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目 次

C o n t e n t s

商 号 設 立 代 表 者 資 本 金 株 主 本 店 所 在 地 本 部 所 在 地 T E L F A X U R L 従 業 員 数 店 舗 数 チ ェ ー ン 全 店 売 上 高 事 業 内 容 株式会社デイリーヤマザキ 1977 年 12 月 21 日 代表取締役社長 田嶋 誠 21 億 6,000 万円 山崎製パン株式会社(100%) 〒 101-8585 東京都千代田区岩本町三丁目 10 番 1 号 〒 272-8530 千葉県市川市市川一丁目 9 番 2 号 サンプラザ 35 ビル 047(323)0001 047(324)0083 http://www.daily-yamazaki.co.jp 777 名(平成 21 年 12 月末現在) 1,633 店(平成 21 年 12 月末現在) 2,219 億円(平成21 年12月期) コンビニエンスストア「デイリーヤマザキ」の フランチャイズチェーン展開 コンビニエンスストア「ヤマザキデイリーストア」の フランチャイズチェーン展開

1都2府36県 エリアフランチャイズを含む 青森 岩手 秋田 宮城 山形 福島 23 店 24 店 46 店 33 店 6 店 14 店 新潟 富山 石川 福井 64 店 10 店 14 店 1 店 静岡 愛知 岐阜 43 店 87 店 58 店 岡山 広島 山口 愛媛 香川 徳島 滋賀 京都 奈良 和歌山 大阪 兵庫 1 店 34 店 21 店 20 店 164 店 46 店 長 崎 大 分 福 岡 佐 賀 熊 本 香川 徳島 愛媛 京 都 賀滋 兵 庫 岡 山 広 島 山 口 奈 良 大 阪 和 歌 山 埼玉 長野 石川 福井 山梨 静岡 東京 神奈川 新 潟 富 山 岐 阜 愛 知 群 馬 木栃 茨 城 千 葉 青森 岩手 宮城 福島 秋田 山形

デイリーヤマザキエコビジョン

地球にやさしいお店を目指して  リサイクルの取組み/店舗の省エネ化の取組み  配送車の環境負荷低減への取組み 地域・地球にやさしいお店を目指して デイリーヤマザキ本部の地域社会貢献活動 14 16 17 4 6 8 10 11 12

1,633

1,633

経 営 理 念

会 社 概 要

店 舗 展 開

お客様とデイリーヤマザキ

環 境

C S R

環 境 マ ネ ジ メ ン ト シ ス テ ム

18 20 ■報告書の対象範囲 株式会社デイリーヤマザキの全事業所(エリアフランチャイズを含む) と加盟店の事業活動について記載しています。 ■報告書の対象分野 上記報告対象組織の活動について「社会」「環境保全」に関する分野の実 施状況、結果等を報告しています。 ■報告書の対象期間 2009 年1月1日∼12 月 31 日までの1年間。重要と思われる事項に ついては 2010 年1月以降のものも含まれています。 編 集 方 針 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 山梨 長野 20 店 18 店 31 店 60 店 156 店 159 店 95 店 50 店 48 店 福岡 長崎 大分 佐賀 熊本 23 店 30 店 4 店 13 店 16 店 1 店 84 店 43 店 15 店 12 店 46 店 「また来たいね」その期待に応えるために おいしさをお届けするために  FF店頭加工品/サラダ/デイリーホット より良い商品をお届けするために  食育バランス弁当/デイリー食紀行/  プライベートブランド商品/環境配慮商品/    社会貢献を目指した体験型景品 より良いサービスをお届けするために  新しい立地の店舗/電子マネーへの対応/  インターネット通信販売 明るい笑顔でお客様をお迎えするために  研修プログラム/教育ツール 安全・安心をお届けするために  商品の安全確認体制/食品の品質表示  店舗での食品衛生管理体制/お客様の声を現場に活かす 社会のインフラとしての存在と役割  CSR推進委員会を定期的に開催しています/  セーフティステーション活動/地域密着型の店舗を目指して  加盟店・担当者のSS活動啓蒙 働きがいのある職場づくり 21 22 23 環境保全活動の継続的な改善を目指して 環境にかかる負荷を 事業全体でとらえています 内部監査を実施し、デイリーヤマザキ全体の 環境保全活動を継続しています デイリーヤマザキは、地域のお客様にご満足いただく、良い商 品と良いサービスを提供して、社会の負託に応えます。 デイリーヤマザキは、成果のあがる効率の良いフランチャイ ズシステムを作り、加盟店様の明るいお店の繁栄を実現し、共 存共栄を図ります。 デイリーヤマザキは、より良い健康、安全、安心を求め、人と 自然を考える地球企業を目指します。

(3)

地域の皆様に信頼される

店づくりを目指して

代 表 取 締 役 社 長

田嶋 誠

 リーマンショックから続く経済の低迷は雇用や個人所得 に大きな影響を及ぼし、消費マインドの冷え込みが続いて います。これに対しアメリカでは経済復活の起爆剤として グリーンニューディール政策が進められ、日本においては 環境や福祉などを成長分野と位置づけた経済の成長戦略が 描かれています。  このような経済状況にあってデイリーヤマザキは唯一の メーカー系コンビニエンスストアとして独自路線のもと、 ヤマザキグループ各社との協力体制を進めています。山崎 製パンをはじめとする各メーカーとの協力体制はもとより、 流通事業においては商品面・物流面・システム面と多方面 での協力体制を構築してチェーンの規模に見合った成長 戦略を進めるとともに、グループ各社間では期限切れ食品 の飼料化や LED 照明の導入など環境分野の取り組みや ヤマザキ「ラブ・ローフ募金」による支援活動など社会貢献 分野の取り組みを共同で進めています。  こうした中、デイリーヤマザキはかねてより「地域の お客様にご満足いただく、良い商品と良いサービスの提供」 を理念として社会の一員としての役割に取り組んでまいり ました。  そのひとつは地域社会への貢献として続けているセーフ ティステーション活動です。これは安全・安心なまちづく りと青少年環境の健全化をめざす自主的な活動です。女性 やお年寄りが困ったときにお店が頼りになる拠点として、 また未成年者への酒・たばこ販売の防止や自主防犯の拠点 としての取り組みを行っています。  2 点目は地球温暖化防止への対応です。今年 4 月から省エ ネルギー法が改正され、デイリーヤマザキは新たに法の 対象事業者となりました。定期報告への対応として当社で は独自のエネルギー管理システムを導入してチェーン全体 のエネルギー使用量の把握に努めています。今年 6 月には 店内すべての照明を LED 照明にしたモデル店を新たに つくり実証実験を開始いたしました。既に新店ではイン バータータイプの冷凍機や店内蛍光灯の明るさを調節する システムを標準装備として導入し店舗の省エネ化を推進し ています。  また昨年からは物流システムの改革に着手し、米飯・調理 パンの生産拠点の統合と 2 便制の導入、さらには全温度 帯一括物流システムの導入を進めています。生産面では 効率化と品質の安定化が図られ、物流面では配送便の集約 により物流効率の向上が図られています。これらの取り組み は配送車輌の削減につながり、CO2の排出削減に貢献して います。  3 点目はCSRの取り組みです。社内にCSR委員会を 設置してリスク管理とコンプライアンスの取り組みを行って います。委員会の傘下には「災害対策」「コンピュータ トラブル対策」「食品衛生対策」の 3 つのリスク部会を設け ています。昨年は特に災害時の対応策として、マニュアル や社員の安否確認システムを整備しています。また 22 都府 県と災害時の帰宅困難者支援の協定を結んでおり、緊急時 のライフラインのひとつとしての役割を担っています。  デイリーヤマザキではこれらの、社会の一員としての取 り組みを着実に実行して、地域の皆様に信頼されるお店づ くりに努力してまいります。

(4)

その 期待に応えるために

お客様をはじめとするステークホ ルダーの満足度を高めるために、

よりいっそうの努力 を重ねていきます。

お 客 様

加 盟 店

従 業 員

お客様と

デイリーヤマザキ

お客様と

デイリーヤマザキ

「また来たいね」

地域で愛されるお店にするためには、 従業員のトレーニングがいちばん大切と考え、 研修体制、教育ツールをさらに充実させています。

→ P11

明るい笑顔で

お客様を

お迎えしています

お客様の健康や嗜好に合わせた デイリーヤマザキならではのお弁当や、 低価格への要求にお応えするプライベートブランド商品、 さらに環境に配慮した商品や体験型景品も 企画しています。

→ P8-P9

より良い商品を

お届けしています

品質の良い材料を探し、お客様に満足していただ ける商品を提供しています。また、デイリーホット店 舗では「焼きたて・出来たて・手づくり」の美味しさを、 さらに追求しています。

→ P6-P7

おいしさを

お届けしています

お弁当売場 プライベートブランドのドリンク サラダ売場 デイリーホット

(5)

その 期待に応えるために

お客様をはじめとするステークホ ルダーの満足度を高めるために、

よりいっそうの努力 を重ねていきます。

従 業 員

地域社会

お取引先

「また来たいね」

こういう場所にコンビニがあったら… という声にお応えして出店しています。 電子マネーの取扱いも拡大中。 インターネット通信販売も充実させています。

→ P10

より良いサービスを

お届けしています

拭き取り検査 店内で販売期限チェック お客様に信頼される店づくりのために、 製品の品質管理基準を改訂し、 トレーサビリティの新体制を構築しました。 特に店内調理をするデイリーホット店では、 衛生検査・指導体制を強化しました。

→ P12-P13

安全・安心を

お届けしています

電子マネー読取機 「いらっしゃいませ」 デイリーヤマザキ山谷 PA 店

(6)

FF 店頭加工品

鮮度と安全が第一です。開発はお客様の食事を

イメージしながら行ないます。

環境配慮が課題です

 主原料が生野菜ですから、鮮度が一番重要です。さらに製造 ベンダーと信頼関係を築き、安全・安心な食材の提供のため、 製造している従業員の方の衛生意識の向上、製造ラインでの 丁寧な作業をお願いしています。また、品質管理部と一体となり、 使用食材の安全証明書の提出を義務付けて、トレーサビリティ

F

AST

F

OOD

サラダ

S

ALAD

豚玉ねぎ串 105 円 タイの工場 2010 年 6 月 21 日発売 煮玉子とブラマヨのおかずサラダ 320 円 わかめたっぷり海藻サラダ 199 円 ツナとコーンのサラダ 199 円

新商品の開発には半年かけます。

店頭で揚げる油の配合も重要です

 畜肉加工品は、日本の厳しい基準をクリアした中国 8 工場、 タイ 4 工場で生産しています。それぞれの工場は、<飼料生産 ∼養鶏・養豚∼処理∼加熱加工∼販売・輸出>の一貫した仕組 みを持ちトレースがしっかりした安全・安心なメーカーと協力 して生産に取り組んでいます。新規の協力工場から商品供給を 受ける時は、必ず当社の担当者が現地に赴き工場のチェックを 行ない、日本の工場と比較しても清掃が行き届き安全・安心 に努めていることを確認します。  新商品は、企画から発売まで約 半年かかります。最初は日本で試 作を繰り返し、ある程度完成した 段階で中国・タイの工場で試作し ます。微妙な塩分調整、肉の柔ら かさ、形状などを現地の工場に伝 えるのに苦心しています。  また、店頭での揚げ油は、美味 しく揚がることは前提として、一度 フライヤーを加熱すると 15 時間 ほど連続となるため、店内が油臭 くならないよう酸化の進行度合を バランスよく組み合せて油の配合を決めていきます。価格も 重要な要素ですので、毎年、配合の見直しを行なっています。

おいしさをお届

各商品の開発担当者が、

おいしさをお届けするために、特

(7)

を確保しています。  商品設計については、お客様の食事のシチュエーションをイ メージして味付け・容量・機能性を追求、さらに見た目やドレッ シングの組み合わせまで細部にわたり確認を繰り返します。  重要な課題として、包材と環境配慮の問題があります。容器 の素材の検討、過剰包装・小分けパックの削減に努めなければ なりません。しかしまた輸送中の安心・安全、製造ラインでの 効率化という、相反する課題もありますので、製造ベンダーと 一体となり、十分な検証を行ないつつ実施していきます。また、 過剰なゴミを発生させないよう、商品規格からの見直しが必要 と考えています。さらに大きな課題として「廃棄」の問題もあり、 消費期限の見直しを継続して進めています。 400 300 200 100 0 全国497店

店内調理の良さを活かした商品開発

―店内での調理方法から良い原材料の調達まで―  デイリーホットは、店内で調理した商品を販売するため、す べてがオリジナル商品であり、出来たての美味しさを提供でき るのが強みです。いっぽうで商品開発にあたっては、いかに工 場生産のパンや弁当 との差別化を図れる かがポイントです。  ベーカリー部門の 看板商品はカレーパン で、カレールウのとろ み感、味のコクを出せ るか、時間がたっても 美味しさを持続できるかが開発のポイントでした。パン生地に包 むため、ルウに必要な粘性を保ちつつ、限界の柔らかさまで配合 調整することで、出来たては抜群に美味しく、冷めてもモサモサ した食感にならない、口当たりの良いルウに仕上げました。  弁当の看板商品のひとつが特選ロースカツ丼です。使用する ロース肉には、飼育から加工・出荷まで一元管理された安全・ 安心な米国産の「SPMD(Safe Pure Minimum Disease)豚」 を使用しています。SPMD 豚の肉はキメが細やかで、カツが 柔らかくジューシーに仕上がります。タレには天然出汁を使用、 深いコクが特徴です。調理場で生卵をといてかけるため、卵の ふんわりした食感が楽しめます。専門店の味をお手ごろ価格で 味わっていただけるのが自慢です。狭い厨房でいかに美味しい 商品を提供できるかも、デイリーホットが開発したノウハウ なのです。  サンドイッチの看板商品であるエビカツサンドは、カツのつ なぎ部分にもエビのすり身を使用、プリプリな食感とエビの味 が存分に味わえます。エビの加工専門メーカーによるこだわり の食材を使用することで、他では味わえないサンドイッチに仕上 がっています。製造メーカーがどの分野に秀でているかをしっか り見きわめ、仕入先を選定することも、商品開発の非常に重要 な部分です。

デイリーホット

D

AILY

H

OT

05年 04年 03年 01年 02年 00年 06年07年 08年 09年 10年 デイリーホット店数累計 (4月末時点) こだわりの香味焙煎カレーパン 147 円 特選ロースカツ丼(SPMD 豚使用 ) 500 円 エビカツサンド 200 円

けするために

お客様ひとりひとりに

にこだわっているポイントです。

(8)

 各エリアで、それぞれの地方のお客様の嗜好に合わせた「地域弁当」を開発し、その エリアの食品工場に発注することで、お客様と地域に貢献し、売場を活性化するよう にしています。現状では、弁当のアイテム構成の 50% がエリア規格となっています。  2009 年度より、「デイリー食紀行」フェアを、地域商品中心で実施しました。 2010 年も 5 月 10 日から「デイリー食紀行・D(デイリー)級グルメ」フェアの クーポン販促を展開しています。今後も定期的に「デイリー食紀行」のフェアを、エリ ア規格弁当を中心に、いろいろな機軸をもって企画していきます。 野沢菜ご飯弁当 398 円 鶏天と野菜の黒酢あんかけ弁当 460 円 「デイリー食紀行」を告知する当社ウェブサイト

食育バランス弁当

デイリー食紀行

 デイリーヤマザキでは 2005 年にコンビニエンスストア業界 で初めて、1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいかという 「食事バランスガイド」の考え方に基づいた「食育バランス弁当」 を発売しました。現在もヤマザキグループとともに毎月 1 回の 改廃を重ねながら全国で発売しております。総重量 320 ∼ 340 グラム(ご飯重量 150 ∼180 グラム)で、主食 1.5 サービ ング(単位)、副菜1サービング、主菜 1 サービングのバランス 構成となっています。  課題として、女性のお客様向けに商品づくりをした小容量・ 低価格の商品が、限られた立地の店舗でしか売れず「廃棄率」 が高くなりがちでした。今後は、主食 2 サービング、副菜 2、主 菜 1 の構成で、実 年大人の男性客の ための、やや容量の 多いバランス弁当 を発売する計画を 立てています。

より良い商品を

「デイリーヤマザキにしかない」

そのような商品を増やしていくために日々開発の努力

(9)

 ソフトドリンク部門では、市場のデフレ傾向が続く中、茶系 飲料・ミネラルウォーターなどの売れ筋カテゴリーに「98 円 シリーズ」の商品を投入し、1 円でも安い商品を求めるお客様の ニーズに対応しております。今後は「低価格」のコンセプトに 加えて、容器の軽量化など「エコ」のエッセンスを加えた商品 開発の可能性を探っていきます。  一般食品部門では、縦型カップ麺に「118 円シリーズ」の低 価格商品、丼型カップ麺に有名ラーメン店とタイアップした 298 円の高付加価値商品を開発、低価格商品と高付加価値商 品のニ極化の品揃えにて、お客様の多様化するニーズに対応し ていきます。今後は、健康志向に対応した商品や、お客様に喜 ばれる低価格でボリュームある商品の開発を検討しています。  商品は環境に配慮すると同時に、現在の消費者のトレンドである「節約志向」に 合っていなければならないと考えます。たとえば、2010 年春に採用した商品「パナ ソニック 充電式エボルタ e 電池」は、繰り返し使えて、長持ちでパワフル、ゴミの量 も減らせる環境配慮型商品であり、しかも価格は従来の充電池と比較すると約半分、 電池としての性能は従来品と大差ありません。今後もこのような、環境配慮型であり 高価ではない商品を店頭で提案できるよう、さらに商品研究をしていきます。 写真はイメージです

プライベートブランド商品

社会貢献を目指した体験型景品

環境配慮商品

 子供たちにスポーツに楽しく取り組んでもらおうと、キャン ペーンの景品として「元サッカー日本代表の本田泰人コーチ に教わるサッカー教室」を東京と大阪の 2 会場にて実施致し ました。当選者の子供たちはサッカー教室で、非常に楽しそ うに本田コーチたちにサッカーを教わり、同伴された保護者の 方々も、元気にサッカーに取り組む子供たちを見て喜ばれ、一緒 になって楽しんで頂けました。また企画して欲しいとの声が 多数寄せられるなど、非常にご好評を頂きました。  今後もこのような、親子が楽しくスポーツを楽しむ企画を キャンペーンの景品とすることで、デイリーヤマザキとして 社会貢献をしていきたいと考えています。身体を動かすことの 楽しさを伝え、不足しがちな親子のコミュニケーションの場を 提供できるよ う、積極的に 取り組んでい きます。

お届けするために

「デイリーヤマザキならではの」

・・・

をしています。その中からいくつかご紹介します。

(10)

電子マネーへの対応

インターネット通信販売

より良いサービスをお届けするために

これまで以上にお客様の役に立つための新しいサービスを展開しています。

新しい立地の店舗

■市役所など公共施設への出店

「Daily365.net」が好評です

 デイリーヤマザキのインターネット通信販売サイト「Daily365.net」 では、インターネット限定・月1回のみ販売の高級食パン「ゴールド ソフト」が、お客様にたいへん好評です。また、お祝い用として、 直接店頭でお渡しできる デコレーションケーキも、特に 「キャラデコ」と呼ばれる TVアニメのヒーローを扱った 商品を中心にご支持をい ただいています。今後も、 山崎製パンの美味しい製品 をご提供していく予定です。 船橋市役所内の店舗 ■高速道路サービスエリア・パーキング内への出店(全国 20 店:2010 年 6 月末現在)

お客様の利便性を高める立地へ出店しています

 「こんなところにコンビニがあったら便利だろうな…」とい うお客様の " もっと便利に " にお応えするために、高速道路 のサービスエリアやパーキングエリア、市役所などの公共施設、 各企業や大学などの施設内に積極的に出店しています。 焼きたてパンや地域のおみやげを販売 店内併設のラーメン、そばなどの軽食コーナー 城端 SA 店 梓川 SA 店 中央道原 PA 店

お取扱い電子マネーを拡大しています

 デイリーヤマザキでは、現在、Suica・ICOCA を始めとする JR 系のマネーおよび Edy、iD の電子マネーのお支払に対応して います。また、JR の相互利用拡大に 伴い、関東圏の PASMO は既に利用 も好調です。この 8 月から JR 九州 の SUGOCA の取り扱いにより、西鉄 の nimoca、福岡市営地下鉄のはや かけん、また JR 東海の TOICA へも 対応していきます。今後は、これら の電子マネーチャージにも対応して、 より利便性を高めていく予定です。

(11)

デイリークルー育成プログラム

店舗の機能、受講者の経験などに応じた

各種研修を行なっています

 地域に愛されるお店は、基本四原則に忠実で、明るい笑顔で お客様をお迎えしています。そんなお店づくりの一助となるべく、 新しい研修プログラムと教育ツールの開発に取り組んでいます。  現在の開店前研修プログラムは、基本四原則・レジスター・ ストアコントローラ・SST の使い方を中心とした「オペレーショ ン研修」、労務・法令・会計を学ぶ「マネジメント研修」「会計研 修」、さらに、店舗の機能に応じて行なう「ベイク技術研修」「デ リカ技術研修」「HBP研修」などがあります。これらを画一的 に行なうのではなく、受講者の経験などに応じたプログラムの 改善を進めています。  デイリークルー育成プログラムは、パート・アルバイトさん の経験・技能に応じて 3 段階で研修を実施しています。1 日も 早くお店の戦力として活躍できるようなプログラムの構築を 目指しています。

研修プログラム

教育ツール

明るい笑顔でお客様をお迎えするために

新しい研修プログラムと教育ツールの開発に取り組んでいます。

身だしなみを整え・・・ 接客用語を発声します 研修風景

ベイク・デリカコース

入店 

店内トレーニング

オリエンテーション

C V S コ ー ス

ト レ ー ナ ー に よ る 集 合 研 修 店 内 研 修 ト レ ー ナ ー に よ る 集 合 研 修 S T E P

1

S T E P

2

S T E P

3

初 級 研 修

★ 正 確・丁 寧 な 仕 事 を 目 指 す

初 級 認 定

中 級 研 修

★ 仕 事 の 幅 を 持 た せ る

中 級 認 定

上 級 研 修

★ リ ー ダ ー 育 成

上 級 認 定

 クルーの教育のためにさまざまなツールを用意しています。 基本四原則・接客サービス・未成年者への酒たばこ販売対応・ 防犯などを説明した各種マニュアル、お店でのオペレーション を収録したトレーニング DVD などを提供しています。  「接客のカガミ」は「接 客用語」と「鏡」がひとつ になったポスターで、店舗 バックヤードに貼付します。 仕事に入る前に、身だしな みと笑顔の確認をして、 「接客用語」を発声し、お客 様 を お 迎 え す る 準 備 を 整えます。

(12)

ISO22000 に準拠した品質管理基準に改訂し、

トレーサビリティの新体制を構築しました

 製造工場の品質管理基準を、食品安全マネジメントシステムの国際標準規格 ISO22000 に準拠する内容を盛り込んだものに改訂しました。この内容を品質向上 会議を通してお取引先様と認識の統一化を図り、製造にかかわる安全・安心の情報を 交換しています。また、この品質管理基準の徹底状況を、年に 2 回実施している外部 検査機関による監査を通じて確認・指導しています。  トレーサビリティについては、昨年までに使用原材料から商品までを追跡する手法 で安全の確認をできる体制を構築してきました。今年度より、問題が発生したと仮定し、 「商品から原材料に遡ることができるか」を確認・検証する模擬テストを実施しています。 お客様に、安全な食品を安心して召し上がって頂くために、商品と原材料が常にリン クされ、いつどのように製造されたかの生産履歴が即座に分かる仕組みを目指します。 生産・加工・流通・販売のフードチェーン の各段階で、食品とその情報を追跡し、 また遡及できること。トレーサビリティ システムとは、記録された情報を元に食 品の行き先を追跡し、また履歴を遡及で きるようにする仕組。

商品の安全確認体制

食品の品質表示

店 

●名称 ●原材料名 ●添加物名  ●アレルギー表示  (義務 7 品目および推奨 18 品目) ●製造年月日・時間 ●消費期限・時間 ●保存方法 (●容器材質識別表示) ●製造者  ●価格 例:デイリーホット商品「温玉から揚げ丼」

食品に貼付するラベルをはじめ、店内の POP や

ポスター、プライスカードまで、表示を確認しています

 食品の品質表示については、発売前の保存性の事前確認とと もに、法律に則った表示を品質管理部にて確認しています。  今年 3 月以降、商品に貼付するサーマルラベル以外、店内で 掲示する POP やプライスカードなどの販売ツールについても、 確認対象として法令順守の強化を行なっております。  「お客様に信頼される店づくり」の実現のために、品質管理 部では今後も山崎製パングループ各社との連携を図り、店舗の 食品安全衛生管理の充実・強化を推進して参ります。 ト レ ー サ ビ リ テ ィ と は サ ー マ ル ラ ベ ル に 記 載 し て い る こ と 追 跡 遡 及 追 跡 遡 及 プライスカード

安全・安心をお

商品の品質・衛生管理の体制、および店舗

(13)

クレームの受付を一元化し、対応するとともに

社内資料として蓄積します

 一昨年より、商品についてのクレームなどお客様からのお問 い合わせ・ご意見を受け付ける窓口を一本化しました。いただ いたクレームは担当部署やメーカーに問い合わせたり、重要と 判断した事例については直接工場に向かい原因調査・指導を行 ない、最後まで責任を持って対応するとともに、クレームの内 容や頻度などをまとめ、幹部連絡会で報告し、社内資料として 蓄積するとともに、過去の事例を基に、再発防止対策の継続状況 も工場巡回などにより行なうことで、クレーム未然防止に努めて おります。これらの声を今後の商品開発やサービス向上に活かし、 ますますお客様にご来店いただける店づくりに役立てます。

お客様の声を現場に活かす

店舗での食品衛生管理体制

デイリーホットで昨年から始めた「拭き取り検査」。衛生指導員が定期指導をする際に、 減菌綿棒で厨房の台やまな板、さらに従業員の指の間や鼻前庭を拭きとり、店舗の衛生 状況をチェック、的確な指導を行なっています。 ●作業前衛生チェック表 ●温度管理表 ●フライヤー油酸価記録表、他 外部専門機関(福岡市食協他)/本部指導員(全国 4 名専従) 各 種 検 査 第三者専門機関による監査 衛生指導員による定期指導 衛生指導(毎月) 検便・鼻前庭検査 (4・10月) 井水・水質検査(1・7月) 商品細菌検査 (毎月) 店舗衛生検査 (年1回、6∼7月) 拭き取り検査(隔月) 店舗チェック(毎日) NEW!

お 客 様 の 信 頼

安 心 安 全

店舗担当者の衛生指導力を強化し、

デイリーホットの衛生検査体制を整備しています

 店舗での食品衛生管理については、衛生指導員が使用する「衛 生点検レポート」を、4 月度から点検項目を一部改訂しました。 将来的にはすべての店舗担当者が衛生指導できる体制づくり を推進すべく、月 1 回開催される会議においてマニュアルの指 導教育および理解度テストを実施し、担当者の知識の向上を 図っています。また、店舗で行なう衛生管理には、原料・商品 の鮮度管理と清掃について関係部署と連携し、指導強化を図って おります。  一昨年より、デイリーホット店への衛生指導強化を図るため 衛生指導員を設置し、月 1 回巡回指導を継続して行なっていま す。そして、衛生指導員会議を開催し、指導改善が進まない店 舗への指導方法等の情報を共有し、対応しています。また、巡 回の際に厨房等の拭き取り検査を昨年 1 月より開始し、問題点 の早期発見と食品事故未然防止する体制を整備しました。  そして、1 年間指導して きた成果を確認するため、 外部機関による監査を 6 月∼ 7 月にかけて実施致します。 その結果、新たな問題点の 抽出と改善に向けた対策を 実行に移し、より安全な商 品の提供に努めて参ります。 デ イ リ ー ホ ッ ト 店 の 食 品 衛 生 管 理 体 制

届けするために

での食品衛生管理体制を強化しました。

(14)

リサイクルの取組み

環 

 デイリーヤマザキ店舗の 2009 年のリサイクル率は、目標 を上回る 46.5%となりました。ビン・カン、PET ボトルなど リサイクル可能な廃棄物は、各自治体の分別基準に従って、店 舗での分別を徹底しています。  さらに、2001 年からフライヤー廃油のリサイクルシステム を導入しており、2008 年からは、首都圏エリアと神奈川 エリアの一部店舗で期限切れ食品の飼料化・肥料化に取り組ん でいます。 期限切れ食品 期限切れの弁当・パンなど分別して保管 揚げ物用の油 容器と中身を分別し、 原料調合後、乾燥機へ 食品とプラスチックを分別し、木くずを混ぜて発酵させる 回収し、再生プラントで加工各店舗で保管したものを 飼料は千葉の養豚場で使用 肥料は有機栽培に使用 脂肪酸会社、 飼育会社、石鹸会社へ 店舗で使用しているユニホームは、PET ボトルのリサイクル繊維から作られてい ます。 回鍋肉(ホイコーロー)丼(八丁味噌だれ)。エコフィードで育ったエコポークと、愛知県 産の米を使用した「地産地消商品」です リサイクルボックス などの廃棄物ダンボール 燃えるゴミ ビン・カン PET ボトル ダンボール 清掃工場 最終処理場 焼却・埋立て ビン・カン プラスチック製品など ダンボール メーカー 中間処理工場 デイリーヤマザキ店舗 再生利用事業者 エコフィードを製造 養豚事業者 エコフィードを 飼料に豚を飼育 JA 静岡経済連 (小笠食肉センター) 食肉処理 枝肉 食肉加工業 ソーセージ等に加工 食品循環資源 パン耳等 ソーセージ等原料 として使用 食品リサイクルループ 山崎製パン(株) 名古屋工場 パン類に使用 弁当類に使用 (株)サンデリカ デイリー ヤマザキ 消 費 者 (首都圏エリア) (神奈川エリア)

期 限 切 れ 食 品

廃 棄 物

販 売

エコフィードを利用したエコ弁当を発売 !

 山崎製パングループでは 2009 年 3 月より東海北陸地域に おいて、パン工場から廃棄物として出されるパンの耳から作ら れた飼料(エコフィード)で、肉質の良い豚を育て、その肉を加 工した食品を使用したパンやお弁当を販売する、食品リサイク ルループを構築しています。当社はそ の商品を発売する役割です。  現在、養豚に使われている飼料は、 90%以上が輸入飼料です。それに対 しエコフィードは国産飼料なので、食 料自給率の向上にも貢献します。

地球にやさしい

店舗での分別を徹底し、リサイクルに取り組ん

(15)

店舗の省エネ化の取組み

環 

配送車の環境負荷低減への取組み

アクティオーレ市川店 チルド車。後ろと側面から商品を下ろします

全照明を LED 化した

省エネルギーモデル店舗を開店しました

 2010 年 6 月 10 日に開店したアクティオーレ市川店(千 葉県市川市)は、店舗全体で省エネルギーに取り組んだモデル 店です。照明はすべて LED を使用し、店舗内の明るさを変え ずに電力を 42%削減、看板の電力は 48%削減、冷蔵ケースは 80%削減、パンコーナーでは 46%削減しました。パンコーナー の LED 照明は電力削減だけでなく、虫を誘引する波長が出な いため防虫効果があります。店内の明るさを助けるため、床は セラミックタイルを採用しています。さらに冷凍負荷量に応じ てケース内の温度を最適に保つインバーター式冷凍機も採用、 店舗全体で電力使用量は 8.1%の削減となります。  さらに今後、ソーラーシステム、屋上緑化、外断熱、LED 照 明、省エネコンプレッサー、全熱交換器、エコ給湯、電気自動車 充電器など最新の省エネ機器を導入した環境配慮店舗のフラッグ シップ店を計画中です。  閉店した店舗の什器リユースも進んでいます。2009 年は 1 億 400 万円分の什器を 70 の新店・改装店舗に移設しました。  フロンガスは、工程管理制度を順守し、フロン類の大気中排 出の抑制を実施していますが、将来は代替フロン、そしてノン フロン化への移行を目指しメーカーに要請中です。  改正省エネルギー法に対応し、エネルギー使用実績の報告、 エネルギー削減の中長期計画の立案、エネルギー削減施策の計 画と実施を、積極的に推進していきます。

配送車輌の便数の削減を進めています

 現在、「チルド 2 便制の推進」と「全温度帯配送の推進」により、 1 店舗当たりの配送車輌の削減に努めています。配送車輌を削 減することで、環境に直接負荷を与える排ガスを減少させると ともに、納品作業の際に発生する音も減らすことができます。  チルド 2 便制は、これまでチルド便 3 便制で配送していた 米飯類を 2 便制にすることで、午前中から昼時にかけての品揃 え強化にもつながってい ます。いかに環境負荷を 減らしながら店舗におけ るサービスを向上させる かをつねに考えています。  全温度帯(チルド・米飯・ フローズン・ドライ)配送 を中部地区で 2009 年 11 月より先行して実施しており、これ まで 1 店当たり 5 台だった配送車輌が 2 台となり、環境負荷低 減に大きくつながっています。  商品の品質管理については、いすゞ自動車の推奨する運行管 理システム『みまもり君』で車輌荷室の温度管理をしています。 ドライバーは配送日報に店舗到着の都度、荷室の温度を記入し ます。異常値はその都度修正します。  燃費良く運転するためのエコドライブ講習も実施しています。 0 05年 04年 06年 07年 08年 09年 6.0 5.5 5.0 5.68 5.63 5.63 5.63 5.58 5.35 1店舗当たりの配送車輌数

お店を目指して

でいます。店舗の省エネ対応も進んでいます。

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地元中学校の職場体験学習を実施しています

デイリーヤマザキでは、各店舗がそれぞれ、地域社会・地球環境のためになる活動を

自主的に行なっています。そうした事例をご紹介します。

デイリーヤマザキ 長崎馬町店 オーナー:江向 龍子 様 店長:江向 隆志 様

小さなエコをコツコツと実践しています

デイリーヤマザキ 平和島店 オーナー:寺嶋 俊 様

■「エコ」のためのささやかな実践

 食品リサイクルシステムに参加して 2 年たちます。発注精 度をいくら高めても、廃棄がゼロになることはありません。「もっ たいない、何かに使えないものか」と思っていたので、多少コ ストはかかりますが、飼料化が順調に進んでいると聞いてうれ しく思います。業者も毎朝決まった時間にきちんと来てくれま すので、廃棄を落とす時間帯を集約して時間の無駄を減らして います。  省エネに関して、店でできることはたくさんあります、エア コンはタイマーを使って使用時間を短くして、フィルターの掃除を 定期的に行なって効率を上げています。おにぎりをセロハンテープ でなく品名シールで留めてセロハンテープを節約したり、バラ売 りによる袋を節約、配送の輪ゴムをバラ売りに再利用してい ます。またバックヤードの電気はできるだけ消し、従業員には 食事をするときマイ箸を使用してもらっています。ゴミ出しの ゴミ袋も、回収直前にまとめて出すことで減らしています。店 でできることは小さなことばかりですが、それらを徹底して いくことが重要だと思うので、従業員にも厳しく言っています。  本部に行なっていただいたことでは、冷蔵庫をインバーター の省エネタイプに変えていただき、電気代がかなり減りまし た。新型のレジはスキャンの反応が早くなり、作業効率が上が りました。配送が 1 便減ったことで、検品の手間が少なくなり、 またピーク時である朝の品揃えが充実し、お客様にとっても 便利になったと思います。こうした本部の施策と、店舗内で できる小さなことを合わせて、さらに地球にやさしい店舗を 実現していきます。

■職場体験学習を通してものの大切さを教えています

 地元中学校の職場体験学習も今年で 5 回目となりました。 接客・清掃・品揃えを中心としたコンビニの業務をはじめ、レジ 袋削減の声かけを通して、環境問題についての話もしています。 学校でも勉強されているのでしょう、レジ袋削減の取組みは、 すぐに理解してくれますね。  コンビニの仕事を知ってもらうことはもちろんですが、商品 や備品にはそれぞれ原材料や人の手間暇がかかっていること を伝え、当店の職場体験を通して、ものの大切さやお金を 稼ぐことの厳しさを知り、その大変な思いをして育ててくれて いるご両親のあり難さを感じてもらいたいと思っています。  体験学習を受けた生徒からの感想 文に教えたことがしっかりと書かれ ていると嬉しいですね。3 日間とい う日程やその準備はとても大変ですが、 少しでも地域の子供さんの教育という 面で役立てればという思いです。

■ホッと安心を与えるお店に∼女性の駆け込み対応∼

 昨年あたりから、周辺で痴漢被害が多発しており、女性客の 駆け込みも増えていました。地元の警察からも連絡が入って おり、夜間に来店された女性のお客様には、「注意してくださ いね」と呼びかけるようにしていました。犯人は逮捕されホッと しておりますが、やはり、24 時間営業しているコンビニエ ンスストアにとって、駆け込み寺的な役割は重要で、地域の みなさまに安心感を与える意味は大きいと思います。  地元の警察とのコミュニケーションを定期的にとっておく ことも重要です。

■地域観光案内で地域活性化を

 大河ドラマ「龍馬伝」ブームもあり観光客が増えており、当 店近くの長崎市亀山社中記念館への道案内をするケースも 以前より多くなっています。気持ちよく観光してもらう、長崎 を好きになってもらうためにも、ちょっと したことですが、道案内時に市で作成した 観光案内パンフレットを配布しています。 このような取組みを、地域のコンビニが 一緒になって行なうことで地域活性化に役 立てればよいと思います。 体験学習を受けた 学生さんからの感想文

環 

地域・地球にやさし いお店を目指して

地域観光案内と 観光パンフレット

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環 

中学生の職場訪問学習受け入れ

 岐阜県中津川市立 坂本中学校の職場訪 問学習を受け入れま した。コンビニエン スストアの業務内容 をはじめ、店内厨房 で提供する焼きたて パンや手作り弁当の デイリーホット機能や食品リサイクル などの環境活動の取組みを紹介しま した。

「いちかわ環境フェア」に参加

 市川市主催の環境イベント「第 17 回いちかわ環境フェア」に 参加しました。来場の方々に、店 舗で実施している「レジ袋削減」 の取組みを紹介するとともに、 当社の社会・環境レポートを配 布し、環境活動に対するご理解とご協力を呼びかけました。

「市川市民まつり」に参加

 約 17 万人が来場した 2009 年 11 月 7 日(土)の「市川市民 まつり」に本部社員 8 名が参加 し出店しました。主に子供を対 象に「わなげ」を 1 回 50 円で 実施し、延べ 542 人が参加し ました。2 万 7100 円の売上をヤマザキ「ラブ・ローフ」に募金 しました。

江戸川河川敷の清掃活動

 2009年5月31日、江戸川沿 いの 2 区 11 市町が参加した「江 戸川クリーンアップ大作戦」(国 土交通省主催)に、本部社員24名 とその家族 4 名が参加し、江戸 川河川敷の清掃を行ないました。

市川駅前清掃活動

 本部社員が交代で、土日を除 く毎朝 7 時 30 分から、市川駅前、 本部周辺の清掃を行なっています。

ヤマザキ「ラブ・ローフ募金」

 1990 年より、各店舗でヤマザキ「ラブ・ローフ」募金を開始 し、飢えと貧困に苦しむ世界の人々や、自然災害による被災者 への支援を実施しています。2009 年(第 20 回)は、アンゴラ の貧困漁民の生活復興支援と、カンボジアの国立小児病院給 食支援事業への支援を行ないました。また 2009 年 10 月には 「スマトラ島沖地震緊急援助募金」、2010 年 1 月「ハイチ大地震 緊急援助募金」を実施しました。2010 年(第 21 回)は、ザン ビアの貧困農民への酪農支 援事業、ベトナムの山岳地域 生活向上支援事業、カンボジア の国立小児病院給食支援事 業への支援の募金活動を行 なっています。

社会福祉施設へのチャリティ寄贈

 「歳末チャリティ募金」によ り社内の全国の職場から総額 23 万5934 円の募金を集め、市川 市にある 8 箇所の福祉施設に、 各施設の実態に合わせて必要 とされている遊具・備品を購入 し寄贈させて頂きました。寄贈を続けて 5 年目となりましたが、 市の福祉関連予算も厳しい中でたいへんありがたいと感謝を頂 いており、今後も継続して支援していきたいと考えています。

デイリーヤマザキ本部の地域社会貢献活動

市川市にあるデイリーヤマザキ本部の、地域への貢献活動例をご紹介します。

中津川市立坂本中学校のみなさん

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CSR 推進委員会を定期的に開催しています

 社内各部門の代表者が参加する CSR 推進委員会を定期的に開催しています。コン プライアンス部会では、各部門のコンプライアンス(法令順守)上の課題を把握し、 その取組内容・進捗状況を確認しています。また、委員会傘下の3つのリスク部会に おいては、担当するリスクに関する対応策(マニュアル・ガイドブック等の策定・改訂) の策定を進めています。09 年に発生した新型インフルエンザに対しては、備品の確保・ 供給、店舗における対応策の策定・実施など対応しました。  地震等自然災害発生時には、コンビニエンスストアがライフラインの一翼を担って いるとの認識の下、帰宅困難者支援に関する協定を 22 都府県と、支援物資供給に関 する協定を 5 府県と締結しています。今後も自治体の要請に積極的に応えていきます。 店頭に貼付する「災害時帰宅支援ステーションステッカー」。自然災害時に交通が途絶した場合に、通勤・通学者など の徒歩帰宅者に対する「水道水」「トイレ」「道路情報」 の提供を行ないます。 総務本部 管理本部 開発本部 リスク部会 事 務 局 CSR推進委員長 オブザーバー デイリーホット 事業本部 商品本部 物流品質管理本部 オペレーション本部

C S R 推 進 委 員 会

組 織 図

 デイリーヤマザキでは、2006 年の改正会社法の施行に伴い、コンプライアンスとリスク管理を企業の社会的責任の 2 本柱として捉え、多岐にわたる関連部門と関連項目を横断的に把握して、責任の遂行をチェックし CSR を推進する組織 として、「CSR 推進委員会」を設置しております。 1) 社内でのコンプライアンスを含む企業倫理の浸透を図り、不正行為の未然防止に努める。 2) 職務執行上で、コンプライアンスの問題が発生した場合は、速やかに是正処置を講じる。 3) 各部署は業務遂行上のリスク管理。委員会は事業全体へ波及しないように監視する。 4) 各部門のリスク管理の業務規定およびマニュアル類の整備、ならびに従業員の教育研修の実施の促進を図る。 5) 事業全体にかかわる事故・災害の防止対策を作成し実施する。 C S R 推 進 委 員 会 の 目 的 総 務 担 当 役 員 常 勤 監 査 役 リスク部会の取組課題 コンプライアンス部会の取組課題 ● 災害発生に備えてのマニュアルやハンドブックなどの整備 ● 災害発生時の、店舗営業支援に関わる対応 ● コンピュータトラブル時の緊急対応の準備 ● 受発注システムの不具合発生時の体制整備 ● 店頭 FF 商品、デイリーホット店の店内調理の衛生管理指導の強化 ● フランチャイズ契約締結に伴う対応 ● 酒類たばこの販売に関わる対応 ● 取引先との公正な取引に関わる対応 ● 商品の安全性に関わる対応 ● 労働契約に関わる対応 ● 従業員の労働・健康に関わる対応 ● 環境関連法令に関する対応

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災害 食品 コンピュータ

社会のインフラと

年中無休・24時間営業のコンビニ

安全・安心の拠点としての役割を期待されていま

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営業活動からさらに一歩踏み込んだ活動を

 コンビニエンスストアは、地域に貢献し、地域のお客様の信 頼感を得ることがたいへん重要です。そのためには、お客様・ 店舗周辺への目配り・気配りの実践、明るくフレンドリーな 接客の実践が基本となります。  具体的な活動として、店舗周辺の清掃活動や地域防犯パト ロールの実施、子どもの通園・通学時に店頭で声かけを行なう 見守り活動の実施、地元小中学校と連携した体験学習の受け入れ など、通常の営業活動からさらに一歩踏み込んだ活動を通じ、 安全・安心なまちづくりに貢献することが、地域密着に繋が ります。 セーフティステーション活動アンケート結果より(対象期間:2009年3月∼2010年2月)

まちの安全・安心の拠点になるために

 セーフティステーション活動は、地域 への社会的責任を果すため、「安全・安心な まちづくり」並びに「青少年環境の健全化」 への取組みを柱とし、まちの安全・安心 の拠点となろうという自主的な活動です。  具体的には、店舗が「女性・子ども・高 齢者」の方が安心して駆け込める拠点と なることや、強盗等が発生しないよう自 主防犯に努めること、また未成年者への酒類・たばこの販売防 止や、近隣の迷惑となる若者のたまり場化の防止、深夜の帰宅 促し活動など、青少年環境の健全化を図ることです。

セーフティステーション(SS)活動

地域密着型の店舗を目指して

SS

活動の理解深耕に向けて

活動通信を配布し、報告会等を開催しています

 各加盟店には、毎月のSS活動月間テーマ を「SS 活動通信」を通じてご案内して います。「SS 活動通信」には、月間テーマ に基づく行動ポイントやSS活動のトピック スを掲載し、全従業員に確認してもらい、 SS 活動の理解深耕に繋げています。  また、SS 活動アンケートを年 1 回加 盟店様にご協力いただき、具体的活動の さらなる推進を図っています。併せて、毎年全国7∼ 8 箇所で 「SS 活動報告会」を開催し、強盗対策や未成年販売防止活動の 「模擬訓練」・好事例の表彰を行ない、より理解を深めていただ くよう活動しています。  エリアマネージャーは、SS 活動を現場で実践する「実行委員」 として、地元行政や所轄警察とのコミュニケーション強化を図って います。具体的な SS 活動については、「SS 活動店舗チェック」 の実施、好事例の収集・各所轄警察署への SS 活動報告などを 通じて理解を深めています。また、会議などを通じ確認してい ます。  今後については、コンビニエンスストアに「社会インフラ」 としての役割がますます求められているなか、特に自主防犯 体制の強化・未成年者への酒類たばこ販売防止の強化がより 重要となっています。昨今の不景気の煽りとして、CVS 強盗 が急増しており、「自主防犯」の意識を 1 店 1 店がさらに強め、 対応してまいります。また、未成年販売事案も多く発生しており、 「年齢確認」の更なる徹底を進めてまいります。 □ 防犯協議会等の防犯組織に加入していますか?   DY はい:30.7% (全チェーン:40.8%) □ 防犯に関する訓練に参加しましたか?   DY はい:18.1%(全チェーン:28.8%) □ 防犯に関する講習会に参加しましたか?   DY はい:25.0%(全チェーン:35.8%) ◆自主防犯意識を高め、防犯訓練などへの積極的な参加 を促進し、有事の際、適正な対応ができるよう、自主防 犯体制の強化を図る必要があります。 □ 女性の駆け込み対応したことがありますか?   DY はい:11.2%(全チェーン:20.2%) □ 子どもの駆け込み対応したことがありますか?   DY はい:4.2%(全チェーン:7.9%) □ 高齢者を保護したことがありますか?   DY はい:11.0%(全チェーン:16.7%) ◆お客様への目配り気配りにより、安全・安心拠点として の地域密着のお店づくりを、さらにいっそう推進します。 □ 自治体で青少年に対する深夜外出(深夜時間帯の   帰宅促し)の条例がありますか?   DY 条例がない・知らない:57%(全チェーン:55.2%) □ 青少年に対し深夜時間帯で帰宅促しの注意をしていますか?  DY はい:41.7%(全チェーン:47.4%) □ 店頭や駐車場でのたむろに際し、本人達に注意しましたか?   DY はい:44.5%(全チェーン:59.8%) ◆条例の認知度向上も課題の 1 つです。所轄警察との 連携強化をさらに図りながら、青少年環境の健全化に 向けて社会的責任を果していきます。 防 犯 駆け込み対応 青少年環境の健全化

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しての存在と役割

エンスストアは、現在、地域社会の

す。私たちはこの期待に全力で応えていきます。

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能力を発揮できる職場環境づくり

 会社の経営理念を着実に実践していくために、自ら考え、実 行し、責任を持ってやり遂げる、チャレンジ精神に富んだ人材 の育成に力を入れるとともに、社員 1 人ひとりが年齢や性別に 関係なく能力を発揮できる職場環境づくりを目指しています。

多様な人事制度の整備

 多くのアルバイトが働く企業として、従業員 1 人ひとりの価 値観を尊重し、多様な働き方ができる人事制度の整備を進めて います。2009 年 3 月からスタートした「独立契約社員制度」 では 4 名を採用し、うち 1 名は 2010 年 5 月に目標の独立開 業を達成いたしました。今後も全従業員が意欲と目標を持って 働くことができる制度と環境の整備に取り組みます。

ワークライフバランス

 ワークライフバランスの推進のため、特に出産と育児の支援 に取り組んでいます。「育児時間制度」「産前産後休暇制度」「育 児休業制度」の積極的な活用を勧めるとともに、職場復帰が円 滑に進むよう必要なサポートを行なっています。また、結婚・ 出産でいったん退職された方も本人が希望すれば積極的に再 雇用しています。仕事と家庭生活がしっかりと両立できるよう、 制度のいっそうの充実を図っていく予定です。

定年退職後の再雇用制度

 ライフスタイルの変化と多様な働き方に対応した雇用に 取り組んでいます。定年退職後の社員については、再雇用制度 により 33 名の元社員が引き続き在籍し、これまでの経験や豊 富な知識を生かして後進の指導にあたっています。  また直営店において、50 歳以上の方を「夜間店長」として 積極的に雇用し、店舗の夜間責任者業務に従事しています。 三大都市圏を中心に 28 名が在籍し、長年の職業経験・マネジ メント力を生かして若い店長をサポートしています。(人数は 2010 年 4 月現在)

健康管理

 本部内に健康相談室を設置し、産業カウンセラーの資格を 持つ看護師が産業医と連携を図りながら保健指導や相談業務を 行なっています。心の健康を崩す方が増加傾向にありますので、 人事部内にフリーダイヤルの相談窓口の設置し、カウンセリング の実施、休職・復職のサポート実施など、メンタルヘルス対策 には力を入れています。 05年 04年 03年 02年 06年07年 08年 09年 2.00 1.80 1.60 1.40 1.20 1.00 0.80 0.60 0.40 0.59 1.42 1.55 1.50 1.76 1.75 0.45 0.54 (%) 【 イ ン タ ビ ュ ー 】僕 た ち お 店 の 戦 力 に な っ て い ま す ! M 君(25 歳)勤続 6 年 ― 今はどのような仕事をしていますか? 主に冷蔵庫や冷凍庫、フライヤーの掃除とコロッケなどの揚げ物をつくっています。 ― 仕事をしていて楽しいことは何ですか? 揚げ物をつくるのが楽しいです。オリジナル商品の アイデアが色々と浮かんできます。 ― 仕事をしていて大変なことは何ですか? メルヘン液を毎週 1 回つくりますが量が多くて大変です。 掃除も苦手ですが頑張っています。 ― 将来の目標や夢は何ですか? 本部の商品部に入り、自分が考えている商品や製品を 作ってみたいです。 N 君(20 歳)勤続 2 年 ― 今はどのような仕事をしていますか? 主にレジ接客と納品、品出し、フェイスアップ、返本です。 あと雑貨やアイス、お酒の発注も任されています。 ― 仕事をしていて楽しいことは何ですか? 仕事の全部が楽しいです。まだまだ分からないことや 知らないことが多く、毎日が勉強です。 ― 仕事をしていて大変なことは何ですか? 発注の仕事が難しいです。間違えるとお店とお客様に 迷惑をかけるので一生懸命やってます。 ― 将来の目標や夢は何ですか? デイリーホット店でパンを焼くこと、そして店長になることです。

障がい者雇用

 障がい者雇用は企業の重要な社会的責任と考え、障がいがある 方の雇用促進に積極的に取り組んでいます。身体障がいの方が 14 名、知的障がいの方が 5 名の計 19 名が健常者と一緒に同じ 職場で働いています。小規模かつ少人数のコンビニ店舗での障が い者雇用は難しい点が多いですが、当社では職域を開拓すること で 12 名が店舗で働い ています。知的障がい の方は 5 名全員が店 舗で働き、調理補助に 4 名、レジ接客に 1 名 が従事しています。 2003年 3人 2004年 2人 2005年 3人 2006年 2人 2007年 2人 2008年 1人 2009年 2人

安全衛生委員会の充実強化

 毎月、労使で安全衛生委員会を開催し、 労働災害・健康障害の未然防止を目指し た活動を行なっています。2010 年度か らは年に 3 回、各部門の代表者も参加して、 さらに活動内容を充実させていく予定です。

セクハラ防止委員会の開催

 セクハラは人権の侵害と企業秩序を乱す不法行為であり、防 止の徹底を図っています。人事部内にフリーダイヤルの相談窓 口を設けるとともに、毎年 1 回、全従業員に向けてセクハラ防 止の通達を発信し、全従業員が認識を新たにしています。また、 2009 年 11 月からは安全衛生委員会の中でセクハラ防止委員 会も開催し、労使一体となってセクハラ撲滅に取り組んでいます。

働きがいのある職場づくり

自ら考えチャレンジする人材を育成するとともに、

安心して働くことができる職場環境を目指します。

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育児休業取得人数※2003年以降は毎年取得実績があり、全員が職場復帰しています。 障がい者雇用率

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環境方針

 デイリーヤマザキでは環境への理念として「環境方針」を制 定しています。この中では「事業活動のすべてを通じて一人ひ とりが地球環境の保全に配慮して行動いたします」という考え 方を基本理念としています。

環境マネジメント組織体制

 デイリーヤマザキでは環境マネジメントシステムの国際規格 である「ISO14001」の認証を登録し、環境保全活動の継続的 な改善をめざす組織体制を築いています。このシステムは「PDCA」 サイクル(Plan〔計画〕− Do〔実行・運用〕− Check〔点検・ 是正〕− Act〔見直し・改善〕に沿って実施しており、本部は 環境教育ツールを利用して活動をサポート、定期的な監査で 進捗状況を確認し、問題の発見と具体的な改善策による是正に 努めます。 ISO14001マネジメントサイクル 環境マネジメント組織体制

環境保全活動の継続的な改善を目指して

私たちは、「人と自然を考える地球企業を目指す」理念のもとに、人々が健康で 安全に暮らせる住み良い地球を守ることを使命とし、コンビニエンスストア事 業活動のすべてを通じて一人ひとりが地球環境の保全に配慮して行動いたします。

環 境 方 針

□ 基 本 理 念 【1】環境に負荷を与えるものに配慮して事業活動を行います。 ①廃棄物の減量化とリサイクルを推進します。 ②省エネルギー、省資源に取り組みます。 ③環境に配慮した商品を開発・選定します。 ④物流の効率化により、排気ガスの排出を低減します。 ⑤環境保全型の店舗建設に取り組みます。 ⑥グリーン商品を積極的に購入します。 【2】事業年度ごとに環境目的・目標を見直し、継続的改善及び汚染の予防を図ります。 【3】環境保全に関する法規制及び当社が合意したその他の要求事項を順守します。 【4】地球環境に対する意識向上を図る為に、全従事者に環境教育を実施します。 【5】地域社会との調和を目指し、社会貢献活動を継続的に行います。 【6】この方針は、広く一般に情報公開いたします。 □ 環 境 方 針 ISO14001のキーワード 継続的改善 継続的改善 全員の実践 PDCAサイクル

PDCAサイクル

[ 環境教育ツール ] ECO PRESS(毎月発行) 環境活動や社会貢献活動などに関 するテーマを設けて、店舗運営の中 でできる環境活動を紹介しています。 エコプログラム エコ活動について実施内容を理解 した人は確認サインをします。この 表はバックヤードに掲示し新人ク ルーの入店時や定期的な環境教育と して活用します。 ECO TEXT  環境マネジメントシステムについ て分かりやすく説明した環境教育用 テキストです。 トレーニングビデオ清掃/環境編 「店外・店内の清掃」「環境活動」に ついてのマニュアルビデオです。そ れぞれのポイントを分かりやすく映 像化し、全従業員がビデオを視聴し エコ活動への理解を深め、活動推進 へとつなげています。 内部環境 監査チーム 本 部 各 部 環境管理 責任者 環境推進 委員会 環境推進室 社  長 店    舗 各 エ リ ア

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紙ごみ 廃文具・廃書類 廃ダンボール カン・ビン ペットボトル 茶殻 コーヒーカス 排気ガス 排 水 容器包装 食品ごみ 紙ごみ 食品ごみ 廃ダンボール 廃フライヤー油 廃什器・備品 カン・ビン ペットボトル トナーカートリッジ 騒 音 排 水 食品廃棄物 廃プラスチック 廃ダンボール 紙ごみ 騒 音 振 動 排 水

 デイリーヤマザキの事業活動がどれだけの負荷を環境にかけているか、メーカーの工場からお客様まで、事業全体の環境負荷を 把握することから始め、より効果的な取組みを目指します。

環境マネジメントシステム

環境にかかる負荷を、

事業全体でとらえています

電気 水 ガス 文具 紙 茶葉・コーヒー豆 飲料 ガソリン 電気 水 紙 フライヤー油 包装材 什器・備品 洗剤 トナー 電気 水 ガソリン・軽油 製造工場 配 送 物流センター 配 送 Dalily 電気 水 燃料 原材料 包材 ダンボール 訪 店 廃ダンボール 紙ごみ 騒 音 振 動 排気ガス 排 水 本部事務所 1ヶ月の廃棄物量 1,726.7kg(平均値) 食品廃棄物 351.2 20% 0% 40% 60% 80% 100% 可燃物 670.1 びん・缶152.5 ダンボール448.5 廃プラ 85.0 PETボトル 19.5 リサイクル率 35.9% お店の廃棄物排出量(kg/月) 電気使用量 CO2排出量 ※首都圏エリア61店舗の2009年12月度度実績より

ムダな電気は

極力使わないよう

気をつけています

益城惣領店 オーナー 三輪 伸子様 三輪オーナー(中央)とデイリークルーさん ■省エネルギーではどのようなことを心がけていますか。  バックヤードは人がいないときはできるだけ消灯するよう にデイリークルーに徹底しています。店内のエアコンは 26℃ に設定していて気温が低いときには電源を切るようにしてい ます。こまめに ON/OFF することが大事です。 ■レジ袋の削減にはどのように取り組んでいますか。  レジ袋の削減にはお店全体で取り組んでいます。1 ∼ 2 品 お買い上げのお客様への声かけはもちろんですが、温かい お弁当と飲み物を一緒に買われたお客様へも必ず声かけを行なっ ています。一緒で良いと言う方がほとんどです。 お店の電気使用量/CO2排出量(全店) 281,179,000kWh 118,882 トン -CO2 お店の廃棄物量は1ヶ月1,727kg、1日約58kgにも上ります。この中で食品廃棄物 は約351kg、全体の20%を占めます。ダンボールやびん・缶・PETボトルは合計で約 620kg、リサイクル率は合わせて35.9%となります。

INPUT

OUTPUT

お客様

参照

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