C H A P T E R
1
Linux
のインストール(
Red Hat
および
SUSE
)
この章では、次の 3 つの手順について説明します。 • 「内蔵ドライブへのインストール」(P.1-1) • 「SAN ブートインストール」(P.1-7) • 「PXE ネットワーク環境を使用した Linux のインストール」(P.1-13)内蔵ドライブへのインストール
ここでは、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)または SUSE Linux Enterprise Server(SLES)を、内 蔵ドライブにインストールする方法について説明します。
この項は、次の 2 つのトピックで構成されています。
• 「前提条件」(P.1-1)
• 「インストールの手順」(P.1-3)
(注) このサーバでサポートされる RHEL および SLES のバージョンについては、Cisco.com で B シリーズ
サーバのハードウェアおよびソフトウェア相互運用性マトリックス
(http://www.cisco.com/en/US/products/ps10477/prod_technical_reference_list.html)を参照してくだ さい。
前提条件
この手順を始める前に、次の項目または操作が必要です。
• LSI RAID コントローラのうちいずれかにインストールする場合は、OS をインストールする LUN
を設定する。
• Linux インストレーション ISO イメージ(または CD/DVD)、およびこのソフトウェアのインス
トールのアクティベーションキー。
第 1 章 Linux のインストール(Red Hat および SUSE) 内蔵ドライブへのインストール • インストールおよび構成が完了した UCS システム。 このオペレーティングシステムのインストールに必要な UCS の最小構成の項目のチェックリスト については、「インストール前のサービスプロファイル設定チェックリスト」(P.1-2)を参照して ください。
インストール前のサービス
プロファイル設定チェックリスト
インストール先のサーバは、このサーバに関連付けられた設定済みのサービスプロファイルが存在す る必要があります。サービスプロファイルには、サーバに適用されるすべての情報と設定が含まれて います。 OS のインストールするために実行しなければならない操作である UCS 事前設定の最小チェックリス トを下記に示します。各項目を完了するための詳細な手順については、このマニュアルでは説明してい ません。すべての項目を設定するための手順については、次のマニュアルに詳しく説明されています。• 『Cisco UCS 5108 Server Chassis Installation Guide』
• 『Cisco UCS Manager GUI Configuration Guide』
• 『Cisco UCS Manager CLI Configuration Guide』
1. UCS システムハードウェアの構成とケーブル配線を行い、使用中のネットワークに物理的に接続 します。
2. UCS Manager を使用して、使用中のネットワークの物理および論理リソースを特定するプールを
設定します。サーバのサービスプロファイルを作成する際に、これらのプールから選択します。
たとえば、UCS システムは WWN プールを使用して FC HBA 上で使用可能なノードとポートを特
定します。UCS システムを使用して、サーバのプール、MAC アドレス、UUID サフィクス、管理
IP アドレスを定義することができます。 3. UCS Manager を使用して、サーバの管理に必要なポリシーを設定します。下記のステップ6.に示 すように、固有のブートポリシーが必要です。 4. 各アップリンクファブリックに対し 1 つの名前付き VSAN を対象のサーバがネットワーク接続さ れるように設定します。 名前付き VSAN は、特定の外部 SAN ファブリックへの接続を作成します。 5. VSAN に対応するファブリック相互接続上の物理アップリンクポートと、各 VSAN を関連付けます。 たとえば、ファブリック A 向けに作成した VSAN をファブリック相互接続 A 上の使用可能な物理 ポートと関連付けます。 6. このオペレーティングシステムのインストールに固有のブートポリシーを作成します。 このインストールでは、次の起動順序を定義するブートポリシーを作成します。 a. CD-ROM
第 1 章 Linux のインストール(Red Hat および SUSE) 内蔵ドライブへのインストール 8. 作成したサービスプロファイルを対象のサーバに関連付けます。 対象のサーバを再起動すると、サービスプロファイルの設定がサーバに割り当てられます。 これで、OS のインストール手順を開始することができます。
インストールの手順
ソフトウェアをインストールするには、次の手順を実行します。 (注) この手順のスクリーンショットに表示されている値や設定は単なる例として示しています。実際の設 定では異なることがあります。 ステップ 1 サーバの UCS Manager サービスプロファイルに、この手順の前提条件(「インストール前のサービス プロファイル設定チェックリスト」(P.1-2))で示したデバイスの起動順序を定義するブートポリシー が含まれていることを確認します。 a. CD-ROM b. ローカルディスクステップ 2 ブラウザを使用して、UCS Virtual Management IP アドレスで、UCS Manager インターフェイスに接
続します。
第 1 章 Linux のインストール(Red Hat および SUSE) 内蔵ドライブへのインストール
ステップ 4 対象のサーバ(対象のドライブがあるブレードサーバ)の KVM コンソールウィンドウを開きます
a. UCS Manager のメインウィンドウで [Navigation] ペインにある [Equipment] タブをクリックします。
b. [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] > [Chassis_Number] > [Servers] の順に展開します。
c. KVM コンソールから、アクセスするサーバを選択します。
d. [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。
e. [Actions] エリアで、[KVM Console] をクリックします。新しいウィンドウに KVM コンソールが 開きます。
第 1 章 Linux のインストール(Red Hat および SUSE)
内蔵ドライブへのインストール
ステップ 6 [Virtual Media Session] ウィンドウで、Linux インストールイメージのパスを指定します。
a. [Add Image] をクリックします。
b. ダイアログボックスを使用して Linux ISO ファイルに移動し、選択します。
ISO イメージがデバイスとして [Client View] ペインに表示されます。
ヒント [Details] をクリックして、[Details] ペインを表示し、読み書きの経過表示を確認します。 ステップ 7 追加したメディアの [Mapped] 列のチェックボックスをオンにして、マッピングが完了するまで待ちま す。[Details] ペインで経過表示を確認します。 ステップ 8 マッピングが完了したら、サーバが仮想 CD/DVD から起動して BIOS が追加したメディアを認識する ように、サーバの電源を再投入します。 (注) サーバの電源を再投入するには、サーバの電源ボタンを押すか、[KVM Console] ウィンドウのメ
ニューバーで [Macros] > [Ctrl-Alt-Del] を選択するか、UCS Manager の [Work] ペインで、選択した サーバの [Reset] をクリックします。
(注) サーバは電源が再投入されると ISO インストールイメージにマッピングされた仮想 CD/DVD から起動
します。サーバは UCS Manager のサービスプロファイルで定義された起動順序を使用します(ステッ
第 1 章 Linux のインストール(Red Hat および SUSE) 内蔵ドライブへのインストール ディスクまたはイメージが起動され、インストールが開始されます。RHEL インストールの画面の例 を次に示します。 ステップ 9 会社の要件や規定に従ってインストールを完了します。インストールの経過表示をモニタリングし、必 要に応じてプロンプトに応答します。
(注) サーバの eUSB ドライブには OS をインストールしないでください。Cisco UCS B440 Blade Server は
オプションの eUSB ドライブを搭載することができます。eUSB ドライブがインストールされている
と、OS はこれを「Viking eUSB」と表示されるローカルドライブとして認識します。Cisco UCS
Manager は、ローカルドライブの種類の違いを認識しません。OS を複数のローカルドライブまたは 内部 USB ドライブ(eUSB)にインストールすると、これらのローカルドライブからサーバが起動ド ライブとして使用するドライブを指定できなくなります。 (注) インストールが完了すると、ステップ 7でマッピングした仮想 CD/DVD のマッピングがインストーラ ソフトウェアによって解除され、サーバが再度リブートされます。インストール先のハードドライブ または LUN は、OS により起動されます。 ステップ 10 サーバの起動後、セットアップウィザードで使用状況に合わせて OS をカスタマイズし、インストー ルを完了します。RHEL のウィザード画面の例を次に示します。
第 1 章 Linux のインストール(Red Hat および SUSE)
SAN ブート インストール
SAN
ブート
インストール
ここでは、ブート可能 SAN LUN(論理ディスクまたは RAID ボリューム)に Red Hat Enterprise Linux
(RHEL)または SUSE Linux Enterprise Server(SLES)をインストールする方法について説明します。
この項は、次の 2 つのトピックで構成されています。
• 「前提条件」(P.1-7)
• 「インストールの手順」(P.1-9)
(注) このサーバでサポートされる RHEL および SLES のバージョンについては、Cisco.com で B シリーズサーバ
のハードウェアおよびソフトウェア相互運用性マトリックス
(http://www.cisco.com/en/US/products/ps10477/prod_technical_reference_list.html)を参照してください。
前提条件
この手順を始める前に、次の項目または操作が必要です。
• ブート可能 SAN デバイスにインストールする場合は、LUN を SAN 上に設定してから SAN に接続
し、SAN HBA から LUN へのパスが 1 つしか存在しないことを確認します。
• Linux インストレーション ISO イメージ(または CD/DVD)、およびこのソフトウェアのインストー ルのアクティベーションキー。 (注) このマニュアルは、仮想デバイスとしてマッピングする ISO イメージから OS をインストールす る手順について説明します。物理ディスクからもインストールはできますが、この方法ではイン ストール先のサーバに外付け USB CD/DVD ドライブを接続する必要があります。USB コネクタ を使用するには、ブレードサーバのフロントパネルに KVM ケーブルを接続します。 • インストールおよび構成が完了した UCS システム。 このオペレーティングシステムのインストールに必要な UCS の最小構成の項目のチェックリストにつ いては、「インストール前のサービスプロファイル設定チェックリスト」(P.1-7)を参照してください。
インストール前のサービス
プロファイル設定チェックリスト
インストール先のサーバは、このサーバに関連付けられた設定済みのサービスプロファイルが存在する必 要があります。サービスプロファイルには、サーバに適用されるすべての情報と設定が含まれています。 OS のインストールするために実行しなければならない操作である UCS 事前設定の最小チェックリストを 下記に示します。各項目を完了するための詳細な手順については、このマニュアルでは説明していません。 すべての項目を設定するための手順については、次のマニュアルに詳しく説明されています。• 『Cisco UCS 5108 Server Chassis Installation Guide』
• 『Cisco UCS Manager GUI Configuration Guide』
第 1 章 Linux のインストール(Red Hat および SUSE) SAN ブート インストール 1. UCS システム ハードウェアの構成とケーブル配線を行い、使用中のネットワークに物理的に接続し ます。 2. UCS Manager を使用して、使用中のネットワークの物理および論理リソースを特定するプールを 設定します。サーバのサービスプロファイルを作成する際に、これらのプールから選択します。 たとえば、UCS システムは WWN プールを使用して FC HBA 上で使用可能なノードとポートを特
定します。UCS システムを使用して、サーバのプール、MAC アドレス、UUID サフィクス、管理
IP アドレスを定義することができます。 3. UCS Manager を使用して、サーバの管理に必要なポリシーを設定します。下記のステップ7.に示 すように、固有のブートポリシーが必要です。 4. 各アップリンクファブリックに対し 1 つの名前付き VSAN を対象のサーバがネットワーク接続さ れるように設定します。 名前付き VSAN は、特定の外部 SAN ファブリックへの接続を作成します。 5. VSAN に対応するファブリック相互接続上の物理アップリンクポートと、各 VSAN を関連付けます。 たとえば、ファブリック A 向けに作成した VSAN をファブリック相互接続 A 上の使用可能な物理 ポートと関連付けます。 6. 各アップリンクファブリックに対し 1 つの vHBA ポリシーを対象のサーバがネットワーク接続さ れるように設定します。
vHBA ポリシーは、vHBA が SAN に接続する方法を定義します。
7. このオペレーティングシステムのインストールに固有のブートポリシーを作成します。 このインストールでは、次の起動順序を定義するブートポリシーを作成します。 a. CD-ROM b. ストレージ – SAN プライマリ – SAN セカンダリ 8. 対象のブレードサーバ用のサービスプロファイルを作成します。前述のステップで作成したポリ
シーを対象のサービスプロファイルに関連付けます。Create Service Profile ウィザードを使用して
いる場合は、作成プロセスのパート 5 でサーバの起動順序を設定します。ステップ7.で作成した ブートポリシーを選択します。 対象のサーバに関連付けられているサービスプロファイルがすでに存在する場合は、既存のブー トポリシーを修正することができます。ステップ7.で作成したブートポリシーを選択するよう に、サービスプロファイルを編集します。 9. 作成したサービスプロファイルを対象のサーバに関連付けます。 対象のサーバを再起動すると、サービスプロファイルの設定がサーバに割り当てられます。 これで、OS のインストール手順を開始することができます。
第 1 章 Linux のインストール(Red Hat および SUSE) SAN ブート インストール
インストールの手順
ソフトウェアをインストールするには、次の手順を実行します。 (注) この手順のスクリーンショットに表示されている値や設定は単なる例として示しています。実際の設 定では異なることがあります。 ステップ 1 サーバの UCS Manager サービスプロファイルに、この手順の前提条件(「インストール前のサービス プロファイル設定チェックリスト」(P.1-7))で示したデバイスの起動順序を定義するブートポリシー が含まれていることを確認します。 a. CD-ROM b. ストレージ – SAN プライマリ – SAN セカンダリステップ 2 ブラウザを使用して、UCS Virtual Management IP アドレスで、UCS Manager インターフェイスに接
続します。
第 1 章 Linux のインストール(Red Hat および SUSE) SAN ブート インストール
ステップ 4 対象のサーバ(対象のドライブがあるブレードサーバ)の KVM コンソールウィンドウを開きます
a. UCS Manager のメインウィンドウで [Navigation] ペインにある [Equipment] タブをクリックします。
b. [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] > [Chassis_Number] > [Servers] の順に展開します。
c. KVM コンソールから、アクセスするサーバを選択します。
d. [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。
e. [Actions] エリアで、[KVM Console] をクリックします。新しいウィンドウに KVM コンソールが 開きます。
第 1 章 Linux のインストール(Red Hat および SUSE)
SAN ブート インストール
ステップ 6 [Virtual Media Session] ウィンドウで、Linux インストールイメージのパスを指定します。
a. [Add Image] をクリックします。
b. ダイアログボックスを使用して Linux ISO ファイルに移動し、選択します。
ISO イメージがデバイスとして [Client View] ペインに表示されます。
ヒント [Details] をクリックして、[Details] ペインを表示し、読み書きの経過表示を確認します。 ステップ 7 追加したメディアの [Mapped] 列のチェックボックスをオンにして、マッピングが完了するまで待ちま す。[Details] ペインで経過表示を確認します。 ステップ 8 マッピングが完了したら、サーバが仮想 CD/DVD から起動して BIOS が追加したメディアを認識する ように、サーバの電源を再投入します。 (注) サーバの電源を再投入するには、サーバの電源ボタンを押すか、[KVM Console] ウィンドウのメ
ニューバーで [Macros] > [Ctrl-Alt-Del] を選択するか、UCS Manager の [Work] ペインで、選択した サーバの [Reset] をクリックします。
(注) サーバは電源が再投入されると ISO インストールイメージにマッピングされた仮想 CD/DVD から起動
します。サーバは UCS Manager のサービスプロファイルで定義された起動順序を使用します(ステッ
第 1 章 Linux のインストール(Red Hat および SUSE) SAN ブート インストール ディスクまたはイメージが起動され、インストールが開始されます。RHEL インストールの画面の例 を次に示します。 ステップ 9 会社の要件や規定に従ってインストールを完了します。インストーラアプリケーションウィンドウに 示されるインストールの経過表示をモニタリングし、必要に応じてプロンプトに応答します。 (注) インストールが完了すると、ステップ 7でマッピングした仮想 CD/DVD のマッピングがインストーラ ソフトウェアによって解除され、サーバが再度リブートされます。サーバの UCS Manager プロファイ ルで定義したインストール対象の SAN LUN が OS により起動されます。 ステップ 10 サーバの起動後、セットアップウィザードで使用状況に合わせて Linux をカスタマイズし、インス トールを完了します。RHEL のウィザード画面の例を次に示します。
第 1 章 Linux のインストール(Red Hat および SUSE)
PXE ネットワーク環境を使用した Linux のインストール
PXE
ネットワーク環境を使用した
Linux
のインストール
ここでは、PXE ネットワーク環境から RHEL または SLES を起動する方法について説明します。この
手順は、インストールメディアを RHEL KickStart ファイルまたは SLES AutoYaST ファイルなどのプ
リブートイメージから起動していることを前提としています。
(注) KickStart は Red Hat の自動インストールツールです。AutoYaST は SUSE Linux の自動イン
ストールツールです。これらのツールを使用して、システム管理者は、標準インストールの際 に通常指定するインストールおよび設定パラメータの一部またはすべての設定を含む単一のイ メージを作成できます。プリブートイメージは通常、1 台のネットワークサーバに配置され、 インストールの際に複数のシステムに読み込まれます。 この項の内容は次のとおりです。 • 「前提条件」(P.1-13) • 「インストールの手順」(P.1-14)
前提条件
PXE インストールを実行する前に、次の前提条件を満たしている必要があります。 • PXE を使用してネットワーク経由でインストールメディアを起動するには、まず次の操作を行う 必要があります。 – ネットワークサーバ(NFS、FTP、または HTTP)を設定してインストールツリーをエクス ポートします。 – PXE ブーティングに必要なファイルを TFTP サーバに設定します。 – MAC ネットワークポートアドレスを設定し、PXE 設定から起動します。– Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)を DHCP サーバに設定します。
OS のアドミニストレーションガイドに記載された、次の PXE ネットワークインストール手順に
従います。
– Red Hat:http://www.redhat.com/docs/
– SUSE Linux:http://www.novell.com/documentation/
• KickStart または AutoYaST イメージを使用してインストールを実行する場合は、次の点に注意し てください。 – KickStart ファイルまたは AutoYaST ファイルを作成する。 – KickStart または AutoYaST ファイルを使用してブートメディアを作成するか、ネットワーク 上でファイルを利用できるようにする。 OS のアドミニストレーションガイドに記載された、次の KickStart インストール手順に従います。
– Red Hat:http://www.redhat.com/docs/
第 1 章 Linux のインストール(Red Hat および SUSE) PXE ネットワーク環境を使用した Linux のインストール
インストールの手順
次の手順に従ってソフトウェアをインストールします。 ステップ 1 PXE ネットワーク環境が正しく設定されていることを確認します(OS の前提条件と参考資料を参照し てください)。ステップ 2 ブラウザを使用して、UCS Virtual Management IP アドレスで、UCS Manager インターフェイスに接
続します。
ステップ 3 [Launch] をクリックし、管理者ユーザ名とパスワードを使用して UCS Manager にログインします。
ステップ 4 対象のサーバ(対象のドライブがあるブレードサーバ)の KVM コンソールウィンドウを開きます
a. UCS Manager のメインウィンドウで [Navigation] ペインにある [Equipment] タブをクリックします。
b. [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] > [Chassis_Number] > [Servers] の順に展開します。
c. KVM コンソールから、アクセスするサーバを選択します。
d. [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。
e. [Actions] エリアで、[KVM Console] をクリックします。新しいウィンドウに KVM コンソールが 開きます。
第 1 章 Linux のインストール(Red Hat および SUSE)
PXE ネットワーク環境を使用した Linux のインストール
ステップ 5 サーバの電源を再投入します。
ヒント サーバの電源を再投入するには、サーバの電源ボタンを押すか、[Macros] > [Ctrl-Alt-Del] を選択する
か、または Cisco Integrated Management Controller の GUI で [Server Summary] タブの [Power Cycle Server] をクリックします。
ステップ 6 [Virtual KVM Console] ウィンドウで、起動中に F6 キーのプロンプトが表示されるのを待ち、F6 を押 して [Boot Menu] に切り替えます。
ステップ 7 [Boot Menu] 画面で、PXE ネットワークインストールサーバ(「前提条件」(P.1-13)を参照)との通
第 1 章 Linux のインストール(Red Hat および SUSE) PXE ネットワーク環境を使用した Linux のインストール ディスクまたはイメージが起動され、インストールが開始されます。RHEL インストールの画面の例 を次に示します。 ステップ 8 会社の要件や規定に従ってインストールを完了します。インストーラアプリケーションウィンドウに 示されるインストールの経過表示をモニタリングし、必要に応じてプロンプトに応答します。 ステップ 9 インストールが完了すると、インストーラアプリケーションによってサーバが再度リブートされます。 ステップ 10 サーバの起動後、セットアップウィザードで使用状況に合わせて Linux をカスタマイズし、インス トールを完了します。RHEL のウィザード画面の例を次に示します。