• 検索結果がありません。

2017年3月6日 月 Weekly-Report CX 週間展望 3月6日 調査部 菊川 弘之 ドル 円 2 週末のドル円 週末のドル円は イエレンFRB議長 の講演では 経済指標が想定通りであれ ば 緩やかな利上げが適切だ と述べ 月内の利上げを検討する意向を明言 フ ィッシャーFRB副議長も講

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "2017年3月6日 月 Weekly-Report CX 週間展望 3月6日 調査部 菊川 弘之 ドル 円 2 週末のドル円 週末のドル円は イエレンFRB議長 の講演では 経済指標が想定通りであれ ば 緩やかな利上げが適切だ と述べ 月内の利上げを検討する意向を明言 フ ィッシャーFRB副議長も講"

Copied!
18
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

ドル・円(1)

【先週レビュー】 先週レポートで≪今週は、28日の トランプ大統領の上下両院合同会議で の演説が注目。ただ、「驚くべき」など の言葉だけで具体的な政策が見えない 演説となるなら、期待感は後退する可 能性。~中略)。NYダウが、30年ぶり(1987年6月8日~6月22日) の記録となる11日連続の最高値更新。前回は、11連騰後に調整を入れるもの の、深押しせずに8月に最高値を更新して、10月19日のブラックマンデーを 向かえる事となる。NYダウは、トランプ政権の減税政策・インフラ投資政策・ 金融規制緩和政策などに対する期待先行で上昇しているものの、短期的には買わ れ過ぎ感が強い状況。28日のトランプ大統領の議会演説で「噂で買われて事実 で売られる」ような展開も想定しておきたい。そのまま大きなクラッシュに繋が る可能性は低いと見るが、応分の調整には備えたいと考える。調整安後に8月の 議会休会前の税制財政改革法案可決期待から再度上値を試す可能性はあるが、夏 にかけて株価の高値が出ても、価格が高ければ高いほど、マーケットは30年前 同様、末尾7は悪魔のジンクス(87年のブラックマンデー、97年のアジア通 貨危機、07年のサブプライム・ショック)が意識されるだろう。3月のドル円 は、年間で最も変動の高い月≫としたが、先週前半は、トランプ大統領の議会演 説を前にした警戒感から円高ドル安が優勢となったものの、週後半にかけて円安 ドル高が強まる展開となった。 トランプ米大統領の両院合同演説では、移民政策やインフラ投資などについて 言及したが、具体的な内容には踏み込まなかった。もっとも保護主義政策が強調 されることはなく、大統領らしい振る舞い・言動は好感され、1日の米国株は大 幅高となった。さらに、ハト派として知られるダドリーNY連銀総裁の3月の利 上げに前向きな発言に続き、2日には同じくハト派と見られているブレイナード FRB理事も3月の利上げに前向きな姿勢を見せたことで、3月の利上げ観測が 急速に高まった。週前半時点で30%前後であったFF金利先物からの利上げ確 率が75%を超える中で、ドル高の動きが広がった。もっとも、心理的節目11 5円の抵抗帯を上抜けるには至らず。

(2)

ドル・円(2)

【週末のドル円】 週末のドル円は、イエレンFRB議長 の講演では、「経済指標が想定通りであれ ば、緩やかな利上げが適切だ」と述べ、 月内の利上げを検討する意向を明言、フ ィッシャーFRB副議長も講演後の質疑 応答で、3月の米連邦公開市場委員会(F OMC)で利上げを支持する態度を表明したが、講演を終えると短期的な利益確 定を目的とした円買い・ドル売りが優勢になった。 CFTC建玉明細(2/21 現在)によると大口投機家玉は、50,017枚の売 り越し。前週(50,162枚の売り越し)から縮小。 週末のNY株式市場は、小反発。イエレ ン議長が、3月中の利上げを検討する方 針を明言。金利上昇に伴う利ざや拡大期 待から金融銘柄が買われた。 イエレン議長は「月内の会合で雇用と 物価動向が予測に沿って進展しているか を評価し、その場合はさらなるフェデラ ルファンド(FF)金利の調整が適切に なる」と述べ、14~15日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利 上げする可能性に言及。月内利上げを織り込む参加者が一段と増え、金利上昇で、 預貸利ざや拡大に伴い収益力が増すとの期待からゴールドマン・サックスやJP モルガン・チェースなど金融株が上昇し、指数を押し上げた。 3日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した2月の非製造業景況 感指数は57.6と2015年10月以来の水準に上昇。製造業景況感指数も改 善しており、米景気拡大への期待が相場を支えた面もあった。 もっとも、相場上昇が急速に進んだ後とあって目先の利益を確定する目的の売 りも出て、上値は重かった。 NYダウは、21,005.71ドル(前日比+2.74ドル) ナスダック総合指数は、5,870.753ポイント(前日比+9.531)。

(3)

ドル・円(2)

【今週見通し・戦略】 FOMCメンバーから利上げに前向き な発言が相次いだ事で、3月利上げを急速 に織り込み中。CMEがFF金利先物の取 引から算出しているFEDウォッチでは、 3月FOMCでの利上げ確率が82%ま で上昇し、翌日物金利スワップ(OIS)取引から算出した確率では95%まで 高まっている。米雇用統計で、よほどの弱気数値が出ない限り、3月の0.25% の利上げシナリオがメーンシナリオ。ただ、週末の為替市場は、「噂で買って事 実で売る」といった展開となっており、3月利上げを、かなりの部分、織り込ん だ格好。週末の雇用統計を前に、様子見ムードが高まりそうだが、強気の雇用統 計を受けても、115円突破できないようなら、3月利上げでもドル円の上値は 限定的となる可能性。一方、史上最高値圏にあるNY株式市場の、3月利上げ織 り込み度合いは低く、15日に控えるFOMC、オランダ選挙、米債務上限引き 上げ期限などでの波乱や、3月中旬に控える予算教書で失望が高まる内容であれ ば、急速に修正が進むリスクが3月中旬以降には控える。米利上げに伴う新興国 リスクも、中期的に警戒。7日の1月の米貿易収支は、赤字額が480億ドルに 拡大予想。10日の2月米雇用統計では、非農業部門雇用者数は19万人増予想。 雲のねじれの時間に115円を上抜け加速するのか反転するのかが、一目均衡表 からの注目点。 インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」が3日、最高値を更新。投資家 のウィンクルボス兄弟は約4年前、米証券取引委員会(SEC)にビットコイン ETFを申請。2人は11日、SECの最終判断を受け取る見通しで、SECが ビットコイン関連の上場投資信託(ETF)を初めて承認することへの期待を反 映した形だが、利上げ観測にも関わらず、NY金の下値が限定的であるのと同様 に、既存の通貨体制に対する不安感からの資金シフトも一因であろう。 トランプ米政権は北朝鮮による核兵器の脅威に対応するため、武力行使や政権 転覆などの選択肢を検討していることが伝えられた。米韓両軍は1日、朝鮮半島 有事を想定した定例の合同演習を韓国や周辺海域で開始。中国の外交トップがト ランプ米大統領と会談したことも伝えられており、北朝鮮絡みで地政学リスクが 高まるリスクも警戒しておきたい。

(4)

東京金(3/3 帳入値:4,500 円)

【先週レビュー】 先週レポートで≪NY金は、200日移 動平均線を試す流れ。同水準が上値抵抗と して機能するのか、下値支持に変化するの かが焦点。3月は15日に、「FOMC」 「オランダ総選挙」「連邦債務法廷上限引上期限」など重要イベントが重なり、 金が買われやすい地合いが続く。ただし、過去の季節傾向を振り返ると、3月は 陽線確率の最も低い月。3月前半の噴き値は利食い、月末にかけての押し目を買 い直し戦略≫としたが、先週のNY金(4月限)は、原油高や米軍事費増拡大観 測で年初来高値を更新も、米利上げ観測で上げ幅を縮小。米GDPが予想を下回 ったことや、ドル安加速で反発する場面もあったが、米早期利上げ観測で十字線 安値を割り込み大幅続落となった。東京市場は、海外安を円安が相殺。週末には、 海外安の大きさから急落となるも、上昇チャネル内での押し目にとどまった。 週末のNY金(4月限)は続落。イエレン議長講演で続落したが、下げ渋った ことから、3月利上げは織り込み済みとの見方が広がり、安値から切り返した。 週末を控えた買い戻しも一因。イエレン議長講演後もドル安が進行したため、立 会時間終了後の電子取引では、1236.7ドルまで値を戻している。 CFTC建玉明細(2/28 現在)によると大口投機家玉は、163,798枚の 買い越し。前週(123,763枚の買い越し)から拡大。 【インド金輸入(GFMS)】 2月のインドの金輸入は50トンとなり、前年比82%増加。婚礼期で買い付 けが増加。また昨年11月の高額紙幣廃止による混乱が一服したことも一因。 【今週見通し・戦略】 米利上げ観測が急速に高まった割には、ドルの上値、NY金の下値は限定的。 3月に利上げが実施されてもドルの上値は限定的、金利上昇に伴う史上最高値更 新したNY株式市場の下落リスクを市場が意識しているかもしれない。予算教書 に対する失望感や、欧州リスク・朝鮮半島リスクなど警戒される。押し目買い基 調に変化なし。既存通貨からピットコインへの資金流入は、金の上値抑制要因。

(5)

東京白金(3/3 帳入値:3,624 円)

【前週レビュー】 先週レポートで≪米国の早期利上げ観測後 退や、トランプ政権の税制改革進展期待後退 を受けたドル安・NY金高や、NYダウ史上 最高値更新などが支援要因。ただし、米国株 に調整が入ると、金との割安感の修正で継続していた割安感の調整が一服する可 能性には注意≫としたが、先週のNY白金(4月限)は、3月米利上げ観測の後 退やドル安加速、金の年初来高値を更新で、200日移動平均線を上抜いて始ま った。ただし、27日に1047.8ドルを付けた後は、米早期利上げ観測や金 反落で調整入りとなった。トランプ米大統領の経済政策や米国株の急伸で下値は 限定的であったが、ブレイナード理事と同様に金融引き締めに慎重な「ハト派」 として知られるパウエル理事も、3月利上げを示唆したため、週末にかけて急落。 200日移動平均線~心理的節目1000ドルを割り込んだ。 東京市場も、2016年10月24日安値を起点とした上昇チャネル継続も、 週末は急反落となった。 週末のNY白金(4月限)は、反発。急落に対する反動で買いが先行したあと、 金や株価の下落で値を消したが、ドル安・原油高で反発。CFTC建玉明細(2/28 現在)によると大口投機家玉は、44,610枚の買い越し。前週(39,642 枚の買い越し)から拡大。 【ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)】 WPICが、中国でプラチナETF(上場投信)の上場を計画している。今年 は欧州で5000万ドル規模のプラチナ・コインを背景としたプラチナ・ファン ドを開始する予定。 【今週見通し・戦略】 3月利上げ観測に伴うドル高は、かなりの織り込みを見せている感触だが、米 株価の織り込み度合いは低い。史上最高値を更新中の米株価が、15日の重要イ ベント各種、予算教書への失望などがあれば、織り込みが始まる可能性には注意。 そのような局面で下落した安値が、白金の中期的な買い場となる。

(6)

東京ゴム(3/3 帳入値 272.9 円)

【先週レビュー】 先週レポートで≪2016年8月安値~ 2017年1月高値までの上昇に対する3 8.2%押し達成。半値押しは257.6円、 61.8%押しは231.9円。24日に安 値を付けた後、自律反発に入っているものの、雲の上限~転換線は、価格帯別出 来高の厚い強力な上値抵抗帯。東商取ゴム指定倉庫在庫(1月末)が低水準で、 期近限月堅調が続いているが、今後、逆ザヤが縮小、もしくは同鞘化してくると、 先限つなぎ足の戻り売り圧力も高まる事となる。~中略)。高値飛び付き買いは 避けたいと考える≫としたが、先週は、ダブルトップ完成から大幅続落となった 前週の流れに対する下げ一服で始まった。2016年8月安値~2017年1月 高値までの上昇の半値押し(257.6円)で下げ止まった格好。東京商品取引 所から発表された2月20日現在の指定倉庫在庫が1489トンまで減少した 事や、中国製造業PMIが事前予想を上回ったことが支援材料となった。また、 トランプ大統領議会演説が無難に経過し、円安ドル高、株高で反応した事なども 下値を支えた。全国生ゴム営業倉庫在庫は、1月末時点で5086トンとり、最 近1年間で半減しただけでなく、2014年5月時点の2万トン超の在庫水準か らは4分の1程度まで減っている事が逆ザヤ維持の一因。一方、タイ政府は、3 月には12万5000トンの在庫売却の方針であることが上値を抑え、戻りは限 定的となっている。 【2月の米自動車販売】 2月の米自動車販売は年率1758万台となり、前年同月の1769万台から 減少。全米各地の販売店で在庫が積み上がっている模様。実際に米利上げが決定 されると、ローン金利の上昇が販売を抑える可能性も出てくる。 【今週の見通し・戦略】 3月の利上げ観測にもかかわらず、ドル円が115円を抜け切れないと、ドル 高の修正も想定される。NY株価の調整や、NY原油市場のレンジ下放れリスク にも注意したい。当先の逆ザヤが縮小傾向にあり、「逆ザヤに売りなし」の前提 条件が崩れ始めている。

(7)

東京米国産大豆(3/3 帳入値:50,230 円)

【先週レビュー】 先週レポートでは≪USDAアウトルッ ク・フォーラムで今年の米国産大豆の作付面 積は前年比5.6%増の8800万エーカー、 過去最高となる見方が示された。南米産の収 穫圧力のかかる2月安(フェブラリー・ブレ イク)で、春高前の底値を試しながら、底値 を模索していく時間帯。底打ち確認待ち≫と したが、先週のシカゴ大豆(5月限)は、作付面積の増加予想やブラジルの豊作 観測、輸出減少が圧迫、ファンド売り再開で反落して始まったが、再生燃料の混 合変更に関する大統領令の可能性を、はやして思惑買いが殺到。トランプ米大統 領が、議会演説で再生燃料政策に関して言及しなかったが、月替わりによるファ ンドの買い増しから反発。ただし、再生燃料の噂による上昇一服、ドル高・原油 安や飼料穀物の下落で急反落。週間輸出成約高が減少したことからブラジル産へ の輸出シフトやブラジルの豊作観測も蒸し返された。東京市場は、薄商いの中、 狭いレンジ相場継続となっている。 週末のシカゴ(5月限)は、再生燃料の噂による上昇が一服する中、アマゾン の道路は穀物を積んだトラックが3000台並び、マトグロソ州では大雨により 輸送路の一部が立ち入り禁止に陥るなどの問題が伝えられたが、インフォーマが 前日、ブラジル大豆生産高見通しを150万トン上方修正して1億800万トン と予想し、米農務省予想の1億400万トンを上回ったことが圧迫も、2月27 日安値維持後は、ドル安・原油高の加速を好感、週末を控えた買い戻しでプラス に浮上した。CFTC建玉明細(2/28 現在)によると大口投機家玉は、148, 192枚の買い越し。前週(166,769枚の買い越し)から縮小。 【週間純輸出成約高(2月23日までの一週間)】 大 豆:42万7700トン(事前予想:20万~75万トン) 【今週の見通し・戦略】 9日に米農務省(USDA)需給報告。高値買わず、春高前の押し目底を確認 待ち。

(8)

東京とうもろこし(3/3 帳入値:23,030 円)

【先週レビュー】 先週レポートでは≪今年の作付け見通し が前年比4.3%減の9000万エーカーと 予想されたが、時期的にこれを織り込むには まだ早い。安値売込みは避け、底打ち確認待 ち≫としたが、先週のシカゴ(5月限)は、 27日に367.25㌣を付けた後は、急反 発も、トランプ大統領が議会演説で、再生燃 料政策に触れなかったことなどが上値を抑えた。エタノールのガソリンへの混合 比率を10%から15%に増加するとの噂が広がったが、技術的な問題から引き 上げは最大10.5%までとの見方がコンセンサスとなっていることや、変更に は公聴会や議会への働きかけを経て、米国環境保護庁(EPA)の承認が求めら れるため、早急な解決は困難とみられている。東京市場は、シカゴに準じて週前 半安・後半高となった。 週末のシカゴコーン(5月限)は、再生燃料の噂による混乱が収まる中、ブラ ジル生産高の上方修正で値を消したが、ドル安・原油高の加速や小麦反発、米国 作付面積の減少予想で切り返した。インフォーマが前日、ブラジル・コーン生産 高見通しを200万トン上方修正して9100万トンとし、米農務省見通しの8 650万トンを上回ったことが圧迫したが、ブラジルは昨年の減産による在庫積 み上げを与儀なくされ、輸出余力が小さいと予想されることが見直された。 CFTC建玉明細(2/28 現在)によると大口投機家玉は、194,447枚の 買い越し。前週(172,938枚の買い越し)から拡大。 【週間純輸出成約高(2月23日までの一週間)】 コーン:71万3100トン(事前予想:75万~125万トン) 【今週の見通し・戦略】 9日に米農務省(USDA)需給報告。高値買わず、春高前の押し目底を確認 待ち。シカゴは、2016年8月安値を起点とした上昇チャネル内の動き継続。 東京は、ドル円の115円の攻防が焦点となる。

(9)

東京原油/ガソリン/灯油(1)

【先週レビュー】 先週レポートでは≪NY原油(4月限) は、一目均均衡表の下限と重なる200 日移動平均線が下値支持。心理的節目の 55ドルが上値抵抗として機能して、2 月は、何度となく上ヒゲで跳ね返されて いる。大口投機玉の買い越しは過去最高 水準で、2016年1月安値を起点とし た長期上昇チャネルは継続も、供給リスクを伴う地政学リスクがなければ、いず れ下放れリスクが意識されると見る。3月に入れば、暖房言油需要が終了、ガソ リン需要期に向けての端境期に移行していく。 相関の高いNYダウ市場は、1 1連続の最高値更新だが、短期的な買われ過ぎ感は強く、トランプ大統領の議会 演説などをきっかけに修正に入るようなら、NY原油市場も追随しそう。OPE C加盟国と非加盟国の協調減産遵守率は高水準であるものの、イランや、シェー ルが増産体制を加速している。上位生産国の中ではサウジ1ヶ国が割を食う状況 で、サウジは6カ月の減産実施期間延長の必要はないと主張している。OPEC 加盟国、非加盟国の減産監視委員会会合は、3月にクウェートで開催予定。改め て減産遵守の高さが示されそうだが、市場はその先の減産有無へ関心が移行する ≫としたが、先週のNY原油(4月限)は、受渡場所となるオクラホマ州クッシ ング原油在庫の増加観測、米石油リグ稼動数の増加、シェール生産の拡大などが 上値を抑ええて始まった。石油輸出国機構(OPEC)主導の減産に対する期待 も、米エネルギー情報局(EIA)原油在庫の増加観測などが相殺した。週末に かけては、複数のFRB高官からの3月利上げ示唆発言を受けたドル高加速や、 1982年の統計公表開始後の最高水準の米原油在庫、原油生産の増加、ロシア の減産ペースが鈍化していることなどが重しとなり、大幅続落となった。米エネ ルギー情報局(EIA)が1日に発表した21日現在の米週間原油在庫は前週比 150万1000バレル増の5億2018万4000バレルとなり、8週連続の 増加となり、過去最高水準の更新が続いている。 NY原油は、50-55ドルレンジ内での保合い相場が継続している状況。 東京市場も、2月安値(37,130円)~1月安値(39,920円)の狭い レンジ相場継続。

(10)

東京原油/ガソリン/灯油(2)

【週末のNY原油】 週末のNY原油(4月限)は、夜間 取引では前日の立会い終了後に付けた 期近ベースで3週間ぶりの安値(52. 54ドル)近辺で下げ渋ると、立会い 開始後は53ドル台前半へ上昇。短期 的な下げすぎ感からの修正や、下値拾 いの動きなどに支えられた。ただし、 朝高後は戻りが一服。米エネルギー情 報局(EIA)統計での原油在庫が過去最高水準にあることや原油生産が昨年3 月以来の水準まで回復するなど供給過剰感の強まりが引き続き重しとなった。ま た、サウジアラビアが2月に一段と減産を進めるも、ロシアの2月の原油生産が 1月と同水準となり、減産順守への懐疑的な見方なども一因。それでも、下値を さらに売り込むようなムードは強まらず、引けにかけては再び買い圧力が強まり、 53.39ドルまで切り上がった。 CFTC建玉明細(2/28 現在)によると大口投機家玉は、原油が525,25 4枚の買い越し。前週(556,607枚の買い越し)から縮小。ヒーティング オイルが37,070枚の買い越し。前週(36,541枚の買い越し)から拡大。 改質ガソリンが55,589枚の買い越し。前週(58,535枚の買い越し)か ら縮小。 【米石油リグ稼動数(米石油サービス会社ベーカー・ヒューズ)】 米石油サービス会社ベーカー・ヒュ ーズが3日公表した国内の石油掘削 リグ稼働数は、同日までの1週間で前 週比7基増の609基と、2015年 10月以来の高水準となった。前年同 期は392基。 増加は7週連続で、10カ月にわた って回復基調が続いている。

(11)

京原油/ガソリン/灯油(3)

【EIA米週間在庫(エネルギー情報局)2/24 までの週】 前週比 原油 5億2018万4000バレル 150万1000バレル増加 クッシング 6353万5000バレル 49万5000バレル増加 ガソリン 2億5588万9000バレル 54万6000バレル減少 留出油 1億6420万8000バレル 92万5000バレル減少 【製油所稼働率】 石油元売り・精製各社の製油所で停止中のトッパー(常圧蒸留装置)は、3日現 在、1基・ゼロ。現有能力(32 トッパー・日量 378 万 9,700 バレル)に対する停 止率はゼロ。停止能力の内訳は、東西でゼロ。

(12)

東京原油/ガソリン/灯油(4)

【ドバイ原油】(3/3 帳入値:38,330 円) 先週レポートで≪NY原油同様、狭いレン ジ相場が継続している。この保合いが長けれ ば長いほど、放れた際の値動きは大きくなる ≫としたが、先週の東京ドバイ原油は、海外 原油相場の保合い継続に追随する展開。放れ 待ちの展開が継続している。1日に新甫発会 となった17年8月限が2日の深夜の取引で39,420円まで上伸も、心理的 節目40,000円の上値抵抗を上抜けず。4週連続、週足終値で39,000円 台も維持できずとなった。3月の米利上げ観測から、円安ドル高が進んだものの、 心理的節目115円を回復できず、ドル円が戻り一杯から、修正となるようなら、 引き続き上値は抑えられそう。今週は、雇用統計を見極めようとする動きも予想 されるが、3月FOMCで、ドル円の上昇が「知ったら終い」となったり、NY 株価が利上げを嫌気して、修正入りとなるなら、原油市場も追随しそう。 【NY原油見通し】 NY原油(4月限)は、一目均均衡表の下 限と重なる200日移動平均線が下値支持。 心理的節目の55ドルが上値抵抗として機 能中。大口投機玉の買い越しは過去最高水準 で、2016年1月安値を起点とした長期上 昇チャネルは継続も、供給リスクを伴う地政 学リスクがなければ、時間経過と共に下放れリスクが高まる可能性。3月に入れ ば、暖房言油需要が終了、ガソリン需要期に向けての端境期に移行していく。貯 蔵能力を強化していることや、米国産原油は輸出が可能になったことで、在庫が 高水準でも、現行価格水準で安定した動きとなっている限り、シェール企業は減 産に動かない可能性。月足からは、長期下降トレンドは終了、新たな上昇トレン ドに入っているものの、短期的には保合いが下放れて、玉整理した方が上値の余 地は大きくなる。 7日にEIAが短期エネルギー見通し(月報)。15日に、国際エネルギー協 会(IEA)月報。

(13)

東京原油/ガソリン/灯油(5)

【バージガソリン】(3/3 帳入値:52,070 円) 石油連盟週報(19~25日)によると、 ガソリンの週末在庫は、前週比8.2%減 の171万0857キロリットル。週間原 油処理量は、1.1%減の391万436 0キロリットル。出荷量は、ガソリンが1 8.4%増の97万5288キロリットル。 資源エネルギー庁が1日発表した石油製品 価格調査によると、27日現在のレギュラーガソリン1リットル当たりの小売価 格(全国平均)は、前週比0.2円高の130.8円。5週ぶりの値上がり。 先週レポートで≪ガソリンが、原油や灯油に比べて、やや堅調地合いなのは、海 陸現物市況の先高観と玉確保への不安感が背景。JXエネルギーの複数製油所で 不調が発生しており、3月にかけて減産体制をとる見通し。同社は2月の海上市 場でショートカバーに動いており、3月物にも強い買い気を維持≫としたが、先 週は、27日に9月限が52,320円で新甫発会。先限つなぎ足ではGAP(窓) を空ける下げとなったが、円安進行もあり、週末にかけて下値を切り上げ、チャ ートの窓を埋めた。引き続き、レンジ放れ待ち。 【バージ灯油】(3/3 帳入値:48,190 円) 石油連盟週報(19~25日)による と、灯油の週末在庫は、前週比2.7% 減の141万7857キロリットル。出 荷量は、灯油は6.3%増の59万27 03キロリットル。先週レポートで≪新 甫9月限は、冬場に備えての備蓄期入り する限月。ガソリン買い・灯油売りが基本的な限月だが、ガソリンとの鞘が極端 に開くようなら、灯油買い・ガソリン売りも可能な限月。先限は、2月レンジを 抜けた方向に短期的に動意付くか?≫としたが、先週は、2月27日に9月限が 47,900円で発会。49,480円(3/2 高値)まで上値を伸ばしたものの、 50,000円は、上抜けず。北東アジア積みジェット燃料(MR 船型)の市況連動 相場は下落。

(14)

週間予定(3/5~3/12)

■「チャート画像は、株式会社オーバルネクストの Win-Station によるもので す。当該画像の著作権は、同社に帰属します。」

(15)

東京パラジウム 2,780.0 +7.0 (+0.3%) 813 1,269 2,888.0 2,503.0 海外商品市場 前週末終値 NY金($/onz) 1,226.5 -31.8 (-2.5%) NY白金($/onz) 994.1 -34.6 (-3.4%) NY銀(¢/onz) 17.740 -.6 (-3.3%) LMEアルミ(3ヶ月、$/t) 1,892.0 +7.0 (+0.4%) ロコ・ロンドン(PM、$/onz) 1,226.5 -27.2 (-2.2%) CRB指数 189.72 -1.21 (-0.6%) 為替・株式市場 前週末終値 ドル円 114.24 +1.53 (+1.4%) ユーロドル 1.0521 -0.003 (-0.3%) 日経平均株価 19,469.17 +185.63 (+1.0%) NYダウ 21,005.71 +183.95 (+0.9%) S&P 500 2,383.12 +15.78 (+0.7%) NADAQ 5,870.75 +25.44 (+0.4%) DAX 12,027.36 +223.33 (+1.9%) ハンセン指数 23,552.72 -412.98 (-1.7%) 上海総合株価指数 3,218.31 -35.12 (-1.1%) 注)国内商品市場は先限価格、海外商品市場は期近価格、為替は東京17時現在。 週間変動幅(率) 週間変動幅(率) 4000 4100 4200 4300 4400 4500 4600 2016/11/11 2016/12/27 2017/2/10 東京金先限(日足終値) 5MA 25MA 95 100 2016/10/6 2016/11/21 2017/1/6 2017/2/20 1100 1120 1140 1160 1180 1200 1220 1240 1260 1280 2016/11/11 2016/12/27 2017/2/9 NY金期近(日足終値) 5MA 25MA

(16)

東京ゴム 272.9 +5.8 (+2.2%) 70,578 22,387 366.7 260.8 海外商品市場 前週末終値 NY原油(ドル/バレル) 53.33 -0.66 (-1.2%) NYRBOB(ドル/ガロン) 1.6531 -0.0834 (-4.8%) NYヒーティングオイル(¢/ガロン) 1.5936 -0.0546 (-3.3%) IPEブレント(ドル/バレル) 55.90 -0.09 (-0.2%) CRB指数 189.72 -1.21 (-0.6%) 原油・石油関連統計 最新週 国内ガソリン在庫 1,710,857 -152,916 (-8.2%) 国内灯油在庫 1,417,857 -38,596 (-2.6%) 国内軽油在庫 1,608,474 -55,112 (-3.3%) 国内レギュラー価格(円/l) 130.80 +0.20 (+0.2%) 米国原油在庫 520,184 +1,501 (+0.3%) 米国ガソリン在庫 255,889 -546 (-0.2%) 米国ディスティレート在庫 164,208 -925 (-0.6%) 米製油所稼働率(%) 18,459.00 +18,459.00 (--) *在庫の単位は国内が(Kl)、米国が(1000B/D) 参照:石油連盟、石油情報センター、EIA(米エネルギー情報局) 注)国内商品市場は先限価格、海外商品市場は期近価格、為替は東京17時現在。 週間変動幅(率) 週間変動幅(率) 35000 37000 39000 41000 43000 45000 47000 49000 51000 2016/11/11 2016/12/27 2017/2/10 東京灯油先限(日足終値) 5MA 25MA 35000 40000 45000 50000 55000 60000 2016/11/11 2016/12/27 2017/2/10 東京ガソリン先限(日足終値) 5MA 25MA 30 35 40 2016/10/10 2016/11/21 2017/1/5 2017/2/17

(17)

東京小豆 11,550 +50 (+0.4%) 69 594 11,870 11,230 海外商品市場 前週末終値 シカゴコーン(¢/Bu) 374.75 +10.75 (+3.0%) シカゴ大豆(¢/Bu) 1,027.00 +13.50 (+1.3%) シカゴ小麦(¢/Bu) 433.75 +2.50 (+0.6%) NYコーヒー(¢/ポンド) 141.25 -3.15 (-2.2%) NY砂糖(¢/ポンド) 19.52 -0.29 (-1.5%) CRB指数 189.72 -1.21 (-0.6%) 穀物関連統計 最新週 週間輸出成約高(コーン) 692.4 -50.7 (2/23) 週間輸出成約高(大豆) 427.7 +14.1 (2/23) 週間輸出検証高(コーン) 1,461,296.0 +292,440.0 (2/23) 週間輸出検証高(大豆) 704,945.0 -389,392.0 (2/23) 作柄(コーン) 74% +1 (10/17) 作柄(大豆、良以上) 74% ±0 (10/17) *輸出統計の単位は(1000Bu)、作柄は全体に占める割合(%) 参照:USDA(米農務省) 注)国内商品市場は先限価格、海外商品市場は期近価格、為替は東京17時現在。  それぞれの価格の週間変動幅は前々週終値との比較。また統計数値に関しては最新週と前週値との比較。 前週比/データ日付 週間変動幅(率) 40000 42000 44000 46000 48000 50000 52000 54000 2016/11/11 2016/12/27 2017/2/10 東京一般大豆先限(日足終値) 5MA 25MA 18500 19500 20500 21500 22500 23500 24500 2016/11/11 2016/12/27 2017/2/10 東京コーン先限(日足終値) 5MA 25MA 10800 11000 11200 2016/10/6 2016/11/21 2017/1/6 2017/2/20

(18)

確認のうえ、ご検討くださいますようお願いいたします。 ○当社の証拠金の額に対する取引金額の割合は、商品や約定値段によって異なりますので 現時点では明示できませんが、通常取引では概ね 20~160 倍程度、損失限定取引では概ね 1~10 倍程度となります。また、お客様が最初に預託する証拠金の額は、各商品により異な り、通常取引の最高額は 1 枚当たり 180,000 円、損失限定取引の最高額は 1 枚当たり 4,514,000 円です。ただし、通常取引は、その後の相場の変動によっては追加の証拠金が必 要になる場合がありますのでご注意ください。追加に必要となる証拠金の額は、商品や相 場の変動によって異なります。 ※ここでいう「通常取引」とは、対面取引における損失限定取引以外の取引のことをい います。 ○建玉時及び決済時の取引手数料は商品や取引形態によって異なり、片道 1 枚あたりの取 引手数料は以下の通りです。また、オンライン取引通常口座、対面取引(コールセンター 取引を含む)において日計り決済を行った場合は新規建玉時の取引手数料のみとなります。 なお、オンライン取引「アクティブ口座」の取引手数料は往復分の記載をしておりますが、市 場の状況等により 1 計算区域をまたいで決済した場合は往復で 780 円となりますので、あ らかじめご注意ください。 オンライン取引「通常口座」 195 円~390 円 オンライン取引「アクティブ口座」 390 円 対面取引(通常取引) 1,188~11,664 円 対面取引(損失限定取引) 1,965~16,329 円 コールセンター取引 864~2,160 円 (上記の証拠金及び手数料は平成 29 年 2 月 28 日の帳入値をもって算出) 当社ディスクローズ資料は本店および日本商品先物取引協会(ホームページ)で閲覧でき ます。 お客様相談窓口 ・日産証券株式会社 CX営業管理部 TEL:0120-050-633 ・日本商品先物取引協会相談センター URL:https://www.nisshokyo.or.jp/ 日産証券株式会社(〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町 1-38-11) 関東財務局長(金商)第 131 号 金融商品取引業者 商品先物取引業者

参照

関連したドキュメント

1941年7月9日から16日までの週間活動報告で述べる。

この数字は 2021 年末と比較すると約 40%の減少となっています。しかしひと月当たりの攻撃 件数を見てみると、 2022 年 1 月は 149 件であったのが 2022 年 3

JTOWER は、 「日本から、世界最先端のインフラ シェアリングを。 」というビジョンを掲げ、国内外で 通信インフラのシェアリングビジネスを手掛けて いる。同社では

本事業における SFD システムの運転稼働は 2021 年 1 月 7 日(木)から開始された。しか し、翌週の 13 日(水)に、前年度末からの

・少なくとも 1 か月間に 1 回以上、1 週間に 1

もし都心 5 区で廃止した 150 坪級のガソリンスタンド敷地を借りて 水素スタンドを作ると 月間 約 1000 万円の大赤字が続く?.

最愛の隣人・中国と、相互理解を深める友愛のこころ

  事業場内で最も低い賃金の時間給 750 円を初年度 40 円、2 年目も 40 円引き上げ、2 年間(注 2)で 830