Oracle Multitenant:
さらに進化したPDBのプロビジョニ
ングとリソース制御
オンラインでのプロビジョニング操作の拡充と
より柔軟なリソース制御の実現
日本オラクル株式会社
クラウド・テクノロジー事業統括
Database & Exadataプロダクトマネジメント本部
データベースエンジニアリング部
•
以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するも
のです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約
にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、
機能を提供することをコミットメント(確約)するものではないため、
購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関
して記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、弊社
の裁量により決定されます。
OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
本日の内容
マルチテナント・アーキテクチャ
プロビジョニング機能の強化
PDBの独立性と管理機能の向上
1
2
3
1.マルチテナント・アーキテクチャ
CapExとOpExを削減、アジリティの向上、導入・利用が容易
マルチテナント・アーキテクチャ
GL
OE
AP
アプリケーションごとに自己完結した
PDB
•
アプリケーションの変更は不要
•
迅速なプロビジョニング
(クローン)
•
ポータビリティ
(プラグ/アンプラグ)
CDB単位の共通オペレーション
•
一括管理
(パッチ、アップグレード、HA構成、バックアップ)
•
個別の操作も可能
共有メモリーとバックグラウンド・プロセス
•
サーバーあたりの集約密度の向上
VMに比べて優れたリソース効率
マルチテナント・アーキテクチャ
マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)の要素
プラガブル・データベース
PDB
CDB$ROOT
CDB
マルチテナント・コンテナ・データベース
マルチテナント・コンテナ・データベースの物理構造
データベース関連ファイル
CDB
CDB$ROOT
制御ファイル
REDO ログ
ファイル
アーカイブ
REDO
ログファイル
PDB 2
データファイル
SYSTEM
SYSAUX
USERS
TEMP
PDB$SEED
データファイル
SYSTEM
SYSAUX
TEMP
データファイル
SYSTEM
SYSAUX
USERS
TEMP
UNDO
データファイル
SYSTEM
SYSAUX
USERS
TEMP
PDB n
・・・
PDB 1
データファイル
Oracle Multitenantの主な利点
Benefit
Capability Enabled
CapEx(設備投資)の
最小化
•
サーバーあたりの集約密度の向上
OpEx(運用コスト)の
最小化
•
一括管理 (パッチ適用回数減)
•
手順とサービス・レベルの標準化
•
セルフ・サービスによるプロビジョニング
アジリティの最大化
•
•
Dev & Testでのスナップショット・クローン
プラグ/アンプラグによる可搬性
•
RACによるスケーラビィティ
Oracle Multitenant: 12.2で実装された新機能
プロビジョニングの容易さ
とテナントの移動しやすさ
PDB再配置
リフレッシュ・クローン
ホット・クローン
規模の経済性と
独立性の確保
1CDBあたり
最大4,096PDB
メモリー、I/Oの
リソース制御
ロックダウン・
プロファイル
アプリケーション・テナン
トの中央集中管理
アプリケーション・
コンテナ
プロキシPDB
コンテナ・マップ
PDB再配置
リフレッシュ・クローン
ホット・クローン
メモリー、I/Oの
リソース制御
2. プロビジョニング機能の強化
PDBクローンの進化
クローン元
PDBが
読取り専用
–
コールド・クローン
/
リモート・クローン
クローン元
PDBが
読取り
/書込み可能 –
ホット・クローン
/
リフレッシュ・クローン
オンライン再配置
PDBホット・クローン
•
PDBホット・クローン
–
オンラインでテスト・マスターを
作成
CRM
Cloud
Pricing
Retail
ホット・クローン
スナップ・クローン
スナップ・クローン
CRM
CRM Dev1 CRM Dev2
開発者
PDBリフレッシュ
•
PDB Hot Clone
–
オンラインでテスト・マスターを
作成
•
PDBリフレッシュ
–
最新データによって既存のクローン
を増分リフレッシュ
CRM
Cloud
Pricing
Retail
On-Premises
CRM
スナップ・クローン
スナップ・クローン
CRM Dev1 CRM Dev2
開発者
TIME
データベースへの変更
クローン後は同期されていない
変更分だけをコピーし適用
•
PDB Hot Clone
–
オンラインでテスト・マスターを
作成
•
PDB Refresh
–
最新データによって既存のクローン
を増分リフレッシュ
•
PDB再配置
–
ダウンタイム無しでPDBを再配置
PDB再配置
CRM
HR
Cloud
Pricing
Retail
CRM
マルチテナント環境でのUNDOモード
•
共有UNDO
–
CDB$ROOTのUNDO表領域が、プラグされているすべてのPDBで共用
–
12.1での構成、12.2でも設定可能
•
ローカルUNDO
–
12.2より追加されたモード
–
ホット・クローンなどオンライン・オペレーションを行う場合に必須
–
ローカルUNDOの構成はすべてのPDBに適用
•
一部のPDBのみに適用することはできない
•
CDB$ROOTで構成され、CDB$ROOTの属性(Property)
–
UNDO表領域管理
•
Non-CDBと同様の複数のUNDO表領域、切り替え、オフライン化が可能
PDBコールド・クローン
GL
AP
PRODUCTION
DEVELOPMENT
GLDEV
APDEV
OEDEV
OE
2. alter pluggable database oe open read only;
データファイルのコピー
3. create pluggable database oedev from oe@dblink;
1.
alter pluggable database oe close;
T
5
4. alter pluggable database oe open read write force;
T
5
T
4. alter pluggable database oedev open;
5
T
0
T
5
T
50
OE
OE
OE
OE
OEDEV
OEDEV
PDBコールド・クローン
クローン元のPDBを読み取り専用に変更
(12c R1での実装)
DataFile1
DataFile2
DataFile1
DataFile2
•
クローン元となる
PDBは読取り専用(Read Only)に
変更
•
リードとコピーは並列実行
•
クローン完了後にクローン元の
PDBを読取り/
PDBホット・クローン
GL
AP
PRODUCTION
DEVELOPMENT
GLDEV
APDEV
OEDEV
OE
REDO、UNDO、データファイルのコピー
T
5
OE
OE
OEDEV
OEDEV
OE
T
30
T
0
T
20
T
50
T
70
クローン開始
SCN
1. create pluggable database oedev from oe@dblink;
T
20
2. alter pluggable database oedev open;
T
30
クローン終了
SCN
凡例
インターバル中に変更されて
未コミットのブロック
インターバル中に変更されて
コミットされたブロック
未コミットのREDO
インターバル中に書き込まれ、
コミットされたUNDO
DataFile2
DataFile1
Undo
時間の経過とデータベースへの変更のモデル化
Redoログ