FEC療法 患者用説明書
化学療法について ……
ファルモルビシン・5FU・エンドキサン
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最初の点滴です(約30分) 以下の2種類の薬が入っています
2番目の点滴です(数分間)
3番目の点滴です(約30分)
4番目の点滴です(約15分)
5番目の点滴です(数分間)
点滴中にお薬が漏れたり何か変わったことがあればすぐに申し出てください
カイトリル注射薬
抗がん剤により放出されたセロトニ
ン(嘔吐関連物質)の働きを抑えるこ
とにより、嘔気・嘔吐を防ぎます。
デカドロン注射薬
過敏症(アレルギー反応)を防ぐ
ために用います。また、嘔気・嘔
吐を防ぐ働きもあります。
この中には、5-FU 注射薬が入っています。
代謝拮抗剤といわれる種類の抗がん剤で、DNA や RNA の合成を阻害
し、がん細胞の成長を阻害します。
骨髄抑制、激しい下痢・腹痛、重症な口内炎等が起こることがありま
す。 また、まれに起こる歩行時のふらつき、手足のしびれ感、
皮疹や水疱を伴った手足の感覚異常にも注意してください。
最後に、生理食塩液のみを入れます。
管に残っている抗がん剤を流し入れ、血管の炎症を防ぎます。
この中には、エンドキサン注射薬が入っています。
アルキル化剤といわれる種類の抗がん剤で、DNA の合成を阻害し、が
ん細胞の成長を阻害したのち破壊します。骨髄抑制、嘔気・嘔吐、脱毛
等の副作用の他に、膀胱内での出血を招くことがあります。充分な量の水
分を摂取し、尿量を増やしてください。
この中には、ファルモルビシン注射薬が入っています。(赤色)
微生物由来の抗がん剤です。骨髄抑制、嘔気・嘔吐、脱毛等が現れる
ことがあります。また、ファルモルビシンを使用した治療を重ねるこ
とにより(投与総量による)、心臓に影響を及ぼすことがありますの
で、定期的な検査が必要です。当日は、尿が赤くなります。
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副作用を軽減する飲み薬について
抗がん剤治療で起きる副作用を予防したり、症状を軽減するお薬です。
点滴の翌日から、お飲みください。(ただし、シプロキサンは、指示どおりにお飲みください。)
下の服用量は、初回量です。副作用の症状により、薬の服用量、日数が変更になる場合があ
るので、必ず薬袋をご確認ください。
☆ 「薬の作用」の内容は、抗がん剤の副作用を軽減する薬効を中心に記載していますので、お薬と一
緒にお渡しする「おくすり薬説明書」とは一部異なります。また、副作用・注意事項等については、
「おくすり薬説明書」に記載していますので、合わせてご覧ください。
兵庫県立がんセンター 薬剤部(078)929-1151
シプロキサン錠 200mg 1回2錠 1日2回 朝・夕食後
38℃以上発熱時に服用を開始するお薬です。
菌を殺すことで、炎症を抑えます。
熱が下がった場合も、中止せず、薬をすべて飲みきってください。
ソラナックス錠 0.4mg 吐き気時 1 回 1 錠 1 日 3 回 朝・昼・夕で開始
不安や緊張を和らげます。また、吐き気や嘔吐を予防したり、症状
を抑えます。
眠気等の副作用がある時は、半分に割って服用したり、服用回数を減らして
ください。飲み方が分からない場合、医師、薬剤師に相談してください。
デカドロン錠 0.5mg 1回8錠 1日2回 朝・昼食後
副腎皮質ホルモン剤です。過敏症を抑えたり、吐き気・嘔吐や倦
怠感を改善します。
1回服用量に注意してください。
フラビタン錠 10mg 1回1錠 1日3回 朝・昼・夕食後
ビタミンB2製剤です。
口内炎のお薬で、口内炎ができるのを予防したり、症状を抑えた
りします。