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1

                

 

厚生労働科学研究費補助金(再生医療実用化研究事業) 

(分担)研究報告書   

 

FACS解析・バイオインフォマティクス解析  

研究分担者  大沼清

長岡技術科学大学・産学融合トップランナー養成センター  特任准教授 

研究要旨:

ヒト ES・iPS 細胞の医療・創薬への応用研究が加速しているが、ヒ ト ES・iPS 細胞の培養は難しく、施設や担当者により細胞状態が異なるという 問題がある。そこで、異なる施設における細胞の状態を、統一的・定量的に検 査・管理するため、イメージングサイトメトリー(I‑FACS)解析に着目した。培 養した施設から検査施設への試料の送付方法、フィーダー細胞の除去法、FACS 解析と I‑FACS 解析の比較方法等を検討・策定した。策定した方法に基づき、長 岡技科大に於いて培養・FACS 解析した結果と、姉妹培養を医薬基盤研究所へ送 付して I‑FACS 解析した結果との間に強い相関がみられたので、この方法が有用 であることが示唆された。本研究により、様々な施設で培養している細胞を幹 細胞バンクに送付し、統一的な基準で測定・評価できる品質管理法の作業工程 が策定できた。

A.

  研究目的

ヒト胚性幹(ES)細胞[1]、誘導 多能性幹(iPS)[2, 3]を再生医療や 創薬へ応用・実用化する研究が盛ん である。特に日本に於いては、京大 山中教授によるiPS細胞の樹立成功 後、目覚ましく進んでいる。そんな 中、2013年に再生医療推進法が成立 し、産学官一体となり推進する体制

が整った。理化学研究所では網膜色 素変性症の治療を目的として、ヒト iPS細胞より網膜の細胞を分化誘導 し、それをシート状に加工して移植 する臨床試験を開始している。創薬 応用に関しては、日本製薬工業協会

(製薬協、東京都中央区、手代木功 会長)が昨年(2013年)、ヒトiPS細 胞を用いた薬剤の安全性評価ツール 検証のためのコンソーシアム(ヒト

(2)

iPS細胞応用安全性評価コンソーシ アム)を立ち上げた。このコンソー シアムには現在、約

いる。このように、ヒト

を用いた医療・創薬応用へ向けた研 究・開発が急ピッチで進行中だ。

このようなヒト幹細胞を用いた 実用化の流れの中で、品質の管理が 大きな問題となっている

細胞は分化し易いため、同じ研究者 が培養していても、

が大きく変わってしまい、同じ手法 で実験をしても得られる結果が大き く異なる事が頻繁に起こる。

月に京都で行われた日本再生医療学 会に於いて

準化などに関して多くの発表があっ た。幹細胞を資源としてあつかうバ ンク運営においては、このような研 究所・研究者による違いを無くし、

誰もが同じ結果が得られるような品 質管理のための基準の策定が非常に 重要となる

ヒト

態を日常的に管理する手法として一 般的に使用される方法が

つは単純に顕微鏡を用いて形態を観 察することで、もう一つは未分化マ

細胞応用安全性評価コンソーシ アム)を立ち上げた。このコンソー シアムには現在、約

いる。このように、ヒト

を用いた医療・創薬応用へ向けた研 究・開発が急ピッチで進行中だ。

このようなヒト幹細胞を用いた 実用化の流れの中で、品質の管理が 大きな問題となっている

細胞は分化し易いため、同じ研究者 が培養していても、

が大きく変わってしまい、同じ手法 で実験をしても得られる結果が大き く異なる事が頻繁に起こる。

月に京都で行われた日本再生医療学 会に於いても、細胞の品質管理、標 準化などに関して多くの発表があっ た。幹細胞を資源としてあつかうバ ンク運営においては、このような研 究所・研究者による違いを無くし、

誰もが同じ結果が得られるような品 質管理のための基準の策定が非常に 重要となる[4]

ヒトPS細胞の未分化性維持の状 態を日常的に管理する手法として一 般的に使用される方法が

つは単純に顕微鏡を用いて形態を観 察することで、もう一つは未分化マ

1: FACS解析と顕微鏡観察と

細胞応用安全性評価コンソーシ アム)を立ち上げた。このコンソー シアムには現在、約40社が参加して いる。このように、ヒト

を用いた医療・創薬応用へ向けた研 究・開発が急ピッチで進行中だ。

このようなヒト幹細胞を用いた 実用化の流れの中で、品質の管理が 大きな問題となっている

細胞は分化し易いため、同じ研究者 が培養していても、1回の継代で状態 が大きく変わってしまい、同じ手法 で実験をしても得られる結果が大き く異なる事が頻繁に起こる。

月に京都で行われた日本再生医療学 も、細胞の品質管理、標 準化などに関して多くの発表があっ た。幹細胞を資源としてあつかうバ ンク運営においては、このような研 究所・研究者による違いを無くし、

誰もが同じ結果が得られるような品 質管理のための基準の策定が非常に

]。 

細胞の未分化性維持の状 態を日常的に管理する手法として一 般的に使用される方法が

つは単純に顕微鏡を用いて形態を観 察することで、もう一つは未分化マ

解析と顕微鏡観察と

細胞応用安全性評価コンソーシ アム)を立ち上げた。このコンソー

社が参加して いる。このように、ヒトES/iPS細胞 を用いた医療・創薬応用へ向けた研 究・開発が急ピッチで進行中だ。 

このようなヒト幹細胞を用いた 実用化の流れの中で、品質の管理が 大きな問題となっている[4]。ヒト 細胞は分化し易いため、同じ研究者

回の継代で状態 が大きく変わってしまい、同じ手法 で実験をしても得られる結果が大き く異なる事が頻繁に起こる。2014年 月に京都で行われた日本再生医療学 も、細胞の品質管理、標 準化などに関して多くの発表があっ た。幹細胞を資源としてあつかうバ ンク運営においては、このような研 究所・研究者による違いを無くし、

誰もが同じ結果が得られるような品 質管理のための基準の策定が非常に

細胞の未分化性維持の状 態を日常的に管理する手法として一 般的に使用される方法が2つある。一 つは単純に顕微鏡を用いて形態を観 察することで、もう一つは未分化マ

解析と顕微鏡観察とI-FACS 2

細胞応用安全性評価コンソーシ アム)を立ち上げた。このコンソー

社が参加して 細胞 を用いた医療・創薬応用へ向けた研   このようなヒト幹細胞を用いた 実用化の流れの中で、品質の管理が

。ヒトPS 細胞は分化し易いため、同じ研究者

回の継代で状態 が大きく変わってしまい、同じ手法 で実験をしても得られる結果が大き 年3 月に京都で行われた日本再生医療学

も、細胞の品質管理、標 準化などに関して多くの発表があっ た。幹細胞を資源としてあつかうバ ンク運営においては、このような研 究所・研究者による違いを無くし、

誰もが同じ結果が得られるような品 質管理のための基準の策定が非常に

細胞の未分化性維持の状 態を日常的に管理する手法として一

つある。一 つは単純に顕微鏡を用いて形態を観 察することで、もう一つは未分化マ

ーカーを免疫蛍光染色して

ローサイトメトリ)で陽性細胞の割 合を算出する事である(

察することは、細胞の品質管理の上 で非常に基礎的、かつ重要な方法で ある

察しながら、未分化な形態をしてい る細胞のみを選別したり、分化によ り形態が変化した細胞を除去する事 は日常的に行われている。ヒト 胞は未分化性を維持するのに不適切 な操作をすると

化してその形態が変化する。そのた め、細胞の形態を観察することによ りその状態を日常的に把握すること は非常に重要となる。顕微鏡観察で は固定操作などをせずに細胞を生き たまま、手軽に検査できるという利 点がある。更に、熟練の培養技術者 になると、様々な定量的試験では検 知できないレベルの微妙な変化を見 てとる事ができるようになる。一方、

定性的で、技術者の経験や技能に大 きく左右される点が欠点である。

経験等に左右され難く、定量的な結 果が得られる

FACS解析 

ーカーを免疫蛍光染色して

ローサイトメトリ)で陽性細胞の割 合を算出する事である(

細胞の形態を位相差顕微鏡で観 察することは、細胞の品質管理の上 で非常に基礎的、かつ重要な方法で ある[4]。実際、顕微鏡下で細胞を観 察しながら、未分化な形態をしてい る細胞のみを選別したり、分化によ り形態が変化した細胞を除去する事 は日常的に行われている。ヒト 胞は未分化性を維持するのに不適切 な操作をすると

化してその形態が変化する。そのた め、細胞の形態を観察することによ りその状態を日常的に把握すること は非常に重要となる。顕微鏡観察で は固定操作などをせずに細胞を生き たまま、手軽に検査できるという利 点がある。更に、熟練の培養技術者 になると、様々な定量的試験では検 知できないレベルの微妙な変化を見 てとる事ができるようになる。一方、

定性的で、技術者の経験や技能に大 きく左右される点が欠点である。

それに対し

経験等に左右され難く、定量的な結 果が得られる

ーカーを免疫蛍光染色して

ローサイトメトリ)で陽性細胞の割 合を算出する事である(

細胞の形態を位相差顕微鏡で観 察することは、細胞の品質管理の上 で非常に基礎的、かつ重要な方法で

。実際、顕微鏡下で細胞を観 察しながら、未分化な形態をしてい る細胞のみを選別したり、分化によ り形態が変化した細胞を除去する事 は日常的に行われている。ヒト 胞は未分化性を維持するのに不適切 な操作をすると、数日内に細胞が分 化してその形態が変化する。そのた め、細胞の形態を観察することによ りその状態を日常的に把握すること は非常に重要となる。顕微鏡観察で は固定操作などをせずに細胞を生き たまま、手軽に検査できるという利 点がある。更に、熟練の培養技術者 になると、様々な定量的試験では検 知できないレベルの微妙な変化を見 てとる事ができるようになる。一方、

定性的で、技術者の経験や技能に大 きく左右される点が欠点である。

それに対しFACS解析は技術者の 経験等に左右され難く、定量的な結 果が得られる[5]。FACS

ーカーを免疫蛍光染色してFACS(フ ローサイトメトリ)で陽性細胞の割 合を算出する事である(図 1)。 

細胞の形態を位相差顕微鏡で観 察することは、細胞の品質管理の上 で非常に基礎的、かつ重要な方法で

。実際、顕微鏡下で細胞を観 察しながら、未分化な形態をしてい る細胞のみを選別したり、分化によ り形態が変化した細胞を除去する事 は日常的に行われている。ヒトPS 胞は未分化性を維持するのに不適切

、数日内に細胞が分 化してその形態が変化する。そのた め、細胞の形態を観察することによ りその状態を日常的に把握すること は非常に重要となる。顕微鏡観察で は固定操作などをせずに細胞を生き たまま、手軽に検査できるという利 点がある。更に、熟練の培養技術者 になると、様々な定量的試験では検 知できないレベルの微妙な変化を見 てとる事ができるようになる。一方、

定性的で、技術者の経験や技能に大 きく左右される点が欠点である。

解析は技術者の 経験等に左右され難く、定量的な結

FACS解析するとき

(フ ローサイトメトリ)で陽性細胞の割

  細胞の形態を位相差顕微鏡で観 察することは、細胞の品質管理の上 で非常に基礎的、かつ重要な方法で

。実際、顕微鏡下で細胞を観 察しながら、未分化な形態をしてい る細胞のみを選別したり、分化によ り形態が変化した細胞を除去する事 PS細 胞は未分化性を維持するのに不適切

、数日内に細胞が分 化してその形態が変化する。そのた め、細胞の形態を観察することによ りその状態を日常的に把握すること は非常に重要となる。顕微鏡観察で は固定操作などをせずに細胞を生き たまま、手軽に検査できるという利 点がある。更に、熟練の培養技術者 になると、様々な定量的試験では検 知できないレベルの微妙な変化を見 てとる事ができるようになる。一方、

定性的で、技術者の経験や技能に大 きく左右される点が欠点である。 

解析は技術者の 経験等に左右され難く、定量的な結

解析するとき

(3)

3

は、一度培養皿から剥がして細胞を1 細胞レベルまで分散した後、免疫蛍 光染色し、それを流しつつレーザー 光を当てて1細胞毎の蛍光量を定量 的かつ高速(1秒に数千細胞)に測定 できる。しかし、FACSにも欠点があ る。それは細胞を培養皿から剥がし て分散するため、培養しているとき の形態を失ってしまうことにある。 

以上のように顕微鏡観察とFACS 解析は相補うような形になっている。

この両者を合わせたものが、イメー ジングサイトメトリー解析法

(I‑FACS)である(図 1)。培養細胞を 剥がさずに免疫蛍光染色し、広範囲 の写真を自動的に撮り、1個1個の細 胞の蛍光量を定量解析する。細胞を 剥がさずに形態を観察できるために 顕微鏡観察と同じように熟練の技術 者が細胞状態を診断できるうえ、

FACS解析と同等の定量解析が可能だ。 

本研究課題では、FACS解析と顕微 鏡観察との両方の利点を併せ持つイ メージングサイトメトリー(I‑FACS)

を利用し、遠隔地のヒトiPSユーザー の細胞の培養状態を管理するための プラットホームを作る事を目標とし ている(図 1)。具体的には、培養し たヒトPS細胞の一部を顕微鏡観察と FACS解析し、一部を固定して医薬基 盤研へ送付してI‑FACSで解析し、両 者の結果を比較・解析する。細胞バ ンクに於ける熟練の培養技術者が定 量性と経験の両面から診断すること により、様々な施設での培養状態を

統一的に判断できる方法論が確立す る。 

2012年度には、主に3項目に関し て検討した。1)固定ヒトiPS細胞を 損なうことなく送付する方法の検討、

2)共培養しているフィーダー細胞 を除きヒトiPS細胞だけを解析する 方法、3)ヒトiPS細胞の一部を顕微 鏡観察とFACS解析し、一部を固定し て医薬基盤研へ送付してI‑FACSで解 析した結果の比較をした。 

2013年度は、前年度に確立した方 法を用い、3種の細胞株(ヒトiPS細 胞のTic株、201B7株、253G1株)を用 い、統計的な解析ができるように実 験を繰り返すと共に、データの解析 方法、特に閾値の変化による結果の 違いに関して検討した。 

(4)

4

B.  研究方法 

ヒトiPS細胞の培養

ヒトiPS細胞の培養法は、一般的に行 われている培養法に準じた[2, 5, 6]。 ヒトiPS細胞Tic株は成育医療センタ ーで樹立され、医薬基盤研究所・JCRB 細胞バンクを通じて入手した(資源番 号:JCRB1331)[7]。ヒト iPS 細胞 201B7 株[2]と 253G1 株[8]は 理 研 BRC 細胞バンク(つくば、茨城)よ り、ナショナルバイオリソースプロジ ェクトを通じて入手した。細胞の培養 は以下の通り。D-MEM/F12にKSR、 2-mercaptoethanol 、 MEM non-essential amino acids、bFGF、 Penicillin-Streptomycin を加えた培 地 (KSR 培地)を用いて、フィーダ細 胞 (MEF)上で 37 ℃、5% CO2 に設 定したインキュベータで培養した。継 代はまず、培養皿から培地を除き、ヒ トiPS細胞解離液(CTK溶液[6])を 0.5 ml加えて、3分間静置した.その 後、ヒトiPS細胞解離液を除き、KSR 培地を2 ml加えてピペッティングし、

細胞懸濁液を15 mlチューブに移した。

このチューブを10 ×g、1分間遠心し、

上清を除き、KSR培地を1 ml加えた。

MEF を 培 養 し て い る 培 養 皿 か ら MEF培地を除き、KSR培地に5 μM ROCK inhibitor[9]を加え、ヒト iPS 細胞懸濁液を1/6〜1/3加え、播種した。

継代の2日後から毎日、培地を交換し

た 。 MEF は 、 D-MEM に 0.9%

Penicillin-Streptomycin、9% FBSを 加えた培地を用いてインキュベータ で培養した。フィーダ細胞は、継代3 回目のMEFをmitomycin Cで90分 間処理し、0.1% ゼラチンコート培養 皿に播種し、調製した。

ヒトiPS細胞の送付

細胞を送付する際、気泡の混入し、細 胞が破壊ないようにするための方法 を検討した。hiPS細胞を培養している 6 ウェルプレートから培地を除き、カ ルシウム、マグネシウム入りのリン酸 緩衝溶液(PBS+/+)で2回洗浄した後、

カルシウム、マグネシウム入りの 4%

ホルマリン溶液を各ウェルに 500μl 加えて室温で 20 分間静置して固定し た。PBS+/+で2回洗浄した後、各ウェ

ルを PBS+/+で満たし、気泡が残らな

いように容器全体をプラスチックパ ラフィンフィルム(パラフィルム、

Pechiney Plastic Packaging Company, Menasha, WI, USA)で覆 い、その上からプレートの蓋で押さえ、

更に蓋をパラフィルムで固定した。6 ウェルプレートは緩衝材で覆い、ダン ボールに詰め、宅配便で冷蔵(4 度)

で送付した。

未分化状態でのヒト iPS 細胞のフロ ーサイトメトリ解析方法の検討 i)使用する抗体の選定

(5)

5

ヒトES/iPS 細胞の未分化マーカー 抗体は多数販売されている。汎用性の ある解析方法を策定することが目的 であるため、代表的なマーカーを選ん だ。抗体染色の簡便さ・迅速さを考え たとき、細胞表面マーカーが適してい る。実際、ヒトES/iPS 細胞用の細胞 表面マーカーが数多く市販されてい る。そこで以下の 3 抗体を使用した。

Stage specific Embryonic Antigen 3 (SSEA3)抗 体 (mouse monoclonal IgM, clone MC-631, R&D, Cat# MAB1434, 1/100)、 抗 Stage specific Embryonic Antigen 4 (SSEA4) 抗 体 ( mouse monoclonal IgG3, Cat# sc-21704, Santa Cruz Biotechnology, 1/100)、抗Tra 1-60 抗 体 (mouse monoclonal IgM, Cat#

sc-21705, Santa Cruz, 1/100)。また、細胞 内 転 写 因 子 の マ ー カ ー と し て 一 般 的 な Oct3/4rabbit polyclonal IgGCat#

sc-9081, SantaCruz1, 1/500)も用いた。更 、分化し始めた細胞を確実に検出す るために、以下の代表的な初期分化マ ー カ ー も 一 つ 使 用 し た 。 抗 Stage specific Embryonic Antigen 1 (SSEA1)抗 体(mouse monoclonal IgM, Cat# sc-21702, Santa Cruz, 1/100)

ii)フィーダー細胞の除去法

本実験では広く一般的に行われて いるフィーダー細胞を用いた培養法 方を用いているため[1] [6] [2]、ヒト ES・iPS細胞の解析をするためにはフ ィーダー細胞と区別して解析する必 要がある。色々な方法があるが、FACS 解 析 を す る 上 で の 簡 便 性 を 考 え 、

FACS の散乱光パラメータ(FSC と SSC)を用いる方法と、PE 標識した 抗feeder抗体(130-096-094、Milteny Biotec K.K.)の使用を検討した。

iii)作業手順 

FACS解析の手順は一般に行われて いる方法を用いた[5]。培養皿から培地 を除き、PBS で 2 回洗浄した。PBS を除き、0.02% EDTA-PBSを1 ml加 えてインキュベータで 15 分間静置し た。1 mg/ml BSA-PBSを加え、ピペ ッティングして細胞懸濁液を15 mlチ ューブに移した。このチューブを400

×g、3分間遠心し、上清を除き、500 μl の 4%ホルマリンを加えて室温で 20分間静置した。細胞を固定後、400

×g、3分間遠心して上清を除き、1× 107~3×107 cells/ml になるように 1 mg/ml BSA-PBSで調製した。細胞懸 濁液を20μlずつ15 mlチューブに移 し、10 mg/ml BSA-PBSで1/50に希 釈した一次抗体(下記)を20μl加え た。これらの一次抗体を加えた15 ml チューブはアルミ箔で遮光し、4℃で 一晩静置した。一次抗体を除去するた め、チューブにPBSを4ml加え、600

×g、3 分間遠心して上清を除いた。

一次抗体を反応させたチューブには 10 mg/ml BSA-PBSで1/250に希釈し たAlexa Fluor 488標識二次抗体を20 μl加えた。さらに、各チューブにPE 標識した抗feeder抗体(130-096-094、 Milteny Biotec K.K.)を加えた。これ は、フィーダー細胞を標識・除去し、

ヒト ES・iPS 細胞のみを解析するた

(6)

6

めに加えた。15 mlチューブはアルミ 箔で遮光し、4℃で 30分間静置した。

二次抗体を除去するため、チューブに PBSを4ml加え、600 ×g、3分間遠 心して上清を除いた。各チューブに1 mg/ml BSA-PBS を 500μl加えた。

その後、JSANセルソーター(ベイバ イオサイエンス株式会社、兵庫)を用 いて、フローサイトメトリ解析を行っ た。

データ解析  

FACS 解析データと I‑FACS 解析デー タの比較をするため、マイクロソフト エクセル、及びバイオインフォマティ クスの分野をはじめ、工学などの幅広 い分野で使われている統計解析用の オープンリソースのフリーソフトの R を使用した(http://www.r-project.org/)。 

 

倫理面の配慮 

ヒトiPS細胞は、JCRB細胞バンク

(医薬基盤研究所)及び、理研細胞バ ンク(理化学研究所)より所定の手続 きを経て入手した。文部科学省からの 通知(平成20年2月21日付  19文 科振第852号)にある禁止事項(着床 前のヒト胚へのヒトiPS細胞の導 入、ヒトiPS細胞から除核卵への核 移植などにより個体を発生させる研 究、ヒトへのヒトiPS細胞の移植、

ヒトiPS細胞を導入した着床前の 動物胚からの個体産生、生殖細胞の作 製)は行わなかった。

全研究は、法令及び、長岡技術科学 大学の内規を遵守し、所定の手続きと 審査を経た上で、専用の実験室内で行 った。更に、将来有用な医療に繋がる 可能性を秘めたヒト幹細胞研究が、社 会の理解を得て適正に実施・推進され るよう、個人の尊厳と人権を尊重し、

かつ、科学的知見に基づいて有効性及 び安全性を確保できるよう厚生労働 省「ヒト幹細胞を用いる臨床研究に関 する指針」に従い、研究を推進した。

(7)

7

ヒトiPS細胞培養 1)10cm培養皿 2)6穴プレート

1)10cm培養皿 2) 6穴プレート 固定

免疫染色 密閉&

送付(宅配便)

FACS解析

比較解析

免疫染色

I-FACS解析

分担研究者・大沼清

(新潟県・長岡技術科学大学) 代表・古江美保

(大阪府・医薬基盤研)

図 2:  研究の流れ

C.

研究結果

本研究では、様々な施設で培養して いる細胞の品質評価法を定める事が 目的である。具体的には図 2に示すよ う、細胞を 10cm 培養皿と 6 ウェルプ レートに分け、10 ㎝培養皿は FACS 解 析機、6 ウェルプレートは固定・送付

して I-FACS で解析する。こうするこ

とにより、正しく解析が行えるかどう かテストし、作業手順を確立する。 

固定ヒトiPS細胞の送付

初めに、長岡技術科学大学(以下、

培養施設)においてヒトiPS細胞を培 養し、それを医薬基盤研(以下、検査

施設)で検査をするため、送付方法を 検討した。

図 3に示すよう、ヒト PS細胞を培 養 し て い る 6 ウ ェ ル プ レ ー ト を PBS+/+で満たした。その上から空気が 入らないように:1)プレートの蓋を する:2)パラフィルムで中蓋をし、

その上からプレートの蓋をする、の 2 つの方法を試みた。その結果、1)直 接蓋をした場合は気泡が混入してし まったが、2)パラフィルムで中蓋と して液面を覆ってから蓋をした場合 は気泡が混入しなかった。こうしてパ ラフィルムの中蓋を使用して密閉し た培養容器を更にパラフィルムで包 み、液が漏れないようにしてから宅配 便(冷蔵)で送付した結果、培養容器

(8)

内に空気が混入することが無く、細胞 も剥がれることなく、培養施設(新潟 県長岡市)から診断施設(大阪府茨木 市)へと

おり、失敗は

パラフィルムを用いた細胞の送付法 が適していることが分かった。

以上の実験に基づき、下記の様に固 定・送付の操作手順を定めた。

hiPS

↓ hiPS

プレートから培地を除き、カルシウ ム、マグネシウム入りのリン酸緩衝 溶液(

↓ PBS+/+

グネシウム入りの 溶液を各ウェルに 温で

↓ 4%

PBS+/+

↓ ウェルを

残らないように容器全体をパラフ ィルムで覆い、その上からプレート の蓋で押さえ、更に蓋をパラフィル ムで固定(

↓ 6

ダンボールに詰めて

↓ 宅配便で冷蔵(

内に空気が混入することが無く、細胞 も剥がれることなく、培養施設(新潟 県長岡市)から診断施設(大阪府茨木 市)へと 10 回以上に送付に成功して おり、失敗は1度も無かった。従って、

パラフィルムを用いた細胞の送付法 が適していることが分かった。

以上の実験に基づき、下記の様に固 定・送付の操作手順を定めた。

hiPS細胞の固定・送付操作手順 hiPS 細胞を培養している

プレートから培地を除き、カルシウ ム、マグネシウム入りのリン酸緩衝 溶液(PBS+/+

PBS+/+を除き グネシウム入りの 溶液を各ウェルに 温で20分間静置

4% ホルマリン溶液を除き、再度 PBS+/+で2

ウェルを PBS+/+

残らないように容器全体をパラフ ィルムで覆い、その上からプレート の蓋で押さえ、更に蓋をパラフィル ムで固定(

6 ウェルプレートは緩衝材で覆い、

ダンボールに詰めて 宅配便で冷蔵(

内に空気が混入することが無く、細胞 も剥がれることなく、培養施設(新潟 県長岡市)から診断施設(大阪府茨木 回以上に送付に成功して 度も無かった。従って、

パラフィルムを用いた細胞の送付法 が適していることが分かった。

以上の実験に基づき、下記の様に固 定・送付の操作手順を定めた。

細胞の固定・送付操作手順 細胞を培養している

プレートから培地を除き、カルシウ ム、マグネシウム入りのリン酸緩衝

PBS+/+)で2回洗浄

を除きs、カルシウム、マ グネシウム入りの 4%

溶液を各ウェルに 500 分間静置

ホルマリン溶液を除き、再度 2回洗浄

PBS+/+で満たし、気泡が 残らないように容器全体をパラフ ィルムで覆い、その上からプレート の蓋で押さえ、更に蓋をパラフィル

図 3)。

ウェルプレートは緩衝材で覆い、

ダンボールに詰めて

宅配便で冷蔵(4度)で送付。

内に空気が混入することが無く、細胞 も剥がれることなく、培養施設(新潟 県長岡市)から診断施設(大阪府茨木 回以上に送付に成功して 度も無かった。従って、

パラフィルムを用いた細胞の送付法 が適していることが分かった。

以上の実験に基づき、下記の様に固 定・送付の操作手順を定めた。

細胞の固定・送付操作手順 細胞を培養している 6 ウェル プレートから培地を除き、カルシウ ム、マグネシウム入りのリン酸緩衝

回洗浄

、カルシウム、マ 4% ホルマリン 500μl 加えて室

ホルマリン溶液を除き、再度

で満たし、気泡が 残らないように容器全体をパラフ ィルムで覆い、その上からプレート の蓋で押さえ、更に蓋をパラフィル

ウェルプレートは緩衝材で覆い、

度)で送付。

8

内に空気が混入することが無く、細胞 も剥がれることなく、培養施設(新潟 県長岡市)から診断施設(大阪府茨木 回以上に送付に成功して 度も無かった。従って、

パラフィルムを用いた細胞の送付法

以上の実験に基づき、下記の様に固

ウェル プレートから培地を除き、カルシウ ム、マグネシウム入りのリン酸緩衝

、カルシウム、マ ホルマリン 加えて室

ホルマリン溶液を除き、再度

で満たし、気泡が 残らないように容器全体をパラフ ィルムで覆い、その上からプレート の蓋で押さえ、更に蓋をパラフィル

ウェルプレートは緩衝材で覆い、

ab

上から見た写真。

PBSc:気泡が入らないように

ラフィルムを被せた。

拡大図(

a

c b

d

e

図 3:  パラフィルムによる密閉。

ab: PBSを満たした 上から見た写真。

PBSが表面張力で山盛りになっている。

:気泡が入らないように ラフィルムを被せた。

拡大図(e)。泡が混入していない。

e

パラフィルムによる密閉。

を満たした6well

上から見た写真。b:横から見た写真。

が表面張力で山盛りになっている。

:気泡が入らないように ラフィルムを被せた。de

。泡が混入していない。

パラフィルムによる密閉。

6wellプレート。

:横から見た写真。

が表面張力で山盛りになっている。

:気泡が入らないようにPBSの上にパ de:蓋をした後。

。泡が混入していない。

プレート。a:

:横から見た写真。

が表面張力で山盛りになっている。

の上にパ

:蓋をした後。

(9)

フィーダー細胞の除去

最初に検討したのは、ヒト

細胞と共培養しているフィーダー細 胞の影響を取り除く事である。一般的 なヒト

れるフィーダー細胞は未分化マーカ ーを発現していないため、これが混入 すると、未分化細胞の陽性率が見かけ 上低下するという問題がある。

このフィーダーの混入問題を解決 するため、当初は散乱光を用いて分離 することを検討した。フィーダー細胞 とヒト

違うため、前方散乱光(

散乱光(

で両者を区別できると期待された。

固定しない生のヒト ーダー細胞を

FSC

定細胞では分離が難しかった。更に、

長岡技科大と医薬基盤研にある装置 の違いから定量的な判断基準を設け ることが困難である事が解った。以上 の事から、

を基準にフィーダー細胞を分離して 解析することは断念した。

そこで、最近販売されたマウス繊維 芽細胞に特異的な抗原を認識する抗 体、抗

結果、高効率(

胞を区別することに成功した(

以上のより、フィーダー細胞とヒト 細胞の区別には、抗

使い良さ、定量性共に申し分ないこと が明らかとなった。

フィーダー細胞の除去

最初に検討したのは、ヒト

細胞と共培養しているフィーダー細 胞の影響を取り除く事である。一般的 なヒト PS 細胞の培養に於いて使用さ れるフィーダー細胞は未分化マーカ ーを発現していないため、これが混入 すると、未分化細胞の陽性率が見かけ 上低下するという問題がある。

このフィーダーの混入問題を解決 するため、当初は散乱光を用いて分離 することを検討した。フィーダー細胞 とヒトiPS細胞は大きさや内部構造が 違うため、前方散乱光(

散乱光(SSC)の値が

で両者を区別できると期待された。

固定しない生のヒト ーダー細胞を

FSCとSSCを基準に分離できたが、固 定細胞では分離が難しかった。更に、

長岡技科大と医薬基盤研にある装置 の違いから定量的な判断基準を設け ることが困難である事が解った。以上 の事から、FACS

を基準にフィーダー細胞を分離して 解析することは断念した。

そこで、最近販売されたマウス繊維 芽細胞に特異的な抗原を認識する抗

体、抗Feeder抗体を試してみた。その

結果、高効率(

胞を区別することに成功した(

以上のより、フィーダー細胞とヒト 細胞の区別には、抗

使い良さ、定量性共に申し分ないこと が明らかとなった。

フィーダー細胞の除去

最初に検討したのは、ヒト

細胞と共培養しているフィーダー細 胞の影響を取り除く事である。一般的 細胞の培養に於いて使用さ れるフィーダー細胞は未分化マーカ ーを発現していないため、これが混入 すると、未分化細胞の陽性率が見かけ 上低下するという問題がある。

このフィーダーの混入問題を解決 するため、当初は散乱光を用いて分離 することを検討した。フィーダー細胞 細胞は大きさや内部構造が 違うため、前方散乱光(

)の値が異なり、無染色 で両者を区別できると期待された。

固定しない生のヒトiPS

ーダー細胞を FACS 解析した結果、

を基準に分離できたが、固 定細胞では分離が難しかった。更に、

長岡技科大と医薬基盤研にある装置 の違いから定量的な判断基準を設け ることが困難である事が解った。以上

FACSの散乱光(

を基準にフィーダー細胞を分離して 解析することは断念した。

そこで、最近販売されたマウス繊維 芽細胞に特異的な抗原を認識する抗 抗体を試してみた。その 結果、高効率(77%)でフィーダー細 胞を区別することに成功した(

以上のより、フィーダー細胞とヒト 細胞の区別には、抗feeder

使い良さ、定量性共に申し分ないこと が明らかとなった。

最初に検討したのは、ヒトES・

細胞と共培養しているフィーダー細 胞の影響を取り除く事である。一般的 細胞の培養に於いて使用さ れるフィーダー細胞は未分化マーカ ーを発現していないため、これが混入 すると、未分化細胞の陽性率が見かけ 上低下するという問題がある。

このフィーダーの混入問題を解決 するため、当初は散乱光を用いて分離 することを検討した。フィーダー細胞 細胞は大きさや内部構造が 違うため、前方散乱光(FSC)や側方 異なり、無染色 で両者を区別できると期待された。

iPS細胞とフィ 解析した結果、

を基準に分離できたが、固 定細胞では分離が難しかった。更に、

長岡技科大と医薬基盤研にある装置 の違いから定量的な判断基準を設け ることが困難である事が解った。以上

の散乱光(FSC, SSC を基準にフィーダー細胞を分離して 解析することは断念した。

そこで、最近販売されたマウス繊維 芽細胞に特異的な抗原を認識する抗 抗体を試してみた。その

)でフィーダー細 胞を区別することに成功した(

以上のより、フィーダー細胞とヒト feeder抗体は感度、

使い良さ、定量性共に申し分ないこと

9

・iPS 細胞と共培養しているフィーダー細 胞の影響を取り除く事である。一般的 細胞の培養に於いて使用さ れるフィーダー細胞は未分化マーカ ーを発現していないため、これが混入 すると、未分化細胞の陽性率が見かけ このフィーダーの混入問題を解決 するため、当初は散乱光を用いて分離 することを検討した。フィーダー細胞 細胞は大きさや内部構造が

)や側方 異なり、無染色 で両者を区別できると期待された。

細胞とフィ 解析した結果、

を基準に分離できたが、固 定細胞では分離が難しかった。更に、

長岡技科大と医薬基盤研にある装置 の違いから定量的な判断基準を設け ることが困難である事が解った。以上 FSC, SSC)

を基準にフィーダー細胞を分離して そこで、最近販売されたマウス繊維 芽細胞に特異的な抗原を認識する抗 抗体を試してみた。その

)でフィーダー細

4)。 以上のより、フィーダー細胞とヒトPS

抗体は感度、

使い良さ、定量性共に申し分ないこと

ガティブコントロールの 由来の細胞

7

繊維芽細胞株 94

て用いた 細胞

図 4 Feeder

ガティブコントロールの 由来の細胞株の

7%、ポジティブコントロールのマウス 繊維芽細胞株

94%、ヒトPS て用いた ICR

細胞MEFの陽性率は

Feeder細胞抗体のテスト。ネ ガティブコントロールの

株のHela細胞での陽性率は

%、ポジティブコントロールのマウス 繊維芽細胞株 NIH3T3

PS細胞用のフィーダーとし ICR マウス胎児由来の繊維芽

の陽性率は77%

Hela細胞 ネガティ コントロール

NIH3T3細胞 ポジティ コントロール

フィーダー細胞

(ICR マウス胎 児 繊 維 芽 細 胞 : MEF)

抗体のテスト。ネ ガティブコントロールのヒト子宮頸癌 細胞での陽性率は

%、ポジティブコントロールのマウス

NIH3T3 での陽性率は

細胞用のフィーダーとし マウス胎児由来の繊維芽

77%。

コントロール

細胞 コントロール

フィーダー細胞 マウス胎 児 繊 維 芽 細 胞 :

抗体のテスト。ネ ヒト子宮頸癌 細胞での陽性率は

%、ポジティブコントロールのマウス での陽性率は 細胞用のフィーダーとし マウス胎児由来の繊維芽

(10)

FACS

ヒト I-FACS

タンパクの未分化マーカーとして広 く 使 わ れ て い る

Embryonic Antigen 3 (SSEA3) Tra 1

用いた。また、初期分化マーカーとし て SSEA1

じ細胞を

ートで培養し、

FACS

は固定・透過した後に診断施設に上記 の方法で送付し

いてレトロウィルスによる

(OCT3/4, SOX2, KLF4, C 伝子導入して樹立された 用した。

培養施設に於いて行った の結果より、未分化マーカーの が全て

し、初期分化マーカーの発現が

下であったことから、適切に未分化維 持ができていること示唆された(

5a)。また、姉妹培養した トを検査施設へと送り た結果、

マーカーが

に対し、初期分化マーカーの陽性率は 1%以下であった(

FACS

較するため、ピアソンの相関係数を算 出したところ

相関がある事が明らかとなった(

FACS解析と

ヒトPS 細胞の未分化性を

FACS で検査するため、細胞表面糖 タンパクの未分化マーカーとして広 く 使 わ れ て い る

Embryonic Antigen 3 (SSEA3)

Tra 1-60の3種類の未分化マーカーを 用いた。また、初期分化マーカーとし

SSEA1 を用いた。培養施設では同

じ細胞を 10cm ートで培養し、

FACS 解析を行い、

は固定・透過した後に診断施設に上記 の方法で送付し

図 2)。細胞は成育医療センターに於 いてレトロウィルスによる

OCT3/4, SOX2, KLF4, C 伝子導入して樹立された 用した。

培養施設に於いて行った の結果より、未分化マーカーの

が全て 88%以上陽性であったのに対

し、初期分化マーカーの発現が

下であったことから、適切に未分化維 持ができていること示唆された(

)。また、姉妹培養した トを検査施設へと送り た結果、FACS

マーカーが 89%

に対し、初期分化マーカーの陽性率は 以下であった(

FACS 解析と I

較するため、ピアソンの相関係数を算 出したところ0.99

相関がある事が明らかとなった(

解析とI-FACS 細胞の未分化性を

で検査するため、細胞表面糖 タンパクの未分化マーカーとして広 く 使 わ れ て い る Stage

Embryonic Antigen 3 (SSEA3)

種類の未分化マーカーを 用いた。また、初期分化マーカーとし を用いた。培養施設では同 10cm 培養皿、

ートで培養し、10cm 培養皿の方は 解析を行い、6 ウェルプレート は固定・透過した後に診断施設に上記 の方法で送付し I-FACS

)。細胞は成育医療センターに於 いてレトロウィルスによる

OCT3/4, SOX2, KLF4, C 伝子導入して樹立された

培養施設に於いて行った の結果より、未分化マーカーの

以上陽性であったのに対 し、初期分化マーカーの発現が

下であったことから、適切に未分化維 持ができていること示唆された(

)。また、姉妹培養した トを検査施設へと送り I-

FACS 解析と同様に、未分化 89%以上陽性であったの に対し、初期分化マーカーの陽性率は

以下であった(図 5b)

I-FACS 解析の結果を比 較するため、ピアソンの相関係数を算 0.99となり、非常に強い 相関がある事が明らかとなった(

解析 細胞の未分化性を FACS で検査するため、細胞表面糖 タンパクの未分化マーカーとして広 Stage specific Embryonic Antigen 3 (SSEA3)、SSEA4

種類の未分化マーカーを 用いた。また、初期分化マーカーとし を用いた。培養施設では同 培養皿、6 ウェルプレ 培養皿の方は ウェルプレート は固定・透過した後に診断施設に上記 解析を行った

)。細胞は成育医療センターに於 いてレトロウィルスによる 4 遺伝子 OCT3/4, SOX2, KLF4, C-MYC)を遺 伝子導入して樹立されたTic株[7]を使 培養施設に於いて行ったFACS解析 の結果より、未分化マーカーの3種類 以上陽性であったのに対 し、初期分化マーカーの発現が10%

下であったことから、適切に未分化維 持ができていること示唆された(

)。また、姉妹培養した6wellプレー -FACS を行っ 解析と同様に、未分化 以上陽性であったの に対し、初期分化マーカーの陽性率は

)。

解析の結果を比 較するため、ピアソンの相関係数を算 となり、非常に強い 相関がある事が明らかとなった(

10

FACS と で検査するため、細胞表面糖 タンパクの未分化マーカーとして広 specific SSEA4、

種類の未分化マーカーを 用いた。また、初期分化マーカーとし を用いた。培養施設では同 ウェルプレ 培養皿の方は ウェルプレート は固定・透過した後に診断施設に上記 解析を行った

)。細胞は成育医療センターに於 遺伝子

)を遺 を使 解析 種類 以上陽性であったのに対 10%以 下であったことから、適切に未分化維 持ができていること示唆された(

プレー を行っ 解析と同様に、未分化 以上陽性であったの に対し、初期分化マーカーの陽性率は 解析の結果を比 較するため、ピアソンの相関係数を算 となり、非常に強い 相関がある事が明らかとなった(

a

c

盤研)に於ける

培養施設に於いて培養したヒト

培養した細胞を固定して検査施設に送付 して

者の比較(

SSEA1 10%

SSEA3 88%

SSEA4 94%

Tra1- 89%

c

5: 培養施設(長岡技術科学大学)で

FACS 解析結果と、検査施設(医薬基 盤研)に於ける

培養施設に於いて培養したヒト FACS解析した結果(

培養した細胞を固定して検査施設に送付

してI-FACSで解析した結果(

者の比較(c) SSEA1  

10% 

SSEA3   88% 

SSEA4   94% 

-60   89% 

b

培養施設(長岡技術科学大学)で 解析結果と、検査施設(医薬基 盤研)に於けるI-FACS解析結果の比較。

培養施設に於いて培養したヒト 解析した結果(a

培養した細胞を固定して検査施設に送付 で解析した結果(

Tra 1-

SSEA SSEA

SSEA

b

培養施設(長岡技術科学大学)で 解析結果と、検査施設(医薬基 解析結果の比較。

培養施設に於いて培養したヒト iPS a)と、その姉妹 培養した細胞を固定して検査施設に送付 で解析した結果(b)と、両 Tra

-60 

SSEA SSEA

SSEA

培養施設(長岡技術科学大学)で 解析結果と、検査施設(医薬基 解析結果の比較。

iPS 細胞

)と、その姉妹 培養した細胞を固定して検査施設に送付

)と、両

(11)

5c)。以上の結果より、異なる機関で 培養・送付しても途中で細胞状態が変 化せず、適切に診断が行われることが 明らかとなった。

3つの細胞株での とI-

前述の方法の妥当性をより詳細に 検討するため、

株、

回以上実験を行った。

253G1

ルスによる遺伝子導入で樹立された 株で、前者は

KLF4, C

(OCT3/4, SOX2, る。

ヒト にFACS SSEA3

加え、未分化なヒト 現する転写因子の

加した。培養施設(長岡技科大)では 同じ細胞を

レートで培養し、

FACS

は固定・透過した後に診断施設(医薬 基盤研究所)に送付し

行い、両者の結果を比較した。

3 株で行った結果を一見して分かる 通り、

が得られ マーカー(

TRA おける

)。以上の結果より、異なる機関で 養・送付しても途中で細胞状態が変 化せず、適切に診断が行われることが 明らかとなった。

つの細胞株での

-FACS解析データの所見

前述の方法の妥当性をより詳細に 検討するため、

株、253G1株、

回以上実験を行った。

253G1 株[8]は京都大学でレトロウィ

ルスによる遺伝子導入で樹立された 株で、前者は4

KLF4, C-MYC OCT3/4, SOX2, る。

ヒト PS 細胞の未分化性をより確実 FACSと I-FACS

SSEA3、SSEA4 加え、未分化なヒト 現する転写因子の

加した。培養施設(長岡技科大)では 同じ細胞を 10cm

レートで培養し、

FACS 解析を行い、

は固定・透過した後に診断施設(医薬 基盤研究所)に送付し

行い、両者の結果を比較した。

株で行った結果を一見して分かる 通り、3 つの細胞株でほぼ同様の結果 が得られている(

マーカー(OCT3/4

TRA-1-60)の値が、横軸(検査施設に おける I-FACS

)。以上の結果より、異なる機関で 養・送付しても途中で細胞状態が変 化せず、適切に診断が行われることが 明らかとなった。

つの細胞株でのFACS 解析データの所見

前述の方法の妥当性をより詳細に 検討するため、3 つの細胞株(

株、Tic株)で、それぞれ 回以上実験を行った。201B7

は京都大学でレトロウィ ルスによる遺伝子導入で樹立された 4遺伝子(OCT3/4, SOX2, MYC)、 後 者 は

OCT3/4, SOX2, KLF4)を使用してい 細胞の未分化性をより確実 FACS で検査するため、

SSEA4、Tra 1-60 加え、未分化なヒト ES/iPS 現する転写因子の Oct3/4

加した。培養施設(長岡技科大)では 10cm 培養皿、

レートで培養し、10cm 培養皿の方は 解析を行い、6 ウェルプレート は固定・透過した後に診断施設(医薬 基盤研究所)に送付し I-

行い、両者の結果を比較した。

株で行った結果を一見して分かる つの細胞株でほぼ同様の結果

ている(図 6)。 OCT3/4、SSEA3

)の値が、横軸(検査施設に FACS)と縦軸(培養施設に

)。以上の結果より、異なる機関で 養・送付しても途中で細胞状態が変 化せず、適切に診断が行われることが

FACS解析データ 解析データの所見

前述の方法の妥当性をより詳細に つの細胞株(201B7

株)で、それぞれ 201B7 株[2 は京都大学でレトロウィ ルスによる遺伝子導入で樹立された OCT3/4, SOX2,

)、 後 者 は 3 遺 伝 子

)を使用してい 細胞の未分化性をより確実 で検査するため、

60、SSEA1 ES/iPS 細胞で発 Oct3/4 の解析も追 加した。培養施設(長岡技科大)では 培養皿、6 ウェルプ 培養皿の方は ウェルプレート は固定・透過した後に診断施設(医薬 -FACS 解析を 行い、両者の結果を比較した。

株で行った結果を一見して分かる つの細胞株でほぼ同様の結果

)。4つの未分化 SSEA3、SSEA4

)の値が、横軸(検査施設に

)と縦軸(培養施設に

11

)。以上の結果より、異なる機関で 養・送付しても途中で細胞状態が変 化せず、適切に診断が行われることが

解析データ

前述の方法の妥当性をより詳細に 201B7 株)で、それぞれ3 2]、

は京都大学でレトロウィ ルスによる遺伝子導入で樹立された OCT3/4, SOX2,

遺 伝 子

)を使用してい 細胞の未分化性をより確実 で検査するため、

SSEA1 に 細胞で発 の解析も追 加した。培養施設(長岡技科大)では ウェルプ 培養皿の方は ウェルプレート は固定・透過した後に診断施設(医薬 解析を 株で行った結果を一見して分かる つの細胞株でほぼ同様の結果 つの未分化 SSEA4、

)の値が、横軸(検査施設に

)と縦軸(培養施設に

図 6

設(長岡技科大)における

検査施設(医薬基盤研)に於ける 析結果の比較。

中研の

成育医療センターの はそれぞれ

マーカーの陽性率。

カーでその他は未分化マーカー。

a

b

c

c

6: 3 つのヒト 設(長岡技科大)における

検査施設(医薬基盤研)に於ける

析結果の比較。使用した細胞は、京都大学山 中研の201B7株(

成育医療センターの はそれぞれFACS マーカーの陽性率。

カーでその他は未分化マーカー。

つのヒト iPS 細胞株での、培養施 設(長岡技科大)におけるFACS

検査施設(医薬基盤研)に於ける

使用した細胞は、京都大学山 株(a)、253G1

成育医療センターのTic株(

FACS解析、I-FACS マーカーの陽性率。SSEA1 カーでその他は未分化マーカー。

細胞株での、培養施 FACS解析結果と、

検査施設(医薬基盤研)に於けるI-FACS 使用した細胞は、京都大学山

253G1株(b)、及び 株(c)。縦軸、横軸 FACS解析した各

SSEA1 は初期分化マー

カーでその他は未分化マーカー。

細胞株での、培養施 解析結果と、

FACS 使用した細胞は、京都大学山

、及び

。縦軸、横軸 解析した各 は初期分化マー

(12)

おける

っている(グラフ右上に点が集中して いる)。それに対し、初期分化マーカ ーの

をとっている(グラフ左下に点が集中 している)。以上の事から、全ての細 胞に於いて、

方において未分化性が高いことが確 認できた。

細 か く デ ー タ を 見 る と 、 I-FACS

4 つの未分化マーカーに関しては、横 軸の値が全て

し、縦軸の値は 中には

SSEA1 全て

値はほとんどが は40%

とから、検査機関での 軸)は培養機関における 軸)に比べて、未分化

い値を示している事が示唆される。

更に、細胞株間でも違いが観察され た。

軸の値より縦軸の値が高めだったこ とから、培養機関における

では初期分化マーカーの発現率が高 く見積もられたことになる。また、

253G1

値より縦軸の値が低めであったこと から、培養機関における

は未分化マーカーの一つの発現率が 低く見積もられたことになる。ただし、

これらの細胞は別々の時期に培養し、

解析されたため、必ずしも細胞の個性

おける FACS)の両方が大きい値をと

っている(グラフ右上に点が集中して いる)。それに対し、初期分化マーカ

ーの SSEA1 が横軸・縦軸共に低い値

をとっている(グラフ左下に点が集中 している)。以上の事から、全ての細 胞に於いて、FACS

方において未分化性が高いことが確 認できた。

細 か く デ ー タ を 見 る と 、

FACSデータの間で違いも見られた。

つの未分化マーカーに関しては、横 軸の値が全て

し、縦軸の値は

中には40%を下る点もみられる。また、

SSEA1の結果に於いては、横軸の値が

全て10%以下であるのに対し、縦軸の

値はほとんどが

40%以上の点もみられる。以上のこ とから、検査機関での

軸)は培養機関における 軸)に比べて、未分化

い値を示している事が示唆される。

更に、細胞株間でも違いが観察され た。201B7 株(

軸の値より縦軸の値が高めだったこ とから、培養機関における

では初期分化マーカーの発現率が高 く見積もられたことになる。また、

253G1株(図 6

値より縦軸の値が低めであったこと から、培養機関における

は未分化マーカーの一つの発現率が 低く見積もられたことになる。ただし、

これらの細胞は別々の時期に培養し、

解析されたため、必ずしも細胞の個性

)の両方が大きい値をと っている(グラフ右上に点が集中して いる)。それに対し、初期分化マーカ が横軸・縦軸共に低い値 をとっている(グラフ左下に点が集中 している)。以上の事から、全ての細

FACS、I-FAC

方において未分化性が高いことが確 細 か く デ ー タ を 見 る と 、

データの間で違いも見られた。

つの未分化マーカーに関しては、横 軸の値が全て 80%以上であるのに対 し、縦軸の値は 80%以下の点が多く、

を下る点もみられる。また、

の結果に於いては、横軸の値が 以下であるのに対し、縦軸の 値はほとんどが10%以上であり、中に 以上の点もみられる。以上のこ とから、検査機関でのI-FACS

軸)は培養機関におけるFACS

軸)に比べて、未分化率が安定して高 い値を示している事が示唆される。

更に、細胞株間でも違いが観察され 株(図 6a)は

軸の値より縦軸の値が高めだったこ とから、培養機関における

では初期分化マーカーの発現率が高 く見積もられたことになる。また、

6b)は SSEA3

値より縦軸の値が低めであったこと から、培養機関における

は未分化マーカーの一つの発現率が 低く見積もられたことになる。ただし、

これらの細胞は別々の時期に培養し、

解析されたため、必ずしも細胞の個性

)の両方が大きい値をと っている(グラフ右上に点が集中して いる)。それに対し、初期分化マーカ が横軸・縦軸共に低い値 をとっている(グラフ左下に点が集中 している)。以上の事から、全ての細 FACS解析の両 方において未分化性が高いことが確

細 か く デ ー タ を 見 る と 、FACS データの間で違いも見られた。

つの未分化マーカーに関しては、横 以上であるのに対 以下の点が多く、

を下る点もみられる。また、

の結果に於いては、横軸の値が 以下であるのに対し、縦軸の 以上であり、中に 以上の点もみられる。以上のこ FACS結果(縦 FACS結果(縦 率が安定して高 い値を示している事が示唆される。

更に、細胞株間でも違いが観察され

)は SSEA1 の横 軸の値より縦軸の値が高めだったこ とから、培養機関におけるFACS解析 では初期分化マーカーの発現率が高 く見積もられたことになる。また、

SSEA3の横軸の 値より縦軸の値が低めであったこと から、培養機関におけるFACS解析で は未分化マーカーの一つの発現率が 低く見積もられたことになる。ただし、

これらの細胞は別々の時期に培養し、

解析されたため、必ずしも細胞の個性

12

)の両方が大きい値をと っている(グラフ右上に点が集中して いる)。それに対し、初期分化マーカ が横軸・縦軸共に低い値 をとっている(グラフ左下に点が集中 している)。以上の事から、全ての細 解析の両 方において未分化性が高いことが確 FACS、

データの間で違いも見られた。

つの未分化マーカーに関しては、横 以上であるのに対 以下の点が多く、

を下る点もみられる。また、

の結果に於いては、横軸の値が 以下であるのに対し、縦軸の 以上であり、中に 以上の点もみられる。以上のこ 結果(縦 結果(縦 率が安定して高 い値を示している事が示唆される。

更に、細胞株間でも違いが観察され の横 軸の値より縦軸の値が高めだったこ 解析 では初期分化マーカーの発現率が高 く見積もられたことになる。また、

の横軸の 値より縦軸の値が低めであったこと 解析で は未分化マーカーの一つの発現率が 低く見積もられたことになる。ただし、

これらの細胞は別々の時期に培養し、

解析されたため、必ずしも細胞の個性

を表しているのではないかもしれな い。

総合して示唆されることは、

の解析結果は安定している事である。

3 I-FACS

FACS

比較するため、

元にピアソンの相関係数を算出した

から相関係数を計算し、その値を平均 した。その結果、

の全ての株で相関係数の平均値が 以上であった。相関係数は、今回のデ ータの様に、

場合に用いられる指標で、両データが 比例関係に近いほど

ンダムの場合0に近付く。

0.8

る(比例関係に近い)と言える。以上 の結果より、異なる機関で培養・送付

図 7

つの細胞株で行っている。

253G1 胞の

培養され、更に の両方が行われた。

を表しているのではないかもしれな い。

総合して示唆されることは、

の解析結果は安定している事である。

3 つの 細胞株 での FACS解析データの相関

FACS 解析と 比較するため、

元にピアソンの相関係数を算出した

図 7)。各実験の中で

から相関係数を計算し、その値を平均 した。その結果、

の全ての株で相関係数の平均値が 以上であった。相関係数は、今回のデ ータの様に、

場合に用いられる指標で、両データが 比例関係に近いほど

ンダムの場合0に近付く。

0.8 以上であったため、強い相関があ る(比例関係に近い)と言える。以上 の結果より、異なる機関で培養・送付

7:FACS解析と

つの細胞株で行っている。

253G1株(G1)

胞の H9。H9 に関しては、医薬基盤研内で

培養され、更に の両方が行われた。

を表しているのではないかもしれな 総合して示唆されることは、

の解析結果は安定している事である。

つの細胞株での 解析データの相関

解析と I-FACS

比較するため、図 6に示したデータを 元にピアソンの相関係数を算出した

)。各実験の中で5

から相関係数を計算し、その値を平均 した。その結果、201B7

の全ての株で相関係数の平均値が 以上であった。相関係数は、今回のデ ータの様に、2つのデータを比較する 場合に用いられる指標で、両データが 比例関係に近いほど1に近くなり、ラ ンダムの場合0に近付く。

以上であったため、強い相関があ る(比例関係に近い)と言える。以上 の結果より、異なる機関で培養・送付

解析とI-FACS つの細胞株で行っている。

、Tic株、それとヒト に関しては、医薬基盤研内で 培養され、更に FACS 解析と

の両方が行われた。

を表しているのではないかもしれな 総合して示唆されることは、I-FACS の解析結果は安定している事である。

つの 細胞株 での FACS 解析と 解析データの相関

FACS 解析の結果を に示したデータを 元にピアソンの相関係数を算出した 5つのマーカー から相関係数を計算し、その値を平均

201B7、253G1、 の全ての株で相関係数の平均値が 以上であった。相関係数は、今回のデ

つのデータを比較する 場合に用いられる指標で、両データが に近くなり、ラ ンダムの場合0に近付く。3 つの株で 以上であったため、強い相関があ る(比例関係に近い)と言える。以上 の結果より、異なる機関で培養・送付

FACS解析の相関。

つの細胞株で行っている。201b7株(B7 株、それとヒトES に関しては、医薬基盤研内で

解析と I-FACS

を表しているのではないかもしれな

FACS の解析結果は安定している事である。

解析と

解析の結果を に示したデータを 元にピアソンの相関係数を算出した つのマーカー から相関係数を計算し、その値を平均

、Tic の全ての株で相関係数の平均値が 0.8 以上であった。相関係数は、今回のデ つのデータを比較する 場合に用いられる指標で、両データが に近くなり、ラ つの株で 以上であったため、強い相関があ る(比例関係に近い)と言える。以上 の結果より、異なる機関で培養・送付

解析の相関。4 B7) ES に関しては、医薬基盤研内で FACS 解析

参照

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