目、下級生6項目を設定した。(表1参照) 表1.アンケート内容 全体 上級生 下級生 ・体育会イノベーシ ョンを行って良かっ た点 3項目 ・体育会イノベーシ ョンを行ってどのよ うにチームが変わっ たか ・体育会イノベーシ ョンのメリット、デ メリット ・体育会イノベーシ ョンの改善点など ・体育会イノベーシ ョン前のチーム状況 ・体育会イノベーシ ョン後のチーム状況 ・体育会イノベーシ ョンを行って効果が 出たと感じられた時 期など ・入学してすぐに環 境に慣れることがで きたか ・入学前に野球部に 対してどのようなイ メージを持っていた か ・体育会イノベーシ ョンに対して不安は あるかなど Ⅲ.結果 表2.体育会イノベーションに対してどのように考えているか (人) 4年 3年 2年 1年 肯定的 10 19 23 31 否定的 2 2 3 0 全体で『体育会イノベーション』に対して肯定的な人が8 1名、否定的な人が7名であった。 Ⅳ.考察 全体的に肯定的な人が多く、『体育会イノベーション』に 対して積極的に取り組んでいることがわかった。肯定的な意 見では、上級生が社会に出るための準備ができ、人間的に成 長できることや、下級生がすぐに新しい環境に慣れることが できるなどがあげられた。一方、否定的な意見では、下級生 が挨拶などの人として最低限の礼儀がなっていないことや、 上級生が下級生に対して、どこまで指導していいかわからな いといったことがあげられた。その改善点として、上級生が 下級生に対して挨拶などの最低限の礼儀はしっかりと指導 することがあげられた。岩出氏の著書2)によると、入学した ばかりの1年生には他人のことを考えて行動する余裕がな く、上級生が率先して雑用を行うことにより、下級生が余裕 を持って生活することができる。そして、卒業後、社会人と して周囲の人から愛され、信頼され、幸せに生きていく力を 身につけてほしいと記されている。 Ⅴ.まとめ 上級生が率先して役割を実行し、自覚と責任感を持った行 動をすることにより、チームが好成績を残せることができる ようになった。また、下級生は負担が減り新しい環境に慣れ、 プレーにおいても十分に実力を発揮でき、チームの戦力アッ プにもつながった。意図的に上級生がしっかり活動する状況 をつくる『体育会イノベーション』は2 年間の好成績に関係 していると考えられる。 Ⅵ.参考文献 1 ) 日 体 大 硬 式 野 球 部 ホ ー ム ペ ー ジ https://nittaibaseball.com 2)帝京大学ラグビー部岩出雅之監督 『負けない作法』集 英社 2015 年 3 月 31 日発行 P15 5 行目

『体育会イノベーション』の有効性の検証

(12)

運動方法 (野球・ソフト) 研究室 指導教員 古城 隆利 助教 学籍番号 14A0305

学生氏名 宮長 寛大

Ⅰ.はじめに 私たちが所属している硬式野球部は2 年前より、部や寮 の雑用や掃除を下級生が行うのではなく、上級生が率先し て行い、下級生を指導する『体育会イノベーション』1) いう取り組みを始めた。これまでの日体大硬式野球部は、 上級生がしっかり活動している時に好成績を出し、問題行 動が多いと成績が下降するという歴史が繰り返されてき た。そこで、上級生が役割を持つ『体育会イノベーション』 を実践したところ、1年目でリーグ戦優勝、2 年目の今年、 秋季リーグ戦優勝や関東大会優勝、明治神宮大会優勝を達 成した。 この背景には、『体育会イノベーション』が大きく関係し ていると考える。そのため、『体育会イノベーション』はチ ームにどのくらい影響を与え、どのようにチームが変わっ たかを調査したいと考え、この調査の結果で今後、『体育会 イノベーション』をより良いものにしていくには、どのよ うなことを行えば良いかを明確にすることを目的とする。 Ⅱ.方法 硬式野球部の寮生88名を対象に上級生と下級生に分け アンケートを実施した。アンケート内容は、共通8項目、 上級生8項目、下級生6項目を設定した。(表1参照) 表1.アンケート内容 全体 上級生 下級生 ・体育会イノベーシ ョンを行って良かっ た点 3項目 ・体育会イノベーシ ョンを行ってどのよ うにチームが変わっ たか ・体育会イノベーシ ョンのメリット、デ メリット ・体育会イノベーシ ョンの改善点など ・体育会イノベーシ ョン前のチーム状況 ・体育会イノベーシ ョン後のチーム状況 ・体育会イノベーシ ョンを行って効果が 出たと感じられた時 期など ・入学してすぐに環 境に慣れることがで きたか ・入学前に野球部に 対してどのようなイ メージを持っていた か ・体育会イノベーシ ョンに対して不安は あるかなど Ⅲ.結果 表2.体育会イノベーションに対してどのように考えているか (人) 4年 3年 2年 1年 肯定的 10 19 23 31 否定的 2 2 3 0 全体で『体育会イノベーション』に対して肯定的な人が8 1名、否定的な人が7名であった。 Ⅳ.考察 全体的に肯定的な人が多く、『体育会イノベーション』に 対して積極的に取り組んでいることがわかった。肯定的な意 見では、上級生が社会に出るための準備ができ、人間的に成 長できることや、下級生がすぐに新しい環境に慣れることが できるなどがあげられた。一方、否定的な意見では、下級生 が挨拶などの人として最低限の礼儀がなっていないことや、 上級生が下級生に対して、どこまで指導していいかわからな いといったことがあげられた。その改善点として、上級生が 下級生に対して挨拶などの最低限の礼儀はしっかりと指導 することがあげられた。岩出氏の著書2)によると、入学した ばかりの1年生には他人のことを考えて行動する余裕がな く、上級生が率先して雑用を行うことにより、下級生が余裕 を持って生活することができる。そして、卒業後、社会人と して周囲の人から愛され、信頼され、幸せに生きていく力を 身につけてほしいと記されている。 Ⅴ.まとめ 上級生が率先して役割を実行し、自覚と責任感を持った行 動をすることにより、チームが好成績を残せることができる ようになった。また、下級生は負担が減り新しい環境に慣れ、 プレーにおいても十分に実力を発揮でき、チームの戦力アッ プにもつながった。意図的に上級生がしっかり活動する状況 をつくる『体育会イノベーション』は2 年間の好成績に関係 していると考えられる。 Ⅵ.参考文献 1 ) 日 体 大 硬 式 野 球 部 ホ ー ム ペ ー ジ https://nittaibaseball.com 2)帝京大学ラグビー部岩出雅之監督 『負けない作法』集 英社 2015 年 3 月 31 日発行 P15 5 行目

『体育会イノベーション』の有効性の検証

(13)

運動方法 (野球・ソフト) 研究室 指導教員 古城 隆利 助教 学籍番号 14A0323

学生氏名 谷津 鷹明

Ⅰ.はじめに 野球は攻撃と守備を交代しながら試合を進め、互いに点 を取り合うスポーツである。また野球はミスが多い方が負 けるといわれるスポーツでもある。中学野球、高校野球、 大学野球とレベルが上がるにつれ、一つのミスが試合の流 れを大きく変えていく。高校や大学野球では様々なミスを いかに少なくするかが、自チームの有利な試合運びおよび、 勝敗を左右する要因となるのではないだろうか。今回の調 査では、2017 年の帝京大学と日本体育大学の 2 校のリーグ 戦全試合から守備側の野手によるエラーに絞り、データを もとにエラーが起きた後、失点につながるかを明らかにす る。圧倒的な投手力を擁しても、試合で訪れる数々のピン チにどのように関係してくるのかを明らかにし、その関係 性を調べることで今後の野球の発展に繋げていきたい。 Ⅱ.調査方法 A) 調査対象 2017 年首都大学野球連盟 春季リーグ戦、秋季リー グ戦における、日本体育大学(22 試合)と、帝京大 学(24 試合)、計 46 試合を対象とする。 B) 調査項目 ①全失点、②エラー数、③エラーによる出塁後の失 点の有無、④エラーで出塁におけるアウトカウント 別の得点ケース C) 集計方法 各調査項目をMicrosoft Excel 2010 にて集計し、エ ラーと失点の関係性を調査した。 Ⅲ.結果 全てのエラー回数 42 回のうち、エラーで出塁した走者 が失点につながったのは 23 回で野手のエラーで出塁した 走者が失点につながる確率は、約55%に上った。 0 アウトでのエラーは6回、1 アウトでのエラーは8回、 2 アウトでのエラーは9回と 2 アウトでのエラーが最も失 点につながった。 Ⅳ.考察 2 アウト後のエラーが最も失点につながりやすくなるとい うことが示されたが、0 アウトや 1 アウトでのエラーは、比 較的に投手を中心にカバーし合い失点につながりにくかっ たと考える。2 アウト後のエラーではそれまでに出した走者 をさらに進めてしまうことで、走者を一人出すだけでなくエ ラーが直接的に失点につながったことや、エラー後にヒット を打っていることが関係している。しかし、0 アウトや 1 ア ウトでのエラーは直接的に失点につながりにくい分、相手に チャンスを与えたり試合の流れが相手チームに傾き始める。 そして、相手打者にとって有利になった状況で投手は勝負し ていくようになる。エラーから失点する確率は 42 回中 23 回で約55%となり、2 回に 1 回は失点につながった。 Ⅴ.まとめ 野球の試合において野手のエラーは失点につながりやす くなることが分かった。守備側がミスをすることで、自ら相 手にチャンスを渡すように試合の流れも少しずつ傾き始め る。もちろんミスがない試合が一番良いが、現実に小さいも のでもミスが出るのが、野球というスポーツである。一つの ミスを犯した後どのように対処するか、投手を含む他8 人の 選手でカバーし合うことが重要となる。エラーが失点につな がらないのは、自チームの投手力の高さ、相手打者の打ち損 じ、野手のカバーなどによるもので、野球をするうえでお互 いにカバーし合うことが大切だと考える。よって、最少失点 また無失点でピンチを乗り切ることで、勝利に結びついてく るだろう。野球とは、ミスをカバーし合うスポーツであり、 ミスを未然に防ぐために準備するスポーツでもある。そのほ かにも多くの由来があるスポーツだと改めて気づかされた。 今後も野球の奥深さを多くの人に広めていきたいと思う。 Ⅵ.参考文献 1)スポーツナビ 野球いじり http://sp.plus‐blog.sportsnavi.com/student/artcle/118 2)セイバーメトリクス入門 www.sabrmetrics.info

野手のアウトカウント別のエラーと失点の関係性について

(14)

運動方法 (野球・ソフト) 研究室 指導教員 古城 隆利 助教 学籍番号 14A0328

学生氏名 山江 健太

Ⅰ.はじめに 野球は攻撃と守備を交代しながら試合を進め、互いに点 を取り合うスポーツである。また野球はミスが多い方が負 けるといわれるスポーツでもある。中学野球、高校野球、 大学野球とレベルが上がるにつれ、一つのミスが試合の流 れを大きく変えていく。高校や大学野球では様々なミスを いかに少なくするかが、自チームの有利な試合運びおよび、 勝敗を左右する要因となるのではないだろうか。今回の調 査では、2017 年の帝京大学と日本体育大学の 2 校のリーグ 戦全試合から守備側の野手によるエラーに絞り、データを もとにエラーが起きた後、失点につながるかを明らかにす る。圧倒的な投手力を擁しても、試合で訪れる数々のピン チにどのように関係してくるのかを明らかにし、その関係 性を調べることで今後の野球の発展に繋げていきたい。 Ⅱ.調査方法 A) 調査対象 2017 年首都大学野球連盟 春季リーグ戦、秋季リー グ戦における、日本体育大学(22 試合)と、帝京大 学(24 試合)、計 46 試合を対象とする。 B) 調査項目 ①全失点、②エラー数、③エラーによる出塁後の失 点の有無、④エラーで出塁におけるアウトカウント 別の得点ケース C) 集計方法 各調査項目をMicrosoft Excel 2010 にて集計し、エ ラーと失点の関係性を調査した。 Ⅲ.結果 全てのエラー回数 42 回のうち、エラーで出塁した走者 が失点につながったのは 23 回で野手のエラーで出塁した 走者が失点につながる確率は、約55%に上った。 0 アウトでのエラーは6回、1 アウトでのエラーは8回、 2 アウトでのエラーは9回と 2 アウトでのエラーが最も失 点につながった。 Ⅳ.考察 2 アウト後のエラーが最も失点につながりやすくなるとい うことが示されたが、0 アウトや 1 アウトでのエラーは、比 較的に投手を中心にカバーし合い失点につながりにくかっ たと考える。2 アウト後のエラーではそれまでに出した走者 をさらに進めてしまうことで、走者を一人出すだけでなくエ ラーが直接的に失点につながったことや、エラー後にヒット を打っていることが関係している。しかし、0 アウトや 1 ア ウトでのエラーは直接的に失点につながりにくい分、相手に チャンスを与えたり試合の流れが相手チームに傾き始める。 そして、相手打者にとって有利になった状況で投手は勝負し ていくようになる。エラーから失点する確率は 42 回中 23 回で約55%となり、2 回に 1 回は失点につながった。 Ⅴ.まとめ 野球の試合において野手のエラーは失点につながりやす くなることが分かった。守備側がミスをすることで、自ら相 手にチャンスを渡すように試合の流れも少しずつ傾き始め る。もちろんミスがない試合が一番良いが、現実に小さいも のでもミスが出るのが、野球というスポーツである。一つの ミスを犯した後どのように対処するか、投手を含む他8 人の 選手でカバーし合うことが重要となる。エラーが失点につな がらないのは、自チームの投手力の高さ、相手打者の打ち損 じ、野手のカバーなどによるもので、野球をするうえでお互 いにカバーし合うことが大切だと考える。よって、最少失点 また無失点でピンチを乗り切ることで、勝利に結びついてく るだろう。野球とは、ミスをカバーし合うスポーツであり、 ミスを未然に防ぐために準備するスポーツでもある。そのほ かにも多くの由来があるスポーツだと改めて気づかされた。 今後も野球の奥深さを多くの人に広めていきたいと思う。 Ⅵ.参考文献 1)スポーツナビ 野球いじり http://sp.plus‐blog.sportsnavi.com/student/artcle/118 2)セイバーメトリクス入門 www.sabrmetrics.info

野手のアウトカウント別のエラーと失点の関係性について

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