報道資料
平成 24 年6月 29 日 内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)
情報セキュリティ緊急支援チーム(
CYMAT
)設置について政府は、府省庁の壁を越えて連携し機動的な支援を行うため、本日、内閣官房情報セキュリ ティセンター(
NISC
)に、情報セキュリティ緊急支援チーム(CYMAT
)を設置し、本日午後、官 邸において発足式を行いました。CYMAT
は、サイバー攻撃等の対策を支援するため、全府 省庁の職員で構成することを目指した初めての取組です。今後、政府
CISO
である情報セキュリティセンター長の下、府省庁等に対するサイバー攻撃 に対し、被害拡大防止、復旧、原因調査及び再発防止のための技術的な支援及び助言等を行 います。また、構成員の能力の向上等のため、平時から研修及び訓練等を行います。1.背景
各府省庁の情報セキュリティ水準を引き上げるため、平成
17
年、政府機関の情報セキュ リティ対策のための統一基準を策定し、5
回の改定を経て、各府省庁の情報セキュリティ水 準の斉一的な引上げを図ってきたところです。また、政府機関情報セキュリティ横断監視・即応チーム(
GSOC
)の本格運用を平成20
年に開始し、政府機関に対するサイバー攻撃 等の監視などをおこなっているところです。一方、昨今脅威が顕在化した標的型攻撃は、複雑・巧妙化した手法を用いて特定の組 織を標的に執拗に攻撃を敢行し、単独の組織で対応するのは困難な状況となっています。
このため、インシデントに機動的に対応するための政府機関の組織内
CSIRT
の整備に加 え、他の府省のCSIRT
等の要員による支援体制が必要となります。これを踏まえ、内閣官 房情報セキュリティセンター(NISC
)に、府省庁の壁を越えて連携し機動的な支援を行うた めの新たな体制を整えることとしました。2.内閣官房情報セキュリティセンターに新たに整備した体制
情報セキュリティ緊急支援チーム(通称
CYMAT
;Cyber Incident Mobile Assistant Team
)3.設置日
平成
24
年6
月29
日4.支援対象
(1)支援対象となる機関等
政府機関、
CISO
等連絡会議オブザーバー参加機関、独立行政法人 等(2)支援対象となる事象
サイバー攻撃等により支援対象機関等の情報システム障害が発生した場合又はその発 生のおそれがある場合であって、政府として一体となった対応が必要となる情報セキュリテ ィに係る事象。
5.構成
全府省庁の職員から構成される組織の整備を目指し、各府省庁から派出された職員に 内閣官房の併任辞令を発令し、
CYMAT
の要員としています。各府省庁から派出された要 員数は、現段階で26
人となっており、最終的には40
名程度となることを想定しています。政府
CISO
である内閣官房情報セキュリティセンター長が、統括責任者としてCYMAT
を 総括します。6.活動内容
政府として一体となった対応が必要となる情報セキュリティに係る事象が発生した際は、
被害拡大防止、復旧、原因調査及び再発防止のための技術的な支援及び助言等を行いま す。また、平常時においては、構成員の能力の向上等のため、研修及び訓練等を行いま す。
【本報道発表に関する問い合わせ先】
内閣官房情報セキュリティセンター 内閣参事官 木本裕司
電話
03-3581-3959
(センター代表)政府機関監視・即応調整 チーム(GSOC)
*各府省庁情報システムの24時間監視
(個別事案について情報収集、分析・解析)
被害状況の報告
技術的な支援及び助言
統括
被害(所管)省庁等
被害機関等
発生事象の正確な把握
情報セキュリティ緊急支援チーム
(CYMAT)
政府機関総合対策促進担当参事官 幹事(NISC職員:2名程度)
要員(各府省庁職員併任:定常時で約40名程度)
※NISC職員もCYMAT要員として参与
*政府一体として対応が必要な情報セキュリティに係 る事象に対し、復旧・被害拡大防止等のための技術 的な支援及び助言
技術的な支援及び助言
政府CISO(情報セキュリティセンター長)
相互連携
副センター長
補佐
報告
組織内CSIRT CYMAT要員等
被害(所管)省庁 以外の各省庁等
組織内CSIRT
情報セキュリティセンター(NISC)
参考