ロ ー タ リ ー 財 団 ハ ン ド ブ ッ ク
︵改訂第4版︶財団の総合研修資料
ロータリー財団
ハンドブック
ロータリー財団
ハンドブック
改訂第4版
ロータリー財団委員会 委員必携
2018
ロータリー 情報研究会
第1章.ロータリー財団とは(This is The Rotary Foundation) ������������ 1
1. 財団の定義(Definition Of The Rotary Foundation) ……… 1
2. 使命(Mission) ……… 1
3. 歴史(History of The Rotary Foundation) ……… 2
4. 財団の指導者(Leaders of The Rotary Foundation) ……… 6
5. 財務(Finance) ……… 8
6. 外部評価(Outside Ratings) ………15
7. 協力財団(Associate Foundations) ………16
● 公益法人ロータリー日本財団 ………17
(Public Interest Incorporated Foundation, Rotary Foundation Japan:PIIF-RFJ) 第2章.ロータリー財団のプログラムとシェアシステム (Programs & Share System of The Rotary Foundation) �������� 19 1. ロータリー財団の資金の使われ方(How to use Fund of The Rotary Foundation) ……19
2. ロータリー財団のプログラム(Programs of The Rotary Foundation)) ………19
3. シェアシステム(Share System) ………20
第3章.ロータリー財団補助金(Rotary Foundation Grants) ������������ 22 1. 補助金の種類(Type of Grants) ………22
(1) 地区補助金(District Grants) ………22
(2) グローバル補助金(Global Grants) ………25
(3) 参加資格認定と資金管理 ………45
(4) グローバル補助金の奨学金申請 ………46
●地区補助金の流れ図(District Grant Lifecycle) ………53
●グローバル補助金の流れ図(Global Grant Lifecycle) ………54
2. 地区補助金とグローバル補助金 授与と受諾の条件 ………55
(Terms and Conditions for Rotary Foundation District Grants and Global Grants) Ⅰ. 補助金の種類 ………55
Ⅱ. 受領資格の指針 ………55
Ⅲ. 制約事項 ………57
Ⅳ. 申請方法 ………58
Ⅴ. 旅行方針 ………60
Ⅵ. 補助金の資金源 ………61
Ⅶ. 協力団体 ………62
Ⅷ. 支払い ………62
Ⅸ. 報告要件と書類の保管 ………63
Ⅹ. 小口融資(マイクロクレジット) ………64
Ⅺ. インドのロータリー財団に関する特記事項 ………65
Ⅻ. プログラム参加者のための利害の対立に関する方針 ………66
●よくある質問 ………69
第4章.ポリオプラス(Polio Plus) ……… 77
1. ポリオプラスとは(Polio Plus) ………77
(1) 概要(Brief Overview) ………77
(2) 「ポリオ」という病気 ………78
(3) ポリオプラスの意味 ………78
(4) 世界ポリオ撲滅推進計画(GPEI:Global Polio Eradication Initiative) ………78
CONTENTS
目 次
2. ポリオの現況(Current situation of Polio) ………79
(1) 課題 ………79
(2) ポリオを撲滅するために ………79
3. ポリオプラスプログラムの歴史(History of Polio Plus Program) ………82
4. ポリオ撲滅 ロータリーへの期待(Polio Eradication Expectations for Rotary) …………83
5. ポリオプラスに関する賞(Awards related to PolioPlus Activities) ………83
●ポリオプラスエピソード 「ポリオプラスに命をかけたロータリアン」 ………84
6. 国際ポリオプラス委員会声明(International PolioPlus Committee Statement) ………87
(1) ポリオプラスの目標 ………87
(2) ロータリーからの資金面での支援について ………87
(3) ロータリーからのボランティア面での支援について ………87
(4) 世界ポリオ撲滅推進計画の予算について ………87
(5) 世界ポリオ撲滅活動に必要な資金について ………88
(6) ロータリーのからの寄付の使途について ………88
(7) ポリオプラス補助金による受益国の数について ………88
(8) 予防接種によって予防されているポリオの発症数について ………88
(9) ポリオが撲滅されなければ毎年まひ障害に陥る子どもの数について ………88
(10) ポリオの予防接種を受けた子どもの数について ………88
(11) ポリオのない国に住む世界の子どもの割合について ………88
(12) 世界のポリオ症例数について ………89
(13) 一人の子どもを完全にポリオから守るためのコストについて ………89
(14) ポリオ常在国の数について ………89
(15) ポリオフリーに認定された国、領域、区域に住んでいる人の数と ポリオフリーの国の数について ………89
(16) ナイジェリア、パキスタン、アフガニスタンにおけるポリオについて ………89
(17) ポリオのない国におけるポリオのリスクについて ………89
(18) ロータリーによるアドボカシーの取り組みについて ………90
(19) ポリオ撲滅に関連するロータリーと他団体との協力について ………90
(20) ポリオ撲滅の世界的認定について ………90
(21) 経口ポリオ・ワクチン(OPV)によるポリオ予防接種の中止について ………90
(22) 予防接種の中止後、世界で節約される推定年間経費について ………90
(23) 米国の子どもを対象としたポリオ予防接種実施の年間費用について ………91
(24) ポリオウイルスの種類について ………91
(25) ワクチンに由来するポリオについて ………91
(26) ポリオ全国一斉接種を通じたビタミンAの配給について ………91
7. 2017年6月開催のロータリー国際大会で、世界の指導者と主要ドナーが ポリオ撲滅活動 支援を新たに決意 ………92
第5章.ロータリー平和センター(Rotary Peace Centers) ������������� 93 1. ロータリー平和センターの概要(Brief Overview of Rotary Peace Centers) ………93
2. ロータリー平和フェローシップとは(Rotary Peace Centers) ………94
(1) 2つのプログラムの違い ………94
(2) ロータリー平和フェローシップの申請と選考 ………97
(3) ロータリー平和フェローシップへの支援 ……… 100
●ロータリー平和センター大口寄付推進計画における冠名の機会 ……… 102
●ロータリー平和フェローシップ・プログラムの実績 ……… 103
●よくある質問 ……… 104
CONTENTS
第6章.パートナー(Partners) �������������������������� 105
1. パートナーシップ(Partnerships) ……… 105
2. 私たちのパートナー(Our Partners) ……… 106
3. シェルターボックスと国際ロータリー(Shelter Box and RI) ……… 108
第7章.プロジェクトを立ち上げる(Develop Project) ��������������� 110 1. プロジェクトの流れ(ライフサイクル)に役立つリソース(Project Lifecycle Resources) … 110 2. ロータリーショーケース(Rotary Showcase) ……… 113
3. アイディア応援サイト(Rotary Ideas) ……… 113
●よくある質問 ……… 114
第8章.寄付と認証(Contribution and Recognition) ��������������� 118 1. 寄付の分類(Contribution Classification) ……… 118
(1) 年次基金(Annual Fund) ……… 118
(2) 恒久基金(Endowment Fund) ……… 119
(3) ポリオプラス基金(PolioPlus Fund) ……… 119
(4) その他の寄付(Restricted Giving) ……… 119
●寄付の分類表(Contribution Classification) ……… 120
2. 認証の分類(Recognition Classification) ……… 121
(1) 個人に対する認証(Recognition to Individual) ……… 121
(2) クラブに対する認証(Recognition to Rotary Club) ……… 124
3. 認証ポイント(Recognition Point) ……… 125
4. 税制上の優遇措置(Tax Advantages) ……… 126
5. データレポート(Data Report) ……… 127
●年度別ロータリー財団寄付実績(世界 ― 日本) ……… 128
●2016-17年度 寄付上位30カ国(暫定)データ(Top 30 giving countries in 2016-17) 129 ●5年間の財団寄付の推移(世界 ― 日本) ……… 130
●2016-17年度 財団基金別の割合(世界 ― 日本) ……… 132
●オンライン寄付 利用者が増えている理由 ……… 133
●よくある質問 ……… 134
第9章.ロータリーカード(Rotary Credit Card) ������������������ 142 (1) ロータリーインターナショナルマスターズカード(Master Card オリコ) ………… 142
(2) ロータリーダイナースクラブカード(Diners Club Card) ……… 143
第10章.地区ロータリー財団委員会(District Rotary Foundation Committee) ��� 144 1. 地区ロータリー財団委員長(District Rotary Foundation Committee Chairman) …… 144
2. 委員会の構成(District Rotary Foundation Committee Structure) ……… 144
(1) 地区ロータリー財団小委員会 ……… 144
(2) 推奨される小委員会 ……… 145
3. 管理運営(Administration) ……… 149
(1) クラブ・ロータリー財団委員会のサポート ……… 149
(2) 目標の設定 ……… 149
4. 研修(Training) ……… 149
(1) 地区ロータリー財団セミナー(District Rotary Foundation Seminar) ……… 150
(2) 補助金管理セミナー(Grant Administration Seminar) ……… 150
(3) 会長エレクト研修セミナー(President-elect Training Seminar:PETS) ………… 150
(4) 地区研修・協議会(District Training Assembly:DTA) ……… 150
5. 表彰(Awards) ……… 151
CONTENTS
第11章.RI重要文書(RI Important Documents) ���������������� 152 ポリオ関連決議(86-208,95-185,04-219,04-525,07-68)・
管理委員会会合の抄録(2013年4月、2014年10月、2017年6月、2017年9月)
第12章.略語と用語集(Acronym and Terminology) ��������������� 156
1. 略語(Acronym) ……… 156
2. ロータリー用語(The Rotary Terminology) ……… 161
(1) ロータリー財団に関係する一般ロータリー用語 ……… 161
(2) ロータリー財団の評価基準関係 ……… 163
(3) モニタリングと評価の計画について ……… 165
(4) グローバル補助金 ……… 166
(5) グローバル補助金:モニタリングと評価の計画について ……… 166
3. ポリオプラス用語(PolioPlus Terminology) ……… 169
第13章.申請・準備書類(Application and Documents) �������������� 171 1. 寄付送金・認証(Remittance・Recognition) ……… 172
寄付送金明細書/寄付分類/寄付送金入力方法/寄付分類と認証 2. クラブの覚書(Memorandum of Understanding:MOU) ……… 173
指針/ワークシート/覚書(MOU) 3. 補助金申請(Application of Grants) ……… 178
(1) グローバル補助金 申請書のテンプレート ……… 178
(2) グローバル補助金 調達資金の計算表 ……… 180
(3) グローバル補助金申請 地域社会調査の結果フォーム ……… 181
(4) グローバル補助金 職業研修チームメンバーの申請書 ……… 182
(5) グローバル補助金 奨学金候補者申請のための申請書テンプレート ……… 183
■参照・出典資料(Reference):
・ロータリー財団章典(Rotary Foundation Code of Policies)Sep.2017版(英文)
・ロータリー手続要覧(Manual of Procedure)2016年版(JA-716)
・国際ロータリー・ロータリー財団 2016-17年度年次報告(187-JA)
・ロータリー財団 2016-17年度恒久基金年次報告 JA-(1116)
・地区を成功に導くリーダーシップ:ロータリー財団委員会編300-JA(2018-21年度版)
・クラブを成功に導くリーダーシップ:ロータリー財団委員会編226E-JA(2016-19年度版)
・ロータリー財団参照ガイド(219-JA)
・重点分野の基本方針(2017年10月版)
・補助金センターのご利用ガイド(2018年1月版)
・寄付・認証 ロータリークラブの手引き(2017-18年度版) RI日本事務局財団室発行
・シェアDDFオプション(2016-17年度版)
・グローバル補助金ガイド(1000-JA)
・グローバル補助金 モニタリングと評価の計画について(RI資料2015年4月版)
・ロータリー財団 地区補助金とグローバル補助金 授与と受諾の条件(2017年9月版)
・ロータリー補助金 クラブの参加資格認定:よくある質問(2014年10月版)
・グローバル補助金の流れ
・職業研修チーム(VTT)の概要資料(2015年1月版)
・補助金モデルの評価(概要)(2016年4月版)
・旅行禁止国リスト(Travel Ban List)(2016年1月版)
・ロータリー財団室News(月刊)
・RIウェブサイトhttps://www.rotary.org/ja
CONTENTS
1 ロータリー財団とは
国際ロータリーのロータリー財団は、1917年に基金として発足し、1928年国際大会でロー タリー財団と名づけられた。1931年に信託組織となり、1983年に米国イリノイ州の法令の下 に非営利財団法人となった。ロータリー財団は、財団の法人設立定款と細則に従って、ロータリー 財団管理委員会が慈善的、教育的目的のためにのみ運営するものとする。
(国際ロータリーのロータリー財団細則)
1. 財団の定義
(Definition Of The Rotary Foundation)ロータリー財団は、ロータリークラブおよび地区を通じて実施され承認された人道的および教 育的活動を支援するための寄付を受け、資金を配分する非営利団体である。
(ロータリー財団章典1.040. 2011年9月管理委員会会合 決定8号)
ロータリー財団は、寄付を受け取り、ロータリークラブや地区の人道的および教育的活動でロー タリー財団が承認したものに補助金を提供する非営利法人と定義されている。この定義は2011 年9月の管理委員会で再確認された。
組織としては国際ロータリーとロータリー財団はイリノイ州法の別々の条項の下に設立されて いる。寄付金を受け取って、支出するだけなら、ロータリー財団は必要でない。
国際ロータリーは、ロータリークラブを通じてロータリアンから人頭分担金を集めている。も ちろん寄付金を受けることもできるが、寄付者に税制上の優遇措置を与えることはできない。そ こでイリノイ州法の別の条項の下に、独立した非営利財団のロータリー財団を設立し、米国の寄 付者に税制上の優遇措置を講じている。国際ロータリーがロータリー財団の法人会員となってい るので、ロータリー財団の正式名称は国際ロータリーのロータリー財団で、ロータリー財団がロー タリーの方針に沿わない活動をすることはない。両者は理念としては一体のものである。
ロータリー財団の資産が国際ロータリーの資産の5倍くらいあるため、ロータリー財団の活動 が目立ち、その資産を活用して独自の活動をしているのではないか、と危惧するロータリアンも いるが、決してそのようなことはなく、ロータリー財団はその資産を増やし、奉仕活動を広げて いくことに貢献している。
2. 使命
(Mission)国際ロータリーの使命 国際ロータリーの使命は、職業人と地域社会のリーダーのネットワー クを通じて、人びとに奉仕し、高潔さを奨励し、世界理解、親善、
平和を推進することである。
(ロータリー章典26.010.1. 2009年11月理事会会合、決定42号)
ロータリー財団の使命 ロータリー財団の使命は、ロータリアンが、健康状態を改善し、教育 への支援を高め、貧困を救済することを通じて、世界理解、親善、平 和を達成できるようにすることである。
ロータリー財団とは
This is The Rotary Foundation
第 1 章
1 ロータリー財団とは
国際ロータリーの使命は、他者に奉仕すること、高潔性を促進すること、世界理解、親善、平 和を推進(advance)することの3項目からなる。それに対し、ロータリー財団の使命は3番目 の世界理解、親善、平和を達成できるようにする(enable to advance)ことである。
ロータリー財団の役割は国際ロータリーの承認を得て、目標を実現していくことである。クラ ブレベルに置き換えると、国際ロータリーがクラブ理事会、ロータリー財団がクラブ役員と考え ると分かりやすいかと思う。
ロータリー財団の標語(Motto of The Rotary Foundation)
「世界でよいことをしよう」(Doing Good in the World)が、ロータリー財団の標語である。
(ロータリー財団章典7.090.1)
3. 歴史
(History of The Rotary Foundation)ロータリー財団は、1917年、米国ジョージア州アトランタで開催された国際大会において、アー チC.クランフ(Arch C. Klumph)が 「全世界的な規模で慈善・教育・その他社会奉仕の分野で よりよいことをするために基金をつくろう」 と提案したことに始まった。アーチ・クランフは、6 人目(第7代)のRI会長で、ロータリー財団の父と呼ばれている。各地のロータリアンが目先 の世界の出来事に目を奪われている第1次世界大戦中にアーチ・クランフの夢が提起された。
数カ月後に、この新しく誕生した基金は米国ミズーリ州カンザス・シティー RCから米貨26ド ル50セントの最初の寄付金を受け取った。
1928年ミネソタ州ミネアポリス国際大会で、この基金はロータリー財団と名づけられた。大 恐慌が世界中で影響を及ぼし始めた1930年に、財団は、最初の補
助金を授与することができ、ロータリーの創始者、ポール・ハリ スが名前を秘して、500米ドルを寄付し、身体障害児童保護国際 協会にその500米ドルを贈ることを要望した。この行為はロータ リー財団の歴史を振り返ると現在のポリオプラスを予感させるよ うに思える。
その後、ロータリー財団は国際ロータリー理事会の同意の下に 信託宣言を作成し、1931年11月12日に信託組織となった。この
信託宣言の大要は、ロータリー財団が受け取り管理する財産およびその収益は、すべて国際ロー タリーが行う活動のためにのみ支出されるというものであり、この信託宣言は今も生きている。
ちなみにロータリー財団月間(注)は、11月であるが、当初は、11月15日を含む1週間が財団 週間であった。信託宣言が11月であったことで財団月間が11月である理由の一端があると言える。
(注)ロータリー財団月間(The Rotary Foundation Month)
1964-65年度RI理事会と管理委員会は、毎年11月15日を含む1週間をロータリー財団週間とすること を定めた。その後、1983-84年度に、11月をロータリー財団月間と定めた。11月には、全クラブが同時に 財団月間を実施し、この月間はクラブが財団プログラムを支援、推進、参加する特別の期間である。月間中、
財団の活動を広く知らせる手段として、ロータリー財団補助金受領者その他が、クラブ例会や教育機関や地 域社会の会合で、ロータリー財団について講演する。財団の奨学金事業および人道的諸事業についての知識 と理解を深め、財団の推進に役立つプログラムを実施するためのRI理事会指定の月間である。
2 シェアシステム ロータリー財団のプログラムと
1. ロータリー財団の資金の使われ方
(How to use Fund of The Rotary Foundation)
寄付の種類によって使われ方は違う。
① 年次寄付金は3年間、資金として運用し、その運用益は財団の運営費に使われる。
元金は3年後、半額が DDF(地区財団活動資金)、残りの半額が WF(国際財団活動資金)
として戻される。これがシェアシステムと呼ばれるものである。
② 恒久基金は元金を使わない。運用益のみを地区と財団で使う。
③ ポリオプラスやロータリー平和フェローシップおよびロータリーの重点分野等に対する寄 付に指定した寄付金は、指定されたポリオ撲滅のためやフェローシップ支援にのみ全額が 使われる。
④ グローバル補助金へのクラブからの寄付金は、指定されたグローバル補助金プロジェクト に使われる。この場合の現金寄付には、国際財団活動資金(WF:World・Fund)から 50%上乗せになる。地区補助金とグローバル補助金を地区や地区内クラブで使うことが でできる。
2. ロータリー財団のプログラム
(Programs of The Rotary Foundation)
① ポリオプラス(Polio Plus)
ポリオ撲滅はロータリーの最優先項目。ポリオ常在国、ウイルス流入国、高リスク国を中 心とした世界のポリオ撲滅のための取り組み。
② ロータリー平和センター(Rotary Peace Centers)
世界に6つあるロータリー平和センターの 1 つで、国際関係、平和、紛争解決とその関連 分野で学ぶ学生への奨学金。
③ 補助金プログラム(Rotary Foundation Grants)
人びとによりよい生活をもたらし、地域社会に貢献するロータリアンの活動を支えている 活動。
ロータリー財団の補助金は、以下の2つである。
1. 地区補助金(DG:District Grants)
2. グローバル補助金(GG:Global Grants)
この2つの補助金とも、人道奉仕プロジェクト(Humanitarian Projects)、奨学金(Scholarship)
および職業研修チーム(VTT:Vocational Training Team)の3つの活動からなる。
ロータリー財団のプログラムと シェアシステム
Programs & Share System of The Rotary Foundation
第 2 章
2 シェアシステム ロータリー財団のプログラムと
3. シェアシステム
(Share System)ロータリアンやその他の支援者から寄せられた寄付を補助金やプログラムのために活用するシ ステムがシェアシステムである。
●シェアと地区財団活動資金(DDF)
ロータリー財団への寄付は、シェアシステムと呼ばれる仕組みを通じて、人道的プロジェクト、
奨学金、職業研修チームの活動を支える補助金に生まれ変わる。地区内のクラブからの年次基金
(シェア)への寄付は、国際財団活動資金(WF)と地区財団活動資金(DDF)に分けられる。
地区は、寄付の 3 年後にこの DDF をクラブや地区、または財団のプロジェクトのために活用 できる。DDF の半分までを地区補助金として使用でき、残りをグローバル補助金の申請、ポリ オプラスやロータリー平和センターの支援、ほかの地区への寄贈のために使うことができる。
地区役員は、地区 DDF の使用可能な金額と使用状況を、「SHARE Contribution Detail Report(地区のシェアに関する概要レポート)」ならびに「Available DDF by District Report
(地区で利用可能な DDF)」から確認することが奨励されている。
●国際財団活動資金(WF)
国際財団活動資金(WF = World Fund)は、世界の最優先課題に取り組む活動に資金を提 供するものる。シェアシステムを通じた寄付の 50%が WF となるが、寄付すべてを WF に指定 することも可能である。WF はロータリー財団が管理し、全ロータリー地区が申請できる補助金 やプログラムの資金として活用される。
● DDF と WF の使途
地区財団活動資金(DDF)
(District Designated Fund) 国際財団活動資金(WF)
(World Fund)
地区が使途を決定 ロータリー財団管理委員会が使途を決定
DDFの使途 WFの使途
Ⅰ.地区補助金に使用
◦ DDFの50%以内の額をもって、地区が財団に 一括申請する。申請時に、使用計画書を提出し、
審査を受ける。
◦ クラブは地区に地区補助金個別プロジェクトを 申請し、地区より補助金を受け取る。補助金額 は地区が審査する。
Ⅱ.グローバル補助金事業の資金に使用
◦ クラブがDDFを使用する場合、DDF活用申請 書を地区へ提出する。
◦ 地区のDDF使用計画の下で、個別プロジェク トへのDDF使用額が検討される。
◦ 使用の承認は、ガバナーと地区ロータリー財団 委員長が行う。
Ⅲ.寄贈◦ ポリオプラス基金
◦ ロータリー平和フェローシップ基金
◦ ロータリー平和センター恒久基金へ寄贈する
Ⅰ.クラブや地区が計画するグローバル補助金事
◦ クラブや地区が財団に直接申請する。業に使用
◦ 補助金下限$15,000 ~上限$200,000
◦ DDF資金に対しては、1:1のWF補助
◦ 現金資金に対しては、1/2のWF補助
Ⅱ.ロータリー平和センタープログラムに使用
Ⅲ.ポリオ基金
(管理委員会の決定に基づき、ポロオ基金に も使われる)
3 ロータリー財団補助金
1. 補助金の種類
(Type of Grants)ロータリー財団は、地区補助金とグローバル補助金を授与する。地区補助金は、財団の使命(ロー タリアンが、健康状態を改善し、教育への支援を高め、貧困を救済することを通じて、世界理解、
親善、平和を達成できるようにすること)と一致する奨学金、プロジェクト、旅行に充てるため に地区に一括で支給される。
グローバル補助金は、重点分野の範囲内にある奨学金、プロジェクト、職業研修チーム(VTT)、
また場合によって旅行のために授与されるものであり、これらは実施地の地域社会が主導し、そ の成果が持続可能、測定可能なものでなければならない。
ロータリー財団の補助金は、以下の2つである。
● 地区補助金(District Grants:DG)
♢ 奉仕プロジェクト ♢ 奨学金
♢ 職業研修
● グローバル補助金(Global Grants:GG)
♢ 人道的プロジェクト ♢ 奨学金
♢ 職業研修
(1)地区補助金
(District Grants)地元や海外で行う小規模で短期(24 カ月以内に終了)の活動に活用する補助金である。
この補助金は地区が管理・配分するので、クラブは地区の申請要件に従わなければならない。
地区補助金は、一括で地区に支払われ、地元や海外の緊要なニーズに取り組むために使用できる。
地区補助金は、地区財団活動資金(DDF)からの配分のみによってロータリー財団から支給さ れるものである。
地区は毎年、ロータリー財団の使命を支える地区やクラブの活動(職業研修チーム、奨学金、
人道的奉仕プロジェクト、文化交換を含む)を支えるために、地区のシェア配分(地区の3年前 の年次基金への寄付および恒久基金〔シェア〕収益を合わせた額の 50 パーセント)の 50 パー セントまでを使って、年に1口の補助金を申請できる。
1.地元と海外において、プロジェクト、奨学金、職業研修チーム、およびそれらに関連した 旅行を支援するものである。
2.補助金の 3 パーセントまでを、補助金に関連した管理運営費(銀行手数料、郵送料、ソフ トウェア、独立財務評価など)に充てることができる。
3.補助金の 20 パーセントまでを、臨時費に配分することができる。ただし、補助金の承認
ロータリー財団補助金
Rotary Foundation Grants
第 3 章
3 ロータリー財団補助金
後にプロジェクトまたは活動を追加する場合は、ロータリー財団の事前承認を受けなけれ ばならない。
4.該当する法律によって認められ、またロータリー財団の方針に従っている場合、ロータリー が存在する国・地域とそれ以外の国・地域におけるプロジェクトと活動に資金を充てるこ とができる。
5.奨学生や職業研修チームのオリエンテーション、補助金管理セミナーに資金を充てること ができる。
(注) 地区補助金の制約事項については第3章 (2)グローバル補助金の(d)項「地区補助金とグロー バル補助金の共通の制約事項」(P. 32)を参照のこと。
(a).地区補助金の支払い
補助金資金は、申請時に地区が指定した地区の銀行口座のみに支払われる。(米国では、地区 財団の銀行口座も可)。地区補助金の資金は、前ロータリー年度の地区補助金が終了するまでは 支払われない。地区補助金は、補助金支払い時のRI為替レートに従って支給される。資金は、
実施年度末を過ぎた後は支給されない。
実施年度の 5 月 15 日までに提唱者が支払いの全要件を満たさなかった場合、補助金は取り消 しとなる。
(b).地区補助金の計画
地区は毎年、DDF(地区財団活動資金)の 50%までを地区補助金として申請できる。この 50%は、3年前に地区が年次基金に寄付した額(および恒久基金への寄付の投資収益)から生 じた DDF を基に計算される。地区は、利用できる DDF の全額(50%)を申請する必要はない。
全額より少ない額を申請する場合、グローバル補助金として使用したり、ポリオプラスやロータ リー平和センター、あるいはほかの地区に寄贈できる。次年度に繰り越された DDF は、地区補 助金として使用できない。
地区補助金の管理は地区が行う。クラブは、財団の使命に沿った次のような目的のために、補 助金の資金を地区に申請できる。
●奉仕プロジェクト:
地区補助金は、地元や海外のプロジェクト、活動現地への渡航費、災害救援などに使用できる。
●奨学金:
地区補助金の奨学金では、各地区が独自の資格基準を設ける。レベル(高校、大学、大学院)、
支給期間、専攻分野、授与額、就学地(国内または海外)に関する制約はない。ロータリー財団は、
地区補助金による奨学生とは直接連絡を取らない。海外地区やクラブとの協力は要件でないため、
就学先の地区に奨学生の受入や世話を行う義務はない。そのため派遣地区は、特に海外留学の場 合、就学先の地区と連絡を取り、奨学生のサポートに協力してくれるかどうか、また、どのよう なサポートが必要とされるかを決める必要がある(宿泊手配、予算作成、空港での出迎えなど)。
地区は、奨学生から地区への報告要件を定め、75 米ドル以上の支出に関して領収書を保管す る義務を、学生に説明する必要がある。
●職業研修:
地元での職業研修ニーズに取り組むほか、海外で指導を行ったり、研修を受けたりする職業研 修チーム(VTT)のために、地区補助金を利用できる。地区は、補助金小委員会と協力して、参 加者の資格要件を決める。海外の地区やクラブと協力するという要件はなく、参加者の人数、研
4 ポリオプラス
1. ポリオプラスとは
(Polio Plus)(1)概要
(Brief Overview)ロータリーは 1979 年に初めてポリオのプロジェクトに携わった。
フィリピンの 600 万の児童にポリオの予防接種をするという 5 カ 年間の誓約だった。これが、保健、飢餓追放および人間性尊重(3-H)
プログラムの最初のプロジェクトで、国際ロータリーの 75 周年基 金から補助金が授与された。
1980 年代初めに、ロータリーは史上最も意欲的なプログラムを計画し始めた。世界中の児童 にポリオの予防接種をしようというプログラムである。ロータリーは、故アルバート・セービン 博士の助言と支援を得て、1985 年にポリオプラス・プログラムを設けた。ポリオと共にハシカ、
ジフテリア、結核、百日咳、破傷風の五つをプラスして、同時追放を目的としているためポリオ プラスと呼んでいたが、ポリオプラスの『プラス』は最初の頃と意味が変わって、現在は、世界 的なポリオ撲滅運動がもたらした遺産のことを指している。
管理委員会は、ポリオプラスにプラスがついていることは認識しているが、ポリオ以外のワク チンや予防接種活動に、ポリオ制圧と撲滅のための寄付金を使わない、と決定している(財団章 典 12.020. General Policies)。ポリオプラスの資金はポリオ以外のワクチンやリハビリテー ション、ポリオ後症候群には使えないが、他のロータリー財団の人道的プログラムの下で、利用 できると考えられている。
1985 年にポリオプラス・プログラムを開始して以来、ロータリーはポリオ撲滅を組織の最優 先項目としてきた。世界ポリオ撲滅推進活動のパートナー団体とともにロータリーが活動を開始 した 1988 年には、125 カ国で 35 万件以上の発症が確認されていたが、以来、25 億人以上の 子どもにポリオの予防接種を行い、発症数は 99.9%減少している。
ロータリーは 1985 年以来、ポリオ撲滅活動に 17 億米ドル以上の資金(ビル&メリンダ・ゲ イツ財団からの上乗せを含む)を投入している。
また、アドボカシー(政府への働きかけ)を通じて、ドナー国政府からの 72 億米ドル以上の 資金確保に貢献している。
●ポリオが今も残る国は3カ国だけなのに、なぜ 15 億米ドルも必要?
ポリオ撲滅まであと 15 億米ドルが必要とされている。なぜ資金が必要なのか。ポリオを撲滅 するには、野生株ポリオ・ウイルスによる発症が起きている3カ国(パキスタン・アフガニスタ ン・ナイジェリア)でウイルスの感染を断ち切らなければならない。さらに、既に「ポリオフリー」
となった国にウイルスが流入しないようにする必要がある。ウイルス流入のリスクが高い国々(最 高 60 カ国)では、現在も子どもへの大規模な一斉予防接種キャンペーンが行われている。すべ ての子どもがポリオにおびえずに暮らせる日が来るまで、活動をやめるわけにはいかない。
ポリオを完全に撲滅しない限り、今後 10 年間に新たな発症数が世界で 20 万件に上ると推定 されている。
ポリオプラス
PolioPlus
第 4 章
4 ポリオプラス
ロータリーは 2017 年 6 月のアトランタでのロータリー国際大会で 7 月 1 日から向こう3年 間で 1 億 5,000 万米ドル(毎年 5,000 万米ドル)を約束した。ビル&メリンダ・ゲイツ財団と の倍額を上乗せマッチングと合わせて 4 億 5,000 万米ドルとなる。さらに 28 の国、組織、企業、
個人からポリオ撲滅への誓約が発表され誓約総額は 2017 年 8 月には 13.6 億米ドルとなってい る。新しい資金は、サーベイランス(監視活動)、発生への対応、年間4億人以上の子どもへの 予防接種といったポリオ撲滅活動に役立てられる。ポリオ撲滅がいよいよ現実になる日が近づい ていている。
(2)「ポリオ」という病気
ポリオ(急性灰白髄炎)は非常に感染性の高い病気であり、特に感染しやすいのは 5 歳未満の 子どもである。日本では一般に「小児まひ」と呼ばれることもある。
ポリオウイルスは人から人へ感染し、最も多いのは汚染水を通じた感染で、神経系を侵すこと もあり、これによって身体の麻痺を引き起こす可能性がある。ときには死に至ることもあり、治 療法はないが、ワクチンで予防が可能である。
ロータリーとそのパートナー団体は、これまで世界中 25 億人以上の子どもにワクチンを投与 する活動を行ってきた。
(3)ポリオプラスの意味
1985 年にロータリーがポリオプラスを開始した時、「プラス」という言葉は、ポリオ撲滅の 取り組みが、子どもの間に流行する他の5種類の伝染病(はしか、結核、ジフテリア、百日咳、
破傷風)の予防接種にも広がるだろうという考えを表していた。時とともに、ポリオ撲滅の取り 組みによる恩恵は増えてきた。
ポリオワクチンを投与するキャンペーンでは、ビタミンAのサプリメントを配布するといった 健康面から命を救う手段が生まれた。ワクチンを運搬、保存するための新しい物流方法により、
発展途上地域での感染症との闘いが以前より容易になった。
また新たなポリオ発症の発見を目的とする研究所や診療所の巨大なネットワークによって、ポ リオだけでなく、ほかのウイルスの感染状況も監視できるようになった。加えて、ロータリーが 立ち上げに寄与した世界ポリオ撲滅推進計画(GPEI)は、世界的な保健問題に取り組むための 官民パートナーシップの手本として国際的に知られている。このように、ポリオプラスの「プラ ス」は、ポリオが常在する3カ国での感染抑止にとどまらず、ポリオがこの世からなくなった後 にも、ほかの感染症との闘いを支えていくインフラと協力態勢という遺産をも意味している。
(4)世界ポリオ撲滅推進計画
(GPEI:Global Polio Eradication Initiative)世界ポリオ撲滅推進計画(GPEI)は、ロータリー、世界保健機関(WHO)、ユニセフ、米国 疾病対策センター(CDC)、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、そして各国政府を含む官民共同の取 り組みである。ロータリーは主に、アドボカシー、ファンドレイジング、ボランティアの動員、
認識向上における重要な役割を担っている。
5 ロータリー平和センター
1. ロータリー平和センターの概要
(Brief Overview of Rotary Peace Centers)
平和は「人」から始まると考えるロータリーは、平和フェローシッ プ(奨学金)を通じて、世界平和と紛争予防の担い手となる人材を 育て、平和推進者の世界的ネットワークを築いている。
ロータリー・センター・プログラムは世界理解と平和という財団 の使命を達成するために最優先される教育プログラムである。
ポール・ハリス没後50周年と財団の教育的プログラム創設50周年を記念して、財団管理 委員会は、国際関係を研究するためのロータリー・ポール・ハリス・センター設立計画を立 てた。これは異なる地域の評価の高い8つの大学と提携して行われる計画だった。どの大学 も、世界問題、紛争解決、国際的研究などで優れた教育課程と教授陣を備えている。
世界に6つあるロータリー平和センターの1つで、国際関係、平和研究、紛争解決といっ た関連分野の修士号、あるいは平和と紛争解決分野の専門能力開発修了証の取得を目指す学 生に、ロータリー平和フェローシップ(奨学金)を提供する。
毎年、世界中から選ばれる最高100人のフェローが、ロータリー平和センター提携大学で 学ぶ。フェローシップには、授業料・入学金の全額、滞在費(宿舎・食費)、往復航空券、
実地体験(インターシップ)の費用が含まれる。
創設から10年あまり、ロータリー平和センターは、平和構築の分野のキャリアを志す1,000 人以上の人材を輩出してきた。その多くは、国連や世界銀行といった国際機関や草の根の NGOでリーダーシップを発揮し、より平和な世界を築くために活躍している。
2000年10月の管理委員会決定により、このプログラムはポール・ハリスに敬意を表する ものではあるが、ロータリー世界以外でのポール・ハリスの知名度が低いため、「紛争の解 決と平和における国際問題研究のためのロータリー・センター」(長い名称なので、通常ロー タリー・センターと略している)と名称を変えた。2005年2月の管理委員会決定により、
世界平和奨学金(World Peace Scholarship)の名称を世界平和フェローシップ(World Peace Fellowship)に改正した。奨学生(Scholar)は、フェロー(Fellow)となった。
過去の世界平和奨学生についても遡って世界平和フェローと呼ぶことになった。フェローの 年齢が少し年長なこともあり、奨学生という名称を変更した。
さらに2009年10月の管理委員会決定で、一般向けには、ロータリー平和フェローとロー タリー平和センターと言う名称を使うことを決定した。2013年10月の管理委員会決定で、
2014年1月1日より「紛争の解決と平和における国際問題研究のためのロータリー・セン ター」を「ロータリー平和センター(Rotary Peace Centers)」に正式に改称することを決 定した。
ロータリー平和センター
Rotary Peace Centers
第 5 章
5 ロータリー平和センター
2. ロータリー平和フェローシップとは
(Rotary Peace Centers)ロータリー平和フェローシップは、ロータリー財団より提供される奨学金である。ロータ リー平和センターでの質の高い学術研究と実地研究(インターンシップ)を通じて、未来の 平和構築者を育成するというロータリーの使命を支えるために設けられた。奨学金の受領者 となるロータリー平和フェローは、それぞれの地域社会とグローバル社会における平和と紛 争解決分野のリーダーとなるためのスキルを培う。
このフェローシップは、国際関係、平和、紛争解決の分野におけるキャリアを志し、すで にこれらの分野で経験を積み、社会奉仕や人道的国際奉仕への熱意を示すとともに、平和の ために尽くす意欲のある人を対象としている。候補者は、申請前にこの目的を十分に考慮し ておくこと。
ロータリー平和フェローには、キャリアに対する固い決意と同時に、ロータリーへ持続的 に関与していくよう、大きな期待が寄せられている。また、ロータリー平和フェローは、世 界理解と平和に貢献する活動を行なう国際ロータリーと加盟クラブにアドバイスと援助を提 供するために、そのキャリアを通じてロータリー財団と連絡を保つよう期待されている。さ らに、ロータリー平和フェローは、ロータリー平和フェローシップ・プログラムを評価して 推進していくよう求められている。ロータリー平和フェローは、生涯、仕事や奉仕活動を通 じて国内外での協力、平和、紛争解決を推進するリーダーである。
(1)2 つのプログラムの違い
フェローシップには、修士号取得プログラムと専門能力開発修了証取得プログラムの2種 類がある。
修士号プログラム 専門能力開発修了証プログラム 目 的 明日のリーダーを育成 今日のリーダーを強化 期 間 15 ~ 24カ月間
(提携大学により異なる) 3カ月
ロータリー平和
センターの数 5 1
フェローシップの 受領者数
最高50人(各ロータリー平和セ ンターにつき10人まで)
最高50人(1 ~ 4月コースと6
~ 8月コース、各コース25人 まで)
実地研修 大学の長期休暇中、2 ~ 3カ月 間の実践的なインターンシップ
カリキュラムの一環として2 ~ 3週間の実習
毎年、世界各地の名門大学で修士号(年に最高50人)または専門能力開発修了証(年に最高50人)
を取得するためのフェローシップ(奨学金)が授与される。
6 パートナー
1. パートナーシップ
(Partnerships)RIおよびロータリー財団と提携(partnerships)を結ぶ団体は一応次のように分類されてい る。いずれも国際ロータリー理事会とロータリー財団管理委員会の承認が必要である。他団体と のパートナーシップには、次の 4 種類がある。
●戦略パートナー(Strategic Partners)
「戦略」パートナーシップは、国際ロータリーおよび(または)ロータリー財団と、非政府組織、
政府機関、企業、または大学などの他団体によって、ロータリークラブや地区によるプロジェク トを推進するために公式に結ばれる関係である。戦略パートナーシップは大規模で複数年にわた る関係であり、資金、専門知識/技術的スキル、アドボカシー、またはこれらの組み合わせをも たらす(2011 年 9 月理事会会合、決定 32 号)。
●リソース・パートナー(Resource Partners)
国際ロータリーまたはロータリー財団を通じてロータリークラブまたは地区のプロジェクトや 行事を支援するため、リソース(資金、現物、人材、技術的資源を含む)を提供する団体(非政 府組織、政府機関、企業、または大学)を認証するものとして「リソース」パートナーシップが ある。団体は、リソース・パートナーの地位を求めずに寄付や貢献を行うこともできる(2015 年 10 月理事会会合、決定 54 号)。
●奉仕パートナー(Service Partners)
「奉仕」パートナーシップは、国際ロータリーおよび(または)ロータリー財団と、非政府組織、
政府機関、企業、または大学などの他団体によって、ロータリークラブや地区によるプロジェク トの強化を目指して機会または専門知識を提供するため、公式に結ばれる関係である。奉仕パー トナーシップは、柔軟性と拡張性があり、小規模なものから大規模なものまで、また短期から長 期まで、幅広いものとなる。奉仕パートナーの活動は、地元での実施に重点を置いて、クラブお よび地区に対して周知が図られる(2011 年 9 月理事会会合、決定 32 号)。
●プロジェクト・パートナー(Project Partners)
「プロジェクト」パートナーシップはロータリー組織と提携関係にある団体に対して設けられ ている特別な地位である。通常は、ロータリークラブ、地区、またはロータリアンが開始または 運営している独立非政府団体である。プロジェクト・パートナーの活動は、RIウェブサイトの 専用ページを通じてクラブおよび地区に対して周知が図られる(2011 年 9 月理事会会合、決定 32 号)。
一般的な指針
国際ロータリーおよびロータリー財団は、ロータリーの奉仕の能力を増大するようなパート ナーシップを他団体と結んでいる。パートナーシップには、戦略、リソース、奉仕、プロジェク
パートナー
Partners
第 6 章
パートナー
6
トの四種類がある。すべてのパートナー候補は、次のうち少なくとも 1 つに該当していなければ ならない。
a) 戦略計画に沿う
b) 一つ以上の重点分野に取り組む
c) 好ましい公共イメージの機会をもたらす
d) 新規の会員、寄付、またはプロジェクトのボランティアを引きつける
パートナー候補はきわめて多岐にわたるため、ガイドラインは上記のみに留まらない。すべて のパートナー候補はRI/ロータリー財団と契約を交わすものとする。契約の内容は各件によっ て異なる。
ロータリーおよび(または)ロータリー財団は、時には宗教的志向をその使命に明記または示 唆する団体とパートナーシップを結ぶことができるが、このパートナーシップの結果として特定 の宗教に関わる団体、活動、または見解を推進してはならない。宗教的志向をその使命に明記ま たは示唆する団体とのパートナーシップ案はすべて、それが適切であることを確認するために、
職員による慎重な調査(資金面での考慮および説明責任を含む)、財団委員会による審査、およ び管理委員会とRI理事会による承認を経る。いかなるパートナーシップも、分析により協力関 係がもはや適切ではないと判断された場合、見直しおよび終結の可能性の対象となる。
他団体に提供される特典
すべてのパートナーは、段階的に以下の一つまたは複数の支援を受ける資格を持つ。具体的な 特典は各契約において定義される。
a) RIウェブサイトおよびロータリーワールド・マガジンプレスを通じた宣伝 b) 団体に関する情報をロータリアンと共有
c) ロータリー章典第 57.120.6. 項に従い、RI国際大会でのブーススペース申込みへの招待 d) 設定された登録料およびガイドラインに基づく、RI国際大会への出席または参加の招待 e) ロータリー章典第 33.030.15. 項および(または)RI/ロータリー財団とパートナー
とのライセンス契約の条件に則り、一つまたは複数のロータリー標章を使用する免許
RI/ロータリー財団は以下のものをパートナーに一切提供しない。
a) 会員または寄付者のデータ b) 他団体の募金活動への支援
c) 他団体またはそのプログラムの推薦
d) 他団体またはそのプログラムに参加または支援することを、ロータリークラブや地区に 代わって保証したり、確約したりすること(2011 年 9 月理事会会合、決定 32 号)。
2. 私たちのパートナー
(Our Partners)大きな影響をもたらすには、協力することが欠かせませない。そのためロータリーは、地域社 会で活動する非営利組織(NPO)から国連にいたるまで、共通の目的をもつさまざまな団体とパー トナーシップを結んでいる。
7 プロジェクトを立ち上げる
1. プロジェクトの流れ(ライフサイクル)に役立つリソース
(Project Lifecycle Resources)
奉仕プロジェクトを立案・実施し、成果を測定して、それを広く紹介する。プロジェクトには 一連の流れ(ライフサイクル)がある。ここでは、プロジェクトの始めから終わりまで、各段階 でご利用いただけるリソースを紹介する。
計画・準備
地域に大きな影響を与え、クラブと地域の人びとが協力しながら実施できるプロジェクトには、
入念な計画が欠かせない。それぞれの地域社会には独自の資産や課題がある。世界で最も緊要な ニーズに応えるロータリーの 6 つの重点分野について参照のこと。
❖地区内のエキスパートが持つ知識を生かす
多くの地区には、技術的専門知識やプロジェクト計画の経験が豊かな地元のエキスパートから 成るネットワーク(地区リソースネットワーク)がある。立案プロセスの早い段階でこのネット ワークを紹介してもらい、プロジェクトやグローバル補助金を向上させるためのリソースを利用 できるよう、地区国際奉仕委員長にサポートを依頼する。地区や地域のエキスパートは、以下の 分野でクラブを支援することができる。
◦プロジェクトをロータリーの重点分野に沿ったものにする ◦プロジェクトの立案・実施に必要な支援を募る
◦グローバル補助金の手続きを学ぶ ◦地域のニーズ調査を実施する ◦援助国側提唱者を見つける ◦資金を確保する
◦プロジェクトの持続可能性を確保する ◦成果の測定と評価の基準値を決める
地元や海外のエキスパートを見つける上では、地区奉仕委員会、財団委員会、ロータリアン行 動グループまたはロータリー財団専門家グループなどからサポートを得ることができる。
プロジェクトを立ち上げる
Develop Project
第 7 章
7 プロジェクトを立ち上げる
❖オンラインでアイデア交換する
財団専門家グループのメンバーが中心となっているウェブサイトのフォーラムグループに参加 し、アドバイスを募ったり、アイデアを紹介したりしよう。フォーラムには、ロータリアン行動 グループ、ロータリー地域社会共同隊、グローバル補助金などに携わっているメンバーが運営し ているグループもある。
❖ニーズ調査を実施する
計画・準備の段階で重要なのは、地域社会のニーズ調査である。ニーズ調査を実施する際は、
地域社会の人たちと協力しよう。ニーズを調査することによって、プロジェクトでどのようなリ ソースが必要かを見極めることができる。ロータリー地域社会共同隊は、地域社会の人たちとの 関係構築の一助となる存在である。
❖奉仕プロジェクトの目標を設定する
プロジェクト目標の設定と目標達成の進捗を記録するため、ロータリークラブ・セントラルを 利用しよう。グローバル補助金を利用してプロジェクトを実施することを検討している場合は、
成果の測定方法やモニタリング計画の見本が掲載されている「グローバル補助金 モニタリング と評価の計画について」を参照のこと。
❖全体的な計画を立てる
プロジェクトの全体的な計画を綿密に立てれば、リソースの管理や起こり得る問題の予測だけ でなく、プロジェクトの成果の評価をしっかりと行うことができる。プロジェクト全体を監督す るクラブ奉仕プロジェクト委員会を設置することをお勧めする。
リソースの収集
プロジェクトに必要なリソースを集めるには、クラウドソーシング(不特定多数の人にオンラ インで支援を募る方法)、補助金、募金活動を生かそう。
❖「ロータリー アイデア応援サイト」を活用する
プロジェクトに必要なリソースを募ることができるクラウドソーシングサイトである。
◦グローバル補助金やその他のプロジェクトのパートナーを見つける
◦世界中からプロジェクトへの支援を募る。具体的な募金額を設定することができる ◦現物寄贈を募る。現物寄贈の場合も、資金と同様の価値がある
◦ボランティアを募る
❖ロータリーの補助金を利用する
ロータリー財団は、プロジェクトに充てることができる補助金を提供している。
◦グローバル補助金は、持続可能で測定可能な成果をもたらす、大規模な国際的活動を支援 ◦地区補助金は、地域社会のニーズに応える、小規模で短期間の活動を支援
補助金センターから補助金を申請すること。
❖募金活動を実施する
❖パートナーと協力する
ローターアクト/インターアクトクラブのメンバー、ロータリーのパートナー組織、ロータリ アン行動グループ、ロータリー地域社会共同隊、国際共同委員会と協力して、より充実したプロ
8 寄付と認証
ロータリアンはポリオ撲滅活動やロータリー平和センター、重点分 野の支援など様々な活動を通じて、世界をよりよい場所にするため、世 界各地で活躍している。このような活動と寄付はいわば車の両輪のよ うなもので、どちらが欠けても先には進めない。
寄付に対して、感謝の気持ちを表すために、ロータリー財団からは さまざまな認証の機会が用意されている。寄付者とすぐ分かるように 着用できるピンなどが贈られる。
寄付額は年々累計を算出される。
なお、各種寄付はオンラインでRIウェブサイトからクレジットカードを利用しての寄付とク ラブ経由での寄付ができる。いずれも公益財団法人ロータリー日本財団を通してのロータリー財 団への寄付に対して日本の法律に基づく税制上の優遇措置が受けられる。
クラブの年次基金目標を達成するために、認証レベルを上げるために、ポール・ハリス・ソサ エティ会員を増やすなど、様々な工夫、活動をされ、尽力しているロータリアンの芯にあるもの は、
「世の中をよくしたい」
という想いではないだろうか。Because of you, the world is a better place.
<寄付・認証についての問い合わせ先>
国際ロータリー日本事務局 財団室
E-mail:[email protected] / FAX:03-5439-0405 電話番号:03-5439-5805
1. 寄付の分類
(Contribution Classification)ロータリーは、ガバナーが、地区ロータリー財団委員会、地区研修・協議会、地区とクラブの 財団セミナー、クラブ訪問などの正規の経路を通じて、ロータリアンとクラブによるロータリー 財団への寄付の重要性を強調するよう提案している。
財団補助金の継続的な発展を支援するために、毎年、ロータリー財団の年次基金に寄付するこ とがすべてのロータリアンに奨励されている。ロータリアンはまた、遺言や資産計画に、恒久基 金への贈与の旨を記載することを考慮するよう奨励されている。
金額を問わず、年次基金、ポリオプラス、恒久基金、その他指定の基金に寄付することができる。
(1)年次基金
(Annual Fund)「年次」というのは“毎年続ける”ということで、財団の「Every Rotarian, Every Year」の 取り組みを通じて寄せられる寄付である。ロータリークラブや地区が地元で奉仕プロジェクトを 実施したり、奨学金を提供したりするための補助金として活用されるほか、国際的な取り組みを 支える大切な資金となる。2016-17 年度は 1 億 4,200 万米ドル寄付が集まった。寄付金は、寄 付の約 3 年後に使われる。年次基金への寄付は、以下の寄付者認証の対象となる。
寄付と認証
Contribution and Recognition
第 8 章
8 寄付と認証
・「財団の友」会員
・ポール・ハリス・フェロー ・ポール・ハリス・ソサエティ ・メジャードナー
・アーチ・クランフ・ソサエティ
(2)恒久基金
(Endowment Fund)恒久基金は、ロータリーの活動を末永く支えるための基金である。基金の投資収益の使用可能 な分は、年次基金を補足するとともに、ロータリーの優先項目を恒久的に支援する。2016-17 年度の恒久基金は 2,840 万米ドル集まった。
通常、現金寄付や計画寄付などのかたちで寄せられ、以下のような方法がある。
・遺贈 ・生命保険 ・有価証券 ・不動産
恒久基金へのご寄付は、以下の寄付者認証の対象となる。
・ベネファクター ・メジャードナー
・アーチ・クランフ・ソサエティ
(a).恒久基金の冠名基金(Named Endowed Funds)
恒久基金に累計 25,000 米ドル以上の寄付が寄せられた場合、冠名基金は金額に応じた使途を 選択して、寄付者の名前、または特定の方の名前を冠した基金を設立できる。
なお、グローバル補助金に関する冠名基金については、P.123 の表を参照のこと。
詳細:https://www.rotary.org/ja/rotary-endowment
(3)ポリオプラス基金
(PolioPlus Fund)ポリオを世界から撲滅するという目標の支援のための寄付である。2016-17 年度のポリオプ ラス基金は 1 億 790 万米ドル集まった。ポリオプラス・パートナー補助金を含むと撲滅活動に 投入された資金は 1 億 830 万米ドルであった。ロータリーはポリオ撲滅のために 2017 年より 向こう3年間毎年 5,000 万米ドルの寄付を約束している。
(4)その他の寄付
(Restricted Giving)(a).冠名指定寄付 (Term Gift)
ロータリアンやロータリーの支援者は、寄付金を直接に使用するかたちで(通常は寄付の翌年 度)、グローバル補助金かロータリー平和センターを指定して寄付ができる。この寄付には、以 下の方法がある。
●グローバル補助金
・ 15,000 米ドル:1つの重点分野への一般的な支援のための 1 度限りのご寄付 ・ 30,000 米ドル:活動参加地区と一つの重点分野を支援する 1 度限りのご寄付
9 ロータリーカード
2000 年 9 月に国際ロータリーは、クレジット・カード・プログラムを開始した。カナダ、フ ランス、ドイツ、日本、ラトビア、フィリピン、台湾、英国、米国で、ロータリーカードを申し 込むことができる。世界全体で、2000 年以来のロイヤリティーは総額約 900 万米ドル(2013-14 年度迄)に上り、そのうち約 360 万米ドルはポリオ撲滅に役立てられた。
日本では、2002-03 年度より、ロータリーカード「ロータリーインターナショナルカード(オ リコカード)」が発行された。カードは、ビジネス、ゴールドとスタンダードカードの3種類で ある。ビジネスカードは利用金額の 0.5%、その他は 0.3%、またカードの年会費のうちビジネ スカードは 1,500 円/枚、ゴールドカードでは 3,000 円/枚がロータリー財団へ寄付として振 り込まれている。いずれも「ポリオ撲滅」のための資金に充てられる。ただし、これらの寄付は 個人・クラブの年次基金には加算されない。
カードで買物をすると、ポイントがつき、ゴールドおよびスタンダードカードではポイント交 換ができる。そのポイントを貯めて 1,000 ポイント〔5,000 円分〕になると、そのポイントをロー タリー財団の年次基金(交換手続必要)へ寄付できる。認証ポイントと違い、現金なので、買物 をした個人の年次寄付として実績に加算される。
日本では、ロータリーカードで、2013 年 6 月末まで 32,459,515 円を財団に寄付している。
2011 年 7 月 ~ 2012 年 12 月 ま で の シ ョ ッ ピ ン グ・ ロ イ ヤ リ テ ィ ー の 0.3 % に 当 た る US$88,256.06 は、東日本震災復興基金に寄付された。
日本のロータリー・クレジットカードとして、2016 年から「ロータリーダイナースクラブカー ド」が利用できるようになった。クラブや地区、そして地区委員会の経費や支払いを決済できる 国際ロータリー初の法人カードが日本から誕生した。(ただし、第 2650 地区では、地区宛への 支払いには使用できない。2017 年 10 月現在)
◦利用額の 0.3%がポリオ撲滅の活動資金となる。
◦研修や例会費用、RI経費やご寄付、事務所経費等のお支払いにもご利用できる。
◦年会費無料、手数料は一切掛からない。
(1)ロータリーインターナショナルマスターカード
(Master Card オリコ)ビジネスカード(年会費 3,000 円)/ゴールドカード(年会費 3,000 円)/
スタンダード(年会費なし)の 3 種類
申し込み先:http://www.orico.co.jp/merchant/rotary/index.html オリコテレフォンサービス:0120-911-004
●ロータリーカード実績(2017 年 6 月末現在:参考値)
加入カード件数
ゴールド 1,020
スタンダード 3,932
ビジネス 298
合計 5,250
利用金額総計 1,517,130,164 円
還元金額 利用金額× 0.3%、年会費一部、ポイント交換分 9,886,748 円
ロータリーカード
Rotary Card