Abilities Measured を活用した TOEIC Listening and Reading テスト スコアアップトレーニングの実践結果報告
はじめに
筆者は『湘北紀要第 40 号』に投稿した「TOEIC
®Listening and Reading Test 高得点取得を目指し た学習指導法~ TOEIC
®L&R テストスコアアッ プ指導者養成講座での学び~」において、株式会 社アルクが主催する「TOEIC
®L&R テストスコ アアップ指導者養成講座」(以降、TTT とする)
について紹介し、筆者自身の TOEIC スコアアッ プ指導に対する考え方の変化や、TTT での学び に基づく新たな指導法について述べた
1。
筆者はこの新たな指導法を以下の科目で導入し た。
① 「TOEIC(初級)」2019 年度(1 年次後期科目)
② 「TOEIC(中級)」2019 年度、2020 年度(2 年次前期科目)
③ 「ゼミナールⅠ」2018 年度、2019 年度(1 年次後期科目)
④ 「ゼミナールⅡ」2018 年度、2019 年度(2 年次前期科目)
⑤ 「ゼミナールⅢ」2018 年度、2019 年度(2 年次後期科目)
したがって、2017 年度生は途中から、2018 年度 生以降はトレーニングの最初から新スタイルでの 指導を受けたことになる
2。とりわけ筆者のゼミ に所属する学生は「ゼミナールⅠ(1 年次後期)」、
「ゼミナールⅡ(2 年次前期)」、「ゼミナールⅢ(2 年 次 後 期 )」 と 1 年 半 に わ た っ て TOEIC
®Listening and Reading Test(以降、TOEIC L&R テストとする
3)スコアアップ対策授業を受講し た。その 2018 年度生もコロナ禍の中、3 月に社会 に羽ばたいていったことから、この 3 年間にわた る指導の成果をまとめることによって、自身の指 導法の振り返りを行いたいと考えた。本論では、
山形 俊之
a【抄録】
本論は、筆者が「TOEIC
®L&R テストスコアアップ指導者養成講座(TTT)」で学んだ知見を基に各科目 で実施したスコアアップ指導の事例報告である。2018 年度以降、 特に Abilities Measured を活用した指導法 を実践してきた。本論では、筆者が各授業において実施した指導内容を紹介するとともに、その結果を示し、
どれだけの成果につながったかを検証する。
【キーワード】
英語教育、TOEIC
a