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シンポジウム「世界に輝く国際活動」を聴いて

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Academic year: 2021

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第18回新潟医療福祉学会学術集会

59 学術集会の最後のセクショ ンとして、シンポジウム「世 界に輝く国際活動」が開催さ れました。私は新潟医療福祉 大学看護学科教授の松井由美 子先生とともに、座長として の役回りを任されました。本 シンポジウムでは 3 名の先生 方にご登壇いただきました。

まずは、「空飛ぶ車椅子サークル~車椅子と心を届け る活動~」をテーマに新潟医療福祉大学義肢装具自立支 援学科講師の前田雄先生にご講演いただきました。発展 途上国における車椅子不足の事情を詳細にお話しいただ きました。また、日本の車椅子によって現地の方々が円 滑な生活や笑顔を取り戻した事例について話されまし た。次に、「アフリカ海外医療支援の実情報告」をテー マにツカザキ病院眼科の視能訓練士、石飛直史先生にご 講演いただきました。日本では白内障で失明することは まずありませんが、発展途上国では治療が受けられず失 明に至るケースが多数あります。そのような地域の方々 の視覚を取り戻す医療支援についてご報告いただきまし た。最後に第九管区海上保安本部新潟航空基地の機動救 難士、渡邊翼先生に「メキシコ大地震への国際緊急援助 隊派遣~海保救命士として救助チームに参加~」をテー マにご講演いただきました。メキシコの被災地という極 限状態の中、人命救助のために奔走した日本の機動救難

士の活動についてのご報告でした。

各先生方の専門職は異なりますが、本シンポジウムで ご講演いただいた内容で共通するのは「世界中で真に困 窮している方々への支援」という面でした。日本国内に おいては日常的に行われている医療行為や支援が、発展 途上国や被災地の人々の生活の質を大きく転換させ、時 には生死に関わっていくということが、 3 名の演者の先 生方からのメッセージであったように思います。どの専 門職においても海外での活動は、多くの技術を必要と し、その上各々の責任も非常に重くなると考えられま す。そのような中でご活躍される 3 名の講師の先生方に 敬意を表するとともに、新潟医療福祉大学から一人でも 多く、志を高く持ち海外活動を目指す学生が輩出される ことを願います。

[印象記]

シンポジウム「世界に輝く国際活動」を聴いて

新潟医療福祉大学 医療技術学部 視機能科学科  講師 村田 憲章

シンポジウムの会場の様子

参照

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