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(1)

拡大再生産を続ける世界のLNG産業

拡大再生産を続ける世界のLNG産業

2018年11月19日

LNG経済研究会 代表

(元東京ガス 総合企画部)

吉武 惇二

(2)

目 次

目 次

• 増加する世界の天然ガス需給見通し

• 右肩上がりの世界の天然ガス生産量・消費

• 普及拡大を続ける世界のLNG輸出国・輸入国

• 世界と日本のLNG価格

• 円熟期を迎えた日本のLNG貿易と受入基地

• まとめ

(3)

天然ガスの需要増加の見通し

天然ガスの需要増加の見通し

天然ガスシナリオ

(New Policies Scenario)

2016年 3兆6,350億m3 2040年 5兆3,040億m3 増加 1兆6,690億m3 (出典:IEA WEO天然ガス需給見通2017) ・天然ガスは今後も需要が増加する。 ・再生可能エネルギーと天然ガスが、地球温暖化対策を推進する中で、エネル ギー需要の増加をリードする。

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世界の天然ガス生産量の推移

世界の天然ガス生産量の推移

702 716 715 728 744 726 729 717 713 730 743 760 765 776 821 850 860 915 949 945 952 615 631 646 662 665 682 716 732 746 769 777 796 688 756 789 777 793 776 772 770 816 162 174 189 206 225 248 261 290 314 336 368 398 420 482 526 552 569 590 608 631 660 242 246 262 277 285 304 323 344 372 391 407 426 448 497 500 509 520 539 564 580 608 279 279 287 293 298 305 308 318 308 300 288 299 283 289 263 267 259 247 242 239 242 104 111 122 135 139 145 156 163 171 186 197 206 193 206 203 208 198 201 204 207 225 88 93 95 103 108 111 121 136 141 155 161 161 156 164 167 174 177 179 181 179 179 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 1997年 1998年 1999年 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 (単位 : 10 億m3 アジア アフリカ 中東 欧州 中南米 北米 CIS 3680 3550 3519 3447 3376 3337 3269 3169 2953 3045 2941 2867 2765 2700 2613 2520 2465 2406 2314 2250 2193 リーマンショッ クの影響 ・天然ガス生産量は、 図の通り、2009年の リーマンショックを除 き、右肩上がりの増 加を続けている。 ・2017年の世界の天 然ガス生産量は3兆 6,804億m3、前年か ら1,306億m3の増加 (増加率4.0%) ・2006年から2016年 までの世界平均増 加率は2.2%、最も増 加率の高い地域は 中東の6.5%、2番が アジアの4.0%だった。

(5)

世界の天然ガス生産量の変化

世界の天然ガス生産量の変化

512 517 510 519 532 511 518 503 489 502 522 546 558 575 617 649 656 705 740 729 735 524 541 544 537 535 548 571 583 589 605 602 611 536 598 617 602 614 591 584 589 636 101 110 123 129 142 150 157 164 164 183 191 203 224 0 100 200 300 400 500 600 700 800 1997年 1998年 1999年 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 米国 ロシア イラン カナダ カタール 中国 ノルウェー 豪州 サウジアラビア アルジェリア (単位 : 10 億 m3 米国 カナダ イラン ロシア ・2017年における天 然ガス生産量世界 第1位は米国で 7,345億m3、第2位 がロシアの6,356億 m3。この2カ国で世 界の約37%を占める。 ・近年、イラン、中国、 豪州の生産量の増 加が目立つ。 ・米国はシェールガ スの生産拡大により、 2012年以降にロシ アを抜いて世界最 大の生産国になっ た。

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世界の天然ガス消費量の推移

世界の天然ガス消費量の推移

724 714 722 754 721 749 736 740 734 730 772 778 769 803 825 855 884 906 924 952 943 251 257 277 298 316 331 358 380 408 439 472 502 514 578 622 664 684 702 710 727 770 506 516 523 527 537 542 549 563 575 598 610 605 552 589 606 600 583 583 568 573 575 152 164 175 186 198 218 228 252 271 288 316 341 351 386 404 418 429 455 487 509 536 440 453 470 484 497 500 524 539 555 552 551 563 528 568 523 512 506 459 476 506 532 88 94 93 98 103 104 109 122 127 139 143 144 137 150 153 162 169 172 179 175 173 47 50 50 56 64 67 72 79 83 87 95 99 97 103 108 116 117 122 130 133 142 (200) 200 600 1,000 1,400 1,800 2,200 2,600 3,000 3,400 3,800 1997年 1998年 1999年 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 (単位 : 10 億 m3) アジア アフリカ 中東 中南米 北米 CIS 欧州 3,670 3,574 3,474 3,399 3,372 3,327 3,241 3,176 2,948 3,032 2,958 2,835 2,754 2,675 2,577 2,511 2,437 2,402 2,311 2,248 2,208 リーマンショックの 影響 ・天然ガス消費量は、生 産量と同様、2009年のリー マンショックを除き、右肩 上がりの増加を続けてい る。 ・2017年の世界の天然ガ ス消費量は3兆6,704億m3 前年から962億m3の増加 (増加率3.0%) ・2006年から2016年まで の世界平均増加率は 2.3%、地域別では生産量 と同様に、最も増加率の 高い地域は中東の5.9%、 2番がアジアの5.2%だった。

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世界の天然ガス消費量の変化

世界の天然ガス消費量の変化

613 602 604 628 601 620 602 605 595 587 624 629 618 648 658 688 707 722 744 750 739 345 360 358 366 372 377 386 396 400 422 429 423 399 423 436 430 423 424 410 420 425 151 172 188 195 209 240 0 100 200 300 400 500 600 700 800 1997年 1998年 1999年 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 米国 ロシア 中国 イラン 日本 カナダ サウジアラビア ドイツ メキシコ 英国 (単位 : 10 億 m3 米国 ロシア 中国 イラン 日本 ・天然ガス消費量世界第1位 は米国で7,395億m3、生産量 /消費量比率は99.3%でほぼ 自給が可能。 第2位はロシアの4,248億m3 生産量/消費量比率は 149.6%で余剰分は輸出。 この2カ国で世界の約32%を 占める。 ・第3位は中国で、2017年の 消費量は対前年310億m3 増加、世界の増加分の約 32%を占める。 ・第4位はイランで、2017年の 消費量は対前年130億m3 増加、世界の増加分の約 14%を占める。

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世界のLNG輸出国の貿易量と割合

世界のLNG輸出国の貿易量と割合

・2017年のLNG貿易量は289.8百万tであった。前年に対して9.9%増加した。 ・世界のLNG輸出国は19カ国で、その最大の輸出国はカタールで全体の26.7%を占 めた。 ・アジア地域への輸出量が全体の約73%を占めた。

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世界のLNG輸出:上位10カ国の推移

世界のLNG輸出:上位10カ国の推移

(10)

世界のLNG輸入国の貿易量と割合

世界のLNG輸入国の貿易量と割合

(11)

世界のLNG輸入:上位10カ国の推移

世界のLNG輸入:上位10カ国の推移

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世界のLNG貿易量の流れ(2017年)

世界のLNG貿易量の流れ(2017年)

(輸出国) (輸入国) ・太線・・・・1,000万t/年以上 ・中線・・・・500~1,000万t/ 年 ・小線・・・・300~500万t/年 ・細線・・・・200~300万t/年 ・主要なLNG輸出国は、カ タール、豪州、マレーシア 等である。 ・主要なLNG輸入国は、日 本、中国、韓国、台湾など である。

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米国のLNG輸出量と輸出先

米国のLNG輸出量と輸出先

・米国のLNG産業は近隣国の需要によって発達したのではなく、国内供給量の消化を 主目的として発達した。即ち、ディマンド・プル型ではなく、サプライ・プッシュ型で発展 してきた。 ・また、米国産LNGの特徴として原料費や輸送コストがかさむため、高コスト化は避け られない。このため、カタール産LNGやロシア産パイプラインガスなどと比較して、価 格競争力が弱いことは否めない。 しかし、供給量が多いため、価格決定力を保持して いる。

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米国の建設中のLNGプロジェクト

米国の建設中のLNGプロジェクト

プロジェクト名 稼働開始年 生産能力

(万t/年) 所有者 備考 Elba Island LNG T1-6 2018年 150 Kinder Morgan

EIG Global Energy Partners 2018年半ば稼働開始 Cameron LNG T1 2018年 400 Sempra 三菱商事/日本郵船JV 三井物産 ENGIE 2014年8月FID、2018年半ば稼働開始 Corpus Christi LNG T1 2019年 450 Cheniere 2019年上期稼働開始予定

Freeport LNG T1 2019年 510

Freeport LNG JERA 大阪ガス

2019年第3四半期稼働開始予定 Sabine Pass LNG T5 2019年 450 Cheniere

Blackstone 2019年8月稼動開始予定。 第6トレインはFIDは下されていないものの、 FERCからの建設・操業許可を取得済み Cameron LNG T2 2018年 400 Sempra 三菱商事/日本郵船JV 三井物産 ENGIE 2014年8月FID、2018年後半稼働開始 Elba Island LNG T1-10 2018年 ~ 2019年 250 (2.5×10基) Kinder Morgan EIG Global Energy Partners

第1トレインは2018年中頃から、残りの9基も 2019年初頭に稼働開始予定

Corpus Christi LNG T2 2019年 450 Cheniere 2019年後期稼働開始予定 Freeport LNG T2 2020年 510 Freeport LNG IFM Investers 2020年第1四半期稼働開始予定 Cameron LNG T3 2019年 400 Sempra 三菱商事/日本郵船JV 三井物産 ENGIE 2014年8月FID、2019年半ば稼働開始 Freeport LNG T3 2020年 510 Freeport LNG 2020年第2四半期稼働開始 Corpus Christi LNG T3 未発表 450 Cheniere 2018年5月、FID取得 (出典:GIIGNL・IGU年報  2018年) ・コーパス・クリスティLNGプロ ジェクトはテキサス州ラ・キンタ海 峡沿いにLNG輸入・輸出双方が 可能な基地を建設するもので、 液化トレイン3基を予定している。 ・フリーポートLNGプロジェクトは 操業開始時期が2019年にずれ 込むことが明らかになった。大阪 ガス、JERA等が買主となっている。 ・サビーンパスLNGプロジェクトは、 これまでトレイン4基まで稼働を 開始しており、今後第5基、6基と 続く計画である。

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ロシアのLNG輸出量とヤマルLNGプロジェクト

ロシアのLNG輸出量とヤマルLNGプロジェクト

・ロシアは既存のサハリンⅡや 計画中のバルチックLNGを加え、 ヤマル半島のポテンシャルも大 きく、将来、カタールのような主 要なLNG輸出国になる可能性を 秘めている。 ・ロシアでは上流コストが極めて 安い。ヤマルLNGプロジェクトが 2017年末に稼働を開始した。 ・同プロジェクトは消費市場から 遠隔地にあり、北極圏に位置し ているが、輸送コストを克服でき れば、新たな展開が期待できる。

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世界の天然ガス・LNG価格

世界の天然ガス・LNG価格

0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 1985 1987 1989 1991 1993 1995 1997 1999 2001 2003 2005 2007 2009 2011 2013 2015 2017 日本CIF JKM ドイツ 英国NBP オランダTTF 米国HH カナダAlberta Oil OECD (単位 : US$/MMBtu) (単位 : US$/MMBtu) (単位 : US$/MMBtu) (単位 : US$/MMBtu) 米国 (Henry Hub) 日本 (輸入CIF価格) リーマンショック 東日本大震災 原油低価格 価格指標 2012年 2016年 2017年 日本輸入価格 CIF 1 6 .7 5 6 .9 4 8 .1 0 Japan Korea Marker JKM 15.12 5.72 7.13 ドイツ 平均輸入価格 CIF 10.93 4.93 5.62 英国 (Heren NBP 指標) 9.46 4.69 5.80 オランダ TTF (DA Heren Index) 9.45 4.54 5.72 米国 (Henry Hub) 2.76 2.46 2.96 カナダ (Alberta) 2.27 1.55 1.60 原油 OECD諸国 CIF価格 18.82 7.04 8.97 2010年以降 LNG 日本輸入価格CIF   最高値   最低値 天然ガス LNG ・北米の天然ガス価格はシェールガスの生産量の 増大により、需給が緩和したため、米国ヘンリー ハブ価格は2009年に約3.9$/MMBtuに下落し、そ の後は上下変動しながら2017年には 2.96$/MMBtuとなっている。 ・欧州では、ドイツの石油価格リンクの天然ガス輸 入価格は、2014年以降、原油価格の急落を反映し て下落し、2017年には英国NBP価格で 5.80$/MMBtuとなっている。

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日本のLNG輸入価格の推移

日本のLNG輸入価格の推移

0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 4月 6月 8月 10月 12月 2月 4月 6月 8月 10月 12月 2月 4月 6月 8月 10月 12月 2月 4月 6月 8月 10月 12月 2月 4月 ドル/MM Btu 2015年 2016年 2017年 2018年 2014年 スポット (契約) スポット (入着) JLC JCC 2015年度 2016年度 2017年度 8,357 8,475 8,389 円価額(千円) 4,544,781,695 3,336,013,815 4,072,237,831 ドル価額(千ドル) 37,728,310 30,640,072 36,711,946 8.68 6.95 8.42 2012年度 2013年度 2014年度 8,687 8,773 8,907 円価額(千円) 6,214,120,485 7,342,443,798 7,754,668,183 ドル価額(千ドル) 75,022,861 73,346,280 71,037,536 16.61 16.08 15.34 輸入総額 JLC(ドル/MMBtu) LNG輸入数量(万トン) 輸入総額 JLC(ドル/MMBtu) LNG輸入数量(万トン) ・日本は2011年3月の東日本大地震後に全国の 原発の稼働を停止したために、LNG火力の焚き 増しが必要となり、我が国がLNG輸入の急増させ たことから、世界のLNG需給は逼迫し、かつ原油 価格も高騰としたため、日本の2012年のLNG輸 入価格は16.61$/MMBtuに達した。 ・その後、原発の一部再稼働や豪州などの新規 プロジェクトからの稼働開始などから、需給が緩 和して、2017年は8.42$/MMBtuとなった。

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日本のLNG受入基地

日本のLNG受入基地

基地名 LNGタンク 合計容量(kl) LNGタンク 基数 事業者 所在地 操業中のLNG基地 1 石狩LNG基地 380,000 2 北海道ガス 石狩市新港中央4丁目 2 八戸LNGターミナル 280,000 2 JXTGエネルギー 八戸市豊洲7-2 3 新仙台火力発電所 320,000 2 東北電力 仙台市宮城野区港5-2-1 4 港工場 80,000 1 仙台市ガス局 仙台市宮城野区港4-13-1 5 日立LNG基地 230,000 1 東京ガス 日立市 日立港区内 6 袖ケ浦LNG基地 2,660,000 35 東京ガス、東京電力 袖ケ浦市中袖 7 根岸LNG基地 1,180,000 14 東京ガス、東京電力 横浜市磯子区新磯子町34 8 扇島LNG基地 850,000 4 東京ガス 横浜市鶴見区扇島4-1 9 東扇島基地 540,000 9 東京電力フュエル&パワー 川崎市川崎区東扇島3 10 富津基地 1,110,000 10 東京電力フュエル&パワー 富津市新富 11 新潟基地 720,000 8 日本海エル・エヌ・ジー 聖籠町東港一丁目1612番地32 12 上越火力発電所LNG基地 540,000 3 中部電力 上越市八千浦2番 13 直江津LNG基地 360,000 2 国際石油開発帝石 上越市八千浦12番 14 清水LNG袖師基地 337,200 3 清水エル・エヌ・ジー 静岡市清水区袖師町1900番地 15 知多LNG共同基地 300,000 4 東邦ガス、中部電力 知多市南浜町23番地 16 知多LNG基地 640,000 7 知多エル・エヌ・ジー 知多市南浜町23番地 17 知多緑浜工場 620,000 3 東邦ガス 知多市北浜町 18 四日市工場 160,000 2 東邦ガス 四日市市霞1丁目 19 四日市LNGセンター 320,000 4 中部電力 四日市市霞1丁目 20 川越火力発電所LNG設備 840,000 6 中部電力 川越町亀崎新田 21 泉北製造所(第一工場) 275,000 2 大阪ガス 堺市西区築港浜寺町4番地 22 泉北製造所(第二工場) 1,585,000 18 大阪ガス 高石市高砂三丁目 23 堺LNGセンター 560,000 4 堺LNG 堺市西区築港新町3丁1番地10 24 姫路製造所 740,000 8 大阪ガス 姫路市飾磨区妻鹿日田町 25 姫路LNG基地 520,000 7 関西電力 姫路市妻鹿常盤町 26 水島LNG基地 320,000 2 水島エルエヌジー 倉敷市水島海岸通4-2 27 廿日市工場 170,000 2 広島ガス 廿日市市木材港南12番20号 28 柳井基地 480,000 6 中国電力 柳井市柳井字宮本塩浜 29 坂出LNG基地 180,000 1 坂出LNG 坂出市番の州緑町 30 戸畑基地 480,000 8 北九州エル・エヌ・ジー 北九州市戸畑区中原先の浜46番 31 ひびきLNG基地 360,000 2 ひびきエル・エヌ・ジー 北九州市若松区向洋町20-1 32 大分LNG基地 460,000 5 大分エル・エヌ・ジー 大分市大字青崎4番地1 33 長崎工場 35,000 1 西部ガス 長崎市小江町2734-67 34 鹿児島工場 86,000 2 日本ガス 鹿児島市谷山港3丁目3-5 35 吉の浦火力発電所 280,000 2 沖縄電力 沖縄県中頭郡中城村泊509-2 36 相馬LNG受入基地 230,000 1 石油資源開発 相馬郡新地町、相馬港4号埠頭 建設中・計画中のLNG基地 37 上越火力発電所 240,000 東北電力 上越市八千浦2番 38 富山新港火力発電所 180,000 北陸電力 射水市堀江千石1 39 和歌山発電所 840,000 関西電力 和歌山市 40 新居浜北火力発電所 住友共同電力 新居浜市惣開町5番1号 内航船によるLNG2次基地 41 釧路LNG基地 10,000 JXTGエネルギー 釧路市西港1丁目 42 勇払LNG受入基地 3,000 石油資源開発 苫小牧市字沼ノ端134 43 函館みなと工場 74,000 北海道ガス 函館市港町3丁目19番8号 44 岡山ガス築港工場 7,000 岡山ガス 岡山市南区築港栄町10番地14 稼働中のLNG受入基地 36基地 (内航船による2次受入基地を除く) タンク容量計 1,922万8,200 kL タンク基数計 193基 (平均タンク容量 99,630 kL) (袖ヶ浦基地 平均 76,000 kL) 2016年4月操業 日立 23万kL 2018年3月操業 相馬 23万kL 25 20 15 10 5 0 万kL 1970 1980 1990 2000 2010 2020 竣工年 LNG地下タンク PC LNG地上タンク タンク容量の大型化推移(国内)

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石狩LNG(北海道ガス) 新潟(日本海LNG) 直江津(INPEX) 上越(中部電力) 新仙台(東北電力) 扇島(東京ガス) 袖ケ浦(東京ガス) 富津(東京電力) 袖師(静岡ガス) 知多(知多LNG&東邦ガス) 川越(中部電力) 四日市(中部電力) 堺(関西電力) 泉北(大阪ガス) 坂出(坂出LNG) 水島(水島LNG) 柳井(中国電力) 廿日市(広島ガス) 姫路(大阪ガス&関西電力) 戸畑(北九州LNG) 長崎(西部ガス) 鹿児島(日本ガス) 大分(大分LNG) 根岸(東京ガス) 東扇島(東京電力) ひびき(西部ガス)

八戸(JX Nippon Oil & Energy)

新港(仙台市ガス) 液化基地 受入基地 FSRU 日立(東京ガス) 相馬(石油資源開発) 吉の浦(沖縄電力)

日本のLNG受入基地

日本のLNG受入基地

(出典: LNG Outlook 2018 ※GIIGNL統計 2018 より講演者作成) (出典: 石油資源開発 プレス2018年3月) 相馬LNG基地 天然ガスパイプライン ・ 相馬岩沼ライン 2017年11月 供用開始 ・ 新潟仙台ライン 日本海LNG新潟基地 内航船 北海道LNG 勇払LNG基地 LNG鉄道タンクコンテナ パイプライン LNGローリー 内航船 LNG基地 油田・ガス田・油ガス田 外航船 外航船 日立LNG基地 2016年3月操業開始 23万kL 2020年運開予定で 23万kLタンクの増設工事開始 2020年運開予定で茨城幹線パイプライン建設中 相馬LNG基地 2018年3月操業開始 23万kL 2020年運開の隣接する福島ガス発電所に向けに 23万kLタンクの増設予定 (出典: 東京ガス プレス 2018年4月) 茨城幹線 日立LNG基地 2号LNGタンク

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16.1 15.9 15.9 17.7 19.0 21.6 24.4 25.0 25.7 29.2 35.0 0 5 10 15 20 25 30 35 40 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 豪州 マレーシア カタール ロシア インドネシア アラブ首長国連邦 パプアニューギニア ブルネイ オマーン ナイジェリア 米国* (単位 : 10 億m3 カタール マレーシア インドネシア アラブ首長国連邦 ロシア 豪州

日本のLNG貿易

日本のLNG貿易

・インドネシアは、2009年まで日本向けLNG輸出国第1位であったが、5位に後退 ・豪州が2012年以降は輸出国第1位。特に、2016年からの輸入量の伸びが大きい ・カタールは、 2012年~2014年では第2位に浮上(福島原発事故による火力発電 燃料用LNG輸入量の大幅増加に対応)したが、2015年からは3位に後退(原発の 再稼働を反映) ・マレーシアは、堅調に推移 ・米国は、メキシコ湾岸からシェールガス由来(米国本土生産)LNGの輸出開始 (日本では、JERAが2017 年1 月に中部電力の上越火力発電所内 LNG 基地で受入) (単位 : 10億m3) 2017年 35.0 20.2 13.8 9.9 8.9 6.4 5.8 5.1 3.8 2.1 1.3 1.8 113.9 ナイジェリア 米国 輸入合計 その他 インドネシア アラブ首長国連邦 パプアニューギニア ブルネイ オマーン 豪州 マレーシア カタール ロシア (出典: LNG Outlook 2018 ※BP統計 2018 より講演者作成) 日本の調達先国別の輸入量

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まとめ

まとめ

• 世界の天然ガス需給は今後とも増大する。

• 世界のLNG輸出国は19カ国、輸入国は39カ国である。

• 2017年のLNG貿易量は2億8,981万tであり、前年に対

して10%弱の伸びであった。

• 世界最大のLNG輸出国はカタールで、次に豪州、マ

レーシアと続く。

• 世界最大のLNG輸入国は日本で、次に中国、韓国、イ

ンドと続く。そして、地域的なLNG輸入量はアジア地域

が約73%を占める。

• 日本の主要なLNG調達先は、豪州、マレーシア、カ

タール等である。現時点で、日本は36カ所のLNG受入

基地を所有しており、近年40カ所となる見込みである。

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