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地域活性化研究所設立15周年記念号の発刊にあたって

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Academic year: 2021

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- 1 -  2013年度は、地域活性化研究所の設立15周年にあた る年度である。新潟県央18市町村の浄財で設立された 本学は来年度(本年)創立20周年を迎える。本研究所 は、本学設立4年目に、地域活性化の期待を担い設立 された。  研究機関としての側面から、本学の「附置機関」と して設置されている。地域活性化のための研究機関で あり、地域に対して開かれた窓である。  地域活性化についての潮流は大きく二つある。ひと つは「コミュニティとしての活性化」であり、いまひ とつは「地域の経済的活性化」である。本学が「経営 大学」である以上、後者を中心とする「活性化」を目 指すことになる。  「地域活性化」の途は、①新産業の発展と②地域基 幹産業の発展がある。①として現在注目されているこ とは、省資源産業・サービス産業の育成である。これ らはバイオマスタウンの開発や水力発電、太陽光電池、 水素電池、それらによる電気自動車産業の育成が挙げ られる。電気自動車については昨年度のシンポジウム のテーマとなった。バイオマスタウンに関しては本誌 に論文として掲載している。また、国が観光立国、新 潟県が観光立県という大きな目標を掲げている現在、

地域活性化研究所設立15周年記念号の発刊にあたって

バイオマスタウンなどを含む新産業と地域基幹産業と の観光化、観光資源開発・発掘などによって観光・サー ビス産業育成への期待もある。  上記の②として、この地域の基幹産業は農業である。 現在、農業の観光化や農業ビジネスの育成も期待され ている。知事の講演では、農産物の付加価値の育成が 常に話題となっている。これは流通チャネルの開発や ビジネスモデルの開発である。この記念誌掲載論文の 中には、製造プロセス面での付加価値向上に関する研 究がある。  上記の諸産業を発展させるための重要な視点は Customer Relationship Management:CRM(顧客関 係性経営管理)であり、上記のいかなる産業を発展さ せる場合にも顧客との関係性の維持、そのための組織、 顧客間の相互作用による顧客満足とブランド価値の向 上が不可欠である。本号の特集としてのシンポジウム 報告に、この重要な内容が示されている。  本研究所は、今後も上記のような地域の課題に応え るべく研究を推進し、地域との関係を強化し、地域活 性化を先導する機関となるよう努力していく。読者諸 氏のご意見・ご感想・ご助言を期待している。 新潟経営大学 教授 地域活性化研究所長 経営学博士

 片上  洋

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