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小売業広告接触と購買態度

その他のタイトル Analysis of consumer buying attitudes in relation to retailers‑ad exposure

著者 佐々木 土師二

雑誌名 関西大学社会学部紀要

6

1

ページ 91‑112

発行年 1975‑01‑31

URL http://hdl.handle.net/10112/00023198

(2)

佐 々 木 土 師 二

I 問 題

商品情報あるいは生活情報としての広告が消費者の購買意思決定過程に影響を与え,最終的に は購買行動をひき起す有力な要因になると考える屯広告効果モデJV:::の一般的図式のなかで,そ の効果を左右する要素として,広告の受け手のもつ諸特性が非常に大きな位置を占めている。

Nicosia, F.  M. (1966)によって描かれた嗜消費者意思決定過程::: lょ市広告効果モデル:::とみる こともできるが,このモデルによれば,企業によって提示される広告情報(一般的には,メッセ ージ)はまず嗜消費者属性:::のフィルターにかかる。これは「メッセージ受容の時点における,

その人の社会心理的な場での認知構造」であって,次のような次元によって規定されている:

(1)  情報:伝達された対象(例えば,ブランド,店,人)あるいは概念(例えば,信頼性,

美しさ)に関する知覚表象(情報ビット)の数およびタイプ。

(2)  感情:それぞれの知覚表象の質あるいは記号(良いか悪いか;プラスかマイナスか)。

(3)  知覚表象の体制:知覚表象相互閻の機能的関係の数およびタイプ;それぞれの知覚表象 がひとつ以上の構造の一要素になりうる。

(4)  他の認知構造との間の体制:他の認知の構造との間の機能的関係の数およびタイプ。と くに,それぞれの認知構造はひとつ以上の高次の構造の一成分になりうる。特殊な態度

(つまり,認知構造)がひとつの階層に体制化されるとき,それらは通常濯価値体系:::を 構成するといわれる。

つまり市伝達された対象に関する知覚表象:::が全体的な認知構造のなかに位置づけられる形によ って,そのメッセージの行方一ーその対象についての態度の形成につながるか,否か一ーが左右 されると考える。 さらに Nicosiaによれば, メッセージとの浦物理的接触:::の段階で「消費者 は受動的でなく,彼自身のなんらかの目的に役立つものを探し求めていたり,回避する」もので あって,これを渭選択的露出 (selectiveexposure)::: と呼んでいる。そして選択的露出を生じる 属性には,

(1)  メッセージの伝達の時点における環境,および受け手のその時点での活動 (2)  そのメッセージの媒体,内容および話題についての受け手の関心および親近性 (3)  一般的な行動的指向性

(4)  その他の認知的な構造および過程(例えば,パーソナリティ;メッセージの源あるいは属 性についての受け手の知覚)

などがあると述べている。

‑ 91‑

(3)

Nicosiaモデルによれば,消費者は,広告メッセージとの港物理的接触クの時点において,す でに,消費者自身の行動的指向性やパーソナリティによる渭選択クを経るということになる。・し たがって,この考えによれば,広告メッセージに接触する人と接触しない人との間には,他の諸 属性における差異と同様に,行動的指向性やパーソナリティでの差異も認められるということが 予想される。広告メッセージは, Nicosiaによれば,特定の具体的な(ひとつの)広告メッセー ジが想定されているように解される。しかし,特定の広告主体の行う広告活動へ累積的に接触す る程度に関しても,さらには,特定の商品(群)あるv=>は産業形態(業態)に関する広告活動へ の累積的接触度の高低についても一一渭選択ク効果を発揮する行動的指向性あるいはパーソナリ ティの内容あるいは水準は異なるであろうが一―ーそれぞれにおいて,上記の予想をたてることが 可能であろうと思われる。

本論文は,広告接触の程度を累積的にとらえ,この程度を規定する消費者属性としての行動的 指向性の役割を検討するという立場から行った探索的分析の報告である。具体的には, ミ小売業 広告クヘの接触の程度が,その受け手の渭購買態度クに関連しているという基本的仮説のもとに,

小売業広告接触および購買態度をそれぞれ操作的に規定して,両者の関連についての,いくつか の個別的な仮説を検討するものである。

このレベルでの分析では,広告接触と購買態度との関連性は明らかにできたとしても,因果性 は解明できない。しかし,かりに,広告接触を原因とし,その量的大きさによって購買態度が影 響されると考える立場に立てば,これは「広告効果」を問題とすることになる。本論文の問題範 囲のなかで,この立場からの発想を拡大するとすれば, 市広告の「経済的」効果クに関連し,こ の効果に対応する「心理的な」領域を取扱うことにもなろう。われわれは,この点についても,

若干の示唆を得たいと考える。

以上のような問題意識に立って,われわれは,主婦を対象とする質問紙調査の結果を分析・考 察した。しかし,ここで報告されるものは,手法的には 2変数間関係を系統的に積みあげるなか でなんらかの意味を明らかにしようとする唸初歩的クレベルにあるものであって,今後の,より 高次の分析のための出発点を示すにとどまっている。この意味で,この論文は前記の問題意識 に対する接近の入口を探すものであると位置づけられるかも知れない。

消 費 者 調 査 の 視 点 と 実 施 の 概 要 1.  小売業広告の特徴からみた,関連する態度領域

百貨店やスーパーマーケットなど大規模小売業の広告活動は,新聞,テレビ,ラジオなどのマ スコミ媒体によるものだけでなく,チラシ,折り込み, ダイレクト・メール (DM) など多彩に わたって消費者生活に密接に結びついており,具体的に展開される広告活動も,製造業者のそれ とは異なる特徴をもっている。そのいくつかの特徴を示せば,次の通りである。

(1)  小売業者はある程度限定された後背的地域(つまり商圏)との関連で存立しているために,

‑92‑

(4)

その広告活動も地域的に限られたものであることが多い。加えて,消費者に対する最終販売を 行うという機能から,消費者を個別的にとらえやすい立場にあり,訴求対象をより特定化した 広告活動を行うことができる。

(2)  単一商品を販売する小売業は少なく,ほとんどは複数商品を取扱っている。とくに大規模小 売業においてほ莫大な種類の商品を取扱っている。このために小売業広告は複数商品を提示す るという形をとる(たとえ,ひとつの広告では単一商品が示されることがあっても,他の機会 の広告では別の商品が示される)。そこで, 小売業広告では,多種多様な商品の販売の根底を 流れる Y企業姿勢クを訴求しようとする傾向がより強く認められる。

(3)  多くの商品を販売促進する手段として,小売業広告は,消費者に対して,それらの商品のミ ックスから生み出される消費生活の便宜性・快適性・文化性の告知や説得を意図する情報であ ることが多い。つまり,ひとつの生活態度あるいは生活様式を広告情報として提示し,その枠 組のなかに各商品を位置づけて訴求するという努力を強く払っている。

(4)  企業の広告活動が,その量・質の両面に関して批判的に見られることが多い今日でも,小売 業広告は,一般的に,消費者によって好意的態度で迎えられている。これは,小売業広告が訴 求内容とする販売方法やサービスの有利性を手がかりとして購買決定をする消費者に対して,

具体的な渭買物案内クを提供するからである。

(5)  小売業広告は,商品広告に比して,買物に出かけるきっかけを与えることが多い1)。 つまり,

個別の広告が消費者購買に直接的に結びついており,広告効果のあらわれ方も比較的短期間に とらえられるものと思われる。

このように素描できる小売業広告のいくつかの特徴のなかで,われわれが特に注目したいのは,

小売業広告が消費者の生活態度あるいは生活様式との間にもつ関連性である。例えば,百貨店の ファッション・テーマは,消費者のもつ生活態度や生活様式に適合したり,時にはそれを先取り する内容で訴求することによって,消費者行動に影櫻を与えることを意図する具体的なあらわれ である2)

しかも,小売業広告が消費者にとっての直接的な渭買物案内クになっているという点を考えれ ば,それは,生活態度一般との関連もさることながら,具体的な湘商品購買クに関する消費者の 態度や行動に,より深い関連をもっているものと思われる。鈴木 (1972)は,主婦の生活態度に 1)毎日新聞社広告局によって昭和4812月に実施された,首都圏に居住する主婦3,000名を対象とする 調査では 過去3カ月以内に新聞広告がきっかけで買物に出かけた経験 があるものは58%で,その人たち のなかで きっかけとなった広告"は「スーパー・小売店の広告」 (61%)と「デパートの広告」 (59%)  が圧倒的に多く,商品広告では「食品の広告」 (35%)が最高である。

2)昭和48年の秋から冬にかけて,この論文のためのデータを得た調査地域の主婦たちに,広告を通して 訴求された百貨店のファッション・テーマには,次のようなものがあった:「友達みつけよう」 「甦えるロ マン」 「アリスのクリスマス」 「ぷらんでーとクリスマス」「MOVE」「つもるお話,いたしましょう」。こ れらのうち「ぷらんでーとクリスマス」は,調査対象492名の62%が,どの百貨店のテーマであるかを完全 再生した。

‑ 93‑

(5)

1 鈴木 (1972)による主婦意識の4次元と代表的項目

社会指向 0外で働けば男なんかに負けない立派な仕事ができるのにと思う。

•経済的に余裕があっても,家事はだれかにまかせて外で働きたい。

0ふつうの家庭料理でも,もりつけには工夫する。

l[  創意工夫型家庭指向 •既製服などを買ってきたら,アクセサリーなどをちょっとつけて,かわ

った感じにして着る。

皿 主婦業満足・自信 •毎日ぬかみそをかきまわすのも,快くていやではない。

0家事については自信があるから,他人に口出しさせない。

N  家事嫌悪・現状不満 0毎日毎日,炊事洗濯でうんざりする。

0献立など考えるのが面倒くさいといつも思う。

ついての因子分析によって4次元の:::主婦意識クを抽出し, 化粧品と石けんの C Mが種々の表 現技法を用いて提示される場合, その C M内容についての評価が, :::主婦意識クの次元および 各次元での強弱によって異なることを分析した。この分析での:::主婦意識クの対象領域は「家庭 や家事と家庭外の世界」であって,結果から明らかにされた4次元を代表する生活態度は表1 示すものであった。

われわれは,小売業広告への接触や認知は,ここで鈴木が示しているような生活態度よりも,

さらに具体的な:::商品購買クゃ:::店舗選択クに関する消費者態度ー一これを:::購買態度クと呼 ぷーーに関連するであろうと考える。いいかえれば,小売業広告は,このような購買態度へ影響 を与えうるものでない限り,効果的であるとはいえないだろう。

われわれが操作的に設定した購買態度の領域と具体的内容につVゞてはi3で詳述する。

2.  調査の概要

この論文のためのデータは主婦を対象とする質問紙調査によって得られた。主婦を対象とした のは,種々の業態の小売店における顧客の主体は主婦層であり,小売業広告接触と購買態度との なんかの相互関係の結果として:::小売店での購買行動クがあらわれると考える場合,分析対象と

して最適であると思われるからである。

また,調査地域も,特定小売店の広告への接触度と購買選好行動との関連を分析するという意 図があったため3), 限定的に設定され,東京都豊島区の:::池袋繁華街クの後背的地域(商圏)か

ら選ばれた。

以下,調査の概要である。

(1)  調査地域ならびに標本抽出。

池袋繁華街との物理的・心理的接近度においていくかのレベルを設定し,もっとも強い接 3)この内容の分析は次で報告されている:流通問題研究協会『広告の経済的効果に関する研究』 (昭和 493月)第2章第3

‑94‑

(6)

近度を示すと思われる地域を重点的に調査した。地域および標本数は次の通りである。

..................................................170/234  練馬区向山町・貫井町・・・・・・•••••• ………159/233  練馬区中村南町…...………... ... …...... 73/116  ...................................................90/117 

.........................................................492/700 

(数字は,回収数/対象者数を示す。)

各地域の標本抽出は住民登録票にもとづき, 4地域の各丁より約50世帯を等間隔抽出し,

次いでこのなかから無作為抽出により対象者を選んだ。全体的な回収率は70.3%である。

(2)  調査方法

質問紙を留置し,対象者の自己記入によった。

(3)  調査時期

調査開始の時期を 2種類設定した。つまり池袋にある2つの主要百貨店がほぼ毎週定期的 に行なっている新聞広告掲載日の前および後に調査が開始されるように,各地域の対象者を 折半した。

前:昭和侶年11月25 27 後:昭和4811月22 24

(4) 調査内容についてのコメント

この論文で分析されている内容は,この調査で得られたデータの一部分であって,他に,購 買行動,繁華街・店舗選好,広告評価などに関する多面的な内容が調べられた%

ll[  小 売 業 広 告 接 触 度 お よ び 購 買 態 度 の 内 容

この論文は,小売業広告への接触と購買態度との関連性を分析するものである。この検討に先 だって,われわれが問題とした「小売業広告」および「購買態度」の範囲を明らかにしておく必 要がある。

1.  小売業広告接触度のメジャー

小売業広告とほ,ここでは,なんらかの小売業が主体となって行う広告活動をいう。したがっ て:::特定小売店の行う特定広告(例えばXX日のX新聞に出たX店の広告)クという具体的な ものから,業態や地域を抽象化した:::百貨店の広告~  銀座の広告クという形の一般的なものま::: で,種々のレベルが想定される。われわれは,その操作的手続きとの関連において,次の4タイ プの小売業広告をとりあげ,それぞれについて:::接触の程度をあらわすメジャー(接触度メジャ ー)クを構成した。

4)全体的な内容分析は脚注3)の報告書で行われている。

‑95‑

(7)

①  小売業広告

小売業は, 業態別にみて, 百貨店, 大型月賦店, スーパーマーケット(スーパーストアを含 む),専門店,一般小売店という 5タイプに分けることができるが,これら全体を含む:::小売 業クの広告接触度が求められた。手続きとしてほ,これら5業態のそれぞれの広告を普段どの程 度見ているかについて「よくみる」 「ときどきみる」 「めったにみない」 「全然みない」という

4カテゴリーによる回答をさせ,この回答で「よくみる」または「ときどきみる」がいくつの業 態の広告にあるかをカウントした。結果は,表2のように最低ゼロから最高5までの分布を示し,

平均値は3.13であった。

表 2 4.1  7.1 

小売業広告接触度別の分布(%)

19.9  28.3  21.1 ̲ ̲  18.9 

(N) 

(492) 

③  スーパー広告

上記①で述べた回答のうち,スーパーマーケット(以下,スーパーと略称)に関する4段階の 広告接触をメジャーとするものである。この業態は,小売業広告の最大の主体のひとつに スー パークがあり,消費者のスーパー広告への接触も非常に高いために,独立して取扱われた。段階 別の接触度に関する結果ほ表3に示された。

③  百貨店広告

スーパー広告に近い接触度が百貨店広告に対しても認められる(表3)。 しかし, スーパー広 告がチラシ,折り込み広告を中心としているのに対し,百貨店広告は,これらに加えて,各種の マスコミ広告および DMなど幅広い媒体に依存しており, 両者の広告活動には質的な差異も認 められる。この意味で,個別業態のもうひとつの形として百貨店が取りあげられた。

④  池袋(主要小売店)広告

この研究における調査は東京都豊島区の湘池袋繁華街クの後背的地域(商圏)で行なったため に,調査対象者である主婦は池袋の百貨店その他の大規模小売店の広告に対して,他の繁華街の 大規模小売店の広告よりも,高く接触している5)。 したがって, 5つの池袋主要小売店への広告

3 スーパー広告および百貨店広告への接触度別分布 (o/o) 広 告 接 触 度 ス ー パ ー <  48.6  39.8  と き ど き み る 39.6  47.6  め っ た に み な い 10.2  10.6  ¥,J>  1.6  2.0  (N)  (492)  (492) 

5)このことは,東京都内の個別百貨店の広告,および繁華街別の広告への接触度を調べることによっ て,確かめられている。

‑ 96‑

(8)

4

池袋(主要小売店)広告接触度別分布(¾)

23.o  25_-~_ 14.s 

(N)  15.7  11.8  8.9  (492) 

接 触 度 を ① と 同 様 に4カテゴリーで求め,

店の数をカウントし, 湘池袋広告接触クのメジャーとした。

「よくみる」あるいは「ときどきみる」と回答された こ の 接 触 度 は , 表4に 示 す 分 布 を 示 した。

2.  広 告 接 触 度 と 広 告 効 用 の 認 知

この分析では,上記の4タイプの小売業広告の接触度メジャーが採用されるが,

の意味するものは芍接触に関する量的な程度クであって,

業広告がどのように見られているのか,どのように評価されているのか,

質 的 な 内 容 ク を 直 接 的 に は あ ら わ し て い な い 。 そ の 意 味 で , 広 告 効 果 を 問 題 と す る 場 合 の も っ と このメジャー そ れ 以 上 の も の で な い 。 つ ま り , 小 売 というような:::認知の

も初歩的な行動的標識を採用しているわけである。

広告認知内容と関連していることは容易に想像されるところである。

わ れ わ れ の 調 査 の 範 囲 内 で は , 小 売 業 広 告 , ス ー パ ー 広 告 , 百 貨 店 広 告 の3接触度メジャーが,

そ ろ っ て , 小 売 業 広 告 の 液 効 用 認 知 ク に 関 す る 態 度 と 高 い 相 関 を も っ て い る こ と が 明 ら か に さ れ て い る 。 つ ま り , 表5に一括して示したように, 「小売店広告の買物への効用」および「小売店

広告接触の高いものは,

しかし, この量的な標識が,質的ともいえる

広 告 の 見 方 (5項目)」の大多数において,

高い積極的あるいは肯定的な態度を示している。

低 い も の に 比 し て , 有 意 に

広告接触度別にみた「広告効用の認知」態度の丑検定結果

I小売業 ロ 広 告 広 告スーパー 百貨店

小売店の広告は買物にとって役立っている……•………"I 01  05  05 

  ● ● ● ● ~ ●‑●幽..・.. ‑ —争ー・--···........... ・ 

小売店広告の見方

●買いたいと思っている商品が広告に出ていないかに注意してみる……

普段よく利用しているお店の広告を注意してみる•…………..………… 

大売出し,特売日の広告を注意してみる·………••

同じ商品をいくつかの広告で比較する•……….. 

買物に行くとき広告をみてからいく・…...………••

5

05 01 01 01 01  

20  10  01  05  10 

01  01  10  01  10 

太字は広告接触の高いものが,態度項目について肯定的に答えることが多いことを示す。

数字は丑検定による有意水準(確率;少数点省略)。

&  購 買 態 度 の 測 定 と 結 果

この研究で問題とされる渭購買態度~i:t, 具 体 的 に ほ , 表6に掲げられた37項 目 に 対 し て 「 ま っ た く そ の 通 り 」 か ら 「 ま っ た < 違 う 」 ま で の5カ テ ゴ リ ー で 評 定 す る こ と に よ っ て あ ら わ さ れ るものである。調査段階ではき支出についてク 境新製品ク等の10の問題領域にわたって各々2 6

‑ 97‑

(9)

6 購 買 態 度 項 目 と 単 純 結 果

~ 購 買 態 鯰 \ \  ~且~l答~回-=答(ロカ)内ロテゴはニ評リご定ー。\  たのく通っそ い通いそたの

(5)  (4)  支出について    

①  自由にできる余裕があれば,貯蓄するよりも

現在の生活を充実するのに使いたい。……… 490  11  32 

③  節約してお金を使わないようにするよりも,

むしろ,収入を増やす方法を考えたい。………… 488  16  33 

⑧  ある期間を限って生活の目標を立て,そのた

めに重点的にお金を使いたい。•………•……• 487  16  39 

④  予算を立ててもその通りに支出できないこと

が多いので,あまり意味がない。…•••……… 484  16  29 

⑥  まだ人があまり使っていない出はじめの時期

482  10 

⑥  出たときには,広告やカタログなどを色々調

べてこれまでの製品と比較することがある。…… 487  10  48 

⑦  行った時には,特売場をのぞいてみることが

486  22  40 

⑧  食料品売場などでは試食をしてみたり,試供

品をもらったりすることがよくある。……… 485  5  26 

⑨  百貨店の特売広告はいつも注意して読む。…… 482  13  35 

⑩  商品を買うためということもあるが,楽しむ ためとか,新製品を見るために行くことが多

"~。... 489  , 33 

⑪  商品を買うためだけならば,専門店で買った

487  12  14 

⑫  出ていっても,目ざす買物をしたら,あまり ぷらぷらせずに,まっすぐ帰ってくることが多

489  14  36 

⑬  1度出ていけば,できるだけ多くの用事や買

物ができるように,ふだんから考えている。…… 490  15  45 

⑭  行くことが苦にならないので,ふと思いつい

たり,気ばらしのために出ていくことがある。… 490  17  . 

⑮  広告やダイレクト・メールのなかの商品には,

家で買いたいと思うものがよくある。……… 488  23 

⑯  ダイレクト・メールが来た時には,特に買い たいと思うものがなくても,店へ見に行くこと

...................................................... 485  2  13 

⑰ 広告やダイレクト・メールは,どの店へ行け ば自分に合った商品があるかを知るのに役に立

486  8  35 

‑98‑

ちいらえ

平 均

とな 評定値

(2)  (1) 

      33  19  3.25  31  16  3.40  29  14  ④ 3.54  30  19  3.30 

27  32  28  02.23  20  15  〶 3.39

23  11  5  8;)3.66  25  24  20  2.72  28  17  3.29 

29  19  10  3.12  52  17  3.10 

24  22  〶 3.34

24  14  〶 3.57

23  30  25  02.52 

46  19  2.95 

23  35  26  02.27 

38  14  3.27 

(10)

⑱  新聞広告よりもダイレクト・メールの方が役

に立つことが多い。………•••…………I 487 I 6 I 22  I 49  I 16  I 1 I 3.o4  婦 人 服

⑲  高くても品質の良い長持ちするものを買うよ

うにしている。...….................................... ¥ 491 I 21  I 43  ¥ 27  ¥ 8 ¥ 2 IEB 3.76 

⑳  自分に一番あったパターンを決めて,いつも

それを買うようにしている。·……•••……….. ¥ 489 I 11  I 38  I 35  I 14  I 3 IEB 3.43 

⑳  流行のものは,できるだけ早い機会に買って

着るようにしている。••••………...¥ 487 I 1 I 1 I 30  I 37  I 24 le 2.21 

⑫  できるだけいろんな店を見てまわって,比較

したうえで,買うものを決めることが多い。••…·1 489 I 11  I 39  I 29  I 14  I 1 I 3.33 

⑳  どの店へ行けば気に入るものがあるかを,買 いに行く前に広告を見たり電話して,調べてみ

......................................................I  488 I 2 I 19  I 23  I 33  I 23 le 2.44 

⑳  できるだけ経済的なものを買ってどんどん買

い替えていく方がよい。·………•……·1 489 I 3 I 13  I 37  I 29  I 11  I 2.s3  家庭電気製品

⑮  「これ以上は使えない」という限度まで何回 も修理しながら使い新しく買うのはできるだけ

我慢する。...…..................... …I  487116  I 37  I 23  I 21  I 3 IEB3.42 

⑮  買うときには最新式のものにすることが多

い。...•... ......  491 I 16  I 38  I 29  I 14  I 2 IR3.49 

⑰  一流メーカー品でないと安心できない。・…….. 485  22  43  23  11  2  R3.75 

⑱  分割払いとか,銀行ローンを利用して買うこ

とがよくある。……•••I  483 I 4 I 22  I 20  I 1s  I 33  le 2.31  小さな家庭用品

⑳  便利だと思うものがあっても,差し迫った必

要がなければ,買うことは,ほとんどない。…I 491 I 2s  I 36  I 19  I 14  I 2 IR3.11 

⑳  「ひやかし」に見ているうちに,欲しくなっ

て買うことがよくある。………••……·I 491 I 2 I 12  I 21  I 31  I 21 le 2.2s 

⑳  店の人にすすめられて,試しに買うことが,

よくある。 I 490 I 2 I 13  I 21  I 33  I 26 le 2.35  室 内 装 飾

⑫  いろいろ探し歩いて,珍らしい堀出し物を見

つけることがよくある。…...…...... I  491 I s I 1s  I 21  I 30  I 20  I 2.ss 

⑬  自分で作ったり,特別に注文して作ってもら

I  492 14  28 

⑭  よその家で気に入る物を見たような場合,そ

れど同じ物を手に入れる努力をする。………I489 12  25  近所の店の利用

⑮  スーパーマーケットヘ行く前には何を買うか をだいたい決めていて,その予定を大きく変え

ることはない。...…........................... 490 I 19  I 52  19 

⑯  商品ごとに買う店がほぼ決っている。・……….. 491  22  54  I 19 

⑰  試供用の食料品を貰った場合,これまでに使

っていたものとの違いに注意して使う。••……… ·I 489 12  44 30 

26 30  10 2.37  26 34 10 2.19 

8 4 9  

3.50

平均評定値に付した〶は肯定的回答が, e は否定的回答が,それぞれ50% を越えるもの。

‑99‑

表 1 鈴木 ( 1 9 7 2 ) による主婦意識の 4 次元と代表的項目 次 元 代 表 的 項 目 I  社会指向 0 外で働けば男なんかに負けない立派な仕事ができるのにと思う。 •経済的に余裕があっても,家事はだれかにまかせて外で働きたい。 0 ふつうの家庭料理でも,もりつけには工夫する。 l [  創意工夫型家庭指向 •既製服などを買ってきたら,アクセサリーなどをちょっとつけて,かわ った感じにして着る。 皿 主婦業満足・自信 •毎日ぬかみそをかきまわすのも,快くていやではない。 0 家事について
表 6 購 買 態 度 項 目 と 単 純 結 果 ~ 購 買 態 鯰 \目\ ~且~l答~回-=答(ロカ)内ロテゴはニ評リご定ー。値\  たのまく通っそ り い通だいそたの ( 5 )  ( 4 ) り  支出について ( 人 ) ( % )  ( % )  ①  自由にできる余裕があれば,貯蓄するよりも 現在の生活を充実するのに使いたい。…………… 4 9 0  1 1  3 2  ③  節約してお金を使わないようにするよりも, むしろ,収入を増やす方法を考えたい。………… 4 8 8  1 6  3
表 1 1 広告接触度別グループ間比較で有意差が認められる項目における高接触グループの態度 2 以上の 広告接触度メジャー 小広売業 告 スーパー 墨 嗜 ロ 広池 袋 告 持で メ 仮 ジ 説 ャ 支 ー態度項目 \  広 告 1

参照

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