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第2期市民参加推進計画(素案)

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(1)

第2期市民参加推進計画

【素案】

市長公室

協働推進課

(2)

目次

第1章 計画の基本的な考え方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3

1 第2期市民参加推進計画策定の目的と背景・・・・・・・・・・・・・・・・3

2 計画の位置づけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4

3 計画期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5

第2章 これまでの課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6

1 策定にあたって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6

2 現状と課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7

第3章 計画の全体像・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8

1 基本目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8

2 重点プランの設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8

3 計画目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9

第4章 基本施策と取り組み・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10

1 計画の体系・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10

2 重点プラン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12

3 基本施策と取り組み事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14

第5章 推進体制及び進行管理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27

1 推進体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27

(3)

3

第1章

計画の基本的な考え方

1.第2期市民参加推進計画策定の目的と背景

地方分権一括法1の施行、少子化や高齢化をはじめとする社会情勢の変化、市民ニ

ーズの多様化など、基礎自治体2

市民が主役のまちづくりを基本原則とする本市では、市民と協働によるまちづく

りを行うことを目的に、平成16年に「市民参加推進条例」を制定し、翌年には市

民参加を総合的に推進するための行動計画として、「市民参加推進計画」を策定し、

市民参加の諸制度を整えてきました。

を取り巻く環境は大きく変化しています。限られ

た財源の中で、地域の実態に即した自主・自律のまちづくりを進めていくためには、

市民自 らが地域の ことを考え 地域のため に何ができ るかを考え 行動してい くこと が求められるようになってきました。

また、まちづくり活動3

平成21年には、市民自らが地域で貢献し、協働の担い手として活躍していくた

めに必要な知識と技術を学ぶ場として、うらやす市民大学を開校し、平成22 年に

は、市民と行政が協働を進めていくための基本となる考え方やルールなどを示した

「協働のガイドライン」を策定しました。また、市民の発想や手法を生かし地域課

題を解決していくための取り組みとして、「協働事業提案制度」を創設するなど、

市民参加から協働へと進展していくための取り組みを行ってきました。

の活性化を図るため、自治会集会所の整備や市民活動セ ンターの設置、市民活動団体の自立促進・活動発展を目的とした「市民活動補助金 制度」の運用など、団体の支援にも積極的に取り組んできました。

市民参加・協働の制度的基盤が整いつつあるなかで、地域における市民や企業が

行うまちづくり活動も広がりを見せています。協働の機運が高まるなかで、今後は、

より一層、地域における市民の活動を後押しし、地域の課題を市民と行政、地域に おける多様な主体が協働により解決していける環境の整備が求められます。

そのような状況を踏まえ、市民参加から協働の流れを一層加速させ、市民と行政

が協働 するまちづ くりの実現 に向けた新 たな計画と して「第2 期市民参加 推進計 画」を策定します。

1 「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律」のこと。機関委任事務制度の廃止と自治事務と法定

受託事務への事務の再編成、国や県の関与の廃止縮減などを定めた(平成11年成立、12年施行)。

2 本計画では、「地方自治体」という表現を、法律で使用されている「地方公共団体」とほぼ同じ意味で使用している。

地方自治体のうち、都道府県を広域自治体、市区町村を基礎自治体という。

3 ボランティア活動、特定非営利活動、その他の公益的な活動で、市民が組織するまちづくりの推進を目的とした活動

のことをいう(「浦安市市民参加推進条例」第2条第1項第3号)。具体的には、市民(法人市民を含む)の自発的・主

体的な活動で、次の特徴を持つもの(①自主性・自立性に基づく活動、②公益的活動、③継続的な活動、④営利を目的

(4)

4 2.計画の位置づけ

第2期市民参加推進計画は、市民参加推進条例第7条4の規定に基づき、市民参

加を総合的に推進していくため、「総合計画5」と「復興計画6」、その他関連する計

画などとの整合を図りながら、本市の市民参加・協働を推進していくための計画で

す。

図表1:計画の位置づけ

4 市民参加推進条例第7条では、「市長は、市民参加を総合的に推進するための計画を定めなければならない」と規定し

ている。

5 市が計画的なまちづくりを進めるための基本指針となるもので、個別計画の上位に位置する。「基本構想」と「基本計

画」で構成される。「基本構想」は、市の基本目標や基本理念などを示したもので、「基本計画」は、基本構想を実現す

るための施策や取り組み事項を示したもの。

6 平成24年に、浦安市が東日本大震災からの復旧、復興を進めるために策定した計画で、基本計画と合わせ新たなまち

づくりの方向性を示したもの。

総 合 計 画

基本構想

第2期基本計画 復興計画

市民参加推進条例 市民参加推進条例施行規則 市民意見提出手続の実施に関する規則

第2期市民参加推進計画

(5)

5 3.計画期間

第2期市民参加推進計画では、本市のまちづくりの基本指針である「基本構想」

の目標年度に合わせ、平成 32年度までの6年間とし、社会情勢の変化や計画の進

捗状況に応じて、適宜見直しを行います。

図表2:計画期間

年度 27 28 29 30 31 32

基本構想

第2期基本計画

復興計画

復旧期

再生・創生期

(6)

6

第2章

これまでの課題

1.策定にあたって

市民参加推進計画改訂版(以下、「前計画」)では、基本目標の達成に向けて、「情

報の共有化」、「市民参加の促進と参加機会の確保」、「まちづくり活動への支援」、

「市民・地域との協働事業の推進」、「推進体制の整備」の5つの約束(計画目標)

のもとで基本施策及び取り組み事項を示し、計画を実行してきました。

第2期市民参加推進計画を策定するにあたり、市民参加・協働の概念図(図表3)

に示されたそれぞれの行動に基づき、前計画の成果と課題について、附属機関であ

る市民 参加推進会 議及び庁内 調整機関で ある市民参 加推進検討 委員会にお いて検 証を行いました。

そこでの評価・検証を基に、本市の市民参加・協働の現状と課題を把握するため、

市民、団体、学校、法人、市職員を対象とした「市民参加に関する意識調査7」を

行いました。さらに、意識調査では把握しきれない活動の現状と課題及び協働の成

果などを掘り下げることを目的に、協働提案事業実施団体を対象としたグループイ

ンタビューを行いました。

図表3:市民参加・協働の概念図

(「協働のガイドライン」より転載)

7 市民参加・協働に関する意向を把握し、第2期市民参加推進計画に反映させることを目的とした意識調査(平成26年実施)。

詳細は「資料編」参照。

まちづくり

(個人

)

協 働

共 通 の 目 的 達 成 に 向 け

相 互 に 協 力 ・ 補 完 し 合

い、まちづくりを行うこと

市民参加

行 政 の 取 り 組 み に

参加すること 市民参加

市 民 が ま ち づ く り 活

(7)

7 2.現状と課題

①市民参加について

市民参加を促進していくために、これまで広報うらやすを中心にさまざまな媒体

を活用し、行政情報やまちづくり活動の情報を発信して市民の関心を高めてきまし

た。行政の取り組みへの参加については、広聴機能の充実により市民ニーズを把握

し、パブリックコメントやインターネット市政モニター8

しかしながら、地域活動及び行政の取り組みに対する市民の参加意向は高いもの

の、実際の参加実態は低く、市民参加の手段が十分活用されていない状況です。そ の背景には、行政及び団体による周知不足があることが伺えます。

、附属機関などへの公募

委員の登用などの制度を充実させて、まちづくりの各過程における市民の参加機会

の確保に努めてきました。また、まちづくり活動への参加については、公民館や行

政担当の各種講座、うらやす市民大学などにおいて、地域の担い手となる人材の育

成・確保や、参加のためのきっかけづくりに取り組んできました。

②まちづくり活動の支援について

まちづくり活動の支援については、団体が主体的に活動に取り組んでいけるよう、

まちづくり活動団体が行う情報発信を支援してきました。また、地域コミュニティ

形成に向けての支援に取り組み、市民活動団体向けには組織力向上につながる運営

支援や「市民活動補助金制度」による財政支援などを行い、団体の発展や自立促進 に取り組んできました。

しかしながら、担い手の不足や地域の理解不足などは、多くのまちづくり活動団

体に共通する課題として残っています。その背景には、団体が自らの活動情報を十

分に発信できていないという課題があります。 ③協働の推進について

協働の推進については、市民参加・協働推進のための条例やガイドラインを整備

し、協働の担い手育成の場であるうらやす市民大学の開校や協働事業提案制度の創

設などにより、推進体制を整えてきました。

しかしながら、協働についての市民・職員双方の意識・理解はまだ十分とはいえ ません。学校や企業は、地域との結びつきを重視し、積極的に地域の力を取り入れ

ようとしているところですが、団体や地域に関する情報が不足しており、情報の提

供や他団体との連携、行政との協働に向けての環境づくりを求めています。また、 市民活動団体においても、団体相互の情報交換や情報を共有できる場の設置など、 団体相 互の連携や 協働に向け ての環境づ くりを行政 に求める声 が多く聞か れてい ます。

8 モニター登録をした市民の方に、インターネットやEメールを利用して、市からのアンケート調査に回答してもらう

(8)

8

第3章

計画の全体像

市民の 力・地域の 力を生かし てまちづく りを進めて いくために は、「市民参加」

「まちづくり活動の支援」「協働の推進」をぞれぞれの局面において進めていくた

めの施策のみならず、これらを総合的に進めていくための施策を組み合わせて推進

していくことが求められます。

市民の参加は、「市民と行政が協働するまちづくり」の第一歩です。そして市民

が参加するまちづくり活動の活性化が、住みがいのある豊かな地域を生み出し、ま

た協働のパートナーが生まれることにつながります。そして、市民と行政は、とも

にまちづくりの当事者でありパートナーであるという意識を持ち、課題や情報を共

有することが求められます。

第2期市民参加推進計画では、こうした現状認識に基づき、総合的かつ体系的に

進めていくための計画とします。

1.基本目標 「市民と行政が協働するまちづくり」

市民 の持つ英知 や豊かな社 会経験を行 政への取り 組みやまち づくり活動 への参 加を通じて生かし、市民活動団体や自治会、学校、法人などが行うまちづくり活動

と協働してまちづくりを行うことで、地域の個性や特色が生かされ、豊かなまちづ

くりを進めていくことができます。

このようなことから、第2期市民参加推進計画では、前計画同様、まちづくりの 基本理念である「市民と行政が協働するまちづくり」を市民参加の基本目標とし、

市民参加・協働を進めていきます。

2.重点プランの設定

「市民と行政が協働するまちづくり」を実現していくためには、これまでの取り 組みの重要課題の解決に向け、重点的に取り組んでいく必要があります。

第2期市民参加推進計画では、市民参加・協働を一層進めていくための基盤となる

「情報の共有化」と、市民と行政の相互理解(意識向上)を前提とした「良好なパ

ートナーシップの醸成」の2項目を重点プランとして位置づけ、各計画目標と基本

(9)

9 3.計画目標

第2期市民参加推進計画では、市民参加・協働を体系的・総合的に推進し、基本 目標を目指していくために、重点プランと連動した計画目標を掲げます。

【計画目標Ⅰ】行政の取り組みへの参加を促進する

市民の行政への関心を高め、積極的な市民参加のもとで行政の取り組みを進 めていきます。

【計画目標Ⅱ】まちづくり活動への参加を促進する

市民のまちづくり活動に対する関心を高め、市民主体のまちづくり活動を進 めていきます。

【計画目標Ⅲ】まちづくり活動を支援する

市民の自主性・自律性を尊重しながら、市民が行うまちづくり活動を積極的 に支援し、活動を活性化していきます。

【計画目標Ⅳ】多様な主体間の協働を推進する

(10)

10

第4章

基本施策と取り組み

1.計画の体系

市民と

行政

報共有化

推進

市民と

行政

醸成

基本目標

「市民と行政が協働するまちづくり」

基本施策

(1)行政情報提供の充実

(2)市民・地域に関する情報の

把握

(3)参加機会の充実

(1)情報提供の充実

(2)活動に参加する機会の

充実

(3)担い手の育成・確保

(1)情報発信支援の充実

(2)財政的な支援

(3)団体相互の連携・協力の

促進

(1)情報を生かす仕組みづくり

(2)協働を育む環境づくり

(3)手法・体制の確立

(4)市民と職員が学ぶ機会の

充実

計画目標Ⅰ

行 政 の 取 り 組 み

へ の 参 加 を 促 進

する

計画目標Ⅱ

ま ち づ く り 活 動

へ の 参 加 を 促 進

する

計画目標Ⅲ

ま ち づ く り 活 動

を支援する

計画目標Ⅳ

多 様 な 主 体 間 の

協働を推進する

(11)

11

取り組み事項

(1)-① 情報にふれる機会の充実 (1)-② 行政への参加に関する情報の提供

(1)-③ 公文書の公表・公開の推進

(2)-① 情報収集手段の充実 (2)-② 新たな情報収集手段の導入

(3)-① 参加手法の充実 (3)-② 新たな参加手法の検討

(1)-① 情報内容と提供方法の工夫 (1)-② 新たな情報提供方法の導入

(2)-① イベントや講座の充実 (2)-② 活動を体験できる機会の拡充

(2)-③ 相談の充実

(3)-① 学ぶ場の充実 (3)-② 自治会への参加促進

(1)-① 情報発信の支援 (1)-② 情報発信方法を学ぶ場の提供

(2)-① 市民活動補助金制度の充実 (2)-② 寄付の促進

(3)-① コーディネート機能の強化 (3)-② 団体が交流する機会づくり

(3)-③ 学ぶ場の提供

(1)-① まちづくりポータルサイトの検討・構築

(1)-② 協働を促すための庁内への情報提供

(2)-① 多様な主体が集う場づくり (2)-② 主体間の連携と相談機能の強化

(2)-③ うらやす市民大学の充実

(3)-① 協働のガイドラインの活用 (3)-② 協働事業提案制度の充実

(4)-① 職員向け研修の実施 (4)-② 市民向け講演会の実施

(12)

12 2.重点プラン

【重点プラン(1)】市民と行政の情報共有化の推進

市民参加・協働を推進していくためには、市民と行政の情報の共有は大前提であ り、基盤となるものです。

市民と行政は、それぞれがお互いの考え方や立場、取り組みなどについて理解を

深めていくことが大切です。そのためには、それぞれの取り組み情報を積極的に公

開・提供していくとともに、相手の情報を能動的に把握していくことで、「市民の行

政への参加促進」「市民のまちづくり活動への参加促進」「市民と行政の協働の推進」

へとつながっていきます。

今後は、これまでの取り組みに加え、市民が能動的に地域情報を発信できる手法 の確立、お互いの課題を共有していける場づくり、地域情報を集約し各主体が必要

とする情報を利用者の視点に立って総合的に提供できる「まちづくりポータルサイ ト

9

なお、重点プラン(1)に関連する基本施策は図表4のとおりです。

」の構築を検討していくなど、さまざまな世代・年代の市民と行政との情報共有 化を進めていくための環境を整備していきます。

図表4:重点プラン(1)

9 インターネットの入り口となるウェブサイトのこと。

関連する基本施策

・行政情報提供の充実【Ⅰ-(1)】

・市民・地域に関する情報の把握【Ⅰ-(2)】

・情報提供の充実【Ⅱ-(1)】

・情報発信支援の充実【Ⅲ-(1)】

(13)

13

【重点プラン(2)】市民と行政の良好なパートナーシップの醸成

市民と行政が協働してまちづくりを実践していくためには、市民と行政がお互い に相手を理解し、良好なパートナーシップを築いていくことが大切です。

協働は、立場の異なる者が連携・協力する手法であることから、お互いに課題や 活動状況を把握し、それぞれの取り組みや考え方を理解していくことで、良好なパ ートナーシップが醸成されていきます。

今後は、これまでの取り組みを充実させていくとともに、将来のまちづくりのパ ートナーとなる子ども向けにまちづくり活動を知ってもらう機会づくりや、うらや す市民大学を活用した各種講座の開催や職員研修など、市民と行政がともに学びあ う機会を提供していきます。また、市民参加・協働の実績を職員に発信し、業務で の学びや気づきにつなげていくなど、市民と職員の意識を高めていくための取り組 みを行います。

なお、重点プラン(2)に関連する基本施策は図表5のとおりです。

図表5:重点プラン(2)

関連する基本施策

・担い手の育成・確保【Ⅱ-(3)】

・団体相互の連携・協力の促進【Ⅲ-(3)】

・協働を育む環境づくり【Ⅳ-(2)】

・市民と職員が学ぶ機会の充実【Ⅳ-(4)】

(14)

14 3.基本施策と取り組み事項

市民が主役のまちづくりを進めていくためには、市民がサービスを受けるだけでなく、

自分の住むまちに関心とまちづくりの当事者であるという意識を持ち、積極的な市民参

加のもとで進めていく必要があります。

これまで市では、広報うらやすを中心にさまざまな媒体を活用して行政情報を提供し、

まちづくりの各過程において、パブリックコメントやインターネット市政モニター、附

属機関などへの公募委員の登用を進めるなど、市民の参加機会の確保に努めてきました。

しかしながら、実際に参加する市民は多いとはいえず、市民参加の手段が十分に活用さ

れているとはいえない状況です。

より多くの参加を促していくためには、市民の関心を高め、地域や行政の取り組みに

ついて周知するとともに、市民が参加しやすい環境を整えていくことが求められます。

そのためには、これまでの取り組みを充実させ、市民参加について広く周知していくと

ともに、時代に即した新たな情報発信のあり方や参加手法の導入に向けて取り組むなど、

市民のまちづくりへの関心を高め、行政の取り組みへの参加を促進していきます。

【基本施策(1)行政情報提供の充実】

市民の行政への取り組みに対する関心を高め、参加を促していくために、市民に 対して、情報をわかりやすく伝えていきます。また、行政に関心のある市民が、必 要とする情報を得られる環境を整備していきます。そのために、対象や目的を考慮

した情報を、広報うらやすを中心にさまざまな媒体によって提供していくとともに、

オープンデータの提供 10

など新たな情報発信のあり方についても、随時検討・見直し

を図っていきます。

取り組み事項①「情報にふれる機会の充実」

広報うらやすなどの市の刊行物や、市ホームページや電子メール

11

10 透明性・信頼性の向上、市民参加・官民協働の推進、経済の活性化・行政の効率化という意義・目的に合致する形で、

公共データが二次利用可能な形で提供されること(総務省ホームページより。平成26年12月15日最終確認)。

のほか、掲示板

や自治会の回覧板など、さまざまな媒体を活用して情報を提供していきます。

11 「浦安市の重要なお知らせメールサービス」などの登録者に配信するメールサービスのこと。

(15)

15

取り組み事項②「行政への参加に関する情報の提供」

市民参加の状況や結果などについてさまざまな媒体を活用してお知らせしていき ます。また、市ホームページなどでは、画像や動画などを活用して参加の様子をわ かりやすく伝え、参加のきっかけにつなげていきます。

取り組み事項③「公文書の公表・公開の推進」

市民への説明責任を果たし、市民参加を一層推進していくために、引き続き、情 報の公開に努めていきます。また、審議会等の審議結果などは、速やかに議事録等 を作成し、情報を公表するよう努めていきます。

【基本施策(2)市民・地域に関する情報の把握】

市民の行政の取り組みに対する関心を高め、参加へとつなげていくために、さま ざまな広聴媒体を活用して市民や地域の情報を把握していきます。あわせて市民か ら寄せられた意見の施策への反映状況などを発信していきます。

加えて、市民の力を生かした地域情報収集手段の導入や、市民が感じた地域の情 報をいつでも市に伝えられる手段の検討に向けて取り組んでいきます。

取り組み事項①「情報収集手段の充実」

市長への手紙、市民意識調査をはじめとする各種アンケートや、インターネット 市政モニターなどの広聴機能を用いて、市民ニーズを的確に把握し、行政の取り組 みに反映させていきます。

取り組み事項②「新たな情報収集手段の導入」

(16)

16 【基本施策(3)参加機会の充実】

市民の声を取り入れながら事業を進めていくために、企画立案、実施、評価など

行政運営(PDCAサイクル)の各過程において市民が参加できる機会を確保してい

きます。また、より多くの市民の声を取り入れていくために、これまで行ってきた 取り組みの充実を図っていくとともに、新たな市民参加手法の導入に向けて取り組 んでいきます。

取り組み事項①「参加手法の充実」

パブリックコメントや審議会等への公募委員の登用を引き続き進めるとともに、 参加機会を確実に確保しながら、より市民が参加しやすくなるよう参加の方法を工 夫し、充実させていきます。

取り組み事項②「新たな参加手法の検討」

(17)

17

市民が主役のまちづくりを進めていくためには、市民が主体的にまちづくり活動に参

加し、地域の担い手として自分たちの地域づくりに取り組んでいくことが求められます。

そのためには、市民が自分の住む地域に関心を持つと同時に、地域に参加しやすい環境

が整っていることが必要です。

これまで市では、まちづくり活動に対する市民の理解や関心を高めていくために、広

報うらやすを中心にさまざまな媒体を活用して活動の取り組みを発信するとともに、公

民館や行政担当の各種講座、学校、うらやす市民大学などにおいて、地域の担い手とな る人材の育成・確保に取り組んできました。しかしながら、市民のまちづくり活動への 参加は十分とはいえず、地域で活躍する担い手不足などの課題も残っています。

市民が自分の住む地域に関わり、豊かな地域づくりに結びつけていくために、各世代

に適したまちづくり活動への参加機会を提供するなど、これまでの取り組みを充実させ、

市民意識の醸成とまちづくり活動への参加を促進していきます。

【基本施策(1)情報提供の充実】

市民のまちづくり活動への関心を高め、参加を促していくために、市民にまちづ くり活動の情報をわかりやすく伝えていきます。また、まちづくり活動に関心を持 った市民が簡単に情報を得られる環境を整備していきます。

そのために対象や活動の目的を考慮し、情報の内容や提供の方法、タイミングな どを工夫し、さまざまな機会を活用して効果的な情報提供に努めていきます。

取り組み事項①「情報内容と提供方法の工夫」

広報うらやすや市民活動センターホームページ、メールマガジン12などを活用し、

まちづくり活動の情報を提供していきます。また、まちづくり活動団体が作成した チラシやポスターなどについても、市民活動センターや市役所だけでなく、さまざ まな場所に掲示し、広く情報を提供していきます。

12 浦安市市民活動センターが発行しているメールマガジンのこと。イベントなどのまちづくり活動に関する情報や団体

の活動などを紹介している。

(18)

18 取り組み事項②「新たな情報提供方法の導入」

市ホームページや市民活動センターホームページでは画像や動画などを活用して、

わかりやすく情報を提供していきます。また、SNS13の導入などにより、市民がまち

づくり活動情報を容易に入手できるよう新たな方法を導入していきます。

【基本施策(2)活動に参加する機会の充実】

市民の関心を実際の参加につなげていくために、市民が具体的にまちづくり活動

の内容にふれる機会を充実させていきます。また、活動を紹介するイベントのほか、

市民が直接まちづくり活動を体験できる機会を増やすとともに、まちづくり活動に 関する相談の充実を図っていきます。

取り組み事項①「イベントや講座の充実」

市民活動団体が自らの活動を紹介する「市民活動フェスティバル14」や「市民活動

ひろば15」などは、より多くの市民が参加できるよう日程や開催場所に配慮し、市民

がまちづくり活動にふれる機会を充実させていきます。

取り組み事項②「活動を体験できる機会の拡充」

「夏休みボランティア体験16」は、内容の充実と対象者の拡大を図っていきます。

また、将来のまちづくり活動の担い手となる小中学生を対象に、市民活動センター、

ボランティアセンター、小中学校が連携して実施する活動体験事業に取り組みます。

取り組み事項③「相談の充実」

市民活動センターを中心に公民館やうらやす市民大学との情報共有を図り、まち づくり活動に関心を持つ市民、参加したい市民に対する相談を充実させ、参加につ なげていきます。

13 Social Networking Service. ソーシャルネットワーキングサービスの略。人と人のつながりを促進・サポートする、 コミュニティ型のウェブサイトのこと。

14 市民活動団体の活動を市民に知ってもらい、市民活動に対する理解を深め、交流する場として開催している。団体の

活動を紹介する展示やパフォーマンスなどを行う。年1回、大型ショッピングセンターの催事場などで開催。

15 市民活動団体が市民活動センター内のスペースを利用して、活動紹介などを行う取組みのこと。センター登録団体が

パネル展示やフリーマーケット、市民向け講座などを開催している。不定期開催。

16 市民活動団体が行う社会貢献活動を体験する事業。現在、中学生から大学生を中心に10代・20代の若者を対象とし

(19)

19 【基本施策(3)担い手の育成・確保】

まちづくり活動を継続・発展させていくために、学ぶ場を提供し、引き続き活動 の担い手を育成していきます。また、地域での活動の中心である自治会活動につい ても、活動の内容を市民にお知らせし、積極的な参加を促し、担い手の確保に努め ます。

取り組み事項①「学ぶ場の充実」

うらやす市民大学や公民館などにおいて、現状のまちづくり活動の課題やニーズ を踏まえた講座を実施するなど内容の充実を図り、新しい担い手育成につなげてい きます。

取り組み事項②「自治会への参加促進」

(20)

20

市民が主役となって豊かな地域づくりが行われ、行政との協働によるまちづくりにつ

なげていくためには、市民が行うまちづくり活動が活性化することが必要です。そのた

めには、まちづくり活動団体が市民と行政の理解を得ながら、継続的に活動を発展させ

ていくことが求められます。

これまで市では、まちづくり活動団体が主体的に活動に取り組んでいけるよう、地域

コミュニティ形成への支援を行うほか、市民活動団体向けには組織力向上につながる運

営支援や、「市民活動補助金制度」による財政支援など、団体の発展や自立促進に向け

て支援してきました。しかしながら、担い手や地域の理解不足などは、多くのまちづく

り活動団体に共通する課題となっています。

まちづくり活動がより活性化するためには、団体が自らの活動情報を継続的に発信し、

共有しながら、同じ目的や課題を持つ団体が相互に補完し合うことが求められます。今

後も市民自らが行うまちづくり活動を尊重しながら、団体の基盤強化や継続的に活動し

ていくための支援を行っていきます。

【基本施策(1)情報発信支援の充実】

まちづくり活動に対する市民の理解を深め、活動を活性化していくために、団体 が活動目的や取り組み状況などの情報を発信するための支援を行っていきます。ま た、団体の情報発信能力向上のための各種講座などの開催や、効果的な広報活動へ のアドバイスを行うなど、団体の情報発信力向上に向けた支援を行っていきます。

取り組み事項①「情報発信の支援」

まちづくり活動団体がより効果の高い情報発信が行えるよう、市民活動センター

ホームページや市ホームページへの掲載、加えて団体が作成したチラシやポスター の配布・掲示に対する支援を行っていきます。

取り組み事項②「情報発信方法を学ぶ場の提供」

まちづくり活動団体がより効果的に情報を発信できるよう、効果的なチラシやホ ームページの作成方法を学ぶ講座などを開催していきます。また、団体が継続的に

情報を発信していけるよう情報発信に関する助言を行っていきます。

(21)

21 【基本施策(2)財政的な支援】

団体の活動が継続・発展していけるように、財政基盤に関わる支援を行っていき

ます。市民活動団体が行う公益性の高い事業に対して支援する市民活動補助金制度17

の充実を図っていきます。また、公益的・共益的な活動に賛同してくれる市民の寄 付が促進されるように周知活動を行っていきます。

取り組み事項①「市民活動補助金制度の充実」

制度の趣旨や目的を積極的に周知し、制度がより効果的に運用されるよう取り組 みます。また、事業募集の時期や方法の見直しを図るなど、団体にとって利用しや

すい制度となるよう必要に応じて見直しを図ります。

取り組み事項②「寄付の促進」

浦安独自の寄付の仕組みであるマッチングギフト方式18を積極的に周知するなど

して、市民の寄付についての理解につなげていきます。また、インターネットを活 用した寄付など、新たな寄付の仕組みづくりについても検討していきます。

【基本施策(3)団体相互の連携・協力の促進】

まちづくり活動団体が自らの持つ強みを生かし、団体相互の連携・協力を図りな

がら活動を継続・発展していけるよう、団体をつなぐための支援を行っていきます。

団体が交流する機会づくりや、他団体との連携・協力に関する講座を開催してい

きます。また、地域資源を生かした新たなまちづくり活動を行っていきます。

取り組み事項①「コーディネート機能の強化」

まちづくり活動団体相互の連携・協力が図られるよう、団体間の調整や助言など を行うコーディネート機能を強化します。また、団体をつなぐ人材の育成に取り組 んでいきます。

17 市民活動の促進を目的に、事業に要する経費の一部を補助する制度。活動の継続・発展に結び付けることを目指して

おり、自立促進事業補助と活性化事業補助の2種類がある。

18 市民などから「市民活動推進」のために寄付があった場合、寄付金額と同額を浦安市が拠出し、寄付金と合わせて基

(22)

22 取り組み事項②「団体が交流する機会づくり」

市民活動センターを中心に、「市民活動フェスティバル」や「市民交流サロン19」

を開催するなど、団体が出会う機会づくりを行っていきます。また、企業が行う地 域貢献行動とまちづくり活動団体との連携が図られるよう支援していきます。

取り組み事項③「学ぶ場の提供」

まちづくり活動が継続・発展していけるよう、団体活動についての基礎講座や他

団体との連携や協働を学ぶための講座を開催します。

また、社会的課題の解決を目的とした利潤事業であるソーシャルビジネスやコミ ュニティビジネスについて、今後の促進方法や支援について検討していきます。

19 市民活動センターの登録団体が意見や情報などを交換する場として開催している。2カ月に1回程度、市民活動セン

(23)

23

市民が主役となり、「行政と協働するまちづくり」を実現していくためには、市民、

団体、学校、法人、行政などの各主体が課題を含めた地域の状況を共有していることが

必要です。そのためには、地域の課題解決に向けて各主体が連携できる環境を整えてい

くことが求められます。

これまで市では、市民参加・協働を推進していくため、条例やガイドラインを整備し、

うらやす市民大学の開校や協働事業提案制度の創設などにより、推進体制を整えてきま

した。

協働を育んでいくためには、今後さらに、「相互理解・対等」「自主性の尊重」「目的

共有・役割分担」という関係を意識して行動することが求められてきます。各主体が地 域に貢献したいという機運が高まるなかで、地域での協働を一層進めていくためには、 これらの主体をつないでいくことが必要です。

そのためには、「情報共有」を軸に協働の手法や制度の充実を図りつつ、各主体が出

会い、その出会いを通して課題を共有し、協働の意識が醸成されていくための環境をつ

くり、多様な主体間の協働を推進していきます。

【基本施策(1)情報を生かす仕組みづくり】

「情報公開・情報共有」を進めていくために、市民、団体、学校、法人、行政な どの各主体が持つ情報を共有できる仕組みを整えていきます。そのために、各主体 が発信した情報の整理や継続的な情報更新の方法について検討を進めます。

また、庁内向けには協働の事業効果を高めるために、これまでに実施された協働 の事例などを積極的に公表していきます。

取り組み事項①「まちづくりポータルサイトの検討・構築」

市民、団体、学校、法人、行政などの各主体が情報を共有できるように、各主体 が発信したまちづくり関連情報の整理方法や仕組みについて検討し、整備していき ます。

取り組み事項②「協働を促すための庁内への情報提供」

これまでに行われた協働事業の事例紹介や、プロセスや効果などを整理して庁内 向けに発信し、全庁的に情報を共有していきます。

(24)

24 【基本施策(2)協働を育む環境づくり】

まちづくり活動団体、学校、行政など、それぞれ行動原理や果たすべき役割、立 場の異なるものが、豊かな地域づくりに向けて情報交換やコミュニケーションを図 り、パートナーシップが形成されていくための環境づくりに取り組みます。

また、協働のパートナー同士がより良い関係を築き、より質の高い事業が展開さ れていくよう相談機能などを強化していきます。

取り組み事項①「多様な主体が集う場づくり」

多様な主体が、相互理解とより具体的な課題の共有を図り、パートナーシップの 醸成につなげていくために、直接、情報交換を行うコミュニケーションの場を設け

ます(図表6参照)。

取り組み事項②「主体間の連携と相談機能の強化」

必要に応じ団体同士や行政担当とのマッチングを行い、共有した課題を解決に向 けた取り組みへとつなげていきます。また、協働の成果を高めるために、協働アド バイザーを新たに設けるなどして、協働に関する相談対応を強化していきます。

図表6:多様な主体が集う場のイメージ

市民活動団体

市民活動センター

多様な主体が集まる機会 情報交換の場 課題共有の場

任意団体

社会福祉協議会

市 民

公民館

学 校

商工会議所

企 業

大 学

ボランティア G

NPO法人

自 治 会

P T A

老人クラブ

(25)

25 取り組み事項③「うらやす市民大学の充実」

うらやす市民大学の周知を引き続き行うとともに、協働の視点を取り入れた講座 の実施などにより、市民の協働への理解を促していきます。また、市が目指す協働 の方向性と整合するように、行政担当との連携を図っていきます。

【基本施策(3)手法・体制の確立】

多様な主体間の協働が進むよう、その手法について、実態に合わせて見直しを行 いながら、充実を図っていきます。

「協働のガイドライン」においては、適宜内容を見直し、「協働事業提案制度」に

おいては、運用改善を図りながら市民の創意工夫を生かしたきめ細かい行政サービ スの提供につなげていきます。

取り組み事項① 「協働のガイドラインの活用」

さまざまな場面での協働を進め、地域課題の解決につなげていくために、「協働の

ガイドライン」を活用していきます。また、内容についても適宜見直しを行い、適 切な運用を図っていきます。

取り組み事項②「協働事業提案制度

20

協働事業提案制度については、市民の創意工夫を生かしたまちづくりにつながる よう、積極的に行政テーマを提示するなど、運用改善を図っていきます。また、行 政の守備範囲を適宜見直し、協働事業への提案ができるよう取り組んでいきます。

の充実」

20 地域課題・行政課題解決のため、まちづくり活動団体から事業を募集し、行政との協働により実施する制度のこと。

(26)

26 【基本施策(4)市民と職員が学ぶ機会の充実】

「市民と行政の協働によるまちづくり」を進めるために、市民・職員双方のまち づくりの当事者としての意識を高めていきます。協働は行政の領域で行われる活動 であり、職員の意識が重要になるため、すべての職員が市民参加・協働の窓口とし ての役割を果たし、地域の実態に即した行政サービスが提供できるように、研修な どを通じて職員の意識改革を進めていきます。また、協働への正しい理解を促すた め、市民向け講演会を実施していきます。

取り組み事項①「職員向け研修の実施」

地域に近い窓口や現場の職員だけでなく、市民との関わりが少ない職員にも「市 民と行政が協働するまちづくり」についての理解を促すため、内容を充実させなが ら研修を行っていきます。

取り組み事項②「市民向け講演会の実施」

市民の協働への正しい理解を促し、協働のすそ野を拡げるために、市民向け講演 会などを実施していきます。また、各担当課で実施する市民向け講座などにおける 協働の視点の有無について、実施状況の把握に努めます。

取り組み事項③「職員のまちづくり活動への関与促進」

(27)

27

第5章

推進体制及び進行管理

市民と行政は、ともにまちづくりの当事者であるという意識を持ち、それぞれの役割

の中で計画に示された取り組みを進めていくことが大切です。また、着実に推進してい

くためには、継続的に取り組みを評価・検証し見直しを図っていくことが必要です。

第2期市民参加推進計画は、市民と行政の協働により進めていく計画とし、附属機関

である市民参加推進会議及び庁内調整機関である市民参加推進検討委員会で、取り組み

の評価・検証を行っていきます。なお、全体の達成状況や成果を図る1つの目安として

「参考数値」を設定し、評価・検証に役立てていきます(図表8参照)。

1.推進体制

①市民・まちづくり活動団体・市との協働による計画の推進

市民・まちづくり活動団体・市がそれぞれの役割のもとに、市民参加・協働によ るまちづくりに取り組んでいきます。

②市民活動センターの運営

中間支援組織である市民活動センターの機能を高め、関係機関と連携を図りなが ら、市民が行う公益的な活動支援に取り組んでいきます。

③うらやす市民大学の運営

協働の担い手を育成する学びの場として、各課と連携を図りながら内容を充実さ せ、地域で活躍する担い手づくりに取り組んでいきます。

2.進行管理

①市民参加推進会議の運営

市民参加を適正に推進していくことを目的に設置された附属機関(市民参加推進

条例第11条)であり、市民参加推進計画に関する事項、市民参加・協働の進捗状況

や推進に関する事項について、審議していきます。

②市民参加推進検討委員会の運営

(28)

28 ③参考数値

参考数値は、計画の評価・検証を行う際に各計画目標や基本施策の達成状況を図

る1つの目安として設定し、項目については、平成26年6月に実施した「市民参加

に関する意識調査」のデータを現状値として活用します。

基本目標を目指していく中で、計画で示された取り組みを着実に実施していき、

これらの参考とした数値が向上するよう取り組んでいきます(図表7参照)。

図表7:参考数値(計画目標別)

参考数値項目 現状値

行 政 の 取 り 組 み に 参 加 し た こ と が あ る 市民の割合

15.8%

行政サービスに市民の意見や声が反 映されていると思う市民の割合

36.9%

参考数値項目 現状値

地域での活動に参加したことがある市 民の割合

52.5%

うらやす市民大学の理解・認知状況 45.0%

参考数値項目 現状値

地 域 で 活 動 す る た め の 支 援 を 行 政 が 行っていると思う市民の割合

58.3%

市 民 活 動 が 活 発 に 行 わ れ て い る と 思 う市民の割合

_*

参考数値項目 現状値

市民の「協働」の理解・認知状況 32.6%

市 民 と 行 政 が 協 力 し て ま ち づ く り を 進 めていると思う市民の割合

27.0%

*平成26年度に実施した「市民参加に関する意識調査」の質問項目でないため、現状値を-で表示している。

計画目標Ⅰ

行 政 の 取 り 組 み へ の 参 加 促 進

計画目標Ⅱ

まちづくり活動への参加促進

計画目標Ⅲ

まちづくり活動への支援

計画目標Ⅳ

(29)

29 図表8:市民参加・協働推進体制図

・協働推進課

・各課

・うらやす市民大学

・ 市 民 参 加 推 進 検

討委員会

市民参加推進会議 市民活動センター

市民

・住民

・自治会

NPO

・法人

・ そ の 他の ま ち づ

くり活動団体など

連携

支援

参加・支援・協働

諮問

参照

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