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2. 活動報告 2-3 〈事業コンサルティング〉 全国コーディネート活動ネットワーク

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2.活動報告 2012-July

全国コーディネート活動ネットワーク

事業コンサルティング活動に関しては、いくつかの企業から農商工連携、伝統工芸産業の新商品開発に関する相 談を受けた。現時点ではその内容を開示することはできないが、今後共同研究等に展開したものについては、開示 できる段階で概要紹介する予定である。 ここでは、事業コンサルティングの対応に必要なコーディネート力の強化に向け、昨年度から始まった文部科学省 主催「全国コーディネート活動ネットワーク」事業に参画したので、その概要を報告する。これは県内等の比較的狭い 範囲に限られていたコーディネータの連携チャネルを、県外、全国まで拡大強化し、産学連携活動をより効果的に成 果に結び付けることをねらいとした事業である。年 1 回開催される全国会議のほか、地域別に会議が開催される。全 国を 6 地域(北海道・東北地域、関東甲信越地域、中部地域、関西地域、中国・四国地域、九州・沖縄地域)に区分し、 各地域においてそれぞれ年 3 回の会議を開催する。地域会議では各大学から提起のあった課題や問題点につき意 見交換を行い、各種情報を共有することで今後のコーディネート活動に反映してゆくことをねらいとしている。 ■ 全国コーディネート活動ネットワーク 第 1 回 関西地域会議に出席 日 時 : 平成 23 年 6 月 6 日~7 日 会 場 : 大阪府立大学 中百舌鳥キャンパス 学術交流会館 文部科学省主催による関西地域平成23年度第1回 会議に出席した。1日目は文部科学省施策説明、経 済産業省施策説明の後、日本復興の為に必要な連 携、コーディネータの資質や能力の体系化に関する 意見交換会、交流会が行われた。 2日目は、地域の産学官連携従事者が主体的に課 題を設定する会議が開催され、今後の産学官連携の 在り方を主題に、地域、自立、イノベーション、人材育 成をキーワードにして今後、各論討議する方向が示 された。 ■ 全国コーディネート活動ネットワーク 第 2 回 関西地域会議に出席 日 時 : 平成 23 年 9 月 7 日~8 日 会 場 : 関西大学 千里山キャンパス 100 周年記念会館ホール 話題提供報告につづき共同ディスカッションを行った。話題提供は以下の通り。 ・ 「CDの職業地位の確立、安定した処遇が必要!」 (大阪府大 阿部氏) ・ 「CD活動の経費と組織の基盤づくりについて」 (大阪市大 中島氏) ・ 「大学CDの雇用のあり方、地域にCD会社を置く」 (同志社大 一井氏)

2-3.活動報告

<事業コンサルティング>

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2.活動報告 2012-July 討議の中で顧客は誰かの問い直しも行われた。それぞれの状況で様々な見方があるが、「実際のプレイヤーであ る企業と大学教員」との意見が明確と思えた。また、神戸大では、CDスキルを現在の個人帰属から組織的帰属へ転 換を図る方向で取組中。 ■ 全国コーディネート活動ネットワーク 第 3 回 関西地域会議に出席 日 時 : 平成 23 年 12 月 21 日~22 日 会 場 : 神戸大学 六甲台第 2 キャンパス 瀧川記念学術交流会館 文部科学省 産業連携・地域支援課 木村直人氏による文部 科学省施策説明、経済産業省 経済産業政策局 地域経済産 業グループ 地域技術課 浅川浩二氏による経済産業省施策説 明の後、奈良先端科学技術大学院大学 久保教授から「産官学 連携の実情と今後」講演があり、産学連携の目的として、1)教 育・研究、2)イノベーション、3)大学リスクマネージメントがあげ られた。 1日目の意見交換会で、滋賀大学はニーズ調査、事業化促進 能力について討議するとともに代表発表を行い、「想像的提案 力の重要性」を訴えた。 2日目は、各地域の主体的意見交換会であり、今後の産学官連携に向けた話題提供として、 (1) 「農商工+学連携~地域に根差して世界に目を向ける」松田文雄氏(立命館大学) (2) 「京都大学の国際産官学連携の戦略と活動」簗瀬静氏(京都大学)があり、提供話題に関するディスカッション から、コーディネータ活動を深堀した。 国際産学官連携について滋賀大学が代表発表し、「産業界のグローバル化の進展にともない、産学連携に国内、 国外の区別はなく、国際連携の取り組みは必須」との共通認識を示すとともに、「国際的な視点、すなわち大学経営 に立脚した、教育、研究、社会貢献のすべてを包含した連携目的に向けて産学連携を推進する視点への変化が必 要」との主旨説明を行った。 ■ 全国コーディネート活動ネットワーク 全国会議に出席 日 時 : 平成 24 年 3 月 7 日~8 日 会 場 : 学術総合センター2 階 一ツ橋記念講堂 文部科学省・財団法人日本立地センター主催の平成 23 年度「全国コーディネート活動ネットワーク」全国会議(一 橋記念講堂、東京)に出席した。今年度 5 つの地域会議(関東甲信越、中国四国、関西、九州沖縄、中部)での各 3 回の議論成果の総纏め、産学連携従事者様の全国的なネットワーク強化、を目指して開催された。 1日目は、文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課長里見朋香氏による文部科学省施策説明、 および経済産業省 経済産業政策局 地域経済産業グループ 地域技術課長 渋谷浩氏による経済産業省施策説 明が行われた。 31

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2.活動報告 2012-July つぎに『技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか』の著者、妹尾堅一郎氏の基調講演~イノベーションモデ ルの変容と多様化~につづき、「新米国特許法と米国学界への影響」と題した米国特許弁護士服部健一氏の特別 講演があった。とくにイノベーションモデルの変容の視点から、産業モデル、ビジネスモデルの創出が日本企業の競 争力復活に不可欠との興味深い提言がなされた。 2日目は、「コーディネータ同士の密な議論と交流を目指 して」というテーマで、小沢三千晴(全国イノベーション推進 機関ネットワーク 総括コーディネータ)より本事業CD活動 事例集より特徴ある事例が報告された後、3つの分科会 (分科会1:技術移転活動 分科会2:学内CD活動の在り方 分科会3:若手人材)に分かれて意見交換を実施した。 参加した分科会1(技術移転活動)の議論の中で、産学連 携として、シーズニーズオリエンテッド以外にもタイム(時代) オリエンテッド型、ソーシャル(社会)オリエンテッド型のあら たなアプローチが求められており、あらたなネットワーク構 築が求められる。との興味深い展望も述べられた。 32

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