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資料7 ICカード導入検討概要版(協議会修正)

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(1)

Cカード導入に向けた検討 (ICカードの導入状況とメリット)

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1 ICカードの導入状況

神姫バス 「NICoPa(ニコパ)」 H18 年 1 月∼ JR 東海 「TOICA(トイカ)」 H18 年 11 月∼ 「EX-ICカード)」 H20 年 3 月∼ 遠州鉄道 「NicePass(ナイスパス)」 H16 年 8 月∼ :鉄軌道 :バス :マルチモーダル 鹿児島県内バス5社 「Rapica」 「いわさきICカード」 H17 年 4 月∼ 北海道北見バス 「ICバスカード」 H15 年 3 月∼ 道北バス 「Do カード」 H11 年 11 月∼ JR 北海道 「Kitaca(キタカ)」 H20 年 10 月∼ 福島交通 「バスICカード」 H13 年 4 月∼ 関東鉄道 「ICバスカード」 H15 年 12 月∼ 富山ライトレール 「passca」 H18 年 4 月∼ 伊予鉄道 「ICい∼カード」 H17 年 8 月∼ 日立電鉄交通サービス 「でんてつハイカード」 H19 年 10 月∼ 三重交通他 1 社 「Edy」 H18 年 10 月∼ 長崎自動車他 5 社 「長崎スマートカード」 H14 年 1 月∼ 高松琴平電気鉄道他 1 社 「IruCa(イルカ)」 H17 年 2 月∼ JR 東日本(首都圏) 「Suica」 H13 年 11 月∼ JR 西日本 「ICOCA」 H15 年 11 月∼ 岡山電気軌道他 2 社 「Hareca(ハレカ)」 H18 年 10 月∼ 広島電鉄他 8 社 「PASPY(パスピー)」 H20 年 1 月∼ 北九州交通局 「ひまわりバスカード」 H13 年 9 月∼ 福岡市交通局 「はやかけん」 H21 年 3 月∼ 西日本鉄道 「nimoca(ニモカ)」 H20 年 5 月∼ 岐阜乗合自動車 「Ayuka(アユカ)」 H18 年 2 月∼ 近江鉄道 「バスICカード」 H15 年 4 月∼ 静岡鉄道 「LuLuca(ルルカ)」 H18 年 10 月∼ 東京急行電鉄世田谷線 「せたまる」 H14 年 7 月∼ 山梨交通他 1 社 「バスICカード」 H12 年 2 月∼ 東京臨海高速鉄道 「りんかい Suica」 H14 年 12 月∼ 東京モノレール 「モノレール Suica」 H14 年 4 月∼ 東京都交通局他 77 社 「PASMO」 H19 年 3 月∼ 大阪市交通局他 14 社 「PiTaPa」 H18 年 2 月∼ 伊丹市交通局 「itappy(イタッピー)」 H20 年 4 月∼ 奈良交通他 1 社 「CICA(シーカ)」 H16 年 12 月∼ 北陸鉄道 「ICa(アイカ)」 H16 年 12 月∼ 宮崎交通 「宮交バスカ」 H14 年 10 月∼ 札幌市交通局 「SAPICA(サピカ)」 H21年 1 月∼ JR 九州 「SUGOCA(スゴカ)」 H21年 3 月∼ 北九州高速鉄道 「monoca(モノカ)」 H20 年 1 月∼ 土佐電気鉄道他 3 社 「ですか」 H21 年 1 月∼ 仙台空港鉄道 「Suica」 H19 年 3 月∼

平成21年6月現在、全国39箇所、150近くの事業者が交通系ICカード導入を

進めている。

ICカード導入のメリット

事業者便益 事業者便益 社会的便益 社会的便益 利用者便益 利用者便益 ☆ユーザビリティの向上 ☆多様なサービスの享受 ☆環境への配慮 ☆事業収益の向上 ☆公共交通機関の利便性向上 ☆自己の財産の保護 ☆業務のスリム化、効率化 具体的メリット 具体的メリット 具体的メリット ☆運行サービスの改善 ICカード ICカード ☆交通基盤の最適化 ☆運行コストの削減 ☆地域活性化への寄与 事業者便益 事業者便益 社会的便益 社会的便益 利用者便益 利用者便益 ☆ユーザビリティの向上 ☆多様なサービスの享受 ☆環境への配慮 ☆事業収益の向上 ☆公共交通機関の利便性向上 ☆自己の財産の保護 ☆業務のスリム化、効率化 具体的メリット 具体的メリット 具体的メリット ☆運行サービスの改善 ICカード ICカードICカード ICカード ☆交通基盤の最適化 ☆運行コストの削減 ☆地域活性化への寄与 ICカード化によるメリット 共通化によるメリット マイナス面 利 用 者 視 点 ●迅速な改札通過・乗降が可能 ●運賃割引などの各種サービス向上 ●1枚のカードで各種交通 機関が利用可能 ●電子マネー機能等により 小銭から開放 ●複数カードをかざした場 合、誤作動の可能性 ●残高確認の手間(プリペイ ドの場合) ●カードデポジットの発生 事 業 者 視 点 ●集金等の経費節減・事故防止 ●偽造・不正使用防止 ●乗降データ、顧客データ管理による、より ニーズにあった運行計画の作成と運行管理の 実施 ●柔軟な運賃制度(割引等)対応可 ●利用者増(減少幅縮減) ●精算事務の効率化 ●乗継割引を行うことが容 易(他事業者間の割引、精 算の簡易化) ●クレジットカード共通化 による顧客の囲込み ●イニシャルコスト、ランニ ングコストの負担 ●従来割引制度との整合 社 会 的 視 点 ●カードリサイクル(eco)の促進(切符・ 整理券等不要) ●バス停車時間減による渋滞緩和(環境負荷 軽減効果) ●市街地(地域)活性化の効果(クレジット カード・各種ポイントとの連携) ●左記利益の一層の増進 ●他地域とのカード共有化 ●導入・非導入地域の格差

ICカードの相互利用関係

ICカード導入により、1枚のカードで複数事業者に気軽に乗れるといった利用者側のメリ

ットに加え、不正利用者防止等の事業者側のメリット、環境面や地域活性化が見込める

ICカードの相互利用(または片利用)は、JR東日本のSuica(鉄道系の利用)を中心に

進んでいる。

出典:ウィキペディア(wikipedia)より ICOCA ICOCA PiTaPa PiTaPa NiCoPa NiCoPa Hareca Hareca CI-CA CI-CA LuLuCa LuLuCa 神姫バス、神姫ゾーン バス 岡山電気軌道、両備バ ス、下津井電鉄 奈良交通 静岡鉄道 相互利用 片方利用 サイバネ規格 サイバネ規格 非サイバネ規格 PiTaPaと片方 利用実現によ り、結果的に 片方利用 ICOCA ICOCA PiTaPa PiTaPa NiCoPa NiCoPa Hareca Hareca CI-CA CI-CA LuLuCa LuLuCa 神姫バス、神姫ゾーン バス 岡山電気軌道、両備バ ス、下津井電鉄 奈良交通 静岡鉄道 相互利用 片方利用 サイバネ規格 サイバネ規格 非サイバネ規格 PiTaPaと片方 利用実現によ り、結果的に 片方利用 関西圏の相互利用関係図 日本国内の相互利用関係図

(2)

Cカード導入に向けた検討

2/4

1 広島都市圏(PASPY)

他地域での先行事例(視察報告)

奈良市内(CI-CA)

各事業者のシンボルカ ラーに沿って、10色用意。 各事業者のシンボルカ ラーに沿って、10色用意。 H16.1.9 広島県バス協会理事会で、広島都市圏共通バスカード に代わる共通ICカードの導入を検討することを決定。 H18.12.22 ICOCAとの連携についてJR西日本と協議することを確認 H19.12.26 参加事業者による「PASPY運営協議会」設立  ---導入1年目(平成19年度)--- H20.1.26 PASPYサービス開始 H20.3.1 ICOCA利用サービス開始(片利用) ---導入2年目(平成20年度)---H21.1.28 ATMチャージサービススタート H21.2.14 福山地区のバスに本格導入 H21.3.1 広電電車市内線に拡大 H21.3.2 PASPY定期券発売開始

---導入3年目(平成21年度)---【

導入の経緯】

バス車内車載機器(空港連絡バス)と路面電車の乗車リーダーライター ICOCAをPASPY圏内で使用することは

できるが、逆は不可(現在) PiTaPa(することはできるが、逆は不可(現在)ICOCA)をCI-CA圏内で使用

H15.11 導入に向けてシステム開発開始 H16.12 一次導入(北大和・平城) H17.09 二次導入(奈良・西大和・NC郡山京都) H18.02 三次導入(棒原・葛城・吉野・十津川) H19.04  四次導入(ICOCA/PiTaPa片利用)

【導入の経緯】

バス車内車載機器(乗車・降車リーダーライター)とチャージ機 発売枚数:約15万枚(H21.8現在) 利用状況 ICOCA(JR西日本)と片利用 相互利用状況 ・乗車ごとに、運賃に対して最大10%を割引 ・乗り継ぎ割引(バスとバス、または広電電車とバスを1時間以内に乗 り継いだ場合、2回目の乗車運賃を割引) ・電車乗換精度(30分以内であれば乗換前の電車と行先が異なる電車 への乗換が可能) ICカード割引 ・サイバネ規格準拠(ICOCAとの連携を視野に、また将来のICカード 共通化にも対応できるようにするため) ・プリペイド方式(初回発売額:デポジット¥500+SF¥1500=¥2000) 乗車券方式・決済方式 ・路面電車 ・路面バス ・アストラムライン ・船舶 ・宮島ロープウェイ 対象交通モード PASPY運営協議会加盟事業者10社+利用可能事業者8社 (ただし利用可能業者ではPASPY独自発行不可) 対象事業者 約4年(H16.1検討開始⇒H20.1サービス開始) 導入に要した時間 ・磁気カードシステムの老朽化 ・広島都市圏共通カードに代わるICカードの導入 導入経緯・目的 広島電鉄株式会社 ヒアリング先 ・福祉カード:平成21年2月1日より「老春手帳バス優待乗車証」のIC カードサービスを開始 その他 発売枚数:33万枚(H21.4現在、福祉カードを含む) 利用状況 PiTaPa(ICOCA)と片利用 相互利用状況 ・積み増し:ひまわり(標準発車時刻が土平日9:30∼15:30、日祝日 の終日のバスにのみ適用出来る分の積み増し料金) ex. 発売額3000円(利用額:普通3300円、ひまわり3600円) ICカード割引 ・非サイバネ規格準拠(独自方式;ただし奈良交通はスルッと関西協 議会加盟事業者のためPiTaPa/ICOCAが利用可能) ・プリペイド方式 乗車券方式・決済方式 ・路線バス 対象交通モード 奈良交通株式会社1社 対象事業者 約1年(H16.12一次導入、H19まで順次導入エリア拡大) 導入に要した時間 ・磁気カードシステムの老朽化 ・ICOCA/PiTaPaとの片利用を目的 導入経緯・目的 奈良市・奈良交通株式会社 ヒアリング先 出典:PASPYホームページ 出典:奈良交通グループホームページ

ひまわり積み増しのプレミア

Cカード導入に向けた検討 (他地域での先行事例)

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(3)

3/4

1 ICカード導入に向けた前提条件の整理

u利用者のターゲット層〔地域住民(通勤/通学)、観光客、企業等 →来訪者として観光客(特に首都圏)の利用を想定するのか? Suicaとの相互利用の必要性 ⇔ 乗車券方式に影響 u住民基本台帳カードとの連携 ⇔ カードタイプに影響 u対象とするモード・対象事業者・路線規模 →バス・鉄道(事業者) ⇔ 発行方式・運営方式に影響 u将来的な展開(他サービスとの連携) →多機能化(物販・クレジット機能の扱い) ⇔カードタイプ・決済方式 u利用者のターゲット層〔地域住民(通勤/通学)、観光客、企業等 →来訪者として観光客(特に首都圏)の利用を想定するのか? Suicaとの相互利用の必要性 ⇔ 乗車券方式に影響 u住民基本台帳カードとの連携 ⇔ カードタイプに影響 u対象とするモード・対象事業者・路線規模 →バス・鉄道(事業者) ⇔ 発行方式・運営方式に影響 u将来的な展開(他サービスとの連携) →多機能化(物販・クレジット機能の扱い) ⇔カードタイプ・決済方式 ①カードタイプ :TypeA or B or C ②乗車券方式 :サイバネ規格 or 非サイバネ規格 ③決済方式 :プリペイドor ポストペイor オートチャージ ④運営方式 :共通センター方式 or 相互決済方式 交通カードからの拡張性 l 行政サービス等への拡大 :ありor なし l 物販への拡大 :ありor なし l ポイントサービスの導入 :ありor なし ① 割引制度 :現行の仕組み or 割引制度見直し ② 定期券システム :ありor なし

全体仕様

多機能化

サービス要件

精算システムサーバ ID管理、利用管理、精算管理 川中島バス 川中島バス 車載機器 チ ャー ジ機・ 営業所端末 本社(社局)サーバ ○○券売機 営業所端末 メモリカードor 金庫 窓 口 端 末 長電バス 長電バス ②幹事会社あるいは、③第3社機関 精算システムは、3つの方式がある。 ①相互精算方式(事業者間ごとに個別精算) ②第3者機関(委託業者等)が精算処理 ⇒事例:広島の場合、委託業者が実施。 ⇒事例:首都圏私鉄の場合、株式会社 PASMOが実施 ③どちらかの事業者が幹事会社として、他社 利用分も精算処理 IC 車載機器 チ ャー ジ機・ 営業所端末 本社(社局)サーバ ○○券売機 営業所端末 メモリカードor 金庫 窓 口 端 末 IC

システム全体構成イメージ

①相互精算方式 運営方式 相互決済方式 共通センター方式 イメージ 概要 各社がそれぞれICカードのデータ処理をもつ方式。(共通 紙回数券での精算方法と同じ運用方式)情報やお金のや り取りは、各社と個別にやり取りが必要。 各社と情報やお金を管理する組織(カード管理センター) を立ち上げ、管理運営する仕組み。 各社は、センターとのみ情報やお金をやり取りするだけで よい。 特徴 対象路線規模・対象事業者が少なく、相互利用の量が少 ない場合、大きなコスト負担なしで導入が可能。 ただし、管理は各社分散のため、インフラは冗長であると 同時に、情報が錯綜したり、将来的な展開やシステム改良 等を個別に行っていく必要がある。 多くの事業者・相互利用が見込まれる場合は、管理をセン ターに集中できることで、事務作業の軽減化が図れ、イン フラを共用することで、コストを抑えることが可能。 運賃の収受目的以外の多機能化の展開など、追加対応 を効率的に行うことが可能。 A社 B社 E社 C社 D社 ICカード管理センター A社 B社 E社 C社 D社 乗車券方式 概要・特徴 適用 サイバネ規格 ・日本鉄道サイバネティクス協議会が策定した鉄道業者の共通仕様であ り、規格に準拠したICが唯一Felicaである ・通信速度や複数枚カードを重ねた場合の処理等が規定されている。JR等 の他地域と相互利用を行なうには準拠が必要 Suica、PASMO、ICOCA、 TOICA、Iruca、nimoca、 PASPY、Kitaca 非サイバネ規格 ・サイバネ規格外の技術仕様 長崎スマートカード、NicePass、 LuLuca 車 載 機 器 チ ャ ージ 機 窓口端末 車 載 機 器 チ ャ ージ 機 窓口端末 プリペイド(SF) ポストペイ オートチャージ 利用者 前払い 後払い 前払い不足時自動積み増し 事業者 前受け 後受け 積み増し分後受け 無記名であれば、誰も即時に購入可 能 申し込みに、クレジットカードの同時 申し込みが必要(18歳以上)※子供 カードのみの発行は困難 無記名であり、ハウスクレジットカード との紐付けを実施 入金機(チャージ機)で事前入金 個人契約引き落とし (預金口座・クレジット) 個人契約引き落とし (預金口座・クレジット) 利用 者側 ○申し込み後すぐに利用可能 ○無記名式は個人情報提供が不要 ○チャージ額等に応じたプレミアが 享受 △残額不足時、毎回入金が必要 ○残額を気にせず利用可能 ○利用実績に応じた割引サービスが 享受 △申し込み後与信審査が必要(18歳 未満は保護者と同時申し込みが必 要) ○残額不足時、自動積増のため気 にせず利用可能 △基本的にハウスカード(クレジット) 所持が前提 △個人情報提供が必要 事業者側 ○運賃に前受けが可能(100%回収) △入金機の整備が必要 △残額不足時の車内・改札での清算 が発生 ○利用実績に応じた割引サービスが 提供 △入金が売り上げ翌月以降にずれる △回収不能リスクがある ○SF方式の追加サービスとして導入 可能 △自動チャージのためオンラインが 前提(バスより鉄道系で導入) 方式 料金 収受 特徴 申し込み 入金方法

導入カードのタイプ

カードの運営方式

乗車券方式

決済方式

Cカード導入に向けた検討 (ICカード導入に向けた基本仕様 )

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Type A Type B(住民基本台帳カード) FeliCa(Type C) 実績 ・国内での実績はごくわずか ・国内での実績はごくわずか ・横須賀市・三浦市・葉山町まちづくり総合カード実験等 ・住基カードの利用は、高千穂町営バス(宮崎県)のみ ・国内実績多数(サイバネ規格と非サイバネ規格の2 種類) 相互利用 (片利用) ・独自規格となり他カードとの相 互(片)利用は不可能 ・独自規格となり他カードとの相互(片)利用は不可能 ・サイバネ規格を導入した場合は、相互利用は技術 的には可能 導入コスト (同一条件の 場合) ・国内での交通IC系カードとして の導入はほとんど無い(開発費・ メンテナンス費等のコスト高が想 定される) ・国内での交通IC系カードとしての導入はほとんど無い(開 発費・メンテナンス費等のコスト高が想定される) ・全国各地で導入実績があり開発コストを抑えられる ・ただしサイバネ規格の場合、専用機器が必要とな り、やや割高 ・JRとの相互利用実現には、精算システム等構築が 必要 開発期間 ・実績が少なく不明 ・実績が少なく不明 ・独自規格の場合、一般的には2年程度 ・Suicaと相互利用する場合、導入カードでの確認試 験に時間を要する(1年程度) 今後の動向 ・厚生労働省で、2011年度をめどに社会保障カード(仮称) の発行も検討されているが、住基カードの活用可能性はま だ未定 ・1枚のカードで複数サービス利用が可能なFelicaポ ケットカードも登し、採用されつつある 評価 △ △ ○

(4)

Cカード導入に向けた検討 (想定されるICカードシステムのケース比較 )

4/5

長野地域で、想定される交通系ICカードシステムのケース比較

長野エリアにおいては、JR在来線にはまだ

現在Suicaは導入されていない。

Suicaの導入状況

方針案①:将来的なSuicaとの連携を視野に入れ、構築する。

ケース3(サイバネ方式担保)

∼将来的な連携に備える∼ 概算費用5∼7億円

方針案②:Suicaとの連携はせず、できるだけ導入コストを低減する。

ケース4(独自方式)

∼地域独自カードとする∼

概算費用4∼5億円

※長野市内エリアでのバス事業者2社での導入を想定。ただし、金額はあくまで概算(目安)であり、各種仕様規模によって、金額は前後する。 地域住民 ◎ 長野市内・首都圏の公共交通がカード1枚で利用可 能 ○ 長野市内の公共交通がカード1枚で利用可能 ○ 長野市内の公共交通がカード1枚で利用可能 ○ 長野市内の公共交通がカード1枚で利用可能 首都圏 観光客 ◎ Suicaカードで長野市内公共交通も利用可能 ◎ Suicaカードで長野市内公共交通も利用可能 △ Suicaカードで長野市内公共交通は利用不可(ただ し、将来的な改良で利用可能) × Suicaカードで長野市内公共交通は利用不可 △ 相互利用を実現するため、Suica側の仕様にあわせる 必要があり、独自サービス提供はSuica側の仕様上、 現実的に困難。 ○ 長野カードでは、ある程度独自のサービス(割引等) が可能。 ただし、Suica利用者にはそのサービスは摘要されな いのが前提。 ◎ サイバネ規格に準拠するものの、独自仕様を盛り込む ことで、ある程度独自サービスへの対応が可能。 ◎ 独自仕様での構築のため、地域独自のサービスへの 対応が可能。 △ ・相互利用するため、Suicaと同規模のプログラム開 発が必要(規模が大)。 ・Suicaとの相互精算システム・ネットワークの構築が 必要(実質、Suica側のシステムを利用)。 ・長野側だけでなく、Suica側においても、システム改 良が発生。 ○ ・片利用するため、後方処理装置側でsuica利用を識 別するプログラム開発・ネットワークが必要。 ・長野側でのSuica利用はSFのみであれば、Suica側の システム改良に伴う都度改良は不要。 ○ サイバネ規格に準拠する必要があるものの、ある程度 独自仕様でのカスタマイズは可能。 システム開発規模は精算系のセンターシステムを除 き、ケース2とほとんど同等。 ◎ サイバネ規格準拠しないため、必要なサービス提供 可能な形にカスタマイズ可能となり、開発規模をコン パクトにすることが可能。 △ ・Suica側の仕様等情報開示の下、各種取り決め・シス テム開発が必要。 ・また、各種相互利用試験確認に時間を要する。 (目安:3年程度(うち、試験に約1年)) △ ・サイバネ規格準拠し、片方利用に必要なSuica側の 情報開示の下、システム開発が必要。 ・また、各種相互利用試験確認に時間を要する。 (目安:2∼3年程度) ○ サイバネ規格に準拠するものの、当面Suicaとの相互 (片)利用をしないため、短期間での構築が可能(目 安:1∼2年程度)。 ◎ 独自仕様のため、開発規模をコンパクトにすることで、 短期間での構築が可能。 (目安:1∼2年程度) 初期 △ Suicaと相互利用させるため、専用車載機器及び、精 算システムの構築が必要なため、コストは高 △ Suicaと片利用させるため、専用車載機器及び、精算 システムの構築が必要なため、ややコストは高 ○ 車載機器は、相互(片)利用できる専用機器を導入す る必要があり、ややコストは高。 ただし、将来的にSuicaとの相互(片)利用を実現する には、精算システムの構築・それに伴うネットワーク構 築が別途必要(現段階では、不要) ○ 独自仕様のため、仕様により、ある程度コストが抑えら れる ランニング △ ・対象事業者同士の精算に加え、相互利用のため、 精算部分・システム利用料等の手数料が発生。 ・Suica側のサービス変更・システム改良に伴い、長野 側にも対応が必要(メンテナンスコストが大)。 △ 対象事業者同士の精算に加え、Suicaとの精算が必 要であり、必要に応じ手数料等が発生。 (Suica側の精算システム利用の場合、利用料等が発 生) ○ 基本的には、対象事業者同士の精算は発生(運用 は、運営方式による) ○ 基本的に、対象事業者同士の精算は発生(運用は、 運営方式による) ケース1(Suica相互利用) ケース2(Suica片利用) ケース3(サイバネ担保) 利用イメージ ケース4(独自仕様) 概要 サイバネ規格に準拠し、Suicaと相互利用できるよう、システムを構築するケース サイバネ規格に準拠するものの、Suicaのみ片方向のみ利用できるよう、システムを構築するケース サイバネ規格に準拠するものの、相互利用はせず、 地域独自の仕様とするケース (将来的な相互・片利用の拡張性を担保) サイバネ規格に準拠せず、独自仕様で構築するケー ス (他地域ICカードとの相互・片利用は基本的に困難) サイバネ規格に準拠 サービスの 柔軟性 システム導入に要する 時間(仕様検討∼導入) 利 用 面 システム 構築規模 ・ Suicaと片利用・相互利用を図るためには、連携予定事業者からJR東日本への連携検討の打診の上、JR東日本側の 判断のもと、事業者間締結による相互(片)利用の具体的な検討を行う流れが必要。 留意事項 非サイバネ規格 コ ス ト 面 カード規格 サイバネ規格に準拠 サイバネ規格に準拠

(5)

4/4

幹事会社あるいは、第3社機関

凡例

1 交通系ICカード導入にあたっての懸案事項

JR東日本が展開しているSuicaと相互利用を行うためには、基本的にサイバネ規格に準拠す

る必要がある。このサイバネ規格の準拠の有無によって費用・開発期間が異なってくるた

め、企画段階で検討する必要がある。

l現状では、長野県内のJR在来線にSuicaが導入されていないため、ICカード導入後も、

JR在来線とのICカードでの乗り継ぎはできない状況であり、相互利用効果が期待できない。

l連携予定事業者がJR東日本に相互(片)連携の検討協議を正式に、打診の上、採算性等全

体の協議調整が必要。

lSuicaと相互(片)利用の場合、Suicaと仕様を統一する必要があるため、Suica専用機器

(リーダ・ライタ)利用が前提(費用高)。

l相互(片)利用の場合、カードの動作確認試験に時間を要する(約1年程度)。

l相互利用の場合はプレミアサービス(5000円で5500円分利用)ではなくポイント制(利

用額に応じたポイント付加)のサービスに切り替える必要がある。

1) Suicaとの連携

lICカードの導入において、複雑な運賃体系等はプログラム規模の複雑化につながり、コス

ト高が予想されることから、ICカード導入に伴い、運賃体系の見直し(簡素化)が望ましい。

2) 運賃体制の再検討

Suicaと片利用する場合のシステム構成イメージ(

案)

車載機器 メモリカードor金庫 Suica利用分 ID管理システム Suica側精算 システム 精算システムサーバ ID管理、利用管理、精算管理 チ ャー ジ機・ 営業所 本社(社局)サーバ ○○券売機 営業所端末 車 載 機 器 チ ャ ージ 機 窓 口 端 末 窓口端末 IC 車載機器 チ ャー ジ機・ 営業所 本社(社局) ○○券売機 営業所 メモリカードor 金庫 窓 口 端 末 IC 川中島バス 川中島バス 長電バス長電バス Suica管理端末 営業所端末 営業所端末 本社(社局)サーバ SuicaID管理端末 Suica管理端末 Suicaとの片利用に新たに 必要なネットワーク Suicaとの片利用に新たに 必要なサーバ・端末 車 載 機 器 チ ャ ージ 機 窓口端末

Cカード導入に向けた検討 (交通系ICカード導入にあたっての懸案事項とスケジュール )

5/5

l事業者が少ない場合:各事業者単位で個別に精算

l事業者が多い場合:精算管理センターによる精算

(カード発行も兼用)

⇒公平性の面を踏まえると、第三者機関(民間会社)に委託業務発注して精

算処理する方法も考えられる。また、乗継や各種割引制度の統一化の検討も

3) 複数事業者での運賃精算方法

lIC定期券の導入により、乗り越し精算がスムーズになる等、利便性は格段に

上がるものの、バス定期券における特例運賃の設定でプログラム規模が非常

に大きくなることが予想される

l段階的な導入や詳細な検討が必要

ex.長崎スマートカード:サービス開始2年後よりIC定期券サービス開始

5) IC定期券の導入

lカード発行枚数の増加、将来的な展開

将来の長野電鉄などへの拡大や交通系ICカードの利用拡大の観点から、交

通系ICカードをプラットフォームとして、複数サービスを1枚のカードで利用

できるよう、導入当初から多機能化に向けた、将来的な展開を検討しておく

ことが必要

※電子マネー(物販等)としての活用

電子マネーとしての活用にあたっては、利用者保護の観点から、チャージ

された使用されていない残高が1000万円を超える場合、その半額に相当する

金額を金融機関への供託が必要

【前払式商標規正法(通称:プリカ法)】より

6) 他分野での利用

lバス事業者のみでの導入の場合、チャージできる場所は、機器のある営業所

が限定されてしまうため、バス車内や街中でのチャージサービス導入の検討が

必要

(他地域の事例では、銀行との連携によるATMでのチャージが可能)

4) ICカードのチャージ箇所

l高齢者の利便性向上(小銭いらず)と運行効率化(スムーズな乗降)の観点

から有効であり、また、パスポート利用者の正確な把握など事業運営面から

も有効(事例:奈良交通)

7) おでかけパスポートのICカード化

2 概略スケジュール

2009(H21) 2010(H22) 1・2・3 4・5・6 7・8・9 10・11・12 2011(H23) 1・2・3 4・5・6 7・8・9 10・11・12 2012(H24) 1・2・3 4・5・6 概略方針検討 概略仕様検討 システム基本設計 システム開発・構築 試験確認 実証実験・評価検証 本格導入

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