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iaCloudプロジェクト 発足の提案

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Academic year: 2021

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(1)

産業オートメーションにおける

クラウドサービスの可能性

IA_cloudプロジェクト発足について

2014年6月25日 IAFフォーラム

IAF運営委員会幹事

@bridge consulting

橋向 博昭

(2)

プロジェクトの背景と目的

背景

 オフィス業務や個人コミュニケーション分野で、クラウドサービス(Saas)が多く 提供されるようになった。  企業の情報システムをオンプレミス (on-premises) ではなく、クラウドサービス で提供されたプラットフォームやコンピューティング環境を利用する事例が急 増している。(Paas,Iaas)  IA分野においては、クラウド利用の動向がほとんど見られず、エンドユーザの 潜在的ニーズが満たされていない。

目的

 産業オートメーション(IA)分野において、様々なIA関連の設備・機器・システ ムが保持する情報を、クラウドサービスで利用できる共通的な仕組みを構築 する。  IA分野におけるクラウドサービスを実現する、基本プロトコルとデータオブジェ クトフォーマットを規定する規格を作成する  既存のオープンで標準的な技術・規格を利用し、必要な拡張と特化を行う。

(3)

IAネットワークからの

クラウドサービス利用

PCやタブレット端末上のWebブラウザやWebアプリからは、ファイア

ーウォールを介して、インターネット上のWebサーバやクラウドサー

ビスにアクセス可能である。

一般に、WebブラウザやWebアプリで利用されるHTTPクライアント通

信は、ブラックリストにない限りファイアーウォールを通過できる。

(Firewall Friendly)

業務系の情報システムのプラットフォームやインフラ自体をクラウド

サービス化するものから、個人向けサービスやSNSまで、様々なクラ

ウドサービスが既に供給されている。

しかし、

IA Systemに関連したものとしては、IA SystemのH/WやS/Wベンダの

Webサイトにアクセスし、資料をダウンロードしたり、サポートを受け

たりするものはあるが、IA関連情報のクラウドサービスやSystem間

の情報連携サービスなどは、まだほとんど存在しない。

(4)

クラウドサービスの分類

Saas:

クラウド上のアプリケーションサーバに接続し、ブラウザや

タブレット端末のHttpクライアントからその機能を利用する。

 SaleForce (CRM), SAPクラウド(ERP) ・・・ (ビジネスアプリケーション)

 Amazon Marketplace (EC)

 Google Apps(Gmail カレンダーなど), iCloud ・・・ (Office Suit)

 Facebook, Pinterest ・・・ (SNS)

 Dropbox, Evernote ・・・ (personal Assitance)

Paas/Iaas:

クラウド上のアプリケーション実行環境(OS)や

Databaseを、サービスとして利用する。

 Amazon: EC2, S3, DynamoDB

 Google: Compute Engine, App Engine, Cloud SQL, Cloud Strage

 IBM: Cloud Management service,

 Oracle: Compute, Strage

IAF ( Industrial Automation Forum ) 8

今日はこっちの話です。

既存のIA関連機器・システムとの情

報連携をクラウドで行うための技術

(5)

動的でインタラクティブな

Webページの仕組み

インターネット WEBクライアント WEB1.0の静的なWebページ <ユーザがリンクをクリック> Http リクエスト Get/Post www.host.com/dir/file?abc=1234&def=5678 レスポンス file.html ファイル <ブラウザが html ファイルを解釈し画面表示> <ユーザがリンクをクリック> ・ ・ ・ one way ちょっとした情報(Tips)JavaとJavascriptは違います。Httpはステートレス、セッション 管理には工夫が必要 これからはhtml5が標準? Google Map Google Server WEB2.0以降のリッチなWebページ(Ajax) <ユーザがリンクをクリック> Http リクエスト Get www.host.com/dir/file?abc=1234&def=5678 レスポンス file.html ファイル <ブラウザが html ファイルを解釈し画面表示> <Javascript を実行> Httpリクエスト Get/Postメソッド url + パラメータ Httpレスポンス XMLファイル <Javascriptが画面表示> ・ ・ <ユーザがリンクをクリック> ・ ・

この技術で可能になったこと。

リッチで双方向のユーザ体験(UX)がWebアプリでも

提供できるようになった。

サーバとWebクライアント間で、XMLなどのデータ交換が

可能となった。

この二つが、Saasを実現するために必要だった。

(6)

IA分野でのWebサービスの応用

DCSやSCADAがWebサービスサーバ機能を搭載する?

現在、DCS/SACDAはWebサーバ機能はサポート済み

標準I/FとしてWebサービスI/Fをサポートする価値は?

 リッチ監視端末もすべてWebブラウザに出来る。

でも、クラウド上にDCS/SCADAを置くわけじゃないし・・・

DCS/SCADAや産業用操作表示器、コントローラや現場

機器を取りまとめるフィールドサーバに、Webサービス

のクライアント機能を搭載すると

製造現場の様々なデータを収集・解析・保管するSaasが

提供できる。

(7)

Saasを実現するWebサービス技術

Webサービスとは、Web上で提供される情報サービ

スのことではない。

W3Cにおいては、Webサービスとは、さまざまなプラ

ットフォーム上で動作する異なるソフトウェア同士が

相互運用するための標準的な手段を提供するものと

説明されている。

技術的には

Http(s) プロトコルを利用し、

Soap、XML、JSONなどの構造化されたドキュメントを交換する

ことで、

ネットワーク上でのサービスを提供するための一連の手段。

(8)

提案するIA_cloudの概念図

フィールドバス PLC用LAN インターネット B社DCS A社SCADA イントラネット 制御用LAN 制御用LAN PC 工作機械 モニタSW 表示器 基幹系システム IA_cloud I/F IA_cloud I/F IA_cloud I/F IA_cloud I/F IA_cloud I/F IA_cloud I/F 矢印の向は、 HTTPリクエストの向き 制御用LAN PLC用LAN IA_cloud センターサーバ B社クラウド サービス F/Wフレンドリー IA_cloud I/F

(9)

IA_cloudの技術的基盤

PLC用LAN インターネット イントラネット IA_cloud I/F IA_cloud センターサーバ クラウド サービス F/Wフレンドリー IA_cloud I/F // REST-JSON の場合 POST /store-data HTTP/1.1 Host: centerserver.host.com/

Content-Type: application/json; charset= “utf-8” Content-Length: nnnn <JSONデータ> 一般的なWebページの閲覧で使用さ れているAjaxと同じ仕組みを利用。 ECサイト、Googleマップなど、ほとん どのインタラクティブなWebサイトで使 っている技術。具体的には、フィール ドサーバがWebクライアントを搭載し、 http(s) POSTあるいはPUTメソッドを 使用し、収集データをsoap-Xmlや JSONで、クラウドセンタサーバへファ イアーウォールを通して送信する // OPC-UA の場合 POST /store-data HTTP/1.1 Host: centerserver.host.com/

Content-Type: application/soap+xml; charset= “utf-8” Content-Length: nnnn <soap-xmlデータ> IA_cloud フィールドサーバ このオブジェクト 形式のベースを 作る。 プロトコル詳細のガ イドラインを作る。 プロトコル詳細のガ イドラインを作る。

(10)

IA_cloudデータ連携のまとめ

Webサービスのサーバ機能ではなく、クライアント機

能を搭載したフィールドサーバやDSC/SCADA

と、それに対応したクラウド上のデータ収集/蓄積サ

ーバ

プロトコルは、OPC-UA(SOAP-XML)と、REST-JSON

基本I/FのAPIと、主要データオブジェクトの構造

を定義

PLCのリニアメモリイメージ(wordデータ配列)

タグ、ポイント、履歴データ、イベントログ

設備稼働状況、消費エネルギー・・・

ISA-95モデルに基づく上位オブジェクト・KPI

(11)

IA_cloud

JSONデータオブジェクトの例

 例えば、2点の温度と警報2点の監視オブジェクトをJSONで記述すると {

“objectID” : “IDstrings”, // IDの付け方にルール? “timestamp” : “20140625134500.000000+0800” , //ISO8601のテキスト記述 "dataObject" : { “timestamp” : “” , // Object毎に、””は親と同じ “ゾーン1温度” : 83.6 , // 数値の型はNumberのみ “ゾーン2温度” : 76.4 , // で大丈夫か “アラームスレータス” : { // Objectは入れ子にできる “timestamp” : “” ,

"アラーム1" : false, // データ型は、TEXT, Number, “アラーム2” : false // Boolean しかない。 } } , “comments” : “このオブジェクトに関する説明“ } 注:上記の「//」ような、評価対象とならないコメント行はJSONでは許されていない。理解 しやすいように挿入したもの。

(12)

IA_cloud

OPC-UAデータオブジェクトの例

{<?xml version='1.0' ?> <env:Envelope xmlns:env="http://www.w3.org/2003/05/soap-envelope" > <env:Header> <t:transaction xmlns:t="http://thirdparty.example.org/transaction" env:encodingStyle="http://example.com/encoding" env:mustUnderstand="true" >5</t:transaction> </env:Header> <env:Body> OPC-UAの定義のxml 表記データをそのまま利用 </env:Body> </env:Envelope>

(13)

プロジェクトのゴール

Industrial Automation分野におけるクラウドサービスの標準的なプロトコ

ルを定義する

 OPC-UAをそのまま採用する。必要に応じて、Httpメソッド、URLやURLパラメータの使 用法、レスポンスなどUA-XML(Soap)のHttpバインディングの詳細について定義す る。  REST-JASONをベースとし、Httpメソッド、URLやURLパラメータの使用法、レスポンス などの詳細について定義する。

Industrial Automation分野におけるクラウドサービスの標準的なデータオ

ブジェクトの構造を定義する

 データオブジェクトの基本構造(ベースクラス)を定義する  IA分野の基本情報のデータオブジェクト構造を定義する。(タグ、ポイント、A&E、履 歴データなど)  ユーザ視点でのいくつかのユースケースを想定し、それぞれのケースで必要なデ ータオブジェクトを定義する。  IAS-95、ISO-22400(KPI)を参照し、より抽象化されたオブジェクトの記述に挑戦する。

IA_cloud 仕様を実装する、レファレンス実装を行い、オープンソースとし

て提供する。

(14)

プロジェクトの参照規格

プロトコル

OPC-UA

 Soap, WSDL, WS-addressing, WS-security ・・・・

REST-JSON

 ECMA-404, RFC-4627 ・・・

データオブジェクト構造

ISA-95

ISO-22400

OPC-UA

(15)

プロジェクトの運営と構成

TBD

年内に基本仕様の作成を終え、2015年の秋に実証

デモ展示を目指しリファレンス実装を行う。

早急にプロジェクトキックオフを行い、詳細を決定。

必要に応じて分科会などを設置し、並列的に作業を

開始したい。

ユーザニーズを取込むために、ユーザの参画とヒア

リングなどを実施

(16)

プロジェクトメンバを募集

 エンドユーザ  PA,FAのエンドユーザ  中小企業関連団体  クラウドサービスのプロバイダー  独自のクラウドサービスや類似のサービスの事業展開を実施しているベ ンダ  今後の事業展開を検討中のベンダ  IA分野のSIer 、S/Wベンダ、H/W ベンダ  DCS/SCADAのベンダ  PLC、温度調節器、表示器ベンダ  IA 情報端末ベンダー  IA機器のフィールドサーバやゲートウエイの開発・供給ベンダ

 iOS, Android 端末用のPLCモニタアプリやSCADAアプリの開発・供給ベンダ

IAF ( Industrial Automation Forum ) 25

参加に興味のある方は、いずれかへメールください。

IA-cloudプロジェクト: [email protected]

IAF事務局: [email protected]

IA_cloudプロジェクト参加条件:

原則として、IAFの正会員ないしは、

ユーザの情報会員であること。(暫定)

参照

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