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資料6 損害賠償請求に係る債務名義の実効性に関するアンケート調査 集計結果

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Academic year: 2021

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(1)

問2

検討した

213

検討して いない

11

問3

活動した

195

活動して いない

18

(活動していない主な理由) 回収が困難であることが明らか 問2で「1 検討した」と回答した場合,弁護人に働きかけたり,被告人に直接請求するなど,実際に活動したか 刑事記録等で資産・収入がないことがわかったこと,そうであれば当事者が関わりを持つことを避

損害賠償請求に係る債務名義の実効性に関するアンケート調査 集計結果

相手が無資力。逆恨みも怖かった。 被害者が厳罰を求め示談を望まなかったため 被告人に資力がなく,家族も支援せず+無罪主張された+懲役見込 被告人無資力

1.実施日:2015年8月4日~2015年9月30日

2.実施対象:各弁護士会の犯罪被害者支援に関する委員会委員等を中心とした全国の会員

3.回答事件対象:損害賠償命令制度の施行(2008年12月1日)以降,同制度の対象となる事件に

      関し,担当した事件

4.回答人数:83,回答総事件数:224

 ※設問への整合性の観点から,回答について集計時に一部整理を行っている。

問1で回答の事件に対し,示談(申し入れられた場合を含む。)や訴訟,損害賠償命令等での損害賠償請求を検討した か 遺族が損害賠償請求を希望しなかった。 実父との縁を切りたいとの被害者の意向尊重、犯給金申請予定。

問4

問3で「1 活動した」と回答した場合,債務名義や示談書作成など一定の成果があったか あった

176

なかった

17

問5

問4で「1 成果があった」と回答した場合,書面上の賠償額 平均額 ※金額は,千円以下は切り捨て 刑事記録等 資産 収入 な わ た ,そう あれば当事者 関わりを持 を避 けたいとの意向であった 加害者が無職・無収入であることは明らか,保護者である親は刑事手続にも関与せず非協力的で あり賠償が期待できなかったため

1634

万円 否認ゆえ裁判でも証人尋問の負担が見込まれて(損害賠償命令を申し立てても民事は移行する 可能性大)それがクリアできても若年ゆえ賠償額が少ないと思われ弁護士費用をかけて裁判等を 行うことを諦めた。 加害者が犯人性を否認、資力に乏しいことが見込まれ被害者が弁護士費用をかけてまで回収し たくないとの被害者の意向尊重、労災、犯給金及び障害年金申請予定。

資料6

(2)

問6

①民事訴訟の判決 25 ②損害賠償命令 75 ③刑事和解 3 ④公正証書 0 ⑤示談書・和解書のみ 43 ⑥その他 30 一部弁償+損害賠償 民事訴訟上の和解 振込先口座を指定し,任意に入金させた 一部弁償を受けた。残部については民事訴訟提起予定 債務名義はなく領収証のみ:但書は「損害賠償金の一部」 損害賠償命令手続きにおける和解 損害賠償命令手続を経て通常民事訴訟に移行し審理中 被害者の意向により,被害弁償金の一部として受領し,その旨の領収証発行 和解調書 領収証作成のみ。示談書作成せず 問4で「1 成果があった」と回答し,損害賠償請求により債務名義を得た場合,その方法(当てはまる番号一つ) 債務名義ではないが、各少年の付添人との交渉を前提とし、審判時に少年が裁判官に弁償の約 束したことなどが実効的だった。 損害賠償命令上の和解 民事調停(親を相手方) 受領のみ。示談書作成せず ①,25 ②,75 ③,3 ④,0 ⑤,43 ⑥,30 0 10 20 30 40 50 60 70 80 和解調書

問7

賠償に関する書面を作成した際(問5について回答した場合),回収した金額 ①全額 70 ②一部のみ回収 39 ③なし 55 49.9% ※回収率=回収額/書面上の賠償額。それぞれについて明記した150人から算出。

問8

①任意の支払があった。 70 ②強制執行を行った。 1 (①の場合,支払方法について) A一括 60 B分割 6 (B分割の場合,分割方法) 損倍賠償命令申立て→民事訴訟以降→裁判上の和解 半年ごとに支払い 4回に分けて受領後,示談書作成 所有自動車を任意に売却後 2ヶ月に一度。19万円ずつ。さらに強制執行を行う予定。 問7で「1 全額」と回答した場合,回収に要した手続(複数回答可) 示談書取り交わし前に54万円受領、取り交わし後に200万円受領 ★回収率の平均

(3)

問9

「問7」で「2 一部のみ回収」と回答した場合,一部のみの回収に留まっている理由(複数回答可) 14 4 1 4 20 3 0 13 3 5 7 (⑩理由) 加害者と縁を切って忘れたい これ以上事件を思い出させることは避けたいとの本人の希望。 (⑪その他) 判決に先立って,一部のみ任意の支払いあり 債務者が10年以上の服役となるため 全額一括賠償の資力がない ⑩債権者が未回収分についての任意の支払いを求める交渉や強制執行手続を希望しなかった。 ⑪その他 ①債務者が一部任意の支払をした後,支払がなくなった。 和解条項に、分割支払金合計が86万円に達した時点でその世の支払いを免除するとの条項がある。裁判 官が債務者の任意の履行を確保するためだからという理由でこの条項を入れるよう強く勧めた。 ⑤債務者の資力がないことが明らかで,強制執行手続による回収が期待できない。 ⑨債務者が未回収分について任意の支払を誓約している。 ⑥債務者に資力がない可能性が高く,強制執行手続による回収が期待できない可能性が高い。 ⑦金額が僅少であったため断念した。 ⑧現在も分割で任意の支払が行われている。 和解に基づく分割返済の遅滞後、債務者が知人等の援助により一括返済できる金額で新たに示談し、確実 な回収を優先したため ②強制執行手続を取ったが,一部しか回収できなかった。 ③債務者の所在がわからなかったため強制執行手続を取ることができなかった。 ④債務者の財産が不明だったため強制執行手続を取ることができなかった。 ①,14 ②,4 ③,1 ④,4 ⑤,20 ⑥,3 ⑦,0 ⑧,13 ⑨,3 ⑩,5 ⑪,7 0 5 10 15 20 25 債務者の父からの支払い。本人には資力なし 任意で100万円を支払ったが,被害者は納得できず,損害賠償命令事件をその後に申し立てた 官が債務者の任意の履行を確保するためだからという理由でこの条項を入れるよう強く勧めた。

(4)

問10

①債務者が任意の支払をしない。 33 ②強制執行手続を取ったが,不奏功だった。 3 ③債務者の所在がわからなかったため強制執行手続を取れなかった。 2 ④債務者の財産が不明だったため強制執行手続を取れなかった。 13 ⑤債務者の資力がないことが明らかで,強制執行手続による回収が期待できない。 30 ⑥債務者に資力がない可能性が高く,強制執行手続による回収が期待できない可能性が高い。 16 ⑦金額が僅少であったため断念した。 0 ⑧債務者が任意の支払を誓約している。 4 ⑨債権者が任意の支払を求める交渉や強制執行手続を希望しなかった。 2 ⑩その他 18 (⑨理由) 加害者と関わりたくない,逆恨みが怖い (⑩その他理由) 受刑中だったためこれまで支払っていなかったが出所後分割で払う旨の連絡がきた 犯罪被害者給付金の申請をしていた 今後長期間服役する 出所後に交渉することを双方が希望している。 異議申立により,民事訴訟へ移行 不動産を仮差押の上、現在民事訴訟中 加害者の妻から不倫慰謝料請求権を被担保債権として仮差し押さえされた。 出所後家族に近づいてこないようにする目的もあって,命令申立 「問7」で「3 なし」と回答した場合,全く回収できていない理由(複数回答可) ①,33 ②,3 ③,2 ④,13 ⑤,30 ⑥,16 ⑦,0 ⑧,4 ⑨,2 ⑩,18 0 5 10 15 20 25 30 35 出所後家族に近 いて ないようにする目的もあって,命令申立 債務者が現在刑務所で服役中。債務者に資力はなく,弁護人から家族の特定はなかった。 現在刑務所に服役中 現在,強制執行手続申し立て中である。 2015年8月末からの分割払いのため,支払い期未到来

問11

①利用した 0 ②利用していない 23

問12

問11で「2 利用していない」と回答した場合,財産開示手続を利用しなかった理由(複数回答可) ①そのような手続があることを知らなかった。 0 ②手続を利用しても実効性がないと思った。 21 ③その他 3 (③その他理由) 加害者が服役中 費用がかかるだけ 問9又は問10で「4 債務者の財産が不明だったため強制執行手続を取れなかった。」と回答した場合,財産開示手続 を利用したか。

(5)

事件名(罪名)別 回答集計結果

問5 総数 35 30 5 24 6 ・ 遺族が希望しな かった。 ( 他に同旨の回答あり) 22 1 5243 7 14 0 0 0 1 民事調停 0 8 13 3.2% 4 222 0 1 1 3 5 0 00000 1 損害賠償命令→通常訴訟に移行した後, 和解 0 1 0 1.4% 20 20 0 19 1 被告人無資力 16 2 5418 3 11 0 0 0 2 ・ 損害賠償命令上の和解 ・ 通常訴訟に移行後, 書面上の和解 0 6 10 1.4% 36 35 1 34 1 相手が無資力。 逆恨みも怖かった。 31 3 427 7 6 2 0 11 5 ・ 民事調停( 親を相手方) ・ 民事訴訟上の和解 ・ 一部弁償を受けた。 残部について は民事訴訟提起予定 ・ 被害者の意向により, 被害弁償金の一部として 受領し, そ の 旨の領収証発行 16 7 6 69.3% 17 17 0 16 1 否認ゆえ 裁判で も証人尋問の負担が見込まれて ( 損 害 賠償命令を申し立て て も 民事は移行す る可能性大) そ れがクリアで き て も 若年ゆえ 賠償額が少な いと思われ 弁護士費用をかけて 裁判等を行う こ と を諦めた。 16 0 409 2 5 0 0 7 2 ・ 一部弁償+ 損害賠償 ・ 民事訴訟の和解 7 5 3 46.7% 2 202 0 20 2 2 5 00001 1 ・ 損害賠償命令手続における和解 1 1 0 80.0% 16 15 1 14 1 ・ 加害者が犯人性を否認、 資力に乏しいこ とが見込まれ 被害者が弁護士費用をかけて ま で 回収したく な い との 被害者の意向尊重、 労災、 犯給金及び 障害年金申請予 定。 11 3 309 1 4 0 0 0 6 ・ 損害賠償命令手続で の和解成立 ・ 債務名義はな く 領収証のみ: 但書は「 損害賠償金の一部」 ・ 民事訴訟上の和解 ・ 被害弁償金の一部として 受領し, そ の旨の領収証発行 ・ 債務名義で はな いが、 各少年の付添人との交渉を前提とし、 審判時に少年が裁判官に弁償の約束したこ とな どが実効的 だった。 ・被害者の意向により, 被害弁償金の一部として 受領し, そ の 旨の領収証発行 3 5 1 47.5% 1 1 0 1 0 1 0 1250 1 0 0 0 0 0 0 1 0 ※計算不 能のため 省略 1 1 0 1 0 1 0 800 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0.0% 2 2 0 2 0 1 1 300 0 1 0 0 0 0 1 0 0 100.0% 49 49 0 48 1 ・ 被害者が厳罰を求め示談を望まな か ったため 45 3 222 1 16 1 0 19 8 ・ 損害賠償命令手続で の和解成立 ・ 振込先口座を指定し, 任意に入金させた ・ 損害賠償命令手続を経て 通常民事訴訟に移行し審理中 ・ 親権者の意向により, 被害弁償金の一部として 受領し, そ の 旨の領収証発行 ・和解調書 ・損倍賠償命令申立て →民事訴訟移行→裁判上の和解 ・ 訴訟上の和解 30 2 10 77.8% 5 5 0 5 0 5 0 156 1 3 0 0 1 0 3 1 1 62.4% 1 1 0 1 0 1 0 40 0 0 0 0 1 0 1 0 0 100.0% 1 1 0 1 0 1 0 258 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0.0% 5 5 0 5 0 5 0 212 0 3 0 0 2 0 3 0 2 60.0% 準強制わ いせつ 未 遂 回収率平 均(%) ※回収率 =回収額/ 書面上の 賠償額 強姦未遂 強制わい せつ未遂 問2 問3 強姦致傷 強制わい せつ 準強制わ いせつ 問4 問6 問7 書面上の 賠償額 (万 ) ※各平均 1 民事訴 訟の判決 2 損害賠 償命令 3 刑事和 解 4 公正証 書 5 示談書・ 和解書の み 1 検討した 2 検討して いない 1 活動した 2 活動して いない 2 -a 活動して い な い 理由 1 成果が あった 2 成果が なか っ た 6 その 他 6-a そ の 他 1 全 額 2 一部の み回収 3  な し 殺人 殺人未遂 傷害致死 傷害 強姦 準強姦 集団強姦 集団強姦 致傷罪 強制わい せつ致傷

(6)

事件名(罪名)別 回答集計結果

総数 35 4 20 36 17 2 16 1 1 2 49 5 1 1 5 準強制わ いせつ 未 遂 強姦未遂 強制わい せつ未遂 強姦致傷 強制わい せつ 準強制わ いせつ 殺人 殺人未遂 傷害致死 傷害 強姦 準強姦 集団強姦 集団強姦 致傷罪 強制わい せつ致傷 A 一括 B 分割 1-b 分割方法 0 0 0 013 1 1 3 1 022 2 2 ・ 全額一括賠償の資力がな い ・ 債務者の父からの支払い。 本人には資力な し 000 000 0 0 0 0 000 0 0 000 011 0 0 3 0 040 0 0 16 13 2 ・H 26.5~ H 34.8 毎月3万円 H26.4に 250万 円 ・ 4 回に分けて 受領後, 示談書 作成 150 0 1 3 1 020 0 1 和解に基づく 分割返済の遅滞後、 債務者が知人等の援 助により一括返済で き る 金額で 新たに示談し、 確実な 回 収を優先したため 750 030 0 1 4 0 011 0 1 債務者が10年以上の服役とな る ため 110 000 0 0 0 0 000 0 1 和解条項に、 分割支払金合計が86万円に達した時点 で そ の世の支払いを免除す るとの条項がある。 裁判官 が債務者の任意の履行を確保す るためだからという 理 由で こ の条項を入れるよう 強く 勧めた。 321 030 0 1 3 1 010 1 加害者と縁を 切って 忘れた い 1 任意で 100万円を支払ったが, 被害者は納得で き ず , 損害賠償命令事件をその後に申し立て た 000 000 0 0 0 0 010 0 0 000 000 0 0 0 0 000 0 0 110 000 0 0 0 0 000 0 0 30 27 2 ・ 示談書取り交 わし前に54万 円受領、 取り交 わし 後に200万 円受領 ・6 回払い 010 0 0 1 0 000 1 0 330 000 0 0 1 0 000 1 こ れ以上事件 を思い出させ るこ とは避け たいとの本人 の希望。 0 110 000 0 0 0 0 000 0 0 000 000 0 0 0 0 000 0 0 330 000 0 0 0 0 000 0 1 判決に先立って , 一部のみ任意の支払いあり 問8 問9 1 任意の 支払が あった 1 -a 支払方法 2 強制執 行を行った 1 債務者が一 部任意の支 払を し た 後, 支払がなく なった。 2 強制執行手 続を 取っ た が,一部し か 回収でき な かっ た。 3 債務者の所在 がわから なかっ たため強制執行 手続を 取ること ができ な かっ た。 4 債務者の財産 が不明だっ た た め強制執行手続 を取 る こ と が で きなか っ た。 5 債務者の資力 がないこと が明ら かで,強制執行 手続による回収 が期待でき な い。 6 債務者に資力 がない可能性が 高く,強制執行 手続による回収 が期待でき な い 可能性が高い。 7 金額が僅少 であったため 断念し た。 8 現在も 分割 で任意の支払 が行われてい る。 9 債務者が未 回収分につ い て任意の支払 を誓約し てい る。 1 0 債権者が未回 収分につ い ての 任意の支払いを 求める交渉や強 制執行手続を 希 望し なかっ た 。 10-a 理 由 11 そ の 他 11-a 理 由

(7)

事件名(罪名)別 回答集計結果

総数 35 4 20 36 17 2 16 1 1 2 49 5 1 1 5 準強制わ いせつ 未 遂 強姦未遂 強制わい せつ未遂 強姦致傷 強制わい せつ 準強制わ いせつ 殺人 殺人未遂 傷害致死 傷害 強姦 準強姦 集団強姦 集団強姦 致傷罪 強制わい せつ致傷 710 3 8 2 0 0 1 6 ・ 別途債務者の身内が一部を払う とのこ と 。 ・ 債務者が受刑中 今後長期間服役す る ・ 現在, 強制執行手続申し立て 中で ある。 04031 加害者が 服役中 000 0 0 0 0 0 0 0 00000 700 3 8 3 0 2 0 3 ・ 犯罪被害者給付金の申請をして いた ・ 今後長期間服役す る ・ 出所後家族に近づいて こ な いよう にす る 目的も あって , 命令申立 04040 421 0 3 0 0 0 0 2 ・ 加害者の妻から不倫慰謝料請求権を被担保債 権として 仮差し押さえ さ れた。 02020 100 0 2 0 0 0 0 2 ・ 出所後に交渉す るこ とを双方が希望して い る。 ・ 受刑中だったためこ れ まで 支払って い な か ったが 出所後分割で 払う 旨の連絡がき た 01010 000 0 0 0 0 0 0 0 00000 000 0 0 1 0 0 0 0 01010 000 0 0 0 0 0 0 0 00000 100 0 0 1 0 0 0 0 01010 000 0 0 0 0 0 0 0 00000 600 4 3 4 0 1 1 加害者と 関わりたく ない,逆 恨 みが怖い 4 ・ 不動産を仮差押の上、 現在民事訴訟中 ・ 債務者が現在刑務所で 服役中。 債務者に資力 はな く , 弁護人から家族の特定はな かった。 ・ 現在刑務所に服役中 ・2015年8 月末からの分割払い のため, 支払い 期 未到来 06062 ・ 費用がか かるだけ 100 1 0 1 0 0 0 0 01010 000 0 0 0 0 0 0 0 00000 100 0 1 0 0 0 0 0 00000 100 0 1 1 0 1 0 0 01000 問10 問11 問 12 4 債務者の財 産が不明だっ たため強制執 行手続を 取れ なかった。 5 債務者の資力 がないこと が 明 ら かで,強制執 行手続による回 収が期待でき な い。 2 手続を 利用して も 実効性が ないと思 っ た。 3 その 他 1 債務者が任 意の支払を し ない 。 10-a 理 由 1 利用した 2 強制執行手 続を 取っ た が,不奏功 だった。 3 債務者の所 在がわから な かったため強 制執行手続を 取れなかっ た。 3-a 理 由 8 債務者が任 意の支払を 誓 約し ている。 9 債権者が任意 の支払を 求める 交渉や強制執行 手続を 希望し な かっ た 理 由 10 そ の 他 6 債務者に資力 がない可能性が 高く,強制執行 手続による回収 が期待でき な い 可能性が高い。 7 金額が僅少 であったため 断念し た。 2 利用して いない 1 その よ う な 手続が あることを 知らな か っ た。

(8)

事件名(罪名)別 回答集計結果

問5 総数 回収率平 均(%) ※回収率 =回収額/ 書面上の 賠償額 問2 問3 問4 問6 問7 書面上の 賠償額 (万 ) ※各平均 1 民事訴 訟の判決 2 損害賠 償命令 3 刑事和 解 4 公正証 書 5 示談書・ 和解書の み 1 検討した 2 検討して いない 1 活動した 2 活動して いない 2 -a 活動して い な い 理由 1 成果が あった 2 成果が なか っ た 6 その 他 6-a そ の 他 1 全 額 2 一部の み回収 3  な し 1 1 0 1 0 1 0 100 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0.0% 1 1 0 1 0 1 0 330 0 1 0 0 0 0 1 0 0 100.0% 11 0 1 0 0 1 ※計算不 能のため 省略 00000 0 000 ※計算不 能のため 省略 10 10 0 6 4 ・ 回収が困難で あるこ と が明らか ・ 加害者が無職・ 無収入で あるこ と は明らか, 保護者で ある親は刑事手続にも関与せず非協力的で あり賠償が 期待で き な かったため ・ 被害者に資力がな く , 回収可能性な し ・ 遺族が希望しな かった。 4 2 3869 0 4 0 0 0 0 0 2 2 0.4% 10 1 0 0 0 0 ※計算不 能のため 省略 00000 0 000 ※計算不 能のため 省略 55 0 4 1 被告人に資力がな く , 家族も支援せず+ 無罪主張された + 懲役見込 40 8 9 11000 2 ・ 領収証作成のみ。 示談書作成せず ・ 被害者の意向により, 被害弁償金の一部として 受領し, そ の 旨の領収証発行 1 0 1 50.0% 32 1 1 1 刑事記録等で 資産・ 収入がな いこ とがわかったこ と, そ う で あれば当事者が関わりを持つこ とを避けたいとの意 向で あった 1 0 608 0 1 0 0 0 0 0 0 1 0.0% 2 202 0 20700001 1 受領のみ。 示談書作成せず 1 0 0 100.0% 3 3 0 3 0 3 0 7676 0 2 0 0 0 1 賠償命令に対し相手方が異議申立を行い, 民事訴訟に移行 し, 一審判決に対し相手方が控訴し, 控訴審にて 和 解 2 0 1 66.6% 11 0 0 1 実父との縁を切りたいとの被害者の意向尊重、 犯給金 申請予定。 00 ※計算不 能のため 省略 00000 0 000 ※計算不 能のため 省略 1 1 0 1 0 1 0 3199 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0.0% 計 224 213 11 195 18 176 17 25 75 3 0 43 30 70 39 55 わいせつ 略取 傷害わい せつ致傷 逮捕監禁 致傷 強盗殺人 強盗致死 強盗致傷 強盗強姦 強盗未遂 危険運転 致死 児童福祉 法違反 嘱託殺人

(9)

事件名(罪名)別 回答集計結果

総数 1 1 1 10 1 5 3 2 3 1 1 計 224 わいせつ 略取 傷害わい せつ致傷 逮捕監禁 致傷 強盗殺人 強盗致死 強盗致傷 強盗強姦 強盗未遂 危険運転 致死 児童福祉 法違反 嘱託殺人 A 一括 B 分割 1-b 分割方法 問8 問9 1 任意の 支払が あった 1 -a 支払方法 2 強制執 行を行った 1 債務者が一 部任意の支 払を し た 後, 支払がなく なった。 2 強制執行手 続を 取っ た が,一部し か 回収でき な かっ た。 3 債務者の所在 がわから なかっ たため強制執行 手続を 取ること ができ な かっ た。 4 債務者の財産 が不明だっ た た め強制執行手続 を取 る こ と が で きなか っ た。 5 債務者の資力 がないこと が明ら かで,強制執行 手続による回収 が期待でき な い。 6 債務者に資力 がない可能性が 高く,強制執行 手続による回収 が期待でき な い 可能性が高い。 7 金額が僅少 であったため 断念し た。 8 現在も 分割 で任意の支払 が行われてい る。 9 債務者が未 回収分につ い て任意の支払 を誓約し てい る。 1 0 債権者が未回 収分につ い ての 任意の支払いを 求める交渉や強 制執行手続を 希 望し なかっ た 。 10-a 理 由 11 そ の 他 11-a 理 由 000 000 0 0 0 0 000 0 0 101 130万 一 括 +25 万 ×8 回 000 0 0 0 0 000 0 0 000 000 0 0 0 0 000 0 0 000 000 0 0 2 0 020 0 0 000 000 0 0 0 0 000 0 0 110 000 0 0 0 0 000 0 0 000 000 0 0 0 0 000 0 0 110 000 0 0 0 0 000 0 0 220 000 0 0 0 0 000 0 0 000 000 0 0 0 0 000 0 0 000 000 0 0 0 0 000 0 0 70 60 6 1 14 4 1 4 20 3 0 13 3 5 0 7 0

(10)

事件名(罪名)別 回答集計結果

総数 1 1 1 10 1 5 3 2 3 1 1 計 224 わいせつ 略取 傷害わい せつ致傷 逮捕監禁 致傷 強盗殺人 強盗致死 強盗致傷 強盗強姦 強盗未遂 危険運転 致死 児童福祉 法違反 嘱託殺人 問10 問11 問 12 4 債務者の財 産が不明だっ たため強制執 行手続を 取れ なかった。 5 債務者の資力 がないこと が 明 ら かで,強制執 行手続による回 収が期待でき な い。 2 手続を 利用して も 実効性が ないと思 っ た。 3 その 他 1 債務者が任 意の支払を し ない 。 10-a 理 由 1 利用した 2 強制執行手 続を 取っ た が,不奏功 だった。 3 債務者の所 在がわから な かったため強 制執行手続を 取れなかっ た。 3-a 理 由 8 債務者が任 意の支払を 誓 約し ている。 9 債権者が任意 の支払を 求める 交渉や強制執行 手続を 希望し な かっ た 理 由 10 そ の 他 6 債務者に資力 がない可能性が 高く,強制執行 手続による回収 が期待でき な い 可能性が高い。 7 金額が僅少 であったため 断念し た。 2 利用して いない 1 その よ う な 手続が あることを 知らな か っ た。 000 0 0 1 0 0 0 0 00000 000 0 0 0 0 0 0 0 00000 000 0 0 0 0 0 0 0 00000 100 1 1 1 0 0 0 1 異議申立により, 民事訴訟へ移行 01010 000 0 0 0 0 0 0 0 00000 000 0 1 0 0 0 0 0 00000 101 1 0 1 0 0 0 0 01010 000 0 0 0 0 0 0 0 00000 100 0 1 0 0 0 0 0 00000 000 0 0 0 0 0 0 0 00000 100 0 1 0 0 0 0 0 00000 33 3 2 13 30 16 0 4 2 18 0 23 0 21 3

(11)

書面上賠償額別 回答集計

※問5「書面上の賠償額(万)」が明記された173人から集計

※問1~問4は省略

問5 総数 A 一括 B 分割 1-b 分割方法 7 1 7 1000 4 2 ・受領のみ。示談書作成せず ・民事訴訟上の和解 6 0 0 100.0% 6 6 0 0 3 4 7 2 3720 1 4 7 ・債務名義ではないが、各少年の付添人との交 渉を前提とし、審判時に少年が裁判官に弁償の 約束したことなどが実効的だった。 ・振込先口座を指定し,任意に入金させた ・一部弁償を受けた。残部については民事訴訟 提起予定 ・親権者の意向により,被害弁償金の一部として 受領し,その旨の領収証発行 ・損倍賠償命令申立て→民事訴訟移行→裁判 上の和解 17 4 8 66.7% 17 15 1 1 53 208 3 20 1 0 19 10 ・損害賠償命令手続での和解成立 ・民事調停(親を相手方) ・債務名義はなく領収証のみ:但書は「損害賠償 金の一部」 ・被害者の意向により,被害弁償金の一部として 受領し,その旨の領収証発行 ・和解調書 ・訴訟上の和解 31 6 13 67.0% 31 26 3 ・示談書取り交わし前に54万 円受領、取り交わし後に200 万円受領 ・4回に分けて受領後,示談 書作成 ・6回払い 0 32 522 4 15 0 0 7 6 ・一部弁償+損害賠償 ・損害賠償命令→通常訴訟に移行した後,和解 ・民事訴訟上での和解 ・通常訴訟に移行後,書面上の和解 12 12 6 51.1% 12 9 2 ・H 26.5~H 34.8  毎月3万円 H 26.4に 250万円 ・130万一括+25万×8回 0 15 2199 6900 0 0 267 18.2% 2 2 0 0 32 6857 8 21 0 0 0 3 ・損害賠償命令上の和解 ・賠償命令に対し相手方が異議申立を行い,民 事訴訟に移行し,一審判決に対し相手方が控訴 し,控訴審にて和解 ・民事調停 2 10 20 8.4% 2 2 0 0 計 173 25 72 3 0 44 28 70 38 54 70 60 6 1 300万1円~1000万円 1 任意の 支払が あった 1-a 支払方法 1000万1円~3000万円 100万1円~300万円 30万1円~100万円 問6 問7 問8 4 公正証 書 3000万1円~ ~30万円 2 損害賠 償命令 3 刑事和 解 書面上の 賠償額 (万) ※各平均 1 民事訴 訟の判決 2 一部の み回収 3  なし 2 強制執 行を行った 5 示談書・ 和解書の み 6 その他 6-a その他 1 全額 回収率平 均(%) ※回収率 =回収額/ 書面上の 賠償額

(12)

書面上賠償額別 回答集計

※問5「書面上の賠償額(万)」が明記された173人から集計

※問1~問4は省略

総数 7 34 53 32 15 32 計 173 300万1円~1000万円 1000万1円~3000万円 100万1円~300万円 30万1円~100万円 3000万1円~ ~30万円 0000000000 0 3000200001 0 4001310001 加害者と 縁を切って 忘れたい 2 ・判決に先立って,一部のみ任意の支払いあり ・和解条項に、分割支払金合計が86万円に達 した時点でその世の支払いを免除するとの条 項がある。裁判官が債務者の任意の履行を確 保するためだからという理由でこの条項を入れ るよう強く勧めた。 5002710411 これ以上 事件を思 い出させる ことは避け たいとの本 人の希望。 3 ・債務者が10年以上の服役となるため ・和解に基づく分割返済の遅滞後、債務者が知 人等の援助により一括返済できる金額で新た に示談し、確実な回収を優先したため ・任意で100万円を支払ったが,被害者は納得 できず,損害賠償命令事件をその後に申し立て た 0110200420 1 全額一括賠償の資力がない 2301610402 1 債務者の父からの支払い。本人には資力なし 1 4 414 2 0 30 1 2 35 7 9 債務者が未 回収分につい て任意の支 払を誓約して いる。 10 債権者が 未回収分に ついての任意 の支払いを求 める交渉や強 制執行手続を 希望しなかっ た。 11-a 理由 7 金額が僅少 であったため 断念した。 8 現在も分割 で任意の支 払が行われ てい る 。 6 債務者に資 力がない可能 性が高く,強 制執行手続 による回収が 期待できない 可能性が高 い。 問9 5 債務者の資 力がないこと が明らかで, 強制執行手 続に よる回収 が期待できな い。 10-a 理由 11 その他 1 債務者が一 部任意の支 払をした後, 支払がなく なっ た。 2 強制執行手 続を取った が,一部しか 回収できな かった。 3 債務者の所 在がわからな かったため強 制執行手続を 取ることがで きな かった 。 4 債務者の財 産が不明だっ たため強制執 行手続を取る ことがで きな かった。

(13)

書面上賠償額別 回答集計

※問5「書面上の賠償額(万)」が明記された173人から集計

※問1~問4は省略

総数 7 34 53 32 15 32 計 173 300万1円~1000万円 1000万1円~3000万円 100万1円~300万円 30万1円~100万円 3000万1円~ ~30万円 000000000 0 00000 520313000 4 ・加害者の妻から不倫慰謝料請求権を 被担保債権として仮差し押さえされた。 ・現在刑務所に服役中 ・2015年8月末からの分割払いのため, 支払い期未到来 04041 費用がか かるだけ 801283021 加害者と 関わりたく ない,逆恨 みが怖い 1 債務者が現在刑務所で服役中。債務者 に資力はなく,弁護人から家族の特定は なかった。 06051 費用がか かるだけ 301214000 2 ・受刑中だったためこれまで支払ってい なかったが出所後分割で払う旨の連絡 がきた ・出所後に交渉することを双方が希望し ている。 05050 510332000 2 ・犯罪被害者給付金の申請をしていた ・今後長期間服役する 04031 加害者が 服役中 1 2 003 1 6 4021 8 ・別途債務者の身内が一部を払うとのこ と。 ・債務者が受刑中 ・今後長期間服役する ・異議申立により,民事訴訟へ移行 ・出所後家族に近づいてこないようにす る目的もあって,命令申立 ・現在,強制執行手続申し立て中であ る。 04040 33 3 2 13 29 16 0 4 2 17 0 23 0 21 3 3-a 理由 問11 問 12 2 強制執行手 続を取った が,不奏功 だった。 1 利用した 1 そのよう な手続が あることを 知らなかっ た。 2 利用して いない 6 債務者に資 力がない可能 性が高く,強 制執行手続 による回収が 期待できない 可能性が高 い。 7 金額が僅少 であったため 断念した。 5 債務者の資 力がないこと が明らかで, 強制執行手 続に よる回収 が期待できな い。 1 債務者が任 意の支払をし ない 。 3 債務者の所 在がわからな かったため強 制執行手続を 取れなかっ た。 問10 4 債務者の財 産が不明だっ たため強制執 行手続を取れ なかっ た 。 10-a 理由 2 手続を利 用しても実 効性がな いと思っ た。 3 その他 8 債務者が任 意の支払を誓 約している。 9 債権者が任 意の支払を求 める交渉や強 制執行手続を 希望しなかっ た 理由 10 その他

(14)

★事件名(罪名)別回収率平均値

★書面上賠償額別回収率平均値

100

0%

100

0%

3.2%

1.4%

1.4%

69.3%

46.7%

80.0%

47.5%

0.0%

100.0%

77.8%

62.4%

100.0%

0.0%

60.0%

0.0%

100.0%

0.4%

50.0%

0.0%

100.0%

66.6%

0.0%

0.0%

20.0%

40.0%

60.0%

80.0%

100.0%

※回収率=回収額(問7回答)/書面上の賠償額(問5回答)。上記のグループ毎の平均値を算出した。

※事件名(罪名)別回収率平均値については,「集団強姦」,「逮捕監禁致傷」,「強盗致死」,「児童福祉法違反」は計算不能のため省略

100.0%

66.7%

67.0%

51.1%

18.2%

8.4%

0.0%

20.0%

40.0%

60.0%

80.0%

100.0%

30

万円

30

1

円~

100

万円

100

1

円~

300

万円

300

1

円~

1000

万円

1000

1

円~

3000

万円

3000

1

円~

(15)

★全額回収したケース(問7で「1 全額」と回答した場合)における債務名義(問6回答)の割合

①民事訴訟の判決

4

5.7%

②損害賠償命令

16

22.8%

③刑事和解

1

1.4%

④公正証書

0

0.0%

⑤示談書・和解書のみ

41

58.5%

⑥その他

8

11.4%

計7

0

★回収不能のケース((問7で「3 なし」と回答した場合))における債務名義(問6回答)の割合

①民事訴訟の判決

14

25.4%

②損害賠償命令

37

67.2%

③刑事和解

0

0.0%

④公正証書

0

0.0%

⑤示談書・和解書のみ

1

1.8%

⑥その他

3

5.4%

計5

5

参照

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