2.1 全体構成及び部材配置 (1) 構成概要図に CLT 制震壁の全体構成及び部材配置図を示す CLT 制震壁は鉄骨造建物の一つのフレーム ( 柱と梁に囲まれた部分 ) に配置することを想定した頭部鋼板ビス打ちせん断金物 < ビス接合部 > CLT 制震壁の範囲鉄骨造梁 CLT

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２．１全体構成及び部材配置（１）構成概要図 2-1.1 に CLT 制震壁の全体構成及び部材配置図を示す。CLT 制震壁は、鉄骨造建物の一つのフレーム（柱と梁に囲まれた部分）に配置することを想定した。図 2-1.1 CLT 制震壁の全体構成及び部材配置図鉄骨造梁鉄骨造柱 CLT パネル鉄骨造柱鉄骨造梁 CLT パネル端部柱端部柱頭部鋼板ビス打ちせん断金物 <ビス接合部> 脚部鋼板ビス打ちせん断金物 <ビス接合部> 極低降伏点鋼材ダンパー <鋼材ダンパー> ダンパー設置金物 <LSB 接合部> ダンパー設置金物 <LSB 接合部> CLT 制震壁の範囲極低降伏点鋼材ダンパー <鋼材ダンパー>

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■CLT パネル CLT パネルは、矩形の７層７プライの厚さ 210mm のものにダンパー設置金物<LSB 接合部>の等辺山形鋼と接する部分にＶ字（45°）カット加工を、ラグスクリューボルト（LSB）挿入部分に LSB の先孔加工をしたものである。また、CLT パネルは、建物に配置した際の意匠上のことを考慮して、極低降伏点鋼材ダンパー（LSB 接合部及び端部柱を含む。）を隠せるように、左右端部の表層を 30mm（ラミナ１層分）カットしている。 CLT パネルの部品図を図 2 参.1 に示す。 ■ダンパー設置金物<LSB 接合部> ダンパー設置金物<LSB 接合部>は、極低降伏点鋼材ダンパーの取り付けるために CLT パネルと接合する金物で、等辺山形鋼と鋼板を溶接組立てした金物を CLT パネルに挿入された LSB と高力ボルトで接合するものである。また、極低降伏点鋼材ダンパーの取り付けは、高力ボルトとする。なお、ダンパー設置金物<LSB 接合部>に生じるせん断力に対しては CLT パネルとの接地面（Ｖ字カット部）の圧縮（めり込み）で抵抗し、引張力に対しては LSB の引抜きで抵抗するものである。図 2-1.2 に CLT パネルとダンパー設置金物<LSB 接合部>の組立てイメージを、写真 2-1.1 に CLT パネルとダンパー設置金物<LSB 接合部>の組立て写真を示す。ダンパー設置金物<LSB 接合部>の部品図を図 2 参.2 に示す。図 2-1.2 CLT パネルとダンパー設置金物<LSB 接合部>の組立てイメージ写真 2-1.1 CLT パネルとダンパー設置金物<LSB 接合部>の組立て写真表層カットラグスクリューボルト(LSB) 等辺山形鋼と鋼板の溶接組立て CLT パネル接合ボルトＶ字カット LSB 用先孔 CLT パネルの加工及び LSB LSB の挿入 LSB 接合部の設置

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■頭部鋼板ビス打ちせん断金物<ビス接合部> 頭部鋼板ビス打ちせん断金物<ビス接合部>は、CLT パネルと接合する金物で、Ｕ形に加工した鋼板及びその他の鋼板をピン接合と見なせるように溶接組立てした金物としビスを用いて接合する。また、鉄骨造梁との接合は、高力ボルトとする。なお、頭部鋼板ビス打ちせん断金物<ビス接合部>は、長期時の鉛直荷重を負担しない計画とし水平力時のせん断力のみを負担する計画であり、上部の鉄骨梁と応力伝達するものである。頭部鋼板ビス打ちせん断金物<ビス接合部>の部品図を図 2 参.3 に示す。 ■脚部鋼材ビス打ちせん断金物<ビス接合部> 脚部鋼材ビス打ちせん断金物<ビス接合部>は、CLT パネルと接合する金物で、Ｕ形に加工した鋼板及びその他の鋼板の溶接と丸鋼のピンで組立てした金物としビスを用いて接合する。また、鉄骨造梁との接合は、高力ボルトとする。なお、脚部鋼板ビス打ちせん断金物<ビス接合部>は、長期時の鉛直荷重を負担しない計画とし水平力時のせん断力のみを負担する計画であり、下部の鉄骨梁と応力伝達するものである。脚部鋼板ビス打ちせん断金物<ビス接合部>の部品図を図 2 参.4 に示す。 ■端部柱端部柱は、極低降伏点鋼材ダンパーの取り付けるための金物で、角形鋼管と鋼板を溶接組立てした金物であり、頭部を鋼板でピン接合と見なせるように溶接組立てとし、脚部を鋼板の溶接と丸鋼のピンとで組立てたものである。また、極低降伏点鋼材ダンパーの取り付けは、高力ボルトとする。なお、端部柱は、長期時の鉛直荷重を負担しない計画とし水平力時の鉛直力のみを負担する計画であり、下部の鉄骨梁と応力伝達するものである。端部柱の部品図を図 2 参.5 に示す。 ■極低降伏点鋼材ダンパー<鋼材ダンパー> 極低降伏点鋼材ダンパー < 鋼材ダンパー > は、極低降伏点鋼材（ LYP225 、新日鉄住金規格、降伏点 225N/mm2_{）を用いたせん断降伏の履歴型の制震ダンパーである。また、取り付けは、ダンパー設置金物<LSB 接} 合部>又は端部柱に高力ボルトを用いて接合する。極低降伏点鋼材ダンパー<鋼材ダンパー>の部品図を図 2 参.6 に示す。

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（２）材料の規格、形状及び寸法等以下に CLT 制震壁に用いる材料の規格、形状及び寸法等を以下に示す。 ■CLT パネル(直交集成板の日本農林規格に規定する直交集成板) ■鉄骨柱及び接合金物等部位部品規格ダンパー設置金物 <LSB接合部> 等辺山形鋼 75×75×12 JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材SS400 鋼板 t=16、9、6 JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材SS400 ラグスクリューボルト φ30 L=350mm JIS G 3138 建築構造用圧延棒鋼SNR490B 六角ボルト M16 JIS B 1051 炭素鋼及び合金製締結用部品の機械的性質に定める強度区分10.9 座金鋼板 t=9 JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材SS400 頭部鋼板ビス打ちせん断金物 <ビス接合部> 鋼板(U形) t=4.5 JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材SS400 六角穴付きタッピンねじ HR-65 (株式会社カネシン社製) JIS G 3507-2 冷間圧造炭素鋼線鋼板 t=50、32、30、16 JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材SS400 接合ボルト M24 JIS B 1186 摩擦接合用高力六角ボルト・六角ナット・平座金のセット F10T 脚部鋼板ビス打ちせん断金物 <ビス接合部> 鋼板(U形) t=4.5 JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材SS400 六角穴付きタッピンねじ HR-65 (株式会社カネシン社製) JIS G 3507-2 冷間圧造炭素鋼線鋼板 t=32、30、25 JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材SS400 接合ボルト M24 JIS B 1186 摩擦接合用高力六角ボルト・六角ナット・平座金のセット F10T 丸鋼ピン φ60 JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材S45C 端部柱角形鋼管 150×150×12 JIS G 3466 一般構造用角形鋼材STKR400 鋼板 t=50、32、30、9、6 JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材SS400 接合ボルト M24 JIS B 1186 摩擦接合用高力六角ボルト・六角ナット・平座金のセット F10T 丸鋼ピン φ60 JIS G 4051 機械構造用炭素鋼鋼材S45C ■ダンパー部位部品規格極低降伏点鋼材ダンパー <鋼材ダンパー> 鋼板(極低降伏点鋼) t=6 LYP225(新日鉄住金規格、降伏点225N/mm2₎ 鋼板 t=6 JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材SS400 円形鋼管 165.2×6 JIS G 3444 一般構造用炭素鋼鋼管STK400 接合ボルト M20 JIS B 1186 摩擦接合用高力六角ボルト・六角ナット・平座金のセット F10T 樹種スギ強度等級 S60-7-7 ラミナ等級外層：M60A、内層：M60A ラミナ厚さ 30mm ラミナ幅 120mm 構成 1, 7 層目：外層用ラミナを使用し、鉛直方向に繊維並行に配置 3,5 層目：内層用ラミナを使用し、鉛直方向に繊維並行に配置 2,4,6 層目：内層用ラミナを使用し、1,3,5,7 層目と直交になる向きに配置幅はぎ部分接着有 210 厚 7 層 7 ply 1 層目 2 層目 3 層目 4 層目 5 層目 6 層目 7 層目 CLT パネルのラミナ構成

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２．２部材断面等の検討以下に、CLT パネル、接合部及び鋼材ダンパー等の部材断面とビス及びボルトの必要本数の算定を示す。 CLT 制震壁の最大減衰力は、20 から 30 階建て程度の鉄骨造超高層建築物に制震壁を配置した際に、制震壁の応答低減効果を確認した解析的検討の結果から 1000kN 程度を目標値とした。なお、本検討の CLT 制震壁の最大減衰力は、1165kN として、部材断面等の算定を行った。（１）力の流れ図 2-2.1 に、CLT 制震壁の力の流れ図を示す。なお、CLT 制震壁は、長期荷重を鉄骨造梁及び柱のみで支持するものとし、水平力時にのみを効果があるものとする。図 2-2.1 CLT 制震壁の力の流れ（２）必要断面、必要本数の算定 CLT パネル、頭部鋼板ビス打ちせん断金物<ビス接合部>及び脚部鋼材ビス打ちせん断金物<ビス接合部>には、水平力の 1/2 のせん断力が生じると仮定し、ダンパー設置金物<LSB 接合部>及び端部柱の脚部には、端部柱位置で水平力を偶力置換した鉛直力が生じると仮定し、極低降伏点鋼材ダンパー<鋼材ダンパー>１基当たりには、端部柱位置で水平力を偶力置換した鉛直力の 1/2 のせん断力が生じると仮定して断面及び本数等の算定を行った。 ■CLT パネル・応力値 CLT パネルに生じるせん断力：1165(kN)/2=582.5(kN) ・CLT パネルの規格選定(S60、７層７プライ、厚さ 210mm) 水平力高力ボルト接合水平力伝達ビス接合部水平力伝達ビス接合部水平力伝達高力ボルト接合水平力伝達端部柱脚部高力ボルト接合鉛直力伝達鋼材ダンパー接合部鉛直力伝達鋼材ダンパー接合部鉛直力伝達 CLT パネルせん断力伝達 CLT パネルせん断力伝達端部柱脚部高力ボルト接合鉛直力伝達鋼材ダンパー接合部鉛直力伝達鋼材ダンパー接合部鉛直力伝達ビス接合部水平力伝達ビス接合部水平力伝達

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CLT パネル短期許容せん断力耐力：検討用の面内せん断基準強度(N/mm2_{)×2/3×厚さ(mm)×長さ(mm)} =2.7(N/mm2_{)×2/3×210(mm)×1770(mm)/1000=669.06(kN)} CLT パネルの余裕率：669.06 (kN)/ 582.5(kN)=1.14 ■ダンパー設置金物<LSB 接合部> ・応力値 LSB 接合部に生じるせん断力：1165(kN)/ 5286(mm)× 4000(mm)=881.6(kN) ・等辺山形鋼及び LSB の箇所数(等辺山形鋼１箇所当たり LSB を２本配置) CLT パネルと等辺山形鋼接地面１箇所当たりの短期許容圧縮耐力：118.4(kN)<要素試験結果より> 等辺山形鋼及び LSB の必要箇所数：881.6(kN)/ 118.4(kN)=8(箇所) →等辺山形鋼及び LSB の箇所数は、鋼材ダンパーのせん断力負担時に生じる LSB の引抜力等(CLT パネルを 45°の V 時にカットしているためせん断力を同等の引抜力と曲げ応力による引抜力)を考慮し、鋼材ダンパー1 基に対して５箇所設けることとした。また、本検討では、鋼材ダンパーの設置基数や配置の自由度を持たせるため、CLT パネルの鉛直方向に 200mm 間隔で均等に配置した。（１３箇所） ■頭部鋼板ビス打ちせん断金物<ビス接合部> ・応力値頭部ビス接合部に生じるせん断力：1165(kN)/2=582.5(kN) ・ビス(HR-65)の本数ビス１本当たりの短期許容せん断耐力：4.11(kN)<要素試験結果より> ビスの必要本数：582.5(kN)/ 4.11(kN)=142(本) →ビス本数は、ある程度の余裕率と変形量をできるだけ小さくするため、178(本)とした。(余裕率 1.25) ・接合ボルト(M24、F10T)の本数接合ボルト１本当たりの短期許容せん断耐力：74.7(kN) 接合ボルトの必要本数：582.5 (kN)/ 74.7(kN)=8(本) ・プレート(SS400、PL-30、幅 200mm、長さ 400mm) プレートの短期許容圧縮耐力：fc(N/mm2_)×A(mm2_{)= 197(N/mm}2_)×6000(mm2_{)/1000=1182(kN)} プレートの余裕率：1182 (kN)/ 582.5(kN)=2.02 ■脚部鋼材ビス打ちせん断金物<ビス接合部> ・応力値脚部ビス接合部に生じるせん断力：1165(kN)/2=582.5(kN) ・ビス(HR-65)の本数ビス１本当たりの短期許容せん断耐力：4.11(kN)<要素試験結果より> ビスの必要本数：582.5(kN)/ 4.11(kN)=142(本) →ビス本数は、ある程度の余裕率と変形量をできるだけ小さくするため、196(本)とした。(余裕率 1.38) ・接合ボルト(M24、F10T)の本数接合ボルト１本当たりの短期許容せん断耐力：74.7(kN) 接合ボルトの必要本数：582.5 (kN)/ 74.7(kN)=8(本) ・丸鋼ピン母材(S45C、φ60) 丸鋼ピン母材の短期許容せん断耐力：2×F(N/mm2_)/√3×A(mm2_{) /1000}

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=2×345(N/mm2_{)/√3×2826(mm}2_{) /1000=1125(kN)} 丸鋼ピン母材の余裕率：1125 (kN)/ 582.5(kN)=1.93 ・丸鋼ピン部分の支圧(SS400、PL-32) 丸鋼ピン部分の短期許容支圧耐力：1.5×fp(N/mm2_{)×厚さ(mm) ×径(mm)} =1.5×214(N/mm2_{)×32(mm) ×60(mm) /1000=616(kN)} 丸鋼ピン部分の支圧の余裕率：616 (kN)/ 582.5(kN)=1.05 ■端部柱・応力値端部柱に生じる軸力：1165(kN)/ 5286(mm)× 4000(mm)=881.6(kN) ・母材(STKR400、□-150×150×12) 母材の短期許容圧縮耐力：fc(N/mm2_)×A(mm2_)=180(N/mm2_)×6253(mm2_{) /1000=1125(kN)} 母材の余裕率：1125 (kN)/ 582.5(kN)=1.93 ・丸鋼ピン母材(S45C、φ60) 丸鋼ピン母材の短期許容せん断耐力：2×F(N/mm2_)/√3×A(mm2_{) /1000} =2×345(N/mm2_{)/√3×2826(mm}2_{) /1000=1125(kN)} 丸鋼ピン母材の余裕率：1125 (kN)/ 881.6(kN)=1.27 ・丸鋼ピン部分の支圧(SS400、PL-50) 丸鋼ピン部分の短期許容支圧耐力：1.5×fp(N/mm2_{)×厚さ(mm) ×径(mm)} =1.5×214(N/mm2_{)×50(mm) ×60(mm) /1000=963(kN)} 丸鋼ピン部分の支圧の余裕率：963 (kN)/ 881.6(kN)=1.09 ・接合ボルト(M24、F10T)の本数接合ボルト１本当たりの短期許容引張耐力：154.1(kN) 接合ボルトの必要本数：881.6 (kN)/ 154.1(kN)=6(本) →接合ボルト本数は、ある程度の余裕率を考慮して８(本)とした。(余裕率 1.33) ■極低降伏点鋼材ダンパー<鋼材ダンパー> ・応力値鋼材ダンパーに生じるせん断力：1165(kN)/ 5286(mm)× 4000(mm) / 2(基)=440.8(kN) ・接合ボルト(M20、F10T)の本数接合ボルト１本当たりの短期許容せん断耐力：69.3(kN) 接合ボルトの必要本数：440.8 (kN)/ 69.3(kN)=7(本) →接合ボルト本数は、鋼材ダンパーの形状を考慮して８(本)とした。２．３まとめ第２章では、CLT 制震壁の全体構成、各部材の概要及びその部材の断面等の算定について述べた。

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＜参考＞部品図図 2 参.1 CLT パネル部品図 40 0 150 30 58 75 30 210 150 30 30 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 60 75 75 108 166.5 60 75 75 30 30 15 0 21 0 166.5 109 2,73 3 50 50 150 30 58 75 30 50 50 1, 920 1, 770 40 0 27 27 27 27 40 0 200 200 200 200 200 200 200 200 200 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 200 200 200 84 116 84 116 84 116 116 55 33 58 82 82 108 167 109 166 75 2,73 3 50 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 84 116 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 200 50 55 33 200 58 82 82 108 166.5 108 166.5 75 1, 770 1, 920 2,73 3 27 27 40 0 40 0 58 5 116 5 126 50 33 27 25 30 座掘り2-φ 50 (V字谷部からL=30mm) 13 箇所 LSB用先孔 φ27 (L =4 00m m)1 3 箇所 LSB用先孔φ27 (L=4 00 mm) LSB用先孔 φ27 (L =4 00 mm) 座掘り2 -φ50 (V字谷部からL=30mm) 13 箇所 LSB用先孔 2-φ2 7 (L=400mm) 13箇所 LS B用先孔 2-φ27 (L= 400 mm) 13 箇所ビス接合部配置用コーナー部面取り( 10mm× 10mm) ビス接合部配置用コーナー部面取り(10mm×10mm) ビス接合部配置用コーナー部面取り(10mm×10mm) ビス接合部配置用コーナー部面取り (10mm×10mm) ビス接合部配置用コーナー部面取り (10mm×10mm) ビス接合部配置用コーナー部面取り (10mm×10mm) ビス接合部配置用コーナー部面取り (10mm×10mm) 等辺山形鋼 (L -7 5×75 ×12)配置用 Vカット (13箇所、 45°加工) 等辺山形鋼( L-75×75×12)配置用 V カット(13箇所、 45°加工) 等辺山形鋼 (L -7 5× 75 ×1 2)配置用 Vカット (13箇所、 45°加工) 表層カット (厚さ30mm、幅75mm) 表層カット (厚さ30m m、幅75mm) LSB 用先孔 2-φ2 7 (L= 400 mm) Vカット(45°加工)部分の拡大 (A3:1/5) 座掘り2 -φ50 (V字谷部からL=30mm) 材料：JASに準拠、S60、7層7プライ (株) 日本システム設計図面番号縮尺図面名プロジェクト名 CLTパネルを用いた超高層建築物用制震壁の開発 CLTパネル部品図 P-1 A3 1/20

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図 2 参.2 ダンパー設置金物<LSB 接合部>部品図 6 4 4 6 200 20 0 20 0 200 200 20 0 20 0 200 150 45 60 45 150 45 60 45 20 0 200 20 0 200 20 0 75 20 0 20 0 20 0 200 20 0 75 150 20 0 200 20 0 75 150 75 75 9 20 0 20 0 2,55 0 100 65 16 2,50 0 10 0 10 0 100 10 0 10 0 100 10 0 10 0 100 10 0 10 0 100 10 0 10 0 100 10 0 10 0 100 10 0 10 0 100 10 0 10 0 100 65 16 15 0 60 45 45 15 0 ₉ 70. 5 70.5 20 0 75 2,55 0 2,55 0 175 20 0 20 0 20 0 17 5 20 0 40 0 40 0 600 30 111 30 111 PL -16 13-φ2 0 13-φ2 0 P L -16 13-L -7 5× 75× 12 13 -L -7 5× 75 ×1 2 2-φ2 0 PL -6 (リブ) 13 -L -75 ×7 5× 12 24-φ 22 PL-9 (株)日本システム設計材　質：４００N/m㎡級ボルト：Ｍ１６（強度区分１０．９）ＬＳＢ：φ３０　Ｌ＝３５０ｍｍ（ＳＮＲ４９０Ｂ）図面番号縮尺図面名プロジェクト名 CLTパネルを用いた超高層建築物用制震壁の開発 P-2 ダンパー設置金物< L SB接合部> 部品図 A3 _1/10

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図 2 参.3 頭部鋼材ビス打ちせん断金物<ビス接合部>部品図 6 9 6 6 6 221 1, 72 0 32 94.5 94.5 1, 77 0 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 45 35 35 35 45 50.5 120 50.5 22 1 4. 5 4. 5 46 46 12 0 25 3050 2 0 0 3 5 15 3 5 15 80 105 32 8 0 8 0 25 1 , 14 5 1 , 96 1 3 5 10 0 10 0 10 0 3 5 39 1 1 5 1 5 35 15 200 35 15 200 21 0 4.5 4.5 25 25 35 129. 5 129. 5 125 1, 77 0 35 35 35 35 3 5 3 5 3 5 3 5 3 5 3 5 3 5 3 5 3 5 3 5 35 35 35 35 35 35 35 35 3 5 3 5 3 5 3 5 3 5 3 5 3 5 3 5 3 5 35 35 35 35 35 35 35 35 3 5 3 5 35 35 35 35 4 5 3 5 3 5 3 5 4 5 20 35 35 1 ,1 45 105 25 1 , 14 5 1 , 96 1 1 5 4 0 6 37 0 4 0 12 0 37 5 20 0 40 (株)日本システム設計 PL -4 .5 P L -1 6( リブ ) PL -1 6( リブ) PL -5 0 PL -3 0 8-φ2 6 PL -4 .5 73 -φ 6. 5 PL-32 32 -φ 6.5 材　質：４００N/m㎡級ビ　ス：ＨＲ－６５（株式会社カネシン社製）ボルト：Ｍ２４（Ｆ１０Ｔ）図面番号縮尺図面名プロジェクト名 CLTパネルを用いた超高層建築物用制震壁の開発 A3 _1/10 P-3 頭部鋼板ビス打ちせん断金物 < ビス接合部 >部品図

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図 2 参.4 脚部鋼材ビス打ちせん断金物<ビス接合部>部品図 200mm 溶接なし 200mm 溶接なし 200mm 溶接なし 6 6 221 1, 72 0 32 94.5 94.5 1, 77 0 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 45 35 35 35 45 1, 25 2 468 50.5 50.5 120 25 22 1 4. 5 4. 5 46 46 12 0 153 32 98 80 25 25 35 129.5 129.5 125 1, 77 0 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 35 45 35 35 35 45 98 80 35 35 1, 77 0 25 25 44 3 1, 22 7 50 4.5 20 4.5 30 0 25 10 8. 5 10 8. 5 25 33 30 30 0 25 10 8. 5 10 8. 5 25 33 30 50 50 20 0 30 0 50 50 20 0 30 0 175 95 80 175 25 150 95 80 95 80 75 10 0 10 0 10 0 10 3025 42 5 50 10 30 205 150 205 420 80 95 95 80 27 1 79 70 30 6 11 4 50 50 300 200 75 10 0 10 0 10 0 42 5 50 P L -4. 5 50-φ 6. 5 PL -3 2 PL -4 .5 73-φ 6. 5 φ 60 (ピン) PL -25 φ6 0 (ピン) PL -3 0 8-φ2 6 (株)日本システム設計材　質：４００N/m㎡級ビ　ス：ＨＲ－６５（株式会社カネシン社製）ボルト：Ｍ２４（Ｆ１０Ｔ）ピ　ン：丸鋼φ６０（Ｓ４５Ｃ）図面番号縮尺図面名プロジェクト名 CLTパネルを用いた超高層建築物用制震壁の開発 A3 _1/10 P-4 脚部鋼板ビス打ちせん断金物 <ビス接合部 >部品図

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図 2 参.5 端部柱部品図 9 6 9 6 4 4 12 126 12 150 30 200 50 50 30 2, 810 50 200 35 35 15 15 150 75 75 22 6 84 60 0 150 200 40 0 200 15 0 20 0 40 0 20 0 9 10 5 80 13 0 55 200 75 50 75 20 0 15 458 35 15 35 15 30 0 20 0 50 50 15 328 200 20 0 15 0 150 2,5 00 40 0 20 0 200 40 0 60 0 12 252 12 81 22 6 10 0 10 0 100 10 0 10 0 10 0 10 0 10 0 100 10 0 10 0 10 0 10 0 10 0 100 10 0 10 0 10 0 10 0 10 0 10 0 10 0 10 0 10 0 10 0 84 150 25 218 30 65 50 15 50 343 50 30 2, 785 21 5 50 10 50 40 40 10 10 5 80 13 0 55 111 30 180 10 200 10 9 95 .5 95. 5 20 0 50 75 75 100 10 0 10 200 10 90 90 10 0 10 0 10 0 50 50 40 0 50 50 300 58.5 58.5 83 50 50 20 0 30 0 25 38 0 150 95 80 30 0 51 92 .5 32 92 .5 32 30 10 0 10 0 10 0 50 30 50 40 0 10 205 10 95 80 97 18 3 100 14 7 233 25 150 175 □ -150 ×1 50 ×1 2 PL -3 0 2-φ 26 PL -5 0 PL -9 φ6 0 (ピン) 24 -φ 22 PL -5 0 PL -3 0 P L -6( リブ ) PL -3 0 8-φ2 6 φ 60 (ピン) PL -3 2 (株)日本システム設計材　質：４００N/m㎡級ボルト：Ｍ２４（Ｆ１０Ｔ）ピ　ン：丸鋼φ６０（Ｓ４５Ｃ）図面番号縮尺図面名プロジェクト名 CLTパネルを用いた超高層建築物用制震壁の開発 A3 _1/10 P-5 端部柱部品図

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図 2 参.6 極低降伏点鋼材ダンパー<鋼材ダンパー>部品図 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 87. 4 1 65 . 2 35 6 6 2 0 20 790 750 20 20 790 45 100 200 100 200 100 45 20 20 46 3 4 0 2 7 0 3 5 3 5 6 20 46 20 87 . 4 3 5 3 5 3 5 27 0 6 20 46 20 87 . 4 8 7. 4 8 2. 6 82 . 6 34 0 790 200 195 195 200 100 200 100 200 100 45 45 750 750 7 5 7 5 19 0 40 4 0 1 90 (株)日本システム設計スリーブ(t=6 ) 円形鋼管(外径 165. 2) リブ(t= 6 ) リブ (t =6) リブ (t =6) リブ(t= 6 ) リブ(t= 6 ) スリーブ(t= 6 ) 円形鋼管 (外径165. 2 ) スリーブ(t= 6 ) 円形鋼管 (外径165. 2 ) スリーブ(t= 6 ) 円形鋼管 (外径165. 2 ) リブ(t= 6 ) リブ (t = 6) リブ (t = 6) 半円の中心 3-φ 16 5. 2 半円の中心 r=82.6 r=82 .6 r=82.6 r=82 .6 6-φ22 6-φ 22 _極低降伏点鋼材プレート(t= 6 ) 極低降伏点鋼材プレート (t =6) 極低降伏点鋼材プレート (t= 6 ) 極低降伏点鋼材プレート(t= 6 ) 材　質：極低降伏点鋼材 (ＬＹＰ２２５、新日鉄住金規格、降伏点２２５N/m㎡) 　　　　スリーブ及びリブ４００N/m㎡級ボルト：Ｍ２０（Ｆ１０Ｔ）図面番号縮尺図面名プロジェクト名 CLTパネルを用いた超高層建築物用制震壁の開発 P-6 A3 1/5 極低降伏点鋼材ダンパー <鋼材ダンパー > 部品図