FUJITSU Storage ETERNUS DX
構築ガイド(サーバ接続編)
FCoE/Windows
®用
P3AM-4612-18Z0
このページは、空白です。
はじめに
本書は、ETERNUS DXを、Windows®が動作するサーバにFCoE接続して使用するために必要な作業 について説明しています。
ETERNUS DX、サーバ、OS、コンバージド・ネットワーク・アダプターカード、およびドライバソ フトウェアの説明書と併せてご使用ください。
なお、本書に記載している製品の商標、製品名などの表記については、『構築ガイド(サーバ接続編)
表記について』を参照してください。OSがサポートするストレージシステムについては、ETERNUS DXのサポート組み合わせ表を参照してください。
第18版 2018年 10月
本書の内容と構成
本書は以下に示す10章から構成されています。
•「第1章作業の流れ」(6ページ)
ETERNUS DXを、Windows®が動作するサーバに接続する場合の作業の流れについて説明していま
す。
•「第2章 環境の確認」(8ページ)
ETERNUS DXを接続できるサーバの環境について説明しています。
•「第3章留意事項」(9ページ)
作業を行う際の留意事項について説明しています。
•「第4章 ETERNUSmgrのインストールと設定」(16ページ)
ETERNUSmgrのインストールについて説明しています。
•「第5章 ETERNUS DXの設定」(17ページ)
ETERNUS DXの設定について説明しています。
•「第6章 ファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoEスイッチの設定」(18ページ) ファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoEスイッチの設定について説明しています。
•「第7章 OSのインストール」(20ページ)
サーバにOSがインストールされていない場合に、OSをインストールする作業について説明してい ます。
•「第8章 ドライバのインストール」(21ページ)
コンバージド・ネットワーク・アダプターカード、およびドライバのインストールについて説明して います。
•「第9章接続されているデバイスの確認」(24ページ)
サーバとETERNUS DXの接続状態を確認する作業について説明しています。
•「第10章 パーティションの作成について」(26ページ) ファイルシステムを作成する作業について説明しています。
目次
第 1 章 作業の流れ 6
第 2 章 環境の確認 8
2.1 ハードウェア ...8
2.2 OS(オペレーティングシステム) ...8
2.3 コンバージド・ネットワーク・アダプターカード ...8
第 3 章 留意事項 9 3.1 PRIMERGY 接続に関する留意事項 ...9
3.1.1 接続に関する留意事項... 9
3.1.2 複数のコンバージド・ネットワーク・アダプターカードを搭載する場合の留意事項... 9
3.2 ETERNUS DX 対応ドライバに関する留意事項 ...9
3.3 Windows Server
®用標準マルチパスドライバ (msdsm)に関する留意事項 ...10
3.4 ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチに関する留意事項 ...10
3.5 電源投入および電源制御に関する留意事項 ...10
3.6 サーバ側 WWN インスタンス管理表に関する留意事項...11
3.7 システムデザインシートに関する留意事項 ...11
3.8 Windows Server
®との接続に関する留意事項 ...11
第 4 章 ETERNUSmgr のインストールと設定 16 第 5 章 ETERNUS DX の設定 17 第 6 章 ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチの設定 18 第 7 章 OS のインストール 20 第 8 章 ドライバのインストール 21 8.1 コンバージド・ネットワーク・アダプターカードドライバのインストール...21
8.2 マルチパス環境の構築 ...21
8.2.1 ETERNUS DX対応ドライバを使用する場合... 21
8.2.2 Windows Server®用標準マルチパスドライバ (msdsm)を使用する場合... 22
第 9 章 接続されているデバイスの確認 24
9.1 電源投入の手順 ...24 9.2 LUN の確認...24 9.3 ETERNUS DX 接続状態の確認 ...25
第 10 章 パーティションの作成について 26
目次
第 1 章
作業の流れ
ETERNUS DXを、サーバと接続する作業の流れについて説明しています。作業の流れは以下のとおり
です。
使用しているドキュメント
•『サポート組み合わせ表』
•『サポート組み合わせ表 FC-SWITCH編』
• 接続するETERNUS DXに対応する『構築ガイド(サーバ接続編) ストレージシステム設定用』
•『構築ガイド(サーバ接続編)ファイバチャネル/ファイバチャネルスイッチ設定用』
•『ファイバチャネルスイッチ FCoE Fabric OS 管理者ガイド』
•『ファイバチャネルスイッチ Fabric OS 管理者ガイド』
•『構築ガイド(サーバ接続編) FCoE/Windows®用富士通製コンバージド・ネットワーク・アダプ ターカードドライバ設定』
•『構築ガイド(サーバ接続編) FCoE/Windows®用 他社製コンバージド・ネットワーク・アダプター カード ドライバ設定』
•『ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド』
•『ETERNUSmgr インストールガイド』
•『ETERNUSmgr ユーザーガイド』
作業の流れ
ETERNUSmgrのインストールとETERNUS DXの設定
ETERNUSmgrを利用する場合は、ETERNUSmgrをインストールして、ETERNUS DXを設 定します。
•「第4章 ETERNUSmgrのインストールと設定」(16ページ)
•「第5章 ETERNUS DXの設定」(17ページ)
• 設定や保守を行う操作の確認
-『ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド』
• ETERNUSmgrのインストール
-『ETERNUSmgr インストールガイド』
• ETERNUSmgrの操作の確認 -『ETERNUSmgr ユーザーガイド』
• ETERNUS DXの設定
- 接続するETERNUS DXに対応する『構築ガイド(サーバ接続編)ストレージシステム
設定用』
ファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoEスイッチの設定
ファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoEスイッチを使用する場合、ファイバチャネルス イッチおよびCEE/FCoEスイッチを設定します。
•「第6章 ファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoEスイッチの設定」(18ページ)
• ファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoEスイッチの設定
-『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/ファイバチャネルスイッチ設定用』
-『ファイバチャネルスイッチ FCoE Fabric OS 管理者ガイド』
-『ファイバチャネルスイッチ Fabric OS 管理者ガイド』
• FCoEのサポート環境などの確認
-『サポート組み合わせ表 FC-SWITCH編』
ドライバのインストール
使用するコンバージド・ネットワーク・アダプターカードやマルチパスドライバなどのドラ イバをインストールします。
•「第8章 ドライバのインストール」(21ページ)
• カードの装着、ドライバのインストール、設定を実施
-『構築ガイド(サーバ接続編) FCoE/Windows®用 富士通製コンバージド・ネットワー ク・アダプターカード ドライバ設定』
-『構築ガイド(サーバ接続編) FCoE/Windows®用 他社製コンバージド・ネットワーク・
アダプターカード ドライバ設定』
• 使用するカードのドライバ版数などを確認 -『サポート組み合わせ表』
接続デバイスの確認
LUNの確認や、ETERNUS DXとの接続状態を確認します。
•「第9章接続されているデバイスの確認」(24ページ)
運用の準備
必要に応じて、パーティションの作成を行います。
•「第10章 パーティションの作成について」(26ページ) 第1章 作業の流れ
第 2 章
環境の確認
以下の環境のサーバと接続できます。
ご使用のサーバ環境を『サポート組み合わせ表』で確認してください。
2.1 ハードウェア
『サポート組み合わせ表』を確認してください。
2.2 OS (オペレーティングシステム)
『サポート組み合わせ表』を確認してください。
2.3 コンバージド・ネットワーク・アダプターカード
『サポート組み合わせ表』を確認してください。
第 3 章
留意事項
作業を行う際は、以下の事項に留意してください。
3.1 PRIMERGY 接続に関する留意事項
3.1.1 接続に関する留意事項
ストレージシステムの信頼性を維持するために、以下の運用を推奨します。
• パスの複数化
• パス冗長制御をサポートしたETERNUS DX対応ドライバの利用
サーバとETERNUS DX間のパスを複数にして、パス冗長制御をサポートしたETERNUS DX対応ド
ライバを利用することで、サーバとETERNUS DX間の冗長性を向上させることができます。
3.1.2 複数のコンバージド・ネットワーク・アダプターカードを搭載する場合
の留意事項
同時に搭載できるコンバージド・ネットワーク・アダプターカードは、同一種類のみです。異なる種 類のコンバージド・ネットワーク・アダプターカードを混在させることはできません。
3.2 ETERNUS DX 対応ドライバに関する留意事項
サーバとETERNUS DXをマルチパス構成で接続し、ETERNUS DX対応ドライバを使用してパス冗長
制御(パスフェイルオーバ)機能を使用する場合は、以下のドライバが必要となります。
基本ソフトウェア(OS) ドライバ
Windows Server® 2016 Windows Server® 2012 R2 Windows Server® 2012 Windows Server® 2008 R2 Windows Server® 2008
ETERNUS Multipath Driver
製品情報については、以下のURLを参照してください。
http://www.fujitsu.com/jp/products/computing/storage/software/eternus-mpd/
なお、サーバとETERNUS DXをシングルパス構成で接続する場合は、ETERNUS DX対応のシングル パス専用ドライバ(ETERNUS デバイスドライバ)は不要です。
3.3 Windows Server ® 用標準マルチパスドライバ (msdsm)に 関する留意事項
Windows Server® 2016, Windows Server® 2012 R2, Windows Server® 2012, Windows Server® 2008 R2, Windows Server® 2008用標準マルチパスドライバ (msdsm)では負荷分散ポリシーや再施行回数 など、各種設定を行うことが可能です。しかしこれらの設定は変更せず、デフォルトで使用してくだ さい。
画面の名前 変更してはいけないパラメーター
Multi-Path Disk DeviceのプロパティのMPIOタブ 負荷分散ポリシー、詳細ボタン、編集ボタン
DSMの詳細 タイマーカウンタ(パス確認期間、パス確認を有効化、再
施行回数、再施行間隔、PDO削除期間)
MPIOパスの詳細 パスの状態
3.4 ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチ に関する留意事項
• 接続可能なファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoEスイッチは、接続環境(OSや使用する
ETERNUS DX)により異なります。事前に『サポート組み合わせ表 FC-SWITCH編』で確認を行っ
てください。
• サーバとETERNUS DX間でファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoEスイッチを使用する場合
は、『構築ガイド(サーバ接続編) ファイバチャネル/ファイバチャネルスイッチ設定用』、または
『ファイバチャネルスイッチ FCoE Fabric OS 管理者ガイド』および『ファイバチャネルスイッチ
Fabric OS 管理者ガイド』を読み、事前準備、ファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoEスイッ
チの設定作業を必ず行ってください。
• 以下の条件をすべて満たす場合、複数経路で瞬断が発生し、その後経路が復旧しないことがありま す。
- スイッチにCFX2000を使用している
- 1台のETERNUS DXと複数経路で接続している - スイッチ側で"port-mode external"が設定されていない
本事象の発生時は、接続しているコンバージド・ネットワーク・アダプターカードのリセットを実施 してください。
リセット方法については、使用しているコンバージド・ネットワーク・アダプターカードのマニュア ルを参照してください。
3.5 電源投入および電源制御に関する留意事項
サーバの電源を投入する際は、ETERNUS DX、ファイバチャネルスイッチ、およびCEE/FCoEスイッ チの電源がReady状態になっていることを確認してから投入してください。Ready状態になる前に サーバの電源を投入すると、サーバからETERNUS DXを認識できません。
第3章 留意事項
3.3 Windows Server®用標準マルチパスドライバ (msdsm)に関する留意事項
また、サーバからETERNUS DXの電源制御を行う場合は、サーバの稼働中にETERNUS DX、ファイ バチャネルスイッチ、およびCEE/FCoEスイッチの電源が切断されないように注意してください。
サーバより先にETERNUS DX、ファイバチャネルスイッチ、およびCEE/FCoEスイッチの電源が切 断されると、ETERNUS DXにデータを保存できなかったり、保存したデータが破壊されたりすること があります。
3.6 サーバ側 WWN インスタンス管理表に関する留意事項
サーバ側WWNインスタンス管理表は、ETERNUS DXを導入する際に、導入作業を容易に行うための ワークシートです。
システムの導入や導入後のシステム変更、増設、保守に際して現在の環境の保存が重要となります。
管理表を作成することで導入がスムーズに行え、システムの保守も容易となります。サーバ側WWN インスタンス管理表のひな形については、使用するコンバージド・ネットワーク・アダプターカード に対応した『ドライバ設定編』の付録をご利用ください。
3.7 システムデザインシートに関する留意事項
システムデザインシートとは、ETERNUS DXを導入する際に、導入作業を容易に行うためのワーク シートです。システムの導入や導入後のシステム変更、増設、保守に際して現在の環境の保存が重要 となります。システムデザインシートを作成することで導入がスムーズに行え、システムの保守も容 易となります。
3.8 Windows Server ® との接続に関する留意事項
Windows Server®と、ETERNUS DX S3 seriesを接続しているシステムで、ETERNUS DX S3 series のファームウェア適用を実施したあとにWindows Server®を再起動すると、Windows Server®上の ディスクがオフライン状態になる場合があります。
Windows Server®上のディスクの状態は、以下のようにして確認できます。
[スタート]ボタンをクリックして、「管理ツール」の「コンピュータの管理」を選択し、左ペインの
「ディスクの管理」を開きます。
なお、Windows Server®のパス構成により、発生条件および回避方法が異なります。
シングルパス構成の場合は、ファームウェア適用前に、一時的にSAN Policyの設定を変更しておくこ とで、ファームウェア適用後にオフライン状態に陥ることを回避できます。
マルチパス構成の場合は、回避する手段はありません。オフライン状態から復旧する場合は、「● 問題 発生後の対処方法」(14ページ)を実施する必要があります。
第3章 留意事項
3.6 サーバ側WWNインスタンス管理表に関する留意事項
■ シングルパス構成の場合
ファームウェアの更新時のみ、SAN Policy設定を「すべてをオンライン(Online All)」に変更するこ とでオフライン状態を回避できます。
SAN Policy設定が「すべてをオンライン(Online All)」で運用可能な場合は、「● 問題発生を未然に防 止する方法」(12ページ)の手順. 4の対応は不要です。
●
SAN Policyの設定値の確認方法SAN Policyの設定値の確認方法を以下に示します。
1 コマンドプロンプトでdiskpartコマンドを実行します。
プロンプトがDISKPARTに変更されます。
2 "san"と入力して[Enter]キーを押します。
DISKPART> san
3 以下のいずれかのSAN Policyが表示されます。
•「オフライン共有(Offline Shared)」
•「すべてをオフライン(Offline All)」
•「すべてをオンライン(Online All)」
4 "exit"と入力して[Enter]キーを押し、diskpartコマンドを終了します。
●
問題発生を未然に防止する方法以下の手順で、SAN Policyの設定変更を行ってから、ファームウェアの更新を実施します。
1 SAN Policyの設定を変更します。
(1) コマンドプロンプトでdiskpartコマンドを実行します。
プロンプトがDISKPARTに変更されます。
(2) "san policy=onlineall"と入力して[Enter]キーを押します。
実行例)
DISKPART> san policy=onlineall
(3) SAN Policyの設定変更を有効にするため、Windows Server®を再起動します。
2 コマンドプロンプトで再度diskpartコマンドを実行し、SANポリシーの値が「すべてをオンライ ン(Online All)」であることを確認します。
実行例)
DISKPART> san
SANポリシー : すべてをオンライン
3 ファームウェアを更新します。
(1) ETERNUS DXのファームウェアの更新を実施します。
第3章 留意事項
3.8 Windows Server®との接続に関する留意事項
(2) 新しいインスタンスIDをOSに認識させるため、Windows Server®を再起動します。
4 SAN Policyの設定を元に戻します。
(1) 以下のコマンドを実行し、SAN Policyの設定値を元の値に戻します。
実行例)
DISKPART> san policy=Offline Shared
(2) SAN Policyの設定変更を有効にするため、Windows Server®を再起動します。
(3) コマンドプロンプトで再度diskpartコマンドを実行し、SANポリシーの値が「元のSAN
Policyの値」であることを確認します。
実行例)
DISKPART> san
SANポリシー : オフライン共有
●
問題発生後の対処方法以下の手順で、オフライン状態のディスクを手動でオンラインにします。
1 [スタート]ボタンをクリックして、「管理ツール」の「コンピュータの管理」を選択し、左ペイン
の「ディスクの管理」を開きます。
2 オフライン状態の各ディスクを選択し、右クリックでオンラインにします。
また、Hyper-V環境で、ゲストOSにパススルーディスクを構成している場合に、ETERNUS DXの ファームウェア更新を行うと、ゲストOSが構成していたパススルーディスクを新規ディスクとして 認識し、物理ハードディスクを構成していたディスクから外してしまうため、手動で再構成して復旧 させる必要があります。
復旧(再構成)方法を以下に示します。
1 Hyper-Vマネージャーを起動します。
2 オフラインのゲストOSを選択し、右ペインの「設定」を選択します。
ゲストOSの設定ポップアップが表示されます。
3 設定ウィンドウで「SCSIコントローラー」配下にある、「物理ドライブが見つかりません」と表 示されている「ハードドライブ」を選択します。
4 右画面で「物理ハードディスク」から適切なディスクを選択します。
5 [OK]ボタンをクリックします。
●
SAN PolicyサポートOS• Windows Server® 2016
• Windows Server® 2012 R2
第3章 留意事項
3.8 Windows Server®との接続に関する留意事項
●
SAN Policyデフォルト値OS SAN Policyデフォルト値
Windows Server® 2016(全エディション) Offline Shared Windows Server® 2012 R2(全エディション)
Windows Server® 2012(全エディション)
Windows Server® 2008 R2 Datacenter Windows Server® 2008 R2 Enterprise Windows Server® 2008 Datacenter Windows Server® 2008 Enterprise
Windows Server® 2008 R2 Standard Online All Windows Server® 2008 Standard
■ マルチパス構成の場合
SAN Policyの設定に関係なく、マルチパス構成前のディスクの状態(オンライン/オフライン)を引
き継ぎ起動します。
• 環境構築時にオンライン状態のディスクをマルチパス化した場合
ファームウェア更新後、マルチパスディスクはオンライン状態で起動します。
• 環境構築時にオフライン状態のディスクをマルチパス化した場合
ファームウェア更新後、マルチパスディスクはオフライン状態で起動します。
●
問題発生を未然に防止する方法マルチパス構成の場合は、環境構築後に設定変更などでオフライン状態になることを未然に防ぐこと ができません。また、環境構築後にマルチパス化時のディスク状態を確認できません。
ファームウェア更新時にディスクがオフラインになった場合は、「●問題発生後の対処方法」(14ペー ジ)を実施してください。
●
問題発生後の対処方法• OSを起動できた場合
オフライン状態のディスクを手動でオンラインにしてください。
以下の手順で、オフライン状態のディスクを手動でオンラインにします。
1 [スタート]ボタンをクリックして、「管理ツール」の「コンピュータの管理」を選択し、左ペイ ンの「ディスクの管理」を開きます。
2 オフライン状態の各ディスクを選択し、右クリックでオンラインにします。
• OSを起動できない場合
Active DirectoryのDBがOS領域以外のディスクに配置されている場合、ディスクがオフライン状 態となりActive DirectoryのDBを参照できず、OSが起動できないことがあります。
その場合、ディレクトリサービスの修復モードでOSを起動し、ディスクをオンライン状態にするこ とで復旧可能です。
復旧(再構成)方法を以下に示します。
第3章 留意事項
3.8 Windows Server®との接続に関する留意事項
1 サーバを起動します。
2 サーバ起動画面で、[F8]キーを押します。
3 詳細ブートオプションが表示されます。
4 「ディレクトリサービス復元モード」または「ディレクトリサービスの修復モード」を選択しま す。
5 OS起動後、Administratorでログインします。
6 「管理ツール」の「コンピュータの管理」を選択し、左ペインの「ディスクの管理」を開きま す。
7 オフライン状態の各ディスクを選択し、右クリックでオンラインにします。
8 OSを再起動します。
また、Hyper-V環境で、ゲストOSにパススルーディスクを構成している場合に、ETERNUS DXの ファームウェア更新を行うと、ゲストOSが構成していたパススルーディスクを新規ディスクとして 認識し、物理ハードディスクを構成していたディスクから外してしまうため、手動で再構成して復旧 させる必要があります。
復旧(再構成)方法を以下に示します。
1 Hyper-Vマネージャーを起動します。
2 オフラインのゲストOSを選択し、右ペインの「設定」を選択します。
ゲストOSの設定ポップアップが表示されます。
3 設定ウィンドウで「SCSIコントローラー」配下にある、「物理ドライブが見つかりません」と 表示されている「ハードドライブ」を選択します。
4 右画面で「物理ハードディスク」から適切なディスクを選択します。
5 [OK]ボタンをクリックします。
第3章 留意事項
3.8 Windows Server®との接続に関する留意事項
第 4 章
ETERNUSmgr のインストールと設定
ETERNUSmgrを使用する場合は、『ETERNUSmgr インストールガイド』に従い、ETERNUSmgrをイ ンストールしてください。インストール後は、『ETERNUSmgr ユーザーガイド』に従って設定を行っ てください。
第 5 章
ETERNUS DX の設定
ETERNUS Web GUIまたはETERNUSmgrを使用して、ETERNUS DXの環境を設定します。
ETERNUS DXの設定は、サーバ装置の設定(セットアップ)とは別に、ETERNUS DX単体で行うこ
とができます。設定方法については、以下のマニュアルを参照してください。
• 接続するETERNUS DXに対応する『構築ガイド(サーバ接続編) ストレージシステム設定用』
•『ETERNUS Web GUI ユーザーズガイド』または『ETERNUSmgr ユーザーガイド』
第 6 章
ファイバチャネルスイッチおよび CEE/FCoE スイッチの設定
サーバとETERNUS DXを、ファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoEスイッチを使用して接続す
る場合に必要な設定を行います。
『構築ガイド(サーバ接続編)ファイバチャネル/ファイバチャネルスイッチ設定用』、または『ファイ バチャネルスイッチ FCoE Fabric OS 管理者ガイド』および『ファイバチャネルスイッチ Fabric OS 管理者ガイド』に従って設定してください。
ETERNUS SF Storage Cruiserを利用して、アクセスパスを設定した場合、ホストレスポンスの設 定は、デフォルトの設定になります。
ホストレスポンスを設定変更している環境では、ホストレスポンスを再設定してください。
以下に、サーバとファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoEスイッチを接続し、ゾーニングした場 合のシステム構成例を示します。
以下は、複数サーバ、複数CA接続の構成例です。
Port2
Port0 Port4 Port6
Port3
Port1 Port5 Port7
Port2
Port0 Port4 Port6
Port3
Port1 Port5 Port7
CA00 CA01 CA10 CA11
CM0 CM1
Name : RAID#1
ZONE1 ZONE2 ZONE3
ZONE4
ETERNUS DX Name : Server#1
Slot 1 Slot 0
Name : Server#2 Slot 1 Slot 0
CEE/FCoE ࢫࢵࢳ
CEE/FCoE ࢫࢵࢳ
࢝ࢫࢣ࣮ࢻ⥺
以下は、1サーバ、複数CA接続の構成例です。
Port2
Port0 Port4 Port6
Port3
Port1 Port5 Port7
Port2
Port0 Port4 Port6
Port3
Port1 Port5 Port7
CM0 CM1
࢝ࢫࢣ࣮ࢻ⥺
ZONE1
ZONE2
ZONE3 ZONE4
ETERNUS DX
P0 P1 P0 P1
Slot 1 ࢧ࣮ࣂ
Slot 0
CEE/FCoE ࢫࢵࢳ
CEE/FCoE ࢫࢵࢳ 第6章 ファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoEスイッチの設定
第 7 章
OS のインストール
サーバにOSがインストールされていない場合は、OSおよびSP(サービスパック)をインストール してください。
OSをインストールする際は、必ずETERNUS DXの電源が切断されていることを確認してくださ い。OSインストール時にETERNUS DXの電源が投入されていると、サーバがETERNUS DXを認 識してしまい、不具合が発生する場合があります。
第 8 章
ドライバのインストール
コンバージド・ネットワーク・アダプターカードドライバのインストール、およびETERNUS DX対 応 ドライバまたは Windows Server® 2016, Windows Server® 2012 R2, Windows Server® 2012, Windows Server® 2008 R2, Windows Server® 2008用標準マルチパスドライバ (msdsm)のインストー ル、構築を行います。
8.1 コンバージド・ネットワーク・アダプターカードドライ バのインストール
以下のコンバージド・ネットワーク・アダプターカードメーカー別『構築ガイド(サーバ接続編)
FCoE/Windows®用』に従って、設定を行ってください。
•『構築ガイド(サーバ接続編) FCoE/Windows®用 富士通製コンバージド・ネットワーク・アダプ ターカード ドライバ設定』
•『構築ガイド(サーバ接続編) FCoE/Windows®用他社製コンバージド・ネットワーク・アダプター カードドライバ設定』
8.2 マルチパス環境の構築
マルチパス環境構築は、使用するマルチパスドライバによって作業内容が異なります。
• ETERNUS DX対応ドライバを使用する場合
「8.2.1 ETERNUS DX対応ドライバを使用する場合」(21ページ)を参照してください。
• Windows Server® 2016, Windows Server® 2012 R2, Windows Server® 2012, Windows Server® 2008 R2, Windows Server® 2008の標準マルチパスドライバ (msdsm)を使用する場合
「8.2.2 Windows Server®用標準マルチパスドライバ (msdsm)を使用する場合」(22ページ)を参照し てください。
8.2.1 ETERNUS DX 対応ドライバを使用する場合
必要に応じて、ETERNUS DX対応ドライバをインストールしてください。
• 各ドライバに関する留意事項については、「3.2 ETERNUS DX対応ドライバに関する留意事項」(9 ページ)を参照してください。
例えば、サーバとETERNUS DXをマルチパス構成で接続し、パス冗長制御(パスフェイルオーバ)
機能を使用する場合や、サーバとETERNUS DXをシングルパス構成で接続する場合に参照が必要で す。
8.2.2 Windows Server
®用標準マルチパスドライバ (msdsm)を使用する場合
Windows Server® 2016, Windows Server® 2012 R2, Windows Server® 2012, Windows Server® 2008 R2, Windows Server® 2008用標準マルチパスドライバ (msdsm)を使用する場合の環境構築について 説明します。
8.2.2.1 マルチパス I/O のインストール
1 サーバーマネージャーの画面で[機能の追加]をクリックします。
機能追加のウィザードの「機能」の選択画面で「マルチパスI/O」のチェックボックスを選択し、
マルチパスI/O機能をインストールします。
2 サーバを再起動します。
8.2.2.2 MPIO の詳細設定
導入したマルチパスI/Oに対して、ETERNUS DXを対応させるための設定を行います。
1 [コントロールパネル]—[MPIO]の順にクリックします。
MPIOのプロパティ画面が表示されます。
第8章 ドライバのインストール 8.2 マルチパス環境の構築
2 MPIOのプロパティ画面で「MPIO デバイス」タブを選択し、[追加]ボタンをクリックします。
3 「デバイスのハードウェアID」欄に接続するETERNUS DXのIDを入力します。
入力する値は、使用する装置によって異なります。以下の表を確認して入力してください。
使用する装置 デバイスのハードウェアID
ETERNUS DX100 S3/DX200 S3, ETERNUS DX60 S2/DX80 S2/DX90 S2
FUJITSU ETERNUS_DXL
ETERNUS DX500 S3/DX600 S3 FUJITSU ETERNUS_DXM
ETERNUS DX8100 S3/DX8700 S3/DX8900 S3 FUJITSU ETERNUS_DXH
ETERNUS DX400 S2 series FUJITSU ETERNUS_DX400
ETERNUS DX8000 S2 series FUJITSU ETERNUS_DX8000
"FUJITSU"と"E~"の間には半角スペースを1文字分入れる必要があります。
4 サーバをシャットダウンした状態で、ETERNUS DXをマルチパス接続したうえで、サーバの電 源を投入します。
第8章 ドライバのインストール 8.2 マルチパス環境の構築
第 9 章
接続されているデバイスの確認
9.1 電源投入の手順
接続した各装置の電源を、以下の手順で投入します。
1 ファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoEスイッチの電源を投入します(利用する場合のみ)。 2 ファイバチャネルスイッチおよびCEE/FCoEスイッチがReady状態になったことを確認しま
す。
3 ETERNUS DXの電源を投入します。
4 ETERNUS DXがReady状態になったことを確認します。
5 サーバの電源を投入します。
9.2 LUN の確認
以下の手順でLUNを確認します。
1 [デバイスマネージャ]を開き、[ディスクドライブ]を表示します。
2 サーバからETERNUS DXのLUNが認識されていれば、ディスクドライブ配下にETERNUS DX のデバイス(LUN)が表示されます。
Windows Server® 2016, Windows Server® 2012 R2, Windows Server® 2012, Windows Server® 2008 R2, Windows Server® 2008でマルチパス接続の場合は、ETERNUS DXの1つのLUNに対し て1つの「Multi-Path Disk Device」が表示されます。
9.3 ETERNUS DX 接続状態の確認
ETERNUS Multipath Driverを利用している場合は、ETERNUS マルチパスマネージャのメインウィン ドウで、以下の設定、表示を行うことができます。
• ETERNUS DXの接続状態の確認
• 接続されているLUNの確認
• パスの状態の確認
• パスの復旧・解除
ETERNUS DXの接続状態およびパスの確認について、説明します。
1 ETERNUS DX(すでにLUNなどのセットアップが終了しているものとします)を起動し、Ready
状態になったことを確認してから、サーバを起動します。
2 サーバがReady状態になったら、ETERNUS マルチパスマネージャを起動します。
3 メインウィンドウが表示されます。
サーバと接続されているETERNUS DXの接続状態、パスの状態が確認できます。
ETERNUS マルチパスマネージャの操作方法については、ETERNUS Multipath Driverの製品マニュア ルを参照してください。
第9章 接続されているデバイスの確認 9.3 ETERNUS DX接続状態の確認
第 10 章
パーティションの作成について
必要に応じ、以下の手順でディスクのパーティションを作成します。
1 「コンピュータの管理」から「ディスクの管理」を開きます。
未署名のディスクが存在する場合、接続されているデバイスに対してディスク署名を行うかどう かを問い合わせてきます。
2 必要に応じて、ディスク署名およびパーティション作成を行います。
• ダイナミックディスクにアップグレードして使用することもできます。
• 2TB以上のディスクは、GPTディスクに変換してください。
FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編)
FCoE/Windows
®用
P3AM-4612-18Z0 発行日: 2018年 10月 発行責任: 富士通株式会社
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