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国土強靱化の取組の推進について~防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策~

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(1)

国土強靱化の取組の推進について

~防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策~

令和3年1月26日

内閣官房 国土強靱化推進室

次長 五道 仁実

(2)

国土強靱化の経緯

伊勢湾台風(1959年)

阪神・淡路大震災(1995年)

東日本大震災(2011年)

「災害対策基本法」制定 「防災計画」の策定 ⇒「防災」概念の明確化 耐震化・密集市街地対策 自助・共助の大切さ ⇒「減災」の推進 「強さ」と「しなやかさ」を持った安全・ 安心な国土・地域・経済社会の構築 ⇒「国土強靱化」の取組 (写真提供︓神⼾市) (写真提供︓仙台市) (写真提供︓愛知県) 1 死者/行方不 明者 4,697人/ 401人 6,434人/3人 19,729人/2,559人 全半壊家屋 153,890棟 249,180棟 404,937棟 被害額 約0.5兆円 約10兆円 約17兆円

〇我が国の防災・減災対策は、過去の大災害を教訓を踏まえて、防災から減災、そして

国土強靱化へと深化。

(3)

①H27関東・東北豪雨 ③H28台風10号 ④H29九州北部豪雨 ⑤7月豪雨 ⑥台風第21号 ⑦北海道胆振東部地震 ②H28熊本地震 ⑧房総半島台風 ④ ③ ⑩ ① ⑦ ⑤⑥ ② ⑧ ⑨東日本台風 令和元年 平成 30 平成 27 29

近年、毎年のように全国各地で自然災害が頻発

令和 2年 ⑩7月豪雨 ※国土交通省水管理・国土保全局資料を基に作成 2

(4)

⼤規模⾃然災害による被害(推計)

東⽇本⼤震災

(2011年)

南海トラフ

巨⼤地震

⾸都直下

地震

⼈的被害

(死者)

約2.0

万⼈

約32.3

最⼤

万⼈

最⼤

約2.3

万⼈

資産等の

直接被害

約17

兆円

約170

兆円

約47

兆円

⽣産・サービス低下

による被害を含めた場合

約214

兆円

約95

兆円 ※内閣府(防災担当)資料を基に作成

大災害から国民を守るために

~ 国土強靱化、それは大災害から人命・財産を守ること ~

⾸都直下地震震度分布

(都⼼南部直下地震(M7.3)) (出典︓中央防災会議⾸都直下地震対策 検討ワーキンググループ最終報告) (出典︓中央防災会議南海トラフ巨⼤地震対策 検討ワーキンググループ第⼆次報告)

南海トラフ巨⼤地震震度分布

(陸側ケース) 3

(5)

いかなる自然災害が発生しようとも、

人命の保護が最大限図られること

②国家及び社会の

重要な機能が致命的な障害を受けず維持されること

③国民の財産及び公共施設に係る

被害の最小化

迅速な復旧

・復興

を基本目標として、「強さ」と「しなやかさ」を持った安全・安心な国土・地域・経済

社会を構築すること

○大災害の都度、長期間かけて復旧・復興を図るという「事後対応」の繰り返しを

避け、

平時から大規模自然災害に対する備え

を行うことが重要。

最悪の事態

を念頭に置き、

国土政策・産業政策も含めた総合的な対応

「国家百年の大計」として行っていく必要。

国土強靱化(ナショナル・レジリエンス)とは

国土強靱化とは?

4

(6)

5

〇大規模自然災害時に、人命を守り、経済社会への被害が致命的にならず迅速に

回復する、 「強さとしなやかさ」を備えた国土、経済社会システムを平時から構築

「国土強靱化」とは(強靱な社会のイメージ)

活動レベル

時間

脆弱な社会

レジリエンスのある

(強くしなやかな)社会

回復力:しなやかさ

大規模自然災害

ショック耐性:強さ

通常のレベル

0

参考:「巨大地震Xデー」藤井聡著 を基に加筆

(7)

○ 平成30年7月豪雨において、高梁川水系小田川で堤防が決壊、約12平方㌔に及ぶ大規模な浸水が発生。 ○ 岡山県倉敷市では、関連死を含めて64名の死者、全壊家屋約4,600軒、大規模半壊・半壊約840軒、 浸水解消までに約5日間の時間を要し、莫大な一般被害が生じた。 ○ 発災後、倉敷市真備町では、人口が約2,000人減少した。 被災後に要した費用・被害額 被災前に対策した 場合の費用 一般被害額 約2,330億円

整備費

約480億円

被災者・被災地 支援、災害廃棄 物の処理費等 約340億円 現状回復費 約25億円 小田川 高馬川 高梁川 小田川 末政川 高馬川 真谷川 決壊 岡山県倉敷市真備町

事前防災対策が後⼿に回ることによる社会経済等への損失 [⾼梁川⽔系⼩⽥川]

6 ※国土交通省水管理・国土保全局資料を基に作成

(8)

被災前に 対策した場合の費用 一般被害額 約5,540億円

被災後

に要した費用・被害額

整備費

約1,300億円

被災者・被災地 支援、災害廃棄 物の処理費等

約940億円

現状回復費

約540億円

福島県須賀川市 郡山中央工業団地 郡山駅 福島県郡山市 谷田川 約50m 郡山中央工業団地 決壊 決壊(県区間) ○ 令和元年東日本台風(台風19号)において、阿武隈川等で堤防が決壊し、約114平方㌔に及ぶ大規模な浸水 が発生。 ○ 関連死を含めて29名の死者、全壊家屋約1,350棟、大規模半壊・半壊が約8,400棟、浸水解消までに約6日間 の時間を要し、莫大な一般被害が生じた。 ○ 郡山市内だけでも約600の企業が被災。被害額は約450億円に上った。

事前防災対策が後⼿に回ることによる社会経済等への損失 [阿武隈川]

7 ※国土交通省水管理・国土保全局資料を基に作成

(9)

利根川本川流域(5ダム) 烏・神流川流域 八ッ場ダム貯留状況写真 10月11日 状況写真 ダムの効果(八斗島地点) 利根川上流ダム群※により約1m水位を低下

利根川の治⽔基準点である群⾺県伊勢崎市の⼋⽃島地点の上流においては、利根川上流ダム群※ において、約1億4,500万m3の洪⽔を貯留した。 〇 これらのダムの貯留により、⼋⽃島地点では、約1m(速報値)の⽔位が低下したものと推定。 ※利根川上流ダム群︓矢木沢ダム、奈良俣ダム、藤原ダム、相俣ダム、薗原ダム、下久保ダム、試験湛水中の八ッ場ダム 10月15日 17:00 状況写真 約7,500万m3貯留 吾妻川流域 ダム貯留量 利根川本川流域 (5ダム) 約3,900万m3 吾妻川流域 (試験湛水中の八ッ場ダム) 約7,500万m3 烏・神流川流域 (下久保ダム) 約3,100万m3 利根川上流ダム群 (7ダム) 約14,500万m3 本資料の数値等は速報値のため、今後の調査等で変更が⽣じる可能性があります。

令和元年東⽇本台⾵における利根川上流ダム群の治⽔効果

8 ※国土交通省水管理・国土保全局資料を基に作成

(10)

〇 令和元年の⽔害被害額(暫定値)は、全国で約2兆1,500億円となり、平成16年の被害額 (約2兆200億円)を上回り、1年間の津波以外の⽔害被害額が統計開始以来最⼤となった。 〇 津波以外の単⼀の⽔害による被害についても、令和元年東⽇本台⾵による被害額は約1兆8,600億円。 平成30年7⽉豪⾬による被害額(約1兆2,150億円)を上回り統計開始以来最⼤の被害額となった。 1年間の水害被害額(暫定値※) ◆令和元年東⽇本台⾵(被害額︓約1兆8,600億円) 〔 内 訳 〕・⼀般資産等被害額 約1兆4,086億円 ・公共⼟⽊施設被害額 約4,246億円 ・公益事業等被害額 約272億円 ◆全国 約2兆1,500億円 〔 内 訳 〕 ・⼀般資産等被害額 約1兆5,939億円 ・公共⼟⽊施設被害額 約5,233億円 ・公益事業等被害額 約304億円 統計開始以来最⼤ 主要な水害による被害額(暫定値) 統計開始以来最大 阿武隈川の氾濫状況 ⼟砂災害の状況(宮城・丸森町) 千曲川の氾濫状況 平成30年7⽉豪⾬ 台⾵第14号 (東海豪⾬) 7⽉豪⾬ 台⾵第10号 (⻑崎⼤⽔害) 2兆200億円 2兆1,500 億円 (単位︓億円)

令和元年の⽔害被害額が統計開始以来最⼤に

9 ※国土交通省水管理・国土保全局資料を基に作成 ※ 確報値は、令和元年の家屋の評価額の更新及び都道府県からの報告内容の更なる精査等を⾏ったうえで、令和2年度末頃に公表予定

(11)

10

国⼟強靱化推進の枠組

強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法

(議員立法 H25.12.4成立 12.11公布・施行)

国土強靱化基本計画

(H26.6.3 閣議決定 H30.12.14改訂) 【各府省で通常予算により実施する事業】

防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策

(H30.12.14閣議決定) 【臨時・特別の措置として上乗せして実施】

国土強靱化年次計画

(毎年6月 国土強靱化推進本部決定) 【各府省で実施する事業をフォローアップ】

国土強靱化地域計画(都道府県・市町村が策定)

〇都道府県又は市町村の区域における国土強靱化に関する施策の推進に関する基本的な計画 〇国土強靱化に係る都道府県・市町村の他の計画等の指針となるべきものとして、定めることができる 【R3.1.1現在、全47都道府県及び1,741市区町村のうち801市区町村で策定済】 策定・ 推 進( 調和)

防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策

(R2.12.11閣議決定) 【国土強靱化施策の更なる加速化、深化を図るため追加的に措置】

(12)

平成30年台風第21号による関西国際空港の被害状況 平成30年7月豪雨による被災状況(高梁川水系小田川)

○平成30年7月豪雨、平成30年台風第21号、平成30年北海道胆振東部地震 等 により、

これまで経験したことのない事象が起こり、多くの尊い人命が失われ、また、重要インフラの

機能に支障を来すなど国民経済や国民生活に多大な影響が発生

「重要インフラの緊急点検」の実施(平成30年11⽉)

○電力や空港など国民経済・生活を支え、国民の生命を守る重要インフラが、あらゆる災害

に際して、その機能を発揮できるよう、全国で132項目の点検を実施

○平成30年11月27日「重要インフラの緊急点検に関する関係閣僚会議」において

点検結果及び対応方策をとりまとめ、公表

11

(13)

〇緊急対策160項目 〇財政投融資の活用を含め、おおむね 7兆円 程度を目途とする事業規模を持って実施。 Ⅰ.防災のための重要インフラ等の機能維持 おおむね 3.5兆円 程度 (1)大規模な浸水、土砂災害、地震・津波等による被害の防止・最小化、 (2)救助・救急、医療活動などの災害対応力の確保、(3)避難行動に必要な情報等の確保 Ⅱ.国民経済・生活を支える重要インフラ等の機能維持 おおむね 3.5兆円 程度 (1)電力等エネルギー供給の確保、(2)食料供給、ライフライン、サプライチェーン等の確保 (3)陸海空の交通ネットワークの確保、(4)生活等に必要な情報通信機能・情報サービスの確保 〇期間:2018年度(平成30年度)~2020年度(令和2年度)の3年間 〇達成目標:防災・減災、国土強靱化を推進する観点から、特に緊急に実施すべき対策を、完了(概成)又は 大幅に進捗させる。 〇本対策は、「重要インフラの緊急点検の結果及び対応方策」(平成30年11月27日重要インフラの緊急点検 に関する関係閣僚会議報告)のほか、ブロック塀、ため池等に関する既往点検の結果等を踏まえ、 ・防災のための重要インフラ等の機能維持 ・国民経済・生活を支える重要インフラ等の機能維持 の観点から、国土強靱化基本計画における45のプログラムのうち、重点化すべきプログラム等20プログラム に当たるもので、特に緊急に実施すべきハード・ソフト対策について、3年間で集中的に実施する。

1.基本的な考え方

3.本対策の期間と達成目標

2.取り組む対策の内容・事業規模の目途

資料1

防災・減災、国⼟強靱化のための3か年緊急対策の概要

(平成30年12⽉14⽇閣議決定) 12

(14)

13 第2章 国民の生命・生活・雇用・事業を守り抜く 2.防災・減災、国土強靱化 -激甚化・頻発化する災害への対応 激甚化・頻発化する水災害、切迫化する大規模地震 災害、いつ起こるか分からない火山災害から国民の命と暮ら しを守ることは国の重大な責務である。このため、防災・減災、国土強靱化について、デジタル化・スマート化を図り つつ、国・地方自治体をはじめ関係者が一致団結し総力を挙げ、ハード・ソフト一体となった取組を強力に推進する。 (中略) 2020年度までの「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」を集中的に実施するとともに、その実施状況 を踏まえ、国土強靱化の取組の加速化・深化を図る。3か年緊急対策後も中長期的視点に立って具体的KPI(数値) 目標を掲げ計画的に取り組むため、国土強靱化基本計画に基づき、必要・十分な予算を確保し、オールジャパンで 対策を進め、国家百年の大計として、災害に屈しない国土づくりを進める。緊急防災・減災事業債等についても、地 方自治体の取組状況等を踏まえ、適切に検討を行う。 (以下、略)

「防災・減災、国⼟強靱化の推進について」(総理⼤⾂発⾔)要旨

(令和2年12月1日閣僚懇) 来年度から令和七年度までの五年間においても、時々の自然災害等の状況に即した機動的・弾力的な対応 を行うこととし、「防災・減災、国土強靱化のための五か年加速化対策(仮称)」を取りまとめること 本対策は、激甚化する風水害や巨大地震等への対策、予防保全に向けた老朽化対策の加速、デジタル化等の推 進にかかる対策を柱とすること。特に加速化・深化させるべき施策のために追加的に必要となる事業規模は十五兆 円程度を目指すこととし、初年度については、令和二年度第三次補正予算において措置 本五か年対策について、速やかに決定できるよう、国土強靱化担当大臣を中心に、取りまとめを進めること

「経済財政運営と改⾰の基本⽅針2020」(⾻太の⽅針) 抜粋

(令和2年7月17日閣議決定)

(15)

○近年、気候変動の影響により気象災害が激甚化・頻発化し、南海トラフ地震等の大規模地

震は切迫している。また、高度成長期以降に集中的に整備されたインフラが今後一斉に老

朽化するが、適切な対応をしなければ負担の増大のみならず、社会経済システムが機能不

全に陥るおそれがある。

〇このような危機に打ち勝ち、国民の生命・財産を守り、社会の重要な機能を維持するため、

防災・減災、国土強靱化の取組の加速化・深化を図る必要がある。また、国土強靱化の施

策を効率的に進めるためにはデジタル技術の活用等が不可欠である。

○このため、「激甚化する風水害や切迫する大規模地震等への対策」「予防保全型インフラ

メンテナンスへの転換に向けた老朽化対策の加速」「国土強靱化に関する施策を効率的に

進めるためのデジタル化等の推進」の各分野について、更なる加速化・深化を図ることと

し、令和7年度までの5か年に追加的に必要となる事業規模等を定め、重点的・集中的に

対策を講ずる。

○近年、気候変動の影響により気象災害が激甚化・頻発化し、南海トラフ地震等の大規模地

震は切迫している。また、高度成長期以降に集中的に整備されたインフラが今後一斉に老

朽化するが、適切な対応をしなければ負担の増大のみならず、社会経済システムが機能不

全に陥るおそれがある。

〇このような危機に打ち勝ち、国民の生命・財産を守り、社会の重要な機能を維持するため、

防災・減災、国土強靱化の取組の加速化・深化を図る必要がある。また、国土強靱化の施

策を効率的に進めるためにはデジタル技術の活用等が不可欠である。

○このため、「激甚化する風水害や切迫する大規模地震等への対策」「予防保全型インフラ

メンテナンスへの転換に向けた老朽化対策の加速」「国土強靱化に関する施策を効率的に

進めるためのデジタル化等の推進」の各分野について、更なる加速化・深化を図ることと

し、令和7年度までの5か年に追加的に必要となる事業規模等を定め、重点的・集中的に

対策を講ずる。

1.基本的な考え方

防災・減災、国⼟強靱化のための5か年加速化対策 概要(1/2)

(令和2年12月11日閣議決定) 14

(16)

○事業規模等を定め集中的に対策を実施する期間:

令和3年度(2021年度)~令和7年度(2025年度)の5年間

○事業規模等を定め集中的に対策を実施する期間:

令和3年度(2021年度)~令和7年度(2025年度)の5年間

○対策数:123対策

○追加的に必要となる事業規模:おおむね15兆円程度を目途

3.対策の期間

防災・減災、国⼟強靱化のための5か年加速化対策 概要(2/2)

(令和2年12月11日閣議決定)

2.重点的に取り組む対策・事業規模

1 激甚化する風水害や切迫する大規模地震等への対策[78対策] おおむね12.3兆円程度 (1)人命・財産の被害を防止・最小化するための対策[50対策] (2)交通ネットワーク・ライフラインを維持し、国民経済・生活を支えるための対策[28対策] 2 予防保全型インフラメンテナンスへの転換に向けた老朽化対策[21対策] おおむね 2.7兆円程度 3 国土強靱化に関する施策を効率的に進めるためのデジタル化等の推進[24対策] おおむね 0.2兆円程度 (1)国土強靱化に関する施策のデジタル化[12対策] (2)災害関連情報の予測、収集・集積・伝達の高度化[12対策] 合 計 おおむね 15 兆円程度 15

(17)

(1)人命・財産の被害を防止・最小化するための対策[50対策]  流域治水対策(河川、下水道、砂防、海岸、農業水利施設の整備、水田の貯留機能向上、国有地を活用 した遊水地・貯留施設の整備加速)(国土交通省、農林水産省、財務省)  港湾における津波対策、地震時等に著しく危険な密集市街地対策、災害に強い市街地形成に関する対策 (国土交通省)  防災重点農業用ため池の防災・減災対策、山地災害危険地区等における治山対策、漁港施設の耐震・耐 津波・耐浪化等の対策(農林水産省)  医療施設の耐災害性強化対策、社会福祉施設等の耐災害性強化対策(厚生労働省)  警察における災害対策に必要な資機材に関する対策、警察施設の耐災害性等に関する対策(警察庁)  大規模災害等緊急消防援助隊充実強化対策、地域防災力の中核を担う消防団に関する対策(総務省)等 (2)交通ネットワーク・ライフラインを維持し、国民経済・生活を支えるための対策[28対策]  高規格道路のミッシングリンク解消及び4車線化、高規格道路と直轄国道とのダブルネットワーク 化等による道路ネットワークの機能強化対策、市街地等の緊急輸送道路における無電柱化対策 (国土交通省)  送電網の整備・強化対策、SS等の災害対応能力強化対策(経済産業省)  水道施設(浄水場等)の耐災害性強化対策、上水道管路の耐震化対策(厚生労働省) 等

防災・減災、国⼟強靱化のための5か年加速化対策 対策例(1/2)

激甚化する風水害や切迫する大規模地震等への対策[78対策]

16

(18)

(1)人命・財産の被害を防止・最小化するための対策[50対策]

(1)国土強靱化に関する施策のデジタル化[12対策]

国土強靱化に関する施策を効率的に進めるためのデジタル化等の推進[24対策]

(2)災害関連情報の予測、収集・集積・伝達の高度化[12対策]

 連携型インフラデータプラットフォームの構築等、インフラ維持管理に関する対策(内閣府)  無人化施工技術の安全性・生産性向上対策、ITを活用した道路管理体制の強化対策(国土交通省)等  スーパーコンピュータを活用した防災・減災対策、高精度予測情報等を通じた気候変動対策 (文部科学省)  線状降水帯の予測精度向上等の防災気象情報の高度化対策、河川、砂防、海岸分野における 防災情報等の高度化対策(国土交通省) 等

防災・減災、国⼟強靱化のための5か年加速化対策 対策例(2/2)

予防保全型インフラメンテナンスへの転換に向けた老朽化対策[21対策]

 河川管理施設・道路・港湾・鉄道・空港の老朽化対策、老朽化した公営住宅の建替による防災・減災対 策(国土交通省)  農業水利施設等の老朽化、豪雨・地震対策(農林水産省)  公立小中学校施設の老朽化対策、国立大学施設等の老朽化・防災機能強化対策(文部科学省) 等 17

(19)

資料1

3か年緊急対策と5か年加速化対策について

〇平成30年に発生した西日本豪雨、台風21号、 北海道胆振東部地震等による被害を踏まえ「重要 インフラの緊急点検」を実施。 〇事業規模:おおむね7兆円程度(事業費) ・激甚化する風水害や切迫する大規模地震等への対策 ・予防保全型インフラメンテナンスへの転換に向けた老朽化対策の加速 ・国土強靱化に関する施策を効率的に進めるためのデジタル化等の推進 〇事業規模:おおむね15兆円程度(事業費)

3か年緊急対策

5か年加速化対策

〇点検結果を踏まえ、緊急に対策が必要な160項目 について集中的に対策を実施 〇激甚化する風水害への対応、切迫する大規模地震等へ の対応や今後一斉に老朽化するインフラの維持管理・ 更新を踏まえ、以下の3分野について更なる加速化、深化 ・甚大な被害が生じる恐れがある河川における河道掘削、堤防強化、 堤防かさあげ ・高速道路のミッシングリンク解消、4車線化 ・送電網の整備、強化、SS等の災害対応能力強化 ・河川管理施設、道路、港湾、鉄道、空港の老朽化対策 ・学校施設の老朽化対策 ・連携型インフラデータプラットフォームの構築 等 〇重点的に取り組むべき123対策を定め中長期の目標を設定 するとともに、5か年で加速化対策を重点的、集中的に実施 ・甚大な被害が生じる恐れがある河川における河道掘削、 堤防強化、堤防かさあげ ・学校施設等におけるブロック塀の安全対策 ・下流の家屋に被害を与える恐れがある防災重点ため池 の改修 ・病院等における非常用自家発電設備の増設 ・空港における電源設備等の浸水対策 ・幹線道路等における道路法面、盛土対策 等 〇対策期間:平成30年度~令和2年度の3か年 〇対策期間:令和3年度~令和7年度の5か年 18

(20)

(河川、下水道、砂防、海岸、農業水利施設の整備、水田の貯留機能向上、

国有地を活用した遊水地・貯留施設の整備加速)

要:河川の流域のあらゆる関係者が協働して流域全体で行う治水対策「流域治水対策」

を関係省庁が連携して推進する。

(河川・ダム) 河道掘削、堤防整備、堤防強化、耐震対策、ダムの事前放流の推進、

ダム・遊水地の整備等

(下水道) 下水道による都市浸水対策、下水処理場・雨水ポンプ場の耐水化

(砂防) 土砂災害対策

(海岸) 津波・高潮対策

(農業水利施設) 既存農業水利施設の補修・更新、農業水利施設の整備

(水田) 水田の貯留機能向上のための田んぼダム等に取り組む地域で実施される

農地整備事業を推進

(国有地) 未活用の国有地を活用し遊水地・貯留施設の整備

府省庁名:国土交通省、農林水産省、財務省

5か年加速化対策 対策事例(流域治⽔対策1/2)

流域治水対策

19

(21)

本対策による達成目標(抜粋) ◆中長期の目標 ◆5年後(令和7年度)の状況 (河川・ダム) ・1級河川における戦後最大洪水等に対応した河川の整備率 現状:約65%(令和元年度)⇒中長期の目標:100% ※本対策による達成年次の前倒し:令和32年度頃→令和27年度頃 ・2級河川における近年災害の洪水等に対応した河川の整備率 現状:約62%(令和元年度)⇒中長期の目標:100% ※本対策による達成年次の前倒し:令和32年度頃→令和27年度頃 (河川・ダム) 達成目標:約73%(1級河川)、約71% (2級河川) (農業水利施設)達成目標:100%(約21万㏊) (国有地) 達成目標:100%(令和7年度までのできるだけ早 い時期を目指す) ◆実施主体 国、水資源機構、都道府県、市町村、土地改良区等 (農業水利施設) ・排水機場等の整備により新たに湛水被害等が防止される 農地及び周辺地域の達成率 ⇒中長期の目標:100%(約21万㏊)(令和7年度) ※本対策による達成年次の前倒し 令和9年度→令和7年度 (国有地) ・新たに未活用の国有地を活用し、全国50ケ所を目標に、 遊水地・貯留施設の整備に取り組む。 関係省庁が連携した流域治水対策 20

5か年加速化対策 対策事例(流域治⽔対策2/2)

(22)

〇対策毎に、中⻑期の⽬標を設定。本対策による事業の加速化の程度と5年後(令和7年度)の達成⽬標を明⽰。 対策名 対策の内容 中⻑期の⽬標 5年後の状況 (令和7年度) 府省庁名 1‐1 流域治⽔ 対策 (河川) 気候変動による影 響を踏まえた、河 川における河道掘 削、堤防整備、堤 防強化、耐震対策、 ダムの事前放流の 推進、ダム・遊⽔ 地の整備等を実施 する。 関係者と協働し、ハード・ソフト⼀体と なり、戦後最⼤洪⽔や近年災害の洪⽔等 に対応する事前防災対策を推進し、浸⽔ 被害を軽減する。 1級河川における戦後最⼤洪⽔等に対応 した河川の整備率 現状:約65%(令和元年度) 中⻑期の⽬標:100% 本対策による達成年次の前倒し 令和32年度頃 → 令和27年度頃 2級河川における近年災害の洪⽔等に対 応した河川の整備率 現状:約62%(令和元年度) 中⻑期の⽬標:100% 本対策による達成年次の前倒し 令和32年度頃 → 令和27年度頃 1級河川の整備率 達成⽬標:約73% 2級河川の整備率 達成⽬標:約71% 国⼟交通省 ⽬標は123の個別対策毎 に関係省庁において設定 本対策の達成⽬標として5年後 (令和7年度)の⽬標を明⽰ ⾻太の⽅針2020に基づき対策毎に 具体的KPI(数値)⽬標(中⻑期 の⽬標)を設定 5か年対策による事業の加速化の内 容を明⽰

5か年加速化対策に関する中⻑期⽬標

【流域治⽔対策(河川)】

21

(23)

現状 中長期 5年後 (R7) 施策の進捗 (KPI目標) (折れ線グラフ) R2当初(臨特 除く)水準 本対策による 上乗せ H30 R1 R2 R3 R4 R5 R6 R7 毎年度 事業費 (棒グラフ) 達成目標年次 (加速化前) 達成目標年次 (加速化後) R8 R9 ・・・ ・・・ 対策の期間 (R3~R7) 本対策による 事業の加速化 5か年加速化対策 〇対策毎に、中⻑期の⽬標を設定。本対策による事業の加速化の程度と5年後(令和7年度)の達成⽬標を明⽰。

5か年加速化対策による事業の加速化

【流域治⽔対策(河川)】

〇本対策により事業を加速化し、対策毎に設定された中⻑期の

⽬標について、⽬標達成時期の前倒し等を実現。

22 中長期目標 100% 5年後73% 達成時期の前倒し(1級河川) 現状65% 令和27年度 令和32年度 事業の加速化 (1級河川) 本対策による 達成時期の前倒し

(24)

5か年加速化対策 【道路施設の⽼朽化対策】

(25)

5か年加速化対策 【公⽴⼩中学校の⽼朽化対策】

(26)

5か年加速化対策【ITを活⽤した道路管理体制の強化対策】

(27)

5か年加速化対策 【線状降⽔帯の予測精度向上等の防災気象情報の⾼度化対策

(28)

令和3年度 当初予算案 令和2年度 3次補正予 算案 令和2年度 当初予算 令和元年度 補正予算 令和元年度 当初予算 平成30年度 2次補正予算 1次補正予算 予備費 国土強靱化 関係予算 (5か年加速化対策、 3か年緊急対策を除く)

4.4兆円

(うち公共事業関係費)

3.8兆円

0.3兆円

(うち公共事業関係費)

0.1兆円

4.0兆円

(うち公共事業関係費)

3.5兆円

1.2兆円

(うち公共事業関係費)

0.8兆円

4.0兆円

(うち公共事業関係費)

3.4兆円

5か年 加速化対策

2.0兆円

(うち公共事業関係費)

1.7兆円

3か年 緊急対策

1.1兆円

(うち公共事業関係費)

0.8兆円

1.3兆円

(うち公共事業関係費)

0.9兆円

1.2兆円

(うち公共事業関係費)

0.8兆円

(国費) 注:国土強靱化基本計画における重点化すべきプログラム等の推進のための関係府省等の予算額を集計。

国⼟強靱化関係予算(令和3年度当初、令和2年度第3次補正 等)

27

(29)

28

(30)

公共事業予算に占める国⼟強靱化関係予算の推移

(31)

【政令指定都市】 (注)◎は策定済み、△は策定中(予定含む)

市区町村の国土強靱化地域計画の策定率マップ(策定済み)

都道府県別 策定済みの市区町村の割合(政令指定都市除く) 【政令指定都市】 (注)◎は策定済み、△は策定中(予定含む) ◎札幌市 ◎仙台市 ◎さいたま市 ◎千葉市 ◎横浜市 ◎川崎市 △相模原市 ◎新潟市 ◎静岡市 ◎浜松市 ◎名古屋市 ◎京都市 ◎⼤阪市 ◎堺市 ◎神⼾市 ◎岡⼭市 ◎広島市 ◎北九州市 △福岡市 ◎熊本市 100% 9府県 滋賀県、京都府、和歌山県、鳥取県、島根県、徳島県、香川県、 佐賀県、宮崎県 90%以上100%未満 2県 兵庫県、熊本県 80%以上90%未満 2県 愛媛県、長崎県 70%以上80%未満 2県 奈良県、鹿児島県 60%以上70%未満 2道県 北海道、三重県 50%以上60%未満 3県 茨城県、石川県、愛知県 40%以上50%未満 5府県 秋田県、山形県、福島県、栃木県、大阪府 30%以上40%未満 4県 青森県、岩手県、岐阜県、静岡県 20%以上30%未満 4県 新潟県、山梨県、高知県、大分県 10%以上20%未満 7県 宮城県、千葉県、富山県、福井県、長野県、岡山県、広島県 1%以上10%未満 6都県 群馬県、埼玉県、東京都、神奈川県、福岡県、沖縄県 0% 1県 山口県 令和3年1⽉1⽇現在の状況(政令指定都市含む) 1,741市区町村のうち、策定済み801市区町村 【115市区町村】 策定中(予定含む) 898市区町村 【 88市町村】 <参考>都道府県:全団体で策定済み 【 】内は令和元年7⽉1⽇現在の状況(政令指定都市含む) 30

(32)

国土強靱化地域計画に基づく取組を進める3つのメリット

事前の取組で被害を縮小

○どのような災害が起こっても、被害の大きさ、それ自体を小さくすることができ、迅速な復興に繋がる。

施策(事業)スムーズな進捗

○法定計画を策定し、施策(事業)の優先順位を「対外的」に明らかにすることで、 国土強靱化に係る新規・既存の各種の施策(事業)がより効果的かつスムーズに進捗する。 ○部局横断的な取組や進捗管理による、庁内意識の共有、連携する推進力の出現。

地域の持続的な成長、地方創生

○地域の防災力と災害対応力の向上が、地域の安心・安全感を高めることで、地域の持続的な成長に寄与。 地域の信頼向上は投資の呼び込みにも貢献。

←関係府省庁所管の交付⾦・補助⾦による⽀援(重点化・⼀定程度配慮)も有り。

31

(33)

※『国土強靱化基本計画』(平成30年12月14日閣議決定)より抜粋 民間の取組を評価する制度 取組事例の紹介・施策の広報 【国土強靱化貢献団体」認証制度】 事業継続に積極的に取り組む企業等を 「国土強靱化貢献団体」として第三者が認 証する仕組み。また、同団体のうち社会貢 献に取組企業等を(+共助)とし認証。 ☆認証団体 207団体 (うち+共助 129団体) 【国土強靱化に資する民間の取組 促進施策集】 各府省庁や都道府県 が講じている代表的 な施策を収集整理し、 ホームページで紹介。 (令和2年度は 128施策を紹介) 【国土強靱化に資する民間の取組 事例集】 先導的な取組を 収集し、毎年度、 冊子やHPで公表。 (累計579事例)  国土強靱化を実効あるものにするためにも、国、地方公共団体のみならず、民間事業者の主体的取組が極めて 重要であり、官と民が適切に連携及び役割分担をして推進する。  民間事業者への情報の徹底した提供・共有や連携により、国土強靱化に資する自主的な設備投資等を促すととも に、PPP/PFIを活用したインフラ整備や老朽化対策等を進めるほか、民間の投資を一層誘発する仕組みの具体化を 着実に進める。また、地方公共団体と地域の民間事業者との双方向のコミュニケーションが積極的に行われるよう、 情報提供や啓発を行う。

国土強靱化に資する民間の取組促進について

32

(34)

⽔災害対策と連携した容積率緩和制度の創設

事前準備による避難の円滑化

国土強靱化に資する税制について

〇各府省が行う税制改正要望のうち、国土強靱化に資する項目について、

内閣官房において毎年取りまとめ・公表。民間事業者等が行う国土強靱化

の取組を税制面においても支援。

令和3年度の国土強靱化に資する税制改正事項は、新設3件、拡充1件を含む11件。

【新設】

〇事前放流のために整備される利水ダムの放流施設に係る特例措置等の創設

(固定資産税等)(国土交通省)

〇浸水被害対策のための雨水貯留浸透施設の整備に係る特例措置の創設

(固定資産税)(国土交通省)

〇災害ハザードエリアからの移転促進のための特例措置の創設

(登録免許税・不動産取得税)(国土交通省)

【拡充】

〇中小企業防災・減災投資促進税制の拡充・延長

(法人税・所得税)(経済産業省)

33

(35)

<民間事業者に期待すること>

・BCP策定など事業継続の取組(自助)

・ビジネスとして防災に関する優れた商品・サービスを提供

・普及啓発・人材育成や自治体との支援協定の締結など

社会貢献としての取組(共助)

顧客を守る!

⾃分を守る!

地域を守る!

民間事業者の国土強靱化への取組

34

(36)

〇ポスターにより啓発を図るとともに、リーフレットや冊子、新聞紙面等により広報活動を展開。

○ホームページ(スマートフォン対応)、SNS(Facebook、Twitter)も活用し、幅広い世代に発信。

国土強靱化の取組の広報、普及啓発

④ 新聞紙採録掲載 ⑦Twitter ⑥Facebook ② リーフレット ① 国土強靱化ポスター ③冊子(民間取組事例集 等) ⑤ ホームページ(スマートフォン対応) 35

参照

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