第 6 回 政 務 活 動 費 の あ り 方 検 討 会
開会の日時 平成 26 年9月 10 日(水) 午後3時 30 分開会 午後3時 53 分閉会 場 所 議会運営委員会室 議 題 1 政務活動費の交付に関する条例及び規程の改正について 2 その他 出 席 者 座 長 石 堂 則 本 委 員 岸 口 実 委 員 石 井 秀 武 委 員 合 田 博 一 委 員 石 川 憲 幸 委 員 長 岡 壯 壽 委員外議員 石 原 修 三 委員外議員 ねりき 恵 子 欠 席 者 な し 欠 員 な し 説明のため出席した者の職氏名 議会事務局長 善 部 修 議会事務局次長 丸 山 善 幸 総 務 課 長 井土垣 功 会議の概要 開 会(午後3時 30 分) ◎写真撮影等の取扱いについて 神戸新聞社ほか 16 社から提出された写真撮影等許可願について諮ったところ、全員異議な く許可することに決した。 1 政務活動費の交付に関する条例及び規程の改正について 2 その他 ○座長(石堂則本) 本日は、前回9月1日の検討会で申し上げたとおり、「政務活動費の交付に関する条例」 の改正案について、協議願いたい。条例の見直しについては、前回の検討会において、座長 調整案のとおりとすることで各会派の合意をいただいたことから、私の方で、様式等を定め ている「政務活動費の交付に関する規程」の改正案と併せ、条例改正案を取りまとめ、手元 に配付させていただいた。なお、本資料については、事前に検討いただけるよう、9月5日 に配付させていただいたが、念のため、再度、概要のみ事務局から説明させる。(「兵庫県政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例の制定について」事務局 より資料説明。 ○座長(石堂則本) 説明は以上のとおりである。それでは、ただいまの改正案について、意見や質問があれば、 会派順を問わず自由に発言願う。 ( 発 言 等 な し) ○座長(石堂則本) 条例及び規程改正案については、各会派とも異議がないようなので、本案のとおりとした いと思う。なお、軽微な字句の修正や、法制上の文言整理等については、一任いただきたい。 ついては、9月 16 日(火)に開催する議会運営委員会において、前回検討会で合意いただい た政務活動費全体にわたる「座長調整案」を報告の上、当該条例及び規程改正案の内容を協 議いただき、成案としたいと思う。 次に、条例改正案の取り扱いについては、全会派の合意をみたことから、会議規則第 15 条 第 2 項の規定に基づき議会運営委員会の発議により、9月定例会開会日である 22 日に議長あ て提出することとする。このことについても、正式には、9月 16 日の議会運営委員会におい て、本会議での取り扱いについて協議されることとなるが、あらかじめ了承願う。また、同 じく了承いただいた規程案については、10 月1日の条例施行に間に合うよう、私の方でしか るべく改正の手続きを進めさせていただくので、この点についても了承願う。なお、座長調 整案のうち「政務活動費の手引」の見直しについては、具体の改正案を次回の検討会でお示 しさせていただき、協議願いたいと思う。 次は、条例の見直しに係る座長試案の意見開陳の際、公明党・県民会議より提案のあった 「政治倫理委員会の設置」についてである。このことについては、前回合意いただいた座長 調整案では「条例や手引の見直しのめどがついた段階で検討する」こととしていた。このた び、これら見直しのめどがついたことから、この際、協議願いたい。各会派から発言願う。 ( 主 な 意 見 等 ) ○石川憲幸委員 自民党から意見申し上げる。今回の倫理委員会の設置の案について、野々村元県議がいろ いろと問題を起こしたときに、我々は代表者会議の中で慎重に協議をし、本人に議員辞職を 勧告した経緯がある。また、今回桐月議員が色々と問題を起こした際にも、代表者会議で厳 正な対応をしてほしいと議長に申し入れた経緯がある。そういったことから考えると政治倫 理委員会を作るということは、代表者会議に屋上屋を重ねるような形にもなりかねず、十分
に代表者会議を機能させれば倫理的な問題はカバーできると考えるので、代表者会議中心に これからも運営を進めていく方がよいのではないかと思う。 ○石井秀武委員 自民党幹事長からもあったように、我々も先般の野々村氏の件、桐月氏の件について協議 した。各会派代表者会議が一定の役割、機能を果たすことができていると思われるので、特 段ここで改めて政治倫理委員会の設置する必要性は乏しいと思われる。各会派代表者会議が しっかり機能していくことでそれに代わり得るものであると考えている。 ○合田博一委員 公明党の意見を申し上げる。我が会派は議長のもとに辞職勧告や法的措置を視野に入れた 政治倫理委員会を設置することを主張している。これは政務活動費の取り扱いが不適切であ るとの疑義が生じた場合に議員本人自ら説明責任を果たすとともに、議員が説明責任を果た そうとしない場合においては、議会の自浄能力を発揮するための場を設けることが必要であ るという考えからである。一方で条例等の改正に伴う制度変更への対応もあり、新たな機関 の設置には若干時間を要することもやむを得ないと考える。そこで、この問題については継 続して協議を行い、当面の間は各会派代表者会議で政治倫理上の問題についても協議するこ とについては是とする。しかしながら、各会派代表者会議は議会運営上の重要事項及び議会 全体に関わる庶務的事項の協議・意見調整を行なう場であり、本来は政治倫理を扱う機関で はない。改めて、第三者委員会や各会派代表者会議とは別に、本県議会の中に政治倫理委員 会を設置すべきであるという我が会派の意見を申し上げておきたい。 ○ねりき恵子委員外議員 日本共産党県議団の意見を申し上げる。今回の問題のように重要な問題を含めて、私たち は最初から県民に開かれた場所での議論を主張していたので、代表者会議においても公開し ていくのが必要ではないかと思っている。それを申し述べた上で、議会基本条例を議会改革 の中で作っていて、議会基本条例そのもので政治倫理というものが規定されている。議員一 人ひとりが政治倫理を向上させることはもちろん、議会全体としてそれに努めていくという ことが条例にもしっかりと規定をされているので、特段改めて機関を作る必要はないと考え ている。そして一番最初に申し上げたように、代表者会議になるのか議会運営委員会になる のか、いずれにしても県民に開かれた場所での議論をしていくことが必要であると申し添え る。 ○石原修三委員外議員 現在のところ代表者会議で十分機能を果たしているのではないかと思う。特段政治倫理委 員会を設ける必要はないものと思っている。 ○座長(石堂則本) ただいまの意見では、公明党・県民会議は政治倫理委員会の設置について継続して今後検 討してほしいということ、他会派は今回は代表者会議でやるということでよいか。公開云々
ということはまた別の問題なので、別途ということにしたい。この件については、問題が生 じた場合には速やかに各会派代表者会議を開催して協議を行なっている。いろいろな問題が 起きたときに緊急に代表者会議を開催し、議会としての対応を協議していることから、公明 党・県民会議が提案する役割を代表者会議が果たしているものと考えているので、そういうこ とで了承いただきたい。 ○合田博一委員 もう協議しないということか。 ○座長(石堂則本) 今後引き続き検討するが、代表者会議で協議するということで了承願う。 次に、前回9月1日の検討会で座長調整案の合意をしたところであるが、この際、かねて より懸案である、議員の親族雇用に係る人件費の取り扱いについて、協議願う。まず、この 点について、現行手引の内容を、事務局から説明させる。 (現行手引の内容を事務局より資料説明。) ○座長(石堂則本) この件について特に何かないか。 ( 主 な 意 見 等 ) ○石川憲幸委員 議員の中で自宅を事務所にしている議員も数名いると聞いている。自宅が事務所である場 合に親族が絶対にだめだということになると、事務作業において他人にお世話になるという ことがあると非常に難しい部分がある。それともう一つは、親族の中に例えば会計事務所に 勤めている等で会計処理に明るい人がいる場合に、こういった政務活動費の事務処理に非常 に都合のよいというようなことも考えられるので、そういったときには、一概に親族が絶対 だめだということが果たしてよいのかどうかというのが議論の余地を残すところだろうと思 う。そもそも親族が絶対に悪いかということになると、先ほど言ったようなお手盛りになる ような疑義が生じるということもあるので、この際議論をしていただくためにも、例えばこ れから第三者機関が設置されるので、第三者機関に一度いろいろな意見を聞いた上で制度を しっかりと見直していくという方向性もあると感じている。 ○合田博一委員 自民党と意見が分かれるところだが、我が公明党の意見をまとめてきた。まず、先の政務 活動費のあり方検討会においてまとめられた、本県議会における政務活動費の交付に関する 16 項目にわたる具体的な見直し案について、我が会派も是としてきたところである。しかし
ながら、配偶者や親族雇用の人件費に政務活動費を充当し、給与等の歳出方法を議員の判断 に委ねられている例が明らかになるなど、政務活動費の公明性の公表と県議会への信頼回復 を更に図る観点から、人件費の取り扱いについても速やかに見直しを行なうことが必要であ る。 ついては、次の事項を今般の見直しに反映されるよう我が議員団として意見を申し上げる。 ①議員親族の雇用への人件費充当を禁止すること。会派又は議員が行なう活動を補助する職 員に議員の親族を雇用することは、県民の誤解を招くことから禁止する。なお、この場合の 親族は二親等以内とする。②人件費の支給基準を明確にすること。人件費については第三者 機関等の意見を参考とし、業務内容や従事時間等を考慮した一定の基準を定め、支給する。 これらの見直しについては、いずれも条例改正後速やかに実施すること、以上公明党・県 民会議議員団の意見を申し上げたい。 ○ねりき恵子委員外議員 先の代表者会議のときに意見を申し上げたが、速やかにこの問題も検討会で取り上げてい ただきたいということと、日本共産党県議団としても原則親族の雇用を禁止すべきではない かという意見を持っている。具体的な提案は今日は持ってきていないが、自民党さんの言っ ていたお手盛りではないかという疑義がある、ということは一致していることだと思うので、 そういった疑義の生じることはやめていくという方向で議論をしていくべきだと思うし、条 例改正と同時に執行できるような形で議論を進めていくべきではないかと思っている。 ○座長(石堂則本) この件については、9月5日に開催した代表者会議で相談申し上げたように、今後新たに 設置する第三者機関の意見を参考に、検討したいと考えている。それでは、各会派内でそれ ぞれこの取り扱い、方法について協議いただく。 最後に、各会派で実施いただいた現職議員の過去3年間分の政務活動費及び政務調査費の 点検結果について、本日をその報告のめどにしていたので、よろしくお願いする。なお、こ のたびの点検は当面、現職議員のみを対象に進めてきたが、本日中には、各会派の報告が出 そろうことから、今任期中に辞職した議員についても、今後、事務局で点検させることとし、 その結果について、改めて検討会に報告したいと考えているので、承知願う。本日の協議は 以上であるが、この際特に発言等はないか。 ○ねりき恵子委員外議員 条例や規程の改正案についても、一日も早く実施をしていくということで了承しているが、 親族雇用の問題など、議論の過程の中で課題も残ったと思う。特に私たちは、例えば領収書 のインターネット公開であるとかそういったものも含めて、更に検討を重ねていくことが必 要ではないかと思うので、これで終わりとせず、今後の厳正な取り扱いについて議論をして いくべきだと意見を言わせていただきたい。