• 検索結果がありません。

man2

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "man2"

Copied!
8
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

お茶の水女子大学 文部科学省・日本学術振興会委託事業「ジェンダー・格差センシティブな働き方と生活の調和」プロジェクト ・調査対象:日本国内に居住する 12 歳以下の子ども を持つ父親 ・調査実施期間:平成 23 年 2 月 ・調査方法:住民基本台帳抽出(層化二段無作為抽 出方式)による郵送調査 ・調査会社:社団法人中央調査社 ・回 収 率:2750 配 布 715 回 収 有 効 回 収 率 26.0% ・平均年齢:39.2 歳(妻の平均年齢:37.33 歳) ・子ども数:1人 32%、2 人 49%、3 人 17%、4 人 2% ・子どもの平均年齢:5.25 歳

日 本 調 査

米 国 調 査

お茶の水女子大学 「ジェンダー・格差センシティブな働き方と生活の調和」プロジェクト 研究代表者 お茶の水女子大学 大学院人間文化創成科学研究科 教授 永瀬 伸子 〒112-8610 文京区大塚 2-1-1 お茶の水女子大学 WORK-FAM 事務局 03-5978-5547 E-mail: [email protected] http://www.dc.ocha.ac.jp/gender/workfam/

◆回答者の特徴 日本全体の分布と比べて、①高学 歴の回答者が多い ②平均収入は やや低い ③専業主婦世帯割合が やや高い ④子どもの数が3人以 上いる世帯がやや多い ・調査対象:ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、 ヒューストン、フェニックス、ミネアポリス・セント ポールに居住する 12 歳以下の子どもを持ち、配偶 者と同居する 50 歳以下の調査会社の保有パネル の父親(既婚者)。ただし、子どもの年齢が 0 ∼ 2 歳、3 ∼ 5 歳、6 ∼ 8 歳、9 ∼ 12 歳の各年代で 375 サンプルを確保目標とした。 ・調査実施期間:平成 23 年 12 月 ・調査方法:インターネット調査 ・調査会社:株式会社日本リサーチセンター ・回答者数:1500 名 ・平均年齢:39.6 歳(妻の平均年齢:38.0 歳) ・子ども数:実子1人 30.6%、 2 人 49.6%、      3 人 14.7%、 4 人 3.4%。 ・子どもの平均年齢:5.68 歳 ◆回答者の特徴 米国全体の分布と比べて、①高学歴 の回答者がかなり多い ②白人の 割合が高く、アジア系、ヒスパニック や黒人の割合は低い。

男性

ワーク・ライフ・バランス

する

調査

∼日米比較の結果

(2)

通勤勤務時間が長い日本の父親

20 代を除いて、日本の父親の通勤勤務時間の平均は米国より 1 時間以上長いことがわかった。

日本も米国も、年代が高いほど通勤勤務時間が長い傾向にあるが、日本の父親のほうがその傾向が

顕著である。

父親の通勤勤務時間の平均

平均通勤勤務時間 年代 (日本) (米国)

20 代

10.63

9.75

30 代

10.88

9.90

40 代

11.13

9.83

50 代

11.80

9.97

●25~29 歳で結婚した父親の割合が高い

日本と米国の父親に結婚年齢を尋ねたところ、最も割合が高かったのは「25~29 歳」とする回答

であった。2 番目は「30~34 歳」で、3 番目は「20~24 歳」で、日米ともに 35 歳までに結婚をし

た人が全体の

8 割以上を占めている。

結婚時の年齢

●高い父親の家計負担比率

夫婦間での家計負担比率について尋ねたところ、日米で父親の家計の負担比率は妻よりも高かっ

た。また、米国よりも日本のほうが父親の家計負担比率が高い。例えば、20 代では父親の家計負

担比率の平均は

88.42%であるのに対して、米国は 70.76%であった。さらに、日本では年代が上

がるにつれて父親の家計負担比率が若干下がる傾向にあるが、米国では逆の傾向が見受けられる。

父親の家計負担比率の平均

父親の家計負担比率(%) 年代 日本 米国

20 歳代

88.42

70.76

30 歳代

84.16

70.81

40 歳代

86.53

73.03

50 歳代

82.43

78.85

14.7% 46.0% 25.0% 9.0% 1.7% 3.6% 20.1% 38.3% 24.2% 10.9% 3.6% 2.9% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~45歳 その他 日本(n=715) 米国(n=1500)

(3)

日米の父親は、仕事と子育ての葛藤を強く意識している

仕事と子育ての葛藤意識についての質問「仕事のために子どもと過ごす十分な時間がない」に対し、日本の父 親は「かなりそうである」「まあそうである」に41.2%の人が回答し、米国の父親は「かなりそうである」「まあ そうである」に49.0%の人とほぼ同程度である。しかし実際には米国の父親の方が勤務時間が短く、プライべー トでの時間的余裕がある。それにもかかわらず、仕事のために子育ての時間がないと感じる程度は日米ともに同 程度であることから、日本よりも米国の父親の方が家庭でも子育てをする役割意識を強く持っていることが推察 される。 末子12 歳以下の父親:「仕事のために子どもと過ごす十分な時間がない」 ●

日本の職場環境では、男性が育児のための短時間勤務をすることは難しい

父親自身の職場環境に関して「男女に関係なく、育児のために短時間勤務が必要に応じて取得できる」という 質問に、日本の父親は「全くそうではない」「あまりそうではない」と約半数(54.6%)の人が育児のための短時 間勤務が困難であるという回答をした。一方で米国の父親は「全くそうではない」「あまりそうではない」に34.2% の人が回答した。この結果から米国より日本の父親の方が圧倒的に職場での育児のための短時間勤務に困難さを 感じていることが示され、日本では米国に比べ、育児に対する柔軟な勤務時間の取得が浸透していなく、活用さ れていないことがうかがえた。 末子12 歳以下の父親:「男女に関係なく、育児のために短時間勤務が必要に応じて取得できる」 14.9% 14.9% 34.1% 26.3% 15.6% 22.0% 25.2% 30.0% 10.2% 6.8% 0% 50% 100% 米国(N=1399) 日本(N=691) かなりそうである まあそうである どちらともいえない あまりそうではない 全くそうではない 11.1% 9.7% 23.7% 16.2% 31.0% 19.5% 22.8% 23.3% 11.4% 31.3% 0% 50% 100% 米国(N=1399) 日本(N=703) かなりそうである まあそうである どちらともいえない あまりそうではない 全くそうではない

(4)

「仕事の成功よりも家族の方が大切である」という意識をもつ父親は日米ともに多い

父親自身の就労意識について、「仕事の成功よりも家族の方が大切である」という質問に対し、日本の父親は 「かなりそうである」「まあそうである」と回答した人が 71.7%で、仕事より家族を優先する意識があることを 示した。米国の父親はさらにその意識が高く「かなりそうである」「まあそうである」と回答した人が 88.6%で あった。この結果から子育て期の日本の父親は、大半の人が仕事より家族を優先するものの、米国の父親に比べ るとその程度がやや低く、この違いが実際の育児・家事参加にも違いをもたらす可能性があることがうかがえた。 末子12 歳以下の父親:「仕事の成功よりも家族の方が大切である」 ●

日本の父親の約

6 割、米国の父親の約 7 割は仕事と生活の両立をしているという認識である

「仕事と生活の両立をなさっていると思いますか」という質問に対し、日本の父親の64.4%は「とてもそう思 う」あるいは「そう思う」と回答した。これに対し米国の父親は「とてもそう思う」と「そう思う」に71.9%が 回答しており、仕事と生活の両立を実感している。 日本でも、6割を超える男性が両立していると感じているが、実際の子育て・家事頻度は米国に比べてかなり 低く、子育て頻度は、米国の父親で週5~6 日であるが、日本の父親は週 3~4 日、家事頻度は、米国の父親で週 3~4 日であるが、日本の父親は週 1~2 日と少ない。 末子12 歳以下の父親:「仕事と生活の両立をなさっていますか」 63.5% 32.5% 25.1% 39.2% 9.7% 25.5% 1.3% 2.0% 0.5% 0.8% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 米国(N=1500) 日本(N=711) かなりそうである まあそうである どちらともいえない あまりそうではない 全くそうではない 18.4% 9.5% 53.5% 54.9% 20.5% 28.4% 5.3% 4.5% 2.2% 2.7% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 米国(N=1500) 日本(N=694) とてもそう思う そう思う あまりそう思わない 全くそう思わない わからない

(5)

●妻の育児役割意識は米国の父親の方が高く、経済的役割意識は日本の父親が断然高い

「育児」を妻の役割とする肯定的回答割合は、日本の父親より米国の父親の方が倍多く、特に「そう思う」 と回答した割合は米国の方が5 倍も多いが、否定的回答の割合はあまり変わらなかった。経済的役割意識に関し ては、日本の父親の90%以上が肯定的回答であるのに対して米国の父親は約 50%強の回答であった。

●米国の父親の妻への期待は日本より高い

妻から父親役割を期待されているかどうかを尋ねたところ、米国父親のほうが期待されていることがわかっ た。特に米国の父親の子どものしつけや勉強に対する妻の期待は大きく、日本の父親とは逆のパターンになって いる。 21.5 44.3 17.1 7.3 22.1 4.3 31.3 45.7 26.4 33.4 23.5 19.2 19.4 6.4 22.2 35.1 21.9 41.0 15.9 2.7 19.1 17.9 17.7 25.0 11.9 0.8 15.1 6.3 14.9 10.5 0% 20% 40% 60% 80% 100% 米国 日本 米国 日本 米国 日本 経 済的に 家 族 を支え る こ とは夫 の 役 割であ る 家 事は妻 が 責 任を持 っ て 行うべ き で ある 育 児は妻 が 責 任を持 っ て 行うべ き で ある

性別役割意識

日本N=715:米国N=1500 そう思う まあそう思う どちらともいえない あまりそう思わない そう思わない 家事は妻が責任 を持って行うべ きである 経済的に家族を 支えることは夫 の役割である 育児は妻が責任 を持って行うべ きである 51.7 11.2 39.7 14.1 34.1 14.1 35.2 40.1 40.3 42.1 40.8 36.2 9.8 31.1 10.7 25.0 12.9 23.0 2.2 13.6 7.6 14.5 9.5 19.7 1.1 4.1 1.6 4.2 2.6 7.0 0% 20% 40% 60% 80% 100% 米国 日本 米国 日本 米国 日本

妻の期待認識

日本N=715:米国N=1500 そう思う まあそう思う どちらともいえない あまりそう思わない そう思わない 妻から家事をする ことを期待されている 妻から子どもの身の 回りの世話をすること を期待されている 妻から子どものしつけ や勉強を教えることを 期待されている

(6)

●米国の父親の親役割観は日本の父親よりも高い

日本の父親と米国の父親ともに約8~9 割が肯定的な父親役割観を持っているが、日米を比較して特徴的なの は、米国の父親が「そう思う」と強く肯定する割合が多いことである。特に子どもの成長のためなら何でもする という項目に関しては、米国の父親の約 75%が「そう思う」と回答しているのに対し、日本の父親は約 29%の みの回答である。

●子どもの価値に対して米国の父親の高い認識

全ての項目において、米国の父親は日本の父親よりも子どもの価値は高いと回答している。特に、「子ども は自分の分身である」に関しては、米国の父親の「そう思う」人の割合が約75%であるのに対して、日本の父親 は約24%とかなりの違いを示している。

●父親役割重視度は米国の父親が高く職業人役割重視度は日本の父親が高い

「父親」「職業人」「配偶者」のどの役割を一番重要視しているのかを尋ね、1 番~3 番の順番を付けてもら った中で、1 番の割合を示した。父親役割重視度は米国父親が高く、日本では職業人役割を 1 番とする回答割合 が約25%であるのに対し、米国父親は約 4%である。 31.7 19.6 67.8 35.1 74.8 28.8 46.3 52.5 24.8 52.2 19.8 53.7 12.3 21.5 6.3 10.1 4.5 13.3 8.6 5.9 0.9 2.0 11 3.4 1.1 0.6 0.2 0.7 0.7 0.8 0% 20% 40% 60% 80% 100% 米国 日本 米国 日本 米国 日本

父親役割観

日本N=715:米国N=1500 そう思う まあそう思う どちらともいえない あまりそう思わない そう思わない 父親として子どもの 成長のためなら 何でもする 子どもに良い環境 を与えるのは父親 としての役割である 父親として子ども のしつけを重要視 している 71.0 44.9 73.8 38.2 75.4 24.1 21.0 42.6 17.3 44.4 16.3 34.4 7.1 10.5 7.0 13.1 6.3 15.9 0.6 1.5 1.0 3.5 1.7 18.2 0.3 0.6 0.9 0.8 0.3 7.4 0% 20% 40% 60% 80% 100% 米国 日本 米国 日本 米国 日本

子どもの価値

日本=715:米国=1500 そう思う まあそう思う どちらともいえない あまりそう思わない そう思わない 子どもは自分の 分身である 子どもは生きがい であある 子どもは心の支え である 64.9 62.7 3.8 24.8 31.3 12.5 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 米国 日本

役割重視度

日本7=715:米国=1500 父親役割 職業人役割 配偶者役割

(7)

●米国の父親のほうが日本の父親より、家事・育児をしている

家事育児の分担割合をみると、日本の夫の分担割合は2割ほどであるのに対して、米国の夫は4割である。

●米国の男性対象者自身の父親の家事・子育て頻度は、日本より高い

対象者である男性の父親の家事・育児頻度の比較をした。男性の父親の育児頻度は、日米ともに、週に1~2 日が多かった。 一方、対象者の男性自身の家事頻度に関しては、米国の父親のほうが日本の父親より高い。

〔対象者の父親の家事・育児〕

39.2 14.4 57.2 80.7 3.6 4.9 0% 20% 40% 60% 80% 100% 米国 日本

家事の夫婦分担割合

夫 妻 その他 40.7 20.5 57.1 75.4 2.2 4.1 0% 20% 40% 60% 80% 100% 米国 日本

育児の夫婦分担割合

育児分担 夫 育児分担 妻 育児分担 その他

(8)

〔男性対象者自身の育児〕

●米国の親は、ベビーシッターや家事代行サービス・家政婦を利用する割合が日本の親に比べて

高い

親族以外で、利用した支援サービスは、米国では、保育園以外ではベビーシッターや、個人宅、日本では、保 育園や幼稚園が多かった。米国では、家事代行業や家政婦の利用割合は、日本よりかなり多い。(ただし、米国 では、幼稚園は、小学校教育の範囲にはいるので、本調査の質問項目には入れていない) また育児と仕事を両立するために必要な政策では、米国では、保育サービスや育児休業制度の拡充を必要とし た男性が7 割をしめたが、日本では、必要ではないとした人がほとんどであった。

7

参照

関連したドキュメント

担い手に農地を集積するための土地利用調整に関する話し合いや農家の意

ひかりTV会員 提携 ISP が自社のインターネット接続サービス の会員に対して提供する本サービスを含めたひ

「新老人運動」 の趣旨を韓国に紹介し, 日本の 「新老人 の会」 会員と, 韓国の高齢者が協力して活動を進めるこ とは, 日韓両国民の友好親善に寄与するところがきわめ

ユース :児童養護施設や里親家庭 で育った若者たちの国を超えた交 流と協働のためのプログラム ケアギバー: 里親や施設スタッフ

開発途上国の保健人材を対象に、日本の経験を活用し、専門家やジョイセフのプロジェクト経 験者等を講師として、母子保健を含む

 ファミリーホームとは家庭に問題がある子ど

海に携わる事業者の高齢化と一般家庭の核家族化の進行により、子育て世代との

里親委託…里親とは、さまざまな事情で家庭で育てられない子どもを、自分の家庭に