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最近 の電気機械輸 出の低迷 につ いて

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(1)

花 田 功 一

は じめに

1975

年以後の低成長期の 日本経済 においては輸 出の増大が経済の拡大 に対 し て極めて重要な役割 を果 したが,輸 出の どの項 目もが均等 に増大 したわけでは なかった。「 機械機器」 ,中で も「 電気機械」の輸 出の増大が際立 っていたのであ る。

1975

年か ら

84

年にかけて輸 出は総額で

3.1

倍 となったが,「 食料品」は1

.9

倍,

「 繊維及び同 製品」は1. 8 倍,「 化学製品」は

2.0

倍,「 金属及び同製品」は1. 5 倍 と軒並平均以下の伸びにとどま り, 「 非金属鉱物製品

や 「その他」 もそれぞれ

3.1

倍,

3.2

倍 と平均並みの伸びにとどまった。

これ らに対 して 「 機械機器」だけが この間4.

0

倍 と平均 を大 きく越 える伸びを 記録 した。この うち「 輸送機械」は

3.1

倍 と平均並みにとどまったが,「 一般機械」

と 「 精密機械」はそれぞれ

4.1

,4.3

倍 と平均 を大 きく越 えた。 しか し,「 電気 機械」は

5.6

倍 とさらに一層大 きな増大 を記録 したのである。 このため 「 電気機 械」輸 出の輸 出総額 に占める割合はこの間

12.3%

か ら

22.6%

‑ と

10%

以上 も高

まったのである ( 以上,第

1‑1

表) 。

この ように見て くると, この ような 「 電気機械」輸 出の増大が

75

年以降の輸 出 増大,そ して,それによる日本経済拡大の主因であったことは疑 いを入れない が, このことはさらに 「 電気機械」輸 出の年毎の伸び率 を見て も言 うことがで き

る ( 第

1‑2

表) 0

nilE

(2)

第1‑1 表

1975

年から

84

年にかけての輸出の各項目の増大率 ( 単

位 1,000

ドル,倍 )

75

84

年 増大率 総額

55,752,805 170,113,888 3ー1

食料 品

760,062 1,439,560 1.9

繊 維 及び 同製 品

3,718,664 6,752,668 1.8

化学製 品

3,888,783 7,625,659 2.0

非金属鉱 物 製 品

729,607 2,272,136 3.1

金属 及 び同製 品

12,517,522 19,165,421 5

機械機器

30,003,658 119,809,060 4.0

一般機械

6,744,029 27,879,411 4.1

電気機械

6,880,727 38,467,128 5.6

輸送機械

14,506,069 45,555,583 3.1

精 密機械

1,825,788 7,906,938 4.3

その他

4,134,508 13,049,384 3,2

( 出所) 日本関税協会 『 外 Bl 貿易概 況』,通産省編 『 通商 白

書 各論』 よ り作成。

1‑ 2

1975

年か ら

84

年 にか けての輸 出総額 と電気機械 の輸 出額

( 単位

1,000

ドル,

%)

午 総 額 伸 び率 電気機械 伸 び率

75 55,752,805 0.4 6,880,727 2.4 76 67,225,483 20.6 10,827,559 57.4 77 80,494,793 19.7 12,733,077 17.6 78 97,543,143 21.2 16,158,064 26.9 79 103,031,640 5.6 17,441,615 7.9 80 129,807,025 26.0 22,760,376 30.5 81 152,030,247 17.1 28,740,315 26.3 82 138,831,166 8.7 25,880,558 ‑10.0 83 146,927,471 5.8 30,324,995 17.2 84 170,113,888 15.8 138,467,128 26.8

( 出所)通産省編 『 通商 白書 各論』 よ り作成。

1975

年か ら

84

年 にかけて 「 電気機械」輸 出の伸 びが輸 出総額の伸び を下回った

のは77 年 と

82

年だけである。その他の年 はいずれ も輸 出総額 の伸 び を上 回って

いるし,特 に,輸 出増大 による景気拡大 を達成 した76 年や8

3

年か ら

84

年 にかけて

(3)

は 「 電気機

」輸 出の伸びは輸 出総額の伸びをはるかに越 える高い伸び となって いるのである。

このように,

1975

年か ら

84

年 にかけて 「 電気機械」輸 出は他の どの項 目をも抜 きんでる大 きな増大 を記録 し, この間の景気拡大 に極めて重要 な役割 を果 した のであるが

,85

年以降の最近

10

年間は 「 電気機械」輸出は大 きく停滞 して しまっ ているのである。

全体 を眺めなが ら見てい くと,

85

年か ら

94

年 にかけての

10

年間で輸 出総額 は

2.3

倍 になったが, この うち「 食料品」は1

.5

倍,「 繊維及び同製品」は

1.3

倍,「 金 属及び同製品」は1

.3

倍 とな り, これ らは前の期間同様平均以下の伸びにとどま

った。「 非金属鉱物製品」や 「 その他」もそれぞれ

2.2

,2.3

倍 と前の期間同様 平均並の伸びにとどまった。「 機械機器」以外では,「 化学製品」だけが前の期間

と異なってお り, この期間は

3.1

倍 と平均 を上 回る伸びを記録 した。

「 機械機器」 も前の期間 と異なっているが,「 化学製品」 とは逆に, この期間 は伸び率 を大 きく落 として しまい

,2.4

倍 と平均 そこそこの伸びにとどまったの である。 この うち,「 輸送機械」と 「 精密機械」はそれぞれ

1.9

倍,

2.1

倍 と平均 以下 に伸び率 を落 として しまったが,「 一般機械」は

3.1

倍 と平均 を越 えた。「 電 気機械」も

2,5

倍 となん とか平均 を越 えは したが,ご くわずかにとどまったので

ある ( 以上,第

1‑3

表) 0

この ように,前の期間には一番大 きな伸びを記録 した 「 電気機械」はこの期間 は 「 化学製品」や 「 一般機械」の伸びに及ばなかった し,平均 をほんのわずか越 える伸びにとどまったのである。前の期間の

5.6

倍 と比較 して も半分以下の伸び にとどま り,他の どの項 目より大 きく伸び率 を落 として しまったのである。

年毎の伸び率 を見て も ( 第

1‑4

表) , この期間

6

回にわたって総額の伸び率

を上回ってはいるが,大半はほんのわずかにす ぎず,総額の伸び率 を

5%

以上越

えたのは

88

年 と

94

年の

2

何にす ぎないのである。

(4)

1‑ 3

1985

年 か ら

94

年 にか けての輸 出 の各項 目 の増大率

( 単位

1,000

ドル

,

倍 )

85

94

年 増大率 総額

175,637,772 395,599,983 2.3

食料

1

1,315,702 2,038,229 1.5

繊維及び同製品

6,263,245 8,385,086 1.3

化学製品

7,697,664 23,668,788 3.1

非金属鉱物製品

2,147,454 4,697,920 2.2

金属及び同製品

18,491,149 24,236,819 1.3

機械機器

126,178,904 300,837,055 2.4

一般機械

29,537,171 92,981,149 3.1

電気機械

38,931,304 97,228,801 2.5

輸送機嘩

49,149,359 92,536,397 1.9

精密機械

8,561,071 18,090,708 2.1

その他

13,543,653 31,736,085 2.3

( 出所 )第 1‑ 1 表 に同 じ.

1‑ 4

1985

年 か ら

94

年 にか け て の輸 出総 額 と電 気 機械 の輸 出額

( 単

位 1,000

ドル,

%)

午 総 額 伸び率 電気機械 伸 び率

85 175,637,772 3.2 38,931,304 1.2 86 209,151,151 19.1 46,747,101 20.1 87 229,221,230 9.6 50,968,286 9.0 88 264,916,803 15.6 61,975,421 21.6 89 275,174,619 9 64,453,974 4.0 90 .286,947,518 4.3 65,924,906 2.3 91 314,525,461 91.6 73,724,305 ll.8 92 339,649,603 8.0 77,410,276 5.0 93 360,911,138 6.3 84,523,213 9;2

( 出所 ) 第

1‑ 2

表 に同 じ。

輸 出数量指 数 で 「 電気 機械 」の毎年 の伸 び率 を見 てみて も ( 第

1‑ 5

表 )

,85

年以 降 は

10%

を越 えたの は

88

年 だ けで,他 の年 は

10%

に とて もとどか な い低 い

伸 びか マ イナス とな ってい るので あ る.

(5)

1‑ 5

表 電 気 機 械 の 輸 出 数 量 指 数

(1990

‑100)

( 単位 %) 午 指数 伸 び率 午 指 数 伸 び率

85 80.0 4.8 90 100.0 5.4 86 82.0 2.5 91 105.0 5.0 87 82.0 0.0 92 102.1 2.8 88 90.8 10.7 93 104.0 1.9

( 出所) 日本関税協会 『 外国貿易概況』 より

作成。

以上 の ようなわけで,80 年代後半以降 「 電気機械」輸 出はそれ までに比べて極 めて停滞的になって しまっているのであるが, これが現在 の 日本経済 の長期的 低迷の基本的原因の一つ となってい ることは疑 いのない ところであろ う。

そこで,本稿 では1

975

年以降現在 までの 「 電気機械」輸 出の長期的動向 を整理 す るこ とを通 じて,最近

10

年間における「 電気機械」 輸 出の低迷 の原因 を究明 し, それによって最近の 日本経済 の長期的低迷 の基本的原因の一つ を明 らかに して みるこ とに したい。

1

節 「 電気機械」の諸項 目と考察対象の限定

本節ではまず,次節以降での 「 電気機械」の各項 目の具体的考察 に先立 って,

「 電気機械」をどの ような項 目に分 けて考察す るか,それ ら諸項 目はどの ような 伸び を示 したか, どの ような諸項 目を特 に取 り上 げて考察す るか とい うこ とに ついて述べてお くことに したい。

本稿 では 「 電気機械」全体 を 『 通商 白書 各論』平成元年版以降の分類 に準 じ て 「 重電機器」 ( ただ し本稿 ではこの項 目に 「 発電機」や 「 電動機」な どの本来 の 「 重電機器」の他 に 「 抵抗器」や 「 配電盤及び制御盤」の ような 「 電気回路用 品」 も含 め る),「 映像機器,音響機器,及び, それ らの部分品」 , 「 通信機器」,

「 家庭用電気機器」 ,「 半導体等電子部品」,「 その他 」 ( 「 電気機械」 全体か ら以上

(6)

の諸項 目を差 し引いた もの) に分 けて考察 してい く

ただ し, 『 通商 白書 各論』昭和

63

年版以前の 「 電気機械」の中には「 映像機器」 ,

「 音響機器」 ,「 映像,音響機器の部分品」の項 目がな く,それ らが 「 通信機器」

と「 録音機及び再生機」という二つの項 目の中に分 けて入れ られてお り,その「 通 信機器」とい う項 目か ら映像,音響機器関係の数字 を正確 に分離す ることがで き

ないため,「 映像機器,音響機器,及び,それ らの部分品」 と 「 通信機器」に関 しては1975 年か ら

94

年 までの一貫 した数字 を入手す ることがで きない。そこで, これ らに関 しては以下の ような手順で作成 したおお よその数字 を用 いて考察 を 進め ることにす る。

2‑1

表 『 通商 白書 各論』昭和

63

年版 にお ける電気機械 ( 輸 出)の主 な項 目と

1987

年の輸 出額

( 単位

1,000

ドル) 電気機械の主な項 目

重電機器 電気回路用品 通信機器

テレビ受像機 ラジオ受信機 有線通信機器 無線通信機器

無線通信装置 放送装置

通信機器の部品,付属品 市民バ ン ド用 トランシーバー 無線探知機等

家庭用電気機器 その他の電気機器

熱電子管及び半導体素子類 録音機及び再生機

テープ レコーダー

2,724,001 3,773,117 15,071,25

4

1,422,275 2,463,510 3,339,599 4,049,906 1,067,307 2,766,328 3,302,670 22,027 471,268

1

,712,664 27,687,251 8,312,260 10,085,236 8,405,990

( 出所)『 通商白書 各論』昭和6

3

年版 ,

119120p.

『 通商 白書 各論』昭和6

3

年版

(1986,87

年の統計 を掲載)までの 「 通信機器」

(7)

の中の 「テレビ受像機」 ,「ラジオ受信機」の全部,「 無線通信 装置」以外の 「 ● 無 線通信機器」,及び,「 ●

通信機器の部品,付属 品」のほ とん どが平成元年版 (

1987,88

年の統計 を掲載)以降の 「 映像機器」か 「 音響機器」か 「 映像,音響機器の部分 品」かのいずれかに入 ると思われ るので, それ らと 「 録音機及び再生機」を加 え た もの を1

986

年 までの 「 映像機器,音響機器,及び, それ らの部分品」とす る。

この 「 映 像 機 器,音響 機 器,及 び, それ らの部 分 品」の1987 年 の 数 字 は

20,256,290

1

)で これ と平成元年版での 「 映像機器」と 「 音響機器」と 「 映像, 音響機 器 の部分 品」の87 年分 の数字の和

20,156,310

とを比べ てみ る と前者 が

99,980

2)

だけ多 くなっているが,この程度の違いは無視 しうるものであると 思われ る。

2‑ 2

表 『 通 商白書 各論』平成元年版 にお ける電気機械 ( 輸 出)の主 な項 目と

1987

年の輸 出額

( 単位

1,000

ドル) 電気機械の主な項 目

1987

年 重電機器

2,724,001

電気回路用品

3,773,117

映像機器

10,231,185

音響機番

6,325,241

映像,音響機器の部分品

3,599,884

通信機器

5,000,180

有線通信機器

3,339,599

無線通信機器

1,383,052

無線通信装置

1,067,307

放送装置

73,748

市民バ ン ド用 トランシーバー

22,027

通信機器の部品,付属品

26,232

無線探知機等

471,268

家庭用電気機器

1,712,664

その他の電気機器

17,602,014

( 出所)『 通商白書 各論』平成元年版,1

14‑116p.

(8)

他方,昭和 6 3 年版以前の 「 通信機器」か ら 「 テ レビ受像機」 ,「ラジオ受信機」 ,

「 無線通信装置」以外 の 「

無線通信機器」

,及び,「 通信機器の部品,付属 品」を 取 り除いた もの を

1986

年 までの 「 通信機器」 とす る。

この 「 通信機器」の

87

年の数字は

4,900,200

であ り, この数字は,平成元年版 での 「 通信機器」の

87

年の数字

5,000,180

と比べ ると

99,980

だけ少 な くなってい るが, これは,上 で 「 映像機器,音響機器,及び,それ らの部分 品」の

87

年分 を 昭和63 年版で計算 した ものが,平成元年版での「 映像機器」

,

「 音響機器」 ,「 映像, 音響機器の部分 品」の合計の

87

年の数字 よ り

99,980

だけ多 くなっていた ことに 対応 している ( 以上 については第

2‑ 1

表,第

2‑ 2

表 を参照) 0

また, 『 通商 白書 各論』では

1975

年 までに関 しては 「 無線通信機 器」の中にそ ●

の小項 目である 「 無線通信装置」が分離表示 されていないため ●

,75

年の 「 無線通 信装置」以外の 「

無線通信機器」の数字が得 られない し,「

録音機及び再生機」

に関 して も,

75

年 までに関 してはこの項 目がな く「 テープ レコー ダー」という項 目しかないため

,75

年の 「 録音機及び再生機」全体の数字が得 られない。 このた め

,75

年の 「 映像機器,音響機器,及び, それ らの部分 品」には

76

年以降のそれ には含 まれ る 「 無線通信装置

以外の 「 無線通信機器」 と 「 ● テ二プ レコーダー」

以外の 「 録音機及び再生機」の数字 を含 め ることがで きない。 したが って,「 映 像機器・ ,音響機器,及び,それ らの部分 品」に関 しては

75

年 と

76

年以降 とで この 分だけ断絶が生ぜ ざるをえない。

他方,上の ように,

75

年 までに関 しては 「 無線通信機 器」の中にその小項 目で

ある 「 無線通信装置」が分離表示 されていないため,「 ● 通信機器」の

75

年の数字 には 「 無線通信機器」全体の数字 を計上せ ざるをえない。 したがって,「

通信機 器」に関 しては

75

年の数字は

76

年以降に比 して 「 無線通信装置」以外の 「 ● 無線通 信機器」の分だ け多 くなって しまい, この分 だけ両者 の間に断絶が生 じて しま

つ。

以上 の ようなわけで,「 映像機器,音響機器,及び,それ らの部分 品」 及び「 通 信機器」に関 しては

75

年か ら

94

年 までの一貫 した数字は得 られず

,75

年 と

76

年 と

の間,及び

,86

年 と

87

年 との間で若干の断絶が生ぜ ざるをえないが,これ らは本

(9)

稿 の結論 その ものに影響す る程大 きな ものではない と思 われ る。

「 映像機器,音響機器,及び, それ らの部分 品」と 「 通信機器」について以上 の ような方法 で

1975

年か ら

94

年 までの数字 を作成 した上 で,他の諸項 目 と並べ て 「 電気機械 」の諸項 目全体 の輸 出額 を表 に してみ ると第

2‑3

表 の ようにな

る。

2‑3

表 電気機械 の諸項 目の輸 出額 とその伸 び率

( 単位

1,000

ドル,

%)

重電横幕 家庭用電気機器 映像横罫, ぴ,それら 音響機器, の部分ロ 通信機器 半導体等電子部品 その他

75 816,222 ‑2.7 309,999 3.3 3,231,546 ‑6.1 719,584 79.8 442,480 10.7 1,360,906 1.4 76 1,186,884 45.4 470,054‑51.6 5,590,011 73.0 1,293,690 79.8 710,159 60.5 1,576,761 15.9 77 1,747,587 47.2 634,186 34.9 6,417,424 14.8 968,120 ‑25.2 859,836 21.1 2,105,924 33.6 78‑2,519,984 44.2 780,618 23.1 7,931,101 23.6 931,237 ‑3.8 1,268,853 47.6 2,726,271 29.5 79 2,515,809 ‑0.2 735,719 ‑5.8 8,458,329 6.6 882,932 ‑5.2 1,679,162 32.3 3,169,664 16.3 80 3,132,887 24.5 1,055,246 43.4ll,196,241 32.4 1,026,895 16.3 2,306,942 37.4 4,042,165 27.5 81 3,999,469 27.7 1,309,568 24.114,447,863 29.0 1,626,937 58.4 2,661,925 15.4 4,694,553 16.1 82 3,445,911 ‑13.8 1,106,133 ‑15.5 12,410,983 ‑14.1 1,776,441 9.2 2,686,073 0.9 4,455,017 ‑5.1 83 3,816,873 10.8 1,412,391 27.7 14,174,540 14.2 2,131,139 20.0 3,730,482 38.9 5,059,570 13.6 84 4,597,930 20.5 1,817,046 28.7 17,597,560 24.1 2,701,257 26.8 5,816,064 55.9 5,937,271 17.3 85 4,337,450 ‑5.7 1,967,520 8.3 18,593,485 5.7 2,879,021 6.6 4,753,395 ‑18.3 6,400,433 7.8 86 5,597,608 29.1 1,874,054 ‑4.821,245,878 ・14.3 3,626,259 26.0 6,342,386 33.4 8,060,916 25.9 87 6,497,118 16.1 1,712,664 ‑8.620,156,310 ‑5.1 5,000,180 37.9 8,312,260 31.1 9,289,754 15.2 88 8,384,719 29.1 1,485,014 ‑13.3 21,617,349 7.2 6,629,107 32.6 12,326,898 48̲3 ll,532,334 24.1 89 8,728,532 4.1 1,198,372 19.321,035,010 ‑2.7 6,424,752 ‑3.114,123,301 14.6 12,944,007 12.2 9110,564,985 16.6 1,244,138 9.525,181,154 10.4 6,627,844 9.8 14,859,971 ll.3 15,246,213 12.7 92 ll,386,398 7.8 1,353,177 8.823,308,707 7.4 7,491,615 13.0 17,477.685 17.6 16,392,774 7.5 93 12,987,473 14.1 1,304,301 ‑3.621,452,205 ‑8.0 8,119,055 8.422,045,540 26.1 18,614,639 13.6 94 15,286,550 17.7 1,125,701 ‑13.721,509,071 0.3 8,577,729 5.629,307,009 32.921,422,741 15.1

(出所)第1‑ 1表 に同 じ。

2‑4

表 電気機械全体 及 び その諸項 目の

1975

年 か ら

84

年 にか けて,及 び,

85

年 か ら

94

年 にか けての増大率

( 単位

1,000

ドル,倍)

75 84 増大率 85 94 増大率

電気機械

6,880,727 38,467,128 5.6 38,931,304 97,228,801 2.5

重電機券

816,222 4,597,930 5.6 4,337,450 15,286,550 3.5

家庭用電気機器

309,999 1,817,046 5.9 1,967,520 1,125,701 0.6

映像機器, れらの部分品 音響機器, 及

び ,そ 3,231,546 17,597,560 5

.

4 18,593,485 21,509,071 1.2

通信機器

719,584 2,701,257 3.8 2,879,021 8,577,729 3.0

半導体等電子部品

442,480 5,816,064 13.1 4,753,395 29,307,009 6.2

(10)

この表 と第

1‑2

表及び第

1‑4

表 とか ら

1975

年か ら

84

年 までの

10

年間 と

85

年か ら

94

年 までの

10

年間の

2

つ に分 けて 「 電気機械」全体,及び,その諸項 目の 増大率 を計算 してみ ると第

2‑4

表の ようになる。

初めの期間中一番大 きな伸び を記録 したのは 「 半導体等電子部品」でこの期 間 中に

13.1

倍 となっている。 これ にはだいぶ及ばなかったが 「 家庭用電気機器」も

5.9

倍 と平均 を越 える伸び となってい る。平均以上の伸 び を記録 したのはこれ ら の項 目だけで,「 通信機器」 と 「 その他」は

4

倍前後で平均以下の伸 びに とどま った し,「 重電機器」 と 「 映像機器,音響機券,及び,それ らの部分 品」 もそれ ぞれ

5.6

,5

. 4 倍 と平均並の伸びにとどまった。

後の期 間にな るとどの項 目も前の期間の伸 び率 には及 ばず全体的 に停滞 した が,一番 目につ くのは前の期間に平均 よ り大 きな伸 び を記録 していた「 半導体等 電子部品」 と 「 家庭用電気機器」である。「 半導体等電子部品」はこの後の期 間 も一番の伸 び とはなったが,前の期間に比べ ると半分以下 に伸 び率 を落 として しまった。「 家庭用電気機器」は前の期 間 とは逆 にこの期間は減少 に転 じて しま っている。 また, 「 映像機器,音響機券,及び,それ らの部分 品」も前の期間に は平均程度の伸び は確保 していたのに, この期 間は平均 の半分程 の伸 びに とど ま り,前の期間の

1/ 4

以下に伸 び率 を低下 させ て しまっている。「 通信機器」 ,

「 重電機器」 ,「 その他」も同 じく伸び率 を低下 させ たが,これ らはそれほど大 き くは低下 させ なか った。

そこで,以下,前の期 間に比べ て最近

10

年間に大 き く伸び率 を低下 させて しま った「 半導体等電子部品」 ,「 家庭用電気機器」 ,「 映像機器,音響機器,及び,そ れ らの部分 品」の

3

つの項 目について個別的 に検討 し,この

10

年間に「 電気機械」

輸 出が大 きく停滞 して しまった原因につ いて考察 してみ ることに したい ( なお,

「 通信機器」は,それほ ど伸び率 を低下 させ は しなか ったが,国際化や情事釘ヒの

進展 につれて ます ます重要性 を増 しつつ あるので, これ について も付随的 に検

言 寸を加 えてお くことにす る) 0

(11)

2

1975

年か ら

84

年にかけての電気機械輸出の拡大

本節では,上の諸項 目が過去

10

年間に大 きく伸び率 を低下 させ て しまった原 因を分析す るための前提 として

,1975

年か ら

84

年 にかけて これ らの諸項 目が大 きく,あるいは,概ね順調 に増大 した要因について検討 してお くことに したい。

1 「 半導体等電子部品」

まず,「 電気機械」の諸項 目の中で

13.1

倍 という他 に比べて最 も大 きな増大 を 記録 した 「 半導体等電子部品」か ら見てみることに しよう。

「 半導体等電子部品」は

10

年間を通 しての増大率が極めて高かった というだけ でな く,毎年の伸び率で も,

81

年 を除 くすべての年で 「 電気機械」全体の伸び率 を上 回っている。特 に,設備投資あるいは景気が拡大 した

76

,78

年か ら

80

年 に かけて,及び

,83

年か ら

84

年 にかけての伸び率が高 く,「 半導体等電子部品」の 輸 出の増大が この間における設備投資や景気の拡大 に非常に重要 な役割 を果 し

たことを窺 うことがで きる ( 第

1‑2

表,第

2‑3

表参照) .

「 半導体等電子部品」を 「 熱電子管」と 「 半導体素子,集積回路」と 「 その他」

に分 けて見てみ ると ( 第

3‑1

表)

,78

年 までは 「 熱電子管」の輸 出額が他の項 目を越 えていたが

,79

年以降は 「 半導体素子,集積回路」が最大項 目となってい る。

「 熱電子管」は

75

年か ら

84

年 にかけて

5.6

倍 と 「 電気機械」全体 と同 じ伸び率 を確保 した し,「 その他」は

8.4

倍 と 「 電気機械」全体 を上 回る高い伸びを記録 し ている。

しか し,何 と言って も目立つのは 「 半導体素子,集積 回路」である。 これはこ

の間

26.9

倍 という目ざましい伸びを記録 している。毎年の伸び率 を見て も

,75

1

ケタ,

81

年 と

82

年 に

10%

台の低 い伸びにとどまった他 はどの年 も

40%

近 く

か ら

80%

を越 える極 めて高い伸び となっている。また

,76

年 と

81

年 には「 電気機

械」 全体の伸びを下回ったが,その他の年 はすべてそれを上回 り,特 に

,77

年か

(12)

79

年 にかけて と

83

年か ら

84

年 にかけては 「 電気機械」全体の伸び をはるかに上 回 る高い伸び となっている。

3‑ 1

表 半導体 等電子部晶の各項 目の輸 出額 と伸 び率

( 単位

1,000

ドル,

%)

午 熱電子管 半導体素子,集積回路 その他

75 175,974 5.4 140,509 7.2 125,997 23.9 76 288,720 64.1 195,390 39.1 226,049 79.4 77 376,853 30.5 270,079 38.2 212,904 5.8 78 531,077 40.9 413,263 53.0 324,513 52.4 79 567,824 6.9 751,483 81.8 359,855 10.9 80 723,535 27.4 1,085,976 44.5 497,431 38.2 81 878,350 21.4 1,236,244 13.8 547,331 10.0 82 695,240 ‑20.8 1,424,735 15.2 566,098 3.4 83 820,748 18.1 2,149,264 50.9 760,470 34.3

( 注) 「 その他」は 「 半導体等電子部品」全体 ( 第

2‑ 3

表参照)か ら

「 熱電子管」 と 「 半導体素子,集積回路」 を差 し引いて算出。

( 出所)第

1‑ 1

表 に同 じ。

こうい うわけで, この期 間は主 に 「 半導体素子,集積 回路」の極めて高い伸び によって 「 半導体等電子部品」は 「 電気機械」の他の どの項 目をもはるかに上 回 る高い伸び を達成 したのである。

3‑ 2

表 電子式 自動 デー タ処 理機 の輸 出

( 単位

1,000

ドル,

%)

午 輸 出額 伸 び率

75 93,243 25.6 76 133,027 42.7 77 153,451 15.4 78 339,474 121.2 79 372,030 9.6 80 542,052 45.7 81 872,983 61.1 82 1,360,860 55.9 83 2,847,800 109.3

( 出所)第

1‑2

表に同 じ.

ここで序 にこれ と関連 して,本来 「 電気 機械」の中に含 まれ るべ きだが,統計上 は

「 一般機械」の中の 「 事務用機械」の中に 含 まれている 「 電子式 自動データ処理機

( コンピューター) につ いて見 てお くと ( 第

3‑ 2

表) ,これ もこの間49.

0

倍 とい う「 半導体素子,集積 回路」をさらにはる か に上 回 る驚 異的 な伸 び を記録 して い

る。

参照

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