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(1)

平成30年2月

「生ごみダイエット」モニター調査結果報告

平成29年度

(2)

1

ページ

・「生ごみダイエット」モニター調査実施の内容・・・

2

・生ごみ水切り調査結果・・・・・・・・・・・・・・

3

・「生ごみダイエット」アンケート結果・・・・・・・

4

・「生ごみダイエット」調査結果まとめ・・・・・・・

19

・資料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

21

ー 目 次 ―

(3)

2 1 調査実施の目的 2 調査の実施内容  (1)調査実施方法  (2)調査対象者 <回収率>  ・協力依頼 100世帯  ・アンケート提出 100世帯  ・計量記録提出 76世帯  (4)協力世帯への配付物  ・生ごみ水切り器(シリコン製) 1個  ・生ごみ計量用容器 1個  ・生ごみ水切り用ネット 1セット  ・調査実施要領 1部  ・計量記録用紙 1部  ・アンケート用紙 1部   ※計量器については、各世帯で所有する器具の使用を依頼した。 3 調査実施期間   平成29年10月1日(日)から平成29年10月31日(火)まで  平成29年度「生ごみダイエット」モニター調査実施の内容  水切り器等の器具を利用した生ごみの「水切り」の実践により、ごみ減量に係る水切りの有効性を検証する とともに、得られた情報を今後のごみ減量対策の普及啓発活動に活用する。  協力世帯に対して水切り器等を配付し、下記内容について生ごみの水切りに係る調査を依頼した。  ・水切り前と水切り後の生ごみ重量の計測と記録(任意)  ・モニター調査を通じた生ごみ減量に対する意識変化等に関するアンケートへの回答  花巻市内の100世帯  (市の広報及びホームページで調査協力者を募集し、市民生活部生活環境課窓口で先着順に受付)

(4)

3 ■水切り調査結果 ○計量実施世帯 76 世帯 記録回数 1,033 回 生ごみ発生量 457,202 g 水切り実施後生ごみ重量 423,392 g 減量効果 33,810 g 445 g 減少率 平均 7.39 % 1世帯当たりの減少率の平均 最大値 26.61 % 最小値 0.16 % (一世帯当たり平均) 項目 数値 ■今回計量調査にご協力いただいた76世帯の生ごみの水分減少率は、一世帯当たりの平均で7.39% でした。昨年度実施の調査では一世帯当たり10.4%の減量という結果となっておりましたので、減 少率を比較すると3%程低い結果となりました。今回のアンケート調査の中で、水切りの際にどのよ うな工夫をしたかという質問に対し、「できるだけ濡らさないようにした」という回答が多く、水 切りとは別に水分を含ませないよう工夫していただいた結果とも考えられます。また、本調査での 減少率は最大で26.61%となっている一方、ほとんど水分が絞れなかった世帯もありました。減量効 果については、生ごみのごみ質やしぼり方によっても大きく変わると思われますが、平均で7%程度 の減少という結果から、水切りは生ごみの減量に効果が期待できると考えられます。 アンケート結果からは、生野菜、果物の皮、根菜類は、水切り効果が出にくいという指摘があり ました。これらのごみに関してはできるだけ水に濡らさないようにするなど、水分を含ませない工 夫が必要になります。また、時間を置いてから水切りをしたり、三角コーナーの上に重しを置いた りするなど、それぞれの家庭で工夫して取り組んでいるということが分かりました。 1 4 7 7 8 7 8 4 6 2 4 3 4 3 1 2 1 2 1 1 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 16 17 18 23 25 27

減少率

水切りによる水分減少率

(5)

4 平成29年度「生ごみダイエット」モニター調査結果 ※各回答の割合は小数点以下の処理上、合計して100%にならない場合があります。 1.回答者の属性 性別 回答数 割合 男 9 9.0% 女 91 91.0% 総計 100 100.0% 年代 回答数 割合 20代 11 11.0% 30代 15 15.0% 40代 38 38.0% 50代 15 15.0% 60代 12 12.0% 70代 7 7.0% 80代以上 2 2.0% 総計 100 100.0% 男 9% 女 91%

性別

20代 11% 30代 15% 40代 38% 50代 15% 60代 12% 70代 7% 80代以上 2%

年代

(6)

5 職業 回答数 割合 主婦 31 31.0% 会社員 31 31.0% 農業 4 4.0% 自営業 7 7.0% 公務員 5 5.0% その他 16 16.0% 未回答 6 6.0% 総計 100 100.0% 住居形態 回答数 割合 一戸建て 86 86.0% 集合住宅 10 10.0% その他 2 2.0% 未回答 2 2.0% 総計 100 100.0% 主婦 31% 会社員 31% 農業 4% 自営業 7% 公務員 5% その他 16% 未回答 6%

職業

一戸建て 86% 集合住宅 10% その他 2% 未回答 2%

住居形態

(7)

6 世帯人数 回答数 割合 1人 4 4.0% 2人 10 10.0% 3人 28 28.0% 4人 30 30.0% 5人 15 15.0% 6人 7 7.0% 7人 4 4.0% 8人 1 1.0% 9人 1 1.0% 総計 100 100.0% 1人 4% 2人 10% 3人 28% 4人 30% 5人 15% 6人 7% 7人 4% 8人 1% 9人 1%

世帯人数

(8)

7 2.アンケート調査結果 問1 生ごみに含まれる水分が、約8割であることを知っていましたか? 問1 回答数 割合 はい 24 24.0% いいえ 76 76.0% 総計 100 100.0%   年代 問1 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代以上 総計 はい 1 3 6 3 7 4 24 いいえ 10 12 32 12 5 3 2 76 総計 11 15 38 15 12 7 2 100 はい 24% いいえ 76%

問1

今回の調査回答者の中で、生ごみに含まれる水分量について知らなかったと回答した方は76%とな り、生ごみの水分量についてはまだまだ周知不足という結果になりました。 今後、生ごみ減量の取り組みを進めていくうえでは、生ごみには多くの水分が含まれており、水切りを することが減量に大きな影響を与えるということを周知し、水切りへの理解を得ることが重要です。 問1の結果を年代別に見てみると、生ごみの水分量について「知っていた」の回答が「知らなかった」 の回答を上回ったのは、60代と70代のみとなりました。 市では、昨年度に公衆衛生組合を通じて実施したモニター調査や地区からの要望を受けて開催する出前 講座などで周知を図ってきました。今後、より一層の周知を図るためには、若い世代が関心を示すような 周知方法を検討する必要があります。

(9)

8 問2 以前から生ごみの水切りを行っていましたか? 問2 回答数 割合 はい 76 76.0% いいえ 24 24.0% 総計 100 100.0%   年代 問2 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代以上 総計 はい 4 10 27 14 12 7 2 76 いいえ 7 5 11 1 24 総計 11 15 38 15 12 7 2 100 はい 76% いいえ 24%

問2

これまで生ごみの水切りを行っていたかという質問に対しては、76%が以前から水切りを行っていた との回答でした。昨年度の調査と同様に7割以上の家庭で日常的に生ごみの水切りを行っているという結 果となりました。 問2の結果を年代毎に分けてみると、世代が若くなるにつれて日常的に水切りをする世帯の割合が少な くなるという結果になりました。 問1の回答と同様に、今後水切りの取り組みを進めるうえで、若い世代の意識を変えることが重要な課 題となります。

(10)

9 問2 はい いいえ 問1 回答数 割合 回答数 割合 はい 22 91.7% 2 8.3% いいえ 54 71.1% 22 28.9% 総計 76 76.00% 24 24.00% 問3 どのように水切りを行っておりましたか?  ※問2で「はい」と回答した方の回答。 ※複数回答あり 問3 回答数 割合 三角コーナー 56 43.4% 水に濡らさない 27 20.9% 紙などに吸わせる 21 16.3% 乾燥させる 6 4.7% 水切り器で絞る 6 4.7% その他 13 10.1% 総計 129 100.0% その他の回答内容 ・排水口ネットで絞る。 ・水切りネットを使用する。 ・三角コーナーの生ごみに重しを置き、最後に手で絞る。 ・自然に水が切れるまで時間をおく。 ・袋に入れて圧力をかける。   など 問1と問2の回答をクロス集計すると、生ごみに含まれる水分量を知っていたと回答した方の9割以 上が以前から水切りを行っていたということが分かります。これに対し、知らなかったと回答した方で 水切りを行っていたのは約7割となり、生ごみに関する知識の有無が水切りの実施に影響を与えている という結果になりました。 このことからも、生ごみの水切りを広めるために大切な事は、市民に生ごみに多くの水分が含まれる ことや、水切りがごみの減量に大きな影響を与えることを理解していただくことであると言えます。 三角コーナー 43% 水に濡らさない 21% 紙などに吸わせる 16% 乾燥させる 5% 水切り器で絞る 5% その他 10%

問3

問3は問2で以前から水切りを行っていると回答した方に、水切りの方法を尋ねたものであり、結果か ら三角コーナーを利用する割合が最も多く、一般的な水切りの手段となっていることが分かりました。 その他の回答では、「排水口ネットを利用して絞る」、「生ごみに重しを置く」など、工夫した取り組 みを行っている家庭もありました。

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10 問4 生ごみの計量を実施しましたか? 問4 回答数 割合 はい 76 76.0% いいえ 24 24.0% 総計 100 100.0% 問5 生ごみの計量結果を記載してください。 ※問4で「はい」と回答した方の記録を集計。 回答世帯数 76世帯 回答世帯の合計値 計量回数 1033回 水切り前重量 457,202g 水切り後重量 423,392g 水切り効果(重量) 33,810g 水切り効果(割合) 約7.39% はい 76% いいえ 24%

問4

今回の調査の中では、76世帯の方々が水切りの計量までご協力いただきました。 計量結果を見ると、合計で約33,810gの減量となり、減少率でいうと約7.4%減量することができ ました。 昨年度のモニター調査と比べると減少率はやや低下しておりますが、アンケートの記載内容を見ると、生ご みの質によって水切りのやりやすさや効果に大きな影響があるようです。 水切りがしにくい野菜の皮などは、極力水に濡らさないようにしたり、調理方法を工夫してできる限り食べ きるということが効果的なようです。

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11 問6 水切り器を使ってみて良かった点はなんですか? ※複数回答あり。 問6 回答数 割合 生ごみの量を減らすことができた 52 47.7% 手を汚さずに水切りができた 39 35.8% 生ごみの臭いが減った 7 6.4% その他 8 7.3% 未回答 3 2.8% 総計 109 100.0% その他の回答内容 ・水切りの重要性が分かった。 ・水切り器が柔らかくていい。 ・キッチンが汚れない。 ・使いにくかった。 ・思ったより多くは減量できなかった。      など 問7 水切りの際に何か工夫しましたか。 問7 回答数 割合 はい 67 67.0% いいえ 32 32.0% 未回答 1 1.0% 総計 100 100.0% 生ごみの量を減 らすことができ た 48% 手を汚さずに水 切りができた 36% 生ごみの臭いが 減った 6% その他 7% 未回答 3%

問6

水切り器を使って良かった点としては、「生ごみの量を減らすことができた」と「手を汚さずに水切りがで きた」という回答が80%以上を占めるという結果になりました。 この結果から、水切り器に求める効果として、生ごみの減量に効果を発揮することはもちろん、水切りの際 に手が汚れないということも重要であるということが分かりました。 その他の回答としては、「水切り器が柔らかくていい」「水切りの重要性が分かった」「キッチンが汚れな くていい」といった肯定的な意見と、「思ったより減量できなかった」「使いにくかった」といった否定的な 意見がありました。

(13)

12 問8 水切りをする際に工夫したことはなんですか? ※問7で「はい」と回答した方の回答 ※複数回答あり 問8 回答数 割合 しぼり方 30 33.3% しぼる量を変えた 5 5.6% 生ごみを分別した 16 17.8% できるだけ濡らさないようにした 34 37.8% その他 5 5.6% 総計 90 100.0% その他の回答内容 ・一晩置いてから水切りをする。 ・力のある人に絞ってもらった。  など はい 67% いいえ 32% 未回答 1%

問7

水切りの際に工夫して行ったかという質問に対しては約7割の方が工夫をしたと回答しました。 問8では、工夫して水切りをしたと回答した方に、どのように工夫したのかを聞いたところ、「できるだけ 濡らさないようにした」との回答が最も多いという結果になりました。 生ごみの中には水切りの効果を得られにくい性質のものもあるため、濡らさないようにすることにより水分 量を減らすということはとても有効な手段となります。 また、その他の回答の中には「一晩置いてから絞る」という回答もあり、各家庭でそれぞれ工夫して取り組 まれていることが分かりました。 しぼり方 33% しぼる量を変えた 5% 生ごみを分別した 18% できるだけ濡らさ ないようにした 38% その他 6%

問8

(14)

13 問9 生ごみ水切り調査を実施してみて、生ごみの減量効果を実感できましたか? 問9 回答数 割合 実感できた 70 70.0% 実感できなかった 4 4.0% どちらともいえない 25 25.0% 未回答 1 1.0% 総計 100 100.0% 問10 生ごみの水切りを今後も継続しますか? 問10 回答数 割合 はい 91 91.0% いいえ 2 2.0% どちらともいえない 7 7.0% 総計 100 100.0% 実感できた 70% 実感できなかった 4% どちらともい えない 25% 未回答 1%

問9

調査の結果、生ごみの減量を実感できたかという質問については、7割の方が実感できたと回答しました。 昨年度実施した調査の結果では、実感できたと回答したのは約55%でしたが、今回の調査ではより多くの 方に生ごみの水分量や、水切りが減量につながるということを感じていただくことができました。 はい 91% いいえ 2% どちらともいえな い 7%

問10

(15)

14

今後も水切りを継続して行うかという質問に対しては、9割以上の方が継続すると回答しました。

今回の調査の結果、多くの方が水切りに対する意識が変わり、今後も継続して取り組みたいと回答しているこ とから、本調査は意識改革の意味でも効果のある調査であったと考えられます。

(16)

15

問11 生ごみ水切りのアイディア、意見等(自由記載)

内容

以前に広報でごみに含まれる水分量が多く、水切りによりコスト削減になるとの記事を見て水切

りを始めた。知らせることが大切だと実感した。

畑にコンポストを置き生ごみを入れ、秋から冬は使用している。(肥料にする)10年以上にな

る。(生ごみは収集日には出さない。)

水切りに時間をおいて水気を少なくしてからの方がいいかと思えた。

普段からあまり濡らさないようにして捨てているので、三角コーナーにしたことで普段より水分

が多くなった。今回の減量の効果は疑問。生ごみコンポストの助成金などがあればいいと思う。

今まで気にしていなかったので、今回参加して意識が変わった。今後も家族で取り組みたい。

根菜類は皮から水分を取り出すのは難しいのでなるべく薄く剥くように心がける(ピーラーを利

用して)

絞った後、スーパーの袋に入れておき、さらに出た水分はスーパー袋の下両端を切って捨ててか

ら、袋に入れるといいと思う。

ごみ出しの時に重さが以前とはだいぶ違って良かった。

水切り器の水切りの穴がもう少し大きい又はスリット的なものの方が良く水が切れそうだった。

使用済みのジッパー袋に料理中ごみを貯めておき、水気を絞ると手を汚さずに絞れ、ジッパーを

絞れば臭いも漏れないので楽に捨てられる。

水切りをしているつもりだったが、まだまだ水分が残っていることに驚いた。料理によって水分

量が全然違った。

水切りの有効性を知らない人も多いと思うので、周知させることが大事だと思う。

乾燥しているジャガイモや玉ねぎの皮等は三角コーナーに入れないで直接ごみ箱に入れている。

袋の底に紙を置いたり広告で包んだりする。水切り器はうまく使えなかった。

今回の容器は全体的には良かったが、水の切れが完全ではなかった。穴の大きさを位置ごとに大

小工夫が必要か。

水切り器使用もいいが、普段からネット使用でこまめに処理した方が重量も少ないように思っ

た。

支給された水切りネットでは細かいごみは流れてしまう。普段はストッキングタイプを使用してい

る。

家電製品の高価なものはどんどん売り出されるのに、生ごみ処理の製品が出ないのかが不思議。

生ごみの乾燥機がほしい。

三角コーナーに入れて捨てているだけで、今までは絞ったことはなかった。三角コーナーの形も

よく水切りがうまくできていると思う。

洗った野菜の皮むきをする際、新聞紙、ビニール袋等の上でやり、なるべく水に触れないよう気

を付ける。お皿の汚れ等細かいものはあらかじめウエスでふき取る。

蓋付きバケツにスーパーの袋を広げ、その中に新聞紙1.5枚を2セット用意し袋の底より少し大き

めに折り十字に敷きつめ生ごみを貯める。ごみの日まで貯めておくが、水切り後のごみなのでそ

れほど発酵はしない。

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16

三角コーナーに入れてから時間を置いてごみ箱に捨てる。

1回の減量効果は小さいが、積み重ねると大きい数字になるので水切りは続けたいと思う。

方向を変えて水を切る。大きいごみと小さいごみを分別すると絞りやすい。

水に濡らさない、紙などに吸わせる、水切り器で絞ることを徹底する。ティーバッグ等は必ず手

で絞る。

水切りは当然、その後古新聞に包む。

野菜の皮等と果物・生魚をさばいたもの、茶葉等、水分の多いものと少ないものを分けるといい

かも。

生ごみ水切り器は1~2名暮らし用のサイズかなと思った。いらないビニール袋に生ごみを入れて

穴を開けるか、最後に圧縮して口から水を捨ててから絞る方法が楽でお金もかからず、やってい

る。

生ごみは100%家庭菜園の肥料としてリサイクルしていたが、処理する際に水がだらだらしないの

は快適だった。この水分まで含めて生ごみとして処分されている実情に驚いた。

一度水切りをした後時間をおいてからもう一度水切りをし、紙にくるんでいる。

 問11では、生ごみ水切りのアイディアや意見について自由記載で回答していただきました。

 記載内容を見ると、生ごみを極力濡らさないように心掛けているという回答が多くありまし

た。生ごみには野菜の皮のように水切りの効果が出にくいものもあり、濡らさないということも

重要な方法となりますので、今後も周知に努めていきます。また、一度水切りをして終わるので

はなく、時間をおいて再度水切りをすることで、水切りの効果を高めることができると考えられ

ますので、この方法についても併せて周知していきます。

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問12 食品ロス(食べられるのに捨てられる食品)を減らすアイディア(自由記載)

内容

大根の皮のきんぴら、大根の葉のナムル

廃棄する野菜の外葉(キャベツ、白菜等)大根の皮など栄養価も高いので調理する(キャベツ、

白菜は煮込みに、大根の皮はきんぴらになど)

大根の皮の漬物

冷蔵庫の中をいかに管理できるかが大切。特売で買った食材も使い切れず処分したり冷凍したま

ま忘れることがある。計画を立てて一週間分の食材を購入し、一週間で食べきるようにしたい。

野菜は皮まで調理し余分に作らない(食べきる)

野菜の皮はみそ汁の具かきんぴらにして食べる。

長期保存食のレシピ

家族で弁当持ちがいるので日中は弁当の残りに何か足して食べている。夕食で余ったものは極力

冷凍し、おかずが足りないときに解凍して食べている。

野菜の皮等できんぴら作り

必要な食材のみ購入する。週末は余った食材でできるメニューとする。捨てないという意識を強

く持つ

買いすぎない。食品を把握する。週1回冷蔵庫を整理しアレンジ料理に。

大根や人参など皮ごと利用できるものはよく洗って調理する。ごみの減量になる。

スープ、春巻き、チャーハン、コロッケの具によく使っている。

多量に料理を作ったとき、冷凍できるものは冷凍庫を利用している。

食べられる量だけ作る。

残飯は犬に与えている。毎回多く作ってしまい、残すと捨ててしまうので、食べれる量を食事に

出す。他は冷凍するように心がけている。

献立を考えてから購入する。必要以上に買いだめしないように心がける。調理後、食べきれない

量を冷凍保存(小分け)で早めに食べきる。

ブロッコリーの太い茎の部分はほかの部分より早く火を通してすべて食べきる。

食材を買いすぎないようにする。冷蔵庫の在庫一掃メニューの日を設ける。

人数分料理する。残った場合、味・形等を変え別の料理に工夫する。

正規のレシピにこだわらず、使い切ることを前提に残った食材を代替材料として積極的に使う。

食材をすべて食べつくす。煮干し、茶殻が出るのでフードプロセッサーで粉末にする。

買い物の仕方(買い方)を考える。調理も家族分の適量を作るようにする。

もやしなどすぐ悪くなる食材から使うように献立を考え、食材の無駄をなくすよう意識した。

期限切れの食品も、消費者責任で販売すれば格安や無料で買う人がいるかもしれない。期限切れ

でも店頭におけるルールを作る(難しいとは思うが)。

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18

 問12では、食品ロスを減らすためのアイディアについて回答していただきました。

 回答を見ると、野菜の皮まで残さないようにきんぴらやナムルにアレンジしたり、みそ汁やコ

ロッケの具にするというアイディアがありました。各家庭で食材を無駄にしないようレシピを工

夫して取り組んでいただいておりますので、市が積極的にレシピの情報を収集し、広めることで

食品ロスの減量につながっていくと考えられます。

 また、計画的な買い物をしたり、冷蔵庫の在庫一掃メニューの日を設けるという意見もありま

した。計画的な買い物を心掛け、無駄な買い物をなくすことで食品ロスの削減につながるだけで

なく、経済的にも無駄な出費を減らすことができます。冷蔵庫の在庫を使い切る日を設けること

も同様に食品の買いだめ等をなくすことができるため、有効な手段であると考えられます。

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19 1.減量効果 2.生ごみ減量に係る意識 「生ごみダイエット」モニター調査結果のまとめ  今年度実施した「生ごみダイエット」モニター調査の結果、一世帯当たりの減少率が、平均で約7.4%、 重量平均で約445gの減量となりました。  昨年度の調査では、一世帯当たり約10%、重量にして約1.2kgの減量という結果になっており、比較を すると今年度調査では約3%低下する結果となりました。  今回実施したアンケート調査の中では、水切りに際し生ごみを濡らさないように工夫したとの回答が多 くありました。水切りをする前段階で濡らさないように工夫をすることで、生ごみに余計な水分が含まれ なくなり、減少率が低下したように見えているという可能性も考えられます。  今回の調査では、76世帯の合計で1,033回の計量をしていただき、33,810gの減量につながりました。こ の結果から、平均で一回あたり約33gの減量効果が期待できることが分かります。市内全世帯で一日一回 の水切りに一年間取り組み、今回の調査と同等の効果を上げると仮定すると、減量効果は      33g×365日×37,070世帯(H30.1末(外国人世帯を含む))=446,508,150g となり、一年間で約447tの減量効果が期待できることになります。  これをごみ処理経費の面から見ると、花巻市のごみ処理経費は、平成28年度実績で1tあたり18,492円で あることから、費用削減効果は、       447t×18,492円=8,265,924円 となり、全世帯で水切りを実行することでごみ処理にかかる費用が800万円以上削減できるという結果にな ります。この結果から、生ごみの水切りはごみ処理経費の削減という面から見ても、有効な取り組みと言 えます。  今回のモニター調査では、生ごみの水切りに対する市民の意識等を調査するため、アンケート調査を実 施しました。  生ごみに含まれる水分量についての理解度を尋ねたところ、知っていたと回答した世帯は24%となり、 まだまだ周知が行き届いていないという結果になりました。特にも若い世代で知らないとの回答が多く、 今後周知を図っていく上では若い世代に関心を持ってもらえるような工夫をすることが必要になります。  調査以前に生ごみの水切りを行っていたかという質問に対しては、76%の世帯で水切りを行っていたと の回答がありました。この質問について、年代別に回答を見ると、世代が若くなるにつれて水切りをして いないとの回答が多いという結果になりました。また、水分量の認知度と水切りの実施の関係性を見る と、水分量に関する知識がある方のほうが水切りをしている割合が圧倒的に高いことがわかりました。今 後生ごみの水切りの取り組みを進めていく上では、若い世代を主なターゲットとして生ごみの減量に関する 情報を提供していくことが効果的であると考えられます。  今回配布した水切り器について良かった点を尋ねた質問では、「生ごみの量を減らすことができた」と 「手を汚さずに水切りができた」の回答が大部分を占める結果となりました。この結果から、水切りの際 に手が汚れることを嫌がる方が多く、手が汚れないように工夫された方法を情報提供することで、より多 くの方に水切りを実践してもらえるようになると考えられます。  また、水切りをする際に工夫して行ったかとの質問には67%の方が工夫したと回答し、その内容として 「できるだけ濡らさないようにした」や「しぼり方を工夫した」との回答が多くなりました。生ごみの中 でも、野菜や果物の皮などは水切りの効果が得られにくいことから、これらについては、水に濡らさず余 計な水分を含ませないことも有効になります。  モニター調査の結果、7割の方から生ごみの水切りによる減量効果を実感できたとの回答がありまし

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 モニター調査にご協力をいただいた皆様、大変ありがとうございました。

た。また、今後水切りを継続するかとの問いに対しても、9割以上の方が継続して行うと回答しており、本 調査を通じて水切りに対する意識を高めることにつながったものと考えられます。  水切りや食品ロスの削減のためのアイディアについては、各家庭それぞれで工夫して取り組まれており、 捨てられがちな野菜の皮や葉を利用してきんぴらやナムルを作っているというご家庭もありました。今後 家庭での食品ロスを減らすためにも、このような各世帯での工夫や取り組みについて情報発信することも 大切と考えられます。  生ごみの水切りは、ごみ減量に向けた重要な取り組みの一つであり、一人一人が継続的に取り組んでい くことが大切です。今後も、生ごみの水切りや減量について調査・研究を継続し、広報やホームページ、 出前講座等を利用した広報活動を継続してまいります。

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21 参 考 Ver1.1 問1. 生ごみに含まれる水分量が、約8割であることを知っていましたか? ① はい ② いいえ 問2. 以前から生ごみの水切りを行っていましたか? ① はい   ⇒問3へお進みください。 ② いいえ   ⇒問4へお進みください。 問3. どのように水切りを行っていましたか? ※複数選択可 ① 三角コーナー   ② 水に濡らさない    ③ 紙などに吸わせる ④ 乾燥させる    ⑤ 水切り器で絞る    ⑥ その他(      )   ⇒問4へお進みください。 問4. 生ごみの計量を実施しましたか? ① はい    ⇒問5へお進みください。 ②いいえ   ⇒問6へお進みください。 問5. 生ごみの計量結果を記載してください。 ・計量回数【    回】 ・水切り前重量合計【      g】 ・水切り後重量合計【      g】  問6. 水切り器を使ってみて良かった点はなんですか? 問7. 水切りの際に何か工夫しましたか。 ① はい   ⇒問8へお進みください。 ② いいえ   ⇒問9へお進みください。 問8. 水切りする際に工夫したことはなんですか? 問9. 生ごみ水切り調査を実施してみて、生ごみの減量効果を実感できましたか? ① 実感できた  ② 実感できなかった  ③ どちらともいえない 問10. 生ごみの水切りを今後も継続しますか? ① はい   ② いいえ(理由       )  ③ どちらともいえない  問11. 生ごみ水切りのアイディア、意見等   問12. 食品ロス(食べられるのに捨てられる食品)を減らすアイディア  (例)普段捨てられやすい食材の使い切りレシピ等 年   代 ① 10代  ② 20代  ③ 30代  ④ 40代 ⑤ 50代  ⑥ 60代  ⑦ 70代  ⑧ 80代以上

平成29年度「生ごみダイエット」モニター調査アンケート用紙

 「生ごみダイエット」モニター調査にご協力いただきありがとうございます。  生ごみの水切り効果の検証と今後のごみ減量対策の参考としたいので、以下の内容にご回答をお願いいたします。 ※該当する番号に○印をご記入ください 性   別 ① 男  ② 女 職   業 ① 主婦  ② 会社員  ③ 農業  ④ 自営業  ⑤ 公務員  ⑥その他 住居形態 ① 一戸建て  ② 集合住宅  ③その他(         )     家族構成 世帯合計(    )人 ① 10代未満(   )人  ② 10代(   )人  ③ 20代(   )人 ④ 30代(   )人    ⑤ 40代(   )人  ⑥ 50代(   )人 ⑦ 60代(   )人    ⑧ 70代(   )人  ⑨ 80代以上(   )人 ① 生ごみの量を減らすことができた    ② 手を汚さずに水切りができた ③ 生ごみの臭いが減った  ④ その他(      ) ① しぼり方  ② しぼる量を変えた  ③ 生ごみを分別した ④ できるだけ濡らさないようにした   ⑤ その他(      )  ◇自由記載  ◇自由記載

■回答先FAX番号:0198-21-1152

ご協力ありがとうございました。

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22 水切り前 水切り後 水切り前 水切り後 水切り前 水切り後 水切り前 (a) 水切り後 (b) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 計 ※計量結果は、グラム(g)単位で記入してください。 ※計量は、10回程度の実施をお願いします。 ■回答先FAX番号:0198-21-1152 日付 重量計測(g) 減量効果 1回目 2回目 3回目 合計 重量(g) (a)-(b)=(c) 減量率(%) (c)/(a) 平成29年度「生ごみダイエット」モニター調査 計量記録用紙 記録用紙 Ver1.0 住所 電話番号 氏名

参照

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