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2013年6月xx日

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【審査番号:190627-B1】

Aizawa Investment Research

2019年6月27日

業界分析:損保(8630、8725、8766)

アイザワ証券 市場情報部 国内情報課 水口活也, CIIA, CMA, MBA

損害保険大手の決算を踏まえ、今後の見通しについてまとめておきます。銘柄は、SOMPO ホール ディングス(8630)、MS&AD インシュアランスグループホールディングス(8725)、東京海上ホール ディングス(8766)の 3 社です。自然災害影響を除けば堅調です。 全社共通  主力事業は、損害保険事業だが、生命保険事業や海外保険事業にも展開  基本的に、収入保険料と支払保険金の差額が粗利益となるが、各種準備金の繰入と戻入に よって保険引受利益は変動、市場環境によって資産運用利益も変動する  自然災害影響を除けば保険引受利益は堅調、消費税率引き上げは支払保険金にマイナス  主力の自動車保険では事故率低下によって収益性が向上、火災保険の事故率は上昇  前々期は北米ハリケーンなど海外自然災害によって支払保険金が急拡大  前上期は豪雨や台風など国内自然災害の影響が拡大、災害リスクには注意が必要  マイナス金利環境のリスク:短期では含み益拡大、中期では運用難の可能性  損害保険契約の負債期間は相対的に短く、生保と比較して影響は大きくはないが、価格変 動による評価・実現損益と将来運用利回り低下の可能性はある  各社とも海外事業や生命保険を拡大、収益源分散とともにリスク分散を進める方向  自然災害影響は一過性要因だが、地域分散、引受抑制、料率引き上げなどで対応  財務安定性は維持されており、政策投資株式削減は進展、M&A や株主還元の余力あり (図1)保険種目別正味収入保険料推移(単位:兆円) (図2)事業費率・損害率推移(単位:%) 出所:日本損害保険協会、アイザワ証券作成 出所:日本損害保険協会、アイザワ証券作成 0 4 8 自賠責 海上・運送 新種 傷害 自動車 火災 0 20 40 60 80 100 事業費率 損害率 本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最後に記載させていただきま した。ご確認の程、よろしくお願いいたします。 1

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Aizawa Investment Research

SOMPO ホールディングス(8630)  前期実績(前年同期比):経常収益▲3%、経常利益+40%、当期純利益+5%  事業別経常利益(同):国内損害保険 2,155 億円(+403 億円)、国内生命保険 232 億円(+ 105 億円)、海外保険▲58 億円(+305 億円)、連結調整他▲340 億円(▲246 億円)  国内自然災害影響を株式売却で吸収、海外保険は改善、海外事業再編税効果ははく落  今期会社予想(同):経常利益+26%、当期純利益+15%  国内損保では災害影響の平準化と火災保険料引き上げを見込むが、消費税影響と株式売却 益の反動減がマイナス要因、海外は料率改定もあって増益、国内生保も増益を想定  6 期連続増配予想、自己株式取得(上限 335 億円)発表、株主還元を積み増し  中期 5 カ年計画の 4 期目:国内損保に加え、国内生保、海外保険、介護関連を拡充へ  各事業の強化とともに、デジタル戦略、事業ポートフォリオ変革、企業文化変革を推進  2021 年 3 月期の利益目標:準備金や売却損益などを調整した会社定義の修正利益(前期 1,135 億円、自然災害影響補正後 2,187 億円)を 2,100 億円、修正 ROE 10%へ  株主還元:総還元性向 50%、安定的な配当に加えて自己株取得を実施する方針  6/26 株価 4,110 円、実績 PBR0.87 倍、会社予想 PER9.1 倍、同配当利回り 3.6% (表1)SOMPO連結業績推移 決算期 経常収益 伸率 経常利益 伸率 当期純利益 伸率 1株利益 1株配当 (百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%) (円) (円) 2017/3 3,419,530 5% 241,713 11% 166,402 4% 419.15 90.00 2018/3 3,770,052 10% 141,890 -41% 139,817 -16% 361.39 110.00 2019/3 3,643,040 -3% 198,959 40% 146,626 5% 392.26 130.00 2020/3社 n.a. - 250,000 26% 168,000 15% 451.09 150.00 2020/3予 3,720,800 2% 257,640 29% 176,700 21% 474.87 152.00   出所:決算短信、Quick、アイザワ証券作成   注記:社は会社予想、予はQuickコンセンサス予想(6/13時点6社) (図3)SOMPO株価指標推移1 (図4)SOMPO価指標推移2 出所:AstraManager、アイザワ証券作成 出所:AstraManager、アイザワ証券作成 0 2000 4000 6000 0 200 400 600 予想EPS(左目盛、円) 株価(右目盛、円) 0 2000 4000 6000 0 2000 4000 6000 実績BPS(左目盛、円) 株価(右目盛、円)

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Aizawa Investment Research

MS&AD インシュアランスグループホールディングス(8725)  前期実績(前年同期比):経常収益+5%、経常利益+37%、当期純利益+25%  事業別経常利益(同):国内損害保険 2,880 億円(+195 億円)、国内生命保険 550 億円(+ 92 億円)、海外保険 226 億円(+1,270 億円)、連結調整他▲751 億円(▲765 億円)  国内自然災害影響は再保険や準備金、売却益でカバー、赤字だった海外保険が改善  今期会社予想(同):経常利益+2%、当期純利益+4%  国内損保では災害影響の平準化と火災保険料引き上げを見込むが、消費税影響と株式売却 益の反動減がマイナス要因、海外保険は緩やかに改善継続、国内生保は減益を想定  7 期連続増配予想、自己株式取得(上限 320 億円)発表、株主還元を積み増しへ  中期 4 カ年計画の 2 期目:事業ポートフォリオ変革、国内生保と海外事業を強化  国内事業を強化、海外事業の収益性向上、政策株売却によるリスク資産を削減へ  2022 年 3 月期の利益目標:準備金やのれんなどを調整した会社定義のグループ修正利益(前 期 1,898 億円)を 3,500 億円に、修正 ROE(前期 6.1%)を 10%に  株主還元:修正利益の 40~60%をめど株主還元(安定的配当+自己株取得)  6/26 株価 3,419 円、実績 PBR0.73 倍、会社予想 PER10.0 倍、同配当利回り 4.4% (表2)MS&AD連結業績推移 決算期 経常収益 伸率 経常利益 伸率 当期純利益 伸率 1株利益 1株配当 (百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%) (円) (円) 2017/3 5,335,239 6% 352,612 21% 210,447 16% 350.94 120.00 2018/3 5,217,835 -2% 211,548 -40% 154,057 -27% 260.04 130.00 2019/3 5,500,438 5% 290,847 37% 192,705 25% 328.72 140.00 2020/3社 n.a. - 298,000 2% 200,000 4% 342.63 150.00 2020/3予 5,481,800 0% 291,740 0% 199,100 3% 341.81 152.00   出所:決算短信、Quick、アイザワ証券作成   注記:社は会社予想、予はQuickコンセンサス予想(6/13時点6社) (図5)MS&AD株価指標推移1 (図6)MS&AD株価指標推移2 出所:AstraManager、アイザワ証券作成 出所:AstraManager、アイザワ証券作成 0 2000 4000 6000 0 200 400 600 予想EPS(左目盛、円) 株価(右目盛、円) 0 2000 4000 6000 0 2000 4000 6000 実績BPS(左目盛、円) 株価(右目盛、円) 本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最後に記載させていただきま した。ご確認の程、よろしくお願いいたします。 3

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Aizawa Investment Research

東京海上ホールディングス(8766)  前期実績(前年同期比):経常収益+1%、経常利益+21%、当期純利益▲3%  事業別経常利益(同):国内損害保険 3,203 億円(▲130 億円)、国内生命保険 399 億円(+ 163 億円)、海外保険 1,890 億円(+628 億円)、連結調整他▲1,331 億円(▲50 億円)  国内自然災害影響はあったものの、海外保険が好調、再保険子会社売却影響は限定的  今期会社予想(同):経常利益+9%、当期純利益+18%  国内損保では災害影響の平準化と火災保険料引き上げが寄与(消費税影響は吸収)、海外 保険は為替影響を除けば堅調、国内生保は増益、連結調整の縮小を想定  資本水準調整のための一時配当 70 円はなくなるが、普通配当は 8 期連続増配予想、自己 株式取得(上限 250 億円)発表、引き続き株主還元を拡充する方針  中期 3 カ年計画の 2 期目:持続的利益成長、資本効率向上、株主リターン充実を目指す  2021 年 3 月期の利益目標:準備金やのれんなどを調整した会社定義の修正純利益(前期 2,809 億円)を 4,000~4,500 億円に、修正 ROE(前期 7.2%)を 10%以上へ  株主還元:配当性向は修正純利益の 35%以上、機動的に一時配当と自己株取得も実施  6/26 株価 5,355 円、実績 PBR1.06 倍、会社予想 PER11.6 倍、同配当利回り 3.5% (表3)東京海上連結業績推移 決算期 経常収益 伸率 経常利益 伸率 当期純利益 伸率 1株利益 1株配当 (百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%) (円) (円) 2017/3 5,232,602 14% 387,659 0% 273,856 8% 363.52 140.00 2018/3 5,399,115 3% 344,939 -11% 284,183 4% 382.83 160.00 2019/3 5,476,720 1% 416,330 21% 274,579 -3% 383.01 250.00 2020/3社 n.a. - 455,000 9% 325,000 18% 459.97 190.00 2020/3予 5,666,100 3% 461,340 11% 327,767 19% 463.89 209.40   出所:決算短信、Quick、アイザワ証券作成   注記:社は会社予想、予はQuickコンセンサス予想(6/13時点6社) (図7)東京海上株価指標推移1 (図8)東京海上株価指標推移2 出所:AstraManager、アイザワ証券作成 出所:AstraManager、アイザワ証券作成 0 2000 4000 6000 0 200 400 600 予想EPS(左目盛、円) 株価(右目盛、円) 0 2000 4000 6000 0 2000 4000 6000 実績BPS(左目盛、円) 株価(右目盛、円)

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Aizawa Investment Research

金融商品取引法に基づく表示事項 ■本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等 商号等:藍澤證券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 6 号 (本社)東京都中央区日本橋 1-20-3 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会 当社が契約する特定第一種金融商品取引業務に係る指定紛争解決機関: 特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター(略称:FINMAC) 株式投資の主なリスク 株式は株価の変動等により、損失が生じるおそれがあります。お取引の際は、契約締結前交付書 面をよくお読み下さい。 お客様にご負担いただく手数料等について 取引口座に応じて以下の委託手数料(税込)をいただきます。 対面口座:約定代金に対し、最大 1.2420%(最大 147,150 円、2,700 円に満たない場合は 2,700 円) インターネット口座「ブルートレード」:インターネット発注 最大 1,620 円 コールセンター発注 約定代金が 55 万円以下の場合は 1,620 円、約定代金が 55 万円超の場合は 3,240 円 コンサルティングネット口座「アイザワプラス」:インターネット発注 最大 4,860 円 コールセンター発注 約定代金に対し、最大 0.9936%(最大 117,720 円、約定代金が 489,130 円以 下の場合は 4,860 円) アイザワ証券 免責事項 本資料は証券投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終決定は、お 客様ご自身による判断でお決めください。本資料は企業取材等に基づき作成していますが、その正 確性・完全性を全面的に保証するものではありません。結論は作成時点での執筆者による予測・判 断の集約であり、その後の状況変化に応じて予告なく変更することがあります。執筆担当者または アイザワ証券と本レポートの対象企業との間には、重大な利益相反の関係はありません。このレポ ートの権利は弊社に帰属しており、いかなる目的であれ、無断で複製または転送等を行わないよう にお願いいたします。 本資料のご利用にあたり、お客様にご確認いただきたい事項を、本資料の最後に記載させていただきま した。ご確認の程、よろしくお願いいたします。 5

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