2018 年 6 月 4 日 報道関係各位 株式会社三菱地所設計
三菱地所設計「社内賞 2017」受賞作品決定!
株式会社三菱地所設計(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:林 総一郎)は、「社内賞 2017」の 受賞作品を決定しました。同賞は、企画力・デザイン力・技術力のより一層の向上・共有と、当社ブラン ドの構築に寄与することを目的として、優れた作品や技術を表彰する制度です。2001 年の会社設立から今 年で 17 回目を迎えました。審査にあたっては社内審査員に加え、外部審査員として首都大学東京大学院・ 小泉雅生教授と東京大学大学院・赤司泰義教授を迎え、作品賞7件(うち優秀作品賞3件、特別賞 1 件ほ か)、技術賞2件、業績賞6件を選定しました。 また、今回は新たに当社のコーポレートブランドスローガンである「+EMOTION 心を動かし、未来を つくる。」にちなんだ「+EMOTION 賞」を設け(3 件選定)、より広い評価軸を設定しました。 【三菱地所設計「社内賞 2017」選考結果】 受賞名 物件・プロジェクト名 最優秀作品賞 該当なし 優秀作品賞 川崎技術開発センター 優秀作品賞 横浜ゴム研究開発センター第二ビル 優秀作品賞 上野フロンティアタワー 特別賞 大手町パークビルディング 作品賞 築地本願寺境内整備 作品賞 ラティス青山スクエア 作品賞 X-PRESS 有楽町 技術賞 常盤橋地区再開発における日本ビル解体改修(減築)計画と JX ビル解体計画 技術賞 設備設計と BIM をつなぐー2017 年度対外情報発信による当社ブランド強化 業績賞 今村総合病院 業績賞 三菱地所の物流施設開発に関する一連のプログラムマネジメント業務 業績賞 (仮称)JFAナショナルフットボールセンター建設計画 業績賞 池袋西口公園整備基本計画策定業務(プロポーザル) 業績賞 会津若松市本庁舎保存活用計画及び庁舎整備行動計画作成等業務委託 業績賞 (仮称)銀座プロジェクト設計プロポーザル+EMOTION 賞 松島石田沢防災センター
+EMOTION 賞 MEC PARK PROJECT 三菱地所大手町パークビル移転計画
+EMOTION 賞 タイムマネジメントWGによる働き方改革(生産性向上)に向けた取り組み 【各賞の主旨】 作品賞:当社の目指す作品性を有し、計画・設計・監理にわたるすべての職能技術の総合成果として優れ ている作品(最も優れたものを「最優秀作品賞」、特に優れたものを「優秀作品賞」とする)。 ※作品賞の中から顕著な成果をあげた作品に「特別賞」を授与。 技術賞:保存技術やリニューアル技術、そのほか技術書・論文などで研究成果の総合的評価が高い作品。 業績賞:コンペ・プロポーザルで特定された作品のほか、コンサル業務としての成果や業務改善に寄与した 技術のうち優れたもの。 +EMOTION 賞:当社のブランド価値である「総合設計力」「都市への洞察力」「本質と品質の追求」に加え、 新しい価値を生み出す取り組みが特に顕著であったもの。
優秀作品賞
川崎技術開発センター 医療・研究・産業分野で使用されるラジオアイソトープの性能試験、研究開発、技術普及などを 行う研究施設。窓のない閉鎖的な建物ボリュームに対し、発泡系の化粧型枠を用いた凹凸のデザ インやガラスのエントランス、スリットによる分節化により圧迫感や重量感を軽減している。 働く人々の快適性と安全性を重視するとともに、多摩川沿い遊歩道や羽田空港からの景観へ配慮 した。当社としてはこれまで経験のない特殊な用途の建物であり、各分野のエキスパートとの協 働による丁寧な作り込みが評価された。 所 在 地:神奈川県川崎市 用 途:研究所 階 数:地上 3 階 延床面積:4,188 ㎡ 構 造:RC 造 受 賞:第 61 回(平成 29 年度)神奈川建築コンクール一般建築部門優秀賞優秀作品賞
横浜ゴム研究開発センター第二ビル 平塚製造所内に建設された技術開発棟。各開発部門の技術者相互の交流を促す空間づくりを目指 した。全フロアにコミュニケーションコーナーを設け、スキップフロア状に連続させることで、 1階から屋上庭園まで緩やかなつながりをつくりだしている。 南面に設置した水平ルーバーは高さ方向に段階的に回転させ、かつ長さ方向の中央部でねじるこ とで日射遮蔽と同時に、吹き抜け下部の眺望、植栽への光の取り込みを可能にしており、独創性 が高いと評価を受けた。 所 在 地:神奈川県平塚市 用 途:事務所 階 数:地上 7 階 延床面積:3,905 ㎡ 構 造:S 造優秀作品賞
上野フロンティアタワー JR御徒町駅に隣接する旧松坂屋南館の跡地に立つ店舗、シネマ、オフィスで構成される複合ビ ル。上野公園、小売店舗集積エリア、御徒町駅を結ぶ人の流れに接する立地特性から、建物から 賑わいを表出させ周辺の賑わいとつながることを目指した。容積率アップのために都市計画的な 手法を提案したことに加え、容積増によって実現したすっきりとした外観、人の流れが変わるな ど都市へのインパクトがあった点などが評価された。 所 在 地:東京都台東区 用 途:事務所、映画館、店舗 階 数:地下 2 階、地上 23 階、屋上1階 延床面積:41,237 ㎡ 構 造:地上:S 造、地下:SRC 造特 別 賞
大手町パークビルディング 皇居外苑・大手門のほとりに建つオフィスをメインとした複合ビル。隣接の大手門タワー・JX ビル(2015 年 11 月竣工)と一体街区での都市再生特区として、国際的ビジネス拠点機能支援 の整備、地域環境改善・環境負荷低減による貢献、高度防災都市機能強化、歩行者ネットワーク の整備を柱としている。 特に防災面については、広場やビル共用部を利用した帰宅困難者受け入れ施設や防災備蓄倉庫の 整備など、地域防災の支援・機能強化に取り組んだ。 所 在 地: 東京都千代田区 用 途: 事務所、サービスアパートメント、店舗、駐車場 階 数: 地下 5 階、地上 29 階、屋上2階 延床面積: 151,708 ㎡ 構 造: 地上 S 造、一部 CFT 造、地下 SRC 造、S 造作 品 賞
築地本願寺境内整備 開かれたお寺への変革を図る築地本願寺の境内再整備計画。永代供養納骨堂である合同墓と情報 発信と交流の拠点となるインフォメーションセンターを増築したほか、本堂 1 階のラウンジへ の改修、守衛所と倉庫棟の増築、および本堂前面広場の再整備を行った。設計にあたっては、元 設計の伊東忠太氏による印度様式をベースにして、個々の用途にふさわしい仏教建築の形態を取 り入れてデザインしている。過去のさまざまな改変を見直し、建立当初の空間性を取り戻すこと を目指した。 所 在 地:東京都中央区 用 途:寺院、店舗、合葬墓、倉庫 階 数:地下1階、地上 2 階、屋上1階 延床面積:1,402 ㎡ 構 造:S 造、一部 RC 造作 品 賞
ラティス青山スクエア 外苑東通りに面し、青山一丁目駅とも直結した利便性の高い場所に建つ店舗とオフィスの複合ビル。建物 中央部には、常時一般に開放された 2 層吹き抜けの貫通通路を設け、通路には飲食店舗とオフィスエント ランスを配置している。都市に開かれたオフィスビルを提案した点が評価された。高層部は、4 面眺望の 良いロケーションを最大限に生かすべく、全面ガラスによる透明性の高い外装とし、都市とのつながりが 感じられるワークスペースを実現した。所 在 地:東京都港区 用 途:事務所、店舗 階 数:地下1階、地上 9 階、屋上1階 延床面積:11,404 ㎡ 構 造: S 造、SRC 造
作 品 賞
X-PRESS 有楽町 銀座と日比谷に挟まれた有楽町の南端に建つオフィスビル。JR(新幹線)と高速道路に挟まれた敷 地であることから、立地を意識したスピード感のある横連窓の流麗なデザインを目指した。また 不整形な敷地に対して、南側の三角エリアに、階段やエレベーター、水まわりなどのコアを効率 よく配置することで、北側に整形で使いやすい執務スペースを実現した。また共用部に自然光を 取り込むよう開放的な窓廻りとした。 所 在 地:東京都千代田区 用 途:事務所、店舗、駐車場 階 数:地下1階、地上12階、屋上1階 延床面積:7,178㎡ 構 造:S造技 術 賞
常盤橋地区再開発における日本ビル解体改修(減築)計画と JX ビル解体計画 常盤橋地区には下水ポンプ場や東京電力の変電所などの重要インフラと一体の建物があるため、昭和 38 年の第一次再開発以降、開発は技術的に困難とされてきた。今般の再開発の端緒として日本ビルの一部解 体改修(減築)を下水ポンプ場の機能を維持しながら行い、続いて地下の変電所を生かしながら直上で JX ビルを解体するという計画を立案し、設計にあたった。日本ビルの解体にあたっては、特高受変電設 備の移設や耐震補強、下水ポンプ場の運転に支障のない解体工法の選定など、JX ビルの解体にあたって は、変電所への振動、漏水対策などを行うなどの技術的課題に取り組んだ。技 術 賞
設備設計と BIM をつなぐー2017 年度対外情報発信による当社ブランド強化 設備設計業務への BIM 適用手法について、設計業界としては比較的早くから着手、各種シミュレーショ ン(気流解析など)を実施し、一連の業務フローでの活用の流れを考案・構築した。 設計業務だけではなく、業界を取り巻く全体的なメリットや流れを想定し実践していた取り組みが、世界 的ソフトウェアベンダーである Autodesk 社に認められ、2017 年 9 月に開催された国内最大級の BIM に 関するイベントに講演者として招かれた。+EMOTION 賞
松島石田沢防災センター 災害時に情報提供や炊き出し、救護所などの拠点施設として機能するとともに、通常は無料の休憩所のほ か、防災に関する各種研修や防災まちづくりの啓蒙、啓発活動の拠点となる施設。日常においても、災害 時においても利用者の心が安らぎホッとできるような空間を目指し、構造体から仕上げ材、サインに至る まで木材を使い、温かみがあり優しく人々を包み込む空間をつくった。審査員からは「提案に社会的な意 味があり、ストーリーがわかりやすい」「今後の使われ方を見ていきたい」との評価があった。 所 在 地:宮城県宮城郡 用 途:防災センター 階 数:地上 1 階 延床面積:957 ㎡ 構 造:木造+EMOTION 賞
MEC PARK PROJECT 三菱地所大手町パークビル移転計画
三菱地所㈱の大手町パークビルへの本社移転計画において、テナント入居工事の支援を行った。 「働き方」を見直し、社員一人ひとりのモチベーションと生産性を高めることはもちろん、顧客提案や将 来のオフィスビル企画に生かすことができる理想のオフィスを構築することを目的に、さまざまなチェン ジワークの取り組みや新技術の導入を行った。 ※インテリアデザインはメック・デザイン・インターナショナル