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1. 件名デジタル無線機の購入 2. 目的本件は 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 ( 以下 原子力機構 という ) 核燃料サイクル工学研究所 ( 以下 サイクル研 という ) において 新たに DMR 方式デジタル無線機を導入するため 当該無線機及び付随する設備機器類を購入し 使用に必要な機

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(1)

デジタル無線機の購入

仕様書

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

核 燃 料 サ イ ク ル 工 学 研 究 所

(2)

1 1. 件 名 デジタル無線機の購入 2. 目 的 本件は、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(以下「原子力機構」という。)核 燃料サイクル工学研究所(以下「サイクル研」という。)において、新たにDMR方式デ ジタル無線機を導入するため、当該無線機及び付随する設備機器類を購入し、使用に必 要な機器類の設定並びに設置・調整を行うものであり、当該無線機を使用するために必 要な監督官庁への免許申請等に係る通信試験、調整、書類作成及び代理申請を含めて行 うものとする。 3. 契約範囲 (1) DMR方式デジタル無線機の購入 ① DMR方式デジタル携帯型無線機 52台 ② DMR方式デジタル据置型無線機 1台 ② DMR方式デジタル中継装置 1式 (2) DMR方式デジタル無線機の設定及びDMR方式デジタル中継装置の設置・調整 (3) 無線局の免許申請等に係る通信試験、調整、書類作成及び代理申請 (3) サイクル研区域内受信エリアにおける通信試験及び調整 (4) 諸官公庁への書類作成及び許認可の申請(代理申請) (5) 無線機の取扱説明の実施 4. 技術仕様 4.1 規格・設計基準等 (1) 通信の規格 ① 無線機の通信規格は、欧州電機通信標準化機構(ETSI)制定のDMR規格に準拠す ること。

② 無線機の通信方式は、TDMA(Time Division Multiple Access)2多重時分割D MR(Digital Mobile Radio)デジタル方式であること。

(2) 耐震設計の基準 全て機器類の設置については、耐震設計における機能上の分類として、Cクラス相 当の基準を満たして設計・設置すること。 (3) 防風設計の基準 屋外に設置する機器類については、防風設計における機能上の分類として、計風速 を 60m/s 以上の基準を満たして設計及び設置とすること。 (4) 防水設計の基準 各機器類については、防水設計における機能上の分類として、IP 規格・防塵防水 保護構造及び保護等級の基準を満たすものとすること。 4.2 デジタル無線機の概要 購入するデジタル無線機は、欧州電機通信標準化機構(ETSI)が制定したDMR 規格に準拠したもので、極めて秘匿性の高い通信規格(DMR規格)に基づいて開発さ れた機器であり、新たに無線局免許を取得して専用周波数帯を使用することにより、通 信時の秘話機能、傍受防止の機能及び通話の暗号化対策に優れた通信機器とする。 4.3 共通仕様 (1) 中継装置を介した通信であること。

(3)

2 (2) 音声及びデータの送受信ができること。 (3) プレストーク方式の単信方式による通信ができること。 (4) 個別/グループ/一斉通信が可能であること。 (5) 2通話回線自動選択機能を有していること。 (6) 移動局無線機は、マンダウン及びエマージェンシー機能を有していること。 (7) 複数のグループでの通信が可能であること。 (8) 表示又は通知機能を有し、通信状態が確認出来ること。 (9) 移動局無線機は、複数のグループの通信要請を同時に待ち受けできること。 (10)緊急時には、割込み通信が可能であること。 (11)移動局無線機及び中継局間同士で通信を行い、隣接するチャンネルで同時に送受信す る場合、他の無線機に混信・抑圧を与えてはならない。 (13)移動局無線機及び中継局間同士で通信を行う場合、近隣・周辺地域の無線局へ混信を 起こしてはならない。また、混信を受けてはならない。 (14)移動局無線機は電波法の無線設備規則、技術基準適合証明に基づく総務省指定証明機 関による試験に合格したものであること。 4.4 セキュリティ対策について

(1) 通信の暗号化は、コールIDとAES(Advanced Encryption Standard)方式256bit 暗号キーの併用であること。また、暗号キーは原子力機構サイクル研の権限を有する 者が変更できること。 (2) 移動局無線機及び中継局双方にカラーコードを設定し、異なるカラーコードからのア クセスを拒否できること。 (3) 移動局無線機及び中継局双方にパスワードの設定等によるアクセス制限機能を有して いること。 (4) 移動局無線機及び中継局の設定情報の閲覧変更・書き込みをパスワードで制限できる こと。また、パスワード入力制限及び回数を原子力機構サイクル研の権限を有する者 が変更可能なこと。 (5) 権限を与えられた移動局無線機及び管理統制用無線機からのみ、その他のAES 256bitで暗号化された移動局無線機の有効化・無効化のコマンドを発呼できること。 (6) 中継局に原子力機構サイクル研内で運用する移動局無線機の識別IDを登録でき、未 登録の移動局無線機からのアクセスを拒否できること。 (7) 原子力機構サイクル研内のセキュリティ対策においては、中継局による無線機のアク セス制限だけではなく、権限を与えられた無線機から、他の無線機の有効化・無効化 のコマンドを発呼できるものとする。 (8) 移動局無線機及び中継局のセキュリティに係る設定・変更は、原子力機構サイクル研 内において、原子力機構職員が立会いの元で受注者が行うものとする。また、当該操 作は、原子力機構職員のみでも行えるようにすること。なお、セキュリティに係る設 定・変更は、権限を有する者の許可なく変更ができないように対策が講じられている こと。

(4)

3 4.5 無線局の免許申請等に係る通信試験、調整、書類作成及び代理申請 (1) 無線局の免許申請等、監督官庁への手続きについては、受注者が行うものとする。ま た、各種手続きに必要な資料・図面等は受注者が準備すること。 (2) 基地局等登録点検が必要なものについては、受注者が行うものとする。 (3) 通信試験および基地局等登録点検時において、受注者が受注者名義の実験試験局を保 有しているものとする。 (4) 指定された周波数の実装は、受注者が行うこと。 4.6 機器類の構成 (1) DMR方式デジタル携帯型無線機(移動局、管理用無線端末を含む) ① 数量:52台 (2) DMR方式デジタル据置型無線機(管理統制用) ① 数量:1台 ② 設置場所:サイクル研正門警備所2階屋内(原子力機構が指定する場所に設置) ③ 無線機専用アンテナ及び電源との接続 (3) DMR方式デジタル無線中継装置(基地局・中継局) ① 数量:1台 ② 設置場所:サイクル研正門警備所2階屋内(原子力機構が指定する場所に設置) ③ 無線中継装置の設置作業 ④ 無線中継器収納用ボックスの設置 ⑤ 無線中継器の電源接続 ⑥ アンテナの設置(サイクル研正門警備所屋上の原子力機構が指定する場所に設置) 4.7 製品仕様 (1) DMR方式デジタル携帯型無線機(移動局、管理用無線端末を含む) ① 通話性能 デジタル無線機の送受信は、サイクル研無線機送受信エリアの範囲内において十 分な通話ができる性能であること。 ② 通信方式及び電波型式等 1) 通信方式 TDMA2多重DMRデジタル方式 2) 電波の型式 11K5、F1D、F1E 3) 変調方式 周波数偏移変調方式 4) 送信出力 1W又は4Wとする。なお、サイクル研の地理的な状況、建物の 設置環境等に応じて受信試験の結果に基づいて定めるものと し、また近隣の事業所との電波の干渉に留意すること。 5) 動作環境 ‐30℃ ~ +60℃ 6) 周波数帯 UHF帯 400MHz ~ 470MHz の範囲内とする。 ③ 通信の秘話機能(暗号化対策)

通信の暗号化は、コールIDとAES(Advanced Encryption Standard)方式 256bit 暗号の併用であること。また、暗号キーは変更ができること。

④ 無線システムアクセス制限

傍受に対する防止機能を有し、無線システムアクセス制限機能を備えているこ と。

(5)

4 各移動局間では、中継装置との接続ができない場合(非常時)において、通信範 囲が縮小してもその通信範囲内で、中継装置利用時と同等の機能を保持できる通信 システムであること。 ⑥ 防水対応:IP規格・防水保護構造及び保護等級 人体・固形物体に対する保護及び水の侵入に対する保護について、携帯型無線機 本体については、IP規格 67 準拠以上とすること。 ⑦ マンダウン機能(携帯型無線機:転倒通知) 無線機本体は、一定以上の傾き且つ一定時間以上放置された状態を検知し、該当 端末 ID の状況を確認できる機能を有すること。また、管理システムと連携した場 合、管理システムの地図上で位置情報が確認できる機能を有すること。 ⑧ GPS位置情報の管理機能 管理システムと連携した場合、GPS 電波受信可能範囲内において、全ての無線機 の位置情報が管理システム上に常時・確認できる機能を有すること。 ⑧ VOX機能(ハンズフリー) 手動で操作することなく、音声認識機能により送信操作が可能であること。 ⑩ 緊急時対応の機能 無線機への一斉通信(割り込み通信)が可能であること。権限を与えられた無線 機からのみ、他の無線機の機能管理(無効化、有効化)が可能であること。 ⑪ 表示または通知の機能 通信状態・所属グループ名称及びバッテリー残量等の表示または通知機能がある こと。 ⑫ オーディオアクセサリの装着が容易なコネクターを採用していること。 ⑬ 電源(携帯型無線機:バッテリー) 1) 仕様 Li-ion 電池とし、防水対応とすること。 2) 容量 通常の使用状態において、18 時間以上の使用が可能であるこ と。 ⑭ 標準構成品 本体/アンテナ(GPS兼用)/Li-ionバッテリー/急速充電器/A Cアダプタ/ベルトクリップ/ストラップ ⑮ 付属品 携帯無線機用イヤホンマイク(耳掛け型) (2) DMR方式デジタル据置型無線機(管理統制用) ① 性能、仕様、通信方式及び電波型式等は、DMR方式デジタル携帯型無線機と同様 とする。但し、防水保護構造及び保護等級については、IP規格54相当。 ② 本体は、操作等に支障のないコンパクトな寸法・形状とする。 ③ 電源は、AC100V給電により配線をすること。 ④ 標準構成品 本体/アンテナ/ハンドマイク/電源装置/電源ケーブル (3) DMR方式デジタル無線中継装置(基地局) ① 中継装置(リピータ:基地局)の仕様 1) 通信方式 TDMA 2多重 DMRデジタル方式 2) 電波の型式 11K5、F7D、F7E 3) 変調方式 周波数偏移変調方式 4) 送信出力 1~25Wの範囲において選択が可能であること。 5) 動作環境 ‐30℃ ~ +60℃ 6) 周波数帯 UHF帯 400MHz ~ 470MHz の範囲内とする。 7) 無線システムアクセス制限機能を有すること。 ② 電源は、AC100V給電により配線をすること。 ③ 標準構成品 本体/電源ケーブル (4) 中継装置用音声制御機

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5 ① DMR方式デジタル中継装置に接続すること。 ② 標準構成品 音声制御ユニット/ハンドマイク/スピーカー (5) 中継装置用アンテナ ① 全長3m以下、重量30kg以下で耐風速60m/s以上 ② 原子力機構サイクル研正門警備所の屋上に送信及び受信専用アンテナ(各1本)又は 送受信アンテナ(1本)、空中線設備を設置すること。 5. 納 期 2019 年 9 月 30 日 6. 納入場所及び納入条件 (1) 納入場所 茨城県那珂郡東海村大字村松4番地33 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 核燃料サイクル工学研究所内の指定場 所とする。 (2) 納入条件 持ち込み及び据付後調整渡しとする。 7. 検収条件 第 6 項に示す納入場所に納入・据付後、員数検査、外観検査、機器仕様の適合等の検 査及び提出図書の合格をもって検収とする。 8. 提出図書 原子力機構サイクル研担当者と打合せの上、下記の図書一式を提出すること。 (1) 承認図(機器仕様等) (2) 無線局免許状 (3) 総合通信局へ提出した免許申請書の写し (4) 納入品一覧表 (5) 取扱説明書 9. 保 証 無線機及び中継装置の本体保証は、納品日から 2 年、オーディオアクセサリやバッテ リー等の付属品類の保証は、納品日から 1 年以内において、取扱不注意及び天災以外の 理由により故障等が生じた場合には、受注者が無償で修理または交換を行うこと。 10. 保守体制 納入後の故障・緊急・定期の保守を迅速に行える体制を有し、保守契約が結べること。 11. かし担保責任 検収後1年以内に、かしが発見された場合、無償にて速やかに修理もしくは交換を行 うこと。なお、この場合の保証期間は修復終了後から6か月とする。但し、修復終了後 から6か月以上過ぎても、保証期間内であれば保証期間を優先する。 12. グリーン購入法の推進 本契約においてグリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律) に適用する環境物品(事務用品、OA機器等)の採用が可能な場合は、これを採用するも のとする。

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6 13. 協議 本仕様書に記載されている事項及び本仕様書に記載のない事項について疑義が生じた 場合は、原子力機構と協議の上、その決定に従うものとする。又、議事録を提出し確認 書類とすること。 14. 特記事項 調達品の維持又は運用に必要な技術情報(保安に係るものに限る。)を提供すること。 15. その他 (1) 特許使用等 受注者が特許権、その他第三者の権利の対象となるものを使用する場合、その使用 に関する責任は受注者にあるものとする。 (2) 守秘義務 受注者は、本業務の内容及び本業務に関連して開示を受けた、または知り得た相手 方の技術的もしくは事業運営に係る一切の情報(以下、「機密情報」という。) につ いて、最大限の注意をもって秘密を保持し、事前に原子力機構の書面による承諾を受 けることなく、本業務の目的外で使用し、または第三者に開示・漏洩してはならない。 なお、受注者は自社の従業員のうち、本業務に従事する従業員にのみ機密情報を開示 するものとし、本業務に関与しない従業員(当該システムの競合製品を取り扱う者を含 む)には、いかなる手段においても一切機密情報を開示し、または使用させてはならな い。また、本件の実施完了後は、本件に関する情報を返却、または確実に破棄するこ と。 (3) 無線機の設定及び取扱い説明の実施 納入前までに原子力機構サイクル研担当者と無線機の設定に係る実施方法及び実施 内容を十分に打ち合わせ、納入時に原子力機構サイクル研担当者立会いの下で無線機 全数の設定を実施すること。また、原子力機構サイクル研担当者と事前打合せの上、実 機を用いた取扱い説明を実施すること。 以 上

参照

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