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第 3 説明対象の住民 1 隣接関係住民隣接関係住民とは 中高層建築物等の敷地境界線からその高さと等しい水平距離の範囲 (1H) 内に居住する人をいいます 2 近隣関係住民近隣関係住民とは 次の (1) または (2) に該当する人をいいます (1) 中高層建築物または大規模建築物の敷地の境界から

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2018/8/15 建築紛争の予防と調整に関する

中高層建築物等紛争予防調整条例のあらまし

問合せ先 目 黒 区 都 市 整 備 部 都 市 計 画 課 建 築 調 整 係 〒153-8573 目黒区上目黒二丁目 19 番 15 号 電話 03-5722-9382(直通) 届出に必要な申請書は、区のHPからダウンロードできます。 第 1 は じ め に 中高層建築物等の建築に伴って、日照・通風・風害・プライバシー・電波障害等ならびに工事の騒 音・振動等、周辺の生活環境に影響を及ぼすことが予測されます。 こうした建築に伴う相隣間の問題は、お互いに相手の立場を尊重し、互いに譲り合う精神を持って、 当事者間の話し合いによる自主的な解決が基本となりますが、建築計画の内容や周囲の状況によって は建築主と近隣住民との間で紛争に発展することがあります。 目黒区では、これらの紛争の予防と調整を図るために、昭和 53 年 12 月に「目黒区中高層建築物の 建築に係る紛争の予防と調整に関する条例」を制定し、その後、平成 11 年 12 月に条例改正、平成 16 年 3 月に同条例施行規則の改正を行いました。さらに平成 19 年 11 月に、届出対象建築の範囲の拡大 や説明会の義務付け等により、建築紛争の未然防止を着実に推進するよう条例改正を行いました。 第 2 対 象 建 築 物 1 中高層建築物 (1) 用途地域が「第一種低層住居専用地域」 軒高が7mを超える建築物、または地階を除く階数が 3 以上の建築物 (2) 用途地域が(1)以外の場合 高さが 10mを超える建築物 2 大規模建築物 (1) 延べ面積が 1,500 ㎡以上で、かつ、高さが 15m以上または地階を除く階数が 5 以上の建築物 (2) 延べ面積が 1,500 ㎡以上で、かつ、住戸の数が 20 以上の建築物 3 特定用途建築物 (1) 床面積が 40 ㎡未満の住戸(事務所、店舗などの区画を含む)の数が 10 以上で、かつ、階数 3 以上 のワンルーム形式集合建築物 (2) 斎場、結婚式場、興行場、パチンコ屋、ゲームセンターで、その用途の面積の合計が 500 ㎡ を超える建築物 ※ 用途の変更において、既存建築物を特定用途建築物の用途に変更する場合は、周辺への影響が 大きいため、この条例の対象建物となります。 * 条例の高さ 高さとは、建築基準法施行令第 2 条第 1 項 6 号の規定に基づく建築物の高さをいいます。 隣接関係住民への説明範囲の1Hは、この建築物の高さとなります。

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第 3 説 明 対 象 の 住 民 1 隣接関係住民 隣接関係住民とは、中高層建築物等の敷地境界線からその高さと等しい水平距離の範囲(1H) 内に居住する人をいいます。 2 近隣関係住民 近隣関係住民とは、次の(1)または(2)に該当する人をいいます。 (1) 中高層建築物または大規模建築物の敷地の境界から、その建築物の高さの2倍の距離範囲 (2H)内にある土地または建築物に関して権利を有する人および当該範囲内に居住する人。 (2) 中高層建築物または大規模建築物による電波障害の影響を著しく受けると認められる人。 3 周辺関係住民 特定用途建築物の敷地境界線から一定の距離内にある土地または建築物に関して権利を有する 人および当該範囲内に居住する人。 なお、敷地境界線から一定の距離は、ワンルーム形式集合建築物にあっては 25m、斎場等にあ っては 100mです。 第 4 標 識 の 設 置 等 1 標識の様式 建築主は中高層建築物等の建築をしようとするときは、計画の概要を記載した標識(22 ページ 参照)を製作し、設置してください。 * 標識購入のお問合せは (社)東京都建築士事務所協会 電話 03-3203-2601 (社)東 京 建 築 士 会 電話 03-3536-7711

敷地境界線からその高さと 等しい水平距離の範囲内に 居住する人 隣接関係住民 高さ 高さの 1倍の 範囲 (1H) 隣地境界線 敷地境界線からその高さの 2倍の範囲内にある土地 または建物に権利を有する 人および居住する人 近隣関係住民 高さの2倍 の範囲 (2H)

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2 標識の設置届 標識を設置したときは、標識設置届(23・24 ページ参照)に必要事項を記載し、裏面に敷地全 体を含む写真(遠影)と標識の文字が読める写真(近影)および図面等を添付し、設置した日から起 算して5日以内に区に提出してください。なお、案内図・標識等設置位置図・写真(24 ページ)は 別紙で添付していただいても結構です。 ※ 5日目が閉庁日のときは次の開庁日の初日までに提出してください。標識設置届が、遅延した ときは、届出日を5日目とみなして、標識設置期間を算定します。 ※ 当条例に係る提出書類は、すべて1通で結構です。 3 設置届の添付図面 (1) 配置図 (2) 平面図 (各階平面図、集合住宅は各区画の専有面積を表示すること) (3) 立面図 (4面) (4) 断面図 (2面) (5) 日影図 (平均GLにて作成したもの) (6) 天空率を利用した設計の場合、天空率算定求積図等の適合建築物と計画建築物を比較した図 面を添付してください。 ※ 日影図は次のとおり作成してください。 測定面は平均地盤面とする。真太陽時 8:00~16:00 の冬至の1時間ごとの日影とする。近隣家 屋の位置・名称を記入する。敷地境界から建築物の高さと等しい範囲、建築物の高さの2倍の範 囲を明示する。建築物の高さと等しい範囲にある近隣建物に番号を記入する。 ※ 添付図面には、縮尺を表示してください。 S=1/○○○ 駐車場 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 測定面の高さ 平均 GL 0.000m 冬至 測定時間 8~16 時 真 北 F 邸 L 邸 C アパート P 邸 N 邸 I アパート G 邸 D 邸 A 邸 計画建築物 O マンション J マンション K 邸 M 邸 E 邸 B マンション 8.0 9.0 16 .0 15 .0 14 .0 13 .0 12 .0 11 .0 10 .0 1H 2H 日 影 図 の 記 入 例

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4 標識の設置場所等 (1) 標識は、建築敷地の道路に接する部分に、 地面から標識の下端までの高さが、概ね1m となるように設置してください。 (2) 建築敷地が2以上の道路に接するときは、 それぞれの道路に接する部分に設置してく ださい。 (3) 建築主は、標識が風雨のため破損したり、 倒壊しない方法で設置するとともに、記載事 項が設置期間中、常に鮮明であるよう維持管 理してください。 (4) 下記5(1)の大規模建築物には標識に加えて、A2判程度の配置図を併設してください。

[標識の設置方法]

5 標識の設置期間 標識は、次の区分により建築確認申請等の手続(条例施行規則第5条参照)をしようとする日 の少なくとも、90 日前、60 日前または 30 日前から、工事が終了するまで設置してください。 (1) 延べ面積が 3,000 ㎡以上、かつ、高さが 15mを超える建築物および斎場等の特定用途建築物 のときは、90 日前 (2) 延べ面積が 1,000 ㎡を超える建築物、または高さが 15mを超える建築物およびワンルーム形 式集合建築物のときは、60 日前 (3) (1)(2)以外のときは、30 日前 6 標識および届出の変更 完了検査時までに、建築に係る計画を変更した時は、訂正の日から5日以内に変更届を提出し てください。その際、変更した部分に係わる図面等を添付してください。 7 建築計画の取りやめ 建築計画を取りやめたときは速かに標識設置の取りやめ届を提出してください。 日影図の記入例 延べ面積 3,000 ㎡以上かつ高さ 15m超の 大規模建築物の場合は、配置図(A2 判)の 併設が必要です。 標 識 設 置 位 置 is 道 路 道 路 ※道路に面した見やすい場所に設置すること

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第 5 説 明 会 の 開 催 等 1 説明範囲等 (1) 建築主は、隣接関係住民(1H以内の居住者)に対しては、住民からの説明要望がなくても、 標識の設置の日から 15 日以内に、必ず建築計画の説明を行ってください。 (2) 建築主は、1H以内の居住者以外の土地建物の権利者に対しては、住民からの説明要望がな くても、標識の設置の後に速やかに、建築計画の説明を行うよう努めてください。 (3) 建築主は、上記(1)(2)以外の近隣関係住民(1H~2Hの土地建物の権利者等)および周辺 関係住民(ワンルーム建築物は 25m以内、斎場等は 100m以内)に対しては、住民から説明要 望があった場合は、速やかに、建築計画の説明を行ってください (4) 必要に応じて大規模建築物または斎場等の特定用途建築物の建築主は、街づくり団体等の代 表者に対して、標識の設置の日から 15 日以内に建築計画の説明を行ってください。 ※ 1H、2Hに関しては2ページの図を参照してください。 2 説明方法 説明は、個別訪問または説明会の方法によって行ってください。 (1) 説明者 設計者・施工者・建築主(法人では担当責任者)が極力そろって説明に当たってください。 (2) 個別訪問 個別訪問で不在の場合は、1度の訪問で終わらず、日と時間帯を変えて3度は訪問するよ うにしてください。訪問 1 回目には、訪問理由、説明用資料(配置図・立面図・日影図等)、 連絡方法を記載した書類を配布してください。 なお、近隣関係住民または周辺関係住民(以下「近隣関係住民等」という)から説明を説 明会方式で行うよう求められたときは、説明会を開催するよう努めてください。 (3) 説明会 説明会方式で行おうとするときは、開催日の5日前までに、日時・場所を掲示等の方法によ り、近隣関係住民等に周知してください。なお、説明会に参加しなかった説明範囲内の近隣関 係住民等には、個別訪問時の不在の場合と同様に対応してください。 ※ 集合住宅等オートロックマンションに関しても、訪問時全戸に対しインターホン等による接触 を図り、管理者等には中高層建築物等紛争予防調整条例にもとづく訪問であることを説明し個 別訪問に理解を求めてください。また、全戸に対して資料を投函してください。 ※ 延べ面積が 3,000 ㎡以上で、かつ、高さが 15mを超える建築物については、説明会要望がな くても、必ず説明会を開催してください。 ※ 前記以外の大規模建築物および建築物全体の戸数が 30 戸以上のワンルーム形式集合建築物は、 隣接関係住民から要望があった場合、必ず説明会を開催してください。(隣接関係住民は、説明 会の開催要望を標識設置の日から 30 日以内に申し出るよう努めてください。) 3 近隣関係住民等に説明すべき事項 中高層建築物等の建築主は、次に掲げる事項について、関係住民に説明してください。 (1) 中高層建築物等の敷地の形態および規模、敷地内における中高層建築物等の規模・構造およ び用途、位置(配置)ならびに付近の建築物の位置の概要 (2) 中高層建築物等の工期・工法および作業方法 (3) 中高層建築物等の工事による危害の防止策 (4) 中高層建築物等の建築に伴って生ずる日影等の周辺および生活環境に及ぼす著しい影響な らびにその対策

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4 近隣説明報告 建築主は、個別説明または説明会で行った説明の内容を近隣説明報告書(25・26 ページ参照) に記載のうえ、確認申請等の5日前までに区に提出してください。(提出時に、説明時の状況を伺 いますので、実際に説明を行った方か、状況を把握している方が提出してください。) (1) 個別訪問で説明を行った時は、いつどなたに説明したのか、説明会の時は、会場名と参加者 名を必ず記入してください。 (2) 日影図に記入した建物番号と、説明相手一覧の番号は一致させてください。 (3) 近隣からの意見や要望の有無(ある場合は、その内容と建築主側の対応内容)を分かるよう に記載してください。 (4) 近隣説明報告書には、配布した資料を添付してください。 第 6 建 築 確 認 申 請 等 書 類 の 照 合 建築主は、建築確認申請等を行う前に、その申請書および申請図書(構造・設備部分を除く)を確 認申請等可能日以後、建築調整係の窓口に持参して、本条例の標識設置届と相違がないかどうかの確 認照合を受けてください。「標識設置・説明報告済」の印を確認申請書(正副第一面)に押します。 第 7 紛 争 の 調 整 1 相談 区は、建築紛争について当事者からの相談に応じます。また、当事者間の話し合いが円滑に行 われるよう必要に応じて助言・指導を行うことがあります。 2 あっせん (1) 区は、中高層建築物等の建築によって、建築主と近隣関係住民等との間に紛争が生じた場合 で、次の場合にあっせんを行います。 ア 建築主と近隣関係住民等の双方から調整申し出があったとき イ どちらか一方から調整の申出がなされ、相当の理由があると認めるとき (2) あっせんを求めるときは、紛争調整申出書(第7号様式規則第 11 条)を提出してください。 (3) あっせんでは、区が両当事者の主張の要点を確かめ、適切な紛争の解決を図るよう努力します。 (4) あっせんによって紛争の解決の見込みがないと認めるときは、あっせんを打ち切ります。さ らに必要があると認めるときは、当事者に対し調停に移行するよう区が勧告します。 3 調停 (1) 調停は、次の場合に行います。 ア 建築主と近隣関係住民等の双方が調停移行の勧告を受諾したとき イ いずれか一方が調停移行の勧告を受諾した場合で、相当な理由があると認めるとき (2) 調停は、建築紛争調停委員会(法律・建築または環境等の分野に関し、知識および経験を有 する者により構成)の意見を聴いて行われます。 (3) 調停を行うにあたって必要があるときは、調停案を作成し、受諾を勧告することがあります。 (4) 調停委員会は、当事者からの事情聴取等の調査審議を行います。 (5) 調停は次の場合に打ち切りとなります。 ア 建築主と近隣関係住民等との間に合意が成立する見込みがないと認めるとき イ 調停案の受諾の勧告が行われた場合において、定められた期間内に建築主と近隣関係住民 等との双方から受諾する旨の申出がないとき

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4 出頭 あっせんまたは調停のため必要が あると認めるときは、当事者に対し 出頭を求めることがあります。 5 関係図書 あっせんまたは調停を行う場合に は、必要に応じて関係図書の提出を 求めることがあります。 第 8 公 表 次のような場合に該当し、かつ必要があると認めるときは、目黒区が発行する広報紙への掲載その 他の方法によりその旨を公表することがあります。 (1) 建築主が標識設置をしないとき (2) 建築主が標識設置の届出をしないとき (3) 建築主が説明会の開催等の報告をしないとき (4) あっせんまたは調停において、区から出頭の求めを受けた当事者が、正当な理由なく応じな いとき (5) あっせんまたは調停において、区から関係図書の提出の求めを受けた当事者が、正当な理由 なく応じないとき (6) あっせんまたは調停において、区から工事着手の延期等の要請を受けた建築主が、正当な理 由なく従わないとき 第 9 東 京 都 中 高 層 建 築 物 紛 争 予 防 調 整 条 例 適 用 の 建 築 物 の 扱 い 東京都内においては、「東京都中高層建築物の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例」が制定さ れています。計画される建築物の規模により、別途、東京都に手続が必要となります。東京都の条例 対象となる建築物は、次のとおりです。 (1) 延べ面積が 10,000 ㎡を超える中高層建築物 (2) 新築・改築または増築する場合に、法律ならびにこれに基づく命令および条例の規定による 都知事の許可を必要とする中高層建築物 東京都中高層建築物紛争予防調整条例の適用を受け、かつ、当条例の適用を受ける建築物は、近隣 周辺への影響が大きいことから、下記事項の早期周知、説明会の開催、区への報告等をお願いします。 標 識 の 設 置 お よ び 期 間 建 築 確 認 等 申 請 9 0 日 前 か ら 工 事 完 了 ま で 標 識 設 置 届 の 提 出 区 へ の 提 出 隣 接 関 係 住 民 へ の 説 明 方 法 説 明 会 の 開 催 説 明 会 の 報 告 区 へ の 報 告

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目黒区中高層建築物等の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例 昭和53年12月目黒区条例第30号 (目的) 第1条 この条例は、中高層建築物、大規模建築物及び特定用途建築物(以下「中高層建築物等」という。) の建築等に係る計画の事前公開並びに紛争のあっせん及び調停に関し必要な事項を定めることにより、良好 な近隣関係を保持し、もって地域における健全な生活環境の維持及び向上に資することを目的とする。 (定義) 第2条 この条例において使用する用語(次項第6号に掲げるものを除く。)の意義は、建築基準法(昭和25 年法律第201号。以下「法」という。)及び建築基準法施行令(昭和25年政令第338号)において使用する用 語の例による。 2 この条例において次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。 (1) 中高層建築物 建築物の高さが10メートルを超える建築物(第1種低層住居専用地域及び第2種低層 住居専用地域にあっては、軒の高さが7メートルを超える建築物又は地階を除く階数が3以上の建築物) (大規模建築物に該当するものを除く。)をいう。 (2) 大規模建築物 次のイ又はロに掲げる建築物をいう。 イ 延べ面積が1,500平方メートル以上で、かつ、建築物の高さが15メートル以上又は地階を除く階数が5 以上の建築物 ロ 住戸(居室の用に供する区画をいう。次号において同じ。)の数が20以上で、かつ、延べ面積が1,500 平方メートル以上の建築物 (3) 特定用途建築物 次のイ又はロに掲げる建築物をいう。 イ 床面積が40平方メートル未満の住戸の数が10以上で、かつ、その階数が3以上の建築物(当該住戸の 数が建築物全体の住戸の数の3分の1以下のものを除く。) ロ 周辺の生活環境に影響を及ぼすおそれがあると区長が認める用途に供する建築物で、その用途に供す る部分(階段、便所、作業場等を除く。)の床面積の合計が500平方メートルを超えるもの (4) 紛争 次のイ又はロに掲げる紛争をいう。 イ 中高層建築物又は大規模建築物の建築に伴って生ずる日照、通風及び採光の阻害、風害、電波障害等 並びに工事中の騒音、振動等の周辺の生活環境に及ぼす影響に関する近隣関係住民と建築主との間の紛 争 ロ 特定用途建築物の用途の特性が周辺の生活環境に及ぼす影響に関する周辺関係住民と建築主との間の 紛争 (5) 用途の変更 既存の建築物の用途を変更して特定用途建築物にすること(法第87条第1項において準 用する法第6条第1項若しくは第6条の2第1項に規定する確認又は法第18条第2項に規定する通知を必 要とするものに限る。)をいう。 (6) 建築主 中高層建築物等に関する工事の請負契約の注文者若しくは請負契約によらないで自らその工 事をする者又はその用途の変更をする者をいう。 (7) 近隣関係住民 次のイ又はロに掲げる者をいう。 イ 中高層建築物又は大規模建築物の敷地境界線から当該建築物の高さの2倍の水平距離の範囲内にある 土地又は建築物に関して権利を有する者及び当該範囲内に居住する者 ロ 中高層建築物又は大規模建築物による電波障害の影響を著しく受けると認められる者 (8) 隣接関係住民 中高層建築物等の敷地境界線から当該建築物の高さと等しい水平距離の範囲内に居住 する者をいう。 (9) 周辺関係住民 特定用途建築物の敷地境界線から規則で定める距離の範囲内にある土地又は建築物に 関して権利を有する者及び当該範囲内に居住する者をいう。 (区長の責務) 第3条 区長は、紛争を未然に防止するよう努めるとともに、紛争が生じたときは、迅速かつ適正に調整する よう努めなければならない。 (当事者の責務) 第4条 建築主は、紛争を未然に防止するため、中高層建築物等の建築又は用途の変更を計画するに当たって は、周辺の生活環境に及ぼす影響に十分配慮するとともに、良好な近隣関係を損なわないよう努めなければ ならない。 2 建築主、近隣関係住民及び周辺関係住民は、紛争が生じたときは、相互の立場を尊重し、互譲の精神をも って、自主的に解決するよう努めなければならない。

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(標識の設置等) 第5条 建築主は、中高層建築物等の建築又は用途の変更をしようとするときは、近隣関係住民又は周辺関係 住民(以下「近隣関係住民等」という。)にその計画の周知を図るため、当該建築敷地の見やすい場所に、 規則で定めるところにより標識を設置しなければならない。 2 建築主は、前項の規定により標識を設置したときは、速やかにその旨を規則で定めるところにより、区長 に届け出なければならない。 (説明会の開催等) 第6条 次の各号に掲げる行為を行う建築主は、それぞれ当該各号に掲げるものに対し、規則で定めるところ により、説明会の開催等を行い、その計画の内容について説明しなければならない。 (1) 中高層建築物の建築 隣接関係住民及び説明の申出があった近隣関係住民 (2) 大規模建築物の建築 隣接関係住民及び説明の申出があった近隣関係住民 (3) 特定用途建築物の建築又は用途の変更 隣接関係住民及び説明の申出があった周辺関係住民 (4) 大規模建築物若しくは特定用途建築物の建築又は用途の変更(周辺の生活環境に及ぼす影響を勘案し て規則で定めるものに限る。) 規則で定める団体 2 建築主は、前項の規定により説明(近隣関係住民等に対するものを除く。)を行ったときは、規則で定め るところにより、その内容について区長に報告しなければならない。 3 区長は、必要があると認めるときは、建築主に対し、第1項の規定により行った説明(近隣関係住民等に 対するものに限る。)の内容について報告を求めることができる。 (あっせん) 第7条 区長は、建築主と近隣関係住民等の双方から紛争の調整の申出があったときは、あっせんを行う。 2 区長は、前項の規定にかかわらず、建築主又は近隣関係住民等の一方から紛争の調整の申出があった場合 において、相当な理由があると認めるときは、あっせんを行うことができる。 3 区長は、当事者間をあっせんし、双方の主張の要点を確かめ、紛争が解決されるよう努めなければならな い。 (あっせんの打切り) 第8条 区長は、当該紛争について、あっせんによっては紛争の解決の見込みがないと認めるときは、あっせ んを打ち切ることができる。 (調停) 第9条 区長は、前条の規定によりあっせんを打ち切った場合において、必要があると認めるときは、当事者 に対し、調停に移行するよう勧告することができる。 2 区長は、前項に規定する勧告をした場合において、当事者の双方がその勧告を受諾したときは、調停を行 う。 3 区長は、前項の規定にかかわらず、当事者の一方が第1項に規定する勧告を受諾した場合において、相当 な理由があると認めるときは、調停を行うことができる。 4 区長は、調停を行うに当たって必要があると認めるときは、調停案を作成し、当事者に対し、期間を定め てその受諾を勧告することができる。 5 区長は、調停を行うに当たっては、目黒区建築紛争調停委員会(以下「調停委員会」という。)の意見を 聴かなければならない。 (調停の打切り) 第10条 区長は、当事者間に合意が成立する見込みがないと認めるときは、調停を打ち切ることができる。 2 前条第4項の規定による勧告が行われた場合において、定められた期間内に当事者の双方から受諾する旨 の申出がないときは、当該調停は打ち切られたものとみなす。 (調停委員会) 第11条 区長の付属機関として、調停委員会を置く。 2 調停委員会は、第9条第5項の規定による区長の意見の求めに応じ、必要な調査審議を行い意見を述べる とともに、区長の諮問に応じて、紛争の予防と調整に関する重要事項について調査審議する。 3 調停委員会は、法律・建築又は環境等の分野に関し優れた知識及び経験を有する者のうちから区長が委嘱 する委員6人以内をもって組織する。 4 委員の任期は2年とし、補欠委員の任期は前任者の残任期間とする。ただし、再任を妨げない。 5 調停委員会に会長を置き、委員のうちから互選により定める。 6 会長は、調停委員会を代表し、会務を総理する。 7 会長に事故があるときは、あらかじめ会長の指名する委員がその職務を代理する。

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8 調停委員会は、区長が招集する。 9 調停委員会は、委員の半数以上の出席がなければ、会議を開くことができない。 10 調停委員会の議事は、出席した委員の過半数をもって決し、可否同数のときは、会長の決するところによ る。 11 前2項の規定にかかわらず、第9条第5項の規定による調停委員会の意見は、会長が事案ごとに指名する 3人以上の委員の合意によることができる。 (出頭) 第12条 区長は、あっせん又は調停のため必要があると認めるときは、当事者の出頭を求め、その意見を聴く ことができる。 (関係図書の提出) 第13条 区長は、あっせん又は調停のため必要があると認めるときは、当事者に対し、関係図書の提出を求め ることができる。 (工事着手の延期等の要請) 第14条 区長は、あっせん又は調停のため必要があると認めるときは、建築主に対して、期間を定めて工事の 着手の延期又は工事の停止を要請することができる。 (公表) 第15条 区長は、次の各号のいずれかに該当し、かつ、必要があると認めるときは、その旨を公表することが できる。 (1) 建築主が第5条第1項の規定による標識設置をしないとき。 (2) 建築主が第5条第2項の規定による届出をしないとき。 (3) 建築主が第6条第2項の規定による報告をしないとき。 (4) 第12条の規定による出頭の求めを受けた当事者がその求めに正当な理由がなく従わないとき。 (5) 第13条の規定による関係図書の提出の求めを受けた当事者がその求めに正当な理由がなく従わないと き。 (6) 前条の規定による工事の着手の延期又は工事の停止の要請を受けた建築主がその要請に正当な理由が なく従わないとき。 (東京都中高層建築物の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例の適用関係) 第16条 東京都中高層建築物の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例(昭和53年7月東京都条例第64号) の適用を受ける中高層建築物等については、この条例は適用しない。ただし、第1条から第6条まで及び第 17条の規定に限り、第5条第1項中「設置しなければならない」とあるのは「設置するよう努めなければな らない」と、同条第2項中「届け出なければならない」とあるのは「届け出るよう努めなければならない」 と、第6条第1項中「説明しなければならない」とあるのは「説明するよう努めなければならない」と、同 条第2項中「報告しなければならない」とあるのは「報告するよう努めなければならない」と読み替えて適 用する。 (委任) 第17条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。 付則 1 この条例は、公布の日から起算して3月を超えない範囲内において規則で定める日から施行する。(昭54 年規則第2号で、昭和54年2月20日から施行) 2 区が建築主である中高層建築物等については、第7条から第15条までの規定は適用しない。 付 則 (施行期日) 1 この条例は、平成20 年4月1日から施行する。 (経過措置) 2 この条例による改正後の目黒区中高層建築物等の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例(以下「新条 例」という。)第5条第1項の規定を適用するとしたならば、同項の規定によりこの条例の施行の日の前日ま でに標識の設置を行わなければならないこととなる建物については、新条例の規定は適用せず、なお従前の 例による。

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目黒区中高層建築物等の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例施行規則 昭和54年1月目黒区規則第3号 (趣旨) 第1条 この規則は、目黒区中高層建築物等の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例(昭和 53 年 12 月目 黒区条例第 30 号。以下「条例」という。)の施行について必要な事項を定めるものとする。 (用語) 第2条 この規則で使用する用語は、条例で使用する用語の例による。 (特定用途建築物に該当する建築物の用途) 第2条の2 条例第2条第2項第3号ロの区長が認める用途は、次のとおりとする。 1 斎場 2 結婚式場 3 興行場 4 ぱちんこ屋 5 ゲームセンター(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和23年法律第122号)第2条 第1項第5号に規定する営業を目的とする施設の用途をいう。) (周辺関係住民の対象範囲に係る特定用途建築物からの距離) 第2条の3 条例第2条第2項第9号の規則で定める距離は、次の各号に掲げる特定用途建築物の区分に応じ、 それぞれ当該各号に定める距離とする。 1 条例第2条第2項第3号イに掲げる特定用途建築物 25メートル 2 条例第2条第2項第3号ロに掲げる特定用途建築物 100メートル (標識の表示内容) 第3条 条例第5条第1項に規定する標識(以下「標識」という。)には、次に掲げる事項を表示しなければ ならない。 1 中高層建築物等の名称 2 中高層建築物等の概要 3 着工予定日及び完了予定日 4 建築主、設計者及び施工者の氏名及び住所 5 標識設置年月日 6 その他区長が必要と認める事項 (標識の設置場所) 第4条 標識は、建築敷地の道路に接する部分(建築敷地が2以上の道路に接するときは、そのそれぞれの道 路に接する部分)に、地面から標識の下端までの高さがおおむね1メートルとなるよう設置しなければなら ない。 (標識の設置期間) 第5条 延べ面積が 3,000 平方メートル以上で、かつ、高さが 15 メートルを超える大規模建築物及び条例第 2条第2項第3号ロに掲げる特定用途建築物に係る標識の設置期間は、次の各号に掲げる手続(2以上の手 続を行う場合は、最初の手続)をしようとする日の少なくとも 90 日前から、建築基準法(昭和 25 年法律第 201 号。以下「法」という。)第7条第1項に規定する完了検査の申請若しくは法第 18 条第 16 項に規定す る工事の完了の通知をした日又は法第7条の2第4項に規定する工事が完了した日までの間とする。 (1) 法第6条第1項(法第87条第1項において準用する場合を含む。)に規定する確認の申請 (2) 法第6条の2第1項(法第87条第1項において準用する場合を含む。)に規定する確認を受けるため の書類の提出 (3) 法第6条の3第1項に規定する構造計算適合性判定の申請 (4) 法第18条第2項(法第87条第1項において準用する場合を含む。)に規定する計画の通知 (5) 法第18条第4項に規定する構造計算適合性判定に係る通知 (6) 法第44条第1項第3号、第55条第2項、第57条第1項、第68条第5項、第68条の3第1項から第3項 まで、第68条の4、第68条の5の5第1項若しくは第2項、第68条の5の6、第86条第1項若しくは第2 項、第86条の2第1項又は、第86条の6第2項又は第86条の8第1項若しくは第3項に規定する認定の申 請 (7) 法第43条第1項ただし書、第44条第1項第2号若しくは第4号、第47条ただし書、第48条第1項から

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書(法第87条第2項又は第3項において準用する場合を含む。)、第52条第10項、第11項若しくは第14項、 第53条第4項若しくは第5項第3号、第53条の2第1項第3号若しくは第4号(法第57条の5第3項にお いて準用する場合を含む。)、第55条第3項各号、第56条の2第1項ただし書、第59条第1項第3号若し くは第4項、第59条の2第1項、第60条の2第1項第3号、第67条の3第3項第2号、第5項第2号若し くは第9項第2号、第68条第1項第2号、第2項第2号若しくは第3項第2号、第68条の3第4項、第68 条の5の3第2項、第68条の7第5項、第86条第3項若しくは第4項又は第86条の2第2項若しくは第3 項に規定する許可の申請 (8) 法第58条に規定する高度地区に関する都市計画で定められた特例の許可又は認定の申請 (9) 建築物の耐震改修の促進に関する法律(平成7年法律第123号)第17条第1項(同法第18条第2 項において準用する場合を含む。)に規定する計画の認定の申請 (10) 密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律(平成9年法律第49号)第4条第1項若しく は第7条第1項に規定する認定の申請又は同法第116条第1項に規定する許可の申請 (11) マンションの建替え等の円滑化に関する法律(平成14年法律第78号)第105条第1項に規定する許可 の申請 (12) 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(平成18年法律第91号)第17条第1項(同法 第18条第2項において準用する場合を含む。)に規定する計画の認定の申請 (13) 長期優良住宅の普及の促進に関する法律(平成20年法律第87号)第5条第1項から第3項まで(同 法第8条第2項において準用する場合を含む。)に規定する計画の認定の申請 (14) 都市の低炭素化の促進に関する法律(平成 24 年法律第 84 号)第 53 条第1項又は第 55 条第1項に規定 する計画の認定の申請 (15) 建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(平成 27 年法律第 53 号)第 29 条第 1 項又は第 31 条第1項に規定する計画の認定の申請 (16) 目黒区特別工業地区内における建築物の制限に関する条例(平成15年12月目黒区条例第34号)第2条 ただし書に規定する許可の申請 (17) 目黒区斜面地建築物の制限に関する条例(平成19年11月目黒区条例第46号)第7条第1項に規定する 許可の申請 (18) 東京都文教地区建築条例(昭和25年12月東京都条例第88号)第3条ただし書又は第4条ただし書に 規定する許可の申請 (19) 東京都建築安全条例(昭和25年12月東京都条例第89号)第2条第3項、第3条第1項ただし書、第4 条第3項、第8条の19第1項、第10条第4号、第10条の2第1項ただし書、第10条の3第2項第2号、第 17条第3号、第21条第2項、第22条ただし書、第24条ただし書、第32条ただし書、第41条第1項ただし書、 第52条又は第73条の20に規定する認定の申請 (20) 東京都駐車場条例(昭和33年10月東京都条例第77号)第17条第1項各号、第17条の2第1項各号、第17 条の3各号、第17条の4第1項各号、第17条の5第3項、第18条第1項若しくは第2項又は第19条の2第 1項各号に規定する認定の申請 (21) 高齢者、障害者等が利用しやすい建築物の整備に関する条例(平成15年12月東京都条例第155号)第 14条に規定する認定の申請 2 前項に規定する大規模建築物以外の大規模建築物、延べ面積が1,000平方メートルを超え、又は高さが15 メートルを超える中高層建築物及び条例第2条第2項第3号イに掲げる特定用途建築物に係る標識の設置 期間は、前項各号に掲げる手続(2以上の手続を行う場合は、最初の手続)をしようとする日の少なくとも 60日前から、法第7条第1項に規定する完了検査の申請若しくは法第18条第16項に規定する工事の完了の通 知をした日又は法第7条の2第4項に規定する工事が完了した日までの間とする。 3 前項に規定する中高層建築物以外の中高層建築物に係る標識の設置期間は、第1項各号に掲げる手続(2 以上の手続を行う場合は、最初の手続)をしようとする日の少なくとも30日前から、法第7条第1項に規定 する完了検査の申請若しくは法第18条第16項に規定する工事の完了の通知をした日又は法第7条の2第4 項に規定する工事が完了した日までの間とする。 (標識の設置方法等) 第6条 建築主は、風雨等のため容易に破損し、又は倒壊しない方法で標識を設置するとともに、表示内容が その期間中不鮮明にならないように標識を維持管理しなければならない。 第7条 削除 (標識の設置届等)

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3条各号に掲げる事項を記載した届書に、次の各号に掲げる図書を添えて、区長に届け出なければならない。 (1) 中高層建築物等の敷地内における中高層建築物等の配置図 (2) 中高層建築物等の平面図 (3) 中高層建築物等の立面図 (4) 中高層建築物等の断面図 (5) 中高層建築物等の日影図 (6) その他区長が必要と認める書類 2 建築主は、前項の届出内容に変更が生じたときは、次の各号に掲げる変更の区分に応じ、それぞれ当該各 号に定める手続を行わなければならない。 (1) 標識の表示内容の訂正を要する変更 速やかに標識の当該表示内容を訂正した上で、その旨を訂正の 日から5日以内に区長に届け出ること。 (2) 標識の表示内容の訂正を要しない変更 その旨を変更の日から5日以内に区長に届け出ること。 (説明会の開催等) 第9条 条例第6条第1項の規定による説明(隣接関係住民及び第7項に規定する団体に対するものに限る。) は、標識設置の日(次項第2号に規定する説明会の開催の要望があったときは、当該要望のあった日)から 15日以内に実施するよう努めなければならない。 2 条例第6条第1項の規定による説明は、次に掲げる中高層建築物等については、説明会の開催により行わ なければならない。 (1) 第5条第1項に規定する大規模建築物 (2) 前号に規定する大規模建築物以外の大規模建築物及び条例第2条第2項第3号イに掲げる特定用途 建築物のうち、建築物全体の戸数が30以上のもので、隣接関係住民から説明会の開催の要望があったもの 3 前項第2号の要望は、標識設置の日から30日以内に行うよう努めなければならない。 4 建築主は、条例第6条第1項の規定により説明会を開催しようとするときは、開催日の5日前までに、日 時及び場所を掲示等の方法により条例第6条第1項各号に掲げる行為の区分に応じ、それぞれ当該各号に掲 げるものに周知させなければならない。 5 条例第6条第1項の規定により説明すべき計画の内容は、次のとおりとする。 (1) 中高層建築物等の敷地の形態及び規模、敷地内における中高層建築物等の位置並びに付近の建築物の 位置の概要 (2) 中高層建築物等の規模、構造及び用途 (3) 中高層建築物等の工期、工法及び作業方法等 (4) 中高層建築物等の工事による危害の防止策 (5) 中高層建築物等の建築又は用途の変更に伴って生ずる周辺の生活環境に及ぼす著しい影響及びその 対策 6 条例第6条第1項第4号の規則で定めるものは、条例第2条第2項第3号ロに掲げる特定用途建築物に係 る建築又は用途の変更とする。 7 条例第6条第1項第4号の規則で定める団体は、当該建築又は用途の変更に係る計画地がその活動区域内 にある目黒区地域街づくり条例(平成19年3月目黒区条例第20号)第8条第1項に規定する地域街づくり団 体及び総合的な街づくり活動を継続的に行っている団体で、当該活動を勘案して説明を要すると区長が認め るものとする。 8 条例第6条第1項第4号に掲げる団体に対する説明は、前項の団体の代表者に対して行うものとする。 (説明会等の報告) 第10条 条例第6条第2項の規定による報告は、第5条第1項各号に掲げる手続(2以上の手続を行う場合は、 最初の手続)をしようとする日の5日前までに、次に掲げる事項を記載した報告書により行わなければなら ない。 (1) 建築主の氏名及び住所 (2) 中高層建築物等の名称及び敷地の地名地番 (3) 標識設置届出日 (4) 説明会の開催状況等 (5) その他区長が必要と認める事項 (紛争調整の申出) 第11条 条例第7条第1項又は第2項の規定による申出は、次に掲げる事項を記載した申出書により行わなけ

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(1) 中高層建築物等の名称及び敷地の地名地番 (2) 申出者及び紛争の相手方の氏名及び住所 (3) 紛争の調整を求める事項 (4) 交渉経過の概要 (5) その他区長が必要と認める事項 (調停移行の勧告等) 第12条 当事者は、条例第9条第1項の規定による勧告を受諾したときは、その旨を区長に届け出なければな らない。 (調停案の受諾勧告) 第13条 当事者は、条例第9条第4項の規定による勧告を受諾したときは、その旨を区長に届け出なければな らない。 (手続の非公開) 第14条 あっせん又は調停の手続は、公開しない。ただし、当事者双方の同意があった場合は、この限りでな い。 (代表当事者の選定) 第15条 区長は、あっせん又は調停のため必要があると認めるときは、当事者の中からあっせん又は調停の手 続における当事者となる1人又は数人(次項において「代表当事者」という。)を選定するよう求めること ができる。 2 当事者は、前項の規定による代表当事者を選定したときは、書面をもって区長に届け出なければならない。 (公表) 第16条 条例第15条の規定による公表は、目黒区が発行する広報紙への掲載その他の方法により行うものとす る。 (様式) 第17条 条例及びこの規則の施行について必要な様式は、別に定める。 (委任) 第18条 前条に定めるもののほか、条例及びこの規則の施行に関し必要な事項は、別に定める。

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目 黒 区 中 高 層 建 築 物 等 の 建 築 に 係 る 紛 争 の 予 防 と 調 整 に 関 す る 条 例 及 び 同 条 例 施 行 規 則 に 関 す る 実 施 要 領 平 成 2 0 年 4 月 1 日 付 け 目 都 計 第 8 号 決 定 ( 趣 旨 ) 第 1 条 こ の 要 領 は 、 目 黒 区 中 高 層 建 築 物 等 の 建 築 に 係 る 紛 争 の 予 防 と 調 整 に 関 す る 条 例 ( 昭 和 5 3 年 1 2 月 目 黒 区 条 例 第 3 0 号 。以 下「 条 例 」と い う 。)及 び 目 黒 区 中 高 層 建 築 物 等 の 建 築 に 係 る 紛 争 の 予 防 と 調 整 に 関 す る 条 例 施 行 規 則 ( 昭 和 5 4 年 1 月 目 黒 区 規 則 第 3 号 。 以 下 「 規 則 」 と い う 。) の 運 用 に お け る 必 要 な 事 項 を 定 め る も の と す る 。 ( 用 語 ) 第 2 条 こ の 要 領 で 使 用 す る 用 語 は 、 条 例 で 使 用 す る 用 語 の 例 に よ る 。 ( 対 象 建 築 物 ) 第 3 条 中 高 層 建 築 物 等 の 建 築 に お け る 対 象 建 築 物 の う ち 、 増 築 に か か わ る も の は 、 次 の と お り と す る 。 (1) 既 存 建 築 物 が 中 高 層 建 築 物 等 に 該 当 せ ず 、 増 築 す る こ と に よ り 、 当 該 建 築 物 が 中 高 層 建 築 物 等 に 該 当 す る も の (2) 既 存 建 築 物 が 中 高 層 建 築 物 等 に 該 当 し 、 増 築 す る こ と に よ り 、 当 該 建 築 物 が 中 高 層 建 築 物 等 に 再 度 該 当 す る も の 、 か つ 、 増 築 部 分 の み で 中 高 層 建 築 物 等 に 該 当 す る も の 2 法 第 6 条 第 1 項 の 確 認 申 請 が 必 要 と な る 仮 設 建 築 物 の 建 築 の う ち 、 中 高 層 建 築 物 等 に 該 当 す る も の は 対 象 と な る 。 3 条 例 第 2 条 第 2 項 第 1 号 の 中 高 層 建 築 物 に お け る 用 途 地 域 の 区 分 に よ る 判 断 は 、 敷 地 が 2 以 上 の 用 途 地 域 に わ た る 場 合 、建 築 物 の 部 分 が 属 す る そ れ ぞ れ の 用 途 地 域 に よ る も の と す る 。 4 条 例 第 2 条 第 2 項 第 5 号 で 定 め る 用 途 を 変 更 し て 特 定 用 途 建 築 物 に す る こ と と は 、 既 存 建 築 物 が 特 定 用 途 建 築 物 で あ る か 否 か に か か わ ら ず 、 用 途 変 更 後 、 当 該 建 築 物 が 特 定 用 途 建 築 物 に 該 当 す る も の と す る 。 5 規 則 第 2 条 の 2 に 規 定 す る 各 号 の 用 途 は 、 次 の 各 号 に よ る 。 (1) 斎 場 及 び 結 婚 式 場 に お い て は 、 駐 車 場 法 ( 昭 和 3 2 年 法 律 第 1 0 6 号 ) 及 び 駐 車 場 法 施 行 令 ( 昭 和 3 2 年 政 令 第 3 4 0 号 ) に 規 定 さ れ る も の と す る 。 (2) 興 行 場 に お い て は 、 興 行 場 法 ( 昭 和 2 3 年 法 律 第 1 3 7 号 ) に 規 定 さ れ る も の と す る 。 (3) ぱ ち ん こ 屋 及 び ゲ ー ム セ ン タ ー に お い て は 、 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 す る 法 律 ( 昭 和 2 3 年 法 律 第 1 2 2 号 ) に 規 定 さ れ る も の と す る 。 ( 標 識 の 様 式 ) 第 4 条 規 則 第 3 条 に 規 定 す る 標 識 ( 以 下 「 標 識 」 と い う 。 ) の 様 式 は 、 別 記 第 1 号 様 式 に よ る 。 2 前 項 に 規 定 す る 標 識 は 、 次 の 各 号 に 留 意 し 作 成 し た も の と す る 。 (1) 建 築 物 の 概 要 に お け る 表 示 事 項 は 、建 築 基 準 法( 昭 和 2 5 年 法 律 第 2 0 1 号 。以 下「 法 」 と い う 。) 及 び 建 築 基 準 法 施 行 令 ( 昭 和 2 5 年 政 令 第 3 3 8 号 。 以 下 「 令 」 と い う 。) に お い て 使 用 す る 用 語 の 例 に よ る 。 (2) 法 人 以 外 に お け る 建 築 主 の 住 所 又 は 電 話 番 号 は 、 特 段 の 事 由 が あ る 場 合 に お い て 、 標 識 の 表 示 を 省 略 す る こ と が で き る 。

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( 標 識 の 設 置 方 法 ) 第 5 条 規 則 第 4 条 に い う 敷 地 の 道 路 に 接 す る 部 分 と は 、 原 則 と し て 法 第 4 2 条 各 項 に 規 定 す る 道 路 と 平 行 に 面 す る 部 分 と す る 。 た だ し 、 車 両 の 出 入 り 等 の 事 由 に よ り 、 や む を 得 な い 場 合 に は 、 道 路 か ら 見 や す い 場 所 に 標 識 を 掲 示 し た 場 合 は 、 こ の 限 り で は な い 。 2 規 則 第 5 条 第 1 項 に 規 定 す る 大 規 模 建 築 物 に お い て は 、 前 項 の 標 識 の 設 置 と 共 に A 2 判 程 度 の 配 置 図 を 併 設 し な け れ ば な ら な い 。 3 第 3 条 第 1 項 の 増 築 に お け る 標 識 設 置 期 間 は 、 増 築 部 分 の 規 模 を 基 準 に 期 間 を 定 め る 。 ( 標 識 の 設 置 届 等 の 留 意 事 項 ) 第 6 条 規 則 第 8 条 第 1 項 及 び 第 2 項 の 規 定 に よ る 標 識 設 置 及 び 変 更 の 届 出 は 、 別 記 第 2 号 様 式 の 届 書 を 表 紙 と し て 提 出 し な け れ ば な ら な い 。 2 前 項 様 式 の 裏 面 に お け る 標 識 設 置 状 況 の 写 真 の 添 付 は 、 遠 影 に あ っ て は 可 能 な 限 り 敷 地 全 体 を 含 む も の 、 近 影 に あ っ て は 標 識 の 文 字 が 読 め る も の と し な け れ ば な ら な い 。 3 規 則 第 8 条 第 1 項 第 5 項 の 規 定 に よ る 日 影 図 は 、 次 の 各 号 を 明 示 し 作 成 し た も の と す る 。 (1) 敷 地 内 に お け る 建 築 物 の 位 置 (2) 建 築 物 の 各 部 分 の 高 さ (3) 建 築 物 が 冬 至 日 の 真 太 陽 時 に よ る 午 前 8 時 か ら 1 時 間 ご と に 午 後 4 時 ま で の 地 盤 面 に 生 じ さ せ る 日 影 の 形 状 (4) 隣 接 関 係 住 民 、 近 隣 関 係 住 民 及 び 周 辺 関 係 住 民 の 建 築 物 の 位 置 及 び 名 称 (5) 前 号 の 建 築 物 と な る 範 囲 4 規 則 第 8 条 第 1 項 の 規 定 に よ る 標 識 設 置 の 届 出 は 、 標 識 を 設 置 し た 日 か ら 起 算 し て 5 日 目 が 閉 庁 日 に 当 た り 次 の 開 庁 日 の 初 日 に 届 出 た 場 合 は 、 5 日 以 内 に 届 出 が あ っ た も の と す る 。 5 標 識 設 置 届 の 届 出 が 規 則 第 8 条 第 1 項 に 定 め る 期 間 内 に 行 わ れ な か っ た 場 合 は 、 規 則 第 5 条 第 1 項 、 第 2 項 及 び 第 3 項 に 定 め る 標 識 の 設 置 期 間 の 起 算 日 を 、 当 該 届 出 の 日 か ら 5 日 前 の 日 と し て 扱 う も の と す る 。 ( 建 築 計 画 の 取 り や め ) 第 7 条 建 築 主 は 、 建 築 に 係 る 計 画 を 取 り や め た と き は 、 速 や か に 標 識 を 撤 去 し な け れ ば な ら な い 。 2 建 築 主 は 前 項 の 規 定 に 基 づ き 標 識 を 撤 去 し た と き は 、 別 記 第 3 号 様 式 に よ る 標 識 設 置 の 取 り や め 届 を 速 や か に 区 長 に 提 出 す る も の と す る 。 ( 説 明 会 の 開 催 等 の 留 意 事 項 ) 第 8 条 条 例 第 6 条 第 1 項 に 規 定 す る 説 明 会 の 開 催 等 は 、 次 の 各 号 に 留 意 す る も の と す る 。 (1) 説 明 会 の 開 催 等 は 、 個 別 訪 問 又 は 説 明 会 の 開 催 に よ る 説 明 と す る 。 た だ し 、 説 明 会 の 開 催 が 義 務 と な る 場 合 は 、 第 1 回 説 明 会 の 開 催 後 、 個 別 訪 問 又 は 説 明 会 の 開 催 に よ る 説 明 と す る 。 (2) 説 明 会 の 欠 席 者 に お い て は 、 個 別 訪 問 又 は 再 度 の 説 明 会 の 開 催 に よ る 説 明 を 行 い 、 条 例 第 6 条 第 1 項 に 規 定 す る 住 民 等 ( 以 下 、「 住 民 等 」 と い う 。) に と っ て 、 原 則 と し て 説 明 が な さ れ る ま で と す る 。 (3) 個 別 訪 問 又 は 説 明 会 の 開 催 に よ る 説 明 は 、 建 築 計 画 説 明 資 料 等 の 配 布 又 は 提 示 し 、 行 う も の と す る 。

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(4) 前 項 の 建 築 計 画 説 明 資 料 は 、規 則 第 8 条 第 1 項 の 添 付 図 書 に 準 じ る も の と す る 。た だ し 、 特 段 の 事 由 が あ る 場 合 は 、 建 築 計 画 説 明 資 料 の 平 面 図 及 び 断 面 図 を 省 略 等 で き る も の と す る 。 (5) 個 別 訪 問 に よ る 説 明 と は 、 原 則 と し て 面 会 に よ る 説 明 と す る 。 た だ し 、 住 民 等 の 指 示 に よ る 場 合 は 、 こ の 限 り と は し な い 。 (6) 前 項 の 個 別 訪 問 に お い て 不 在 の 場 合 に は 、 訪 問 理 由 及 び 連 絡 方 法 等 を 記 載 し た 書 類 並 び に 建 築 計 画 説 明 資 料 を 各 戸 ポ ス ト に 投 函 し 、 訪 問 し て い る こ と を 通 知 す る こ と 。 た だ し 、 住 民 等 の 指 示 に よ る 場 合 は 、 こ の 限 り と は し な い 。 (7) 前 項 の 不 在 の 場 合 に お い て 、 時 間 帯 、 平 日 又 は 休 日 等 の 日 時 を 変 え て 、 少 な く と も 3 回 以 上 個 別 訪 問 を 行 っ た も の は 、 第 2 号 に か か わ ら ず 、 個 別 訪 問 に よ る 説 明 を 行 わ れ た も の と す る 。 (8) 規 則 第 9 条 第 4 項 の 規 定 に よ る 説 明 会 開 催 の 周 知 に あ た っ て 、 開 催 通 知 の 各 戸 配 布 を し た 説 明 会 の 開 催 回 数 は 、 前 項 の 個 別 訪 問 回 数 に 含 め る こ と が で き る 。 2 規 則 第 8 条 第 2 項 の 規 定 に よ る 建 築 計 画 の 変 更 の 内 容 が 、 従 前 の 計 画 よ り も 隣 接 関 係 住 民 に 対 す る 影 響 が 大 き く な る と 認 め ら れ る 場 合 に は 、 そ の 隣 接 関 係 住 民 に 再 説 明 し な け れ ば な ら な い 。 た だ し 、 あ っ せ ん 及 び 調 停 に よ り 、 そ の 隣 接 関 係 住 民 と の 話 合 い に 伴 う 建 築 計 画 の 変 更 は 、 こ の 限 り と は し な い 。 3 大 幅 に 計 画 が 変 わ る 場 合 、 標 識 設 置 届 は 改 め て 提 出 し 、 そ の 後 の 手 続 ( 近 隣 説 明 を 含 む 。) も 再 度 行 う も の と す る 。 た だ し 、 あ っ せ ん 及 び 調 停 に よ り 、 そ の 隣 接 関 係 住 民 と の 話 合 い に 伴 う 建 築 計 画 の 変 更 は 、 こ の 限 り と は し な い 。 4 建 築 主 は 、 中 高 層 建 築 物 等 の 敷 地 境 界 線 か ら 当 該 建 築 物 の 高 さ と 等 し い 水 平 距 離 の 範 囲 内 の 居 住 者 以 外 の 土 地 建 物 の 権 利 者 に 対 し て 、 建 築 計 画 の 説 明 に 努 め る も の と す る 。 5 建 築 計 画 等 の 説 明 は 、 建 築 主 が 行 う も の と す る 。 た だ し 、 建 築 主 が 同 席 の 上 、 計 画 、 設 計 及 び 施 工 等 専 門 知 識 を 必 要 と す る と き は 、 設 計 者 及 び 工 事 施 工 者 が 代 っ て 説 明 す る こ と が で き る 。 6 建 築 主 か ら 委 任 を 受 け て 、 建 築 主 の 代 理 者 か つ 建 築 計 画 等 の 説 明 を 代 行 す る 者 は 、 建 築 主 か ら の 委 任 権 限 の 範 囲 及 び 内 容 を 書 面 等 に て 明 確 に す る こ と と す る 。 ( 説 明 会 等 の 報 告 の 様 式 ) 第 9 条 規 則 第 1 0 条 に 規 定 す る 報 告 書 の 様 式 は 、 別 記 第 4 号 様 式 に よ る 。 2 区 長 は 、 条 例 第 6 条 第 3 項 の 規 定 に よ り 説 明 会 等 の 内 容 に つ い て 報 告 を 求 め よ う と す る と き は 、 別 記 第 5 号 様 式 に よ り 建 築 主 に 通 知 す る も の と す る 。 3 建 築 主 は 、 前 項 に 規 定 す る 報 告 を 求 め ら れ た と き は 、 別 記 第 6 号 様 式 に よ り 区 長 に 報 告 し な け れ ば な ら な い 。 4 条 例 第 6 条 第 2 項 又 は 第 3 項 の 報 告 を 行 う と き は 、 次 の 各 号 に 掲 げ る も の を 添 付 す る も の と す る 。 (1) 配 布 し た 訪 問 理 由 及 び 連 絡 方 法 等 を 記 載 し た 書 類 (2) 配 布 し た 建 築 計 画 説 明 資 料 (3) 第 6 条 第 3 項 に 規 定 す る 日 影 図 (4) 前 条 第 6 項 の 書 面 等

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5 前 項 第 1 号 の 日 影 図 に は 、 別 記 第 4 号 様 式 の 「 8 関 係 住 民 名 簿 と 説 明 状 況 」 に お け る 番 号 と 照 合 で き る 建 築 物 の 番 号 を 明 示 す る も の と す る 。 ( 確 認 等 申 請 前 の 報 告 及 び 照 合 ) 第 1 0 条 建 築 主 は 、 規 則 第 5 条 第 1 項 各 号 の 手 続 き に あ た っ て 、 当 該 確 認 の 申 請 、 確 認 を 受 け る た め の 書 類 の 提 出 、 計 画 の 通 知 、 認 定 の 申 請 及 び 許 可 の 申 請 に お け る 図 書 が 、 第 8 条 各 項 の 規 定 に よ る 届 書 の 添 付 図 書 か ら 変 更 が な い 旨 を 区 長 に 報 告 す る と と も に 、 図 書 の 照 合 を 受 け な け れ ば な ら な い 。 2 前 項 の 報 告 及 び 照 合 は 、 規 則 第 5 条 各 項 の 手 続 き 可 能 日 以 降 に で き る も の と す る 。 ( 紛 争 調 整 の 申 出 ) 第 1 1 条 建 築 主 、近 隣 関 係 住 民 又 は 周 辺 関 係 住 民( 以 下「 近 隣 関 係 住 民 等 」と い う 。)は 、条 例 第 7 条 第 1 項 又 は 第 2 項 の 規 定 に よ り 紛 争 の 調 整 の 申 出 を し よ う と す る と き は 、 別 記 第 7 号 様 式 に よ り 区 長 に 申 し 出 な け れ ば な ら な い 。 ( あ っ せ ん の 開 始 及 び 開 催 通 知 ) 第 1 2 条 区 長 は 、 条 例 第 7 条 第 1 項 又 は 第 2 項 の 規 定 に よ り あ っ せ ん を 行 う こ と を 決 定 し た と き は 、 別 記 第 8 号 様 式 に よ り 当 事 者 に 通 知 す る も の と す る 。 2 2 回 目 以 降 の あ っ せ ん の 開 催 通 知 は 、 口 頭 に よ り 当 事 者 に 通 知 す る こ と が で き る 。 ( あ っ せ ん の 打 切 り ) 第 1 3 条 区 長 は 、 条 例 第 8 条 の 規 定 に よ り あ っ せ ん を 打 ち 切 っ た と き は 、 別 記 第 9 号 様 式 に よ り 当 事 者 に 通 知 す る も の と す る 。 ( 紛 争 調 整 申 出 書 の 取 下 げ ) 第 1 4 条 区 長 は 、 当 該 建 築 計 画 に 係 る 当 事 者 と の 紛 争 の 解 決 が 図 ら れ た と き は 、 建 築 主 及 び 近 隣 関 係 住 民 等 に 対 し て 紛 争 調 整 申 出 書 の 取 下 げ を 求 め る こ と が で き る 。 ( 調 停 移 行 の 勧 告 等 ) 第 1 5 条 区 長 は 、 条 例 第 9 条 第 1 項 の 規 定 に よ り 調 停 へ の 移 行 を 勧 告 し よ う と す る と き は 、 別 記 第 1 0 号 様 式 に よ り 当 事 者 に 通 知 す る も の と す る 。 2 当 事 者 は 、 前 項 に 規 定 す る 勧 告 を 受 諾 し た と き は 、 別 記 第 1 1 号 様 式 に よ り 区 長 に 届 け 出 な け れ ば な ら な い 。 ( 調 停 の 開 始 及 び 開 催 通 知 ) 第 1 6 条 区 長 は 、 条 例 第 9 条 第 2 項 又 は 第 3 項 の 規 定 に よ り 調 停 を 行 う こ と を 決 定 し た と き は 、 別 記 第 1 2 号 様 式 に よ り 当 事 者 に 通 知 す る も の と す る 。 2 2 回 目 以 降 の 調 停 の 開 催 通 知 は 、 口 頭 に よ り 当 事 者 に 通 知 す る こ と が で き る 。 ( 調 停 案 の 受 諾 勧 告 ) 第 1 7 条 区 長 は 、 条 例 第 9 条 第 4 項 に 規 定 す る 調 停 案 の 受 諾 を 勧 告 し よ う と す る と き は 、 別 記 第 1 3 号 様 式 に よ り 当 事 者 に 通 知 す る も の と す る 。 2 当 事 者 は 、 前 項 に 規 定 す る 勧 告 を 受 諾 し た と き は 、 別 記 第 1 4 号 様 式 に よ り 区 長 に 届 け 出 な け れ ば な ら な い 。 ( 調 停 の 打 切 り ) 第 1 8 条 区 長 は 、 条 例 第 1 0 条 第 1 項 の 規 定 に よ り 調 停 を 打 ち 切 っ た と き 又 は 同 条 第 2 項 の 規 定 に よ り 調 停 が 打 ち 切 ら れ た と き は 、 別 記 第 1 5 号 様 式 に よ り 当 事 者 に 通 知 す る も の と す

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る 。 ( あ っ せ ん 又 は 調 停 の 出 席 者 の 範 囲 ) 第 1 9 条 あ っ せ ん 又 は 調 停 に 出 席 で き る 者 の 範 囲 は 、 次 の 各 号 に 掲 げ る 者 と す る 。 (1) 近 隣 関 係 住 民 等 (2) 建 築 主 、 設 計 者 及 び 工 事 施 工 者 (3) 近 隣 関 係 住 民 等 及 び 建 築 主 が 依 頼 し た 弁 護 士 2 区 長 は 、 第 1 項 の 規 定 に 係 ら ず 、 あ っ せ ん 又 は 調 停 の 円 滑 な 進 行 に 必 要 が あ る と 認 め た 者 を 、 あ っ せ ん 又 は 調 停 に 出 席 さ せ る こ と が で き る 。 3 区 長 は 、 あ っ せ ん 又 は 調 停 に 代 理 人 が 出 席 す る 場 合 に は 、 代 理 関 係 の 確 認 を す る た め に 代 理 人 に 対 し て 書 証 の 提 出 を 求 め る こ と が で き る 。 ( あ っ せ ん 又 は 調 停 の 調 整 事 項 ) 第 2 0 条 条 例 第 2 条 第 2 項 第 4 号 に 規 定 す る 紛 争 に は 、 次 の 各 号 に 掲 げ る も の は 含 ま な い も の と す る 。 (1) 資 産 価 値 又 は 事 業 活 動 へ の 影 響 に 関 す る も の (2) 土 地 の 境 界 に 関 す る も の (3) 土 地 の 所 有 権 又 は 私 道 の 通 行 権 等 の 権 利 の 認 定 等 に 関 す る も の 2 原 則 と し て 、 国 又 は 地 方 公 共 団 体 が 当 事 者 と な る 紛 争 に つ い て は 、 あ っ せ ん 又 は 調 停 は 行 わ な い 。 3 あ っ せ ん 及 び 調 停 に お け る 紛 争 調 整 を 求 め る 事 項 が 、 次 の 各 号 に 掲 げ る 場 合 の 調 整 は 行 わ な い 。 (1) 対 象 建 築 物 の 完 成 後 の 被 害 救 済 又 は 既 に 完 成 し た 部 分 に つ い て の 取 り 壊 し を 伴 う も の (2) 対 象 建 築 物 の 建 築 関 係 法 令 上 の 疑 義 に つ い て そ の 判 断 を 求 め ら れ る も の 、 又 は 、 そ の 判 断 が 優 先 事 項 と な る も の (3) 主 と し て 都 市 計 画 又 は ま ち づ く り 的 観 点 に 基 づ く も の (4) 建 築 物 の 用 途 又 は 利 用 形 態 の 是 非 を 論 ず る も の ( 司 法 優 先 の 原 則 等 ) 第 2 1 条 区 長 は 、 あ っ せ ん 又 は 調 停 の 開 始 後 に 、 同 一 案 件 に つ い て 、 紛 争 当 事 者 の い ず れ か が 訴 訟 、 仮 処 分 若 し く は 民 事 調 停 を 裁 判 所 に 申 し 立 て た と き 、 又 は 建 築 審 査 会 等 の 公 的 機 関 に 審 査 請 求 等 を 行 っ た と き は 、 あ っ せ ん 又 は 調 停 を 打 ち 切 る も の と す る 。 ( 紛 争 調 整 の 1 回 性 ) 第 2 2 条 近 隣 関 係 住 民 等 及 び 建 築 主 は 、 既 に あ っ せ ん 又 は 調 停 が 終 結 し た 当 該 中 高 層 建 築 物 等 の 紛 争 に 関 し 、 原 則 と し て 、 新 た に あ っ せ ん 又 は 調 停 の 申 し 出 は で き な い 。 2 次 の 各 号 の 場 合 の お い て も 前 項 と 同 様 に 新 た に あ っ せ ん 又 は 調 停 の 申 し 出 は で き な い 。 (1) 条 例 第 8 条 の 規 定 に よ り あ っ せ ん を 打 ち 切 っ た 場 合 (2) 条 例 第 9 条 第 1 項 の 規 定 に よ る 調 停 へ の 移 行 の 勧 告 を 当 事 者 双 方 若 し く は 一 方 が 受 諾 し な か っ た た め 調 停 へ の 移 行 が で き な か っ た 場 合 (3) 条 例 第 1 0 条 第 1 項 の 規 定 に よ り 調 停 を 打 ち 切 っ た 場 合 (4) 条 例 第 1 0 条 第 2 項 の 規 定 に よ り 調 停 が 打 ち 切 ら れ た も の と み な し た 場 合 3 あ っ せ ん 又 は 調 停 を 申 し 出 た 者 が 、 当 該 中 高 層 建 築 物 の 紛 争 に か か わ り 重 複 し て あ っ せ ん

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又 は 調 停 の 申 出 若 し く は 出 席 を す る こ と は で き な い も の と す る 。 ( あ っ せ ん 又 は 調 停 の 秩 序 維 持 ) 第 2 3 条 あ っ せ ん 担 当 者 又 は 調 停 委 員 は 、 あ っ せ ん 又 は 調 停 の 開 催 中 に 、 著 し く 会 議 の 秩 序 を 乱 し た 者 又 は 妨 害 と な る 行 為 等 を し た 者 に つ い て 退 席 を 求 め る こ と が で き る 。 2 あ っ せ ん 又 は 調 停 の 開 催 中 に お け る 録 音 、 写 真 撮 影 及 び ビ デ オ 撮 影 は 認 め な い 。 ( 出 頭 の 求 め ) 第 2 4 条 区 長 は 、 条 例 第 1 2 条 の 規 定 に よ り 当 事 者 の 出 頭 を 求 め 、 そ の 意 見 を 聴 こ う と す る と き は 、 別 記 第 1 6 号 様 式 に よ り 当 事 者 に 通 知 す る も の と す る 。 ( 関 係 図 書 ) 第 2 5 条 区 長 は 、 条 例 第 1 3 条 の 規 定 に よ り 関 係 図 書 の 提 出 を 求 め よ う と す る と き は 、 別 記 第 1 7 号 様 式 に よ り 当 事 者 に 通 知 す る も の と す る 。 ( 工 事 着 手 の 延 期 等 の 要 請 ) 第 2 6 条 区 長 は 、 条 例 第 1 4 条 の 規 定 に よ り 工 事 の 着 手 の 延 期 又 は 工 事 の 停 止 を 要 請 し よ う と す る と き は 、 別 記 第 1 8 号 様 式 に よ り 建 築 主 に 通 知 す る も の と す る 。 付 則 こ の 要 領 は 、 平 成 2 0 年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。

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別記 第1号様式(第4条関係)

建 築 計 画 の お 知 ら せ

建 築 物 の 名 称 建築敷地の地名地番 (住居表示) 目 黒 区 丁 目 番 他 筆 ( 丁目 番) 建 築 物 の 概 要 用 途 敷 地 面 積 ㎡ 建 築 面 積 ㎡ 延 べ 面 積 (容積対象延べ面積) ㎡ ( ㎡) 構 造 基 礎 工 法 階 数 地上 階/地下 階 高 さ (軒高さ・塔屋等高さ) m ( m) 着 工 予 定 年 月 日 完 了 予 定 年 月 日 建 築 主 (住所) (氏名) 電話 ( ) 設 計 者 (住所) (氏名) 電話 ( ) 施 工 者 (住所) (氏名) 電話 ( ) 標 識 設 置 年 月 日 年 月 日  こ の 標 識 は 、 目 黒 区 中 高 層 建 築 物 等 の 建 築 に 係 る 紛 争 の 予 防 と 調 整 に 関 す る 条 例 第 5 条 第 1 項 の 規 定 に よ り 設 置 し た も の で す 。  上 記 建 築 計 画 に つ い て の 説 明 の 申 出 は 下 記 へ ご 連 絡 く だ さ い 。 ( 連 絡 先 ) 電 話 ( ) 備考 標識の大きさは縦90センチメートル以上、横90センチメートル以上とする。

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目都計標第 号 住 宅 地 図 P - - 課長 係長 係員 中高層 大規模 (60・90) 特定用途 (ワンルーム・他) 確認等申請可能日 照合 受 付 日 保 存 年 限 5 年 図面照合日 供覧開始日 開示の可否 否(一部) 申 請 機 関 区 ・ 都 ・ 民 間 供覧完了日 開示しない理由 個人 法人等 備 考 第2号様式(第6条関係)(表) 年 月 日 目黒区長 あて 住 所 建築主 氏 名

印 電 話 ( ) 法 人 に あ つ て は 、 そ の 事 務 所 の 所 在 地 及 び 名 称 並 び に 代 表 者 の 氏 名

標 識(設 置・変 更)届

下記の建築物に係る標識を 年 月 日に(設置・変更)したので、目黒区中高層建築物等の建 築に係る紛争の予防と調整に関する条例第5条第2項の規定により届け出ます。 記 1 建築物の名称 2 設 計 者 住 所 電話 ( ) 氏 名 (担当者: ) 3 施 工 者 住 所 電話 ( ) 氏 名 (担当者: ) 4 建 築 物 の 敷 地 の 位 置 (1) 地 名 地 番 目黒区 丁目 番 (2) 住 居 表 示 目黒区 丁目 番 号 (3) 用 途 地 域 一 低 ・ 一 中 ・ 二 中 ・ 一 住 ・ 二 住 ・ 近 商 ・ 商 業 ・ 準 工 (4) そ の 他 の 地 域 地 区 防火地域:防火・準防火 高度地区:無・第(1・2・3)種 絶対高:無・10・12・20・30・ m 建ぺい率: % 容積率: % 日影規制:無・3h-2・4-2.5・5-3(測定面1.5m・4m) 上記以外: 5 計 画 に 係 る 建 築 物 (1) 主 要 用 途 (2) 工 事 種 別 新築・増築・その他( ) (3) 戸 数 ワ ン ル ー ム 戸 / (4) 高 さ m(軒高・塔屋等: m) (5) 階 数 地 上 階 /地 下 (6) 構 造 (7) 基 礎 工 法 計 画 に 係 る 部 分 計 画 以 外 の 部 分 合 計 (8) 敷 地 面 積 ㎡ (9) 建 築 面 積 ㎡ ㎡ ㎡ (10) 延 べ 面 積 ㎡ ㎡ ㎡ (容 積 対 象 ㎡ ) (11) そ の 他 天空率適用:有・無 許可認定適用:有(総合設計・ )・無 6 着 工 予 定 年 月 日 7 完 了 予 定 年 月 日 8 変 更 事 項 標 識 記 載 事 項 ・ 設 計 変 更 ( 配 置 図 ・ 平 面 図 ・ 立 面 図 ・ そ の 他 ) ※ 標識の設置又は変更をした日から5日以内に1通届け出てください。 ※ 変更届の場合は、変更に係る部分を「朱書」にしてください。 ※ 変更に係る記載部分がなく、近隣住民に影響する設計変更のみの場合も変更届が必要です。

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第2号様式(裏)

案 内 図 標識設置位置図

参照

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