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浦安市第3次地球温暖化対策実行計画

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(1)

第3次

浦安市公共施設における

地球温暖化対策実行計画

平成23年9月

(2)

- 目次 -

第1章 基礎的事項 ...1

第1節 計画の目的 ... 1

第2節 計画の期間 ... 1

第3節 計画の範囲 ... 1

第4節 対象とする温室効果ガス... 1

第5節 基準年における温室効果ガスの排出量 ... 2

第2章 実行計画の目標...4

第1節 温室効果ガス排出量に関する目標 ... 4

第2節廃棄物燃焼... 5

第3章 温室効果ガス排出量削減に向けた取組み...7

第1節 取組みの基本方針 ... 7

第2節 具体的な取組み ... 7

第4章 計画の推進 ... 10

第1節 実施・運用 ... 10

第2節 教育・研修 ...12

第5章 実行計画の背景... 13

第1節 実行計画策定の背景...13

(1) 地球温暖化とは ...13

(2) 地球温暖化のメカニズム...13

(3) 温室効果ガスとは...14

(4) 地球温暖化の予測...14

(5) わが国の対応 ... 15

(3)

第1章

基礎的事項

第1節

計画の目的

本計画は、地球温暖化対策の推進に関する法律(以下、「法」という。)に基づき、「浦安市 の事務及び事業に関し、温室効果ガス排出の抑制等の措置により、地球温暖化対策の推進 を図る」ことを目的とします。

第2節

計画の期間

本計画は、平成21年度を基準年と定めた上で、平成23年度から平成28年度までの6年間 を対象とします。その間の取組み状況や社会情勢の動向を踏まえ、必要に応じて見直しを行 うものとします。

第3節

計画の範囲

本計画の対象範囲は、市が直接行う事務及び事業(指定管理による施設を含む)を基本と し、市が独自に取組むことが可能な公共施設、公用車からの排出(以下、「一般事務」という。) とします。ただし、基準年において存在しない施設については、次期計画において対応する ものとします。

なお、市民・事業者・行政が一体となって取組むべき廃棄物の燃焼による排出(以下、「廃 棄物燃焼」という。)については、浦安市一般廃棄物処理基本計画(以下、「廃棄物処理基本 計画」という。)の改定に合わせて、設定を行うこととします。(平成25年3月廃棄物処理基本計 画改定・平成26年3月本計画改訂)

第4節

対象とする温室効果ガス

(4)

第5節

基準年における温室効果ガスの排出量

本市の基準年(平成21年度)における温室効果ガスの排出量は、下表に示すとおりです。 なお、本計画では基準年(平成21年度)に存在している施設を対象としています。

温室効果ガスの排出量は、法と同法施行令及び「地球温暖化対策の推進に関する法律に 基づく地方公共団体の事務及び事業に係る温室効果ガス総排出量算定方法ガイドライン」 (環境省 平成19年3月/平成23年10月)に定められた方法により算定します。

基準年における発生源別温室効果ガス排出量(二酸化炭素換算)

項目 温室効果ガス排出量(t-CO2)

(基準年H21)

ガソリン(自動車燃料含む) 225

灯油 146

軽油(自動車燃料含む) 123

CNG(自動車燃料) 27

重油 32

LPG 2

都市ガス 4,360

電気 9,467

自動車の走行(ガソリン・CNG) 5

自動車の走行(軽油) 1

自動車使用・漏洩 2

廃棄物燃焼 廃棄物燃焼 27,462

合計 41,852

基準年における市の事務及び事業による温室効果ガスの総排出量は、一般事務で 14,390t-CO2、廃棄物燃焼で27,462t-CO2、全体では、41,852t -CO2であり、廃棄物の処理 から発生する温室効果ガスが総排出量の66%を占めています。

(5)

基準年における温室効果ガス種別排出量

温室効果ガス

一般事務 廃棄物焼却 対象施設全体

排出量 (t-CO2)

比率 (%)

排出量 (t-CO2)

比率 (%)

排出量 (t-CO2)

比率 (%) CO2

二酸化炭素 14,383 99.94 26,491 96.46 40,874 97.66 CH4

メタン 0 0.00 1 0.00 1 0.00

N2O

一酸化二窒素 6 0.04 970 3.54 976 2.33 HFC

ハイドロフル オロカーボン

3 0.02 0 0.00 3 0.01

総排出量 14,392 100 27,462 100 41,854 100 温室効果ガスの種類別では、二酸化炭素(CO2)によるものが全体の97%以上を占めています。

注) 四捨五入により数値を求めているため、合計が合わない場合があります。

一般事務〔燃料別〕

その他 0% ガソリン

軽油 CNG 3% 灯油重油

1%

都市ガス 30%

電気 66%

一般事務

34%

廃棄物燃焼,

66%

(6)

第2章

実行計画の目標

第1節

温室効果ガス排出量に関する目標

第3次計画では、これまでに実施してきた一般事務からの温室効果ガスの排出削減対策 を継続していくとともに、新たな対策を実施し、温室効果ガスの排出削減を目指します。

具体的には、高効率照明設備の導入や空調設備ごとに設備の選択及び使用方法につい て取り組むことによって目標を達成することができます。なお、これらの設備等については、 既に設備機器の老朽化等に伴い更新する時期にきている施設から順次交換していくこととし ます。

なお、平成23年夏季に関しては、3月11日に発生した東日本大震災の影響により電力供 給不足が生じ、これに対応するため「浦安市節電対策基本方針」(平成23年6月)を策定し、 節電対策に取り組みました。今後も、電力需給バランスの状況を勘案しながら、状況に応じて 節電対策に取り組むこととします。

(単位:t-CO2)

自動車 燃料消費

電気 消費

都市ガス

消費 その他

基準年 排出量

378 9,467 4,360 185 計 14,390

削減 目標量

863 (6%) 目標年

排出量 13,527

注) 四捨五入により数値を求めているため、合計が合わない場合があります。

削減目標:計画最終年に基準年比

6.0%の削減を目指します。

(7)

第2節

廃棄物燃焼

市民・事業者・行政が一体となって取組むべき廃棄物燃焼による温室効果ガスの排出削 減については、平成25年3月に廃棄物処理基本計画の改定を行ったことにあわせ、平成26 年3月に本計画に追加をしています。

(1)「浦安市一般廃棄物処理基本計画」の概要

平成23年3月11日に発生した東日本大震災により、中町地域及び新町地域を中心に地盤 の液状化現象が起こり、甚大な被害と多くのガレキが発生しました。また、それまでクリーンセ ンターで焼却した焼却残渣の半数近くを再資源化としてエコセメント化していましたが、東日 本大震災の影響による委託業者の操業停止により、再資源化が困難になっています。

こうした状況のなか、市民の生活意識や産業活動の変化及び自然災害などに的確に対応 して廃棄物行政を進めていくために、廃棄物処理基本計画の計画改定を平成25年3月に行 いました。計画期間は、浦安市復興計画に合わせて平成25年度から平成32年度までとして います。

この計画では、市の人口が将来予測人口どおりの伸びた場合に、現状のごみ対策のまま 進むと平成23年度では約65,300tだったものが、平成32年度では約68,100tまで増加すると 予測されています。そこで、市では、平成32年度にごみ排出量を約62,400tまで削減すること を目指して、下記の3つの目標を設定しています。

1.家庭ごみ原単位約63g/人・日の削減を目指します。(平成23年度比) 2.事業系ごみ排出量約6%削減を目指します。(平成23年度比) 3.再資源化率約23%以上の実施を目指します。

(2)

「浦安市一般廃棄物処理基本計画」の取り組みによる温室効果

ガス排出量に関するシナリオ

廃棄物燃焼により発生する温室効果ガスは、焼却処理施設(クリーンセンター)での年間 処理量から算出します。

(1)の1~3までの目標を達成するための家庭系ごみ対策・事業系ごみ対策、再資源化の 取り組みを行わないと、焼却処理施設(クリーンセンター)では、年間焼却量が平成21年度の 実績55,189tから、第3次浦安市地球温暖化対策実行計画の目標年度である平成28年度に は55,490tとなる推計です。

(8)

この見通しに伴う、温室効果ガス排出量削減効果の試算結果は、廃棄物処理対策を廃棄 物処理基本計画の改定前の取り組みで実施すると、平成21年度基準年比で平成28年度の 温室効果ガス排出量は20.5%減ですが、計画改定後の取り組みを実施することにより26.7% 減となり、6.2%削減効果が上がります。

シナリオによる温室効果ガス排出量削減効果の試算結果

対象年度 シナリオ 焼却量

(t/年)

排出量 (t-CO2)

基準年比 (t-CO2)

基準年比 (%)

平成21年度 基準年 55,189 27,462 - -

平成28年度 (目標年度)

改 定 前 の 取

り組み実施 55,490 21,827 ▲5,635 ▲20.5

改 定 後 の 取

り組み実施 51,142 20,117 ▲7,345 ▲26.7

※平成23年に環境省で策定されている「温室効果ガス総排出量策定方法ガイドライン」に基づき、「焼

却されるプラスチックごみ量」を推計し、これに「炭素排出係数」等を乗じて算定しています。

※「改定前の取り組み実施」において、基準年と比較し焼却量が増えているのに、温室効果ガス排

出量が減っている理由は、「焼却されるプラスチックごみ量(推計)」が基準年と比較し、減ったことに伴

うものです。

(算定の詳細は、資料編P10に記載)

【参考】廃棄物燃焼(一般廃棄物の焼却)に伴うCO2の算定対象

一般廃棄物を焼却処理施設(クリーンセンター)で、焼却する際に排出される「CO2」

の量が対象となります。

ただし、食物くず(生ごみ)や紙くず等のバイオマス(生物体)起源の廃棄物の焼却に 伴う排出は、食物により大気中から一度吸収された二酸化炭素(CO2)が再び大気中に排

出されるものでありカーボンバランスは一定であると考えられ、国際的な取り決めに基づ き排出量には含めないこととされています。従って、算定の対象となる一般廃棄物の焼却 に伴うCO2は、焼却される化石燃料由来のごみ(プラスチックごみ)となります。

因みに、温室効果ガス算定には、CO2以外のメタン(CH4)や一酸化二窒素は(N2

O)は、プラスチックごみのみを対象とせず、焼却処理施設(クリーンセンター)で焼却 する焼却量(一般廃棄物)の全量を対象とします。

(9)

第3章

温室効果ガス排出量削減に向けた取組み

第1節

取組みの基本方針

浦安市本計画の目標達成に向け、浦安市環境配慮指針に掲げる配慮事項に沿って取組 みを進めていきます。また、化石燃料に替わるエネルギーのひとつとして、太陽光や太陽熱 等の新エネルギーが注目されています。国のエネルギー政策の中でも、新エネルギーの導 入促進が掲げられており、新エネルギーを積極的に導入することにより、温室効果ガスの排 出量を抑制します。新エネルギーの導入は、職員や市民への啓発効果も期待できます。

第2節

具体的な取組み

(ア) 省エネルギー設備の導入・省エネルギー対策 【省エネルギー設備の導入】

・更新時期を迎えた施設の空調設備等については順次、省エネ型設備に更新を図る。 照明設備

・直管型蛍光灯については整備して10年以上が経過した照明機器を対象にLED照明の 積極的な導入を図る。

・電球についてはLED照明を導入する。 ・人感センサーの導入を検討する。

・OA機器やコピー機等は省エネ型を導入する。

【照明】

・昼休み、残業時間及び休日出勤時の照明は、必要最小限とする。 ・廊下照明の消灯を徹底する。

・断続的に使用する会議室や、給湯室、トイレ、更衣室等では、使用するときだけ点灯し、 使用後は消灯する。

・窓際などで十分な光量が得られる場合は自然光を活用する。

【OA機器(パソコン、プリンタ、コピー機、ファックス等)】

・OA機器は使用しない時は省電力モードにし、長時間使用しない場合は電源を切る。

LED 照明の導入

(10)

・最終退庁者は、OA機器の電源が切ってあるかを確認する。

・電子メールで済ませられる用件であればファックスの利用は控える。

【冷暖房】

・室温は、冷房28℃以上、暖房19℃以下を基本とする。 ・窓の開閉やブラインド等を活用し室内温度の調節を図る。

・小規模施設で家庭用エアコンを使用する場合は、2週間に1度はフィルターを掃除し、 オフシーズンはコンセントを抜く。

・クールビズ、ウォームビズを実行する。

【公用車】

・公用車を購入またはリースする際は、積極的に低公害車(ハイブリッド車、電気自動車、 天然ガス車)かつ低燃費車の導入を検討する。

・駐停車時のアイドリングストップなどのエコドライブを徹底する。

・経済速度(一般道は40km/h、高速道は80km/h)に留意した上で、法定速度を遵守する。 ・余分な荷物は積まない。

・低公害車や低燃費車を優先的に利用する。

【その他】

・出来るだけエレベータの利用は控え、3階以内は階段の利用を徹底する。

・テレビ等家庭用電化製品を使用しない時は主電源を切り、長期間使用しないときはコ ンセントを抜く。

・給湯は、季節や目的に合わせた適正な温度で利用する。 ・適宜、公共施設の省エネルギー診断を行う。

自転車の貸し出し

本庁舎、第二庁舎、第三庁舎、健康センター、集合事務所ではリサイク ル自転車の貸し出しを行っています。予約はグループウェアから行えま す(集合事務所は環境保全課へ)。

公用車以外の移動方法

(11)

(イ) 省資源・リサイクル対策 【用紙類】

・両面印刷や使用済み用紙の裏紙使用により紙を節約する。 ・会議用資料や事務手続きの簡素化を図る。

・使用済み封筒の再利用をする。

・不要となった紙は、ホチキス、クリップ等をはずし、分別回収する。 ・庁内の連絡は、グループウェア掲示板や電子メールを活用する。 ・多量の機密ごみは、リサイクルに努める。

【水の利用】

・必要に応じて水栓に節水コマを取り付けたり、水道水圧を低くする。 ・女性用トイレに擬音装置を設置する。

【その他】

・ごみは分別回収を徹底し、各課のごみ箱は1個とする。

(ウ) 環境に配慮した製品購入(グリーン購入)の推進

・電気を使用する機器を購入する際、省エネルギー型のものを選択する。 ・コピー用紙は古紙配合製品(再生紙)を購入する。

・弁当、飲料はリターナブル容器に入れて販売されているものを購入する。 ・可能な限り、マイ箸の使用を推進する。

・購入する文具類、機器類、制服・作業服等は可能な限り再生材料からつくられたもの にする。

(エ) その他の取組み 【新エネルギー等の導入】

・公立小中学校や公共施設への太陽光発電の導入を推進する。 ・市内道路の街灯への太陽光発電の導入を検討する。

(12)

第4章

計画の推進

第1節

実施・運用

1 本計画の目的は、温室効果ガス排出量の削減であることから、下記のとおり温室効果ガス 排出量の算定を行います。

(1)各所属(施設管理者)は、温室効果ガス排出量の算定に必要なデータをまとめ、環境 保全課に報告します。

(2)環境保全課は、報告をもとに、市の事務事業に伴う温室効果ガス排出量の算定を行い ます。

(3)環境保全課は1年に1回、温室効果ガス排出量を公表します

2 温室効果ガス排出量の削減目標を達成するため、全庁的にエネルギー使用量等の削減 に取組むなど、職員一人ひとりが環境に配慮した行動を推進することが重要であるため浦 安市環境マネジメントシステムを以下のとおり運用します。

(1) 役割

・都市環境部長

・各所属における環境マネジメントを統括する。

・各課の実績報告の取りまとめ及び目的や目標との適合状況の確認をする。 ・環境保全課(事務局)

・運用に関わる実務的な検討・推進機関として、都市環境部長の指示により事務局業 務を行う。

・各所属

・環境マネジメントシステムに係る実績報告及び調査の取りまとめを行う。 ・環境配慮行動を推進する。

市長・副市長

環境担当部長

(都市環境部長)

事務局

(環境保全課)

(13)

(2) 計画

市の環境方針に従い、環境の保全及び改善に関する活動を継続的に推進するため、環 境影響並びにその他の要求事項を踏まえ、環境目的・目標及び活動計画を設定する。 (3) 運用

環境目的・目標の達成や、進捗状況を管理するため、環境配慮チェックシートを作成し、 点検・記録・報告等を行うことで、環境配慮を推進する。

(4) 点検及び是正

各所属における環境配慮行動の実態や、取組みなどを把握するため、内部監査を実施 する。

●内部監査の体制

・内部監査の責任者は、都市環境部次長とする。

・内部監査員は、原則として部の次長職及び部の庶務担当課長の職にあるものとする。 ●監査の実施においては、客観性及び公平性を確保するため、監査員は自らが担当す る業務について監査を行わない。

●監査結果の報告

・内部監査を実施したときは、内部監査結果通知書により、内部監査結果を所属長に 通知する。

(5) 見直し(マネジメントレビュー)

・都市環境部長は、各所属の環境配慮行動評価において、目標の未達成など改善の必 要が生じた場合、必要な見直しや改善を行い、新たな環境目的・目標を定める。

・内部監査を受けた各所属長は、内部監査で指摘事項があったときは、必要な見直しや 改善を行うとともに、監査の結果に基づく改善・検討結果を都市環境部長に報告する。

実行

見直し

計画

(14)

第2節

教育・研修

本計画で定める目標達成のためには、すべての職員が本計画の内容をよく理解し、 地球温暖化問題や環境への負荷の低減に対する取組の重要性と本計画の意義を十分に 理解した上で計画を推進していく必要があります。

(15)

第5章

実行計画の背景

第1節

実行計画策定の背景

(1) 地球温暖化とは

環地球温暖化とは、人類の活動に伴って発生する温室効果ガスが、大気中の温室効果 を増長させ、地球全体として地表及び大気の温度を上昇させることを言います。そしてこの 温暖化が、自然の生態系及び人類に悪影響を及ぼすことから、問題となっています。

地球温暖化は、単に気温が上昇するというだけではなく、気温の上昇に伴う様々な現象 を引き起こす環境問題であり、一度進行してしまうと大気中の温室効果ガスを取り除くのは きわめて困難であることから、予防的な取組が非常に重要となるものです。

この地球上で人類が生存し続けるためには、世界の全ての国々が協力して温室効果ガ スの発生量を削減する努力を行い、その濃度の変化を地球レベルで抑制する必要がある のです。

(2) 地球温暖化のメカニズム

地球の気温は、下記の仕組みにより、太陽からの日射エネルギーと地球からの放出エネ ルギーとのバランスによって、適切に保たれています。

・ 太陽から届く日射が地表面で吸収される。

・ 加熱された地表面から赤外線として熱が放射される。

・ 温室効果ガスがこの赤外線を吸収する。

・ 地球の温度が人類にとって適切に保たれる。

ところが近年、私たちが石油やガス、電気といった化石燃料を消費し、さらにその吸収源 となる森林の伐採等を行うことによって、大気中の温室効果ガス濃度が上昇し、地球規模 で地表及び大気の温度が追加的に上昇(地球温暖化)しています。

(16)

(3) 温室効果ガスとは

人為的に発生する温室効果ガスとしては燃料の燃焼に伴う二酸化炭素の寄与が最も大 きいのですが、それ以外の発生源からも、様々な温室効果ガスが排出されています。温室 効果ガスは、その種類によって温室効果の強さが異なります。

ガス種類

[地球温暖化係数] 人 為 的 な 発 生 源

二酸化炭素(CO2) [1]

産業、民生、運輸部門等における燃料の燃 焼に伴うものが全体の9割を占め、温暖化へ の影響が大きい。

メタン(CH4) [21]

稲作、家畜の腸内発酵等の農業部門から出 るものが半分を占め、廃棄物の埋立からも2 ~3割を占める。

一酸化二窒素(N2O) [310]

燃料の燃焼に伴うものが半分を占めるが、工 業プロセスや農業からの排出もある。

ハイドロフルオロカーボン(HFC) [140~11,700]

エアゾール製品の噴射剤、カーエアコンや 冷蔵庫の冷媒、断熱発泡剤等に使用。 パーフルオロカーボン(PFC)

[6,500~9,200]

半導体製造用や電子部品等の不活性液体 等として使用。

六ふっ化硫黄(SF6) [23,900]

変電設備に封入される電気絶縁ガスや半導 体等製造用等として使用。

[ ]内の数字は地球温暖化係数

地球温暖化係数とは、温室効果ガスの物質毎に、地球の温暖化をもたらす程度を、 その持続時間も 加味した上で、二酸化炭素に対する比で示した数値です。

(4) 地球温暖化の予測

世界の年平均気温は1891年から2009年まで の100年あたり0.68℃の割合で上昇しています。

また、我が国の年平均気温の推移を見ると、 1898(明治31)年~2008(平成21)年までの100 年あたりおよそ1.11℃の割合で上昇しています。 このように、気温は世界的に上昇する傾向に あり、温暖化の原因物質と考えられている二酸 化炭素等の温室効果ガスの大気中の濃度は今 後も増加していくと予想されるため、IPCCでは 「第4次評価報告書(2007年)」において、2100 年 ま で の 間 に 地 球 上 の 平 均 気 温 は 1.8 ℃ ~ 4.0℃上昇するとの予測結果を公表しています。

(17)

2100年までの間に平均気温が2℃~3℃(北海道の一部で4℃)上昇するものと予測されて います。このような地球温暖化の進行により、海面水位の上昇や異常気象の増加などの影 響が発生すると言われています。

また、千葉県においても平均気温は徐々に上昇しており、銚子地方気象台の観測結果 によると、20世紀初頭からの100年間で約1℃の上昇となっており、我が国における気温の 上昇傾向とほぼ一致しています。

千葉県における気温の推移

-10℃ -5℃ 0℃ 5℃ 10℃ 15℃ 20℃ 25℃ 30℃ 35℃ 40℃

1967 1969 1971 1973 1975 1977 1979 1981 1983 1985 1987 1989 1991 1993 1995 1997 1999 2001 2003 2005 2007 2009

千葉平均 銚子地方平均 千葉最高 銚子地方最高 千葉最低 銚子地方最低

注)千葉:千葉特別地域気象観測所、銚子地方:銚子地方気象台

(5) 我が国の対応

地球温暖化という世界的な脅威 に対抗するため、1997(平成9)年に 「 京 都 議 定 書」 が採 択 され 、2005 (平成17)年2月16日に発効しまし た。このことにより、我が国は2008 年から2012年までの間に、温室効 果 ガス 排 出 量 を 1990 年に比 べ て 6%削減することが義務づけられる ことになりました。

その後、2009年9月にニューヨー クで開催された国連気候変動サミッ トにおいて、鳩山内閣総理大臣は、 我が国の目標として、温室効果ガ ス排出量を2020年までに1990年に 比べて25%削減することを表明し

出典)温室効果ガスインベントリオフィス

(18)

ています。

これまで、我が国では「地球温暖化防止行動計画(1990年)」を策定して以降、「地球温 暖化対策の推進に関する法律(1998年)」「地球温暖化対策に関する基本方針(1999年)」、 「地球温暖化対策推進大綱(1998,2002年)」を定めています。2006年4月1日からは「地球 温暖化対策の推進に関する法律」に基づき、温室効果ガスの特定排出者に対し、自らの 温室効果ガスの排出量を算定し、国に報告することが義務付けられました。

その後、2009年には同制度を改正し、対象範囲の拡大や排出係数の見直しなどが行わ れるなど、様々な地球温暖化対策を推進しています。

年 次 我が国の地球温暖化に関する出来事

1990(H 2) 1992(H 4) 1997(H 9) 1998(H10) 1999(H11) 2002(H14) 2005(H17) 2006(H18) 2009(H21)

地球温暖化防止行動計画の策定

環境と開発に関する国連会議(地球サミット)開催、気候変動枠組み条約の締結 京都議定書の採択

地球温暖化対策の推進に関する法律の制定、地球温暖化対策推進大綱の決定 地球温暖化対策に関する基本方針の決定

地球温暖化対策推進大綱(見直し)の決定

京都議定書の発効、京都議定書目標達成計画の策定 温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度の規定

温室効果ガス排出量を2020年までに25%削減(1990年比)と表明 温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度の改正(対象範囲の拡大等)

第2節

計画の位置づけ

この計画は、地球温暖化対策の推進に関する法律第二十条の三に基づく「市の実行計 画」です。

また、本市では、「浦安市環境基本条例」の中で、自らの事務事業の執行に伴う環境へ の負荷の低減に率先して努めることを市の責務として規定するとともに、この条例に基づき 策定した「浦安市環境基本計画」においても、「環境への負荷の少ない、地球にやさしい 循環型社会をめざすまち」を目指し、市の総合的な温室効果ガス削減に向けた取り組みを 推進することを掲げています。

(19)

第3次

浦安市公共施設における

地球温暖化対策実行計画

(20)

- 目次 -

《資料編》

資料編1 地球温暖化対策の推進に関する法律(抜粋) ... 1

資料編2 排出量算出の基本的考え方... 3

資料編3 温室効果ガス排出量の算定に係る排出係数 ... 4

資料編4 計画の対象となる施設 ... 6

資料編5 基準年(平成21年)における気温の推移... 9

(21)

資料編1

地球温暖化対策の推進に関する法律(抜粋)

[最終改正:平成二十年六月一三日法律第六七号]

(地方公共団体の責務)

第四条 地方公共団体は、その区域の自然的社会的条件に応じた温室効果ガスの排出の抑制等のための施 策を推進するものとする。

2 地方公共団体は、自らの事務及び事業に関し温室効果ガスの排出の量の削減並びに吸収作用の保全及 び強化のための措置を講ずるとともに、その区域の事業者又は住民が温室効果ガスの排出の抑制等に関して 行う活動の促進を図るため、前項に規定する施策に関する情報の提供その他の措置を講ずるように努めるもの とする。

(国及び地方公共団体の施策)

第二十条 国は、温室効果ガスの排出の抑制等のための技術に関する知見及びこの法律の規定により報告さ れた温室効果ガスの排出量に関する情報その他の情報を活用し、地方公共団体と連携を図りつつ、温室効果 ガスの排出の抑制等のために必要な施策を総合的かつ効果的に推進するように努めるものとする。

2 都道府県及び市町村は、京都議定書目標達成計画を勘案し、その区域の自然的社会的条件に応じて、 温室効果ガスの排出の抑制等のための総合的かつ計画的な施策を策定し、及び実施するように努めるものと する。

(地方公共団体実行計画等)

第二十条の三 都道府県及び市町村は、京都議定書目標達成計画に即して、当該都道府県及び市町村の事 務及び事業に関し、温室効果ガスの排出の量の削減並びに吸収作用の保全及び強化のための措置に関する 計画(以下「地方公共団体実行計画」という。)を策定するものとする。

2 地方公共団体実行計画は、次に掲げる事項について定めるものとする。 一 計画期間

二 地方公共団体実行計画の目標 三 実施しようとする措置の内容

四 その他地方公共団体実行計画の実施に関し必要な事項

3 都道府県並びに地方自治法 (昭和二十二年法律第六十七号)第二百五十二条の十九第一項 の指定 都市、同法第二百五十二条の二十二第一項 の中核市及び同法第二百五十二条の二十六の三第一項 の特 例市(以下「指定都市等」という。)は、地方公共団体実行計画において、前項に掲げる事項のほか、その区域 の自然的社会的条件に応じて温室効果ガスの排出の抑制等を行うための施策に関する事項として次に掲げる ものを定めるものとする。

一 太陽光、風力その他の化石燃料以外のエネルギーであって、その区域の自然的条件に適したものの利 用の促進に関する事項

二 その区域の事業者又は住民が温室効果ガスの排出の抑制等に関して行う活動の促進に関する事項 三 公共交通機関の利用者の利便の増進、都市における緑地の保全及び緑化の推進その他の温室効果ガ スの排出の抑制等に資する地域環境の整備及び改善に関する事項

(22)

をいう。)の形成に関する事項

4 都道府県及び指定都市等は、地球温暖化対策の推進を図るため、都市計画、農業振興地域整備計画そ の他の温室効果ガスの排出の抑制等に関係のある施策について、当該施策の目的の達成との調和を図りつ つ地方公共団体実行計画と連携して温室効果ガスの排出の抑制等が行われるよう配意するものとする。 5 指定都市等は、その地方公共団体実行計画の策定に当たっては、都道府県の地方公共団体実行計画及 び他の指定都市等の地方公共団体実行計画との整合性の確保を図るよう努めなければならない。

6 都道府県及び指定都市等は、地方公共団体実行計画を策定しようとするときは、あらかじめ、住民その他 利害関係者の意見を反映させるために必要な措置を講ずるものとする。

7 都道府県及び指定都市等は、地方公共団体実行計画を策定しようとするときは、あらかじめ、関係地方公 共団体の意見を聴かなければならない。

8 都道府県及び市町村は、地方公共団体実行計画を策定したときは、遅滞なく、これを公表しなければなら ない。

9 第五項から前項までの規定は、地方公共団体実行計画の変更について準用する。

10 都道府県及び市町村は、毎年一回、地方公共団体実行計画に基づく措置及び施策の実施の状況(温 室効果ガス総排出量を含む。)を公表しなければならない。

11 都道府県及び指定都市等は、地方公共団体実行計画を達成するため必要があると認めるときは、関係 行政機関の長又は関係地方公共団体の長に対し、必要な資料の送付その他の協力を求め、又は温室効果ガ スの排出の抑制等に関し意見を述べることができる。

12 前各項に定めるもののほか、地方公共団体実行計画について必要な事項は、環境省令で定める。 (温室効果ガス算定排出量の報告)

第二十一条の二 事業活動(国又は地方公共団体の事務及び事業を含む。以下この条において同じ。)に伴 い相当程度多い温室効果ガスの排出をする者として政令で定めるもの(以下「特定排出者」という。)は、毎年 度、主務省令で定めるところにより、主務省令で定める期間に排出した温室効果ガス算定排出量に関し、主務 省令で定める事項(当該特定排出者が政令で定める規模以上の事業所を設置している場合にあっては、当該 事項及び当該規模以上の事業所ごとに主務省令で定める期間に排出した温室効果ガス算定排出量に関し、 主務省令で定める事項)を当該特定排出者に係る事業を所管する大臣(以下「事業所管大臣」という。)に報告 しなければならない。

(23)

資料編2

排出量算出の基本的考え方

温室効果ガスは種類によって温室効果の度合が異なるため、燃料等の使用量に、地球 温暖化係数を掛けて、二酸化炭素相当量に換算しています。

その一例として、ガソリンを燃料とする普通自動車が10,000kmを走行したときに発生する 二酸化炭素相当量を計算してみます。

まず、自動車の走行によってメタンと一酸化二窒素が発生しますので、走行距離に排出 係数を掛け合わせて各々のガスの発生量を計算します。

(メタンは0.000010kg-CH4/km、一酸化二窒素は0.000029kg-N2O/km)

※排出係数は「温暖化対策の推進に関する法律施行令(最終改正:平成22年3月3日政令 第20号)」に規定されたもの

○ メタン発生量 = 10,000km×0.000010kg-CH4/km= 0.10kg-CH4 ○ 一酸化二窒素発生量 = 10,000km×0.000029kg-N2O/km= 0.29kg-N2O

そして、これらに地球温暖化係数を掛け合わせて、二酸化炭素相当量を算出します。 (メタンは21、一酸化二窒素は310)

○二酸化炭素相当量 = 0.10 kg-CH4×21 + 0.29kg-N2O×310 = 92.0kg-CO2

<地球温暖化係数>

温室効果ガスは種類によって温室効果の度合が異なるため、地球温暖化係数を掛けて 二酸化炭素相当量に換算します。こうして算出された温室効果ガスの単位は、重さの単位 にCO2をつけて「kg-CO2」または「t- CO2」のように示します。

対象物質 地球温暖化係数

二酸化炭素 1

メタン 21

一酸化二窒素 310

ハイドロフルオロカーボン

(HFC-134a) 1300

(24)

資料編3

温室効果ガス排出量の算定に係る排出係数

表3-1 二酸化炭素(CO2)の排出係数

調査項目 活動量の 発熱量 (MJ/単位)

発熱量あたり 炭素排出係数

(kg-C/MJ)

排出係数

発熱量×発熱量あたり 炭素排出係数×44/12

(kg-CO2/単位)

使

一般炭 kg 25.7 0.0247 2.33

ガソリン L 34.6 0.0183 2.32

灯油 L 36.7 0.0185 2.49

軽油 L 37.7 0.0187 2.58

A重油 L 39.1 0.0189 2.71

B重油 L 41.9 0.0195 3.00

C重油 L 41.9 0.0195 3.00

液化石油ガス(LPG) kg 50.8 0.0161 3.00

液化天然ガス(LNG) kg 54.6 0.0135 2.70

圧縮天然ガス(CNG) m3 43.5 0.0139 2.22

都市ガス m3 45.0 0.0136 2.24

電気使用量 kWh - 0.384

一般廃棄物焼却量

(合成繊維の廃棄物を除く) t 754 2,765

※二酸化炭素量分子量:44,炭素分子量:12

表3-2 メタン(CH4)の排出係数

調査項目 活動量の

単位

排出係数

(kg-CH4/単位)

ガソリン・LPG

乗用車 km 0.000010

バス km 0.000035

軽乗用車 km 0.000010

普通貨物車 km 0.000035

小型貨物車 km 0.000015

軽貨物車 km 0.000011

特殊用途車 km 0.000035

ディーゼル

乗用車 km 0.0000020

バス km 0.000017

普通貨物車 km 0.000015

小型貨物車 km 0.0000076

特種用途車 km 0.000013

(25)

表3-3 一酸化二窒素(N2O)の排出係数(1)

調査項目 活動量の単位 排出係数

(kg-N2O/単位)

ガソリン・LPG

乗用車 km 0.000029

バス km 0.000041

軽乗用車 km 0.000022

普通貨物車 km 0.000039

小型貨物車 km 0.000026

軽貨物車 km 0.000022

特殊用途車 km 0.000035

ディーゼル

乗用車 km 0.000007

バス km 0.000025

普通貨物車 km 0.000014

小型貨物車 km 0.000009

特種用途車 km 0.000025

一般廃棄物焼却量 連続燃焼式 t 0.0567

表3-4 ハイドロフルオロカーボン(HFC)の排出係数

調査項目 活動量の

単 位

排出係数 (kg-HFC/台) 自動車用

カーエアコン 使用時 使用台数 台

0.010

(26)

資料編4

計画の対象となる施設

表4-1 計画の対象となる施設の区分

課・施設名称 (H21:t-CO2/年)基準年排出量 備考

秘書課 7.3

広聴広報課 0.7

防災課 2.0

防災課(屋外) 0.7

契約課 1,336.5

固定資産税課 1.1

収税課 0.7

防犯課 4.6

浦安駅前行政サービスセンター 9.4 新浦安駅前行政サービスセンター 16.3 舞浜駅前行政サービスセンター 8.8

消費生活センター 9.2

市民活動センター 8.7

文化会館 594.7

市民プラザ 306.5

地域ネットワーク課 10.3 国際センター(マーレ内)

環境保全課 0.5

ごみゼロ課 2.5

環境レンジャー課 33.2

下水道課 214.1

みどり公園課 389.6

交通公園 85.3

墓地公園 72.9

クリーンセンター 503.9

ビーナスプラザ 29.4

斎場 446.2

国民健康保険課 0.0

社会福祉課 1.9

障がい福祉課 28.9

障がい者福祉センター 208.2 旧第 1 第 2 福祉作業所 22.6

高齢者支援課 0.7

老人福祉センター 69.5

中央訪問看護ステーション 1.1 猫実地域包括支援センター 1.1 在宅介護支援センター(マーレ内) 2.4

特別養護老人ホーム 53.2 通所施設分のみ

介護保険課 1.5

健康増進課 465.2 猫実デイ含む

総合福祉センター 240.8 社協、地域福祉センター含

新老人福祉センター 193.6

(27)

猫実保育園 35.6

入船保育園 48.5

富岡保育園 44.8

東野保育園 52.9

日の出保育園 47.6

高洲保育園 59.5

浦安駅前保育園 41.8

海園の街保育園 33.0

弁天保育園 47.0

新浦安カルチャープラザ(マーレ内) 51.7 青少年交流活動センター(うららめーる) 94.3

少年の広場 0.2

若草幼稚園 21.9

青葉幼稚園 15.3

みなみ幼稚園 15.4

神明幼稚園 14.9

北部幼稚園 11.8

見明川幼稚園 15.1

堀江幼稚園 18.4

富岡幼稚園 17.9

美浜南幼稚園 13.2

入船南幼稚園 17.7

舞浜幼稚園 23.4

美浜北幼稚園 21.4

日の出幼稚園 26.4

明海幼稚園 24.7

ふたば保育園 46.2

入船北保育園 51.5

道路管理課 351.8

交通安全課 2.8

建築指導課 0.9

市街地開発課 1.0 市営住宅共有部分(廊下)

まちづくり事務所 6.9

浦安駅 第1自転車駐車場 16.6 浦安駅 第2自転車駐車場 8.4 新浦安駅 第1自転車駐車場 18.0

議会事務局 庶務課 3.0

消防本部総務課 340.6

消防署(本署) 54.6

今川出張所 93.3

堀江出張所 48.6

青少年センター 2.8

中央公民館 212.5

堀江公民館 85.6

富岡公民館 120.6

美浜公民館 152.1

当代島公民館 359.0

日の出公民館 327.4

(28)

郷土博物館 186.9

旧宇田川家住宅 0.9

旧大塚家住宅 0.7

旧濱野委員 1.5

市民スポーツ課 83.1

東野プール 46.1

中央武道館 190.6

総合体育館(屋内水泳プールを含む) 2,581.2 図書サービスコーナー(マーレ) 3.2

教育総務課 88.8

教育施設課 0.6

指導課 4.5 適応指導教室

教育研究センター 1.3

保健体育安全課 0.6

浦安中学校 109.6

堀江中学校 93.5

見明川中学校 110.3

入船中学校 91.4

富岡中学校 88.0

美浜中学校 73.4

日の出中学校 109.9

明海中学校 110.9

浦安小学校 82.3

南小学校 97.6

北部小学校 113.8

見明川小学校 72.8

富岡小学校 92.1

美浜南小学校 74.3

入船北小学校 45.3

東小学校 91.2

入船南小学校 66.6

舞浜小学校 78.8

美浜北小学校 61.7

日の出小学校 79.2

明海小学校 63.8

高洲小学校 135.8

日の出南小学校 117.0

高洲北小学校 109.8

(29)

資料編5

基準年(平成 21 年)における気温の推移

冷暖房等の空調機器から排出される地球温暖化ガス排出量は、外気温によって稼働率 や燃料消費量が大きく変動します。そのため、各年度における地球温暖化ガス排出量に ついて検討するには基準年(平成21年度)の気温等を比較する必要があります。

表5-1 平成21年度における気温等の推移

平均気温 (℃)

平均湿度 (%)

降雨量 (mm)

4月 15.4 65.0 149.5

5月 19.4 75.0 155.5

6月 21.6 79.0 237.5

7月 25.0 81.0 73.5

8月 26.2 79.0 197.0

9月 22.8 75.0 33.5

10 月 18.4 74.0 215.0

11 月 12.8 74.0 138.0

12 月 8.6 64.0 78.5

1月 6.7 57.0 12.5

2月 5.8 73.0 111.5

3月 8.6 72.0 150.5

149.5 155.5 237.5 73.5 197.0 33.5 215.0 138.0 78.5 12.5 111.5 150.5

15.4 19.4 21.6 25.0 26.2 22.8 18.4 12.8 8.6 6.7 5.8 8.6 0 5 10 15 20 25 30

H21.4 H21.5 H21.6 H21.7 H21.8 H21.9 H21.10 H21.11 H21.12 H22.1 H22.2 H22.3

0 50 100 150 200 250 300

降雨量 平均気温

(降雨量:mm) (平均気温:℃)

(30)

資料編6

廃棄物燃焼に伴う温室効果ガス排出量の推計

1. 廃棄物燃焼に伴う温室効果ガス排出量の推計(平成21年度~24年度実績) (1)平成25年3月改定一般廃棄物処理基本計画の取り組みを実施しない場合

一般廃棄物 焼却量

(連続 燃焼式)t

(A)

廃プラスチッ ク類比率(乾 重ベース)%

(B)

焼却ごみ全 体の水分率%

(C)

プラスチッ クごみ焼 却量(推 計) t (D) CO2 (kg-CO2) (E) CH4 (kg-CO2) (F) N2O (kg-CO2) (G)

温室効果ガ ス排出量 (計)

地球温暖化係数 1 21 310

排出係数 2,765 0.000950 0.0567

平成21年 55,189 28.0% 38.0% 9,581 26,490,941 1,101 970,057 27,462,099

平成22年 55,695 25.9% 43.6% 8,136 22,495,218 1,111 978,951 23,475,280

平成23年 54,073 22.8% 42.8% 7,052 19,498,737 1,079 950,441 20,450,257

平成24年 53,907 18.3% 47.4% 5,189 14,347,530 1,075 947,523 15,296,129

平成25年 54,000 23.8% 42.9% 7,338 20,290,930 1,077 949,158 21,241,166

平成26年 54,450 23.8% 42.9% 7,400 20,460,021 1,086 957,068 21,418,175

平成27年 54,945 23.8% 42.9% 7,467 20,646,022 1,096 965,768 21,612,886

平成28年 55,490 23.8% 42.9% 7,541 20,850,810 1,107 975,348 21,827,265

(2) 平成25年3月改定一般廃棄物処理基本計画の取り組みを実施した場合 一般廃棄物

焼却量 (連続 燃焼式)t

(A)

廃プラスチッ ク類比率(乾 重ベース)%

(B)

焼却ごみ全 体の水分率%

(C)

プラスチッ クごみ焼 却量(推 計) t (D) CO2 (kg-CO2) (E) CH4 (kg-CO2) (F) N2O (kg-CO2) (G)

温室効果ガ ス排出量 (計)

地球温暖化係数 1 21 310

排出係数 2,765 0.000950 0.0567

平成21年 55,189 28.0% 38.0% 9,581 26,490,941 1,101 970,057 27,462,099

平成22年 55,695 25.9% 43.6% 8,136 22,495,218 1,111 978,951 23,475,280

平成23年 54,073 22.8% 42.8% 7,052 19,498,737 1,079 950,441 20,450,257

平成24年 53,907 18.3% 47.4% 5,189 14,347,530 1,075 947,523 15,296,129

平成25年 52,950 23.8% 42.9% 7,196 19,896,385 1,056 930,702 20,828,143

平成26年 52,332 23.8% 42.9% 7,112 19,664,166 1,044 919,840 20,585,050

平成27年 51,741 23.8% 42.9% 7,031 19,442,093 1,032 909,452 20,352,577

平成28年 51,142 23.8% 42.9% 6,950 19,217,014 1,020 898,923 20,116,957

2.一般廃棄物の燃焼に伴う温室効果ガス排出量の算定方法

(31)

(CO2算定方法)

一般廃棄物であるプラスチックごみの焼却量(単位:トン)に炭素排出係数を乗じ、これに 44/12を乗じて二酸化炭素排出量に換算。

炭素排出係数は、「温室効果ガス総排出量算定方法ガイドライン」に廃プラスチック類の区 とされている「廃プラスチック類(合成繊維の廃棄物を除く。)」の排出係数「754」を使用。

★なお、「廃プラスチック類の比率」及び「焼却ごみ全体水分率」に関しては、推計する平成 25年度から28年度については、実績のある平成21年度から24年度の4カ年の平均を以て算 定を行っています。

(CH4算定方法) ※算定したCH4排出量に温暖化係数「21」をかけると「表中F欄」。

排出係数※ は、焼却施設の区分「連続燃焼式焼却施設」の「0.00095」を使用しています。

(N2O算出方法) ※算定したN2O排出量に温暖化係数「310」をかけると「表中G欄」。

排出係数※ は、焼却施設の区分「連続燃焼式焼却施設」の「0.0567」を使用しています。

(各地球温暖化係数)

対象物質 二酸化炭素(CO2) メタン(CH4) 一酸化二窒素(N2O)

地球温暖化係数 1 21 310

CO2排出量(E) プラスチックごみ焼却量(D) 炭素排出係数※ 44/12

(㎏-CO2) = (t) × (㎏-C/t) × ㎏-CO2/㎏-C)

プラスチック 一般廃棄物焼却量(A) 廃プラスチック類

100%-ごみ焼却量(D) [湿重量] の比率(乾重ベース)(B) 焼却ごみ全体の水分率(C)

(t) (t) (%) (%)

× ×

CH4排出量 一般廃棄物焼却量(A) 排出係数※ (㎏-CH4) = (t) × (㎏-CH4/t)

N2O排出量 一般廃棄物の焼却量(A) 排出係数※

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3:80%以上 2:50%以上 1:50%未満 0:実施無し 3:毎月実施 2:四半期に1回以上 1:年1回以上

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