北朝鮮弾道ミサイル発射事案等に係る
情報連絡会議
【日時】平成29年6月8日(木)12:30~
【場所】県災害対策本部室(県庁第二庁舎3階)
※知事は東京本部からテレビ会議で出席
【参集範囲】
知事、副知事、統轄監、元気づくり総本部、総務部、観光交流局、福祉保健部、
生活環境部、商工労働部、農林水産部、教育委員会、危機管理局、県警察本部、
自衛隊鳥取地方協力本部
1【内容】
1 ミサイル発射の状況
2 国際的な動向(報道情報)
3 日本政府の動き
4 県の対応状況等
(参考1)最近のミサイル発射状況等
(参考2)核実験関連の対応方針(案)等
【目的】
情報共有と今後の対応の確認
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◇発射時間 平成29年6月8日(木) 朝 ※午前6時18分ごろとの報道あり
◇発射数 数発
◇発射場所 北朝鮮東岸(元山:ウォンサン)から北東方向
◇落下場所 高さ約2km、約200km飛行し日本海(EEZ外)に落下した模様。
◇ミサイルの種類 地対艦巡航ミサイル(弾道ミサイルではない)
※連合ニュースは、発射された飛しょう体は、地対艦弾道ミサイルの可能性があると伝えていましたが、韓 国軍は、発射されたのは短距離の地対艦巡航ミサイルと見られるとしています。(6/8 NHK WEB)1 ミサイル発射の状況
NHK WEB(6/8) アメリカは、先月30日、模擬のICBM=大陸間弾道ミサイルを発射し、地上配備型の迎撃ミサイルで、撃ち 落とす実験を行って、成功したと発表したほか、アメリカ軍の空母2隻を日本海に展開させて軍事演習を 行ってきた。また、国連の安全保障理事会は、北朝鮮のたび重なる弾道ミサイル発射を受けて、今月2日、 北朝鮮の核やミサイルの開発に関わる個人や団体を制裁対象に追加する、新たな制裁決議を全会一致で 採択した。これに対し北朝鮮は、国営メディアを通じ「悪辣な敵対行為として全面的に排撃する」などと強く 反発したうえで、核・ミサイル開発を加速させる姿勢を強調していた。 朝日新聞デジタル(6/8) 様々な種類のミサイル開発能力を誇示し、米空母船団の海上訓練と関連して、対艦艇に対する精密打撃 能力を武力示威するねらいがある。米中関係や南北関係の主導権を確保する意図がある。4
1 ミサイル関連 (1)経過及び現状等
本日発射された、ミサイルの着水地点(イメージ)
約200㎞
元山(ウォンサン)
4大和堆
E E Z
2 国際的な動向(報道情報)
◆米空母2隻 日本海を離れる 北朝鮮への警戒は継続(6/6 NHK WEB)
アメリカ国防総省は、日本海に展開していた海軍の原子力空母2隻について、合同の軍事演習が 終了したとして日本海を離れたことを明らかにする一方、北朝鮮に対する警戒は今後も続けていく 方針です。◆北朝鮮 安保理の制裁決議に反発 中国も名指しで批判(6/4 NHK WEB)
北朝鮮は、国連の安全保障理事会で新たな制裁決議が採択されたことを受けて、強く反発する談 話を発表し、アメリカに加えて中国も名指しで批判したうえで、核・ミサイル開発を加速させる姿勢を 強調しました。◆米国防長官「北朝鮮は危険な脅威 中国は影響力行使を」(6/3 NHK WEB)
アメリカのマティス国防長官は、シンガポールで開かれているアジア安全保障会議で演説し、北朝 鮮は最も危険な脅威だとして中国に影響力を行使するよう促す一方、中国による南シナ海の人工 島の軍事拠点化を厳しく批判し、自制を強く求めました。◆国連安保理 北朝鮮に追加の制裁決議採択 中国やロシアも賛成(6/3 NHK WEB)
北朝鮮のたび重なる弾道ミサイル発射を受けて、
国連の安全保障理事会では、日本時
間の3日朝、北朝鮮の核やミサイルの開発に関わる個人や団体を制裁対象に追加する
新たな制裁決議を全会一致で採択
しました。決議は、
核とミサイルの開発資金を断ち切
るため新たに北朝鮮の14の個人と4つの団体について海外への渡航の禁止や資産の
凍結
を定めています。決議には北朝鮮と関係が深い
中国やロシアも賛成し、国際社会が
結束して北朝鮮に圧力をかける姿勢を示す
ものとなりました。
3 日本政府の動き
6■日本政府からの公式発表なし
政府は、北朝鮮が何らかの飛しょう体を発射したと見られることから、
総理大臣官邸
の危機管理センターに設置している北朝鮮情勢に関する官邸対策室で関係府省庁
からの情報を収集し、分析にあたると同時に、警戒監視に全力を挙げる
ことにしてい
ます。政府は、現段階で、日本の安全保障に影響があるような事態ではないと見てい
ます。(6/8 NHK WEB)
■国関係者コメント(6/8 NHK WEB)
〔岸田外務大臣〕
※外務省で記者団に対し「個々の情報にコメントすることは控えるが、わが国に飛来するような飛しょう体は確
認されておらず、
わが国の安全保障にただちに影響するというようなことも今は確認
されていない。
米国、韓国などとも連携しながら、引き続き情報収集、分析にあたり、
高度の警戒体制は維持
していく。北朝鮮はすでにことしに入って9回、弾道ミサイルを
発射している。こうした挑発行動は許すことはできない」
〔政府高官〕
※記者団に対し「地対艦ミサイル数発を発射したとの情報には接しているが、
わが国の安全保障には
まったく影響はない
」
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◆発射情報の共有
・07:41 〔第1報〕発射情報(発射した旨の情報、Jアラート配信なし)
・08:39 〔第2報〕漁船等本県関係の安全確認の報告
◆県関係の安否確認の状況(6/6 8:09 全て確認済)
①漁 船(水産課) ⇒ 全船異常なし
②DBS(通商物流課) ⇒ 異常なし
③若鳥丸(教育総務課) ⇒ 異常なし
④エアソウル(観光戦略課)⇒ 異常なし
⑤香港便(観光戦略課) ⇒ 異常なし
4 県の対応状況
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<北朝鮮ミサイル発射に関する知事コメント>
○ 北朝鮮が再び元山から数発ミサイルを発射したことに、激し
い怒りを禁じえない。
○ 本県漁業の安全や拉致問題解決も含め、政府は実効ある
措置を講じるよう強く求める。
○ 漁船等の安全は確認したが、県としても県民生活の安心の
ため全力を挙げる。
6月 3日 国連安保理 北朝鮮に追加の制裁決議採択
6月15日 南北統一宣言(2000年)
6月25日 朝鮮戦争開戦日(1950年)
7月 4日 アメリカ合衆国独立記念日
7月7日~8日 主要20カ国・地域(G20)首脳会議(ドイツ・
ハンブルグ)
7月 8日 金日成命日(1994年)
7月27日 朝鮮戦争休戦(1953年)
8月15日 解放記念日
9(参考)北朝鮮の記念日等情報
○引き続き弾道ミサイルの発射、核実験について注意・警戒が必要
県の体制
◆北朝鮮情勢に関する警戒連絡体制による初動の強化(平成29年4月28日より)
• 北朝鮮情勢が高まっている状況を踏まえ、県として初動体制の確保(即応体制)を目的として、 当面、6月末まで各部局の責任者、参集登録者を登録し、「警戒連絡体制」(ホットライン)を継 続する。 ・責任者・・・・・・・事案発生時に連絡を受ける者を2名登録(部次長等) ・参集登録者・・・事案発生時に本部会議等へ登庁できる参集者を登録 ◇Jアラートの情報が発信された場合は自動参集(登庁) ◇状況に応じた職員の参集及び情報発信の実施◆ミサイル落下を想定した国民保護訓練の実施
• 弾道 ミサイルが本県に落下した想定の国民保護訓練(対応シミュレーション訓練)を6月6日 (火)に実施し、県の対応方針や防災関係機関との連携方針を確認した。 • 訓練で明らかになった課題を踏まえ、関係機関等と連携要領、任務区分等の明確化を図るな ど、対応能力の向上を図る。 • 平成30年2月にミサイル落下を想定した国民保護訓練(国との共同)を実施し、国の具体の動 きを踏まえた実践的な対処要領を確認する。(予定) 10 <参考>武力攻撃事態を想定の訓練 来月にも初実施へ(6/6 NHK WEB) 北朝鮮が、弾道ミサイルの発射を繰り返す中、政府は、海外から組織的・計画的な武力行使を受ける「武 力攻撃事態」を想定した、住民を保護する訓練を来月にも長崎県で行う方向で最終調整に入りました。 「武力攻撃事態」を想定した訓練が行われるのはこれが初めてのことになります。◆情報収集・連絡調整
◇市町村・関係機関との連携
◇情報の伝達に万全を期すため3手段を確保
■Jアラート 国→県・市町村への情報伝達(文字・音声の送信) ※ 防災行政無線を通じて自動放送(鳥取県では、近畿、中国、四国地方に飛来する可能性がある場合のみ) ■エムネット 国→県・市町村・消防局等への情報伝達(メールによる添付ファイル送付) ■消防防災無線FAX 国→県→市町村・消防局等への情報伝達◆住民等への情報提供
◇
県ホームページ(携帯電話用も含む。)、あんしんトリピーメール、toritter(トリッター)、 フェイスブック、Lアラート、(新)Yahoo!防災速報、災害情報ダイヤル(電話0857-26-8100)によ る情報提供 ◇報道機関、市町村を通じた情報提供 1112
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危機管理局 ・国・市町村・関係機関(自衛隊・海上保安庁・警察・消防)との連絡調整 ・情報の収集、集約及び伝達 ・「鳥取県ミサイル発射予告対応危機管理委員会」の運営 ・住民広報(元気づくり総本部と共同) 観光交流局 (観光戦略課) ・エアソウルの注意喚起及び着弾後の安否確認 ・香港航空注意喚起及び着弾後の安否確認 商工労働部 (通商物流課) ・DBSクルーズの注意喚起及び着弾後の安否確認 農林水産部 (水産課) ・落下区域操業予定の漁船の把握及び着弾後の安否確認 ・漁協、漁船関係者への注意喚起 教育委員会 (教育総務課) ・海洋練習船の航行状況の把握及び着弾後の安否確認 共通 ・万万が一の場合、屋内退避等の呼びかけ準備 ・万万が一、県内に着弾した場合の対応準備
◆各部局の対応内容
14(参考1)最近のミサイル発射状況
29年5月29日現在 ミサイルの種類 発射数 特記事項 H29.5.29 (月) 5:40 スカッド系 1 約400キロ飛翔、日本のEEZ内に着水隠岐から300キロ 佐渡から500キロ H29.5.21 (日) 16:59 KN12 1 約500キロ飛翔、日本のEEZ外に着水 H29.5.14 (日) 5:28 新開発ミサイル 1 北朝鮮内400キロ海上400キロ 800キロ飛翔 防衛大臣は新型の可能性について言及 H29.4.29 (土) 5:30 KN17? 1 約50キロ飛翔し、北朝鮮国内に落下 H29.4.16 (日) 6:21 スカッドER? 1 発射直後に爆発 H29.4.5 (水) 6:42 スカッドER? 1 当初はSLBM改良型(KN15)、約9分間、数10キロ飛翔と報道、事後、スカッドER、飛翔は1分程度との報道あり H29.3.22 (水) 7:47 ムスダン改良型 1 失敗 数秒後に爆発? 移動中、発射直前に爆発との報道あり H29.3.6 (月) 7:34 ムスダン 4 約1,000キロ飛翔、日本海EEZ内に3発落下、近弾は能登半島沖約200キロ H29.2.12 (日) 7:55 新開発ミサイル (SLBM改良型?) 1 約500キロ飛行して日本海に落下 H28.10.20 (木) 7:00 ムスダン 1 失敗 H28.10.15 (土) 12:33 ムスダン 1 失敗 H28.9.5 (月) 12:13 ノドン 3 いずれも約1000キロ飛行して北海道沖の日本海(EEZ内)に落下 H28.8.24 (水) 5:29 潜水艦発射弾道ミサイル (SLBM) 1 約500キロ飛行して日本海(ADIZ内)に落下 H28.8.3 (水) 7:53 ノドン 2 うち1発は約1000キロ飛行して秋田県沖の日本海(EEZ内)に落下 H28.7.19 (火) 5:45~6:40 ノドン、スカッド 3 ノドン2発、スカッド1発を日本海方向に発射。うち2発は500~600キロ飛行して日本海に落下 H28.7.9 (土) 11:30 SLBM 1 失敗 H28.6.22 (水) 5:57、8:03 ムスダン 2 うち1発は高度1000キロ超え、朝鮮半島の東およそ400キロの日本海に落下 年月日時 ※上記は、各種報道等の情報をもとに整理したもの。16
【防衛省資料】
防衛省資料
<核実験関連情報>
(参考2)核実験関連の対応方針(案)
※CTBTO:包括的核実験禁止条約 機関準備委員会 1819
◆核実験を中国に予告していた北朝鮮 警告され中止か(テレビ朝日 5/12)
◆36年ぶりの党大会から1年(NHK 5/6)
・アメリカ軍が今月3日に行ったICBM=大陸間弾道ミサイルの発射試験を非難したうえで、「アメリカ の敵視政策と核の威嚇が続くかぎり、われわれ式の核先制攻撃能力を強化していく」と主張◆米グループが北朝鮮核実験場の写真分析 監視かく乱か(NHK 5/3)
◆「最大速度で核強化」=北朝鮮が対米警告(時事通信 5/1)
◆核実験のタイミングうかがう=韓国大統領選に照準か(北朝鮮時事通信 5/1)
◆北朝鮮の核実験、トランプ米大統領は軍事行動起こすか明言せず(ロイター 5/1)
◆「核実験場近くの住民が避難 25日前後に実施の可能性(中央日報日本語版4/25)
◆核実験については、いつでも可能な状況
・北の核実験場が活動再開 米分析(産経新聞 4/23)
<北朝鮮の核実験(報道情報)>
構成 所掌事務 部局 課 危機管理局 危機対策・情報課 ・事務局運営に関すること ・情報収集(官邸・消防庁)・集約及び県民等への情報提供に関する こと ・対策の総合企画・調整に関すること ・国(官邸・消防庁)及び市町村等との連絡調整に関すること 生活環境部 水・大気環境課 (原子力環境センターを含 む。) 東部生活環境事務所 ・放射線モニタリングの実施及び広報(原子力規制庁へのデータの 報告〉 ・情報収集(原子力規制庁) 福祉保健部 福祉保健課・健康政策課 ・住民健康相談の実施他 元気づくり総本部 広報課 ・広報の総括に関すること 総務部 人事企画課 ・韓国へ派遣の県職員への情報提供 地域振興部 教育・学術振興課 ・韓国への旅行学生等への情報提供(私立学校、大学) 観光交流局 交流推進課 ・韓国等の情勢等確認 観光戦略課 ・韓国への旅行者への情報提供 ・エアソウルの運航情報に関すること ・香港航空の運航情報に関すること 商工労働部 通商物流課 ・DBSクルーズの運航情報等に関すること 農林水産部 水産振興局水産課 ・漁船の安全に関すること 教育委員会 教育総務課 ・韓国への旅行生徒等への情報提供(公立学校) ・日本人学校派遣教員への情報提供 ・若鳥丸の運航情報等に関すること 東部振興監、中部・西部総合事務所、 日野振興センター ・市町村等との連絡調整に関すること ・別指示による放射線モニタリング実施(モニタリング車等を含む。) 20