患者向医薬品ガイド
2013 年 9 月更新グレリース錠 3mg
【この薬は?】
販売名 グレリース錠 3mg GRELYSE TABLETS 3mg 一般名 オーラノフィン Auranofin 含有量 (1 錠中) 3mg患者向医薬品ガイドについて
患者向医薬品ガイドは、患者の皆様や家族の方などに、医療用医薬品の正しい理解 と、重大な副作用の早期発見などに役立てていただくために作成したものです。 したがって、この医薬品を使用するときに特に知っていただきたいことを、医療関 係者向けに作成されている添付文書を基に、わかりやすく記載しています。 医薬品の使用による重大な副作用と考えられる場合には、ただちに医師または薬剤師 に相談してください。 ご不明な点などありましたら、末尾に記載の「お問い合わせ先」にお尋ねください。 さ ら に 詳 し い 情 報 と し て 、「 医 薬 品 医 療 機 器 情 報 提 供 ホ ー ム ペ ー ジ 」 http://www.info.pmda.go.jp/ に添付文書情報が掲載されています。【この薬の効果は?】
・この薬は、関節リウマチ寛解導入剤、金製剤と呼ばれる薬です。 ・この薬は、関節リウマチの免疫異常を正常に近づけることにより、炎症症状を やわらげます。 ・次の病気の人に処方されます。 慢性関節リウマチ(過去の治療において非ステロイド性抗炎症剤により十分 な効果の得られなかったもの) ・この薬は、効果があらわれるまでに通常1~3ヵ月程かかります。自己判断し て使用を中止したり、量を加減したりすると病気が悪化することがあります。 指示どおりに飲み続けることが重要です。【この薬を使う前に、確認すべきことは?】
○次の人は、この薬を使用することはできません。 ・過去に金製剤で重篤な副作用を経験したことがある人・過去に金製剤で過敏な反応を経験したことがある人 ・腎臓や肝臓、血液に障害のある人 ・重篤な下痢や消化器潰瘍(かいよう)などのある人 ・妊婦または妊娠している可能性がある人 ・小児 ○次の人は、慎重に使う必要があります。使い始める前に医師または薬剤師に告げ てください。 ・過去に金製剤で副作用を経験したことがある人 ・過去に消化器、腎臓、肝臓、血液に重篤な障害があった人 ・過去に薬を使用して過敏な反応を経験したことがある人 ・じんましん、乾癬(かんせん)など慢性皮疹のある人 ・炎症性腸疾患のある人 ○この薬には併用を注意すべき薬があります。他の薬を使用している場合や、新た に使用する場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。 ○この薬の使用前に、血液検査、肝機能検査、腎機能検査および尿検査などが行わ れます。
【この薬の使い方は?】
●使用量および回数 飲む量は、あなたの症状などにあわせて、医師が決めます。 通常、成人の飲む量および回数は、次のとおりです。 一回量 1錠 飲む回数 1日2回(朝食後と夕食後) 1日2錠を超えて飲むことはありません。 ●どのように飲むか? コップ1杯程度の水またはぬるま湯で飲んでください。 ●飲み忘れた場合の対応 決して2回分を一度に飲まないでください。気がついた時に、1回分を飲んでく ださい。ただし、次の飲む時間が近い場合は1回とばして、次の時間に1回分を 飲んでください。 ●多く使用した時(過量使用時)の対応 誤って多く使用した場合、中枢・末梢神経障害(集中力の低下、頭の痛み、物事 が思い出せない、運動や感覚のまひ、手足のしびれや痛みなど)があらわれるこ とがあります。このような症状があれわれたらただちに受診してください。過量 使用の治療薬としてキレート剤があります。【この薬の使用中に気をつけなければならないことは?】
・この薬は、6ヵ月以降に効果がみられる例もありますが、通常1~3ヵ月(人 によって差があります)で効果があらわれます。 ・この薬の使用中に、発熱、咳嗽(がいそう:咳)、労作時息切れ、全身倦怠感(け んたいかん)、皮下・粘膜下出血、下痢、そう痒(皮膚のかゆみ)、発疹(ほっし ん)、口内炎などの症状があらわれることがあります。使用を始めるに前に、副 作用について十分理解できるまで説明を受けてください。このような症状があ らわられた場合はすぐに医師に連絡してください。・この薬を使用中は、原則として月に1回および必要に応じて血液検査や尿検査 などが行われます。医師が指示した受診日を守ってください。 ・授乳を避けてください。 ・他の医師を受診する場合や、薬局などで他の薬を購入する場合は、必ずこの薬 を飲んでいることを医師または薬剤師に伝えてください。
副作用は?
特にご注意いただきたい重大な副作用と、それぞれの主な自覚症状を記載しまし た。副作用であれば、それぞれの重大な副作用ごとに記載した主な自覚症状のう ち、いくつかの症状が同じような時期にあらわれることが一般的です。 このような場合には、ただちに医師または薬剤師に相談してください。 重大な副作用 主な自覚症状 間質性肺炎 かんしつせいはいえん 頭痛、息苦しい、発熱、から咳 再生不良性貧血 さいせいふりょうせいひん けつ 階段や坂を上る時の動悸(どうき)や息切れ、鼻血、動 悸(どうき)、息切れ、あおあざができる、めまい、歯 ぐきの出血、出血がとまりにくい 赤芽球癆 せきがきゅうろう からだがだるい、動悸(どうき)、めまい、息切れ 無顆粒球症 むかりゅうきゅうしょう 発熱、のどの痛み 急性腎不全 きゅうせいじんふぜん 意識の低下、眼がはれぼったい、疲れやすい、尿量が 減る、尿がでない、頭痛、からだがだるい、息苦しい、 からだのむくみ ネフローゼ症候群 ネフローゼしょうこうぐん 全身の著明なむくみ、尿量が減る 以上の自覚症状を、副作用のあらわれる部位別に並び替えると次のとおりです。 これらの症状に気づいたら、重大な副作用ごとの表をご覧ください。 部位 自覚症状 全身 発熱、からだがだるい、からだのむくみ、全身の著名な むくみ、疲れやすい 頭部 頭痛、めまい、意識の低下 顔面 鼻血 眼 眼がはれぼったい 口や喉 から咳、のどの痛み、歯ぐきの出血 胸部 息苦しい、息切れ、動悸(どうき)、階段や坂を上る時の 動悸(どうき)や息切れ 皮膚 あおあざができる 尿 尿量が減る、尿がでない その他 出血が止まりにくい 同類薬(注射金剤)であらわれる、特にご注意いただきたい重大な副作用と、そ れぞれの主な自覚症状を記載しました。この薬でもあらわれる可能性があります。副作用であれば、それぞれの重大な副作用ごとに記載した主な自覚症状のうち、 いくつかの症状が同じような時期にあらわれることが一般的です。 このような場合には、ただちに医師または薬剤師に相談してください。 重大な副作用 主な自覚症状 剥奪性皮膚炎 はくだつせいひふえん かゆみ、全身の発赤、発熱、皮膚がはがれおちる 皮膚粘膜眼症候群 (Stevens-Johnson 症候群) ひふねんまくがんしょうこ う ぐ ん ( ス テ ィ ー ブ ン ス ジ ョ ン ソ ン し ょ う こ う ぐ ん) 高熱、陰部の痛み、ひどい口内炎、唇や口内のただれ、 発熱、中央にむくみをともなった赤い斑点、赤い発疹 (ほっしん)、まぶたや眼の充血、食欲不振、からだがだ るい、結膜のただれ 血小板減少 けっしょうばんげんしょう 鼻血、歯ぐきの出血、出血が止まりにくい、あおあざ ができる、皮下出血 白血球減少 はっけっきゅうげんしょう のどの痛み、発熱 気管支炎 きかんしえん 痰がからむ、発熱、咳 気管支喘息の増悪 きかんしぜんそくのぞうあ く 発作的な息切れ、ヒューヒュー音がする 大腸炎 だいちょうえん 嘔吐(おうと)、吐き気、下痢、発熱、腹痛 角膜潰瘍 かくまくかいよう 眼の異物感、まぶしい、眼の痛み 網膜出血 もうまくしゅっけつ 視力の低下 多発性神経炎 たはつせいしんけいえん 足の尖の感覚がなくなる、下半身が動かない、歩行困 難、指先のしびれ ミオキミア ミオキミア 筋肉のけいれん、筋肉がピクピクする 以上の自覚症状を、副作用のあらわれる部位別に並び替えると次のとおりです。 これらの症状に気づいたら、重大な副作用ごとの表をご覧ください。 部位 自覚症状 全身 発熱、高熱、からだがだるい 顔面 鼻血 眼 眼の痛み、眼の異物感、まぶたや眼の充血、結膜のただ れ、まぶしい、視力の低下 口や喉 吐き気、嘔吐(おうと)、ひどい口内炎、唇や口内のただ れ、歯ぐきの出血、のどの痛み、咳、痰がからむ、ヒュー ヒュー音がする 胸部 吐き気、発作的な息切れ 腹部 吐き気、腹痛、食欲不振 手・足 下半身が動かない、指先のしびれ、足の尖の感覚がなく なる、歩行困難
皮膚 あおあざができる、赤い発疹(ほっしん)、全身の発赤、 中央にむくみをともなった赤い斑点、皮膚がはがれおち る、かゆみ 筋肉 筋肉のけいれん、筋肉がぴくぴくする 便 下痢 その他 陰部の痛み、出血しやすい
【この薬の形は?】
販売名 グレリース錠 3mg 外形 円形の錠剤 直径 約 7.1mm 厚さ 約 3.4mm 重量 約 138mg 色 白色 識別コード DK304【この薬に含まれているのは?】
有効成分 日局 オーラノフィン 添加物 ステアリン酸マグネシウム、タルク、沈降 炭酸カルシウム、低置換度ヒドロキシプロ ピルセルロ―ス、乳糖水和物、ヒドロキシ プロピルセルロース、ヒプロメロース【その他】
●この薬の保管方法は? ・直射日光と湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。 ・子供の手の届かないところに保管してください。 ●薬が残ってしまったら? ・絶対に他の人に渡してはいけません。 ・余った場合は、処分の方法について薬局や医療機関に相談してください。【この薬についてのお問い合わせ先は?】
・症状、使用方法、副作用などのより詳しい質問がある場合は、主治医や薬剤師 にお尋ねください。 ・一般的な事項に関する質問は下記へお問い合わせください。 製造販売会社 ダイト株式会社 (http://www.daitonet.co.jp)発売会社 あすか製薬株式会社(http://www.aska-pharma.co.jp/) くすり相談室
電話:0120-848-339
受付時間:9:00~17:35(土、日、祝日を除く)