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湘 南 江 島 魅 力 アップに 向 けた 取 組 みについて 1 はじめに 江 島 と 片 瀬 から 鵠 沼 へと 続 く 湘 南 海 岸 一 体 エリアは 日 本 を 代 表 す る 風 光 明 媚 な 海 浜 観 光 地 であり 首 都 圏 有 数 海 水 浴 場 として 自 然 と 歴 史

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Academic year: 2021

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湘南江の島魅力アップ・プラン

平成25年3月

(一部改訂 平成27年3月)

(2)

湘南江の島の魅力アップに向けた取組みについて

1 はじめに

○ 「江の島」と片瀬から鵠沼へと続く「湘南海岸」一体のエリアは、日本を代表す る風光明媚な海浜観光地であり、首都圏有数の海水浴場として、自然と歴史に富む 景勝地として、またマリンスポーツのメッカとして、多くの人々に親しまれていま す。 ○ その中心的役割を担っている「江の島」では、平成 15 年に「江の島サムエル・コ ッキング苑」と「江の島展望灯台」(現在の名称:江の島シーキャンドル)が、ま た、片瀬西浜海岸では、平成 16 年に「新江ノ島水族館」がリニューアルオープンし ました。 ○ これらの観光施設の再整備や、さまざまなイベントの実施やメディアを利用した PRにより、観光客数は飛躍的に増加し、平成 14 年度までは年間 1,000 万人に届か なかったものが、平成 19 年以降は 1,300 万人を超え、平成 22 年以降(東日本大震 災が起きた平成 23 年を除く)は、さらに 1,500 万人を超えることになりました。 ○ このように、江の島への観光客数は順調に推移し、にぎわいを見せており、平成 22 年に江の島の来訪者を対象に実施した観光アンケート調査をみても、江の島の印 象としては約 70%の方が満足感を得ています。一方で、交通に関しては、「車の渋 滞がひどい」や「駐車場不足」、「駐車場がわかりにくい」などの意見が寄せられ ています。 ○ 今後も、藤沢市や神奈川県では、県民・市民利用施設であるヨットハウスの建築 が完了し、既存施設の解体を計画的に進めていくこととしています。 また、近隣の鎌倉市に来訪する観光客を「湘南江の島」※にも円滑に誘導していく 必要があります。 ○ さらに、平成 23 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災を教訓に、多くの観光客が 安心して訪れることができるよう、津波等災害時の対策への対応も急がれています。 ○ こうした安全の確保も含め、「湘南江の島」が今後も国内外の多くの方々が安心 して訪れ、愛される観光地となるために、新たな観光戦略が求められています。 ※「湘南江の島」とは、藤沢市域内の湘南海岸沿岸を含めた江の島周辺の地域をいいます。 (百万人)

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2 魅力アップ・プランの策定について

(1) 目的 藤沢市や神奈川県をはじめ、地域が一体となり「湘南江の島」の魅力づくりに取り 組んできた結果、新たなにぎわいや活力の創出が見られますが、今後もこれを維持し 拡げていくためには、将来の姿を見通し、残された課題などを解決し、その魅力をよ り強固なものとする必要があります。 このため、藤沢市と神奈川県は、湘南江の島の「将来像」の実現に向け、3の (2)に示している「「将来像」の実現に向けた取組み」に沿って、今後「優先的に 取り組むべき施策・事業」を魅力アップ・プランとして策定し、地域の関係者ととも に、湘南江の島の新たな観光戦略を展開していきます。 さらにこの中で、取組みの緊急性が高く、早期の実現が待たれているものや、事業 の熟度が高くアピール度が期待できるものなどを明確にします。 (2) プランの名称 「湘南江の島魅力アップ・プラン」 (3) 策定の期間と考え方 本プランは、概ね10年間の中期を見据えた計画として示していきます。 ア 広域観光拠点である「藤沢市域内の湘南海岸沿岸を含めた江の島周辺」を対象と すること イ 地域の関係団体の協働・連携の取組みであること ウ 市や地域でのこれまでの取組みや今後の取組み方向を踏まえること エ 実効性を重視した取組みであること オ 民間の力や地域の力が最大限に発揮されること

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3 「湘南江の島魅力アップ・プラン」

(1) 湘南江の島の「将来像」 自然と歴史に富む景勝地江の島と風光明媚な湘南海岸は、首都圏に近いという地理 的条件に恵まれており、国際化時代に対応できる観光地として、少子高齢・人口減少 社会を迎える中で国民誰もが身近に訪れたくなる観光地として、また横浜、箱根、鎌 倉と連携した広域的な観光拠点として、発展の可能性が高い地域です。また、自然・ 歴史・街並みが残る良好な住宅地が形成されている地域でもあります。 首都圏の観光地としての継続的な発展と、湘南地域のさらなる活力創出に向けて、 湘南江の島のもつ地域資源を活かし、市民、地域団体、事業者、行政などが連携協力 し、湘南江の島の魅力をアップする取組みを住宅地との共存を踏まえながら、一層推 進します。 そのため、湘南江の島の魅力アップをめざす「将来像」を、 「四季を通じて訪れたい湘南江の島・・・ 自然と歴史、海辺や街並みなど多彩な魅力が織りなすまち」 とします。 (2) 「将来像」の実現に向けた取組み内容 湘南江の島の「将来像」を実現し、観光誘客をさらに拡大していくために、「観光 振興に向けた施策の基本方向」を定め、また、喫緊の課題である東日本大震災を踏ま えた観光客を含む災害時の対策に取組みます。 なお、平成 27 年度から 29 年度までの3年間に重点的に取り組んでいく事業を「湘 南江の島魅力アップ・プラン」に基づく事業展開として別表(P7、8)に整理して おります。 ア 観光客が楽しめるおもてなしの体制と拠点づくり (ア) 四季を通じて訪れる観光客誰もが、安心して楽しめるために、おもてなし(= ホスピタリティ)の体制や魅力ある拠点の充実を図ります。 ・湘南港ヨットハウス(管理事務所)新築事業(完了) ・稚児ヶ淵レストハウス改修事業(平成 27 年完了予定)

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向上・観光ガイドマップ(改訂版)への広域避難場所等の明記(完了)) ・片瀬東浜(東浜海水浴場)の下水道整備促進(整備済み) ・湘南海岸公園、辻堂海浜公園、鵠沼海浜公園などの活用 ・新たな観光資源づくりの検討 (江の島を中心にロケツーリズムの実施) ・江の島の玄関口の魅力アップづくり (イ) 外国人観光客、障がい者や女性など誰もが楽しめる観光地として、環境整備を 図ります。 ・おもてなしの向上 (外国人観光客への対応・サインの見直し・オリンピックパラリンピックに 向けた受け入れ体制の充実) ・女性客の誘客 (江島神社、岩屋などのパワースポット、フラダンスなどに注目した誘客プ ログラム開発の検討) ・新たなツーウェイツーリズム(双方向の交流)の推進 (東京湾、相模湾クルージング、大型客船の寄港など海上交通を利用した新 たな観光商品の開発の検討(平成 27 年度以降は東海汽船(株)による大島 航路(増便))・アルピコ交通のバスツアー運行) ・湘南モノレール湘南江の島駅へのエレベーター設置 ・片瀬江ノ島駅及び駅前広場の再整備構想の検討 イ 江の島を中心とした湘南海岸の周遊性の確保 (ア) 江の島島内では、頂上部への観光に加え、島内全体を周遊できるように、観光 拠点の充実と、周遊機能の確保を図ります。 ・湘南港ヨットハウス(管理事務所)新築事業(完了) 再掲 ・かながわ女性センターの有効活用 再掲 ・江の島島内の交通対策 ・江の島島内などの新たな周遊機能の検討 (龍野ヶ岡自然の森の整備事業) (イ) 江の島を中心に湘南海岸を周遊できる交通機能の確保を図ります。 ・片瀬江ノ島駅前広場の交通機能の確保 (環境配慮型バスの運行による周遊性の向上)

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・周遊観光船べんてん丸船着場のリニューアルの推進(完了) ・湘南海岸沿岸を結ぶ公共交通の検討 ・自転車で周遊しやすい環境整備の検討 ・江の島を含めた湘南海岸沿岸の街並み・歴史・自然を感じる周遊環境整備 ウ 広域的な連携強化による観光の活性化 (ア) 湘南江の島と首都圏や、横浜や箱根などの県内観光地との交通アクセスの向上 をめざします。 ・片瀬江ノ島駅及び駅前広場の再整備構想の検討 再掲 ・JR東日本、小田急電鉄、江ノ島電鉄、湘南モノレールとの観光活性化に向 けた連携強化 ・湘南海岸沿岸を結ぶ公共交通の検討 再掲 (イ) 海浜観光地として、新たな海上交通による連携の強化をめざします。 ・新たなツーウェイツーリズム(双方向の交流)の推進 再掲 (東京湾、相模湾クルージング、大型客船の寄港など海上交通を利用した新 たな観光商品の開発の検討(平成 27 年度以降は東海汽船(株)による大島 航路(増便))・アルピコ交通のバスツアー運行) (ウ) 「武家の古都・鎌倉」との周遊観光の促進を図ります。 ・「武家の古都・鎌倉」を生かした取組みによる周遊観光の促進 (両市を結ぶ江ノ島電鉄など鎌倉との連携) エ 多様な主体の連携による魅力アップ (ア) 湘南江の島の地域資源を生かし、市民、地域団体、事業者、行政などが各々の 役割を分担しながら、連携協力により、魅力アップを図ります。 ・景観の維持保全 (国道 134 号など公共施設の景観重要公共施設への指定(完了)) ・藤沢市、神奈川県、観光協会、観光事業者、漁業関係者、地域団体等との連 携による新たな魅力づくりの検討

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オ 観光客を含む災害時の対策 平成 23 年3月の東日本大震災では、藤沢市域内の湘南海岸沿岸を含めた江の島 周辺にも大津波警報が発表され、また、江の島弁天橋の通行止めなどにより、島内 に多くの観光客が残されるという事態が発生しました。 また、平成 24 年3月に県が公表した津波浸水予測図では、慶長型地震で、江の島 付近に最大津波高 10.7mの津波が想定されています。東日本大震災以降もさまざま な取組みを実施してきましたが、「湘南江の島」に多くの観光客が安心して、繰り 返し訪れてくれるようにするためにも、さらなる「湘南江の島」における津波等災 害時の対策に取り組んでいくことが求められています。 ※ なお、平成 27 年 2 月に、神奈川県が国の新たな知見を取り入れ見直し発表した、 新たな津波浸水予測によりますと、江の島付近で最大津波高 11.5mの津波が想 定されています。 ・湘南港ヨットハウス(管理事務所)の修正設計を行い、屋上に「津波避難施設」 を設置(平成 26 年度供用開始) ・避難経路を示した津波避難マップの配布や看板の設置 ・地域ごとの津波避難計画の作成 ・江の島島内全体への情報伝達手段の確保 ・津波避難訓練の充実 ・津波避難対策の拡充 ・避難経路(江の島島内の道)の整備(平成 24 年度から一部施工) ・津波避難ビルの指定の拡大 <参考>これまでの災害時の対策の取組み ・湘南海岸公園に、沿岸市町への先導的モデルとして津波避難タワーを設置(平成 24 年 6 月末設置) ・津波浸水予測区域や標高及び津波避難ビルを示した津波ハザードマップを配布 (平成 26 年 3 月) ・江の島島内での津波避難訓練の実施(平成 24 年 1 月、平成 27 年 2 月) ・江の島島内へ防災行政無線の屋外子局を増設 ・津波避難訓練の実施(平成 24 年 7 月、平成 25 年 7 月、平成 27 年 2 月)

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① 湘南港ヨットハウス(管理事務所)新築事業 ■完了(平成24年度から整備工事を行い、平成26年度の供用をめざす。あわせて、屋上に津波一時避難場所を確保。) 神奈川県 ② 稚児ヶ淵レストハウス改修事業 ○稚児ヶ淵レストハウス改修工事の実施。平成24年度に設計に着手し、平成27年度中に整備完了予定。 藤沢市 ③ かながわ女性センターの有効活用 ○跡地の利活用を検討。 神奈川県 ④ 周遊観光船べんてん丸船着場のリニューアルの 推進 ■完了 (境川河口のべんてん丸船着場(発券所、桟橋、浮桟橋、看板等)のリニューアル。) 藤沢市、民間事業者、 (神奈川県) ⑤ 江の島島内の交通対策 ○平成27年度に江の島入口及び島内に駐車場満空情報電光掲示盤を3基設置完了予定。 ○滞留車線の確保(臨港道路の3車線化など)、時間帯による通行規制など、実現可能な対策を順次進めていく 予定。 神奈川県、藤沢市、社団 法人藤沢市観光協会、株 式会社湘南なぎさパーク ⑥ 江の島島内などの新たな周遊機能の検討 ○江の島島内の周遊環境の向上に向けた検討。 ○交通システム、バリアフリー化方策などの研究、検討。 ○龍野ヶ岡自然の森の整備事業 藤沢市、民間事業者、 (神奈川県) ① 片瀬江ノ島駅及び駅前広場の再整備構想の検討 ○江の島周辺の交通アクセス改善に向けて、都市計画決定されている小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」駅前広場の再整備構想の検討。 藤沢市、小田急電鉄 ② 片瀬江ノ島駅前広場の交通機能の確保 ○江の島島内への交通アクセス改善に向けて、小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」駅前広場を有効利用したミニバス(環境配慮型)の運行等の検討。 藤沢市、小田急電鉄 ③ 湘南モノレール湘南江の島駅へのエレベーター の設置 ○平成27年度以降、改良工事に着手予定。 湘南モノレール ④ 片瀬東浜(東浜海水浴場)の下水道整備促進 ■完了(衛生環境向上のため、東浜海水浴場の下水道整備。平成25年度実施。) 藤沢市(下水業務課)、民間事業者 ⑤ 江の島の玄関口の魅力アップづくり ○平成27年度以降に湘南モノレール「湘南江の島駅」のバリアフリー施設整備工事に着手予定。 ○小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」、江ノ島電鉄線「江ノ島駅」及び周辺についても玄関口としての面的な魅力 づくりの検討。 藤沢市、民間事業者、 (神奈川県) ① 湘南海岸公園、辻堂海浜公園、鵠沼海浜公園な どの活用 ○湘南海岸沿岸の魅力アップに向けた湘南海岸公園、辻堂海浜公園、鵠沼海浜公園などのさらなる活用方法の検 討。 ○鵠沼海浜公園などにおいて、サーフィンなどの複合イベントとなる「湘南オープン」を実施予定。 藤沢市、民間事業者、 (神奈川県) Ⅱ 玄 関 口 の 魅 力 アッ プ 備 考 平成27年度以降の実施予定事業 (■完了における( )内は平成24年度から平成26年度の事業内容を記載) 事業主体

「湘南江の島魅力アップ・プラン」に基づく事業展開 (平成27年度から29年度)

Ⅲ 湘 南 海 の 魅 力 ゾーン 施策の方向 Ⅰ 江 の 島 島 内 の 魅 力 アッ プ

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備 考 平成27年度以降の実施予定事業 (■完了における( )内は平成24年度から平成26年度の事業内容を記載) 事業主体 ゾーン 施策の方向 ① JR東日本、小田急電鉄、江ノ島電鉄、湘南モ ノレールとの観光活性化に向けた連携強化 ○推進会議などを中心とした観光活性化に向けた連携策の検討。 ○鉄道事業者に対し、企画乗車券による連携や積極的な観光情報の提供依頼。 藤沢市、民間事業者、 (神奈川県) ② 「武家の古都・鎌倉」を生かした取組みによる 周遊観光の促進 ○江ノ島電鉄、鎌倉市と連携を図りつつ、周遊観光を目指す施策を実施予定。 藤沢市、民間事業者、 (神奈川県) ③ おもてなしの向上 ○江の島の観光客の増加に伴う水需要への対応として、江の島ポンプ所を改良し、島内の水量と水圧を確保し、 安定給水を図る。 ○2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、外国人観光客へのおもてなしの整備や、受け入れ体制の充 実に向けて検討する。 ○江の島観光案内所に外国語対応の観光ガイドを設置予定。 藤沢市、民間事業者、 (神奈川県) ④ 新たなツーウェイツーリズム(双方向の交流) の推進 ○アルピコ交通のツアーバス運行 ○湘南藤沢市民マラソンへの松本市民の参加ツアー ○東海汽船(株)による大島航路(増便) 藤沢市、民間事業者 ⑤ 女性客の誘客 ○民間事業者や地域団体と連携し、体験型プログラムの充実と研究・開発を行うとともに旅行会社等に企画を提 案し、観光ツアーの商品化を行う。 藤沢市、民間事業者 ⑥ 安全・安心の環境整備 ○各海水浴場の秩序維持とモラル向上。 神奈川県、藤沢市、江の島海水浴場組合 ⑦ 景観の維持保全 ○海岸の景観を維持するための、海岸清掃、美化啓発、海岸清掃ボランティアへの支援を実施。 神奈川県、藤沢市、公益 財団法人かながわ海岸美 化財団 ⑧ 観光客を含む災害時の対策 ○片瀬、鵠沼、辻堂地区でのワークショップを踏まえ避難経路を誘導するための案内表示の設置を図る。 ○「江の島津波避難計画」に基づき、湘南港内に津波避難デッキを1基設置。 ○津波被害想定の再検証(平成26年度実施)結果を踏まえ、津波避難場所・避難ビル等の配置計画、避難計画を作成。 ○避難訓練の継続的実施や観光客への周知。 神奈川県、藤沢市、民間 事業者 ⑨ 新たな観光資源づくりの検討 ○江の島を中心にロケツーリズムの実施。○市内で撮影が行われた場所を紹介する「ロケ地マップ」の作成。 神奈川県、藤沢市、民間事業者 ⑩ 自転車で周遊しやすい環境整備の検討 ○自転車走行環境づくりの検討。 ○自転車施策(駐輪場、走行環境、レンタサイクルなど)の検討。 神奈川県、藤沢市、民間 事業者 ⑪ 江の島を含めた湘南海岸沿岸の街並み・歴史・ 自然を感じる周遊環境整備 ○小田急電鉄・江ノ島電鉄の沿線駅を新たな江の島への玄関口とする周遊ルートの検討。 ○鵠沼、湘南海岸の街並み・自然を感じるルートづくり。 藤沢市、民間事業者、 (神奈川県) ⑫ 地域の関係団体との協働・連携によるまちづく りの推進 ○平成26年度に策定した津波避難計画に基づいた訓練と検証。 神奈川県、藤沢市、民間 事業者  ※この表は、「観光振興に向けた施策の基本方向」で取り組むこととした事業のうち、平成27年度から平成29年度までの当面3年間に重点的に取り組んでいく事業を整理したものです。  ※事業主体欄の( )にしている機関は、事業主体の取組に協力する機関を記載したものです。 Ⅳ 湘 南 江 の 島 全 体 の 魅 力 アッ プ 8

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Ⅰ 江の島島内の魅力アップ ・湘南港ヨットハウス(管理事務所)新築事業(完了) ・稚児ヶ淵レストハウス改修事業(平成 27 年完了予定) ・江ノ電ガーデンパーラー・亀ヶ岡広場改修事業(改修済) ・かながわ女性センターの有効活用 ・周遊観光船べんてん丸船着場のリニューアルの推進(完了) ・江の島島内の交通対策 ・江の島島内などの新たな周遊機能の検討 (龍野ヶ岡自然の森の整備事業) Ⅱ 玄関口の魅力アップ ・片瀬江ノ島駅及び駅前広場の再整備構想の検討 【江の島周辺図】

【参考】本プランの取組みをエリア別に整理すると以下のとおりです。

Ⅰ 江の島島内の魅力アップ Ⅱ 玄関口の魅力アップ Ⅲ 湘南海岸公園地域の魅力アップ Ⅳ 湘南江の島全体の魅力アップ Ⅲ 湘南海岸公園地域の魅力アップ ・湘南海岸公園、辻堂海浜公園、鵠沼海浜公園などの活用 ・観光資源としてのニエアル記念広場の有効活用 ・湘南海岸沿岸を結ぶ公共交通の検討 Ⅳ 湘南江の島全体の魅力アップ ・JR東日本、小田急電鉄、江ノ島電鉄、湘南モノレールとの観光活性化に向けた連 携強化 ・「武家の古都・鎌倉」を生かした取組みによる周遊観光の促進 (両市を結ぶ江ノ島電鉄など鎌倉との連携) ・おもてなしの向上 (外国人観光客への対応・サインの見直し・オリンピックパラリンピックに向けた 受け入れ体制の充実) ・女性客の誘客 (江島神社、岩屋などのパワースポット、フラダンスなどに注目した誘客プログラ ム開発の検討) ・新たなツーウェイツーリズム(双方向の交流)の推進 (東京湾、相模湾クルージング、大型客船の寄港など海上交通を利用した新たな観 光商品の開発の検討(平成 27 年度以降は東海汽船(株)による大島航路(増 便))・アルピコ交通のバスツアー運行) ・安全・安心の環境整備 (江の島島内の防犯カメラの設置(完了)・各海水浴場の秩序維持とモラル向上・ 観光ガイドマップ(改訂版)への広域避難場所等の明記(完了)) ・景観の維持保全(国道 134 号など公共施設の景観重要公共施設への指定(完了)) ・観光客を含む災害時の対策 ・藤沢市、神奈川県、観光協会、観光事業者、漁業関係者、地域団体等との 連携による新たな魅力づくりの検討

参照

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