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描画によるプロジェクト法の研究 III-香川大学学術情報リポジトリ

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男9巻第3号(1958) 195

描画によるプロジェクト法の研究 Ⅱ

境 田 新 治,

井 川 正 美

Research on the Projective Technique bv Drawlng Ⅱ

K8ii SAKAIDA and MasamiIGAWA

(Laboratory of Psychology) (Received October31,1957)

この研究は,性格診断法として知られているプロi7ェクティヴ・テクニイクの一つである 一†The Most Unpleas・ ant Concept rest”を行ったもので,前回に.引きつゞき第三報として述∧∵てある.

このテストは未だ標準化の段階に進んでいないので,肇⊥・報として性格反応型別紅不愉快概念との関係を考察し, 更に第二報では,一年の日月を経て周一被験者の本テストに於ける反応が如何に二変化するか或は同一・−かのン−ク.ェこ/ スの問題に重点を置いて考究を進めた‖前回までは一応予備テストとして普通の中学生94名(男子50名,女子44名), 年令ほ満ユ・4才からユ6才にわたる対象について行ったが,本研究に.於いては,更に非行少年をも加え,これまでに得た 結果紅更凪本テストの結果をも加えて,各方面の立場から検討し,性格像をえがき出す為の一応の基準を拘ら立てよ うとする試みである 本 被験者ほ特殊施設収容生98名を含み,中学生244名 合計342名,年令は中学生満14才から⊥6才,特殊施設収容児は 14才から19才にわたっているい 本テストでも一応他のプロジェクト法,就中ロ−ルシ㌧ケツハテストや,スクレペリン検査等をも併せ行い,これま でに予備テストで得た結果も参照し,綜合的な見地から種々の分析を試みた.その中でも特に重要であり,且つ興味 深いと′野われる問題を大別し,次の五項目に分けてみた1不愉決概念,2描画中の時間・態度と性格,3.八 つの分類別に.みた性格,4描画の特徴と性格,5.用いる線の特徴と性格 以上の五項目にわたり,以下項を追って考究を進めて行きたいと思うい 1..不愉快概念 最も不愉快なものとしてあげる概念は総数117に・なっている.被験者ほ342名であるが,同一概念を絵に表現する暑 が多い為紅,総数では少い数を示しているわけである1次紅不愉快なものとしてあげたものを具体的にかゝげよう1. その内容から分析して行くと次の10の分野にわけられる. A小戦争に関するもの,B・生物に関するもの,C・社会的(道徳的)なもの,D∴食物に関するもの,臥災害に関 するもの,F・肉体的な苦痛,G小精神的な苦痛,H・事物に関するもの,Ⅰ.死に関するも‘つ,.丁,架空なもの 具体的な内容ほ次のように.なる尚項目の次の招弧内の数字は表現した実人員を示すい A戦争に関するものr58)戦争,原爆.水爆,戦災 Bい生物に関するもの肌蛇,青虫,猫,ねずみ,み⊥ず,さめ,ふか,毛虫,百足,やもり,のみ,しらみ,犬, 牛,豚,馬,燕,虎,ライオン,きつね C社会的(遺徳萬)なもの(43)叱られる,暴力,けんか,泥棒,ぬすみ,かっぱらい,大人の世界,酒と煙草,人間 の思想と行臥家庭の不和,心のとがった事,いぢぁる,あいさつ,人と話すこと,親のけんか,兄弟げんか,友 人とのけんか D,食物に関するもの旬2)大根,にんじん,きうり,さといち,ねぎ,玉ねぎ,かばちや,じやがいも,キャベツ, とうふ,さつまいも,トマト,こんにゃく,てんぷら,肉,魚,卵,みそ汁,ごぼう

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香川大学農学部学術報望 .196 E、災害に.関するもの(39)火災,台風,梅雨,大雨,長雨,洪水,水害,地窟,雷 F・− 肉体的な苦痛(3乃病気,注射,高跳,鉄棒,長く座る,農業,仕乳かけっこ,体操,マラソン,畑仕事,稲刈 り,麦刈り,稲こき,お使い Gい精神的な苦痛(30)試験,勉強,習字,裁縫,図画,目のさめている時,運動会のポスター・,負乏 H、事物に関するもの位2)病室,曲った線,とがった石,派遣,針,はうらよう,刃物,ナ・イフ,なた,かま,き り,のこぎり,はさみ,コンクリ−ト,ガラヌ片 Ⅰ.死に貯するもの丘2)死,病死.事故死,殺人自殺 Jい架空なもの(8)ひのたま,ゆうれい,おばけ■,まもの,魔法つかい 被験者が描画を実施するに.当って開始より終了まで,あらゆる面について細かく観察し記録して置いて,彼の綜合 的分析の折の参考とするわけであるが,それ等を性格上の観点に点ってみれば次のようになると考えられるい 2 描画の時間・態度と性格 Aすぐに着手する場合 開始の合図と共にすぐ紅鉛筆をとり,描画を始める。心理的妨害やショックが非常に強いものと思われるい 又すぐ に始めても中途でやめて考え込むことが多くなり,失敗して訂正したりする場合も起るい・一・般に終了する時間も早 く∴落ちつきがないい この型ほ描画の内容や,招かれた絵・描法等からみても,大体に於いて性格の異蒲省或はそれ に近いものが多く,叉躁うつ傾向のある者に最も多い. B.着手がやゝ速く,正瑞者と思ゎれる場合. 何を描こうかと・一応考えて骨折やコンフリクトもそう見られず,決めたこと.を描き始める.終了も大体時間一杯 か」る‖態度にも落ちつきがみられるそして結果に於いても,一般に.異常さのみとめられない描画をするものであ る.しかし中に.ほ,あまりよく描けないが,描いたものについて「これほ何に見えるでしょう」と.多少弁解や説明を 加えるものも見られる C.着手のや」遅れる場合 Bの場合と大体同じであるが,描こうとする内容を決定し着手する迄の時間がやゝ遅い小 この様な被験者ほ描く内 容が決定してからも.思う様に表現出来ない為に.,自己防禦のとりでにぶっかつていると思われるので∴描画を吏に. 続けさせ,成功させる為虹安心させる助言が必要である D.着手はや⊥遠いが,描画の途中の態度に問題がある場合 別に大した苦労もない様子で,・一・応考えてから描画に着手するが、途中で「なぜこんなことをするのだろう」「㌧、 やなこと.をさせる」というような顔付や身掠りをして,実験者をみたり,周囲を見廻したりする老がある.この様な 描き方をしたものほ,大体に.於いて象徴的なタイプで,心的状態戎ほ心的経験を絵に表現している場合が多い1 El着手が遅く,混乱している場合 自分の描こうとしている絵の内容を決定しているのであるが,顧が混乱して絵に表現出来ないL.就や鉛肇をいぢっ たり,そわそわしてあたりを見廻したりして態度にも落らつきがない、描画の結果からみれば,この様な被敬老に.は 抑うつ傾向と思われるものが多いこの場合にほ更に激励し安心させる方がよい.・ f‖無意味・矢数又ほ拒否する場合 最後まで描く内容の決定をみず,心理的妨害のアイデアを表現しない.又全然意味のないものをⅧべて描く場合も ある,換査時の心理的妨害やレヨックが余りに強すぎて失敗するものもあり,表現に途迷う場合もある、 さて次に.分叛の都合上,さきに併せて行ったクレぺリン検査の性格分将に従って,それぞれ描画に現れた特徴と 性格との関連をながめてみよう. 3 八つの分類別にみた性格 Aい常 態 ○表現が合理的且つ正確である事物の細部まで戯密に描画し,現実性がある、 ○紙面は大体全面を使い,事物も大きい..ややゝ小さいと思われるものでも,いづれか一方にかたよらず,中心に 釣合をもってかゝれている小 ○黒の汲淡に.よる陰影をつけるものが多いい ○長めの曲線を用いる者が多い,.従って絵全体がまとまり,リズム感とやわらかさを感じさせる.

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第9巻第3号(1958) 19フ B.扱うつ型 ○事物の細部が描かれて居ず,全体として相裡な絵を描く ○描画部位ほ全面もしくほ中心にある. 0事物ほ大きく,表現は大胆 ○陰影をつけない ○用いる線は,撒く長い ○筆勢が強く,衝動的・爆発的な力や活気を感じさせるが,細部の描写が不足するため釣合いがとれず,気分的に は.散漫な感じをうけるu C.偏執型 ○事物の集合でほ,特定のものを特にほつきり描く‖ ○・一・つの事物の場合,或箇所を入念に招く. 0紙面全体を利用する. 0陰影をつけず,事物全休を斜線・点線等でぬりつぶす 0特定の事物・場所だけを太い線で表瑛する..短い患線が多く用いられる. 0形態が鋭い.. D緊張型 ○絵が不合理不自然なものが多い. 0小さな事物を集合的に描く. 0陰影をつけない. 0線ほ問い細い垣根を使う‖ E抑うつ型 ○不完全な絵が多いひ ○紙面の片すみに措く場合が多い.. 0陰影をつける. 0用いる線ほ弱く短い曲線.、 ○絵全体にリズム感がなく,小さな事物が片隅に小じんまりと描かれている. 万.逃 避 蔓塁 ○釣合いはよくないが,・一・般に細部にわたり入念に描く・ ○一欄βに陰拶をつける. 0現実的でない,. G.不安型 ○中途半端な絵が多い ○片すみに描く小 ○不合理不自然な絵が多い. 0部分的に.濃い影をつける。. H退行 型 ○現実的な挿写が多い. 0遠近法をよく使う(WaehneI・によると,分裂性性格のものがよく使うと言う) ○事物がぎこちなく固い感じである一. これまでに.得た本テストの結果と,更に他の種々の性格診断法による助けをも借りて,描画されたもの全般にわた り細かな分析を続けた結果,描画の特徴と性格には次の様な関係も見出され.初期の目的である本テストの基準設定 への重要な手がかりを得ることが出来た一 4,描画の特徴と性格 Å.事物の大きさ a‖大きい(紙面の%以上)強い自我感情,強固な緊張,短気,躁傾向,敵対感或ほ攻撃的要求を伴う所の,制約

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香川大学農学部学術報告 198 された環境から来る大きなブラストレ−レヨン,外向的い bい 小さい(紙面のち左以下)不満感惜,環境からの逃避,内向的,協調性・社交性慈し,弱い白組敵情 B..紙面の利用部位 aけ 中央(与島)感情の安定,堅固さ b上半部(ち包)弓飢、自我感情,愛惜の欠除,満足を求める為の幻想 C.下半部(ろ島)コンフリクト,気分の低下,不安定性. b.左横(喜色)過去への執着,劣等感 e小名桟(ち乞)偏執傾向 f・左上(与左)著しい渇望,退行 C.用いる線 al直 線 イ長い(フcm以上)緊張,自己主張,攻撃的,自信強し,独立心,外向的 ロ.短い(3cm以下)弱い緊張,不安感情,神経質,搾躊 ハ.描画全体紅値線を使用,強い黒弓長 b.曲 線 イ..長い(弧7cm以上)調和した感情 愛情豊か ロ.短い(弧3cm以下)恐怖,自信弱し,依存的,抑うつ傾向,内向的 ハ.描画全体に曲線を使用,抑うつ傾向 C.円 協調性豊か,湿和,従順 d.混用(直線.曲線い 円)コンフリクト,感情の不調和 D..線の方向 aい垂直 自信,自我儲諸強し bけ水平 不安感情 C.直線で右下から左上へ 強い敵対感,左利き d.直線で下から上へ 自我意識謁し E.合理性 a.合理的 高い知能 b.非合理的 低い知能,精神障害 C。窒息的 逃避,退行 F… バランス a良い 高い知能,感情調和 b.悪い 低い知能,感情不調和 c描画全体に比し特に小さな部分 自己感情の露呈を極度に恐れる,逃避傾向 G.縁による切断 a上 幻想に.よる満足 b.横 恐怖 C.下 不安,コンフリクト IL陰 影 a.全体不安感情,愛情の鉄除による不幸感,過去の心的不満,抑うつ傾向 b.部分 不安感情,逃避傾向 C.つけない 緊張,殴傾向 Ⅰ−.描 法 a遠近法 正常,分裂性格 b∴精密 内向的,抑うつ傾向 C.大胆 外向的,躁傾向

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第9巻第3号(ユ95∈i) d・・一一部分のみ精密 コンプ.リクト,偏執傾向 e..精粗にむらがある 退行 壬\一億β分を特に強く 偏執,敵意 g,.一部を特に弱く そのものについての明確なる嫌悪感 h.同一線上を何回も重ねて描く 不安感情 i.消去又は消して描き通す 強いコンフリクト .丁′形 態 a… 鋭さ 知能の高さ bい真正面からみた人物い事物 精薄傾向 C・がつしりした人物事物 身体的力への欲求 bり性的象徴との数似 性的興味,性的欲求 199 Ⅹ.動きとリズム a小 運動 コンフリクト.不 安感情 bい静止 現実的,固定感情 Cいリズム 豊かな情緒 感 情の調和 Lその他 a..アクトライン 性癖のバ ランスをこわすまいとする 努力‖創造性慈し,内向的 b..藤 自己防乳閉鎖的、 非社交的,抑うつ傾向 C‖ 基底線 現実に即した.不 安感情 d.雲 不安感情,圧迫感, 抑うつ傾向 以上ユ2の分野に.わたって性格 との関連のもとに描画の諸特徴 をとらえ.てみたわけであるが, この中で,用いる線に.ついて−の 分析を更に遷めてみよ うい 即 ら,「最もいやな事物」という 概念と用いる経との問の関係を 見ようとするものである. 5用いる線の特徴と不愉快概 念 本テストではMost Unpleas・・ ant Conceptを描画させること によって性格を知ろうとするも のであり,不愉快なものの内容 は,当然性格への予想を立てさ せる一つの蟄料となるという理 論的根拠に立脚している.従つ て最後に,これらの内容と,特 線 不 愉 快 概 念 実 数 慮 !克 鵜 円 三者混用 掻 い 短 い 3王 9 3 8 2 5 l紋争に関するもの 58 2 3 は 20 6 生物に関するもの 51 ¢ 8 17 社会的(道徳的)なもの 亜 / 一一J

8 3

2 6 4 9 Ⅰ7 d 食物に関するもの 42 一一一,−■■ ■−}一一 l 1i 5 2 2 災署に関するもの 39 2 13 5 E 肉 体 的 な 苦 痛 2 10 0 8 精 神 的 な 苦 痛 30

8 2

8 6 5 2 0 事物に.関するもの 22 0 2 6 2 死に潤する もの 12 0 2 さ 架 空 の も の 8 用いる線の特徴と不愉快概念

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香川大学農学部学術報饉 200 に.描画に用いる線という観点から,性格との関連をながめたいと思う… 別図に示す通り,不愉快概念ほ前述した10の項目に分類してある.実数の欄は被験者の員数を示す・次に盾線(長 い.短い)曲線(長いけ短い)円.三者混用の欄ほ,用いる線のそれぞれの特徴である… 先づ汲も多く用いる線を各概念別に見て行くと.L戦争に関するものでは長い迫線,生物に関するものでほ短い曲線 とやゝ少くて長い曲線,社会的(道徳的)なものでは三者の混用,食物に関してほ円,災害に関するものでは直線曲 線共に長い線が,肉体的及び精神的な苦痛を表現するものでは共に層い曲線が事物に関してほ長い直線,死に関する ものでは囁い曲線,架空のものでは円をそれぞれ最も多く使用していることがわかる 用いる線の特徴ほ,不愉快概念の・それぞれの分野を示すグラフによって見ることが出来る・各々独特のカ−プをえ. がいて居るが,中で関係的苦痛と.精神的苦痛をあげた者ほ殆んど用いる線の傾向が同じと.いう興味ある結果を表して いる さきに挙げた第4の問題に.於いて,今用いる線の特徴のみをとりあげて述べたわけであるが,更に他の11項目に・わ たっても,それぞれ二者の関連を探って行かねばならないこととほ言うまでもないが,本論では一応これ迄に止め, 更に撃を改めて述べること.にする・ 然しながら,用いる線の特徴と.性格の一例をみても,描画された絵の特徴の面から,そして又表現する不愉快概念 の内容の面から,両者ほ共に性格像を裏付ける重大な意味を持っていること.ほ見逃し得ないであろう・ 結 本テストでほ,被験者数も少く,又結果の分析に於いても未だ不充分の感は免れない・しかしこれまでの研究に於 いて,このテ.ストが性格診断の為の一つの有力な方法であるとの見通しは十分立った様に思う・更に被験巻数を加 え,又各年令層にわたり広範なテストを実施することに.よって,本テストに・よる性格診断の手がかりとなる明確なる 基準を設定する為に,今後も研究を続けるつもりである・ 駄本研究に更に色彩を加えた場合,より一層適切な診断が可能ではなかろうか・この点をこついても日下ニ・三の 試みを行 つているい 参 考 文 献 HARROWER,MR:TheMostUnpleasantConcept +.∵:描画によるプロiyェクト法の研 Test,./0兜γ乃αJoノ C〃川舟融r」R.γCカ0わg.γ,.July 究(Ⅱ),同上,8(3)(1955). 扇田博元:不艮化傾向児を発見する為の人物描画テス トの研究,大阪符教育研究所(1955). 中野佐三:児藍画と性格,金子書房(195フ)‖ 浅利 篤:児童画の秘密,黎明書房(1956) 大伴 茂:実験児壷心理学,同文琶院(1954)∩ +:人物画に.よる性格診断法,黎明書房(1956). (195C〉) BucK,T.N:The H・・T・P Test,ditio,ApIil (1948) FERGUSON,L.W:PeISOnality MeasuIement,Ⅰ, 335・369,New Yotk(1952) 境田桝冶,井Jil正美:描画に.よるプロミン.ェクト法の研 究(Ⅰ),香川虚大学術報告,6(⊥)(1954) R 畠 s u mる

The††Most UnpleasantConcept Test=is atechniquedesignedtoaidthe clinicianin obtaininginforma・ tionconcernlngthepersonality.Thisresearchisthethirdattemptbythe same procedure”Thetotalof

subjects are342invoIved98maladjusted childeren

The mostinterestingresults obtainedbythis Testmaybesummarized as董01lows:

l.Classification of the most unpleasant concepts

2.Its time and mannerin drawlng

3,Personality classifiedinto eighttypes

4.Personality andchaIaCteristics of drawingmanner・ 5.PeI・SOnality and characteristics oflines usedin drawing

参照

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