2017 年度
明星大学大学院教育学研究科教育学専攻(通信教育課程)
博士前期課程第 1 期入学試験問題
「小論文」
2017 年 1 月 21 日(土)実施問題A~Lのうち2問を選択し、答えなさい。
問題 A 現在の日本の学校教育で行われている教育活動の具体例を挙げ、その成立背 景、歴史的変遷を概観した上で、今日的な課題を論じなさい。その際、各種の 学校段階のいずれかを想定して論じること。 問題 B 次期学習指導要領が目指す教育の方向性について、中央教育審議会の提言の キーワードを二つ以上挙げて論じなさい。 問題 C これからの教育の情報化の時代において、全ての教員に求められる基本的な 資質能力のひとつの「教員のICT 活用指導力」の概要を説明しなさい。 問題 D 学校教育における「隠れたカリキュラム」について、具体例を挙げて論じな さい。 問題 E 教科指導において、教師は学習者のレディネスを考慮しながら、教育内容・ 方法を具体的に考えていくことが重要です。教師が考慮すべき学習者のレディ ネスとはどのようなものかについてあなたの考えを述べなさい。実現のためにどのような改善方策を講じることが求められているのか、あなた の所見を述べなさい。 問題 G 乳幼児期の遊びが、乳幼児の発達にどのような意義を持つのかをまず論じ、 そのことを前提として乳幼児の遊びはどうあるべきかについて論じなさい。 問題 H 幼稚園教育要領「第2章ねらい及び内容」の表現の項には次のように書かれ ている。「生活経験や発達に応じ,自ら様々な表現を楽しみ,表現する意欲を十 分に発揮させることができるように,遊具や用具などを整えたり,他の幼児の 表現に触れられるよう配慮したりし,表現する過程を大切にして自己表現を楽 しめるように工夫すること。」(下線は出題者による。) 下線部について解説を し、これについて実際の指導の場面ではどのようなことが考えられるかを述べ なさい。 問題 I 日本の近代児童文学における「童心主義」について論じなさい。 問題 J 小中学校の通常学級において、障害のある児童生徒に対する合理的配慮を行 う際に、学級担任はどのような点に注意しなければならないか、対象の児童生 徒の保護者と周囲の児童生徒と2 つの側面から自身の考えを述べなさい。 問題 K 特別支援教育に関する教員の専門性の不足に関して、思うところを述べなさ い。 問題 L 問題行動の改善に関し、トークンエコノミー、セルフモニタリング、コーピ ングなどの手法が、実行機能の障害という点から、発達障害児(特に AD/HD 児) に対して有効に働く理由と、これらを用いた具体例について記述しなさい。
2017 年度
明星大学大学院教育学研究科教育学専攻(通信教育課程)
博士前期課程第 2 期入学試験問題
「小論文」
2017 年 3 月 5 日(日)実施問題A~Lのうち2問を選択し、答えなさい。
問題 A 歴史を学ぶ意味とは何か、教育に関わる具体的な事例や体験を踏まえて論じ なさい。(文献や学説等も事例として可とする。) 問題 B 中央教育審議会の議論では、三つの側面からカリキュラム・マネジメントの 重要性が指摘されている。三つの側面のうち二つ以上を挙げ、カリキュラム・ マネジメントを推進する意義について学校の実態を踏まえながら論じなさい。 問題 C 全国の学校現場における ICT(情報通信技術)環境の現状に触れながら、学 習者が自らICT を活用して学習を行うことの重要性と留意点について記述しな さい。 問題 D 階層・ジェンダー・エスニシティのどれかについて、学校教育との関係を具 体的に論じなさい。 問題 E 教育活動においては、教師(教授者)と子ども(学習者)の間のコミュニケ ーションが重要な役割を果たすと考えられます。教育現場では様々なタイプの コミュニケーションが見られますが、(1)どのようなタイプのコミュニケーシ ョンが存在するか、(2)各々のタイプのコミュニケーションはどのような教育 目的に適しているのか、について論述しなさい。中学校の仕組みに加えて、並列的に 9 年間一貫の義務教育学校を創設すること の課題・問題点について、あなたの所見を述べなさい。 問題 G 「育児」と「保育」とを簡単に定義した上で、保育者(保育士または幼稚園 教諭または保育教諭)が それぞれに果たすべき役割について論じなさい。 問題 H 保育所保育指針の「内容」には「3 生活の中で様々な音、色、形、手触り、 動き、味、香りなどに気付いたり、感じたりして楽しむ。」という記述がありま すが、子どもたちに音楽以外の音に興味を持たせることの教育的意義について 述べなさい。 問題 I 戦後に登場した日本の現代児童文学の成立状況について論じなさい。 問題 J 現行の特別支援学校学習指導要領、小中学校学習指導要領を基に、知的障害 者を対象にした特別支援学校と、知的障害特別支援学級の教育課程の編成につ いて概要を説明しなさい。 問題 K 乳幼児期からの母親支援に関する課題と今後の在り方について思うところを 論じなさい。 問題 L 「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支 援教育の推進(報告),文部科学省,2012)」の中には、合理的配慮の定義や基 礎的環境整備との関係が盛り込まれているが、その内容について説明するとと もに、周囲の障害理解を進めていくための障害理解教育との関係についても、 論じなさい。
2017 年度
明星大学大学院教育学研究科教育学専攻(通信教育課程)
博士後期課程入学試験問題
「小論文」
2017 年 3 月 5 日(日)実施問題(Ⅰ~Ⅸ)のうち2問を選択し、答えなさい。
問題 Ⅰ あなたの教育体験や研究テーマに関連させて、あなたの教育観(あなたにと って教育とは何か)を論じなさい。 問題 Ⅱ 次回の学習指導要領の改訂は、昭和33 年の学習指導要領改訂以降の歴史的経 緯の中でどのように位置付くものと考えられるか。中央教育審議会の提言で明 らかにされた新しい学習指導要領が目指す姿に触れながら、論じなさい。 問題 Ⅲ 教授・学習に関する心理学の研究領域においては、生物学的基盤、発達、記 憶、言語、思考、動機づけ、知能、障害、認知過程、社会的相互作用など様々 な観点から研究が進められてきました。このような様々な心理学的アプローチ の中からあなた自身の研究テーマに関わるものを1つ選び、そのアプローチの 重要性について、先行研究の知見を踏まえて論述しなさい。 問題 Ⅳ 平成27 年 3 月、小中学校学習指導要領が一部改正され、道徳教育の充実を図 るために、新たに「特別の教科 道徳」が設けられましたが、なぜ道徳の「教 科化」が求められているのか、また、「特別の教科 道徳」は、従来の「道徳の 時間」と何が違うのか、「特別」及び「教科」の概念を踏まえて明らかにすると ともに、「特別の教科 道徳」の在り方について、あなたの所見を述べなさい。問題 Ⅵ 欧米で創案された音楽教育メソードの学校教育への取り入れについて述べ なさい。(論ずる音楽教育メソード、国や地域等は自由に設定して良い。) 問題 Ⅶ 日本の近代児童文学の成立について具体的な作品を取り上げて論じなさい。 問題 Ⅷ 就学移行支援に関する現在の課題を2つ述べ、それぞれに対する実践的な対 応策を論じなさい。 問題 Ⅸ 障害児者の生涯発達支援を考えていく上で、重要となるキャリア支援、生涯 学習支援、地域支援(家族支援含む)などの諸課題の中から、自身の博士論文 テーマと最も近接する課題を選択し、現状の課題と今後の展望について、思う ところを論じなさい。
2017 年度
明星大学大学院教育学研究科教育学専攻(通信教育課程)
博士後期課程入学試験問題
「外国語(英語)」
次の英文を読んで以下の問いに答えなさい。
※問題文:J.Dewey My Pedagogic Creed 『第2条 学校とは何か』 問1 下線部①を日本語に訳しなさい。 問2 下線部②を日本語に訳しなさい。 問3 下線部②の意味するところを、自分が学校で体験したことを例に挙げな がら説明しなさい。 問4 下線部③を日本語に訳しなさい。 問5 下線部③で述べられていることを実現するために必要な教育を、どこか ら取り上げるべきであるとしているのか。 冠詞も含めた文中の3語(英語)で答えよ。 問6 下線部③で述べられていることについてのあなたの考えを述べなさい。 問7 下線部④を日本語に訳しなさい。 問8 下線部⑤を日本語に訳しなさい。 問題文の公開はしておりません。