産
学
官
連
携
特集
秋田大学広報誌 〈アプリーレ〉 第37号 平成24年7月発行No.
秋田大学広報誌 〈アプリーレ〉
A p r i r e 2 0 1 2 . 0 7
産 学 連 携 と い う 言 葉 を 最 近 、 耳 に す る こ と は 多 い と 思 い ま す 。 産 学 連 携 は「 大 学 な ど の 教 育 機 関 ・ 研 究 機 関 と 民 間 企 業 が 連 携 し 、 研 究 開 発 を 行 っ た り 、 事 業 を 行 う こ と を い う 。 政 府 ・ 自 治 体 な ど の「 官 」が 関 わ る こ と も あ る の で「 産 学 官 連 携 」「 産 官 学 連 携 」と い う こ と も あ る 。( ウ ィ キ ペ デ ィ ア )」 と 説 明 さ れ て い ま す 。 な ぜ 産 学 連 携 が 重 要 な の で し ょ う か 。 そ の 背 景 に は「 米 国 に お い て 政 府 の 資 金 提 供 を 受 け て 行 わ れ た 大 学 の 発 明 は 、 大 学 自 ら が 特 許 取 得 を 行 い 民 間 企 業へ の 技 術 移 転 を 促 さ な け れ ば な ら な い 」 と 定 め た 法 律( バ イ ・ ド ー ル 法 )が 1 9 8 0 年 に 制 定 さ れ た 結 果 、 産 業 界 が 活 性 化 し た こ と が あ り ま す 。 我 が 国 で も 産 業 活 性 化 の た め 、「 大 学 等 技 術 移 転 促 進 法 」が 1 9 9 8 年 に 制 定 さ れ 、 翌 1 9 9 9 年 に は 、 日 本 版 バ イ ・ ド ー ル 法 で あ る「 産 業 活 力 再 生 特 別 措 置 法 」が 制 定 さ れ ま し た 。 さ ら に 翌 2 0 0 0 年 に は 、 大 学 の 活 動 が 産 業 技 術 力 の 強 化 に 資 す る も の で あ る こ と が 謳 わ れ た「 産 業 技 術 力 強 化 法 」が 制 定 さ れ て 現 在 に 至 っ て い ま す 。 秋 田 大 学 で は 産 学 連 携 活 動 を 積 極 的 に 推 進 し て い ま す 。 学 内 共 同 教 育 研 究 施 設 の 一 つ で あ る 、 産 学 連 携 推 進 機 構( C oo pe ra tiv e Research Center 、 以 下 C R C )は 、 事 務 組 織 で あ る学 術 研 究 課 と 共 同 で 、 学 内 の 教 職 員 の 産 学 連 携 の 支 援 に 係 特 集 産学官連携 わ る ワ ン ス ト ッ プ ・ サ ー ビ ス を 行 っ て お り 、 産 学 連 携 に 係 わ る学 外 組 織( 企 業 、 商 工 団 体 、金 融 機 関 、政 府 、県 、 地 元 自 治 体 、 等 )と の 契 約 、 連 携 強 化 を 図 っ て い ま す 。C R C は 、 秋 田 大 学 の ベ ン チ ャ ー イ ン キ ュベ ー シ ョ ン セ ン タ ー の 2 階 に 入 居 し 、 同 じ 部 屋 に は 学 術 研 究 課 な ら び に 秋 田 県 が 事 務 局 を 務 め る 秋 田 産 学 官 ネ ッ ト ワ ー ク も 入 居 し て お り 、 総 勢 30名 弱 が 密 接 な 連 携 の 下 で 活 動 し て い ま す 。 C R C は 大 学 が 係 わ る 発 明 な ど を 権 利 化 す る 知 的 財 産 部 門 と 、 外 部 組 織 と の 連 携 を 進 め る 産 学 連 携 ・ 共 同 研 究 部 門 か ら な り ま す 。 学 内 の 基 礎 研 究 、 産 学 共 創 を 目 指 す 研 究 か ら 生 ま れ た 成 果 を 産 業 の イ ノ ベ ー シ ョ ン 創 出 に 結 び つ け 、 地 域 等 へ 成 果 を 還 元 す る こ と を 目 的 と し て 、 ① 競 争 的 資 金 獲 得 支 援 、 ② 共 同 ・ 受 託 研 究 支 援 、 ③ 知 的 財 産 の 権 利 化 支 援 、 ④ 研 究 成 果 の 顕 在 化 ・ 実 用 化 支 援 、 ⑤ 技 術 移 転 支 援 な ど の 事 業 を 行 っ て い ま す 。各 々 の ト ピ ッ ク ス・ 成果 に つ い て は 、 C R C の リ ー フ レ ッ ト ( ht tp :// w w w 1.c rc .ak it a-u . ac. jp/ m od ules /ti ny d/ )等 で 紹 介 し て い ま す 。 ま た 、 秋 田 大 学 の ホ ー ム ペ ー ジ を 通 じ て 、 最 新 情 報 を 発 信 し て い ま す 。 大 学 は 、 学 問 の 自 由 の 下 で 自 主 的 な 知 的 欲 求 に 基 づ き 研 究 を 行 い 、 同 時 に 研 究 活 動 等 を 通 し て 人 材 を 育 成 す る 場 で す 。 研 究 現 場 で は 、 研 究 方 法 や 実 験 装 置 の 工 夫 を 通 し て 日 々 研 究 を 行 っ て い る こ と と 思 い ま す 。そ の 際 の 思 い が け な い 発 見 や 、 効 果 の あ る 工 夫 は 価 値 あ る 発 明 に な り え ま す 。 学 生 を 含 め た 多 く の 方 に 産 業 活 性 化 の 芽 と な る 特 許 取 得 の チ ャ ン ス が あ り ま す 。 そ の 際 に は 、 是 非 と も C R C に ご 相 談 い た だ け れ ば 幸 い で す 。 秋 田 大 学 で は「産 学イ ブニング ・ サロンあ き た ( Sa ng ak u E ve nin g Sa lon for Strategic AKITA 、 以 下“S E S S A” )」 を 開 催 しています。 こ れ は 、 産( 企 業 )、 学( 大 学 )、 官( 行 政 )が 集 い 、楽 し く 語 ら い な が ら 秋 田 の 未 来 に つ な が る ヒ ン ト を 皆 で 探 し 、 切 磋( S E S S A )琢 磨 する こ と を 目 的 と し た 秋 田 大 学 発 、秋 田 発 の 取 り 組 み で す 。 S E S S A で は 気 軽 に 意 見 交 換 ・ 交 流 が で き る ほ か、 研 究 活 動 や 会 社 情 報 な ど、 様 々 な P R が で きます。 さらに、 技術シー ズに と ら わ れ ず、 物 理 や 音 楽 ま で 幅 広 い ジ ャ ンル を 語 り 合 う こ と が で き ま す。 参加対象は、 企業関係 者、 研 究 者、 行 政 関 係 者、 学 生 及 び 産 学 官 連 携 関 係 者 等 で、 一 般 市 民 の 方 の 参加も可能です。切
磋
琢
磨
す
る
交
流
の
場
産
学
イ
ブ
ニ
ン
グ
・
サ
ロ
ン
あ
き
た(
S
E
S
S
A
)
【
SESSA
の目的】
●
新
し
い
研
究
シ
ー
ズ
の
発
掘
や
異
分
野
連
携
に
向
け
た
「
知
の
道
場
」
●
秋
田
発
新
技
術
・
新
産
業
の
創
出
に
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け
た
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た
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の
「
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携(
ア
ラ
イ
ア
ン
ス
)」
●
秋
田
県
の
産
学
官
金
に
従
事
す
る
メ
ン
バ
ー
の
「
集
う
場
」
【産学イブニング・サロンあきた(SESSA)】 ●開催日程:【第5回】8月22日(水)、【第6回】9月24日(月) 18:00~20:00 ※第7回以降の日程については、 秋田大学ホームページでお知らせします。 ●開催場所:秋田大学手形キャンパス大学会館 ●会 費:1,000円 ●お問い合わせ先: 秋田大学産学連携推進機構 ☎018-889-2712 E-mail:[email protected]特集
産
学
官
連
携
秋
田
大
学
の
産
学
連
携
事
業
に
つ
い
て
秋 田 大 学 産 学 連 携 推 進 機 構 長 ︵ 大 学 院 工 学 資 源 学 研 究 科 材 料 工 学 専 攻 教 授 ︶齊
藤
準
産
〈企業〉
〈行政〉
官
学
〈大学〉
秋田大学ベンチャーインキュベーションセンターA p r i r e 2 0 1 2 . 0 7
特 集 産学官連携秋
田
大
学
と
秋
田
県
北
秋
田
市
、
北
秋
田
W
A
T
O
G
A
協
同
組
合
が
北
秋
田
市
の
特
産
品
で
あ
る「
珪
藻
土(
け
い
そ
う
ど
)」
を
活
用
し
た
冷
却
ア
イ
テ
ム
「ひんやりビーズ」
を共同開発した。
「ひんやりビーズ」
は、
メッシュ状のナイロン生地の中に、
球状に加工
した珪藻土を詰め、
水に5~
10秒浸して首に巻くと、
珪藻土に含まれ
た水分が蒸発する際に熱を奪い、
体温を下げる効果をもたらす。
体温
よ
り
約
7~
10度
低
い
涼
感
が
2時
間
ほ
ど
持
続
し
、
繰
り
返
し
使
用
で
き
る
こ
と
か
ら
、
節
電
の
夏
を
乗
り
切
る
た
め
の
省
エ
ネ
ア
イ
テ
ム
と
し
て
期
待
さ
れている。
産
学
官
が
連
携
し
て
生
ま
れ
た「
ひ
ん
や
り
ビ
ー
ズ
」に
つ
い
て
、
共
同
開
発
に
携わった各担当者に話を伺った。
産
学
官
が
連
携
し
て
商
品
開
発
「
ひ
ん
や
り
ビ
ー
ズ
」
秋
田
大
学
、北
秋
田
市
、
北
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田
W
A
T
O
G
A
協
同
組
合
の
取
り
組
み
北 秋 田 W A T O G A 協 同 組 合 プ ロ モ ー タ ー鈴木
和浩
W A T O G A が「ひ ん や り ビ ー ズの 開 発 に 取 り 組 ん だ き っ か け は、 北 秋 田 市 と 秋 田 大 学 と の 包 括 協 定 か ら で す。 当 初、 産 学 官 連 携 と い う と、 何 か し ら 高 度 な 技 術 と 大 学 の 研 究 が 合 体 し て 大 き な プロジ ェ クトに 発 展 し て い く と い う イメ ー ジが あ っ た の で、 W A T O G A が そ れ に 携 わ る と は、 夢 に も思っていませんでした。 し か し な が ら、 実 際 に 携 わ っ て み る と、 決 し て 特 殊 な 世 界 で は な く、 企 業 間 連 携 の よ う に、 お 互 い の 強 み を 生 か し な が ら 新 し い も の を 生 み 出 し て い く も の だ と いうことが分かりました。 こ の「 ひ ん や り ビ ー ズ 」 の 取 り 組 み は 、 秋 田 大 学 に 珪 藻 土 の 基 本 的 性 能 や 評 価 に つ い て 研 究 を 行 っ て い た だ き 、 W A T O G A は そ の 機 能 を 効 果 的 に 引 き 出 す た め の デ ザ イ ン や 生 地 の 素 材 等 の 選 定 、 ま た 、 そ れ を 事 業 化 し て い く た め の 計 画 策 定 や 宣 伝 ・ 販 路 開 拓 等 を 担 っ て き ま し た 。 行 政 と の 連 携 と し て は 、 北 秋 田 市 の ほ か に 地 域 資 源 活 用 の 認 定 事 業 と し て 東 北 経 済 産 業 局 と の 連 携 も 行 っ て お り ま す 。 こ れ か ら も 地 元 の 行 政 と の 連 携 を 進 め つ つ 、「 ひ ん や り ビ ー ズ 」が 北 秋 田 市 の 新 し い 産 業 を 担 え る も の と し て 期 待 を 高 め て お り ま す 。 秋 田 大 学 准 教 授 ( 産 学 連 携 担 当 )志賀
信浩
ひ ん や り ビ ー ズの 開 発 は、 平 成 21年 に 北 秋 田 市 と 秋 田 大 学 で 結 ば れ た 包 括 協 定 が 発 端 で し た。 豊 富 な 地 域 資 源 の 活 用、 地 域 振 興 等 を 目 的としています。 北 秋 田 市 の 地 域 資 源 利 活 用 の 検 討 会(座 長、 副 座 長 を 秋 田 大 学 か ら 選 出) や「珪 藻 土 の 新 た な 活 用 に よ る 地 域 活 性 化フ ォ ー ラム」 な ど、 様 々 な 段 階 で 秋 田 大 学 を 含 め た 産 学 官 の 多 く の 方 々 が 連 携 し、 地 域 資 源 の 活 用 方 法を模索してきました。 そ し て、 北 秋 田 W A T O G A 協 同 組 合 と 秋 田 大 学 と の 共 同 研 究 の も と 産 声 を 上 げ た の が、 日 本 初 の 珪 藻 土 を 使 っ た 冷 却アイテム 「珪 涼 玉(ひ ん や り だ ま) タ オル」 で し た。 そ の 後、 改 良 を重ね、 この夏 ( 7月 10日) 、 ネ ー ミングも 新 た に「ひ ん や り ビ ー ズ」 と し て 発 売 開 始されました。 今 後 は、 開 発 し た 商 品 を 活 用 し て、 地 域 を 元 気 に す る 取 り 組 み へ と 繋 げ て い く こ と が、 北 秋 田 市 と の 包 括 協 定 に お い て も 重 要 に な っ て き ま す。 新 商 品 開 発 や 販 路 開 拓 な ど、 こ れ ま で 以 上 に 地 域 の 方 々 を 巻 き 込 ん で 秋 田 大 学 と の 多 面 的 な 連 携 へと進展させ、 さらには、 こ の 取 り 組 み が 産 学 官 連 携 の 一 つ の モデルと し て、 他 地 域 に 発 信 で き る よ う に な れ ばと思っています。 北 秋 田 市 産 業 部 商 工 観 光 課 商 工 労 働 班 主 幹( 兼 )班 長宮腰
正樹
我 が 北 秋 田 市 が「 産 出 量 日 本 一 」を 誇 る 珪 藻 土 。 ろ 過 材 、建 材 、保 温 材 、絶 縁 体 、研 磨 材 と し て 古 く か ら 我 々 の 生 活 に 密 着 し た も の を 製 造 す る に 欠 か せ な い も の で す 。 し か し、 残 念 な こ と に ほ と ん ど が 県 外 へ 原 材 料 と し て 出 荷 さ れ て い ま す。 本 当 の 意 味 で 地 場 産 業 に す る た め に は、 こ れ を 原 料 に 完 成 品 の 製 造、 販 売、 地 元 か ら 始 ま る 消 費 の 広 が り に し な け れ ば な ら な い と 考 え て お り ました。 平 成 21年 10月 の 秋 田 大 学 と の 包 括 協 定 を き っ か け に、 資 源 利 活 用 検 討 委 員 会 な ど が開催され、 市民も参加し、 様 々 な アイデアが 出 さ れ ま し た。 そ の 一 つ が こ の 度 の 「ひ ん や り ビ ー ズ」 で す。 開 発 に あ た り、 秋 田 大 学 を は じ め、 ご 尽 力 さ れ た 方 々 に は頭の下がる思いです。 地 場 産 業 の 振 興 は、 そ れ に 関 係 す る 人 だ け で な く、 行 政 及 び そ こ に 住 み 地 域 を 愛 す る 人 々 が、 自 分 た ち で 出 来 る こ と を 考 え 行 動 す る 必要があると考えます。 北 秋 田 市 で は、 こ れ を 成 功 例 と 位 置 付 け、 今 後 も 引 き 続 き、 珪 藻 土 生 産 者 と 地 元 事 業 者、 消 費 者 と な る 市 民 の 繋 が り の 場 を 提 供 し、 あ ら ゆ る 観 点 か ら そ の 可 能 性を探っていく所存です。 珪 藻 土 は 、 珪 藻 と 呼 ば れ る 藻 類( 植 物 プ ラ ン ク ト ン )が 長 い 年 月 を か け 大 量 に 死 滅 、 沈 積 し 、 有 機 物 が 分 解 さ れ 二 酸 化 ケ イ 素 を 主 成 分 と す る 殻 が 化 石 と な っ て 堆 積 し た も の で す 。 多 孔 質 で 水 分 や 油 分 を 大 量 に 保 持 す る こ と が で き 、ア ル フ レ ッ ド ・ ノ ー ベ ル が ニ ト ロ グ リ セ リ ン を 珪 藻 土 に 吸 収 さ せ 、ダ イ ナ マ イ ト を 発 明 し た こ と は 有 名 な 話 で す 。適 度 な 保 湿 性 と 吸 水 性 か ら 壁 材 と し て 使 用 さ れ る ほ か 、研 磨 剤 、ろ 過 剤 な ど 様 々 な 用 途 で 使 用 さ れ て い ま す 。 秋 田 県 北 秋 田 市 は 、 珪 藻 土 関 連 製 品 の 出 荷 額 が 全 国 一 位( 約 17億 6千 万 円 :「 秋 田 県 の 日 本 一 と 全 国 ベ ス ト 3あ れ こ れ( 平 成 20年 版 )」 よ り )、 埋 蔵 量 約 7 0 0 万 ト ン( 推 定 )と 国 内 有 数 の 珪 藻 土 産 地 で す 。 珪藻化石のSEM画像珪
け い そ う ど藻
土
と は 球状に加工した珪藻土 天然素材“珪藻土”を使用 (秋田県北秋田市産) 表面素材はサラッとした 肌触りのメッシュ素材A p r i r e 2 0 1 2 . 0 7
大学院医学系研究科・医学部【主なイベント】
双方向参加型イベント「ドクターA」
医師が診察中にどのようなことを考えているのか、診断に至 るまでのプロセスを公開 市民公開講座「生活習慣病について考える
~元気で長生きするために~」
喫煙、飲酒、運動不足などによって引き起こされる病気「生活 習慣病」、医師が分かりやすく説明・解説 健康チェック「みんなで考えよう!
これからの健康生活。」
血圧、体脂肪、骨密度測定などを通して地域の皆さんととも に健康について考えるミス&ミスターコンテスト
医学部学生だけでなく、医師や看護師など病院スタッフから も候補者を募る、ひと味違ったコンテスト【主な高校生向け企画】
シミュレーター体験
腹腔鏡下手術、超音波検査、分娩の3種類を用意し、リアル なシミュレーター(訓練装置)を使って手術にチャレンジ模擬講義
医学部の教員による模擬講義チュートリアル体験
グループで課題を解決するチュートリアル学習を体験 が で き ま す 。 ま た 、 将 来 の 秋 田 大 学 医 学 部 を 担 う 高 校 生 を 対 象 と し た 体 験 入 学 の ほ か 、市 民 公 開講座 「 生 活 習 慣 病 に つ い て 考 え る ~ 元 気 で 長 生 き す る た め に ~ 」で は 、 日 本 人 の 3 分 の 2 が 生 活 習 慣 病 で 亡 く な っ て い る 現 状 を 踏 ま え 、 地 域 の 皆 さ ん に 正 し い 知 識 を 持 っ て い た だ く た め に 、 秋 田 大 学 医 学 部 の 先 生 方 に 分 か り や す く 説 明 ・ 解 説 し て い た だ き ま す 。 た だ 楽 し む だ け で は な く 、 何 か を 学 ん で 帰 れ る よ う な 、 そ ん な「 秋 医 祭 」に し た い と 準 備 を 進 め て い ま す 。皆 さ ん 、 ど う ぞ ご 期 待 く だ さ い 。18年
ぶ
り
に
復
活
秋
田
大
学
医
学
部
祭
地 域 に 開 か れ 、親 し ま れ る 秋 田 大 学 医 学 部 を 目 指 し て 、 医 学 部 で は こ れ ま で 様 々 な 取 り 組 み が 行 わ れ て き ま し た 。 し か し 現状 で は 、 私 た ち 医 学 部 学 生 が 地 域 の 皆 さ ん と 接 点 を 持 つ 機 会 は あ ま り 多 く あ り ま せ ん 。 そ の た め 今 回 、 秋 医 祭 を 開 催 す る 目 的 の 一 つ と し て 、 よ り 多 く の 地 域 の 皆 さ ん と 学 生 が 交 流 で き る 場 を 設 け 、 学 生 や 医 学 部 に 親 し み を も っ て い た だ く こ と を 掲 げ ま し た 。 「 医 学 の と び ら 、 ひ ら い て み よ う 。」 を テ ー マ に 、 医 師 が 診 察 中 に ど の よ う な こ と を 考 え て い る の か 、 診 断 に 至 る ま で の プ ロ セ ス を 公 開 す る 双 方 向 参 加 型 イ ベ ン ト「 ド ク タ ー A 」や 健 康 チ ェ ッ ク 、 医 学 部 学 生 の 日 頃 の 成 果 を 発 表 す る 展 示 や パ フ ォ ー マ ン ス な ど 、医 学 部 学 生 と 身 近 に 接 す る こ と が で き る イ ベ ン ト を 多 数 企 画 し て い ま す 。 そ の 中 で も 健 康 チ ェ ッ ク が お す す め で す 。 血 圧 や 体 脂 肪 を は じ め 、 普 段 な か な か 測 定 す る こ と の な い 骨 密 度 の 測 定 や 、 車 椅 子 体 験 、 乳 が ん の セ ル フ チ ェ ッ ク セ ミ ナ ー な ど も あ り ま す 。す べ て の ブ ー ス で 医 学 部 学 生 が 測 定 や レ ク チ ャ ー を 行 う の で 、 色 々 な お 話 を し な が ら 楽 し く 健 康 チ ェ ッ ク を す る こ と 秋田大学本道キャンパス(平成24年7月撮影) 秋 田 大 学 医 学 部 祭 実 行 委 員 長 ( 秋 田 大 学 医 学 部 医 学 科 4 年 )渡
部
健
9月
15日
・
16日
、
秋
田
大
学
医
学
部
祭
が
18年
ぶ
り
に
秋
田
大
学
本
道
キ
ャ
ン
パ
ス
で
開
催
。
名
称
を
新
た
に「
秋
医
祭(
し
ゅ
う
い
さ
い
)」
と
し
、
復
活
を
遂
げ
ようとしている。
秋
医
祭
に
つ
い
て
、
医
学
部
祭
実
行
委
員
長
で
あ
る
医
学
部
医
学
科
4年
の
渡
部
健さんに話を聞いた。
●開催日程:9月15日(土)10:30~、16日(日)9:30~ ●開催場所:秋田大学本道キャンパス(秋田市本道一丁目1の1) ●公式サイト: http://www.med.akita-u.ac.jp/~pssurg/amf/ ●お問い合わせ:秋田大学医学部祭実行委員会 ☎080-6021-8289 E-mail:[email protected] 高校生企画に関するお問い合わせ E-mail:[email protected]A p r i r e 2 0 1 2 . 0 7
大学院工学資源学研究科・工学資源学部 こ の 度( 平 成 24年 6 月 )、 平 成 24年 度 地 域 環 境 保 全 功 労 者 と し て 環 境 大 臣 表 彰 の 栄 誉 に 預 か り ま し た の で 、関 連 す る 研 究 お よ び 活 動 に つ い て 簡 単 に 紹 介 さ せ て い た だ き ま す 。 私 た ち は 地 盤( 土 地 )の 上 に 町 を つ く り 、そ れ ら を 道 路 、 鉄 道 、飛 行 機 な ど の 高 速 交 通 網 で 結 び 、大 き な 共 同 体 と し て 生 活 し て い ま す 。ま た 、 そ れ ぞ れ の 共 同 体 の 中 に は 人 々 が 住 む た め の 住 宅 は も ち ろ ん の こ と 、学 校 、会 社 、病 院 、工 場 、さ ら に は 畑 や 田 ん ぼ な ど 、多 く の も の が 地 盤 の 上 に つ く ら れ て い ま す 。こ の 「 何 の 研 究 を し て い る の で す か ? 」と 聞 か れ て「 W C に 関 す る こ と で す 」と 手 短 に 返 答 を す る と 、「 エ ッ !?ト イ レ の 研 究 で す か ? 」と 不 思 議 そ う に 聞 き 返 さ れ る こ と が あ り ま す 。確 か に ト イ レ の 便 器 は 陶 器 製 で あ り 、 セ ラ ミ ッ ク ス の 一 種 で す が … 。研 究 の タ ー ゲ ッ ト 材 料 は セ ラ ミ ッ ク で す の で 同 分 類 で す が 、性 質 の 違 う 材 料 で す 。セ ラ ミ ッ ク 材 料 の 種 類 は 様 々 あ り ま す が 、そ の 中 で も 非 常 に 硬 い 、超 硬 質 セ ラ ミ ッ ク ス を 扱 っ て い ま す 。 従 来 か ら 用 い ら れ て い る 硬 い 材 料 に 1 8 9 0 年 代 か よ う に 、地 盤 は 私 た ち が 生 活 し て い く う え で 、な く て は な ら な い も の で す 。そ し て 、そ の 必 要 性 は 生 物 が 生 き て い く た めの 最 低 限 の 物 質 で あ る 水 ・ 空 気 ・ 食 料 と 同 格 の も の で す 。こ れ は 、地 盤 が な い と 私 た ち は 数 分 と も 生 き て い け な い こ と を 考 え れ ば 理 解 で き る と 思 い ま す 。 し か し 、地 盤 は 放 置 し て お く と 荒 廃 し 、土 砂 崩 れ や 水 害 な ど の 危 険 性 が 増 し ま す 。ま た 、斜 面 災 害 や 土 砂 災 害 の 可 能 性 が 高 い 地 盤 、地 震 時 に お け る 液 状 化 の 可 能 性 が 高 い 地 盤 は 、私 た ち の 日 常 生 活 は も と よ り 、生 命 そ の も ら 研 究 さ れ て い る 超 硬 合 金 が あ り ま す。 超 硬 合 金 は、 周 期 律 表 第 4 a ~ 6 a 族 に 属 す る W(タングステン) 、 V (バナジウム) 、Z r(ジルコ ニウム) な ど の 炭 化 物(と り わ け 硬 さ が 高 く 有 名 な も の は W C「炭 化タングステ ン」 ) を、 C o(コバルト) な ど の 鉄 系 金 属 を 用 い て 焼 結 し た 合 金 で す。 代 表 的 な も の に W C −C o 超 硬 合 金 が あ り、 多 く は 切 削 工 具 に 利 用 さ れ て い ま す。 こ れ ら の 炭 化 物 は 硬 い 材 料 で す が、 炭 化 物 の み で は 焼 結 す る こ と は 困 難 で す。 そ の た め、 鉄 系 の 金 属 を 添 加 し、 一 部 を の に 対 す る 脅 威 で す 。す な わ ち 、こ れ ら の 脅 威 か ら「 人 々 の 生 命 や 財 産 を 守 る た め に も 、地 盤 の 力 学 的 環 境 の 改 善 と 保 全 は 重 要 な の で す 。 一 方 、地 盤 は 生 物 に と っ て 最 大 の 水 資 源 で あ る 地 下 水 の 涵 養 の 場 で も あ り ま す 。ま た 、植 物 に 生 育 環 境 を 与 え 、 生 物 循 環 の 中 で 地 上 の 全 て の 生 物 に 対 す る 食 糧 生 産 の 場 で も あ り ま す 。こ れ ら は 、 地 盤 が 保 水 機 能 、通 気 機 能 、 養 分 の 貯 蔵 調 整 機 能 な ど の 多 用 な 機 能 を 持 っ てい る と 同 時 に 、異 物 の 侵 入 に 対 し て は 微 生 物 に よ る 分 解 、土 中 水 の 移 動 に よ る 分 解 物 質 の 液 相 に す る こ と で 焼 結 さ せ て い ま す。 し か し、 硬 度、 耐 食 性、 耐 酸 化 性 に 優 れ る W C に 金 属 を 添 加 す る こ と で、 こ れ ら の 特 性 が 低 下 し て し ま い ま す。 そ の た め、 過 酷 な 環 境 下 で 使 用 す る 場 合、 鉄 系 の 金 属(バインダ ー) を 含 ま な い、 バインダレス 化 が 望まれます。 冒 頭 に お い て も“ 超 硬 質 セ ラ ミ ッ ク ス ”と し て い る と お り 、「 バ イ ン ダ レ ス W C 」 に 関 す る 研 究 を 行 っ て い ま す 。バ イ ン ダ レ ス W C に つ い て は 、焼 結 が 困 難 で あ っ た こ と も あ り 、未 だ 明 ら か に な っ て い な い こ と が 多 く あ 希 釈 ・ 拡 散 な ど の 浄 化 機 能 も 備 え て い る か ら で す 。こ の よ う な 機 能 を 備 え た 地 盤 は 一 種 の 生 命 体 で あ り 、地 盤 と の 共 生 に よ っ て 生 物 の 生 命 が 保 持 さ れ て い る こ と を 考 え る と 、地 盤 や 地 下 水 の 汚 染 は 避 け な け れ ば な ら な い と 考 え ま す 。 以 上 の よ う に 、地 盤 は 私 た ち の 生 活 基 盤 で あ り 、力 学 的 お よ び 化 学 的 地 盤 環 境 の 保 全 は 私 た ち が 健 康 で 文 化 的 な 生 命 活 動 を 行 う 上 で 基 本 と な り ま す 。こ の よ う な 地 盤 環 境 の 改 善 と 保 全 の た め に 秋 田 県 生 活 環 境 部 と 一 緒 に 研 究 、活 動 を し て い ま す 。 り ま す 。ミ ク ロ お よ び ナ ノ レ ベ ル で の 組 織 学 的 特 徴 を 調 べ 、機 械 的 性 質 な ど の 諸 特 性 発 現 の メ カ ニ ズ ム を 解 明 し よ う と 取 り 組 ん で い ま す 。 こ の よ う な 研 究 に よ り 、バ イ ン ダ レ ス 超 硬 質 セ ラ ミ ッ ク 材 料 開 発の 指 針 が 得 ら れ 、 高 温 で も 長 期 間 耐 え ら れ る セ ラ ミッ ク 材 料 が 創 生 さ れ れ ば 、環 境 負 荷 低 減 に も つ な が る こ と が 期 待 で き ま す 。 こ の よ う に 研 究 が 遂 行 で き ま す の も、 日 頃、 私 の 研 究 に 対 し、 ご 指 導、 ご 支 援 を い た だ い て お り ま す 関 係 諸 氏 の お か げ で あ り 感 謝 し て お ります。な
ぜ
地
盤
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境
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ク
ス
の
開
発
大 学 院 工 学 資 源 学 研 究 科 / 土 木 環 境 工 学 専 攻 教 授及川
洋
O ik a w a H ir o sh i ︿ 専 門 ﹀ 地 盤 工 学 大 学 院 工 学 資 源 学 研 究 科 / 材 料 工 学 専 攻 助 教仁野
章弘
N i n o A k i h i r o ︿ 専 門 ﹀ セ ラ ミ ッ ク 材 料 学A p r i r e 2 0 1 2 . 0 7
教育文化学部 入 っ て い る と 、 近 く で 騒 が し い 子 供 た ち の 声 が し ま し た 。 ド ー ム の 外 に 顔 を 出 し て み る と 、 日 食 メ ガ ネ を 手 に し た 市 民 の 方 々 が 多 数 集 ま り 金 環 日 食 の 様 子 を 楽 し ん で い る 光 景 が 目 に 入 り ま し た 。 私 自 身 、 と て も 楽 し い 気 分 に な り 、 少 し の 間 で す が ド ー ム の 外 に 出 て 皆 さ ん と 一 緒 に 日 食 を 楽 し む こ と が で き ま し た 。 ま た 、 最 大 食 に 近 づ い た 際 に 外 が 暗 く な り 少 し 肌 寒 く な っ た の が 、 天 体 ド ー ム の 中 に い て も は っ き り と 感 じ ら れ ま し た 。 研 究 を 行 っ て い る 際 に 宇 宙 の ロ マ ン に 触 れ ら れ た こ と は 、 と て も 貴 重 な 体 験 だ っ た と 思 っ て い ま す 。 実 は 金 環 日 食 に つ い て は、 過 去 に 苦 い 思 い 出 が あ り ま す。 2005 年 10月 3日 に スペインで 起 き た 金 環 日 食 の ライブ 中 継 解 説 を 附 属 中 学 校 で 行 い ま し た が、 金 環 日 食 の 様 子 が う ま く ライブ 中 継 さ れ な い と い う ハプニ ングに 見 舞 わ れ ま し た。 今 回、 秋 田 大 学 教 育 文 化 学 部 天 文 台 と し て ライブ 中 継 を 成 功 さ せ た の で、 リベンジ を 果 た せ た 気 分 に な っ て い ま す。 今 度 は 海 外 か ら の 皆 既 日 食 中 継 に 挑 戦 し て み た いと考えています。宇
宙
の
ロ
マ
ン
「
金
環
日
食
」に
臨
む
教 育 文 化 学 部 / 環 境 情 報 講 座 教 授上田
晴彦
U e d a H a r u h ik o天
文
学
研
究
の
現
実
「 天 文 学 」と 聞 く と 、 皆 さ ん は ど の よ う な イ メ ー ジ を 思 い 描 き ま す か 。 コ ー ヒ ー を 飲 み な が ら 優 雅 に 望 遠 鏡 を 覗 い て い る 情 景 を 思 い 描 く 人 が 多 い の で は な い で し ょ う か 。 近 年 の コ ン ピ ュ ー タ 技 術 の 進 歩 に よ り 、 天 文 学 の 研 究 ス タ イ ル は 大 き く 変 貌 を 遂 げ ま し た 。 研 究 で 利 用 す る 天 体 望 遠 鏡 は 全 て コ ン ピ ュ ー タ に よ っ て 制 御 さ れ て い る た め 、 観 測 中 の 研 究 者 は コ ン ピ ュ ー タ 画 面 の み を 見 て い る の が 一 般 的 な 光 景 な の で す 。 特 に 、 私 は 理 論 的 な 研 究 テ ー マ を 行 っ て い る 関 係 で 、 研 究 室 に こ も っ て コ ン ピ ュ ー タ プ ロ グ ラ ム を 組 む こ と に 没 頭 し て い ま す 。 残 念 な が ら 普 段 の 研 究 の 中 で 、 夜 空 を 見 上 げ 宇 宙 の ロ マ ン に 浸 る 余 裕 は 全 く と 言 っ て 良 い ほ ど あ り ま せ ん 。ラ
イ
ブ
中
継
に
挑
戦
と こ ろ が 5月 21日 に 起 こ っ た「 金 環 日 食 」は 、 私 に と っ て 研 究 中 に 宇 宙 の ロ マ ン を 楽 し め た 貴 重 な 機 会 と な り ま し た 。 私 は 宇 宙 論 や 銀 河 力 学 と い っ た テ ー マ 以 外 に 、『 イ ン タ ー ネ ッ ト の 教 育 利 用 』と い う 研 究 課 題 を 持 っ て い ま す 。 そ し て 、 そ の 調 査 研 究 の 一 つ と し て 、 金 環 日 食 ラ イ ブ 中 継 に 挑 戦 し ま し た 。 ラ イ ブ 中 継 実 施 中 は 天 体 ド ー ム の 中 で 望 遠 鏡 を 制 御 す る コ ン ピ ュ ー タ の 画 面 に 見平
成
24年
5月
21日
、
25年
ぶ
り
に
国内
の
広
範
囲
で
観
察
さ
れ
た「
金
環
日食
」。
そ
の
美
し
さ
に
日
本
中
が
心
躍
っ
た
。
秋
田
県
内
で
は
部
分
日
食
が
見
ら
れ
、
同
日
、
秋
田
大
学
手
形
キ
ャ
ン
パ
ス
に
あ
る
天
文
台
で
観
察
会
が
行
わ
れ
た
。
こ
の
観
察
会
を
主
宰
し
た
教
育
文
化
学
部
の
上
田
晴
彦
教
授
に
、
自
身
の
研
究
と
金
環
日
食
に
つ
い
て
話
を
聞
い
た
。
午前7時16分の秋田大学天文台A p r i r e 2 0 1 2 . 0 7
学生情報/コラム club activities 秋田大学 軽音楽研究会 夏 と 言 え ば、 音 楽 フ ェ ス の 季 節 で す。 こ の 時 期、 邦 楽・ 洋 楽 た く さ ん の バ ン ド が 様 々 な ラ イ ブ を 行 い ま す が、 そ れ に も 負 け な い く ら い 熱 の こ も っ た サ ー ク ル が 秋 田 大 学 に も あ り ま す。 そ の 名 は 「 秋 田大学軽音楽研究会」 。 秋 田 大 学 軽 音 楽 研 究 会 は 70人 ほ ど の メ ン バ ー で 活 動 し て い ま す。 ラ イ ブ ご と に バ ン ド を 組 ん で、 秋 田 市 内 に あ る ス タ ジ オ を 借 り て 練 習 を 行 っ て い る そ う で す。 本 当 に メ ン バ ー 全 員 音 楽 が 大 好 き で、 よ り 良 い ラ イ ブ に す る た め、 真 剣 に 取 り 組 ん で い ま す。 ま た、 サ ー ク ル の 枠 を 超 え て 一 般 の 方 と も バ ン ド を 組 ん で い る メ ン バーもいるのだとか。 代 表 の 鈴 木 琢 真 さ ん は 「 県 内 の 音 楽 シ ー ン は、 一 時 期 と 比 べ て 後 退 し て い る と 聞 き ま す。 実 際、 私 た ち も ラ イ ブ の チ ケ ッ ト が な か な か 売 れ な い 時 や、 お 客 さ ん が 少 な い と 感 じ る 時 も あ り ま し た。 し か し、 そ う い っ た 風 潮 に 『 負 け な い ぞ 』 と い う 気 持 ち は ど こ よ り も 強 い で す 」 と 語 っ て く れ ました。 取 材 時、 そ の 2 日 後 に も ラ イ ブ を 控 え て い た 皆 さ ん。 ミ ー テ ィ ン グ で も、 綿 密 な ス ケ ジ ュ ー ル の 確 認に追われていました。 9 月 に 毎 年 恒 例 の 他 大 学 と の 合 同 ラ イ ブ が 予 定 さ れ て い る 他、 さ ら に 10月 に は 秋 田 大 学 祭 の ラ イ ブ が 控 え て い ま す。 彼 ら の ア ツ い 夏 は ま だ ま だ 続 き そ うです。 秋田大学報道局 ( A U P ) 佐藤 禎晃 た 。 お ま け に 講 義 終 了 後 に は 、 教 壇 周 辺 に 集 ま っ て 携 帯 電 話 で 記 念 撮 影 。「 講 義 最 終 回 に は 、 俺 と の 写 真 も 撮 っ て い い よ 」と 言 う と 、「 じ ゃ あ 、最 終 回 は 休 み ま す 」と い う 学 生 も 。 紙 メ デ ィ ア で 生 き て き た 人 間 と 、 映 像 の 世 界 に 生 き る 現 役 と の「 違 い 」を 改 め て 感 じ ま し た 。 さ て 、 後 藤 さ ん の 講 義 。 学 生 と 共 に 多 く の こ と を 教 わ り ま し た が 、 放 送 本 番 に 向 け 、 情 報 を 詰 め て 精 査 ( 選 択 )し て い く 作 業 に や は り 関 心 を 持 ち ま し た 。 限 ら れ た 時 間 に 、 何 を 伝 え る の か を 選 ぶ 。 こ の 作 業 は 、 や は り 文 章 を 書 く 作 業 に も 相 通 じ て い る も の で し た 。 も う 一 つ 。 そ れ は「 固 有 名 詞 」を 間 違 っ て は い け な い 、 と い う こ と で す 。 例 え ば エ ン ト リ ー シ ー ト で 企 業 名 を 間 違 っ て い た ら 、 そ の 瞬 間 に お 終 い 。固 有 名 詞 は 一 カ 所 の 誤 記 で 、 文 章 全 体 の 信 頼 性 を 失 っ て し ま い ま す 。 特 に パ ソ コ ン で 作 業 を し て い て 、 他 の 企 業 に 書 い た も の を 下 書 き に し て 書 き 直 す 場 合 、繰 り 返 し 読 み 直 し て か ら 提 出 し ま し ょ う 。後 藤 さ ん も 本 番 直 前 に 原 稿 が 届 い た 場 合 、例 え メ イ ク を 整 え る 時 間 が な く て も 、固 有 名 詞 の 読 み 方 を 何 度 も 確 認 す る 、 と 言 っ て い ま し た 。 後 藤 さ ん の 講 義 は 、彼 女 が 登 場 し た 瞬 間 に 決 ま っ て し ま い ま し た 。 理 由 は 分 か り ま す ね 。実 は 文 章 も 同 じ 。 書 き 出 し で 決 ま っ て し ま い ま す 。 エ ン ト リ ー シ ー ト を 読 む 側 は 、 同 じ よ う な シ ー ト を 何 枚 も 読 み 続 け て い ま す 。 正 直 、 新 鮮 味 を 失 っ て も い ま す 。 最 初 の 一 、二 行 を ち ら り と 読 む と 、後 は 読 ま な く て も 分 か る 、 と い う 心 境 に す ら な っ て い ま す 。 そ ん な 相 手 に「 私 は 、 御 社 の 将 来 性 に 興 味 を 持 ち … … 」な ど と 書 き 始 めた ら 。 読 む 側 に な っ て 考 え る と 、 分 か り ま す ね 。 で は ど ん な 方 法 が あ る の で し ょ う か 。 あ く ま で も 一 例 で す が 、 食 品 会 社 な ら「 今 、 私 が 太 っ て い る の は 、 御 社 の お 菓 子 の せ い だ 。 こ ん な 夢 中 に な っ て し ま う お 菓 子 を 、 作 っ て み た い 」ぐ ら い 大 胆 に 、 強 引 で も い い 。 出 版 社 な ら「 睡 眠 不 足 の 人 を 増 や し たい … … 」と い っ た 表 現 で し ょ う か 。 た だ し 、 冒 頭 で「 ア イ キ ャ ッ チ 」を し た ら 、 そ の 後 の 数 行 で 自 分 の 体 験( 経 験 )に 基 づ い た 理 論 付 け も 必 要 で す 。エ ン ト リ ー シ ー ト は「 言 葉 遊 び 」 で は な い の で 、 意 外 な 入 口 か ら で も 、 き っ ち り と 出 口 ま で 歩 を 進 め な け れ ば い け ま せ ん 。 回 答 欄 は 、ご く わ ず か な ス ペ ー ス で す 。そ こ を 最 大 限 に 活 用 す る た め には 、無 駄 を 省 く こ と も 考 え ま し ょ う 。「 あ な た の 長 所 は ? 」と い う 質 問 に 、「 私 の 長 所 は … … 」と 書 き 始 め な い 。「 学 生 時 代 に 力 を 入 れ た こ と 」 を 問 わ れ て 、「 私 は 大 学 時 代 、 ○ ○ に 力 を 入 れ ま し た 」な ど と 書 き 始 め な い こ と で す 。 少 な く と も 一 行 分 は 無 駄 に な っ て い ま す よ ね 。 秋 田 大 学 国 際 課 長 ( 元 朝 日 新 聞 記 者 ) 高 橋 康 弘 水 曜 日 に 一 コ マ「 日 本 語 リ テ ラ シ ー 」と い う 講 義 を 担 当 し て い ま す 。 文 章 の 書 き 方 を 考 え る 九 十 分 な の で す が 、 肝 心 な の は 書 く こ と よ り も む し ろ 、「 相 手 の 話 を き ち んと聞 け る こ と 」 だ と 学 生 に 話 し て い ま す 。 先 日 の 講 義 で は 、 ゲ ス ト 講 師 に A K T 秋 田 テ レ ビ の 後 藤 美 菜 子 さ ん を お 招 き し ま し た 。 夕 方 の ニ ュ ー ス 番組 の キ ャ ス タ ー 。 長 身 の「 秋 田 美 人 」の 登 場 に 、 学 生 た ち 、 特 に 男 子 の 表 情 は い つ も と は 違 っ て い ま し Column文章力
up
秋田大学軽音楽研究会がWebロッ クマガジン「BEEAST」のキャンパス ロック図鑑で紹介されました。 〈詳細はこちら〉 http://www.beeast69.com/ serial/campus/22576 試 験 を 受 け よ う と 思 っ た き っ か け は ? 1 年 生 の 頃、 陸 上 部 に 入 部 し た の で す が、 大 会 で 満 足 の い く 結 果 を 出 せ な か っ た こ と が き っ か け で す。 そ れ が タ ー ニングポイントと な り、 「何 か 資 格 の 勉 強 を 始 め よ う」 と 考 え、 2 年 生 の 春 か ら M O S 試 験 に 向 け て の 勉強を始めました。 大 学 の 研 究 と M O S の 試 験 勉 強 と の 両 立 は 大 変 だ っ た の で は ? そ こ ま で 苦 で は な か っ た で す よ。 3 年 生 の 時 期 は 研 究 の 比 重 が 大 き く 少 し 苦 労 し ま し た が、 う ま く 時 間 を や り く り し て い ま し た。 友 達 と 遊 び に 行 く こ と も 多 い で す し、 アルバイトも し て います。 M O S の 資 格 を ﹁ 取 っ て お い て 良 か っ た ﹂ と 強 く 感 じ た エ ピ ソ ー ド は ? 就 職 活 動 の 際、 か な り 注 目 さ れ ま す し 高 評 価 さ れ ま す。 面 接 で「こ こ で 実 演 し て」 と 言 わ れ た こ と も あ り ま し た。 M O S は 取 得 し て 絶 対 に 損 の な い 資 格 で す。 友 人 や 後 輩 に も 取 得 を す す め て い ま す。 ま た、 研 究 室 の プレゼンテ ー シ ョ ンの 際 に は、 得 た スキルを フル 活 用 しています。 普 段 か ら 心 が け て い る こ と は ? ムダを な く す こ と、 何 事 も 自 分 の 中 で の 優 先 順 位 を 決 め る こ と、 そ し て、 決 し て 妥協をしないことです。 最 後 に 世 界 大 会 に 向 け て の 意 気 込 み を 聞 か せ て く だ さ い ! 秋 田 大 学 生 と し て 恥 じ な い 結 果 を 残 し た い で す 。も ち ろ ん 世 界 一 を 狙 い ま す ! 本 郷 さ ん は 2 年 間、 研 究 や アルバイトと 並 行 し て 資 格 取 得 の 勉 強 を こ な し、 念 願 の 日 本 代 表 に 選 出 さ れ ま し た。 本 郷 さ ん が 身 に 付 け た 知 識 や スキルは、 彼 の 就 職 活 動 や 研 究 発 表 で 大 い に 役立っています。 世 界 大 会 は 7 月 29日 か ら 4 日 間 開 催 さ れ、 本 郷 さ ん は世界に挑戦します。秋
田
大
学
生
、「
M
O
S
」で
世
界
に
挑
戦
【「MOS」とは?】「Microsoft Office Specialist」の 略称で、 ワ ー ド、エクセル 等 のPCソフト「Microsoft Office」の利用スキルを証明できる資格のこと