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2017 年 8 月 28 日(月)~9 月 7 日(木) 7 泊 11 日間
研修の目的
①W 杯南米予選「ウルグアイ vs アルゼンチン」戦を観戦し、世界本場のサッカーを体感する。
②ウルグアイ 1 部リーグクラブ 「プラサ・コロニア」チームトレーニングへの参加
③サッカー強豪国、ウルグアイの強さの秘密を探求する。
(ウルグアイ代表施設の見学・環境・トレーニング方法・文化・習慣などを体感する。)
企画・コーディネート
FELICE MONDO 株式会社
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8 月 29 日(火)ウルグアイ モンテビデオ到着
40 時間近くのフライトに疲れ気味の選手でしたが、料理を目の前にすると笑顔が見られました。 最初の食事は、伝統料理のニョーキ。選手 2 人もおいしいと喜んで食べていました。 ウルグアイ代表施設「コンプレッホ」見学 ウルグアイ代表チームがトレーニングを行う練習施設を見学させてもらいました。 ロシア W 杯南米予選ウルグアイ vs アルゼンチン戦の 2 日前にあたるこの日、ウルグアイ代表チームの記者会見が行われました。 松原の知人でもある代表チーム広報担当の計らいで、記者会見会場に入れてもらいました。未成年者は通常参加できないは入 れないのですが、特別に見学させてもらえました。 世紀の一戦についての会見ということもあり、世界中から報道陣が取材にきていました。 ちなみに、ウルグアイ代表の記者会見に臨んだ日本人は、今回が初めてとのことです。(次ページ)3
(左)取材陣に混じり記者会見を見学(中央) (右)ゴディン、ベシーノに質問をする松原(左)結果スタメン出場となったスアレスの怪我の状態を説明するチームドクター
8 月 30 日(水)
モンテビデオ市内散策
ラプラタ川の河口左岸に位置するウルグアイの首都です。 ホテル近くを散歩。クラシックカーも残るノスタルジックな街でもありました。4
デフェンソール施設見学
当初の予定にはなかったのですが、車での移動中に、ウルグアイ第 3 の名門クラブ、デフェンソールの横を通りがかったので、急遽 お願いし見学させてもらうことになりました。突然の訪問にも、松原の古巣ということで特別に入れてもらうことができました。 スタジアム、ロッカー(クラブスタジアム)、食堂など、松原が現役時代に使用したそのままの状態の場所も。 日本のサッカーをする環境が、いかに恵まれているのかがわかります。 ※野良犬の侵入は、ウルグアイではよくあることだそうです。 デフェンソールは総合型地域スポーツクラブでもあります。 ロッカールームやクラブハウスを見学。育成からトップチームの施設まで、全て丁寧に見せてもらいました。 横には遊園地も併設されているそうです。5
プラサコロニア 練習参加
コロニア・デル・サクラメントのクラブ、「プラサ・コロニア」のトップチーム練習参加。 ウルグアイ 1 部リーグの 16 チーム中、15 チームが首都モンテビデオのクラブにあり、唯一モンテビデオ外にあるクラブが、このプラ サ・コロニアです。1932 年のプロ化以降、ナシオナル、ペニャロール、デフェンソールなどの強豪クラブがほとんどタイトルを獲って きた中、プラサ・コロニアは 4 年前にクラブの立て直しを依頼されたカルロス・マンタ(ウルグアイでは多くのクラブの監督を歴任し有 名)が会長に就任し、育成に力を入れ地元の選手を育て、2016 年後期リーグを優勝しました。 優勝メンバーである選手の多くは世界のリーグへと移籍しましたが、その移籍金でさらに育成に力を入れ選手を育てるという仕組 みで経営が成り立っているクラブです。6
練習グラウンドの芝の状態や施設は決して万全とはいえませんが、ウルグアイの選手たちはグラウンドや設備が悪いなどのワガママ や言い訳は言いません。彼らにとっては良い環境であり、だからこそ海外でも活躍できるのだそうです。
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8 月 31 日(木)
プラサ・コロニア 練習参加
この日はサテライトチームの紅白戦に参加しました。グラウンド横には大きな水たまりがあるような環境の施設です。 今回のウルグアイでのコーディネートを担当しエージェントは、スアレスの元代理人でもあり、現在もウルグアイ代表選手を多く抱え る敏腕エージェントです。練習試合を観て選手たちへのアドバイスをしてくれました。8
W 杯南米予選 ウルグアイ代表 vs アルゼンチン代表戦 観戦 @エスタディオセンテナリオ 混戦状態のワールドカップ南米予選「ウルグアイ vs アルゼンチン」は、ウルグアイ国民だけでなく、世界中が注目するカードです。 今回はカルロス会長の計らいで、通常では手に入らない代表戦のチケットを入手し、観に行くことができました。 モンテビデオに向かう途中、車のタイヤがパンクするというアクシデントがありました。 すぐ修理をしてもらい事なきを得たものの、ウルグアイ、南米ではよくあることのようで、いたって冷静に対処していたそうです。 たくましいです。 エスタディオ・センテナリオは、ワールドカップ第 1 回大会が開催されたスタジアムです。 スタンドの席は石の箇所もあり、歴史を感じるスタジアムでもあります。 世界中から人の集まる試合なので、厳重な警備のもと、スタジアムに入ることが許されます。9
結果は 0-0 の引き分け。怪我で一度は欠場とアナウンスされていたスアレスも、ふたを開けたらスタメン入りすることに。 アルゼンチンのメッシの動きを徹底マーク(アルバロ・ゴンザレスがマーク)で封じ、引き分けに持ち込むという展開でした。
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9 月 1 日(金)
プラサ・コロニア TOP チーム練習参加
夜 プラサ・コロニアの方々が、歓迎会をひらいてくれました。 友好の印に、レプリカのユニフォームを贈呈していただきました。9 月 2 日(土)
予定にはありませんでしたが、急遽モンテビデオへナシオナル vs プラサ・コロニアの試合を観に行くことに。 その前にコンプレッホへ立ち寄り、なんと、ウルグアイ代表選手らと写真撮影・サインをもらうことができました。夢のような経験です! (左)GK のマルティン・カンパーニャ選手(CA インデペンディエンテ) (右)ホセ・マリア・ヒメネス(アトレティコマドリー)11
(左)DF ディエゴ・ゴディン (右)DF ガストン・シルヴァ、GK マルティン・シルヴァ( (左)GK フェルナンド・ムスレラ (中)DF ディエゴ・ゴディン (右)FW ガストン・ペレイロ (左)DF マルティン・カセレス (中)MF フェデリコ・ヴァルヴェルデ (右)DF ディエゴ・ゴディン 代表選手とこんなにもたくさん一緒に写真を撮り、多くの選手のサインをもらえたのは、世界中でも今回のザスパの皆様だけでしょ う!!12
ウルグアイ 1 部リーグ ナシオナル vs プラサ・コロニア 観戦
お世話になっているプラサ・コロニアのリーグ戦がモンテビデオで行われるということで、急遽観戦することになりました。 エスタディオ・グラン・パルケ・セントラルはウルグアイのモンテビデオにあるサッカー専用スタジアムであり、スポーツだけでなくウル グアイ史にとっても重要なランドマークの一つだそうです。 1900 年に建てられ、1910 年よりナシオナルのホームとして使われる 歴史あるスタジアムです。1930FIFA ワールドカップ第 1 回大会開催中に、グループリーグの 6 試合が行われたそうです。 (中)カルロス会長の計らいで、VIP ルームを用意してくれました。ただし外で見たほうが、雰囲気がわかりやすいので、メインスタンド で観戦しました。 (下左)運転手、通訳と一緒に。 (中・右)試合は 1-0 でナシオナルの勝利でした。9 月 3 日(日)
プラサ・コロニア サテライト 練習参加 プラサ・コロニアの選手らは、地元コロニア出身がほとんどであり、ウルグアイ人気質(負けない、あきらめない気持ち)が強い印象を 受けました。松原が自身の練習着を選手にあげようとすると、あっという間に無くなり、そのハングリー精神に圧倒されたそうです。13
プラサ・コロニアの様子
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プラサ・コロニアの仲間はとても優しく、快く我々のことを歓迎してくれていました。なんと会長の自宅をも見せてくださいました。
プラサ・コロニアは、サッカー以外にも、スイミング、ボクシング、女子バレーボール、バスケットボール、女子ハンドボール、フットサ ルのチームの活動もあり、総合型地域スポーツクラブの役割を果たしているそうです。