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便利と危険は表裏一体 上手なカードローンの使い方 1. なぜ 今 銀行カードローンが問題となっているのか日銀によれば 国内銀行の 2017 年 6 月末時点の銀行カードローン貸出残高は約 5 兆 6,793 億円で 1998 年以来 19 年ぶりの高水準となりました 5 年間で 1.5 倍超となり

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便利と危険は表裏一体、

上手なカードローンの使い方

~いざというとき便利だけれど、多重債務にならないために~

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便利と危険は表裏一体、上手なカードローンの使い方

1.なぜ、今、銀行カードローンが問題となっているのか 日銀によれば、国内銀行の 2017 年6月末時点の銀行カードローン貸出残高は 約5兆 6,793 億円で、1998 年以来 19 年ぶりの高水準となりました。5 年間で 1.5 倍超となり、2015 年には、なんと消費者金融の残高を抜きました。多重債務問 題で消費者金融の貸出額には制限が付けられました(2006 年の貸金業法の改正 で、一般に総量規制といわれています)が、銀行は対象外となっています。 しかも最高裁の統計からは、個人の自己破産の申請が 2016 年に前年比 1.2% 増の 6 万 4637 件となり、13 年ぶりに増加したことが明らかになりました。自己 破産は先の貸金業法改正で消費者金融への規制が強化され、減少が続いていま した。増加に転じた背景には、無担保で個人に返済限度額を超えた融資をする 銀行のカードローンの急拡大があるとみられています(2016 年 12 月 20 日朝日 新聞朝刊、2017 年 2 月 20 日配信、時事通信社等参照)。 このような事態を受けて、日弁連は金融庁に新たな法規制を求め、金融庁も 実態調査に乗り出しました。 ついに麻生金融担当相も 2017 年 9 月1日の閣議後の記者会見で、過剰な貸付 けが問題になっている銀行のカードローンについて「審査の厳格化を徹底する ために検査を実施する」と公言しました。ただし、金融庁では、総量規制(貸 出限度は年収の 1/3 まで)の導入には慎重な声が目立ち、麻生氏も前述の会見 で、「総量規制については議論が詰まっている段階ではない」とし、今回の検 査結果を踏まえて規制が必要か否かを検討する考えを示しています。 以下では、そもそもカードローンとは何か、その利用実態、メリット・デメ リット、銀行カードローンに潜む危険な罠、カードローンの上手な活用法、銀 行カードローンの今後の展望と改善策等々について、順次検討しましょう。 2.銀行カードローンとは、その利用実態は 全国銀行協会のホームページによれば、カードローンとは、本人確認と個人 信用情報に応じて無担保で目的を問わずにお金を借りることができ、分割で返 済することが可能な融資のことです。 日銀の統計によると、すでに 2015 年の時点で、銀行カードローンの残高(貸 付金)が、貸金業者(消費者金融、クレジット会社、信販会社等)の消費者向 け無担保貸付残高を上回っています。このように銀行カードローンの利用が増 大した要因としては、①銀行ブランドの安心感、②借りやすさ(低金利)、③

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2 法規制の緩さ(借入限度額やテレビコマーシャルの本数等についての法規制は ありません)等が考えられます。 では、このように増加の一途をたどる銀行のカードローンの利用実態はどの ようなものでしょうか。実際の調査結果をもとにその実像に迫りましょう。 2013 年1月に行われたジャパンネット銀行の調査(全国 20 代~60 代男女 3,142 名を対象)からは、次のような点が明らかになりました。 この調査から、意外にも年収の高い人に定期的利用者が多いこと、利用目的 は日常生活にかかわる費用として利用していること、日常的に少額を頻繁に利 用していること等が分かります。 なお、調査では、カードローンの利用理由について、①「利用限度内で何度 でも借りられる」が全体の 59.6%、②「対応スピードが速い」が全体の 43.1%、 ③「申込みが簡単」が全体の 30.6%となっています。利用上の利便性が選ばれる 理由といえ、だからこそ多くの方々が日常的に利用されているものと思われま す。また、カードローンに関する情報の入手先として、5人に1人がインター ネットの口コミと回答しています。さらに、8割以上の人が、今後利用したい カードとして、銀行系カードローンと回答しており、ますます銀行系のカード ローン利用者が増えていく傾向にあります。 しかし、どのような制度にもメリット・デメリットがつきものです。この点 について、次に考えてみましょう。 3.銀行カードローンのメリットとデメリット 銀行のカードローンのメリットといえば、第1に上限金利が消費者金融より も低い点が挙げられます。消費者金融の上限金利は 18.0%が相場ですが、銀行カ ードローンでは 14.5%位のものが主流といえます。 第2のメリットは、「自由に借入・返済できる」という点です。カードロー ンは利用時に審査により限度額が設定されますが、この限度額の枠内であれば、 自由に借入と返済を繰り返すことができます。カードローン以外の融資商品で は、その都度審査が必要となる場合もありますが、カードローンでは、一度審 査を受ければ、限度額の枠内で、追加の審査を受けずに自由に借入・返済が可 能です。しかも提携ATM手数料無料のカードローンが多いことも魅力です。 1.カードローン利用経験者の約 28%が定期的に利用しており、世帯年収 1,000 万円以上でも 3 割が定期的に利用。 2.目的は、娯楽・交際費 48.3%、生活費 42.2%で、自動車関連 18.2%。 平均借入額は 6 割以上が 10 万円未満で、全体の約 9 割が 50 万円未満。 3.重視するポイントは、金利 59.6%、安心感 34.8%、返済の自由度 33.8%。

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3 また、繰り上げ返済した場合にも手数料はかかりませんし、保証会社への保証 料もかかりません。フリーローンや教育ローン、マイカーローンや住宅ローン 等では、事務手数料は無料ですが、繰り上げ返済手数料や保証料がかかるのが 一般です。 そのほか、借りたお金を多くの用途に活用できることや、多数の商品の中か ら好みのカードローンを選べること、中には自動融資機能が利用できるカード ローンもあること、住宅ローンを利用していると金利優遇を受けられる場合が あること、専業主婦でも少額の融資が受けられる商品もあること等々もメリッ トとして挙げることができます。 デメリットとしては、第1に消費者金融に比べて融資までに時間がかかり、 一般的に口座の開設も必要になる点が挙げられます。 第2に消費者金融に比べれば金利は低いとはいえ、他の融資商品よりも全体 的に金利は高めで、長期間の利用をすると利息がかさむことになります。また 一般にリボルビング返済方式なので、完済までに時間がかかるという点もデメ リットの一つでしょう。 ※リボルビング返済方式:月々の支払額を決められる分割払い手法です。毎月の支払額 (元本返済額+手数料額の合計)を一定におさえることができ、支払い計画が立てやす いという特徴があります。確かに、毎月支払額を一定にできるので、家計を管理しやす いという側面はあります。しかし1 回あたりの支払額は少なくなるものの、手数料を負 担する必要があるので、リボ払い=実質的に借金と同じです。金額によっては、大きな 借金になり得る点に注意が必要です。「毎月の支払いが少額の方が、負担が少なくて楽」 と思うかもしれませんが、それは大間違いで、支払期間が長くなるほど、手数料額が膨 れ上がり、総返済額が多くなってしまいます。定額の支払いを設定していても、財布に 余裕があれば「繰り上げ返済」をすることが得策です。 実は、こうしたデメリットだけではなく、急増する銀行のカードローンには、 さらにそこに危険な罠が潜んでいます。この点を明らかにしましょう。 4. 銀行カードローンに潜む危険な罠 (1)罠その1 お金をたくさん借りるほど低金利 銀行のカードローンは一般的に融資限度額が大きいほど金利は低くなります。 例えば、金利 1.8%~14.6%、借入可能金額 10 万円~500 万円、という具合です。 このような仕組み自体が、必要金額ではなく、なるべく大きな融資限度額を設 ける方向にお客様を巧妙に誘導しているのです。 しかも冒頭で述べたように、銀行には総量規制(つまり、消費者金融は年収 の 3 分の 1 を超えて融資することは原則として禁じられています)がかかりま

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4 せん。簡単に高額の貸出しが可能となっています。 (2)罠その2 顧客にとって重要な情報を隠す 顧客がATMからお金を借りた際に、顧客に伝えられるのは、①貸付残高、 ②次回期限、③次回返済額、④ご利用可能額、の4項目のみです。月々の返済 額のうちどれだけが利息負担で、借入残高がいくら減るか、完済までにどれだ けの年月がかかるか等々重要な情報は、一切伝えられません。結果として、高 金利で長期間の借り入れが実施されることにつながるわけです。 (3)罠その3 おまとめローン 複数の金融機関から借りた借金を、ひとつのローン会社にまとめて、一本化 するサービスをおまとめローンといいます。一般に、管理が楽になること、金 利が低くなることの2点がメリットとして挙げられています。実際、年収の 3 分の 1 を超す貸付けの利便性として、おまとめローンをあげる銀行も少なから ずあります。 消費者金融でおまとめローンをすると、おまとめでの借入額も総量規制の対 象としてカウントされますから、おまとめした借り入れが年収の 3 分の 1 を超 える場合は、当の消費者金融はもちろん、他のいかなる消費者金融(貸金業者) もその人に貸付けはできなくなります。 しかし、銀行のカードローンでおまとめをすると、消費者金融での借り入れ はおまとめによって銀行に移ることになり、総量規制の上限まで新たに消費者 金融から借りられることになるばかりか、銀行のカードローンで別に限度額ま で借り入れができ、借金はますます増える可能性が出てきます。銀行に対して も総量規制をかけない限り、多重債務者の防止は不可能と考えられる所以です。 (4)罠その4 自動融資機能 自動融資機能とは、「残高バックアップ機能」とも呼ばれ、ATMでのお金の 引き出しやクレジットカードによる自動引き落としで預金口座の残高が足りな い場合に、カードローンによる貸付を自動で行ってしまうもので、「バックアッ プ」といえば聞こえはいいですが、新たな借金にすぎません。金利も 14%超と かなり高いものです。こうした仕組みについて十分な説明がないまま、クレジ ットカードとセットで申し込みをさせる悪質なケースが多いのです。 (5)罠その5 銀行と保証会社(消費者金融)の甘い関係 個人が銀行のカードローンでお金を借りるには、保証会社の審査を受け、保 証を受けることが利用条件となっています。保証会社への保証料は銀行が払っ

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5 ています。そして保証会社となっているのが、なんと消費者金融などの貸金業 者です。その結果、銀行は保証料を負担しても、貸し倒れのリスクは回避でき ます。貸し倒れても消費者金融が肩代わりするからです。一方消費者金融は貸 金業法の規制強化のあおりで業績が低迷していたところ、保証料を稼ぐビジネ スに注力していたわけです。 さて、銀行カードローンのメリット、デメリット 、危険な罠等につい て理解したところで、次 にカードローンで損をしない上手な活用法につ いて、検討してみましょう。 5.カードローンの上手な活用法 (1)必要金額のみ借りる 将来必要になるかもしれないから少し多めに借りておこうという考えは禁物 です。必要最小限の金額のみ借入することが大切です。いつも万単位で借りる 必要はありませんので、足りなければその都度足らない分だけ借りるのが賢い 活用法です。 (2)できるだけ繰り上げ返済する 余裕がある時はできるだけ多めに返済しましょう。余分に返済した金額は、 元本返済に充てられます。 支払う利息も軽減、返済期間も短期間で済み、結果 的に返済総額を抑えられるというメリットがあります。返済日を待たず随時繰 り上げ返済(随時返済)することも有効です。 (3)返済計画をしっかり立てる 無料の返済シミュレーションを利用すれば、完済に何回(何年)必要か、毎 月いくら返すのかなどが簡単に計算できます。後々後悔しないように、あらゆ る条件を何パターンも入力して結果を比較しましょう。 あくまでもシミュレー ションなので、おおよその目安となりますが、返済のイメージには役立ちます。 (4)低金利カードローンについての留意点 低金利のメリットは、やはり支払う利息が安くなることです。1 か月単位で見 れば数十円の違いでも、返済回数が多くなると金利が安いキャッシング会社を 選ぶことは大きなメリットになります。 デメリットは金利が安くても、自分の条件に合わないカードローンもあるこ とです。すぐ借りたいのに、即日融資は口座が必要だが持っていないなどの場

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6 合、金利を第一条件にはできません。一番重視する融資条件によっては、低金 利カードローンが必ずしも最適とは限りません。 (5)完済後に利用予定がないなら解約する カードローンの契約は自動更新ですから、解約を申し出なければ、いつでも 利用できる限度枠を持ったままになります。使っていなくても限度枠を持って いれば、他のローンの審査にも影響します。完済していることが条件ですが、 借入の予定がないのであれば思い切って解約しておきましょう。そうすること で、気軽に借りてしまう悪循環も防ぐことができます。 6.銀行カードローンの今後の展望と改善策 先に述べたように、消費者金融などのノンバンク系の貸金業者には貸金業法 が適用されます。その結果、消費者金融と銀行カードローンには、貸出額や広 告表現等につき、次表のような大きな違いがあります。 消費者金融 銀行カードローン 貸出限度額 総額で年収の 3 分の 1 以下 上限なし 収 入 証 明 書 の 徴求 1社で 50 万円超 または 全社で 100 万円超 特別なルールはない 広告表現 自主規制規則・事前審査あり テレビCM 放送回数や時間帯につき制約あり 銀行には総量規制も広告に関する規制もありません。しかも日銀の低金利政 策により、業績不振の銀行業界は、カードローンの分野に活路を見出し、利益 優先で一定のノルマ達成を目指してきたのは紛れもない事実のようです。 そのことが、銀行の消費者ローン貸付残高の急増や個人の自己破産申請件数 の 13 年ぶりの増加といった事態につながり、その点の反省も込めて、三菱東京 UFJ,三井住友、みずほの大手 3 銀行は、利用者の年収の 3 分の 1 や 2 分の 1 までとするという自主規制を導入したものと思われます。 これまで、銀行業界は、年収の 3 分の 1 を超えて貸すのは顧客の利便性を重 視したものであると強弁してきたのですが、あまり説得力はありません。利便 性として銀行側が挙げている具体例には、教育費、医療費、低所得者や高齢者 の生活費、おまとめローン等が示されています。しかし、貸金業法にも、総量 規制には、住宅ローンや高額医療費など除外される場合(その後の残高にもこ れは算入しない)、借主に一方的に有利となる借換え、段階的に残高を減らす 借換え、緊急医療費等の例外(当該借り入れは認めるが、その後の残高には算 入される)とされる場合が規定されており、同じような特例を作れば足りるは ずです。また教育費については、より低金利の教育ローンをご案内することが

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7 顧客目線での営業といえると思います。 誰に対しても、借入目的も問うことなく、返済限度を超えてまで貸し込むカ ードローンは、企業の社会的責任という観点からも見直す必要があるのではな いでしょうか。 多重債務者の防止という観点から、平成 18 年にせっかく貸金業法が改正され 消費者金融への規制が強化されたのにもかかわらず、今度は、その規制が及ば ない銀行のカードローンが多重債務者を増大させるという悪循環が生み出され ているわけです。 昔は銀行が貸さないような人に消費者金融が高い金利を付けて貸していまし たが、今は消費者金融でお金を借りられない人が銀行のカードローンに流れて います。しかも、消費者金融で多重債務者となる人は初めは小口の借金からス タートしていましたが、銀行のカードローンでは、いきなり 200 万円、300 万円 という大きな金額を貸付けるというもので、借金が膨らみやすいという問題が あります。 2017 年を境に、銀行のカードローンの審査は以前より厳しくなるものと思わ れますが、業界の自主規制でも効果が上がらなければ、早晩、貸金業法の規制 を及ぼすか、あるいは銀行法の見直しという事態も考えられるでしょう。 すぐにでも銀行カードローンの融資限度額は年収の 3 分の 1 までとし、その うえで、融資の内容や相手方の属性に応じて 3 分の 1 を超えて貸せる追加オプ ションを設けることが必要ではないかと思われます。 そもそも年収の「3 分の 1」という基準は、平均的な消費者金融利用者層の一 般的な返済能力を踏まて、次のような根拠から設定されたものです。 消費者金融利用者の年収がおおむね 600 万円未満であること、家計調査によ ると、年収 600 万円未満の世帯の毎月の収入から実支出を引いた額が毎月の実 収入の 15%程度であること、そこでこれをもとに毎月の収入の 15%を返済に充 てた場合に、金利 18%、元利均等払い、返済期間 3 年で借入可能な金額は、年 収の 3 分の 1 となります(なお、ここで使用する返済期間 3 年は、民事再生法 において債務者の返済意欲持続の観点から、個人再生計画の期間を原則として 3 年以内と定めていることが参考となっています)。 また企業の社会的責任(CSR)という観点に照らして考えれば、銀行カー ドローンの利用者についての実態調査を速やかに行い、顧客の実情を分析する ことは、銀行業界にとって喫緊の課題といえましょう。そしてそれを踏まえて、 カードローンの金利体系を融資枠の金額ベースで一律に定めることの妥当性に ついても再考の余地があると思われます。むしろ利用者の属性をベースに金利 体系の見直しをすべきではないでしょうか。 かつて消費者金融について、高金利、過剰な融資、過酷な取立が多重債務者

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8 の温床であったことを思えば、銀行カードローンについても、金利体系の見直 しと総量規制の導入は焦眉の急といえましょう(藤田知也著「強欲の銀行カー ドローン」(角川新書)P221 以下参照)。 7.おわりに(賢い消費者をめざして) 確かに、銀行のカードローンには、①銀行ブランドの安心感、②借りやすさ (低金利)、③法規制の緩さなどもあり、気軽に借りられる特色があります。 しかし、必要以上に借りて、返済期間が長期に渡れば、家計を圧迫する要因 ともなります。銀行カードローンを利用する場合には、前述のそこに潜む罠に はまらないように十分な注意が必要です。 こうした罠にはまらないためには、自ら理論武装することも大切です。金利 や金融商品全体に対する理解が必要ですし、また貸金業法、利息制限法、出資 法(正式には、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」とい います)等の法律の理解が不可欠です。さらには、そもそもカードローンによ る借り入れは、金銭消費貸借契約という契約の一種であり、民法の契約や保証、 消滅時効、相続等についての知識も必要となります。 これら多岐にわたる法律を理解するのに最適な資格が、貸金業務取扱主任者 資格にほかなりません。この資格に関する試験は、国家資格として毎年次のよ うな要領で実施されます。 貸金業務取扱主任者試験 実施要領 試験方法 筆記試験 問題数 50 問 出題形式 4 肢択一方式 試験時間 2 時間 (13 時 00 分~15 時 00 分) 試験日 平成 30 年 11 月 18 日(日) 解答方式 マークシート方式 試験地 札幌、仙台、千葉、東京、埼玉、神奈川、高崎、名古屋、金沢、大阪、 京都、神戸、広島、高松、福岡、熊本、沖縄 (全国 17 地域) ※受験申込者は希望試験地を選択することができます。 ※試験会場は試験機関で決定し通知いたします。 受験手数料 8,500 円(政令で定められています) TACでは、皆様の環境に応じた多様な学びコースをご用意しています。お 仕事の為、また将来のキャリアアップの為に受講をご検討される際には、是非 参考にしていただければ幸いです。

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