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104 (3) 全中学校において アクティブスクール を展開 全中学校を アクティブスクール として位置付け 自校の目標 ( 値 ) や取組内容を定めた 体力向上推進計画 を作成し 取組を強力に推進している (4) スーパーアクティブスクール や アクティブライフ研究実践校 による取組中学校 47

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Academic year: 2021

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(1)

第5章 体を鍛え健康に生活する力を培う

児童・生徒の健康増進や体力向上を図るとともに、積極的に運動やスポーツに親しみ、 心身の調和的な発達を遂げることができるよう、スポーツ教育を推進している。

第1 体力向上を図る取組の推進

1 総合的な子供の基礎体力向上方策の具体的な取組

(1) 「アクティブプラン to 2020」(第3次計画)に基づく体力向上の取組の

推進

平成28年1月に策定した「アクティブプラン to 2020 ― 総合的な子供の基礎体力 向上方策(第3次推進計画)」に基づき、体力合計点の東京都平均値を、小学生は都 道府県別の上位、中学生・高校生は全国平均値程度まで向上させることを目標に、 取り組んでいる。

(2) 東京都統一体力テストの実施

平成23年度から、都内公立学校の全ての児童・生徒を対象とした「東京都児童・ 生徒体力・運動能力、生活・運動習慣等調査(東京都統一体力テスト)」を実施し ている。毎年6月を「体力テスト実施月間」とし、都内の全公立学校が、4・5月に体 力テストの意義や目的、学校の体力・運動能力の実態と全体的傾向、児童・生徒一 人一人による目標(値)の設定、各種目の実施方法等について確実に指導した上で、 東京都全体で6月に体力テストを実施している。

(2)

(3) 全中学校において「アクティブスクール」を展開

全中学校を「アクティブスクール」として位置付け、自校の目標(値)や取組内 容を定めた「体力向上推進計画」を作成し、取組を強力に推進している。

(4) 「スーパーアクティブスクール」や「アクティブライフ研究実践校」によ

る取組

中学校47校を「スーパーアクティブスクール」に指定し、体力を向上させるため の指導法等について先進的な研究開発を行い、優れた取組や成果を広く発信するこ とを通して、全中学校の体力向上の取組の充実を図っている。 小学校20校を「アクティブライフ研究実践校」に指定し、基本的生活習慣の定着・ 改善に向けた取組や保健指導などの具体的取組を実践研究し、優れた取組や成果を 広く発信することを通して、全小学校の健康教育の充実を図っている。

(5) コオーディネーショントレーニングの地域拠点校による普及

脳と体幹を鍛えるコオーディネーショントレーニングについて、実施校の一層の 拡大に向けて、地域拠点校50校を定め、実践内容を地域に発信している。

(6) 中学生「東京駅伝」大会の実施

中学生の健康増進や持久力をはじめとする体力向上、スポーツの振興及び生徒の 競技力の向上を目的として、区市町村対抗の駅伝競走を実施している。 ・平成28年度:23区26市1町のチーム、選手・役員・観客約17,000人参加(2月)

(7) その他

・東京都体力向上努力月間(10月)の設定と普及・啓発ポスターの作成 ・子供の体力向上推進優秀校の顕彰

2 体育活動に起因する事故防止の徹底

体育活動に起因する事故防止の徹底を図るため、昭和42年以降各種の手引書を作成 し、事故防止に関する通知とともに各学校に配布し、趣旨の周知徹底を図ってきた。 平成27年度においては、安全な水泳指導のためにテキストを作成し、中央講習会を 開催するとともに、テキストを活用した区市町村地域講習会を開催することによって、 水泳の事故防止の徹底を図った。 また、部活動中における熱中症予防も含め、時機を捉えて事故防止に関する通知等 の発出を行うとともに、協議会や指導訪問等の機会を活用して、体育活動に起因する 事故への適切な対応について周知徹底するなどの取組を行った。 さらに、体育的行事における組み体操等での事故を防止するために、教員を対象と して組み体操実技講習会を実施するとともに、「体育的行事における安全対策ガイド ライン」を作成・配布し、事故の未然防止に向けた取組を行った。

(3)

3 都立高等学校における競技力向上と運動部活動の活性化

(1) 部活動による競技力向上

東京2020大会の開催を踏まえ、運動部活動による競技力向上を一層推進する。 ア 都立高等学校における「スポーツ特別強化校」事業 都立高等学校に各スポーツを強化する部活動を23校50部指定し、全国大会等に 出場できるよう競技力の向上を促進している。 イ スポーツ特別強化校へのスーパーバイザーの導入 競技力向上を目標とした部活動の効果を検証するため、優秀な指導者等を都立 高等学校の運動部活動に試行的に導入している(5校5部)。 ウ 部活動指導の民間委託モデル事業 部活動指導を行う顧問教諭の負担を軽減していく方策を探るため、民間事業者 による専門的指導者を学校に派遣することにより、部活動の指導面の充実と顧問 教諭の業務縮減に向けたモデル事業を実施した。 ・平成28年度:1校で実施 エ 都立高等学校における県外遠征の実施 東京都と北海道夕張市による自治体間連携モデル事業の一環として、都立高校 生の県外遠征を実施し、競技力の向上を図った。 ・平成28年度:野球1校1部、男子バスケットボール部1校1部 オ 高校生元気アップスポーツ交流事業 東京都と地方都市との高校生が、スポーツ等を通して交流することにより、東 京2020大会への気運を互いに高め合うとともに、都立高校生が地方都市の地場産 業、伝統芸能・文化、地域貢献等を体験することにより、我が国の将来を担うた めの資質・能力の向上を目指す。 ・平成28年度:9校で実施

(2) 運動部活動の振興

ア 体力気力鍛錬道場の指定 体力の向上を図る取組及び部活動の推進を通して、特色ある学校づくりを一層 推進し、生徒の体力や気力を向上させている。 ・平成28年度:30校 イ 地域との連携による都立特別支援学校の部活動振興事業 特別支援教育の充実に資するため、都立特別支援学校の部活動に地域の外部指 導員を導入し、児童・生徒の個性や能力を一層伸長している。 ウ 生徒のスポーツ活動の振興 中学校、高等学校、特別支援学校等における運動部活動を振興し、スポーツに 対する正しい理解と関心を高め、スポーツマンシップを養うとともに、生徒の体 力及び競技力の向上並びに学校相互の交流と親睦を深めるため、各種大会を開催 した。(付録 p.293参照)

(4)

第2 健康づくりの推進

子供たちの心身の調和の取れた発育・発達を図り、健やかな体を作ることは、「知」 「徳」「体」のバランスの取れた人間を育成する上での基盤となる。児童・生徒が自 分自身の健康に対する関心を高め、生涯にわたって主体的に健康を保持・増進しよう とする態度を家庭とも連携して推進していくことが重要である。

1 「都立学校における健康づくり推進プラン」に基づく健康教育の推進

「都立学校における健康づくり推進プラン」に基づき、児童・生徒の健全な心と体 の育成を図るとともに、医師会、学校歯科医会、学校薬剤師会等との連携による、専 門的な科学的知見を踏まえた健康教育を推進している。(p.54参照)

2 食育の推進

(1) 食育を推進する体制の整備(栄養教諭の配置等)

学校における食育を推進させるため、食育推進チームの設置、栄養教諭及び食育 リーダー等を中心とした校内体制の整備について調査を行い、促進する。 平成20年度から、各地区に栄養教諭を計画的に配置し、平成25年度からは複数配 置を開始した。栄養教諭は、配置地区内の各学校の食育リーダーを支援することで、 地区全体の食育を推進する役割を担っている。食育リーダーへの指導・助言を充実 し、学校給食を活用した食育を一層推進するため、栄養教諭の配置を拡大する。 ・平成28年度:栄養教諭 64人

(2) 研修会の実施(食に関する指導研修会)

公立学校教職員を対象に、公立学校における食に関する指導の具体的な方策につ いて、実践事例の発表及び講演会を実施し、食育の推進を図る。

(3) 学校給食における地場産物の活用

農地のない都心部の学校においても、地場産物を活用した食育や地産地消を行え るようにするため、関係諸機関と連携を図り、学校給食において、島しょを含めた 東京産の水産物や地場産野菜の活用を推進する。

(5)

3 アレルギー疾患への対応

(1) ガイドライン等に基づいた事故防止に向けた体制の整備

学校における児童・生徒のアレルギー疾患対応については、文部科学省監修によ る「学校のアレルギー疾患に対する取組ガイドライン」(平成20年3月)及び文部科 学省発行の「学校給食における食物アレルギー対応指針」(平成27年3月)等に基づ いた、各学校での取組が円滑に進むよう、児童・生徒のアレルギー疾患に対する教 職員の理解と対応能力の向上に向けて取り組んできている。

(2) アレルギー疾患対応研修の実施

アレルギー事故予防と事故発生時の緊急対応の確立に向けて、全ての養護教諭、 アドレナリン自己注射薬携帯児童・生徒の担任教諭、栄養教諭・学校栄養職員や管 理職を対象とした、アレルギー専門医等による研修を実施している。 ・平成28年度研修実施状況:学校教職員 8回3,418人、学校栄養職員 2回418人

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