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Microsoft PowerPoint - 基礎水理シンポ②村上.pptx

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Academic year: 2021

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全文

(1)

土石流~掃流まで連続して解析可能

な河床変動計算モデル

(2)

河床勾配が大きく変化する⇒

流砂形態

も変化

緩勾配

急勾配

流砂

形態

水流層中の浮遊土砂 砂礫移動層中の間隙流体 に取り込まれた浮遊土砂 掃流砂 土石流 掃流状集合流動 掃流砂・浮遊砂

掃流状集合流動

土石流

掃流砂・浮遊砂

山地流域の土砂移動の特徴

(3)

流れ全体が水と土砂が一体となる

砂礫移動層

となる

1) 水流層中の浮遊土砂 砂礫移動層中の間隙流体 に取り込まれた浮遊土砂 掃流砂 土石流 掃流状集合流動 掃流砂・浮遊砂

土石流

掃流砂・浮遊砂

フェーズシフトした細粒土砂

粗粒土砂は層流状態で移動する

1)

細粒土砂は乱流状態となって砂礫移動層中の間隙流

体に取り込まれて移動する(

フェーズシフト

2)

粗粒土砂

山地流域の土砂移動の特徴~土石流~

掃流状集合流動

[1)高橋,20042) 芦田ほか,1985]

(4)

山地流域の土砂移動の特徴~掃流状集合流動~

流れの上部に流水が流れる層(

水流層

)が生じる

3) 水流層中の浮遊土砂 砂礫移動層中の間隙流体 に取り込まれた浮遊土砂 掃流砂 土石流 掃流状集合流動 掃流砂・浮遊砂

土石流

掃流砂・浮遊砂

フェーズシフトした細粒土砂

砂礫移動層中には粗粒土砂および

フェーズシフト

た細粒土砂が存在する

水流層には細粒土砂の一部が浮遊する(仮定)

粗粒土砂

水流層中の浮遊砂

掃流状集合流動

[3)高濱ほか,2002]

(5)

山地流域の土砂移動の特徴~掃流砂・浮遊砂~

水流層中の浮遊土砂 砂礫移動層中の間隙流体 に取り込まれた浮遊土砂 掃流砂 土石流 掃流状集合流動 掃流砂・浮遊砂

土石流

掃流砂・浮遊砂

河床付近で掃流砂が移動する

水中には土砂の一部が浮遊する(浮遊砂)

掃流砂

浮遊砂

掃流状集合流動

(6)

従来のモデルの課題

土石流や集合流動での高濃度の土砂流出が計算可能

単一粒径、又は河床変動に寄与しない細粒土砂の2粒径モ

デル

掃流区間まで計算可能であるが、浮遊砂が考慮されておら

ず、混合粒径ではないため、緩勾配区間での河床変動の再

現性に限界がある

土石流モデル

掃流モデル

流砂量式を用いるため、土石流や集合流動での高濃度での

土砂流出の再現には限界がある。

(7)

土石流~掃流区間までの数値計算の試み

急勾配・緩勾配河床変動モデルの接続

4)

緩勾配

急勾配

土石流モデル(単一粒径)

掃流モデル(混合粒径)

[4)村上ほか, 2014]

⇒モデルの接続点と受け渡す粒径組成の設定が課題

従来の土石流モデル(単一粒径)を混合粒径化

し、かつ浮遊砂を考慮したモデルの開発

(8)

モデルの改良

①全区間で混合粒径の計算を可能にし、河床変動に応

じて河床の粒度分布が時系列変化する

②細粒土砂のフェーズシフトを考慮し、水理条件に応

じてフェーズシフトする土砂の粒径が変化する

③水流層が連続的に遷移するようにモデル化し、既往の

浮遊砂理論から浮遊砂量を算定

(9)

モデルの改良~①混合粒径化~

掃流状集合流動

土石流

掃流砂・浮遊砂

河床

流水

土粒子

C

f

0k

河床の侵食・堆積量は

混合粒径

の平均粒径

に対して算定

粒径別の平衡土砂濃度(

C

∞k

)を

算出し、

粒径別に

算定

平衡濃度式

混合粒径の平均粒径

(10)

モデルの改良~①混合粒径化~

掃流状集合流動

土石流

掃流砂・浮遊砂

河床

流水

土粒子

C

f

0k

河床の侵食・堆積量は

混合粒径

の平均粒径

に対して算定

粒径別の平衡土砂濃度(

C

∞k

)を

算出し、

粒径別に

算定

粒径別の平衡土砂濃度(

C

∞k

粒径別の土砂濃度(

C

k

掃流区間では

移動限界

を考慮する

必要があると考え

平衡濃度式

(11)

11

モデルの改良~①混合粒径化~

河床粒径の時系列変化

堆積量を

流水中の土砂濃度

比で

粒径別に割り振る

土粒子

堆積時

土粒子

侵食時

侵食量を

河床材料の存在

比率で

粒径別に割り振る

河床

f

0k

河床

f

0k

C

C

(12)

モデルの改良

①全区間で混合粒径の計算を可能にし、河床変動に応

じて河床の粒度分布が時系列変化する

②細粒土砂のフェーズシフトを考慮し、水理条件に応

じてフェーズシフトする土砂の粒径が変化する

③水流層が連続的に遷移するようにモデル化し、既往の

浮遊砂理論から浮遊砂量を算定

(13)

モデルの改良~②フェーズシフトの導入~

水流層中の浮遊土砂 砂礫移動層中の間隙流体 に取り込まれた浮遊土砂 掃流砂 土石流 掃流状集合流動 掃流砂・浮遊砂

土石流

掃流砂・浮遊砂

粗粒土砂

フェーズシフト:砂礫移動層中の細粒土砂の一部が乱流状態となり間隙流体に取り込まれる現象

フェーズシフトした細粒土砂

砂礫移動層にフェーズシフトを導入

西口

(2014)の手法に基づき、

フェーズシフトする細粒土砂を摩擦

速度(

u

)と沈降速度(

w

k

)の比に応じて時空間的に変化させた

u

/w

k

α

※α:フェーズシフト係数 既往研究によると3≦α≦21

掃流状集合流動

(14)

モデルの改良

①全区間で混合粒径の計算を可能にし、河床変動に応

じて河床の粒度分布が時系列変化する

②細粒土砂のフェーズシフトを考慮し、水理条件に応

じてフェーズシフトする土砂の粒径が変化する

③水流層が連続的に遷移するようにモデル化し、既往の

浮遊砂理論から浮遊砂量を算定

(15)

モデルの改良~③浮遊砂の導入~

浮遊砂を導入するために

水流層をモデル化(二層流モデル)

水流層が連続的に遷移するように、砂礫移動層の土砂濃度を

一定として

流体の土砂濃度から砂礫移動層の厚さを算定

既往の浮遊砂理論に基づき、粒径別の

浮上量と沈降量により

非平衡の浮遊砂量を算定

従来のモデル 本研究のモデル 図 水流層のモデル化のイメージ(掃流状集合流動区間)

(16)

流域国土事業部門(Ⅰ) 3 掃流区間までの土砂移動現象を連続的に計算可能な数値計算プログラムの開発

再現計算~再現対象~

平成

23年新潟福島豪

信濃川水系魚野川支

登川流域

最大日雨量

172mm、

総雨量

550mm(清水

観測所)

登川流域内で発生し

た土砂量

218万m

3

魚野川に流出した土

砂量

68万m

3

合流点付近の

2箇所で

破堤

[国土交通省 水管理・国土保全局 HP]http://www.mlit.go.jp/river/tou kei_chousa/kasen/jiten/nihon_kaw a/84035/84035-2_ex.html 信濃川水系

登川流域

計算区間18.85km 土石流区間 (約8~13°) 掃流状集合 流動区間 (約2~8°) 掃流区間 (約1~2°)

(17)

再現計算~計算条件~

計算条件

【単一粒径モデル】

【作成モデル】

流入ハイドロ

流出計算結果のハイドログラフ

供給

土砂

上流端

平衡給砂

支川

総量が実績と合うように供給

河床

河床材料調査結果の平

均粒径(

70.4mm)

河床材料調査結果

上流端

支川

崩壊土砂調査結果

粒径階

1(単一粒径)

10(混合粒径)

粗度係数

0.08 (0-7.05km), 0.045 (7.1-18.85km)

侵食

(堆積)速度係数

7.0×10

-4

(5.0×10

-2

)

(18)

‐6 ‐4 ‐2 0 2 4 6 8 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 河床高 (m) 追加距離(km) CASE6 H23実績 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 累積土砂量 (万 m3 ) 距離(km) 浮遊砂量 細粒土砂量 粗粒土砂量 H23実績土砂量 檜倉 砂防 堰堤 登 川 上 流 2 号 砂 防 堰 堤 登川 上 流 砂防 堰堤 威守 松 砂防 堰堤 清水 下流 砂防 堰堤 基準 点 蟹沢砂防堰 堤 登川砂防堰堤

再現計算~計算結果~

(19)
(20)

20

参考文献

1) 高橋保(2004):土石流の機構と対策,近未来社 2) 芦田和夫・江頭進治(1985):長野県西部地震による御岳くずれの挙動, 京都大学防災研究所年報, Vol.28, B-2, p.263-281 3) 高濱淳一郎・藤田裕一郎・近藤康弘・蜂谷圭(2002):土石流の堆積侵 食過程に関する実験と二層流モデルによる解析,水工学論文集, Vol.46, p.677-682 4)村上ほか(2014):土石流から掃流砂及び浮遊砂までの連続的な数値計 算の試み,平成26年砂防学会研究発表会概要集 5) 中谷加奈(2010):GUIを実装した汎用土石流数値シミュレーションシス テムの開発と適用,京都大学学位論文

6) Uchida, T., Nishiguchi, Y., Nakatani, K., Satofuka, Y., Yamakoshi, T., Okamoto, A. and Mizuyama, T(2013):New Numerical Simulation Procedure for Large-scale Debris Flows (Kanako-LS), International Journal of Erosion Control Engineering Vol. 6, No. 2, 2013, p.58-67 7) 西口幸希(2014):深層崩壊に起因する土石流の数値シミュレーション

手法 に関する研究, 京都大学学位論文

8) 鶴見ら(2014):高濃度化における土粒子の集団沈降に関する実験,平

(21)

21

再現計算~計算結果~

15流域 14流域 13流域 12流域 11流域 10流域 9流域 8流域 7流域 6流域 4流域 1流域 2-3流域 2-2流域 0 2 4 6 8 10 12 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 通過土砂量 (万 m3) 距離(km) 粒径【1】累積流砂量(m3) 粒径【2】累積流砂量(m3) 粒径【3】累積流砂量(m3) 粒径【4】累積流砂量(m3) 粒径【5】累積流砂量(m3) 粒径【6】累積流砂量(m3) 粒径【7】累積流砂量(m3) 粒径【8】累積流砂量(m3) 粒径【9】累積流砂量(m3) 粒径【10】累積流砂量(m3)

(22)

流域国土事業部門(Ⅰ) 3 掃流区間までの土砂移動現象を連続的に計算可能な数値計算プログラムの開発 22

流れの基礎方程式

<流れ全体の連続式> (式1) <流れ全体の運動方程式> (式2) ここに、uは平均流速、H(=zb+h)は水面標高、zb は河床標高、hは水位、Aは 流積、Qは土石流の流量、 は流れ全体の密度、 は河床せん断応力、gは重力 加速度、Bは河床幅、Emは全体の侵食(≧0)あるいは堆積(<0)速度である。

B

E

x

Q

t

A

m

B

x

H

gA

x

uQ

t

Q

T b

(

)

(23)

流域国土事業部門(Ⅰ) 3 掃流区間までの土砂移動現象を連続的に計算可能な数値計算プログラムの開発 23

土砂の連続式

n d1 d

(24)

流域国土事業部門(Ⅰ) 3 掃流区間までの土砂移動現象を連続的に計算可能な数値計算プログラムの開発 24

侵食・堆積速度式

n d1 d

(25)

流域国土事業部門(Ⅰ) 3 掃流区間までの土砂移動現象を連続的に計算可能な数値計算プログラムの開発 25

侵食・堆積速度式

n d1 d 各土砂移動形態の判定は、相対水深(h/dL)と渓床勾配から計算される土砂濃度が連続 的に接続するように各移動領域を区分し、土砂濃度を指標に閾値を設定する。 また、全体の侵食・堆積速度Em、粒径dkの侵食・堆積速度Ekは、土砂濃度と平衡土砂濃 度の関係から、以下のように表される。なお、全領域において、粒径別の侵食速度は、各 粒径の河床材料比、堆積速度は、各粒径の流動中の濃度比で割り振ることとする。

(26)

流域国土事業部門(Ⅰ) 3 掃流区間までの土砂移動現象を連続的に計算可能な数値計算プログラムの開発 26

平衡濃度式

n d1 d

参照

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