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発刊にあたって 長崎県内の女性農業者は農業就業人口の約半数 (47.1%:2010 センサス ) を占め 農業の主要な担い手と なっています また 地場産品を利用した加工 販売活動や農村レストラン 郷土料理 食文化の伝承や食育活 動などにも積極的に取り組まれる事例も多く 農業振興や地域の活性化におい

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Academic year: 2021

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発刊にあたって 長崎県内の女性農業者は農業就業人口の約半数(47.1%:2010 センサス)を占め、農業の主要な担い手と なっています。また、地場産品を利用した加工・販売活動や農村レストラン、郷土料理、食文化の伝承や食育活 動などにも積極的に取り組まれる事例も多く、農業振興や地域の活性化において重要な役割を果たしています。 現在、政府においては、我が国最大の潜在力である「女性の力」が十分に発揮され、我が国社会の活性化につ ながるよう「女性が輝く社会づくり」を進めており、農林水産業の成長産業化を進める上で、新たな発想でチャ レンジする女性の能力を最大限に発揮していくことは極めて重要と考え、地域づくりへの女性の参画や女性によ る事業活用の促進等を支援しています。 県といたしましては、女性農業者の積極的な経営・社会参画、起業化を推進するため、平成 23 年度から25 年度の 3 年間、「女性力発揮推進事業」に取り組み、技術力・経営力を備えた女性農業者の育成を目的として、 経営セミナーや技術力向上研修、アドバイザー派遣等を実施し、女性ならではの視点と能力を発揮できる環境づ くりに努めてまいりました。 また、平成26年度からは「女性『農』力向上支援事業」として、引き続き農業経営に積極的に参画する女性 農業者や地域で活躍する女性農業者を対象に課題解決支援や資質向上に向けた講座を開催することで、農業所得 の向上や次世代リーダーの育成を図ることとしております。 この度、本事業の一環として、現在、県内各地で活躍している女性農業者を「目指すべき女性リーダー像」と して冊子化いたしました。今回、ご紹介する54名の皆様は、農業を楽しみ、積極的に地域社会への参画を実現 している方々です。 今後、女性の更なる活躍の機会づくりに役立てていただければ幸いです。 平成27年3月 長 崎 県 農 林 部 農 政 課 課 長 松 尾 誠 司

(3)

はじめに

【長崎・西彼地域】

長崎市 村 田 美 津 枝 ・・・・・・・・・1 長崎市 若 松 春 美 ・・・・・・・・・2 長与町 柿 本 香 代 ・・・・・・・・・3 時津町 高 石 絹 子 ・・・・・・・・・4 西海市 川 添 照 子 ・・・・・・・・・5

【県央地域】

諫早市 大 石 寿 美 子 ・・・・・・・・・6 諫早市 西 村 ふ じ 子 ・・・・・・・・・7 大村市 川 本 康 代 ・・・・・・・・・8 東彼杵町 大 山 栄 子 ・・・・・・・・・9 川棚町 喜 々 津 文 子 ・・・・・・・・・10 波佐見町 黒 崎 尚 美 ・・・・・・・・・11

【島原地域】

島原市  酒 井 美 代 子 ・・・・・・・・・12 島原市 松 本 綾 子 ・・・・・・・・・13 島原市  竹 田 幸 子 ・・・・・・・・・14 雲仙市  宮 崎 明 美 ・・・・・・・・・15 雲仙市  松 尾 ま ゆ み 美 ・・・・・・・・・16 雲仙市  村 上 正 子 ・・・・・・・・・17 雲仙市  馬 場 節 枝 ・・・・・・・・・18 雲仙市  卜 部 美 智 子 ・・・・・・・・・19 雲仙市  林 田 タ エ 子 ・・・・・・・・・20 南島原市  永 川 恵 美 子 ・・・・・・・・・21 南島原市  永 池 弘 美 ・・・・・・・・・22 南島原市  今 村 マ キ ・・・・・・・・・23 南島原市  川 田 と も 子 ・・・・・・・・・24 南島原市  川 田 由 紀 ・・・・・・・・・25 南島原市 太 田 香 代 子 ・・・・・・・・・26

【県北地域】

佐世保市 岩 本 茂 美 ・・・・・・・・・27 佐世保市 近 藤 和 子 ・・・・・・・・・28 佐世保市 坂 口 千 代 能 ・・・・・・・・・29 佐世保市 西 山 寛 子 ・・・・・・・・・30 佐世保市 内 山 田 亜 紀 子 ・・・・・・・・・31 平戸市 山 本 順 子 ・・・・・・・・・32 平戸市 神 田 幸 代 ・・・・・・・・・33 平戸市 前 川 靖 代 ・・・・・・・・・34 松浦市 松 本 ト シ コ ・・・・・・・・・35 松浦市 末 吉 富 美 子 ・・・・・・・・・36 小値賀町 迎 広 子 ・・・・・・・・・37 佐々町 井 手 佐 栄 子 ・・・・・・・・・38

 目  次

(4)

【五島地域】

五島市 阿 野 さ な え ・・・・・・・・・39 五島市 宮 崎 利 津 子 ・・・・・・・・・40 五島市 橋 下 繁 子 ・・・・・・・・・41 新上五島町 山 村 美 子 ・・・・・・・・・42 新上五島町 住 福 玲 子 ・・・・・・・・・43

【壱岐地域】

壱岐市 山 本 由 紀 江 ・・・・・・・・・44 壱岐市 野 元 芳 枝 ・・・・・・・・・45 壱岐市 吉 永 智 佐 子 ・・・・・・・・・46 壱岐市 山 口 繁 子 ・・・・・・・・・47 壱岐市 米 倉 睦 子 ・・・・・・・・・48 壱岐市 米 倉 美 智 子 ・・・・・・・・・49

【対馬地域】

対馬市 神 宮 教 子 ・・・・・・・・・50 対馬市 春 日 亀 智 恵 子 ・・・・・・・・・51 対馬市 波 田 紀 美 江 ・・・・・・・・・52 対馬市 永 留 縫 子 ・・・・・・・・・53 対馬市 吉 野 希 公 江 ・・・・・・・・・54

(5)

長崎市田手原町 【 所 属 団 体 】 長 崎 西 彼 農 業 士 連 絡 協 議 会 【 役 員 歴 】 長 崎 西 彼 農 業 士 連 絡 協 議 会 副 会 長( H25 年 ~ 現 在 ) 長 崎 県 農 業 士 連 絡 協 議 会 副 会 長 ( H25 年 ~ 現 在 )

プロフィール

村田 美津枝

むらた みつえ

農産加工(菓子類、パン、惣菜類)

経営

・菓子 類及 び惣 菜の 許 可を取 得し 、地 域の 特 産物や 旬の 野菜 を使 っ たパン や惣 菜な どを 直売所で販売。 ・農産 物直 売所 びわ っ ちファ ーム では 、イ ベ ントへ の企 画、 農産 物 加工品 の充 実な ど販 売力向上に努めている。 ・長崎西彼農業士連絡協議会では、「女性の会」を立ち上げ農村女性が抱える問題などを 解決。

実績

・若者や高齢者の嗜好を考え、ニーズにあった加工品を毎日作 っています。 ・「農業士女性の会」を立ち上げ活動中。1品持ちよりにし、自由に意見が言い合える和 やかな場づくりを心がけています。今年度から長崎の帆船祭りにも参加し、積極的に活 動を PR し、農業の魅力を発信しています。

わたしの取り組み

農 業 に 携 わ る 若 い 方 や 私 と 同 世 代 の 仲 間が気軽に集える魅力ある活動、場づく りができればと考えています。

今後

女 性 に で き る こ と 、 農 業 の 将 来 の こ と に つ い て 、 ま ず は 一 緒 に お 茶 を 飲 みながら気軽に話しませんか。 ひ と 言 う

(6)

長崎市飯香浦町 【 所 属 団 体 】 長 崎 西 彼 農 業 士 連 絡 協 議 会 JA 長 崎 せ い ひ 女 性 部 【 役 員 歴 】 JA 長 崎 せ い ひ 女 性 部 長 崎 支 部 長 ( H17 年 ~ 現 在 ) JA 長 崎 せ い ひ 女 性 部 部 長 ( H20~ 現 在 )

プロフィール

若松 春美

わかまつ はるみ

露地野菜 20a 露地びわ35a

経営

JA 長崎せいひ女性部部長として、女性の知識・教養を高め、生活 の充実、仲間作りを目 的とした「女性大学」を開催。

実績

・農産物直売所びわっちファームへの出荷をとおして、消費者に喜んでもらえる新鮮でお いしい野菜を毎日届けています。 ・消費者動向に目をむけ、直売所向けの新たな品種などを勉強し、導入しています。

わたしの取り組み

出 荷 で き な い 規 格 外 の 農 産 物 を 活 用 し て 惣 菜 や 弁 当 づ く り に 取 り 組 み た い と 思 っ ています。近い将来、女性組織や地域の仲 間とともに、農産 加工施設や農家レストラ ンを開設できればと考えています 。

今後

研修会や交流会に、女性も家族に気兼ね なく参加できる環境づくりが大事。その ためには、出席して得た知識・技術を家 族に伝えましょう。会に出て楽しかった よと笑顔で話しましょう。 ひと言

(7)

西彼杵郡長与町 【 所 属 団 体 】 長 崎 西 彼 農 業 士 連 絡 協 議 会 長 与 町 農 業 委 員 会 JA 長 崎 せ い ひ 女 性 部 す わ た 直 売 所 【 役 員 歴 】 JA 長 崎 せ い ひ 女 性 部 長 与 支 部 長 ( H18 年 ~ 19 年 ) す わ た 直 売 所 会 長 ( H24 年 ) JA 長 崎 せ い ひ 総 代 ( H26 年 ~ 現 在 )

プロフィール

柿本 香代 かきもと かよ

・食農教育の一環として、小学生の農業体験受入れ及び講義などを実施。 ・農業を職 業として 選 択して もら えるよう 、 高校生のイ ンターン シ ップ受入れ も行っ ている。 ・第 51 回家の光記事活用部門で家の光協会会長特別賞( H20)

実績

みかんの価格が低迷する中、品種更新、改植を行いました。 未来の担い手対策として地元小学校や高校生へ農業の魅力を発信しています。

わたしの取り組み

将来を見据え、園地を 基盤整備し 、5 年 計 画 で 改 植 、 高 糖 度 等 へ の 品 種 改 良 を 考 え て い ま す 。 若 い 農 業 者 が 育 つ 環 境 は ど の よ う な も の か 、 真 剣 に 考えていきたいです。

今後

気 楽 に 話 せ る 場 が 大 切 だ と 思 います。まずは手作りの品を持 ち寄ってお茶しましょう。 露地果樹 1.93ha 施設野菜4a

経営

ひ と 言 う

(8)

西彼杵郡時津町 【 所 属 団 体 】 JA 長 崎 せ い ひ 女 性 部 【 役 員 歴 】 グ リ ー ラ イ フ ア ド バ イ ザ ー 長 崎 地 区 部 長 ( H4 年 ~15 年 ) JA 長 崎 せ い ひ 時 津 ふ れ あ い 市 場 部 会 副 部 会 長( H12 年 ~ 16 年 ) こ と の う み 農 協 女 性 部 時 津 支 部 長 ( H14 年 ~16 年 ) 時 津 町 女 性 連 絡 協 議 会 会 計 ( H14 年 ~ 現 在 ) JA 長 崎 せ い ひ 女 性 部 時 津 支 部 長 ( H16 年 ~ 現 在 ) 時 津 町 男 女 共 同 参 画 委 員 ( H18 年 ~ 現 在 )

プロフィール

高石 絹子

たかいし きぬこ

露地果樹 1.6ha 施設果樹20a 露地野菜2a

経営

JA 直売所ふれあい市の立ち上げに役員として携わり、設立に貢献。 JA 長崎せいひ女性部時津支部長として 12 年間、組織運営、活動の活性化に尽力。

実績

女性部の高齢化、部員の組織離れを防ぐため、活動を支部中心とし、楽しく魅力ある活動 を取り入れた結果、部員数の減少を食 い止めることができました。

わたしの取り組み

・時津支部の3つの活動部会 (ミニバレー部、料理、花・野菜苗の勉強)を中心に 、支部の 部員を増やしていきたいです 。 ・学校での郷土料理の伝承など、子供たちへの食育活動を継続していき ます。 ・これまで培った加工技術を、農家だけでなく消費者にも伝承する場の提供と育成を図 り ます。

今後

若 い と き は 実 感 が な い の で す が 、 年 を と る と 若 い と き の 苦 労 の お か げ で 今 の 幸 せ が あ る と 感 じ ま す 。 あ と で 苦 労 す る か 若 い と き に 苦 労 す る か 、 そ う 考 え る と 今 の 苦労も自分のためです。 ひ と 言 う

(9)

西海市西海町 【 所 属 団 体 】 長 崎 西 彼 農 業 士 連 絡 協 議 会 JA 長 崎 せ い ひ 女 性 部 JA 長 崎 せ い ひ み か ん 部 会 太 田 和 地 区 女 性 部 【 役 員 歴 】 長 崎 県 男 女 共 同 参 画 推 進 委 員 ( H18 年 ~20 年 ) JA 長 崎 せ い ひ 理 事 ( H24 年 ~ 現 在 )

プロフィール

川添 照子

かわぞえ てるこ

みかん 2.1ha

経営

・JA 理事、男女共同参画推進委員として農業振興、男女共同参画を推進。 ・みかん部会女性部を結成し、地域の女性農業者を牽引し、技術研鑽に励んできた。 ・長崎西彼農業協同組合の最高級ブラン ドみかん「セレクト」の出荷が生産量の3分の1 を占めている。また、首都圏の高級果物店との取引もある。 ・長崎県農業賞果樹部門知事賞( H13)、農山漁村 男女共同参画優良活動表彰事業農林水 産副大臣賞(H22)

実績

・葉面散布、予備枝づくり、被り枝の除去などみかん婦人部で習得した基本的管理を徹底 して行うことで、連年着果を成し遂げています。 ・糖度をあげるために全園マルチ栽培を実施し、鳥獣害防止と、暴風による傷を防ぐため に地域に先駆けてネット栽培を導入し、高品質のみかん生産を実現させました。

わたしの取り組み

・ 息 子 と と も に 、 西 海 町 の 農 業 を 維 持 、 発 展 させていくことが今後の目標 です。 ・ 長 崎 西 彼 農 業 協 同 組 合 や 直 売 所 へ の 出 荷 に 加 え 、 個 人 の 直 売 ( 注 文 受 付 や 発 送 ) に も 力 を 入 れ 、 顔 の 見 え る 生 産 者 と し て 、 直 接 消費者へみかんを届けたいです。

今後

余 裕 が あ る か ら 役 職 を 引 き 受 け て き た のではなく、やれば何とかなると思って やってきました。忙しいことを理由にせ ず、みなさん積極的に地域社会に関わっ ていってください。 ひと言

(10)

諫早市貝津町 【 所 属 団 体 】 JA な が さ き 県 央 女 性 部 J A 長 崎 県 女 性 組 織 協 議 会 J A 全 国 女 性 組 織 協 議 会 【 役 員 歴 】 JA な が さ き 県 央 女 性 部 部 長 ( H24 年 ~ 現 在 ) J A 長 崎 県 女 性 組 織 協 議 会 会 長 ( H24 年 ~ 現 在 ) J A 全 国 女 性 組 織 協 議 会 副 会 長 ( H25 年 ~ 現 在 )

プロフィール

大石 寿美子

おおいし すみこ

米 30a家庭菜園

経営

・長崎県央農業協同組合女性部 2,300 名の代表として、 2 期目を務め、女性部の仲間 と共に食と農を基軸とした活動を展開。 ・JA全国女性組織協議会副会長も務め、農村女性の代表として女性の地位向上、社会 参画を推進。

実績

・子供達やその親を対象に、田植え・稲刈り体験や、地元の特産物であるじゃがいもの 収穫体験など、食の大切さや農業の楽しさを伝える活動を行っています。 ・若い世代(フレッシュミズ)に、地元の郷土料理(ぬっぺ・にごみ等)の料理講習会 を開催しています。

わたしの取り組み

営農と生活の両面にわたる活動で、魅力 ある女性組織作りと活性化、食と農を基 軸とした「安心・安全」の食農教育、農 産加工技術の向上、郷土料理の伝承に取 り組んでいきます。

今後

私 た ち は 女 性 部 の 仲 間 と 共 に 、 地 元 の 食 文 化 の 伝 承 や 、 食 育 活 動 を 展 開 し て い ま す 。 手 芸 教 室 や 料 理 講 習 会 を 通 じ て 知 識 を 習 得 で き 、 仲 間 の 輪 が 広 が る 楽 し い 組 織 で す 。 若 い 方 も ぜ ひ 一 緒 に 活動しましょう! ひと言

(11)

諫早市小野島町 【 所 属 団 体 】 諫 早 市 農 業 委 員 会 県 央 地 区 生 活 研 究 グ ル ー プ 連 絡 会 【 役 員 歴 】 長 崎 県 グ リ ー ン ラ イ フ ア ド バ イ ザ ー ( H6 年 ~ 1 5 年 ) 県 央 地 区 生 活 研 究 グ ル ー プ 連 絡 会 会 長 ( H15 年 ~ 16 年 ) な が さ き 女 性 農 業 委 員 ネ ッ ト ワ ー ク 会 長 ( H2 4 年 ~ 現 在 )

プロフィール

西村 ふじ子

にしむら ふじこ

米5.5ha 麦11.3ha 飼料用米68a

経営

・「ながさき女性農業委員ネットワーク 」の会長として、女性農業者の経営と地域参画を 促進し、女性農業委員の学習の場づくりやネットワークを構築。 ・諫早市干拓の里手作り工房「はとむぎ館」で、そば打ち・まんじゅう作りの体験学 習を開催し、 市内外の小学生に農業への関心を高める活動を実施。 ・地域産物を使った新商品開発を手がけ、「はと麦うどん」を完成させ「はとむぎ館」 で提供。 ・諫早市民表彰農業功労賞( H12)、ながさき農林業大賞 農産部門知事賞(H26)

実績

農産加工での新商品 開 発は、自分達が作り た い加工品が消費者ニ ー ズ に合っているかの 見極めが難しいです 。 最近では、米粉とも ち 粉を使用した「いき な りだんご」がヒット しており、直売所の人気商品となっています。

わたしの取り組み

・「 はと む ぎ館 」 が、 能力 を 生か せる 場 、 交 流の 場 と して も っ と 活 性化 す る よう 、 女性農業者に働きかけています。 ・ながさき女性農業委員ネットワーク 会長 と して 、 女 性農 業 委 員 の 資質 向 上 及び ネ ッ ト ワ ー ク 活 動 の 展 開 を 進 め て い き ま す。

今後

農 業 は 、 自 分 の 生 き 方 ・ ビ ジ ョ ン 次 第 で 楽 し く で き る 職 業 だ と 思 い ま す 。 視 野 を 広 げ 、 地 域 を 越 え た 仲 間 づ く り を 一緒にしましょう! ひと言

(12)

大村市寿古町 【 所 属 団 体 】 大 村 市 農 業 委 員 会 大 村 市 グ リ ー ン ツ ー リ ズ ム 推 進 協 議 会 JA な が さ き 県 央 女 性 部 JA な が さ き 県 央 中 部 地 区 き ゅ う り 部 会 【 役 員 歴 】 な が さ き 女 性 農 業 委 員 ネ ッ ト ワ ー ク 監 事 ( H24 年 ~ 現 在 ) 大 村 市 農 業 委 員 会 女 性 理 事 ( H24 年 ~ H26 年 )

プロフィール

川本 康代

かわもと やすよ

施設きゅうり 33a 水稲 1ha 露地野菜 20a

経営

・農 家 に生 ま れ、 家 を 継い だ もの の 別の 仕 事 に従 事 、 長 男 が農 大 卒 業後 就 農し た のをき っか けに 農業 を 専業 と する よう にな っ た。 き ゅう り部 会で 現 地検 討 会や 栽培 講習 会を 繰り返し、減農薬のための天敵導入など質の向上に取り組んでいる。 ・農家民泊を始めて3年目。年間約 60 名を受け入れ、海外からの宿泊者も多い。自家栽 培の 野菜 を中 心 に大 村 寿司 など の郷 土 料理 で 「お もて なし 」 をす る こと で、 農家 や農 業の魅力を PR している。

実績

・就農してまだ年数は短いですが、部会や地域の仲間、先輩から指導を受け技術習得に励 んでいます。特に土づくりの勉強はしっかりやっていきたいです。 ・農家民泊には、私たちの仕事や生活に興味のある方々が来られます。それに応えていけ るように楽しみながらやっていきたい。

わたしの取り組み

・部会の仲間と切磋琢磨し、安全でおいしいき ゅうり生産を目指します。 ・加工施設を整備し、加工品づくりに挑戦した い。また、パンづくりの経験を活かし、商品 化やパン教室の開催が目標です。

今後

農業はやればやるほど、自分のやり方次第で 結果がついてくる魅力ある職業です 。家族経 営協定を締結し、給料、休日、就業時間など を定め、仕事のやりやすい環境づくりがどん どん広がればと思います。 ひと言

(13)

東彼杵郡東彼杵町 【 所 属 団 体 】 東 彼 杵 町 農 業 委 員 会 JA な が さ き 県 央 女 性 部 【 役 員 歴 】 な が さ き 女 性 農 業 委 員 ネ ッ ト ワ ー ク 理 事 ( H24 年 ~ 現 在 )

プロフィール

大山 栄子

おおやま えいこ

茶 9.5ha

経営

・良質堆肥投入による 徹底した土づくり、病 害虫防除、被覆資 材の 利用によ る高品質茶 の生産に取り組み、自家製茶工場で生茶の状態に合わせた加工を実践 。 ・日本茶インストラク ターや茶育指導士と し て、お茶離れが進まな いよう、おいしいお 茶の入れ方を消費者や子供たちへ伝えている。 ・ながさき農林業大賞特産部門知事賞( H20)

実績

・非農家出身 でしたが 、お茶農家の 夫との 結 婚を機に、飲 む人がお いしいと思う 、お茶 づくりを常に目指しています 。 ・安心してお いしく味 わっていただ くお茶づ くりが私のモ ットーで す。 お茶飲み 処「 茶 楽」を自宅横に開設し 、茶園や茶工場見学に 見えたお客様に、急 須 でいれるお茶の魅 力を伝えています。

わたしの取り組み

地域活性化 のため、 グ リーンツー リズム など、交流 人口を増 や す取り組み をさら に広げていくことが目標です 。

今後

安定した経営と 、ゆとりのある農業環 境を作り出さないと、若い世代は地域 に残れません。若い人が地元に残りた いと思う地域づくりのために、みんな で知恵を出し合いましょう ひと言

(14)

東彼杵郡川棚町 【 所 属 団 体 】 JA な が さ き 県 央 肥 育 牛 部 会 女 性 の 会 ( 東 彼 3 町 ) 農 業 共 済 組 合 女 性 部 グ リ ー ン レ デ ィ ー ス イ タ リ ア ン 会 【 役 員 歴 】 長 崎 県 グ リ ー ン ラ イ フ ア ド バ イ ザ ー ( H11 年 ~ 15 年 ) グ リ ー ン レ デ ィ ー ス 大 東 地 区 副 支 部 長 ( H25 年 ~ 現 在 )

プロフィール

喜々津 文子

ききづ ふみこ

肥育牛 280 頭

経営

・息子の就農を機に、牛舎3棟を1棟ずつ夫、本人、後継者が各自責任を持って担当管 理をする方式に変更。経営責任が高まり、牛舎ごとの成績が明確になり、成績向上に つながった。 ・JA 肥育牛部会の女性生産者で構成するイタリアン会では、牛の健康管理や市場動向 などの学習会を開催。高品質和牛生産に向けた飼養管理技術の向上を目指している。 ・農林水産大臣杯経営 技術部門農林水産大臣 賞( H11)、ながさき 農林業大賞畜産部門 知事賞(H19)、第 10 回全国和牛能力共進会肉牛の部内閣総理大臣賞( H24)

実績

生き物相手の仕事なので、牛の健康管理に最も気をつけています。そのために1頭ごと の丁寧な観察が欠かせません。苦労した点は、力を要する藁よせの梱包作業。今は、ロ ールになって作業が格段に楽になりました。

わたしの取り組み

・ 全 国 和 牛 共 進 会 で 日 本 一 の 評 価 を い た だ き ま し た。さらに、技術向上に努めたいと思います。 ・中学生の体験学習受け入れを再開したいです。

今後

自 分 の目 標 ・目 的 を 持 ち 、 そこ に 向 か っ て い け ば農業は楽しい!皆さん、仲間を作って、お互 い刺激を受け合いながら、いつまでも気持ちを 若く持ち、がんばりましょう!! ひと言

(15)

東彼杵郡波佐見町 【 所 属 団 体 】 個 人 【 役 員 歴 】 な し

プロフィール

黒崎 尚美

くろさき なおみ

水稲 3.6ha 玉ねぎ 2ha ねぎ 60a

経営

・経営にたまねぎを新規導入し 、規模拡大を進めている。市場が求める高品質な玉ねぎ の 安定供給を目指し、自ら販売ルートを開拓するなど、積極的な農業経営を展開している。 ・雇用型農業を実践し、地域に先駆けて たまねぎ収穫機械の導入や耕作放棄地解消事業に 取り組むなど、さらなる経営面積の拡大に努力している。

実績

土づ く りの 大 切 さ を 再 認識 し 、土 に 良い と さ れる 資 材を 研 究中 。 良 質な 堆 肥を 確 保し 、 ぼかしを多用した土づくりに努め単収向上を目指します。

わたしの取り組み

高 齢 化 に よ り 多 く の 耕 作 放 棄 地 や 遊 休 農 地 が で て く る の で 、 借 り 受 け な が ら 規 模 拡 大 を 目 指 し た い で す 。 た ま ね ぎ 、 ね ぎ 以 外 の 露 地 野 菜 も 導 入 していきます。

今後

自 分 が 頑 張 っ た 分 だ け 成 果 が 見 え るのが農業です。土い じりや花いじ り が 好 き な 人 は き っ と 農 業 に 向 い ています。是非若い女性のみなさん 農業の世界に飛び込んでください 。 ひと言

(16)

島原市有明町 【 所 属 団 体 】 J A 島 原 雲 仙 女 性 部 島 原 ・ 加 津 佐 地 区 生 活 研 究 グ ル ー プ 連 絡 会 【 役 員 歴 】 農 事 組 合 法 人 舞 茸 の 里 理 事 ( H 1 3 年 ~ 1 9 年 ) 有 明 町 農 業 委 員 ( H 1 3 年 ~ 2 0 年 ) 長 崎 県 グ リ ー ン ラ イ フ ア ド バ イ ザ ー 連 絡 会 長( H 1 4 年 ) 有 限 会 社 自 然 塾 取 締 役 ( H 1 5 年 ~ 現 在 ) 島 原 市 議 会 議 員 ( H 1 9 年 ~ 2 1 年 ) 長 崎 県 男 女 共 同 参 画 推 進 委 員 ( H18 年 )

プロフィール

酒井 美代子

さかい みよこ

人参 2.43ha 大根 30a 白菜 15a 生姜 15a

経営

・組織活動を通じて、研鑽を深め、県内外にネットワークを構築。 ・男女共同参画社会の実現のために、島原市において女性第1号の農業委員・市会議員 となった。 ・農業経営では自然循環型農業を目指し、生産者組織である「(有)島原自然塾」を設 立。夫が代表、本人は取締役として就任し、販売部門の責任者となった。 ・毎日農業記録賞優良賞(H20)

実績

議員 と なっ た 当初 は 、 男性 社 会の 向 かい 風 に 苦労 し まし た が、 自 分 の意 見 を根 気 強く 言い続けることで女性でも認められるようになりました。

わたしの取り組み

・若い人たちの相談役となり、駆け込み寺のような存 在でありたいと思っています。 ・「(有)島原 自然塾」の生産者で、若い女性を中心に した「簿記の会」を立ち上げました。安定した所得 を得るために、経営力を身につけ、我が家の経営の 中での役割をしっかり果たしてほしいです。

今後

何 か 一 つ で い い 、 負 け な い も の を 見 出 し て 欲 し い。それが自信に繋がります。自分には刺激を与 えてくれる先輩や仲間がいました。自分を光らせ てくれる仲間を見つけて! ひと言

(17)

し ょ う が 1.8 h a ほ う れ ん 草 1.5 h a 人 参 1 h a 大 根 5 0 a 白 菜 5 0 a そ の 他 6 0 a

経営

島原市長貫町 【 所 属 団 体 】 J A 島 原 雲 仙 女 性 部 【 役 員 歴 】 長 崎 県 男 女 共 同 参 画 推 進 員 ( H 1 9 年 ~ H2 5 年 ) 島 原 市 男 女 共 同 参 画 懇 話 会 委 員 ( H 1 9 年 ~ 現 在 ) 長 崎 県 男 女 共 同 参 画 ア ド バ イ ザ ー ( H 2 6 年 ~ 現 在 ) 長 崎 県 環 境 審 議 会 委 員 ( H 2 6 年 ~ 現 在 )

プロフィール

松本 綾子

まつもと あやこ

・生姜の加工品開発に 挑戦し続け、各種賞を 受賞。 自宅敷地内に加 工所を設立。ジャム をはじめ、ジンジ ャー エール 、プリン、 パン ナコッタ など、生 姜シ リーズの加工品 を 販売。 ・大消費地でのフェア に積極的に参加し、福 岡や首都圏内に販路を 確立。ネット販売の 「よかろうもん九州」にも取り組む。 ・ながさき農林業大賞野菜部門知事賞(H 25) 長崎県JA中央会ご当地スイーツコン テスト最優秀賞(H23) 島原市特産品新作展最優秀賞(H24)

実績

いろんなところに出向き、消費者ニーズやパッケージなどを見て回ることが大好きです。 なかなか時間が足りないですが、今があるの は出会った方々とのネットワークのおかげ と感謝しています。

わたしの取り組み

自分の思ったことが出来る「農業」 は魅力のある仕事。家族で共通の目 標を話し合えば、それぞれが自分の 役割を認識できます。家族で夢を語 り合えば、夢が実現 に向け動き出し ます。笑いながら、農業・生活を楽 しんでいきましょう。 ・長男は、経営全体の後継者。次男はパテシエ・シェフとして食の発信。長女は海外へ の魅力発信と夢の実現に向け1歩ずつ歩みだ したばかり。我が家の主力品目である「生 姜」の魅力を家族みんなで伝えたいです 。 ・「農業」を職業として選択する若者が増えるような 、魅力ある農家を目指しています。

今後

ひと言

(18)

島原市有明町 【 所 属 団 体 】 島 原 ・ 加 津 佐 地 区 生 活 研 究 グ ル ー プ 連 絡 会 島 原 半 島 食 と 農 を 支 え る 伝 承 者 ネ ッ ト ワ ー ク 【 役 員 歴 】 長 崎 県 グ リ ー ン ラ イ フ ア ド バ イ ザ ー ( H7 年 ~10 年 ) 島 原 半 島 が ま だ す ネ ッ ト 理 事 ( H17 年 ~25 年 ) 島 原 ・ 加 津 佐 地 区 生 活 研 究 グ ル ー プ 会 長 ( H21 年 ~ 現 在 ) 長 崎 県 生 活 研 究 グ ル ー プ 副 会 長 ( H21 年 ~ 現 在 ) 農 事 組 合 法 人 舞 岳 の 里 代 表 ( H24 年 ~ 現 在 )

プロフィール

竹田 幸子

たけだ さちこ

すいか 1ha 春白菜 1ha ほうれん草 25a 大根 26a

経営

・平成 17 年にいち早く、認定農業者として夫と共同認定。経営規模の拡大や働きやすい環 境づくりに取り組んだ。 ・県内外の講演会の要請に応じ、女性の地位向上や農業のイメージアップに努めた。 ・女性が中心となり、無人市から直売所の設立へと働きかけ、女性の所得向上に貢献。現在 は直売所「舞 岳の里」の代表。

実績

・家族経営協定で役割が明確化し、自分の意見が言えるようになりました。作付品目の見直 しや効率的な働き方の工夫により時間に余裕ができ、研 修会などに積極的に参画し自己研 鑽を深め、自信へとつなげました。 ・地産地消で良いものを消費者に届けたいと思い、直売所を設立。農業・農村の魅力を発信 し、農業の応援団を増やしたい。

わたしの取り組み

・我が家のポリシーは、「規模拡大ではなく品質 の高いこだわりの生産物を作ること」 直売所 に来られる消費者を大切に、こだわりの商品を 提供していき ます。 ・若い人、将来のお嫁さんが、どんどん外に出て いける環境を作りたいと思います。

今後

古い慣習にとらわれず、若い発想を生かし、 自分を出してほしいと思います。農業は会社 勤めよりも自分の力が発揮しやすい ので、豊 か な 感 性 で チ ャ レ ン ジ 精 神 を も っ て 取 り 組 んでください。 ひと言

(19)

雲仙市瑞穂町 【 所 属 団 体 】 島 原 ・ 加 津 佐 地 区 生 活 研 究 グ ル ー プ 連 絡 会 フ ラ ワ ー ア レ ン ジ メ ン ト 協 会 【 役 員 歴 】 島 原 ・ 加 津 佐 地 区 生 活 研 究 ル ー プ 連 絡 協 議 会 委 員 ( H10 年 ~ 現 在 )

プロフィール

宮崎 明美

みやざき あけみ

野菜、草花、鉢物、はな苗など

経営

・自分が生産した農産物を有利に販売したいと、フラワー装飾技能士(一級)、フラワー デザイナーなどの資格を修得。 ・フラワーアレンジメント教室を主宰し、生徒数は 40 名を超える。 ・経営では、花の直売部門の責任者である。 ・花祭 UNZEN 花壇コンテスト知事賞(H13)

実績

・結 婚式 のア レン ジメ ント ・ブ ーケ のほ か、 最近 では 葬式 の祭 壇な どを 請け 負う ように なりました。

わたしの取り組み

直 売 や ア レ ン ジ メ ン ト 教 室 を い っ そう充実させ て、農業の魅力をさら に発信していきます。

今後

目 標 に 向 か っ て 一 生 懸 命 努 力 す る こ と で 夢 を 実 現 す る こ と が で きました。皆さんがんばってくだ さい。 ひ と 言 う

(20)

雲仙市小浜町 【 所 属 団 体 】 な が さ き 県 酪 農 業 協 同 組 合 女 性 部 【 役 員 歴 】 な が さ き 県 酪 農 業 協 同 組 合 女 性 部 副 会 長 ( H25 年 ~ 現 在 )

プロフィール

松尾 まゆ美

まつお まゆみ

酪農、農産物加工(チーズ)

経営

・結 婚 当時 、 生乳 の 生 産調 整 で、 折 角生 産 し た生 乳 が利 用 され ず 廃 棄さ れ るこ と に違和 感を 覚 え 、資 源 の 有効 活用 と 酪 農経 営 の 安定 のた め 、 乳製 品 の 加工 品作 り に 取り 組 ん だ。 ・牛乳豆腐、キャラメルなどを作り旅館、ホテル等に卸していたが、賞味期間の短さ や、 単価の安さなど厳しい状況であったため、新たな加工品開発に取り組んだ。

実績

以前 よ りチ ー ズ作 り に 興味 が あり 、 15 年 前 より 試 行錯 誤 を繰 り 返 しな が らチ ー ズ作り に取 り 組ん で まい り ま した 。 製造 販 売を 行 っ て6 年 、フ レ ッシ ュ タ イプ か ら熟 成 タイプ まで、オンリーワンのチーズ作りに努めています。 現在、百貨店等の催事を中心に、直接お客様に接し「パインテールファーム」の PR も兼 ねて販売を行っています。

わたしの取り組み

酪農を取り巻く環境は、年々厳しくなって います。そこで我が家では加工場及び直売 所の建設を計画中です。山奥に来られたお 客様に、チーズを食べながらお茶を楽しん でいただきたいと思っています。

今後

人 様 と の 繋 が り を 大 切 に 感 謝 を 忘 れ ず 、 こ れ か ら も が ん ば り 続 け た い も の です。 ひ と 言 う

(21)

雲仙市国見町 【 所 属 団 体 】 JA 島 原 雲 仙 女 性 部 【 役 員 歴 】 JA 島 原 雲 仙 女 性 部 部 長 ( H18 年 ~23 年 ) JA 長 崎 県 女 性 組 織 協 議 会 副 会 長 ( H18 年 ~23 年 ) JA 島 原 雲 仙 参 与 ( H21 年 ~ 23 年 ) JA 島 原 雲 仙 理 事 ( H24 年 ~ 現 在 )

プロフィール

村上 正子

むらかみ まさこ

白ねぎ 1ha

経営

・JA 島原雲仙女性部部長として、女性の社会参画、経営参画を推進。その一環として、 女性の正組合員化を図った。ま ず、一人 1 口 1000 円出資運動を起こし、女性部員 全員が準組合員となり、その後、女性の正組合員化を進めた。 ・女性部員の増員運動にも取り組み、部員数は 1847 名(平成 26 年3月現在)に達 した。これらの活動が評価され、 JA 島原雲仙の参与に任命。

実績

JA 女性部長として、農協の経営へ女性が参画できるよう、 女性理事(1 名)と共同し て、女性理事を 2 名に増やすよう働きかけました 。その結果、平成 24年から、自身が 理事として参画することで、 女性理事 2 名体制が実現しました。

わたしの取り組み

これからも女性の意見 が反映できるよう、 JA の理 事 会な どで 提 言し てい きま す。 ま た、若い女性の交流の 場や勉強の場を提供 していきたいです。

今後

女 性 部 活 動 を 通 じ て 、 一 人 の 力 は 小 さ く て も 、 組 織 の 力 は 大 き い こ と が 分 か り ま し た 。 み ん な で 助 け 合 い 、 こ れ か らも組織の力を活かしてほしいです。 ひと言

(22)

雲仙市吾妻町 【 所 属 団 体 】 JA 島 原 雲 仙 女 性 部 ス ロ ー フ ー ド ・ ジ ャ パ ン 会 員 農 事 組 合 法 人 守 山 女 性 部 加 工 組 合 【 役 員 歴 】 JA 島 原 雲 仙 女 性 部 守 山 支 部 長 ( H14 年 ~ 1 8 年 ) 農 事 組 合 法 人 守 山 女 性 部 加 工 組 合 代 表 理 事 ( H18 年 ~ 現 在 )

プロフィール

馬場 節枝

ば ば せつえ

こぶ高菜20a

経営

・JA 女性部の仲間とともに、昭和57年に農産物直売所、昭和62年には「こんにゃく」 「まんじゅう」をメインとした農産加工所を開設。 ・平成15年、伝統野菜のこぶ高菜がスローフードに認定され、イタリアでの大会に参加。 雲仙こぶたかな饅頭は、平成 18 年度食アメニティーコンテストで優秀賞(農林水産大 臣賞)を受賞。 ・小中学生への食育活動は、積極的に引き受けている。

実績

平成 15 年、地域伝統野菜で ある「雲仙こぶ高菜」がスローフードに認証され、加工所で も「こぶ高菜まんじゅう」「高菜の巻きすし」などを商品化し て、現在では、雲仙こぶ高 菜を1・2ha の契約栽培をするまでになりました 。

わたしの取り組み

・保育園などで食の安 全を考えた食育を 行 い、これまで の活動 で 培った知識や 技術 を地域に発信 します。 ・「雲仙こぶ高菜」をメインに、これからも、 日本中に PR していき ます。

今後

食 が 生 活 の 基 本 で す 。 食 の ぜ い た く を し ま し ょ う 。 安 全 な 農 産 物 が 最 高 の ぜ い た くです。私も、精一杯、お手伝いします。 ひと言

(23)

雲仙市吾妻町 【 所 属 団 体 】 JA 島 原 雲 仙 女 性 部 農 事 組 合 法 人 吾 妻 農 産 加 工 組 合 【 役 員 歴 】 JA 女 性 部 吾 妻 支 部 副 会 長 ( H2 年 ~ 7 年 ) 農 事 組 合 法 人 吾 妻 農 産 加 工 組 合 長 理 事 ( H26 年 ~ 現 在 )

プロフィール

卜部 美智子

うらべ みちこ

水稲40a 飼料稲50a

経営

・(農)吾妻農産加工組合は、JA 女性部から 12 名が従事しており、社会保険や厚生年金 を完備し、女性雇用の場として地域に定着している。 ・平成 9 年に農産加工組合のメンバーとなり、平成 26 年に組合長に就任。農産加工所で は、看板商品である「吾妻みそ」を年間約 120t生産。材料にこだわり、手作りを守 り続けている。麹づくりは「もろぶた」を使用する伝統技。

実績

新商品として「酢味噌」と「うまか味噌じゃん」を開発し、販売を開始しました 。

わたしの取り組み

小 学 生 の 社 会 科 見 学 や 中 高 校 生 の 体 験 学 習 を 受 け 入 れ を 今 後 も 継 続 す る こ と で 、 将 来 の 後 継 者 育 成 に つながればと思います。

今後

先 輩 か ら 引 き 継 い だ 伝 統 の 味 を 守り、若手女性に引き継いでいき ます。 ひと言

(24)

雲仙市千々石町 【 所 属 団 体 】 JA 島 原 雲 仙 女 性 部 【 役 員 歴 】 千 々 石 女 性 部 ふ れ あ い ラ ン ド リ ー 運 営 委 員 ( H4 年 ~ 現 在 ) JA 島 原 雲 仙 女 性 部 部 長 ( H14 年 ~17 年 ) JA 長 崎 県 女 性 組 織 協 議 会 副 会 長 ( H14 年 ~17 年 ) JA 島 原 雲 仙 理 事 ( H24~ 現 在 )

プロフィール

林田 タエ子

はやしだ たえこ

施設ミニトマト 21a 水稲 23a

経営

・元農協職員。就農と同時に雲仙農業協同組合千々石女性部員として活動。 ・雲仙普賢岳噴火災害時には、布団や洗濯物を外に干せない事もあり、女性部で出資金を 募り不足金の残額 300 万円を金融機関から借入れてコイ ンランドリ-を設置。また、JA 千々石支店前には農産物直売所(無人市)を設置し女性部員の所得向上に努めた。 ・島原雲仙農協の女性部長を 2 期 4 年努めた。

実績

島原雲仙農業協同組合の2代目女性理事として 、農協の運営に関わってきました。 「女性の視点を農協経営や運営に活かすためには 女性理事の2名体制が必要」と女性部と 共に働きかけ、2期目(H24)から、1 名だった 女性理事の2名体制を実現させました 。

わたしの取り組み

個人経営でミニトマトを生産し 20 年目 を迎えます。栽培技術 も 確立してきまし たが、天候の都合によ り裂果トマトもあ るので、有効活用のた め6次産業化や、 農商工連携などにも取り組ん でみたい。

今後

農業は人と人との繋が りが大事。近年 は地域や部会活動に参 加される方が少 ないが、一歩踏み出し ていろんな会合 に出て、人と交わり繋 がりを持って欲 しいです。 ひと言

(25)

南島原市有家町 【 所 属 団 体 】 島 原 ・ 加 津 佐 地 区 生 活 研 究 グ ル ー プ 連 絡 会 【 役 員 歴 】 島 原 ・ 加 津 佐 地 区 生 活 研 究 グ ル ー プ 連 絡 会 会 長 ( H10 年 ~ 18 年 ) 長 崎 県 生 活 研 究 グ ル ー プ 連 絡 協 議 会 会 長 ( H13 年 ~ 18 年 ) 島 原 半 島 食 と 農 を 支 え る 伝 承 者 ネ ッ ト ワ ー ク ( H16 年 ~ 現 在 )

プロフィール

永川 恵美子

えいかわ えみこ

島原半島食と農を支える伝承者ネットワーク

経営

・島原半島食と農を支える伝承者ネットワークは、「農業のすばらしさ」「農村の持つ魅力」 「農村に伝わる食文化」を伝えるインストラクター(指導者)として活動する、農村女 性の起業グループ。 ・近年は、島原半島観光連盟と連携し、修学旅行生や子供会、社会学校(林間学校)等に 農業体験や調理体験を指導している。

実績

・島原半島に伝わる伝統的な郷土料理や地元の新鮮な農水 産物の収穫やフラワーアレンジ など、体験メニューの開発を行ってきました 。 ・「都市農山漁村交流活性化機構(まちむら交流きこう)」のインストラクター研修を受講 し、スキルアップに努めるとともに、グリーン・ツーリズム総合補償制度(GT保険) に加入しました。

わたしの取り組み

料理教室などで、 1人暮らしを始める人 ( 高 校 卒 業 前 や 大 学 卒 業 前 の 子 ど も 達 ) へ、食に対する取り組みや考え方を教えた いと思っています。

今後

食べることは、命の源、力の源。人間 にとって大切なこと。これからも食に こだわっていきましょう。 ひ と 言 う

(26)

南島原市北有馬町 【 所 属 団 体 】 南 島 原 市 農 業 委 員 会 な が さ き 南 部 生 産 組 合 女 性 部 南 島 原 市 ひ ま わ り 観 光 協 会 ( 体 験 民 泊 ) 【 役 員 歴 】 な が さ き 女 性 農 業 委 員 ネ ッ ト ワ ー ク 副 会 長 ( H24 年 ~ 現 在 ) な が さ き 南 部 生 産 組 合 女 性 部 部 長 ( H26 年 ~ 現 在 )

プロフィール

永池 弘美

ながいけ ひろみ

玉ねぎ3ha ブロッコリー 1.7ha かぼちゃ 1.1ha 直売所向け野菜10a

経営

・「ながさき女性農業委員ネットワーク 」の副会長として、女性農業委員の人数確保に努 めている。 ・農業体験民泊を開設し、中学生や高校生、外国人の受け入れを行っている。 ・ながさき南部生産組合の女性部として、直売所「大地のめぐみ」やインショップで食と 農の情報発信をしている。

実績

農業委員として、地域の各女性組 織の連携をとおして地域の活性化や後継者育成の必要性 を感じ、南島原市の女性農業委員と女性農業士の意見交換会を実 施しています。

わたしの取り組み

地 域 の 女 性 組 織 の ネ ッ ト ワ ー ク 化 を す す め、後継者育成や地域振興に取り組んでい きます。

今後

体 験 民 宿 を と お し て 、 農 業 が 観 光 に 貢 献 で き る と い う 驚 き を 感 じ ま し た 。 既 制概念を取り払う ことが大事です。 ひ と 言 う

(27)

南島原市北有馬町 【 所 属 団 体 】 農 事 組 合 法 人 サ ン エ ス フ ァ ー ム 【 役 員 歴 】 農 事 組 合 法 人 サ ン エ ス フ ァ ー ム 理 事( H20 年 ~ 現 在 )

プロフィール

今村 マキ

いまむら まき

しいたけ(菌床)施設規模 9,900 ㎡ 320t/年出荷

経営

・サンエスファームで広報、経理を担当。新聞 等のメディアを積極的に活用し商品を PR。 ・就農時はしいたけの生産のみの経営であったが、経営の発展にはしいたけの魅力発信が 不可欠と感じ、6 次産業化を会社に提案。企画がとおり、工場敷地内に「みなんめキッ チン」を OPEN。しいたけバーガー等のフードメニューの他、全国生産者のこだわりの 商品を販売。また、工場見学や収穫体験を行っている

実績

・「きの こマイ スター 」 の認定 を受 け、き の こ商品や 料理 開発に よ り、きの この PRに 取 り組んでいます。 ・農業も客商売であることを意識 し「人を大切に、いつも元気に笑顔で」をモットーに会 社内の雰囲気作りに取り組んでいます。

わたしの取り組み

更なるきのこの商品開 発、料理開発、社員 教育に力を入れ、顧客 に満足してもらえる ようなサービスを提供 し続けられるよう努 力します。

今後

女性だからといって受身にならず、主体 的に動き、意見を言うことが大切です 。 組 織 に と っ て 必 要 な 人 材 は 人 間 力 の 高 い人。人間力を高めるため、自己研鑽に 励むことが重要だと考えています。 ひ と 言 う

(28)

南島原市深江町 【 所 属 団 体 】 島 原 半 島 農 業 士 会 【 役 員 歴 】 島 原 半 島 グ リ ー ン ラ イ フ ア ド バ イ ザ ー の 会 会 長 ( H1 9 年 ~ 20 年 ) 島 原 半 島 農 業 士 会 副 会 長 ( H21 年 ~ 現 在 ) 全 国 指 導 農 業 士 連 絡 協 議 会 理 事 ( H2 2 年 ~ 23 年 )

プロフィール

川田 とも子

かわた ともこ

いちご40a メロン 15a

経営

・農業士として、若手女性農業者の研修会を企画・開催するなど後継者育成に尽力 。 ・南島原市農業後継者結婚対策協議会では、設立当初から企画・運営に携わり、これまで に18組のカップルが成立、うち1組が結婚。 ・農大生や新規就農者などの研修生を受入れ、 農家生活や栽培技術を指導。 ・第 41 回毎日農業記録賞優秀賞(H25)

実績

平成25年に南島原ひまわり観光連盟に加入し、農家民泊の受入れを開始しました。将来 の職業として「農業」を選択してもらえるよう、農業体験をとおして農業の魅力を伝えて います。

わたしの取り組み

・若手女性農業者の育成に力を入れて、魅力 的な農業、農村生活にむけての仲間づくり をしていきます。 ・これまで出会った仲間達といっしょに、農 家レストランを作ることが目標です。

今後

農 業 だ け で な く い ろ い ろ な こ と に 視 野 を 広 げ 、 楽 し み 、 そ の 中 で 農 業 の 良 さ に ふ れ て ほ し い 。 私 も い ろ い ろ な こ と に 参 画 してきて、成長できたと思う。一歩外に、 一 歩 前 に 、 歩 み だ し て い っ て 欲 し い と 思 います! ひ と 言 う

(29)

南島原市深江町 【 所 属 団 体 】 JA 島 原 雲 仙 女 性 部 加 工 所 兼 直 売 所 「 ろ く ち ゃ ん 」 【 役 員 歴 】 JA 島 原 雲 仙 女 性 部 深 江 支 部 長 ( H8 年 ~ 1 6 年 ) 加 工 所 「 ろ く ち ゃ ん 」 代 表 ( H1 4 年 ~ 現 在 )

プロフィール

肥育牛120頭 馬鈴薯10a 露地みかん30a

経営

JA 女性部の仲間とともに、直売所、加工所の起業活動に取り 組んでいる。常時 10 種類 のまんじゅうを製造し、市内 4 箇所の直売所で販売。「じゃがいもまんじゅう」が人気。 1 日に2,500個のまんじゅうを製造するため、女性部4人の他にハローワークを通じ て雇用、地域雇用の拡大に貢献している。

実績

JA 女性部の仲間とともに、直売や加工などの起業活動に取り組んでいます。まんじゅう の主原料であるさつま芋・じゃが いもや小麦粉は地元産にこだわっているほか、皮や中身 の餡の試行錯誤を重ねています。

わたしの取り組み

町外の注文に応じるこ とができるように、 冷凍販売に取り組むほ か、 まんじゅう以外 にも、賞味期間の長い 加工品を開発したい と考えています。

今後

農 業 も や り な が ら 一 緒 に 加 工 販 売 し て い る仲間がいることが幸せです。受身ではな く、一歩踏み出すこと、チャレンジしてい くことが大切です 。

川田 由紀

かわた ゆき

ひと言

(30)

南島原市加津佐町

【 所 属 団 体 】 南 島 原 市 農 業 委 員 後 登 龍 地 域 活 性 化 委 員 会 ひ ま わ り 観 光 協 会 【 役 員 歴 】 南 島 原 市 PTA 連 合 会 副 会 長 ( H2 3 年 ~ 2 4 年 )

プロフィール

太田 香代子

おおた かよこ

繁殖牛30頭 水稲50a 玉ねぎ60a

直売用野菜20種類

経営

・農業委員として農業後継者の結婚問題や女性活動の活性化に取り組んでいる。

・農業体験民泊を開設し、中、高校生を受け入れ、農業の魅力を伝えている。

・後登龍活性化委員会のメンバーとして、地域の活性化活動に尽力。

・みかんオーナー制度、ばれいしょやゴーヤの農産加工など、地域の仲間ととも

に、交流活動を展開。

実績

グリーンツーリズムや地域活性化活動を地域住民とともに行なっています 。

わたしの取り組み

今後

女性がいきいきと自信をもって、今

より一歩、前にでることで元気な地

域づくりをしましょう。

女性農業士と連携して、女性組織のネッ

ト ワ ー ク づ く り や 異 業 種 と の 交 流 会 を

企画したい。異業種との交流は、女性の

意識の幅を広げると思います。

ひと言

(31)

佐世保市宇久町 【 所 属 団 体 】 県 北 農 業 士 会 、 IT 友 の 会 、 乙 女 会 夢 見 隊 、 う き う き 野 菜 市 【 役 員 歴 】 生 活 改 善 グ ル ー プ 「 ひ ば り 会 」 会 長 ( H11 年 ~ 19 年 ) IT 友 の 会 副 会 長 ( H11 年 ~25 年 ) 宇 久 町 生 活 改 善 グ ル ー プ 監 事 ( H15 年 ~20 年 ) 乙 女 会 副 会 長 ( H26 年 ~ 現 在 )

プロフィール

岩本 茂美

いわもと しげみ

繁殖牛 64 頭 水稲 25a 飼料 作物 12ha

経営

・農業士として、地域振興と担い手育成に尽力。 ・パソコン簿記を行う「IT 友の会」を立ち上げ、中心的人物として活動。 ・家族経営協定を締結し、就業環境整備と経営目標の実現に向け取り組んでいる。 ・早期離乳や哺乳ロボットなど、島内でいち早く導入し、新技術の取り組みにも積極的。

実績

・IT 友の会は、パソコンの使い方も何もわからないところからのスタートでしたが、現在は 全員が自身の経営の把握をすることが可能なほど上達しています。 ・畜産農家の女性で「乙女会」を立ち上げ、畜産経営向上と民泊や農業体験への取り組みを 視野にいれ、先進事例調査など活動を展開しています。

わたしの取り組み

高 齢 化 が 進 む 中 、 多 く の 人 が 1 年 で も 長 く 畜 産 農 家 を 続 け て い け る よ う 地 域 の 協 力 体 制 を 構 築 し て い き ま す 。 乙 女 会 は 女 性 が 積 極 的 に 島 外 で 勉 強 す る 機 会 を と の 思 い で 設 立 し ま し た 。 今 後 も 楽 し ん で 生 活 の メ リ ハ リを生み出していきたいと思います。

今後

地 域 の 外に 飛 出 し て 多 く の 出 会い か ら 刺 激 を 受 ける こ と が 大 切 で す 。 日々 の 生 活 や 農 作 業の 中 に も 楽 し み を 見 つけ ま し ょ う。 ひと言

(32)

佐世保市岳野 町 【 所 属 団 体 】 県 北 農 業 士 会 JA な が さ き 西 海 女 性 部 フ レ ッ シ ュ ミ ズ 【 役 員 歴 】 佐 世 保 市 農 業 委 員 ( H17 年 ~ 20 年 ) 県 北 地 域 グ リ ー ン ラ イ フ ア ド バ イ ザ ー 会 長( H18 年 ~ 19 年 )

プロフィール

近藤 和子

こんどう かずこ

繁殖牛 116 頭 水稲 90a 飼料作物 11ha

経営

・農業士として、認定農業者の共同申請にいち早く取り組み、女性の活動の場づくりや研 修会の講師をつとめている。 ・佐世保市初の女性農業委員であり、女性農業者のリーダー的存在。 ・畜産経営では、県下初の哺乳ロボットを使用した超早期母子分離 技術の導入に取り組み また、パソコンによる個体管理など、地域のモデル農家として夫婦で活動している ・後継者の就農、結婚など経営環境の変化に応じた 家族経営協定の見直し を行い、また 後継者にやる気と責任感を持たせ るため、認定農業者の共同申請を行 った。 ・毎日農業記録賞優秀賞(H17)

実績

若い女性が家庭以外で活動する機会が少ない中、地域の後継者世代の女性グループ「レモ ンスカッシュ」の会を立ち上げました。情報交換、意欲向上につながっています。

わたしの取り組み

・若い女性農業者の活動の場づくり を支援 したいと考えてます。自己の経営につ いて は、後継者夫婦の意見を尊重し、助言と見 守りの立場でバックアップしていきます。

今後

自分の仕事(農業)に自信と誇りを持ち、 後悔することなく、常に何かに挑戦する 気持ちを持ち続けてほしいです。 ひ と 言 う

(33)

佐世保市奥山町 【 所 属 団 体 】 JA な が さ き 西 海 女 性 部 生 活 研 究 グ ル ー プ 「 竹 の 子 グ ル ー プ 」 【 役 員 歴 】 竹 の 子 グ ル ー プ 代 表 ( H2 年 ~ 現 在 ) 佐 世 保 市 女 性 企 画 懇 話 会 委 員 ( H8 年 ~ 12 年 ) 県 生 活 研 究 グ ル ー プ 会 長 ( H19 年 ~ 現 在 ) 県 北 地 区 生 活 研 究 グ ル ー プ 会 長 ( H19 年 ~ 現 在 ) わ く わ く ふ れ あ い 市 役 員 ( H11 年 ~ 現 在 )

プロフィール

坂口 千代能

さかぐち ちよの

水稲 22a

経営

・JA勤務時の 人脈や知識を活かし、無人販売や加工所の設置などに先駆的に取り組んだ。 ・竹の子グループは、主に会員が生産した農産物を原材料に、現在では約 60 品目の郷土 料理を中心に加工・販売している。また、公民館婦人部の料理講習会や地元小中学校へ の食農教育にも積極的に取り組んでいる。 ・わくわくふれあい市(直売所)の立ち上げから役員として尽力し、イベント出店や料理 講習会など消費者との交流活動を行っている。 ・県生活研究グループの会長を務めるなど、地元にとどまらず、県内全域の女性活動のリ ーダー的存在として積極的に活動している。 ・農山漁村女性・シニア活動表彰優良賞( H23)、ながさき農林業大賞農産加工部門知事 賞(H25)、長崎県地域農林業振興経営コンクール受賞( H5)

実績

・直売所以外でも、弁当宅配(デリバリー)やイベント出店による消費者交流など、地域 とのつながりを重視した活動を展開しています 。 ・会員の高齢化が進んでいますが 、後継者が加入したことで、技の継承や新たな活動 を進 めています。

わたしの取り組み

安 全 安 心 な 郷 土 料 理 の 提 供 と 、 次 世 代 の 活 動 の 場 の 創 出 を 目 標 に 、 加 工 所 ・ 直 売 所リニューアル等を目指してい ます。

今後

農 家 だ か ら わ か る 農 業 の 魅 力 や 可 能 性 を、私たちの活動を通じ、多くの人に伝 えていきたいです。日頃から我が家の農 業について興味関心を持ち、言葉にする ことが大切だと感じています。 ひ と 言 う

(34)

佐世保市世知原町 【所属団体】 佐 世 保 市 農 業 委 員 会 JA な が さ き 西 海 女 性 部 生 活 研 究 グ ル ー プ 「 あ さ つ ゆ 会 」 【役員歴】 長 崎 県 グ リ ー ン ラ イ フ ア ド バ イ ザ ー 、 農 業 士 ( H7 年 ~ 25 年 ) 世 知 原 町 議 ( H9 年 ~ 11 年 、 H15 年 ~ 16 年 ) 県 農 政 ビ ジ ョ ン 推 進 委 員 会 委 員 ( H13 年 ~ 19 年 ) 社 会 福 祉 協 議 会 評 議 員 ( H15 年 ~ 17 年 、 H26 年 ~ 現 在 ) 世 知 原 町 商 工 会 地 域 活 性 化 対 策 事 業 ま ち お こ し 委 員( H16 年 ~ 17 年 ) 佐 世 保 市 世 知 原 地 域 審 議 員 会 委 員 ( H17 年 ~ 19 年 ) 県 北 地 区 グ リ ー ン ラ イ フ ア ド バ イ ザ ー 会 長 ( H17 年 ~ 20 年 ) 長 崎 県 普 及 指 導 協 力 委 員 ( H17 年 ~ 23 年 ) 佐 世 保 市 世 知 原 活 性 化 セ ン タ ー「 国 見 の 郷 」副 会 長( H17 年 ~ 24 年 ) 生 活 研 究 グ ル ー プ 「 あ さ つ ゆ 会 」 会 長 ( H17 年 ~ 現 在 ) JA な が さ き 西 海 理 事 ( H18 年 ~ 現 在 ) 長 崎 県 グ リ ー ン ラ イ フ ア ド バ イ ザ ー 連 絡 会 会 長 ( H19 年 ~ 20 年 ) 県 農 業 振 興 促 進 協 議 会 委 員 ( H19 年 ~ 21 年 )

プロフィール

西山 寛子

にしやま ひろこ

水 稲 60a た ま ね ぎ 10a ブ ロ ッ コ リ ー 12a 花 苗 0.6a サ カ キ 13a

経営

・各種団体の中心的人物として、家族経営協定の推進、各種委員への女性登用の推進、セ ミナー、イベントの開催、海外研修参加による自己研鑽などを行っている。 ・平成 17 年以降、家族経営協定締結目標をかかげ、締結実績は 50 件以上。 ・女性の意見を町の施策へ反映するため、各女性団体へ呼びかけ、「女性サミット」を開催 し、加工所、町営駐車場、クリニックの設立を実現した。 ・女性議員と知事や市町長との意見交換会の開催を呼びかけ、女性が力を発揮するため の 人材育成について提案をするなど、女性活躍に向け活動を行っている。 ・農大において特別講義の講師を務め、海外の農業実態と日本農業の今後や、自己の経験 と知識を講義するなど、後継者育成にも積極的に取り組んでいる。 ・世知原町議を務めた後、市町村合併後は、佐世保市世知原町審議員を務めるなど、町活 性化に向け積極的に取り組んでいる。 ・地元女性農業者と「あさつゆ会」を設立し、 10 種類以上の惣菜弁当をスーパーや直売 所に出荷するほか、「世知原茶の佃煮」開発にも携わっている。 ・無人販売所「ひろこ工房」を個人で開設し、花苗 などの販売を行っている。

実績

農業に限らず地域振興に かかる様々なネットワークをつくり、地域の問題解決に取り組 ん でいます。

わたしの取り組み

観光農園、地域のイベントなどに取り組み、地域の 活性化や農業への理解を促したい と考えています。

今後

女性の地位向上のために、 知識・技術・経営 の勉強が必要だと思います。 ひ と 言 う

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佐世保市鹿町 町 【 所 属 団 体 】 県 北 農 業 士 会 JA な が さ き 西 海 北 松 地 区 ブ ロ ッ コ リ ー 部 会 JA な が さ き 西 海 ハ ウ ス ビ ワ 部 会 【 役 員 歴 】 JA な が さ き 西 海 総 代 ( H18 年 ~ 現 在 ) 県 北 農 業 士 会 副 会 長 ( H23 年 ~ 現 在 ) JA な が さ き 西 海 北 松 地 区 ブ ロ ッ コ リ ー 部 会 監 事 ( H26 年 ~ 現 在 )

プロフィール

内山田 亜紀子

うちやまだ あきこ

ハウスビワ 10a ブロッコリー 1ha その他野菜 60a

経営

・20 歳で就農し、ハウスみかん、ハウスびわの主担当として、技 術を習得。 ・30歳 で県 北 地域 初 の女 性青 年農 業 経営 士 とな り、 青年 農 業者 育 成に 携わ った 。 この 経験を生かし、現在は農業士として 担い手育成、地域振興に意欲的に取り組んでおり、 経験年数は 18 年にわたる。また、平成 23年以降は県北農業士会の副会長として、 県 北 地 域 お よ び 県 全 体 の 農 業 振 興 に 向 け 研 修 会 に 参 加 す る な ど 熱 心 に 取 り 組 ん で い る。 ・平成 18 年頃からブロッコリー栽培を開始し、出荷数量は地域トップクラスの実績。

実績

経営主として多忙です が 、研修会や地域活動 に精力的に取り組み、 地域の仲間 と共に活 動しています。また、 様々な団体の役職に就 任し、地域の問題解決 や仲間づくり、自己 研鑽に励んでいます。

わたしの取り組み

ブロッコリーのレシピ開発など、生産だ けでなく、食卓までプロデュースするよ う な 活 動 に も 取 り 組 ん で み た い と 思 っ ています。

今後

人 と の 出 会 い は 大 き な 財 産 で す 。 い ろ ん な 場 所 に 出 向 き 、 興 味 を も っ た ら、ぜひ行動してほしいです。 ひと言

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平戸市生月町 【 所 属 団 体 】 平 戸 市 農 業 委 員 会 JA な が さ き 西 海 生 月 地 区 和 牛 部 会 【 役 員 歴 】 長 崎 県 グ リ ー ン ラ イ フ ア ド バ イ ザ ー ・ 農 業 士 ( H6 年 ~ 21 年 )

プロフィール

山本 順子

やまもと じゅんこ

繁殖牛 53 頭 水稲 30a

経営

・農業士及び農業委員として、農業振興や担い手の育成に尽力。 ・生月地区和牛部会の一員と して、飼養管理技術の向上や、肉用牛振興に積極的に取組 んでいる。 牛舎に隣接する放牧場を有効に活用することで、省力・低コスト化を図りながら、着 実に飼養頭数を増頭し、規模拡大している。 ・長崎県農業賞畜産部門知事賞(H10)

実績

夫が在職中は、ほとんど1人で飼養管理を行い、一時期は63頭まで増頭し ました。 1人で苦労することもあったが、1人だからこそがんばろうという励みにもな りました。

わたしの取り組み

今年夫が退職し、労力 軽減され ました。ま た、今年設立された和 牛ヘルパー組合に参 加しており、今後は、 若い人たちが夢を持 てるような、ゆとりの ある経営を実現した いと思っています 。

今後

若いこと、健 康なこと は宝。若くて 、 体が良く動く うちにが んばって欲し い と思います。 ひ と 言 う

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平戸市生月町 【 所 属 団 体 】 県 北 農 業 士 会 JA な が さ き 西 海 女 性 部 JA な が さ き 西 海 女 性 部 生 月 支 部 若 妻 会 JA な が さ き 西 海 生 月 地 区 和 牛 部 会 生 月 島 体 験 観 光 協 議 会 【 役 員 歴 】 生 月 島 体 験 観 光 協 議 会 理 事 ( H20 年 ~ 現 在 ) 県 北 農 業 士 会 副 会 長 ( H21 年 ~22 年 ) JA な が さ き 西 海 女 性 部 役 員 ( H19 年 ~24 年 )

プロフィール

神田 幸代

こうだ さちよ

繁殖牛 28 頭 水稲 1ha

経営

・農業士として、農業振興や担い手の育成に取組んでいる。 ・生月島体験観光協議会に入会し、地域の暮らしを体験できる民泊と生産体験のインス トラクターとして、主に修学旅行生を受け入れている。 ・生月地区和牛部会の一員として、飼養管理技術向上や地域の肉用牛振興に取組む。

実績

・JA女性部で若妻会を結成し、会長として若手農業者の交流や地域活動に積極的に参 加。現在は、若手女性農業者組織「あすなろ会」に活動が引き継がれている。 ・生月島体験観光協議会の体験インストラクターとして、修学旅行生に田植、繁殖牛管 理などを体験させ、安心・安全な農産物について理解を深めてもらっている。 ・家畜人工授精師免許を取得し自家繁殖牛の人工授精を行い、繁殖成績の向上に努めて いる。 ・生月和牛ヘルパー組合に参加し、ゆとりある農業経営を目指している。

わたしの取り組み

キャトルステーション、和牛ヘルパー組 合を利用する計画があり、労力支援制度 を有効に活用し、ゆとりある経営を実践 していきたい と思います。

今後

役員を引き受けることで、様々な研修会な どに参加でき、たくさんの出会いで新しい 発見がありました。絶対に自分にプラスに なるので、若い人にもいろんな集まりに、 どんどん参加して欲しいと思います。 ひ と 言 う

参照

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