総 務 文 教 常 任 委 員 会 会 議 録
〔平成30年 4月23日開催〕
総 務 文 教 常 任 委 員 会 会 議 録
日 時 平成30年 4月23日 午前10時00分 開会 午前11時59分 閉会 場 所 南あわじ市議会委員会室Ⅰ.出席委員、欠席委員、事務局出席職員及び説明のために出席した者の職氏名
出席委員(8名) 委 員 長 原 口 育 大 副 委 員 長 蛭 子 智 彦 委 員 谷 口 博 文 委 員 登 里 伸 一 委 員 中 村 三 千 雄 委 員 印 部 久 信 委 員 北 村 利 夫 委 員 木 場 徹 議 長 廣 内 孝 次 欠席委員(なし) 事務局出席職員職氏名 局 長 前 田 秀 美 課 長 船 本 有 美 書 記 佐 々 木 友 美 説明のために出席した者の職氏名 市 長 守 本 憲 弘 副 市 長 馬 部 総 一 郎 総 務 企 画 部 長 垣 光 弘 総 務 企 画 部 付 部 長 青 島 一 路 危 機 管 理 部 長 北 口 力 市 民 福 祉 部 長 山 崎 稔 弘産 業 建 設 部 長 喜 田 憲 和 市 民 福 祉 部 副 部 長 児 玉 裕 仁 ( 福 祉 担 当 ) 産 業 建 設 部 副 部 長 榎 本 輝 夫 ( 産 業 担 当 ) 会計管理者兼会計課長 静 永 峯 雄 総 務 企 画 部 総 務 課 長 井 上 拓 也 総 務 企 画 部 財 務 課 長 田 村 智 巨 総務企画部広報情報課長 木 田 博 仁 総務企画部ふるさと創生課長 栄 井 賢 次 兼うずしお世界遺産推進課長 総務企画部市民協働課長兼沼島 中 嶋 宏 昭 出張所長兼消費生活センター長 危機管理部危機管理課長 古 林 智 宏 市 民 福 祉 部 西 庄 登 総合窓口センター課長 市 民 福 祉 部 税 務 課 長 松 山 勤 市民福祉部環境課長兼 廣 内 繁 一 衛 生 セ ン タ ー 所 長 市民福祉部長寿・保険課長 森 山 雅 生 産業建設部商工観光課長 川 上 洋 介 選挙管理委員会書記長兼監査委員事務 佐 藤 佳 史 局長兼固定資産評価審査委員会書記長
Ⅱ.会議に付した事件
1.所管事務調査について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 (1) 市の総合的企画、調整について (2) 行財政計画について (3) 市有財産の維持管理と財源の確保について (4) 商工業及び観光の振興について (5) 消防・防災対策の推進について (6) 情報化の推進について (7) 離島振興対策について (8) 国際交流及び友好市町の調査について (9) 人権施策について (10) 税の賦課徴収について (11) 生活環境の整備推進について (12) 選挙管理委員会、監査委員、固定資産評価審査委員会に関すること 2.その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39Ⅲ.会議録
総務文教常任委員会
平成30年 4月23日(月) ( 開 会 午 前 1 0 時 0 0 分 ) ( 閉 会 午 前 1 1 時 5 9 分 ) ○原口育大委員長 おはようございます。 本日は、人事異動後初の総務文教常任委員会であります。この後、自己紹介もしていた だきたいと思っております。答弁初デビューの方もおられますので、しっかりとよろしく お願いしたいと思います。 きょうは、管内の所管事務調査でありますけども、お手元に、後でちょっと相談させて いただくんですけど、管外の調査の資料を入れております。今回は、5月8日からですけ れども、東京の調布市議会のほうで、事業所及び自治体との災害に関する協定、また、ド ローンを活用した災害時の情報伝達・収集活動、神奈川県秦野市では、公共施設再編の取 り組み、同じく神奈川県の小田原市では、アクティブシニア応援ポイント事業について、 また、埼玉県の蓮田市におきましては、入札及び契約制度検討委員会の活動について調査 をすることになっておりますので、その辺、また本委員会の所管ということで、関連した ような事前の準備の質問等ありましたら、本日、ぜひよろしくお願いしたいなと思ってお ります。 急に暑くなりまして、ちょっと上着も要らないような状況ですけれども、クールビズは 5月1日からとなっております。この委員会の中では、上着も、もし暑かったら脱いでい ただきまして、熱い議論をお願いしたいなと思っております。 それでは、ただいまから総務文教常任委員会を開会させていただきます。 まず、執行部挨拶、お願いいたします。 守本市長。 ○市長(守本憲弘) おはようございます。4月に入りまして、体制が変わりまして初 めての総務文教常任委員会ということで、よろしくお願いしたいと思います。 先ほど委員長からお話がございましたけども、気候も本当に急に暖かくというか、もう 暑くなりました。ちょうど今、お祭りのシーズンということでございますけれども、私も きのう、だんじり唄コンクールに行かせていただきましたけども、やっぱりこういうきれ いな青空の下でのだんじりというのは、物すごく映える、あの赤い色が映えるというふう に感じたところでございます。 だんじり、それからだんじり唄、やはり南あわじ市の大きないろんな意味での、その地 域の統合の象徴であったり、あるいは観光資源であったりという意味で、非常に貴重な財 産だというふうに思っております。これからますます発展させていくことを考えたいとい うふうに思っております。また、ここのところ、非常に淡路島、いろんなテレビですとか新聞ですとかで、特に観 光地としての報道をされることが多くなったなというふうに感じております。おとといは 阿万のほうのだんじりのお祭りが放映されておりましたし、たまたまきのう、朝、テレビ を見ておりましたら、淡路の、これは淡路市だったと思います。サワラの漁ですとか、そ れから、その後、タマネギの取材もあるということで、南あわじが出るかなと思ったんで すが、ちょっと、バレーボールの大会があるということで、私、ちょっとそこで失礼をし てしまいました。 また、人形浄瑠璃のほうも、取材を受けているというような連絡も受けております。ま た、若干、自分が出てる番組も放映をされまして、いわゆる捨て身の演技というか、体当 たりの演技というか、非常に恥ずかしくて、自分では見れないんですけども、いろんな方 から、全国ネットの威力というのはすごいと思いましたけども、いろんな方から見たとい うようなお話もいただいてますし、あれを見て、南あわじに行きたくなったというような コメントもいただいております。これからも、いろんな形で、この淡路島、南あわじの宣 伝をしていくということに努めたいというふうに思っております。 一方で、もうすぐ梅雨のシーズンもやってくるという、また夏になれば台風シーズンが やってくるということでございまして、防災面等で、さまざまな対応を進めていく必要が あるというふうに思っております。そういう市のPRですとか、あるいは新しい政策の企 画、それから防災、こういう非常に重要な政策のところに、今回は、企画担当部長、これ は国のほうから来ていただいております。また、危機管理課長、兵庫県のほうから来てい ただいておりますので、南あわじ市の実態というものをよく把握をしてもらって、また新 しい風を吹き込んでもらいたいというふうに思っておるところでございます。 きょうは、総務文教常任委員会、所管事務調査ということで、非常に幅広い御議論がな されるというふうに承知をしておりますけれども、ぜひ十分な意見交換、御議論をいただ いて、また、我々もそれを踏まえて、行政に邁進していきたいというふうに思っておりま すので、どうぞよろしくお願いをいたします。 ○原口育大委員長 それでは、調査に入る前に、今回の4月の人事異動によりまして、 新たに役職に着任されました方、また、部の再編もありましたので、所管事務の変更にな った方につきまして、自己紹介を兼ねて御挨拶をお願いしたいと思いますので、よろしく お願いいたします。 (執行部自己紹介) ○原口育大委員長 それでは、ここで市長は公務のため退席されますので、暫時休憩し ます。
(休憩 午前10時09分) (再開 午前10時10分) 1.所管事務調査について ○原口育大委員長 再開します。 これより所管事務調査を行いますが、お手元の次第、1番から12番までの項目につい て、一括しての質疑としてよろしいでしょうか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○原口育大委員長 異議がありませんので、一括して質疑を行います。 質疑ありませんか。 印部委員。 ○印部久信委員 先般、陸の港がリニューアルされたんですが、いろいろ聞きたいんで すが、まず、現状の利用状況等についてお聞かせいただけますか。 ○原口育大委員長 市民協働課長。 ○市民協働課長(中嶋宏昭) おはようございます。よろしくお願いします。ちょっと 手元の資料を探しますので、しばらくお待ちいただいてよろしいでしょうか。 大変申しわけございません。ちょっと手元の資料が、事務所に置いてあるもので、今、 報告できませんので、後刻ちょっと報告させていただきます。 ○原口育大委員長 印部委員。 ○印部久信委員 利用状況はともかくとして、私はこれ、よく理解してないんで、ちょ っとこまごましたことを聞きたいんですが、これはまず、今回、こういうことをやるとい う目的は何ですか。 ○原口育大委員長 市民協働課長。
○市民協働課長(中嶋宏昭) まずは、陸の港の目的でございますが、当然、高速バス 等、利用者の拠点ということでございます。もう一つは、このたび増改築しましたショッ プの部分ですね、まずは地域の特産物、そして、観光の情報発信等を、せっかく利用者が 多いというところでございますので、それを生かして、南あわじ市を発信していくという 目的を、このたび追加しております。 ○原口育大委員長 印部委員。 ○印部久信委員 これ、課長、ちょっと勘違いされとったと思う。私は、基本的に聞き たいのは、サイクリングのことを聞きたかったんです。それの利用状況を聞きたい。まだ 今言ったショッピングのことは、あれは我々、この間の内覧会に行ったときは、まだでき てなかったんですが、その後どないなっとるか、また後で聞きます。このサイクリングの 利用状況を、まず聞かせてくれますか。 ○原口育大委員長 商工観光課長。 ○商工観光課長(川上洋介) 先日は、どうもお忙しい中、サイクリングステーション のオープニング式典にお越しいただきまして、ありがとうございました。当日から今まで なんですけれども、今、レンタサイクル10台を設置しております。そのような中、見て いただいたと思いますが、ちょっと特殊な自転車も置いてます関係上、今までちょっと周 知と、利用者が伸び悩んでおる状況でございまして、先日から、地域おこし協力隊も含め まして、利用していただいて、今現在のところ、利用者全体を含めて、約12名というと ころでございます。 ○原口育大委員長 印部委員。 ○印部久信委員 これ、課長、基本的には、あそこのレンタルの自転車を借りて、市内 を周遊するというのも一つの業務であったと思うんですが、島外から南あわじ市にみずか らの自転車を利用してサイクリングに来ると、そこから今度は四国の鳴門市、東かがわ市、 そこへ渡るということで、本人はバスで移動する、自転車はトラック輸送するということ でやっとったわけよの。 そやから、私が聞きたいのは、結局、今現在で、南あわじ市、島外から、市外でも構わ んけど、来ました、それで、バスを利用しました、トラックで自転車を運びましたという ような人の利用状況はどうなってますか。
○原口育大委員長 商工観光課長。 ○商工観光課長(川上洋介) 昨年10月から始まりまして、3月までですが、全体で 52台、鳴門市からが52台でございます。南あわじ市からが26台となっております。 ○原口育大委員長 印部委員。 ○印部久信委員 これ、課長、鳴門市からが52台、南あわじ市から26台ということ なんやけど、南あわじ市から鳴門市へ行く、その人らは、行って、その後また帰ってきと るのかどうか知らんねけれども、バス代は個人負担よの。今度、トラックに自転車を載せ て向こうへ移動するのが、1台500円だったか。 とにかく、このバス代を利用するのは、それはそれでええねんけど、トラックで自転車 を向こうへ輸送する、向こうからこっちへ来るということになってきたら、500円で今 の話であったら、ちょっと80台ぐらいよの。80台で500円やいうたら、4万円か。 4万円ぐらいのもんやけれども、そのトラックをチャーターして移動してもらうお金とい うのは、結構なお金を払いよると思うのやけど、そのお金の負担は、事業費は市単か、国 からの補助金か、3市で割り振りよるのか、その辺の金銭的な負担は、2市でやりよるの、 3市でやりよるの、どっちですか。 ○原口育大委員長 商工観光課長。 ○商工観光課長(川上洋介) これは、国の補助金と南あわじ市と鳴門市の部分でやっ ておりまして、その中でも、鳴門市と南あわじ市が2対1、鳴門市が2で南あわじ市が1 で支払っております。 ○原口育大委員長 印部委員。 ○印部久信委員 鳴門市とその負担割合は、2対1というのはそれでええけど、そした ら、利用料収入の500円掛ける利用者数のお金はどないなっとるの。 ○原口育大委員長 商工観光課長。 ○商工観光課長(川上洋介) これにつきましては、トラック輸送でクロネコヤマトへ 委託をしておりまして、請求としましては、その乗車分を引いた、クロネコヤマトに払っ た部分を引いて請求が上がってくるということでございます。
○原口育大委員長 印部委員。 ○印部久信委員 そしたら、このトラックのチャーター料というのは、どういうように なっとんの。きょうは利用しません、きょうは1台利用します、きょうは5台利用します と、聞いたら、1日3往復だったかな、何かそのように聞いとんのやけれども。その間、 トラックというのは、チャーターして、待機しとるんか。 ○原口育大委員長 商工観光課長。 ○商工観光課長(川上洋介) ひと月、一応、運行日数によりますけど、9万9,99 0円掛ける運行日数ということで契約しておりますが、ただ、運休日もございます。今、 印部委員さんがおっしゃられたとおり、これ、予約なしでは走りませんので、予約があっ たときに走るので、休んだときは、1万8,360円を引いて請求が来るということでご ざいますので、全部が、毎日3往復、全てにおいて走っているわけではございません。 ○原口育大委員長 印部委員。 ○印部久信委員 ちょっと課長、わしもちょっと、そこが理解しにくいのだけど、その 9万9,990円というのは、1日のトラックのチャーター料を言いよるのか。 ○原口育大委員長 商工観光課長。 ○商工観光課長(川上洋介) 3往復走った場合は、9万9,990円ということで、 先ほど、予約がなければ走らないということなんで、その分は、またそこから引くという ことでございます。 ○原口育大委員長 印部委員。 ○印部久信委員 えらいこまごましたことを聞くようやけど、ということは、予約がな いときは、そのトラックは、南あわじ市側と鳴門市側と両方でスタンバイしとるんですか。 ○原口育大委員長 商工観光課長。 ○商工観光課長(川上洋介) クロネコヤマトのほうに予約を入れてくるんで、そこで、
クロネコヤマトがその予約があった場所に待機するということでございますので、ほぼ往 復ということになった場合には、行ったら、まずそこにそのトラックで待機するというこ とになります。 ○原口育大委員長 印部委員。 ○印部久信委員 ほんなら、このクロネコヤマトのトラックというのは、自転車専用で なしに、通常の業務をしながらやっとるということか。 ○原口育大委員長 商工観光課長。 ○商工観光課長(川上洋介) これについては、数十万円もする高価な自転車を運ぶと いうことなんで、自転車が運べるように仕様したトラックで運んでおります。 ○原口育大委員長 印部委員。 ○印部久信委員 ということは、通常業務でなしに、専用のトラックと理解してええと 思うんですが、いずれにしても、使う日もあれば使わんときもあるというのやけれども、 使った場合は9万9,990円ぐらいのチャーター料が要るということで、使用料の50 0円では、とてもじゃないけど、これ、ペイできるわけでないねけれども、これはもう全 額、国からの補助金か。 ○原口育大委員長 商工観光課長。 ○商工観光課長(川上洋介) 先ほど言いましたように、国と鳴門市と南あわじ市の負 担でやっております。 ○原口育大委員長 印部委員。 ○印部久信委員 いや、国の全額でなしに、そしたら、国、例えば100に対して、国 何ぼ、鳴門市、南あわじ市、比率は何ぼずつの負担割合ですか。 ○原口育大委員長 商工観光課長。 ○商工観光課長(川上洋介) 国から半分いただいて、その残り半分は、2対1でやっ
てます。 ○原口育大委員長 印部委員。 ○印部久信委員 そんなら、これは、最大マックスは、9万9,990円掛ける365 で計算して、マックスを計算しとるの。 ○原口育大委員長 商工観光課長。 ○商工観光課長(川上洋介) 運行日は、土曜日、日曜日、祝祭日でございます。 ○原口育大委員長 印部委員。 ○印部久信委員 なら、これで計算した場合、大体、南あわじ市の単年度の負担はどれ ぐらいになるの。 ○原口育大委員長 商工観光課長。 ○商工観光課長(川上洋介) 全部、フルで行ったら500万円ぐらいかなと思ってま す。 ○原口育大委員長 印部委員。 ○印部久信委員 500万円の負担で、今のところ、これ、3カ月か。3カ月で82台 ということか。今のところ。なら、これ、4月から年間どれぐらいの利用というのを見込 んでおるわけ。 ○原口育大委員長 商工観光課長。 ○商工観光課長(川上洋介) 始まったときが10月でございましたので、これからの 4、5、6月、夏にかけての利用を伸ばしたいところでございますけれども、これ、全部 マックス乗っても、トラックに20台しか乗れませんので、これが営業のところに係るか というところではなくて、この橋を渡りたいという気持ちが、サイクリストがどれだけお るかという調査も含めての事業でもありますので、全部が事業ベースに載るというところ ではないと考えております。
○原口育大委員長 印部委員。 ○印部久信委員 事業としてやりよるのやさかい、利用料金で市が黒字になるや赤字に なるやいうことは、余り言わんでもええと思うとるんで、やっぱりこういうことが必要や から、国も補助金、これだけ出してやりよるのやさかい、それはそれでええと思うのやけ ど、この事業というのは、国からの補助金は何年ついてるの。例えば、3年とか5年とか、 どこかで打ち切りというのはあるわけ。 ○原口育大委員長 商工観光課長。 ○商工観光課長(川上洋介) 5年です。 ○原口育大委員長 印部委員。 ○印部久信委員 とにかく、私が言いたいのは、この利用料によって、チャーター料金 をペイするや、そんなことは何じゃ、できるはずもないし、する必要もないと思うとんね ん。これが政策として、淡路と鳴門と東かがわへいろんな人が訪れてくれて、観光客、利 用者がふえてくれるというのは、これはええことやと思うとんのやけどね。お金のことよ りも、誘客をどうするかということを考えて、やっぱり、やった以上は、大勢の人に来て もらえるように努力してもらいたい。 終わっておきます。 ○原口育大委員長 ほかにありませんか。 登里委員。 ○登里伸一委員 環境行政についてお尋ねします。実は、例の火葬場建設の件ですが、 どのような状況になっているかお聞きしたいと思います。 ○原口育大委員長 環境課長。 ○環境課長(廣内繁一) 環境課長、廣内です。よろしくお願いします。 火葬場の建設につきましては、事業のほうにつきましては、本体の発注をことしの秋ご ろの発注予定でございます。それに向けて、今、地元の調整というのも引き続きやってお るような状況でございます。
○原口育大委員長 登里委員。 ○登里伸一委員 非常に地元調整は難しいというのはよくわかるんですけども、秋の発 注に向けて、非常に時間があります。実は、私が都市計画審議委員になっているときに、 ある程度、どこにしようというのが決まったんですけども、それから1年、2年近くにな っておると思うんですよね。ですから、非常に時間がかかるのはよくわかるんですが、経 費的に特例債を使っていくということは、ずっと大丈夫な条件になっておるんでしょうか。 これだけ聞いておきたい。 ○原口育大委員長 環境課長。 ○環境課長(廣内繁一) 合併特例債、使用可能な時期での工事となります。 ○原口育大委員長 印部委員。 ○印部久信委員 済みません、先ほど中嶋課長に聞いて、これ済んだら聞くの忘れとっ た。そのことについて、ちょっとお願いします。フードコートとかいろんな、その辺につ いて。 ○原口育大委員長 市民協働課長。 ○市民協働課長(中嶋宏昭) 陸の港のほうですが、利用目的ということです。まずは、 当初の目的であった公共交通の離発着所の拠点となっておりますので、その活性というか、 利用増進ですね。それと、もう一つが、新たにこの4月から、運用としては、まだ行って おりませんが、建物の増改築として、3月末に完成しましたので、その地域の特産物、そ れと、観光情報の発信、そういったところの、南あわじ市の魅力発信の場所として、もう 一つ、陸の港を生かせないかというところで、今、検討しているところでございます。 ○原口育大委員長 印部委員。 ○印部久信委員 特産物の販売ということは、建設段階のときにも説明があったと思う んですが、具体的にいつごろからやるつもりですか。今の話では、構想だけで、まだ具体 化してないように思うのやけど。
○原口育大委員長 市民協働課長。 ○市民協働課長(中嶋宏昭) 時期については、本格実施については、ちょっともう少 しおくれるかなという、正直申し上げておきます。ただ、大型連休を、このゴールデンウ ィーク前にして、幾つかはやっぱり売りたいというところで、委託しております近畿日本 ツーリスト関西と、今、協議を進めておりますので、大型連休のときには、少しテストケ ースとして実施したいと、検討を進めているところでございます。 ○原口育大委員長 印部委員。 ○印部久信委員 美菜恋来屋みたいに産直方式でやるの。それとも納入の、仕入れ商品 の販売でやるわけ。どっちでやるわけ。 ○原口育大委員長 市民協働課長。 ○市民協働課長(中嶋宏昭) 今おっしゃっていただいた部分も含めて、どういった形 が、将来は指定管理なり事業者にお任せしたいと考えておりますので、その手段の方法と して、検証するという意味合いも込めて、例えば、施設の事業者のためにアンテナショッ プみたいな場所貸しでええのか、いや、直販的なほうがいいのか、場合によっては、駐車 場問題もありますが、イベントを兼ねながら、特産品をPRするようなほうがいいのか、 これは正直、次の事業者へどういう形で引き渡し、委託、指定管理なりで渡したらええか というのを、模索しながら、テストケースを出発したいと考えております。 ○原口育大委員長 ほかにありませんか。 蛭子副委員長。 ○蛭子智彦副委員長 吉備国際大学、新学期がスタートしました。新しい学科をつくっ ての状況ですが、入学者はどうなっておりますか。 ○原口育大委員長 ふるさと創生課長。 ○ふるさと創生課長(栄井賢次) 平成30年度の入学者数につきましては、地域創成 農学科が30名、醸造学科が20名、それから、大学院で2名、合計52名となってござ います。
○原口育大委員長 蛭子副委員長。 ○蛭子智彦副委員長 例の加計学園の獣医学部も、大変競争率が高いという前評判の割 には、結局、入学者が定員割れしとるというような報道がされてますね。獣医学科。20 0分の180でしょう。加計学園の獣医学科はね。だから、非常に地域創成農学部は、学 科になって、昨年より6人減っとるんですか。36から30になったと。結局、90の5 0ということで、定員にして6割切ってると、こういう学校というのは、これからふるい にかけられるという心配をするんですね。文科省はね。定員割れが続くようであれば、補 助金をカットしていく、水道の栓を閉めるというような形でね。 これについては、醸造学科ということで、かなり力を入れているということだったんで すが、地方の大学というのは、やはりハンディキャップがあるのかなという感じもあって、 かなりてこ入れしていかないと、定員を確保するというのは難しいと、このように思うわ けなんですけども、大学としてはどのような考え方でおられるんでしょうか。 ○原口育大委員長 ふるさと創生課長。 ○ふるさと創生課長(栄井賢次) 副委員長おっしゃられるように、まさしく子供が少 なくなってきて、地方の大学には入学者が減っていくというのは、これ、皆さん御存じの とおりかと思います。今、大学のほうにつきましては、昨年度なんですけど、御存じのと おり、ブランディング事業ということで、文科省の補助制度に乗っかりまして、年度末ぐ らいから、いろいろと広報等も含めてやっていきたいというように聞いておりました。 ただ、ブランディング事業そのものが採択を受けたのが遅かったということもあります ので、本格的に動くのは、今年度、30年度からということで聞いてございます。やはり まだまだ南あわじ市で農学科なり醸造学科をしているという知名度そのものが少ない、周 知できていないというのも、大学のほうも認識されておりますので、そこをもう少しPR としてはやっていきたいというふうには聞いてございます。 ○原口育大委員長 蛭子副委員長。 ○蛭子智彦副委員長 入学保証金の申込者っていうのはどうなってますか。 ○原口育大委員長 ふるさと創生課長。 ○ふるさと創生課長(栄井賢次) 平成29年度につきましては、33人が申し込まれ ております。
○原口育大委員長 蛭子副委員長。 ○蛭子智彦副委員長 30年度はこれからになるんで、見込みは出ておりますか。 ○原口育大委員長 ふるさと創生課長。 ○ふるさと創生課長(栄井賢次) 現時点では、見込みは出せておりません。実は、4 月の冒頭に入学者説明会と日を同じにして、この制度の周知もさせていただいております。 ですので、今、大学のほうで取りまとめていただいてございます。ただ、最終的には9月 末の申請になりまして、10月に交付決定を打ちたいと考えておりますので、市としては、 50名が出してこられるのかなというふうには考えてございます。 ○原口育大委員長 蛭子副委員長。 ○蛭子智彦副委員長 近隣の方で、大学入学者用のマンション、学生用マンションとか を投資をしておるような方も見受けられると。そういう学生の増加を見込んでというよう なことではあるわけですけれども、岡山のほうで、高梁のほうで、これは過去の例なんで すが、学生の増を見込んで、学生マンションを建てたけれども、余りにも少ないというこ と、入居者が不足をして、そのマンションを手放さなければいけないというような、こん なようなちょっとつらい話もあるわけなんですけども、この実際の学生マンションの状況 ですね。こういうのは、市としてはつかんでおるんでしょうか。 ○原口育大委員長 ふるさと創生課長。 ○ふるさと創生課長(栄井賢次) 平成25年から、学生マンションの整備に対して、 市のほうから補助を出させていただきました。結果、3カ年で約80戸数程度をつくって いただきました。それに対して、補助も出させていただいております。 これちょっと、私の手元の資料はちょっと古いんですけども、昨年末時点ぐらいで、約 75%程度は学生マンションには入居されているというふうに聞いてございますので、4 分の1程度は実際に空き家ということもありましたので、今回の醸造学科がふえることに 対して、これである程度は充足させていただけるのかなというふうに考えております。 また、その75%程度に行きましても、不動産ですので、それぐらいでも運営は回って いくのかなというふうに、市としては考えてございます。
○原口育大委員長 蛭子副委員長。 ○蛭子智彦副委員長 新たに学生用のマンションを建てたというような例もちょっと聞 いておるんですけれども、そうすると、ちょっと過剰な供給体制になってる部分もあるの かなと、ちょっと心配をしとったわけですが、いずれにしても、定員が埋まれば、むしろ 不足してくるということなので、その点、大学の努力ということを、引き続き求めたいと 思いますし、また、見守っていきたいと、このように思います。 終わります。 ○原口育大委員長 ほかにありませんか。 木場委員。 ○木場 徹委員 4月に人事異動なり、組織の再編をやられたわけですが、そのときの 説明ですと、組織の効率化のため、9部から5部にしたというようなことで、それから、 課のほうは、29から27にしたということで、効率化を図ったということなんですが、 この目的は何ですか。 ○原口育大委員長 副市長。 ○副市長(馬部総一郎) 目的は、いろいろありますが、一番主なものといたしまして は、前にも申し上げたかもわかりませんが、一つの部で対応するというようなことではな しに、またがって対応しなければならない、検討していかなければならないことが非常に ふえてきたというようなことがございます。それをできるだけ、部を越えてという意味じ ゃなしに、部の中である程度ができるようにというようなことで、再編をしたというもの でございます。 ○原口育大委員長 木場委員。 ○木場 徹委員 ということになると、これ、えらい本人さんに悪いんですけど、企画 部の中で、部長が2人おるというようなことで、これはどういうことですか。1人の人で 十分行けるように思うんですけども、その辺をなぜ2人、わざわざこういうふうな格好で、 横並びでやるということは、今の説明とは、ちょっと若干、理解がしがたいんですけど、 どうでしょうか。 ○原口育大委員長 副市長。
○副市長(馬部総一郎) 言われることも、ある程度はわかりますが、これは、やはり 今、市長が一番力を入れてやろうということが、高齢者等元気活躍推進事業に代表される ものでございます。それに加えて、21地区でそれぞれいろいろ考えてやっていただこう という、それが補助金としては、地域チャレンジ補助金というような事業に取り組んでお ります。 その辺のことについて、地方創生を積極的に進めておられます総務省が母体としてある わけですが、その辺との連携もございますし、そういったことに詳しい国のほうから人を 招いて、積極的に進めていこうというようなことで配置をさせていただいたということで ございます。 ○原口育大委員長 木場委員。 ○木場 徹委員 それから、今の部長が9部から5部に減ったと、1名重複ということ は、6人ということになっておるんですが、副部長という、新たに組織の中で役職を新設 したと思うんですけども、いわゆる外から見ると、過去にあったような次長クラスという ようなことで理解はするんですけども、この中で、一つお聞きしたいのは、議会事務局長、 それから、会計管理者、これが副部長ということで、当然、我々の感覚というか、今まで ですと、部長級であるべきではないかと思うんですが、この辺を副部長ということで、そ ういう役職にしたというのは、何か理由はあるんですか。 ○原口育大委員長 副市長。 ○副市長(馬部総一郎) 副部長という言い方をしてしまうと、何かちょっと違和感が あるというのはごもっともかなというふうに思います。イメージとしては、名前は副部長 という名前にしておりますが、イメージとすれば、部があって、部の中に局があって、そ の局の中に課があるというような、イメージとすればそういうイメージです。 前に、副部長のような形で、次長というのを部長の下に配置をしておりましたが、それ は、実際には、次長というだけで、こういう部分を受け持ちますよというふうな形では、 基本的にはなかった、次長兼課長の場合は別ですけども、単に次長というのは、次長とし て部長の下にいるというような形でありましたが、今は、副部長というのは、一定部門を 受け持ちますというような形をとっております。 さっき申し上げましたように、例えば、局長とかいうような形での、議会の場合でした ら、その上に部があるわけじゃありませんけれども、そういう形での、この部分を持ちま すという意味合いで配置をさせていただいているということでございます。
○原口育大委員長 木場委員。 ○木場 徹委員 今、私が副市長に尋ねたというか、本人さんもおるんで、ちょっとあ れなんですけども、議会事務局長も上にはいないと、また、会計管理者も上にはいないと いうようなことで、この人らが、その部なり、その仕事の一番トップやと思うんですけど も、それが副部長で、部長の扱いがないというのが、ちょっと解せんので、今、説明を受 けとるわけですけども、その辺の考えは、大きな部で、その中で担当の副部長をつくると いうのは理解できるんです。 ただ、私が聞きたいのは、小さい組織というか、ほかの組織よりも小さいところで局長 なり会計管理者が、いわゆるイコール部長ではないかと、そういうことをお聞きしよるわ けで、その辺の考えはどうですか。 ○原口育大委員長 副市長。 ○副市長(馬部総一郎) これは、考え方は、いろいろやっぱりあると思います。例え ば、今、話に出ておりますのは、議会事務局と会計管理者といいますか、会計のことです ね。それ以外にも農業委員会の事務局長ですとか、監査とか選管の事務局長とか、行政委 員会のところと、会計管理者については、市長の下に入ってるわけですけども、それを、 そういうところの部署について、実際にどういう形にするかというのは、もう考え方はい ろいろやと思います。 このたび、こういうふうにさせていただいたというのは、部長については、かなり広い 範囲、危機管理部は特別、今までとは変わってませんけども、ほかについては、広い範囲 にさせていただいたというようなこともありますので、議会と会計管理者の部分について は、部長級ではなしに、副部長級にさせていただいたということでございます。 ○原口育大委員長 木場委員。 ○木場 徹委員 ということは、この議会事務局長と会計管理者は、当面、副部長の職 責で、いわゆる運営をしていくということですか。 ○原口育大委員長 副市長。 ○副市長(馬部総一郎) いつまでどうとかいうのは、今、はっきりとはわかりません けれども、当面はそういう形でいきたいという考えでおります。
○原口育大委員長 木場委員。 ○木場 徹委員 部長と副部長ということになると、管理職手当が変わってくると思う んですけども、これはどういうふうに、今現状なっておりますか。 ○原口育大委員長 総務課長。 ○総務課長(井上拓也) 管理職手当については、当然、違います。部長が7万円、副 部長が6万3,000円でございます。 ○原口育大委員長 木場委員。 ○木場 徹委員 いわゆる給料表の等級はどのようになりますか。 ○原口育大委員長 総務課長。 ○総務課長(井上拓也) 部長が7級、副部長が6級でございます。 ○原口育大委員長 木場委員。 ○木場 徹委員 わかりました。当分、それでいくということで、そこの職責の人は、 えらい大変ですけども、頑張ってほしいと思います。 それから、続けて、ことしの4月に新たに今までなかった室長という名前の人を3人、 人事の異動で発令しておりますけど、この室長というのはどういう扱いなんですかね。課 長、もしくは主幹、もしくは。副部長ではないと思うんですけども、その辺のやり方、扱 いはどないなりますか。 ○原口育大委員長 副市長。 ○副市長(馬部総一郎) 室長というのを新たにつくらせていただきました。それにつ いては、管理職手当が出るような管理職ではありませんが、課長の下で一定の部門の長と して、係長とかいうのではなしに、今、役職としては、管理職手当が出てる主幹というの が課長の下におるわけですが、その主幹というのは、はっきりとどの部分を受け持ちます よというようなことが明確でありませんでした。課長の下にいるということ以外は明確で
ない部分がありましたので、そういうことではなしに、この部分をきちんと受け持ちます というようなことにさせていただいたということでございます。 ○原口育大委員長 木場委員。 ○木場 徹委員 という今の話ですと、課長の下である係長的な仕事やということで理 解してよろしいですか。 ○原口育大委員長 副市長。 ○副市長(馬部総一郎) 係長よりは受け持つ範囲とか、人数も大体は多いというよう な、こういうものでないととかいうような、そんな決まりはございませんけれども、この 部分については、その人に担っていただくというような意味合いで、幾つかそういうのを つくらせていただいたということです。 ○原口育大委員長 木場委員。 ○木場 徹委員 ということで、副市長の話ですと、室長は、大きな係長の固まりで仕 事をしてもらうと、そういうことで、職務権限からいうと、課長の決裁をいただかんと、 仕事はできないということでよろしいですか。 ○原口育大委員長 副市長。 ○副市長(馬部総一郎) そうでございます。 ○原口育大委員長 木場委員。 ○木場 徹委員 ついでというか、ちょっとまだわからんので、申しわけないですけど も。今、副市長から、主幹という課長クラスの職名も聞いたんですが、今度、副主幹とい う、これ、前からあったんかどうか知らんのですけど、そういう職名の人も出てくる、こ れは、主幹と室長と副主幹と、どない違うんですか。 ○原口育大委員長 副市長。 ○副市長(馬部総一郎) 主幹は以前からあって、副主幹というのを設けたのは、2年
か3年前ぐらいだったと思います。それは、組合との交渉とかいろいろなものがあって、 そういうものをつくったように聞いております。室長は、このたび新たにつくらせていた だいたということです。 ○原口育大委員長 木場委員。 ○木場 徹委員 この辺が、はっきり言って、部外者からよくわからんわけですよね。 そやから、もっと我々議員として、いろいろお尋ねするときに、この人はどこまで権限が あるんかとか、いわゆる課長のかわりか、それとも係長か、昔の課長補佐とか、この主幹 とかいうのは、等級の関係でそういう職名をつくって運用しているんかということになっ てくるわけで、その辺がちょっとわかりにくいということで、こういうことを聞いておる わけで、もっとすっきりと第三者にわかるような組織というか、それが先ほど言われとっ た業務の効率化につながるんではないかというようなことで、今、お聞きしているんです が、そういう考えはないですか。 ○原口育大委員長 副市長。 ○副市長(馬部総一郎) 急に一遍に行くかどうかは、ちょっとはっきりとは申し上げ られませんが、ある程度、役職については整理をしていく予定にしております。 ○原口育大委員長 審査の途中ですが、暫時休憩します。 再開は11時とします。 (休憩 午前10時50分) (再開 午前11時00分) ○原口育大委員長 再開します。 質疑ありませんか。 北村委員。 ○北村利夫委員 木場委員の関連になるんですけども、どない見てるのかなと思うこと があるんですけども。いわゆる地方議会と地方公共団体の長とは、独立対等の関係やとい うふうに言われますけども、執行部としては、どのように見ておられるんですか。
○原口育大委員長 副市長。 ○副市長(馬部総一郎) どのように見てるかというのは、ちょっと質問の意味がよく わからないんですが。 ○原口育大委員長 北村委員。 ○北村利夫委員 このたびの人事異動、人については、我々、言うことはないんですけ ども、役職、議会事務局長の話が出ました。地方議会というのは、長と二元代表制という 形で、対等の関係にあるという中で、そこの議会を陰で支えていってもらってる事務局が 部長よりも下やということについて、どう思いますか。 ○原口育大委員長 副市長。 ○副市長(馬部総一郎) その下、上というような考え方で配置をしてるわけではない んですけども。 ○原口育大委員長 北村委員。 ○北村利夫委員 でも、そない見ます。見てないって言うけども、我々も、私もそうな んですが、市民の方もそのように見ておられます。そして、市民からの通報もあるんです ね。いや、えらい議会もなめられたもんやなと。今まで部長職やったんが、副部長になっ とるやないかということなんですけどね。 いわゆる事務局長が誰それいう関係なしに、事務局長職が部長職やと、その地方公共団 体の執行部と対等の立場にある議会を支えてもらってるということで、やはり事務局とし ても自負は持ってると思うんですよね。そこらの考え方、どのように思っておられるのか 聞きたい。 ○原口育大委員長 副市長。 ○副市長(馬部総一郎) 執行部と議会が対等の関係であるというのは、それはもちろ んそうやと思いますが、そこにある事務局が必ずしも部長でないとだめやというふうには 私は思っておりません。 ○原口育大委員長 北村委員。
○北村利夫委員 あなたは思ってないということなんやけども、市民の方々からも、そ ういう話を聞きます。今までずっと部長職やったやないかと、何でこのたび、副部長に格 下げになったんやと、事務局がよ。そういう話を聞くんですけども、ただ、今、先ほどの 木場委員とのやりとりの中で、いわゆる上に組織がないということで、会計管理者と同列 に考えておられるみたいに思ったんで、それはないやろうというふうに思ってます。いか がですか。 ○原口育大委員長 副市長。 ○副市長(馬部総一郎) 今の立場、役職からすれば、そうやというのはそうですが、 それと、議会を、表現が適当かどうかわかりませんが、議会を軽視するとかいうような類 のこととは別やというふうには思ってます。 ○原口育大委員長 北村委員。 ○北村利夫委員 副市長はそない思ってるけども、私は軽視やと思ってます。そやから、 この問題は、これ、議運、議長に申し入れて、ここでする議論やないとは思ってて、きょ うは発言するつもりはなかったんやけども、議運開いてもろうて、そして、また議会とし ての対応を考えてもらいたいというように思ってます。だから、僕は議長には、辞表出せ よというぐらい言うてます。 以上です。 ○原口育大委員長 ほかに。 中村委員。 ○中村三千雄委員 それに関連してでございますけれども、現実的には、発令した以上 は、その発令したのに理由はつくと思うんですけども、論議は平行線だと思います。こう したというのは、事情があったからこうしたと。しかし、議会からはそうやと。しかしな がら、我々というか、私としても、やはり事務局をあずかる長は、対外的にあっても、県 下へ行って、県下どこの事務局でも、事務局長というのは、皆、局長級、部長級やと思い ます。そういうふうなように私は思うんですけども。 そやから、副市長、この論議があるということは、ほんまに議員の意見が、かなり強い 意見があるということを、これは頭に入れた中で、対応していっていただきたいと、こう 思います。これは、論議は一緒やと、平行線やと思いますので、対応の仕方。結局、長の
決断だと思いますよ。市長の決断が、やはりこの決断をしたんやから、それにつけて、こ ういうような状況でこうしたんだという、今、答弁はしておりますけども、これ以上論議 しません。だから、そのことは、議会の意志が、大半の意志がそういうふうな意識なり意 志を持っとるということだけは、思っていただきたいとともに、もう1点、やはり職員の 資質とか研鑽せえとか、いろいろ言いよる中で、職員、そういうようなことによって、資 質が落ちないかと、士気が落ちないかという心配もあります。 そういうふうなことを含めて、再考でない、一応、意見があるということは、上層部で 一つ、精査なりしていただきたいと思っております。これでとめておきます。 ○原口育大委員長 谷口委員。 ○谷口博文委員 防災についてお尋ねするわけですが、災害列島と言われる近年、我が 国において、火山であったりとか、ほんまに地震は全国的に多発しとるような状況にあっ て、当市としても、やはり地域の防災計画的なものの見直しを真剣にすべきやと。豪雨災 害等々も近年、想像を絶するような雨量がある昨今において、当然、南海トラフの地震も そうやけど、地域の防災計画の見直しというやつをすべきやというような思いがあるんで すが、その辺、危機管理課としてはどのようなお考えをお持ちでしょうか。 ○原口育大委員長 危機管理課長。 ○危機管理課長(古林智宏) 古林でございます。よろしくお願いします。 本年度、予算をいただきまして、市の地域防災計画を全面的に見直す予定でございます。 ○原口育大委員長 谷口委員。 ○谷口博文委員 その中身にわたっては、当然、地震であったり豪雨であったり、風水 害、土砂災害等々、さまざまなメニューがあると思うんですが、そのあたりというのは、 コンサルタントというか、専門的なそういうふうな計画についてのアドバイザー的なもの は、どのようにお考えされとるんですか。 ○原口育大委員長 危機管理課長。 ○危機管理課長(古林智宏) まず、市の地域防災計画でございますが、地震編と風水 害編に分かれております。土砂災害は、風水害編に含まれている形で、今回の改定に当た りましても、同じように地震編と、それと風水害編で分けていこうと思っております。
あと、外部の有識者という形でございますけども、実際に他市でいろいろと受注をして おりますコンサルタントもございますので、一部、業務委託を行うという形、ただ、コン サルタントだけでは市の内容でありますとか、その辺もわかりませんので、市の内部で検 討委員会も立ち上げまして、そちらでの議論を経てつくっていきたいと思います。 ○原口育大委員長 谷口委員。 ○谷口博文委員 地震編でいうたら、インフラ対策的なものとして、県のほうも、津波 防災インフラ5箇年計画等で、福良、灘、沼島、あの辺のハード面というか、インフラの 整備は進んどると思うんですが、私自身としては、風水害というか、豪雨災害編で、淡路 島内においても、洲本川であったり志筑川であったり、淡路市さんのほうの河川というの は、さきの災害時に改修をしていただいとるのやけんど、当市の一番河川の、三原川河川 改修というのは非常におくれとるというような状況があるんよね。 そやから、そのあたりもしっかりと地域防災計画に盛り込んでいただいた上で、当然、 市民の安全・安心という観点から、また、避難所の見直しであったりとか、避難勧告、避 難指示等々の発令要件であったりとか、避難場所、そのあたりもしっかりと検証していた だいて、避難所の運営であったり、市の職員等々、しっかりとした、これ、ほんまにこの 台風シーズンにもおくれるような懸念のあるようなことなんで、これを早急にやっていた だいて、その辺を見直し、避難所の見直し等も真剣に考えていただきたいと思うのやけん ど、そのあたり、課長どうですか。 ○原口育大委員長 危機管理課長。 ○危機管理課長(古林智宏) ありがとうございます。地域防災計画の改定は、年度末 という形になってしまいますけども、現在、職員行動マニュアルというほうを早目に改定 をしております。その中で、避難所の指定要因というのも定めまして、今年度の体制を整 備していこうと思っております。 それと、これまで余りそういうふうな避難所配備職員に対する研修でありますとか、そ ういうものが余りなかったようですので、今年度は、そういう形もしていきたいと考えて おります。 ○原口育大委員長 谷口委員。 ○谷口博文委員 当市は、災害の発生時には、市民に対してケーブルであったりとか、 災害の無線があって、そういうようなことをすんねけど、実際、避難勧告であったり避難
指示であったり発令したときに、全市一円にしよるような状況にあんねんね。 私は、やはり豪雨災害の場合は、拠点というか、真剣にそういうふうな災害の危険が切 迫しとるエリアに、ピンポイントで避難勧告であったり避難指示をしてあげたいと思うん よね。どういうことかというたら、三原のこの近辺だったら、どれだけ雨が降ったって、 これは、家屋への冠水もなければ、人命的な危険もないんよ。だけど、下流域に行けば、 高潮であったり、そういうふうなさまざまな、ほんまに危険というか、堤防が決壊するこ とによって、ほんまに生命すら奪われるような危険なエリアがあるわけですわな。 だから、このあたりに対して、避難勧告、避難指示発令要件のときに、もっともっと重 点的に、そういうふうな危険な箇所を危機管理としては当然、今までの防災計画に基づい て、地域も把握しとると思うんで、そのあたり、ピンポイントというたらあれなんやけど、 その地区に対して重点的にそういうふうな注意喚起の情報を発信していただきたいという ような思いがあるんですが、その辺はできないんですか。 ○原口育大委員長 危機管理部長。 ○危機管理部長(北口 力) 今、谷口委員おっしゃったように、避難勧告は、自治会 単位で原則、出すことになっております。ただ、昨年につきましては、一般質問にもござ いましたが、1週間ほど前にかなりの雨量がございまして、御存じのとおり、池がたくさ んございます。老朽化の池もたくさんあります。そういった中で、池の堤防なり、かなり 緩んでいたということで、災害対策本部では、地域が特定できなかったということで、市 全域に出した経緯がございます。 委員おっしゃるように、例えば、土砂災害とかでありましたら、1キロメッシュで県の ほうからも情報もあります。そういった中で、今後はそういう状況も見ながら、自治会単 位で避難勧告や避難準備情報なり発令していきたいと、このように考えております。 ○原口育大委員長 谷口委員。 ○谷口博文委員 それとね、私は、災害弱者という言葉が適切かどうかわからんのやけ んど、要支援者の方々も、その辺、やはり自治会単位で、これは、個人のプライバシーと いうか、そういういろんな面もあるかもわからんのやけんど、そこらもしっかりと把握を した段階で、ひとり住まいの自力避難できらんような方々を、安全な避難所へ誘導できる ような体制、当然、消防団であったり地元の自主防災組織なんかとしっかりとした提携を していただいた上でやっていただきたいというような思いがあるんですが、いかがですか。 ○原口育大委員長 危機管理課長。
○危機管理課長(古林智宏) いわゆる災害時要援護者、そのうちの避難行動要支援者 につきましては、既に市で名簿作成が完了しております。そして、その名簿を福祉部局、 それから危機管理部局、それから警察等で平常時から共有をしておるという感じでござい ます。ここまでは法定ということでやっておるんですけども、その先の個別支援計画がま だ本市のみならず、全国的に進んでないという状況もございます。 いろいろ原因はあるんですけれども、例えば、やはり支援を任された人が、いざという ときに自分が行けずに、自分が支援する方が犠牲になってしまったというふうな形が、や はり想定されるのがございまして、もちろん、こういうふうな案内をするときには、それ に対して責任はありませんよというふうな形の御説明はするんですけども、やはり実際に そうなってしまったときの心の痛みというものもございます。そういうのもあって、なか なか個別支援計画は進んでいないというのもあるんですけども、兵庫県も進めていきたい というふうな感じで、新しい手引きでありますとか、そんなのをつくって提供いただいて おりますので、本市も個別支援計画のほうを頑張っていきたいと思います。 ○原口育大委員長 谷口委員。 ○谷口博文委員 最後に1点だけだけど、災害の危険予見できるような場所に対してカ メラを設置していただいた上で、さまざまな情報を入手できるのやけんど、私はかなり言 うて、それなりに定点カメラ設置してもろうとんのやけど、まだまだ私は不足しとるとい うような思いがあるんですわ。 要は、人がそういうときに危険な場所に見に行くよりも、そういうふうな監視カメラ等 をしっかりすることによって、ある程度、情報収集というのは有効にできると思うし、そ の辺の情報を収集した上で、防災計画に基づくような対応というか、初動の対応もとれる と思うんで、危機管理課のほうも、危険が予測されるようなエリアに対して、もう少しカ メラの設置を要望したいのやけんど、その辺はお考えはいかがですか。 ○原口育大委員長 危機管理部長。 ○危機管理部長(北口 力) カメラにつきましては、平成27年度、28年度で17 カ所つけた状況でございます。今、委員おっしゃったように、危ないところは、集中豪雨 が来た場合、当然、現場にも行きがたい部分もありますんで、そういった中で、危ない箇 所をまた精査しまして、検討したいと考えます。 ○原口育大委員長 谷口委員。
○谷口博文委員 最後と言ったけど、土生とか沼島とか阿万とか、渦潮とか福良とか、 津波のそういうようなところも、まだまだ僕は、カメラの設置場所が必要。それと、市の 防災監視カメラ見よって、県もある程度、県河川のところには何カ所かカメラも設置しと んのやけど、僕もそういうふうな台風のときに見るのやけど、どうも夜間だったら暗くて、 見れないようなやつ、あんのよな。もうちょっと定点カメラでも、夜間であったって、え えやつというかないんかいな。河川やけんど、三原橋は結構、比較的、街灯というか照明 があるさかい、水位等々、把握できるのやけんど。やはり暗いところは、カメラでぼっと 見とったって、何じゃわからんのやけど。あれ、もうちょっとええカメラというのは、危 機管理課長、県のほうでないんけ。 ○原口育大委員長 危機管理課長。 ○危機管理課長(古林智宏) 済みません、ちょっと若干、カメラのほうは勉強不足で ございまして、どのような性能があるかまであれなんですけども、ただ、県の河川整備課 が設置しております県内の水位カメラもよく見てはおるんですけども、やはり夜間は暗い というのがございます。 ですので、やはりふだんは、我々は、カメラもそうですけど、水位を見ておりまして、 主要河川については、3時間先までの水位予測システムもございます。そのほかに、洪水 の予測を示す兵庫県独自のシステムもございますので、夜間はそちらのほうを重視して、 災害対応しているような次第でございます。 ○原口育大委員長 ほかにございませんか。 蛭子副委員長。 ○蛭子智彦副委員長 高齢者活躍社会ということで、特任的ポジションで来られておる ということで、この制度というのは、高齢者に十分に活躍してもらうということで、一つ はポイント制というような話で企画がこれからされていくんだろうと思うんですが、実際 のところ、私の身近な高齢者、実際には元気で活躍している高齢者が多いんですが、やは りポイントよりも現金というような考え方で、シルバー人材センターなんかにも結構、働 き場所を求めてる高齢者が多いんですよね。 そのあたり、ポイント制がいいのか、あるいは、そういうシルバー人材センターなどの 事業において、現金収入を確保していくほうがいいのか、悩ましい点もあるかと思うんで すけども、その点どのようにお考えですか。
○原口育大委員長 青島部長。 ○総務企画部付部長(青島一路) 今回のその高齢者等元気活躍推進事業、目的としま して、当然、ボランティアという部分と、あとは、今おっしゃったような就業の機会の確 保という部分もあるんですけれども、今回、まず目的といたしまして、就業にはまだ至ら ないまでも、何か人手が足りないというところに、きっかけとして、元気な高齢者の方と マッチングを行いまして、それを担っていただくと、それで、地域に貢献するということ で、生きがいづくりというところで、健康寿命を延ばしていくという考え方で推進してお ります。 当然、行く行く就業の機会というところも、まずは10月の試行実施に向けて、当面の 課題はありますけれども、就業の機会というところも、今後検討していくべきものだとは 思っております。 ○原口育大委員長 蛭子副委員長。 ○蛭子智彦副委員長 余裕のある暮らしをされている方は、それでいいのかなと思うん ですね。ただ、高齢者、実質的な年金が下がってくる、介護保険料、あるいはその他医療 費の負担、後期高齢者医療の負担、こういうのがふえてくると。最近、デフレ経済だとか いうて、物が上がることが何かいいことのような政府の話もあるんですけれども、実際の 高齢者の方々っていうのは、特に年金に頼ってる方々、非常に厳しい面が今、生まれてま すよね。 株式でもうけてるというような方がおられたら、それは今、いいのかとは思うんですけ れども、高齢者の多数派は、やはり年金、あるいは実際の農業なり漁業なり第1次産業、 あるいは自営業、定年退職後も働くというような格好で、仕事を選んでおると、こういう 現実が結構多いかと思うんですよ。 そういう面で、ボランティアということで、確かに志としてはすばらしいものがあるか もわからないんですが、現実社会の中では、結構、矛盾が生まれてくるというような思い も持っておるわけですね。実際にどのような展開をされるかということはあるかと思うん ですけれども、そういう社会状況、淡路島の状況、特に南あわじ市では、実際によく働く 高齢者が多いので、それはやっぱり元気を求めてるという現実があるかと思うんですね。 その点、今後しっかりと、そういう現実を見据えて事業に取り組んでいくということが大 事かというふうに思っておるんですけども、いかがでしょうか。 ○原口育大委員長 青島部長。
○総務企画部付部長(青島一路) 当然、大前提といたしまして、今、南あわじ市にか かわらず、人口減少社会と、それから、東京への一極集中というものが社会的な現象とな っている中で、南あわじ市についても同じく、人口減少社会問題を抱えていると、そうい う流れがあるわけでございます。 ですので、高齢者等元気活躍推進事業という一つの事業にかかわらず、東京への流れと いうものをとめていくためには、高齢者だけではなくて、若者を初めとして、しっかりと 地域に雇用をつくっていくということは、まず中長期的な課題として大変重要なものであ ると思っております。 一方で、今回の元気活躍推進事業でございますが、その人口減少とあわせて、高齢化と いうことで、社会保障負担というのが、今、みんなで支えるものから、支える側が少なく なっていくという状況もございますので、そういったものをできるだけ防ぐために、高齢 者の方にも活躍していただいて、支える側に回っていただくというねらいもありまして、 人口減少社会への対応の一つとして、高齢者等元気活躍推進事業も進めていく必要がある と考えております。 ○原口育大委員長 ほかにありませんか。 北村委員。 ○北村利夫委員 久しぶりに顔を見たんで、財政面から見て、下水道事業、どういうよ うに見ておられますか。 ○原口育大委員長 財務課長。 ○財務課長(田村智巨) 財務課長の田村でございます。よろしくお願いいたします。 下水道事業、今、例に出されたんですけども、下水道事業のみならず、例えば、一部事 務組合で持ってます消防であったりとかといった事業もあります。今、地方財政を見てい く中にあって、当然、単体の市で持ってる会計だけの決算を見ても、なかなかそれだけで は状況が判断しにくいと。その中で、例えば健全化判断比率であったり、今、公会計の話 も出てますけども、そういった一部事務組合、第三セクター、それから、公営企業会計、 全てを連結させた中で、どういった状況であるかというのを判断するような指標がたくさ ん出てきております。その中において、やはり下水道事業というのは、端的に申し上げま すと、財政を圧迫しつつあるのかなというふうには思っております。 ○原口育大委員長 北村委員。