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第 29 回目を迎えるエウロルーチェは 装飾照明や ホームオートメーションシステム 光源 照明アプリケーションソフトウェアなど多岐に渡り 省エネルギーや環境の持続可能性 光害にも注目した 業界のトップ製品を展示します 第 18 回目を迎える Workplace3.0 は ワークスペースを設計するため

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Salone del Mobile.Milano 2017

第 56 回 ミラノサローネ国際家具見本市

高品質で革新的な見本市、Salone del Mobile.MIlan は、新しいクラシック部門のフォーマッ トと共に、照明見本市とオフィス見本市の併催イベント、そしてサローネサテリテ 20 周年記 念イベント、とイベントも盛りだくさん。業界のキーイベントとして、デザインの中心、ミラノにて 4 月 4 日(火)から 9 日(日)m でロー・フィエラミラノにて開催します。

品質と技術革新が卓越したショーケース、Salone del Mobile.Milano が今年も始まりました。 ミラノにとっても大変重要なこのイベントは、ミラノがデザイン文化の中心としての役割を担う べく、多くの併催イベントも開催します。“Design is a condition in itself. Milan is its capital” を広告キャンペーンに掲げています。 「サローネ・デル・モービレは、絶えずコンテンツを革新し、ブランドの評判を保ちながら世界と繋がる イノベーションにおいて羨望の的と言えよう。デザイナーとプランナーが、創造性と、それを解釈し表 現する産業能力に唯一出会える場がミラノだ。それ故に、毎年 4 月、ミラノサローネに出展することが、 インスピレーションを求める人たちにとって最優先のイベントとなっている。」と、Salone del Mobile.Milano のプレジデント、クラウディオ・ルーティー氏は述べました。「ミラノサローネが、そのリー ダーシップの地位を維持し成長するためには、アイデアやプロジェクトの醸成、仕事、製品、イベ ントからの情熱を引き出すことが必要だ。ミラノサローネは商業的機能を維持する必要があ ると同時に、一般的な見本市の域を超え、市場は更なる感動と夢を求めている。」 4 月 9 日(日)までの 6 日間、毎日 9:30 から 18:30、ロー・フィエラミラノにおいて、4 つの見 本市と展示会を開催しています: サローネ国際家具見本市、サローネ国際インテリア小物 見本市、エウロルーチェ、Workplace3.0、そして若手デザイナーの展示、サローネサテリテ。 昨年登場した xLux (エクストラ・ラグジュアリー)、サローネ国際家具見本市では、革新的な フォーマットでクラシック家具とインテリア小物を披露します。また、ホール 2、4 では、「ク ラ シ ッ ク : ト ラ デ ィ シ ョ ン ・ イ ン ・ ザ ・ フ ュ ー チ ャ ー 」と新しいタイトルを掲げ、より均質で、均衡 のとれた流動的なレイアウトにリニューアル。中央プロムナードは、古典的な家具やモノを作 るために必要な知識、職人技、技能などの価値を引き出す空間として、来場者を迎え入れ ます。 シモーネ・チャルモーリとミゲル・ケダによって考案された小さくてスタイリッシュな展覧会で、 この新しいコンセプトを披露します。家具や小物の古典的な部分が、未来の伝統の中で生 きる宝庫となります。さまざまな賞を獲得している有名映像ディレクター、マッテオ・ガローネ が昨年手掛けた素晴らしい短編映画「Before Design:Classic」が、小さな劇場空間で上 映されます。 隔年開催見本市のエウロルーチェは、ホール 9-11,13-15、 Workplace3.0 は、ホール 22-24 で開催されます。

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  第 29 回目を迎えるエ ウ ロ ル ー チ ェ は、装飾照明や、ホームオートメーションシステム、光 源、照明アプリケーションソフトウェアなど多岐に渡り、省エネルギーや環境の持続可能性、 光害にも注目した、業界のトップ製品を展示します。 第 18 回目を迎える Workplace3.0 は、ワークスペースを設計するためのデザインと技術 に基づいて構築された革新的なコンセプトに基づいており、世界の急速に変化する最新の 市場ニーズに対応するイベントです。フォイス、銀行、保険事務所、郵便局、公共スペース のための究極のソルーションを紹介します:防音製品、内装仕切り、被覆材、オフィス家具ア クセサリー、オーディオビジュアル技術、セキュリティーシステムなど。 サローネサテリテは、ホール 22 と 24 にて開催、一般の無料入場は Cargo 5 からになります。 世界 5 大陸から選び抜かれた若手デザイナーが集結、「DESIGN is...?」をテーマに 20 周 年を迎えます。20 周年を迎え、サ ロー ネ サ テ リテ 20 周 年 コレクシ ョン を披露します。今 では世界を舞台に活躍する 46 人のサローネサテリテ出身デザイナーによるスペシャル・エ ディションの展示です。更に、ベッペ・フィネッシのキュレーションによる一大イベント、 SALONESATELLITE. 20 Years of New Creativity は、市内の Fabrica del Vapore で開催。プロトタイプとしてサローネサテリテ 20 年の歴史の中で発表された作品、その後、 企業やトップメーカーによって製品化された作品群を一堂に会します。

また、サローネサテリテアワードは今年 8 回目を迎えます。 隔年開催見本市の併催イベントは今年、2 つ開催されます。

1 つ が 「DeLightFuL 」。 Design, Light, Future, Living の 展 示 は 、 昨 年 「Before Design: Classic」を手掛けたチャルモリ・ケダ・スタジオがキュレーション。また、マッテオ・ガ ローネ監督の短編ファンタジー映画も上映されます。

もう一つのイベント、A Joyful Sense at Work は、クリスティーナ・クトローナのキュレーシ ョンで、革新的なコンテンツを使用して、オフィス製品と職場デザインの理論を、4 つのイン スタレーションで再現し、未来の進化する職場のシナリオをビジュアル化します。異なる地域 出身の建築家たちによって文化的特徴が見られるプロジェクトです。

アメリカ、アジア、ヨーロッパより:Primo Orpilla Verda Alexander/Studio O+A (アメリ カ), Arash Ahmadi/ Ahmadi Studio (イラン), Ben van Berkel/ UNStudio and Jeff Povlo/SCAPE ( オ ラ ン ダ ) Alfonso Femia and Gianluca Peluffo/Studio 5+1AA (イタリア).

- Salone del Mobile.Milano の公式サイト(英伊) :www.salonemilano.it 日本公式サイト : www.milanosalone.com - SNS でも 2017 年の最新情報を随時アップデート:

Facebook, Twitter, Instagram, LinkedIn, Pinterest, YouTube and Flickr - Salone del Mobile.Milano 2017 App (無料) iPhone、 iPad 、Android で利用可能 - 第 56 回ミラノサローネ・オフィシャルハッシュタグ: #SaloneDelMobile |#Euroluce |

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【 Salone del Mobile.Milano ミラノサローネ国際家具見本市 】

総 展 示 面 積 :200,000 ㎡ 以 上 総 出 展 数 : 2,000 (650 人 の サ ロー ネ サ テ リテ 出 展 デ ザ イナ ー を 含 む ) (内 34% 海 外 より)

【サローネ国際家具見本市】

【サローネ国際インテリア小物見本市】

出展面積 : 150,000 ㎡以上 出 展 社 数 : 1,400 社 以 上 Classic – 出 展 社 数 : 283 社 (内 6% 海 外 ) ホー ル : 2 -4 Design – 出 展 社 数 : 874 社 ( 内 38% 海 外 ) ホー ル : 5-6-7-8-10-12-14-16-18-20 xLux – 出 展 社 数 : 239 社 (内 14% 海 外 ) ホー ル : 1-3

【 エウロルーチェ 】

出 展 面 積 : 39,619 ㎡ 以 上 出 展 者 数 : 485 社 (内 48% 海 外 ) ホー ル : 9-11、13-15

【 Workplace3.0 】

出 展 面 積 : 9,891.50 ㎡ 以 上 出 展 者 数 : 101 社 (内 39% 海 外 ) ホー ル : 22-24

【 サローネサテリテ 】

出 展 面 積 : 約 3,000 ㎡ 出 展 デ ザ イナ ー 数 : 650 人 ホー ル : 22-24 Milan, 4th April 2017

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Salone del Mobile.Milano 2017: sectoral data

FURNISHING SECTOR

The latest data processed by the FederlegnoArredo Study Centre show that furnishing sector exports continued to drive the growth of Italian furniture companies in 2016: foreign sales between January and December last year accounted for more than 8.8 billion euros (+1.2% on 2015) with major signs of growth in France (+4.9%), the USA (+8.8%), Spain (+8.5%) and China (+21.9%).

LIGHTING SECTOR

Euroluce has always proved to be a particularly good place for fostering business relations at international level for all the exhibiting companies. Unsurprisingly, the Italian lighting companies play a dominant role as regards overall exports, accounting for around 2/3 of total turnover. During 2016, our lighting companies further consolidated their presence on the leading markets, racking up sales of more than 1.64 billion euros, thanks to business with the United Arab Emirates (+37%), Switzerland (+10.4%) and Belgium (+8.2%). The excellent response from France (exports worth over 192 million euros in 2016, +6.2%), now the leading sectoral reference market, should be underscored.

OFFICE FURNITURE SECTOR

Workplace3.0 is an excellent business launchpad for Italian and foreign exhibitors. The case of Italian companies is emblematic: office furniture exports are witnessing a positive trend, with France as leading export market, accounting for exports worth more than 90 million euros (+2.9%). During 2016, moreover, the Italian office furniture companies achieved particularly brilliant results in the UK (+29.4%) and the US (+42.8%), the two leading international contract and design markets.

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Salone del Mobile.Milano 2017 – 概要

サローネ・デル・モービレの出展品は全て製品で、ここに並ぶものは初めて目にするものとは 限らず、それはそれらがベストセラーであり、企業のカタログを飾りトレンドのシンボル的存在で あるからです。これらの代表する製品に共通しているのはイノベーション、リサーチ、そしてクオ リティーです。ミラノサローネでトレンドが生まれ、新しい才能が認められ、そのポジションと戦略 が不動のもととなったのです。56 回目の今年も、たった 1 年で消えてなくなるデザインやデザ イナーの時代は終わったようで、より柔軟なパーソナライゼーションへのニーズは、家庭の家具 分野においても、ますます増える傾向にあります。 2017 年のキーワードは、「コンテンポラリー・エレガンス」。ミニマリズムと機能性、職人技とデジ タルノウハウや技術革新の狭間で変動する現代的な優美。この美しさの感動をいかに表現し、 固定概念を克服する力が本質的に求められています。安定した贅沢さは、構造、仕上げ、温 かみのある柔らかい素材となる細部に富んでいます。ラグジュアリーという言葉は今年とても耳 にします。貴重で劇的で、緻密に計算されたエクスクルーシブ感、クオリティーを持ち合わせた ラグジュアリー。 【 ラグジュアリー 】 - ラグジュアリーは、ポリフォルムから発表されたエマニュエル・ガリーナのデザイン、Jane コ レ ク シ ョ ン (小さい肘掛け椅子、小さなソファー、ベンチ)に表れています。快適さと親密 さがあり、スリムラインがダイナミズムをもたらし、金属や木材の仕上げがクラシックとコンテ ンポラリーな要素を併せ持っています。 - Flou のカルロ・コロンボによるダブルベッド「Amal」は、ヘッドボード脇の織物、皮革のカバ ーを支える部分の仕上げ - 磨かれた金、マット、黒色のニッケル – 3 つの異なる仕上げの 「メタリック・クリップ」のディテールが柔らかな印象を与えます。

- Andrea Bonini のエレガントな Madison Collection ( Turri ) は、60 年代ハリウッドを 彷彿。ダイニングルーム、リビングルーム、デッドルームを洗練されたディテールとハイエン ドな素材で演出。Baldi の 「The Baldi Anniversary」コレクションは、ラピスラズリーブル ーに始まり全面的にラグジュアリー感満載。

- Roberto Cavalli Home Interiors は、永久のラグジュアリーをカプセル化。カルロ・コ ロン ボ による Flexform のIsabel コレクションは、全体的にレザー(ふっとカバーを含む) で、9 色あり、使用されている素材から、子ども家具の分野にもラグジュアリーが浸透してい るのが分かります。

- Provasi は、Lorenzo bed、引き出し、ベッドサイドテーブル、ベビーベッド、ワードローブ、 机、そしてリネンのセットと共に Children & Kids collection を発表。

【 職人たちによる手仕事 】

更に今回のハイライトの一つには、イタリア企業をはじめとする代々受け継がれてきた職 人 た ち に よる手 仕 事 の作品群です。

- その代表的な例として、不完全な美しさと独創的なエッチングのユニークさを強調する Gallotti & Radice の た め の Lanzavecchia + W ai による両面テーブルミラー、 Flabello。

- また、Ronan & Erwan Bouroullec は Magis から古くから伝わる技法を駆使しロートア イアン(鍛鉄)のフレームを施したアー ムチ ェア Officina コレクション を発表(合板シート

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付き)。ロウ・マテリアル=加工されていない素材を使用した僅かな不完全さが、工業的な雰 囲気と相まってオリジナリティーを出しています。

- Glas Italia からは、吉岡徳仁の FOUNTAIN_glass tables が加工技術により最も古い 色のガラスを再現。

- 細いメタルワイヤーが古代の細工技術を彷彿させる Piergiorgio Cazzaniga の Sign ( MDF Italia )は、今年 10 周年を迎え、名前をSign Filo と改め、45m 以上の導線、16 本の背面、12 本のクロスワイヤから構成され、226 以上の溶接点が手作業で組み立てられ ています。

- 職人の知識は、ダブテイルの引き出し、まっすぐな木から彫られた曲線、本物のリビングの コレクション(机、本棚、椅子、テーブル、サイドなど)のフェイクレザーとオイルベースの天 然ワックス仕上げテーブル)は、Karim Rashid デザイン、Lamborghini とコラボレーショ ンして Riva 1920 がローンチしました。

【 コン テ ナ 家 具 】

コンテナのテーマも注目を集めています。

- Francesco Rota による多機能ケース用食器棚、Cases (Lema) は、壁にもアイランド 型にも理想的で、熱処理されたオークフレームが付いています。空間を贅沢に使う繊細な 外観をもち、サイドボード、引き出しのチェスト、キャビネット、モバイルバーの 4 種類のコン ポーネントあり、5 種類の組み合わせが可能です。

- Francesco Rota は、lapalma の ADD S で同じテーマを取り上げ、双方向性とモジュ ール性を備えています。オブジェクト、書籍、ファイルを快適に保管するのに理想的な3つ の異なる高さ調節可能、全て奥行き 45cm 、90cm のモジュールシステムです。

- しっとりとした木製の Stefano Boeri の Mettitutto コンテナは古典的なサイドボードか ら生まれながらも、現代的要素を持ち合わせています。

- 今年、デザインのためのビジネス部門を開設した Annibale Colombo のレトロな作品は、 インテリアデザインへの初の挑戦となります。

- Giuseppe Bavuso の Self ( Rimadesio) は、台座やアルミニウム製の足、吊り下げ式、 壁掛け式、自立式など、無限の組み合わせが可能。

- 家を美術館に変えてしまうような作品、Arik Levy の Mineral Structures は、Citico との実りあるパートナーシップを裏付けています。大理石の単一ブロックから創られた本棚、 熟練した職人の手の届くところで仕上げられる前に、最高の技術を駆使して刻まれ加工さ れています。

- ホワイトオークは、Modulo コレクションに使用され、ダブテイル・ジョイントを誇るこのコレク ションは、100 年近い歴史をもつ英国の企業、Ercol によるものです。

- 時代を超越したクラシックなスタイルは、スイスの USM の USM Modular Furniture が デザインした USM Haller E シリーズで、照明システム (クールで温かいライト)を内蔵し ています。

【 50 年代 】

過去を振り返ることは、デザイナーやメーカーにとって大切で、他の分野との絆を築いてきまし た。今年は特に 50 年代が最も注目されています。

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- スペインの Viccarbe Hábitat 社の Jaimé Hayón によるスツールと小さなアームチェア Sleta (コレクションも同名)は、ノルディックデザインを彷彿させるデザイン。布張り椅子かと 思わせる脚の湾曲を特徴とする椅子は、インスピレーションの源は数十年遡ります。 - 長居ダイニングテーブル(252cm) とベンチは、Randolf Schott (Thonet Design

Team) のデザインによるS 1090 ( Thonet ) 。アッシュ、もしくはオークとスチール製で、 古い修道院の食堂用テーブルを彷彿させます。

【 復刻デザイン 】

- 復 刻 デ ザ イ ン は依然として主流で、Cini Boeri が トム 片 柳 と共同で発表した Fiam の Ghostは、1987年にミラノサローネ初出展し最も革新的な製品として受賞。同社はデザ イナーたちに、30年の再解釈として、ガラス製の名作アームチェアを、Cini Boeri 自身が選 んだ色を使い手で装飾を施し、2脚の復刻版 Mini Ghosts を依頼しました。(この2脚のう ち1脚はチャリティーイベントでオークションにかけられます。) - Knoll からは、1966年に発表された ダイニングテーブル Platner (同名のデザイナー)の 復刻版を発表。ニッケル、ブロンズ、金メッキのフレームを使用し、全ての仕上げに新しい 大理石のトップを使用しています。

- Carl Hansen & Sonが最近復刻したHans J. Wegner CH23 ダイニングチェアは、過 去50年間の生産が停止していますが、人間工学と機能面では元のものと全く同じで、僅か 2cm 高くなっています。

- Eileen GrayデザインによるCentimetre ラグは、数字の「10」が入り有名なVilla E1027 用に作られたもので、ClassiCon によって復刻されました。独自に過去から製品を再編集 し、現代的に再解釈することは、常にGianfranco Ferré Home の指針テーマであり、新 しいコレクションについても同じです。

- 表現において非常に制限された中で細部に至るまで細心の注意を払い、ラグジュアリーと ミニマリズムの完璧な融合を実現したのは、Molteni&C の D.156.3 で、これは復刻版と は呼ばずスペシャル・エディションと呼び、2012年以来、今迄に11本もの新作が追加され た Gio Ponti アー カイブ に加わります。 Parisi, Albini, De Carli, Gardella 、そして トリ エンナーレ・ミラノの他の著名な作品と共に、ニューヨーク Altamira ショールームに展示さ れています。

【 コクーン 】

私たちが忘れることのないのは家、家具を選ぶためのコンテナ。そこは隠れ家であり、自分の 時間の制御を取り戻すことのできる場所です。柔らかいコクーンのように包まれ安心できる場所。 - Piero Lissoni の Dumas armchair ( Living Divani ) は、その包み込む実用的な

形が、究極のシンプルさを表し、賞讃しながら身を委ねられます。 - 宮本晋作デザインの Beatrix ベアトリックス ( リッツウェル ) は、スカンジナビアの 50 年代の雰囲気の中で、現実逃避できる理想的なイージーチェアです。背の高い丸みを 帯びた包み込む背もたれ/ ヘッドレストは、180 度の視界を作り出し、サウンドバッファーと しても機能します。 - ソファは基本的にフレームとクッションで構成されますが、Antonio Citterio によると、 Vitra にデザインしたGrand Sofà は、ラテン語の「nomen omen ( 名前が全て ) 」のよう に、たっぷりなサイズ感と極上の快適さがコンテンポラリー・ラグジュアリーを具現化してい ます。

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【 地中海 】

地中海の広さのようにデザインは生まれ、その色、Blau (ブルー) はアウトドアー家具をインスパ イアします。

- Fran Silvestre Arquitectos デザインのコレクション、Blau (Gandiablasco) は、 微孔性のアルミニウム板金製で、光をフィルタリングします。(コレクションには木の形をした ランプもあります。)

- Matteo Thun and Antonio Rodriguez による Ethimo の Allaperto コレクションは、 現代的な地中海スタイルで、カラーとメタルを使用した万華鏡。チーク材と Etwick (ファイ バー ) か着色プラスティック、アルミニウムと木材と Ethitex (合成繊維) タータンを組み合 わせて新しいトレンド “

en plein air”

を定義するソリューションを作り出しています。 - 地中海スピリットは、Porro の Gamfratesi (Enrico Fratesi and Stine Gam)によるア

ームチェア Kite が持つ北欧文化に見られます。デリケートさと寛大さ、緑溢れる外観と永 遠の魅力を得た暮らしのようです。

【 本質の探求 】

家具のシーンは、製品の本質を探求すべく、構造や視覚的なラインに焦点を当てています。 - その精神は、集合的なスペースのための「一般的なイディオタイプ」の椅子を代表する

Philippe Starck の新しい Kartell の椅子、Generic C に見て取れます。バー、レスト ラン、イベント会場など( “C”は “Coffee”を指します)のために考案されていますが、機能 が重視されており、形状は自由な美的解釈が可能です。

- Luca Stepan の椅子、 Lucky は、実際に「ラッキー」で、昨年のサローネサテリテでプロ トタイプを発表した際、即座に Blå Station によってスナップされたことです。

- Fendi Casa は、フランス人デザイナーの Toan Nguyen によるソファー、Palmer を発 表。非常に細心の注意を払った研究の後に達成された、規則的なボリュームの表現力豊 な作品です。シートの背もたれが外側のフレームによって支えられ、細い脚部が植物構造 体を連想させる最小限の構造です。

- 直線的で本質的なのは、Konstantin Grcic の Mattiazzi の MC14 コレクション。 金 色 の 椅 子 とテ ー ブ ル で 構 成 され 、テ ー ブ ル に は スー パ ー マ ッ トで ソフトな 革 新 的 Nナ ノテ クノロジ ー 素 材 で ある Fenix NTM® をトップに使用しています。 【 ソリッドウッド 】 今年特に人気のレザーは別として、他の素材に勝るものはありませんが、あらゆる品種や他の 素材と組み合わせたソリッドウッドは、依然として非常に魅力的です。 - その名の通り、Very Wood の全カタログは、この素材を中心に、他のテクニックや Matteo Thun Ateriler が設計したブナの椅子のCarmen コレクション、ファブリック、ビ ニール、またはレザーで覆われた座席と背もたれなど、幅広い種類の布と組み合わせられ ます。

- スリムなシースルーガラスの脚に支えられたオーク材のフレームは、Daniele Lago がデ ザ イ ン し た Lago の 最 新 ソフ ァ、Air Wildwood Sofa 。その軽さとサスペンションは、 座面の下に位置する照明効果によって強調され、空間を演出します。

- 赤いチールの脚と丸く広いフットを持つT&O シリーズの メープル材テーブルは、Jasper Morrison と歴史ある日本のマ ル ニ 木 工 とのコラボレーションの新作です。

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- Front の ソファ Button は、スウェーデン製で、大きな木製のボタンがあり、Capitonné (キ ルト張り) の装飾技術を再現、クッション、コンテナ、棚をそれらに取り付けることで最大限 の機能性を備えます。 【 デザインもアートを楽しむ 】 - 彫刻家カノーヴァはヴィーナスを人目にさらされないよう大理石のヴェールを掛けてあげま した。Fabio Novembre は、言葉やモノでヴィーナスをカモフラージュするために、ヴィー ナスの身体の最もデリケートな部分に木製棚を加えました。Driade の Venus は、2 人の 手によって制作された作品で、最高の女性の美しさに非常に敏感な 2 人のイタリア人がそ れぞれ異なる時間に仕上げたものです。 - 有名な 18 世紀近代日本画家、伊藤若冲の作品が、Sicis によって生産されたテキスタイ ルタペストリーのコレクションに再現されています。各パネルは、シルク、ルレックス、刺繍な どの貴重な素材で作られた独自の芸術作品です。

- Philipp Mainzer のテーブル、Kazimir ( e15 ) は、ロシア人の至上主義者の作品か らインスピレーションを受けました。トップはヨーロッパのオーク、またはウォールナットで創 られ、ベースは粉体塗装されたスチールで創られています。

- Lualdi の Marco Piva による Edges の木製パネルとモジュラー・クラッディング・システ ムは芸術作品で、昨年 Salone del Mobile で発表されたドアを組み込んでいます。通常は 2 次元で作られるアイテムで、パネルがフレーム内のフレームであるかのように、壁パネル とモジュラークラッディングになりました。 【 アウトドア家具 】 夏の季節が近づくにつれ、自然とアウトドア家具に意識が向きます。 - アウトドア家具を最も重視している企業の 1 つである Extremis の Sol+Luna は、シンプ ルなジェスチャーと 3 つのクッションを加えて快適なソファに変身させる 2-in-1 の長椅子 です。オプションのパラソル・ディスクは日が暮れると点灯します。 - Roda のデイベッド、Arena は、リラックスしたり、太陽を浴びたり、読書をしたりするのに 適した “ハイブリッド” です。企業のコレクションに新たに加わった新製品の Batyline は帯 状の布張りで、背もたれの角度がそうであるように、その楕円形が魅力的です。

- Ludovica + Roberto の Palomba ( Giorgetti ) は一連のモジュラーチェア。 木材 アフロモシア(アサメラ)を使用した典型的なダックボードのアウトドア家具です。

【 アイロニー 】

- Fratelli Boffi の D-Vision.3 (コレクションの初めの3 バージョン ) は、70年代に注目 を集めた18世紀の家具、トリュモーのコレクションで、Ferruccio Lavianiの新しい解釈で 生まれ変わりました。対角線で2つにカットし、ラッカーを塗った下半分とのバランスで、木 目の上半分を記号的にスライドさせています。真鍮のフェルールや卵形の鏡などのスタイリ ッシュなディテールは、食器棚の中の棚を隠し、洗練された合理的な家具に仕上がってい ます。 - 異なる複数の印刷技術と折りたたみ加工により作られた板金の珍しい大きな楕円型の穴が、 Holo コレクションの特徴です。Kristalia の技 術 と、大 城 健 作 の想像力とのマリアージュ で生まれた作品は、コンソール、サイドテーブル、ラミネートやガラスやソリッドウッドのトップ を備えたテーブル、で構成されています。

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- Claesson Koivisto Rune のサイドテーブル、 Bouquet (Offecct ) は、自発的かつ即 時的で、優雅でユーモアなテイストをインテリアに取り入れることを目的としています。この 作品はまた、アンディ・ウォーホールの花に敬意を払い、装飾的でありながら機能的。本や コーヒーカップを置くのにも適しています。

- Francesco Binfarè の 大きなソファ、Pack ( Edra ) は、大変ユニークで、氷河を表す 不規則な形の座席で構成され、背もたれの役割を果たす座面の上部にエコファーの熊が 横たわっています。

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併催見本市

Euroluce 2017 – 概要

「 ウェルビーイング(幸福度:精神、身体が最適で健康な状態)」 という言葉がいま注目を集 めています。 人間の知覚システムで果たさなければならない重要な役割を担う近年の照明。この概要で は、エウロルーチェで初めて発表されることの多い、環境条件に適応したプロジェクトを紹介 します。照明はデジタル化し、カスタマイズ化されることで、より正確になりつつあります。最 先端の光源に関する技術的な実験が進み、新しい技術は常にライティングと密接に結びつ いています。消費者のニーズに合わせ調和し、集中力や気分に合わせ、昼と夜の自然なリ ズムに身体を同期させることで、 生活の活動におけるインテリアの質を定義させます。最先 端のトレンドに加えて、スマートフォン対応の照明分野における画期的な次世代技術アプリ が開発され、ホーム・オートメーション・システムと接続し、需要や状況に応じて迅速に応答 し適応します。 メーカーと工業デザイナーが直面している真の課題は、照明のニーズを充分に満たしてい るかという機 能 性 と、空間に暮らす人びとの感情や精神状態に働きかける情 動 性 のバラン スをとることです。 知的照明をはじめ、生活や仕事の新しい環境により適応するカスタマイズ可能な新しい照 明が多く製品化されています。 精密度、細部への配慮、優雅さと完璧さが求められ、照明もはや単なる照明の域を超え、照 明の問題を解決するソルーションとなっています。新しい技術は、物体としての照明の非物 質化をもたらし、ますます合理化され、変化し、実質的に消滅し、光輝く痕跡のみを残すよう になっています。シンプルなオブジェになっても空間の中で主張する存在感はまだ残って います。LED 光源が内蔵された軽量で 「デマテリアリゼーション (脱物質化)」 した構造で 製品の複雑さを隠し、光が主人公となります。 【素 材 の 探 求 】 - この「デマテリアリゼーション」のカウンターポイントは素 材 の 探 求 です。まだ照明分野 ではほとんど使われていない木材を取り入れたのはフィンランドの Secto Design 。 手 作りの現代的な木製のランプの生産を専門とし、職人の手によって天井からの大きな照 明が作られました。このオリジナルのバーチ合板の作品をデザインしたのは、多くの賞 を受賞している建築家、Seppo Koho 。 それは単なる光源でなく、建築空間でもありま す。

- Foscarini とデザイン・デュオの Lucidi Pevere によって作られた新しいペンダン トラ イ ト、Arumi は、光沢のある内面での光の屈折により、光が当たると生き生きとする 小さなアルミニウムの宝石と化します。

- Michael Anastassiades は、創立 10 周年を記念し、2015 年に生産された真鍮製の リミテッドエディションをベースに、anodised aluminium (陽極酸化アルミニウム) を彼 のコレクション One Well Known Sequence で発表しました。照明の白い電球と黒い 幹とベースが、時空を超えたグラフィックとなっています。

- Barovier&Toso は、ガラスという素材に取り組み、伝統的なプロセスを通じてイノベー ションを追求し、長い歴史の中でムラーノ社によって保存され、伝承されてきた芸術的 遺産に由来します。

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- 2015 年に Marcel Wanders が発表した大胆なシャンデリア、Perseus には、テーブ ルランプ、フロアランプ、ウォールランプ、2 つの鐘型ペンダントライトなど、5 つの新しい ダイナミックカラークリエーションが登場し、イノベーションと伝統の完璧なシナジーが実 現しました。

- ホ ウ ケ イ 酸 ガ ラ ス のリ ブ プ レ ー ト は、シンプルながら審美的物質を持ち合わせていま す。Albero Saggia & Valerio Sommella のペンダントライト、Nami は Kundalini から。この長いラインの照明は、LED 照明だけで構想され、直接と拡散、両方を光を放 つサスペンションランプです。非常にシンプルで軽量の構造は真鍮製で、自然な仕上 がりです。

- Simes の 3 つのコレクション、Concrete、 Aluminium、Wood は、持続可能な異 なる素材が完璧なバランスで、最大限の出力で強力な感情的インパクトを醸し出します。 【 LED テ クノロジ ー 】

- Stefan Diez ( サローネサテリテ卒業生 ) は、純粋な形の光からインスピレーションを 引き出すVibia のGuise コ レ ク シ ョン で、LEDテ ク ノロ ジ ー の新しい使用法を考案し ました。 ガラスによって導かれた光は、それが端に達するか、または表面の縞模様によ って屈折するまで見えなくなります。

- ウォールランプは、一連のLED照明を囲むディスクから構成されています。一連のLED 照 明 は そ の エ ッ ジ で 輝 き 、 隣 接 す る 壁 に 反 射 し ま す 。 Luta Bettonica の Passepartout ( Cini & Nils ) は、ステムから僅か数センチの距離からでも、内蔵さ れたセンサーが手の動きを察知し調光します。速い手の動きで照明をオン/オフし、上 に手をかざすと調光器が作動します。

- Francisco Gomez Paz デザインの Mesh (Leceplan) は、劇的で非常に革新的な サスペンションランプの完璧な例であり、LEDの可能性の探究に基づいて照明オプショ ンを選択できます。その構造は、光の強度を調整でき、最大8,000ルーメンの光束を実 現する単一のLED、上部リング、下部、サイドセクションから、光源を選べます。

【 物語 のような照明 】

- Davide Groppi の Infinito ( 直接、拡散、間接的な光、の三部作の最終章) のように 物語を語るデザイナーもいます。12メートルにも及ぶ非常に細長い特別な金属合金が、 間接的な光を空間に演出します。

- Ross Lovegrove は 、 OLED 技 術 の 有 機 的 な 形 に イ ン ス パ イ ア さ れ て い ま す 。 Pyrosome (LG) の明るい光は、同名の無脊椎動物の生物発光を連想させます。 【 感情の喚起 】 - 光は絶え間なく感情を喚起し、思考を促します。Daniel Libeskind がデザインした Cordoba (Slamp) は、伝統的で審美的な規範から離れ、建物と光が神秘的な雰囲気 を作り出す同名のスペインの都市にインスパイアされています。テクノポリマーのフラット な葉の断片とその非対称性は、手作業で配置され、その研究の深さには目を見張る者 があります。 【 新しい形状 】 新しい光源は、新しい形状を演出して新しい形を生み出すことを可能にしました。

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- チェコの Brokis 社の Lucie Koldova デザインによる Puro は、「シガー」グリル(スペ イン語で「Puro」はシガーと同じく純粋で汚れのないこと)は、透明と不透明が織り成す ハンドブローされたガラスベルに掛けられています。

- BIG architects の Alphabet of Light (Artemide) は、 新しい光源を作り出す発 光素子のモジュラー・システムです。少数の基本的なモジュールが、柔軟性、機能性を 備えた光のデザインを演出します。

- Rene Roubicek のシャンデリア、 And Why Not! ( Lasvit ) は、形態と構成に実 験を重ね、彫刻のような仕上がりで、ダイナミックな抽象化を基盤にした光です。光が光 沢のある表面にスムーズに振動し、一度ガラスの魂に吸収されると独特な空間を作り出 します。

【 超 越 した 機 能 】

- Yonoh のサスペンション・ランプ Lent (Martinelli Luce)は、元来の機能を超越し、 特別な防音素材で覆われたリフレクターが音波を吸収し、残響を減衰させ、同時に内蔵 の LED スポットライトが光を放射します。

【 復 刻 版 】

照明の分野でも、復刻が見られます。

- Vico Magistretti and Joe Colombo の Coupé シリーズ、 Atollo (Oluce ) は、今 年それぞれ 40 周年と 50 周年を迎え、時代を超越したクラシックの地位を再認識させま す。

- FontanaArte は、ガラスとそのプロセスが君臨していた時代を 2017 年のコレクション で再現。

- 1980 年に Umberto Riva によってデザインされたテーブルランプ、Metafora は、 新しい光源であるオパリンガラスの層から作られた円錐形のディフューザーが金属構造 のインターロックを隠す透明なガラスベースに支えられています。 - 【 ラグジュアリー 】 家具も照明も、コンセプトに 「 ラグジュアリー 」を取り入れています。 - デザインは美しく余裕があり、かつ洗練された素材を使用、非常に特殊な製造プロセス の結果として得られる多くのディテールを誇っています。Swarovski はエウロルーチェ を Fredrikson Stallard の Glaciarium コレクションをお披露目するに相応しい国際 的な舞台として選びました。同時に同じ成分で構成されている 2 つのランプ、Rock と Paradisium も発表します。

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併催見本市

Workplace3.0 2017 – 概要

屋内環境が、そこで暮らし、働く人々のウェルビーイング及ぼす影響について、その設計の プロセスに関わるデザイナーにとって議題に挙げ、再考する必要性があります。劇的な進化 が起きている時代の中で、仕事のやり方だけでなく、ワ ー ク プ レ ー ス の空間そのものの概 念もめまぐるしく進化しています。新しい専門分野では、直接的、または間接的にデジタル・ エコシステムが導入され、ますます柔軟性の高い作業と組織モデルを生み出しています。こ のマクロ-フレームワークの中で、新しくオリジナルな提案が浮上し、実験的なデザインによ って特別なオフィス環境を作り上げています。この新しいビジョンは、人々がインスピレーショ ンを得て刺 激 的 な 環 境 を作り出すことに繋がり、創造性を育み、働き易い職場を提供しま す。 広く普及している現代のライフスタイルの一つとして、家庭と職場のオーバーラップが急増 中、それに伴い、家の家具も両方に適応できることが求められています。当然ながら、この 2 つの環境間の薄れつつある境目に、デザイナーたちはアクセントを置くオフィス家具を提案、 多目的で、頑丈で、機能的でありながら、インテリアとしても魅力的な家具を生み出し、ニー ズに応えています。 【 快適な環境 】 快適な環境づくりに於いて、オフィス家具生産者の間で注目を集めているのが “ウェルビー イング” 。 快適な環境で働くということは、生産性が向上するだけでなく、支配下におかれる ことで生じる職場でのストレスレベルを安定させることです。

- Workplace3.0 で発表された新しい Universal Selecta の Chakra は、オフィスだけ でなく、あらゆるシーンで使用可能の、キット形式の革新的な自立型パーティション。シ ンプルで簡単に使え、寛ぎ空間を作ります。(組み立てシステムは特許を取得) ガラスは、 防音、空気清浄用ファブリック、セラミッック、より伝統的な天然木など、他の技術的に進 化した素材と組み合わされています。

- 小さなミーティングエリアやプライバシーを確保する閉ざされたスペースなど、オープン-プ ラ ン ・ ス ペ ー ス の ニ ー ズ が 高 ま っ て い ま す 。 Fantoni Research Center の Acoustic Room は、4 つの防音パネルを備えた 2 つの異なるサイズのモジュールで 構成されたボックスで、オープンスペースのオフィス内で、プライバシーを約束し、集中 できる環境を約束します。

- 大手の音響設計会社 Caimi Brevetti の防音布、Snowsound Fiber は、素材の感 触とビジュアルにおいて完成度が高く、ファブリックはそれぞれ異なる独特な感触を持ち、 防音効果は、素材だけでなく、どう使用するか、(空中で、もしくは壁から離して、など) によっても変化し、また特別な計算機能によって計算することもできます。通常の防音パ ネルとは異なり、この防音布はデザインシステムを自由にパーソナライズ化できます。 【 スマート・ワーキング 】 - 高まる スマート・ワーキングのニーズに応えるため、Foster+Partners の ミ ー テ ィ ン グ・テ ー ブ ルElement 02 ( UniFor ) は、研修、形式ばらない会議、小規模ワー ク グ ル ー プ に 対 応 す る よ う デ ザ イ ン さ れ て い ま す 。 テ ー ブ ル の ベ ー ス に あ る 装 置

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に よっ て 、ガ ラストップ を65.5cm か ら 124.5 cm まで 上 昇 させ ることが で き、異 な る 用 途 や 立 位 、 座 位 の 両 方 に 対 応 し ま す 。 円 筒 刑 ベ ー ス 構 造 の 端 部 に は 、 垂 直 引 き 出 し や 引 き 込 み 装 置 を 備 え た フ ラ ッ ト ワ イ ヤ ー タ ワ ー ・ ケ ー ブ ル シ ス テ ム を 取 り 付 け 、 ユ ー ザ ー に 電 力 及 び デ ー タ 接 続 を 提 供 し ま す 。 こ の 作 用 は 、 ケ ー ブ ル が 差 し込 まれ た ときに タワー 停 止 機 能 に よっ て 制 御 され ます 。 【 マテリアル 】 オフィス分野でも、マテリアルに大きな注目が集まっています。 - Laminam は、建物、インテリア、家具などに適した、大型の薄いスラブ (厚板) を専門と し て お り 、 オ フ ィ ス 界 で 注 目 さ れ て い ま す 。 セ ラ ミ ッ ク ・ ス ラ ブ 、Seta コ レ ク シ ョ ン (1000x3000 mm 、厚さ 3 mm ) は、デスクから管理用テーブルまで、ワークステーション と壁と床材の間の仕切りなど、オフィススペースで活用できます。最も注目されているウ ォールナット材は、マネージメント・テーブル用のベニヤとして、従業員が使用するメラミ ンとして、President と President Ego コレクション に活用されています。時代を超 越した伝統的なスタイルと現代的なスタイルからインスパイアされ、細部に至るまで向け られる一般の厳しい目にも応えています。

【 ヒストリカル・レファレンス 】

オフィス家具の製造に関する文献資料もこと欠きません。

- Carlo Scarpa の建築と、金属、コンクリート、木材、ガラスなど、様々な素材を細部に至る まで組み合わせることでインスピレーションを得た Matteo Nunziati のEqua for I 4 Mariani のトップはコントラスト・ステッチのレザーで覆われ、サイド、ハンドル、脚部は 金属、ドアは木材の仕上げと、になっています。

- Lievore Altherr Molina デザインの Arcos コレクション ( Arper ) は、古典的なア ールデコ様式を再現しています。パブリックスペースに向けて椅子、肘掛け椅子、ソファ ーには全てアームがあります。特に色の扱いに配慮し、カバーと不透明なメタルフレー ムを使用して、ベルベットのニュアンスを彷彿させ、単色効果を実現し、コレクションの控 え目なトーンを強調しています。

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ミラノサローネ国際家具見本市:  エウロルーチェ  併催イベント  

 

 

DeLightFuL    

デザイン、ライト、未来、リビング  

コンテンポラリー・デザインのかつてない新しいビジョン  

  昨年、大好評を博したクラシックをコンセプトにしたプロジェクト、「Before   Design:   Classic 展」を手掛けた CQS   (チャルモーリ&ケダ・スタジオ)が、今年 はコンテンポラリー・デザインの世界を、彼らの独特なアプローチで魅力いっ ぱいにお届けします。     「DeLightFuL」   (ホール 15)では、現代の日常生活の空間を、新世代のライフ スタイルを反映しながら視覚的かつ感覚的に探求します。テクノロジーとアー キタイプ、社会生活と私生活、生活における基本的なニーズと新しい要求のバ ランスをとるための答えを、クリエイティブかつ機能的に見出します。     総人口の 4 分の 1 を占める 36 歳未満の「ミレニアルズ」。ミラネーゼやニュ ーヨーカーのように、家という箱に執着せず、より自由にテンポラリーなライ フスタイルを持つミレニアルズ。このプロジェクトは、この新しい時代をけん 引する世代   —   デザインに囲まれ、情報をいち早くキャッチし、スタンダード を嫌い個性を追求する「経験と信頼性」に重きを置く世代   —   にフォーカスし ています。      「現代のライフスタイルは我々の生活様式を変えた」と、プロジェクトを手掛けたシモ ーネ・チャルモーリとミゲル・ケダは語ります。「テクノロジーは人類のニーズに応え るために重要な役割を果たしてきたが、人間の根本的な要求は変わらない。食べて、寝 て、またテーブルにつく。この事実から、現実とバーチャル、急速な変化の狭間で滞っ ていた日常生活に見られるイメージを表現することができた。」     テクノロジー、デザイン、ライトは現代のライフスタイルとその本質的な空間を定義するた めの不可欠な要素、「フィルージュ=赤い糸」です。「De ザイン」「Light」「Fu チャー」 「Li ビング」、この4つの概念から「DeLightFuL」が生まれました。     進化し続けながら空間を知覚しダイナミックな環境を創りだす能力を持つ照明。現代のライ フスタイルは、建築的でポエティックな光の使い方によって定義されます。照明は劇場のよ うな空間効果ももたらします。魔法の光は安心と静寂を約束し、プライベートな空間を作り 上げます。          

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    コンテンポラリー・デザインを表現するために厳選された幅広いセレクションのアイテムは、 唯一無比な存在となり、素材、布、カラーなどが、インスタレーションに強烈なインパクト を与えます。一連の扉は、異なる空間へのゲートウェイとして、新しい空間の発見へと導き ます。そして、現代のライフスタイルと新しく自由な表現の世界を、遊び心溢れる表情、情 熱的な表情の色で表現しています。     マッテオ・ガローネ監督の短編映画は、プロジェクトの不可欠な部分を構成し、幻想的な雰 囲気と自然が共存する中で、デザインの世界を新たな視点から見せてくれます。      

協賛企業及びブランド:  Alias,  Arper,   Artemide,  Besana,  Brun  De  Vian  Tiran,  Cini&Nils,  C&C   Milano,   Ceccotti,   De   Padova,   Dedar,   Driade,   Edra,   Extenzo,   Fiam,   Flexform,   Flos,   Flou,   FontanaArte,  Foscarini,  Giorgetti,  Glass  Italia,  Kartell,  Kundalini,  Lema,  Living  Divani,  Luceplan,   Magis,  Martinelli  Luce,  Mdf  Italia,  Meritalia,  Minotti,  Molteni&C,  Moroso,  Oluce,  Penta,  Poliform,   Poltrona  Frau,  Rimadesio,  Slide,  SchönhuberFranchi,  Fusioni  D'Arte  3v,  Vetrerie  Empoli  and   Zanotta.  

 

 

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ミラノサローネ国際家具見本市:  Workplace3.0 併催イベント  

 

A  Joyful  Sense  at  Work  

進化するワークスペース:    

プロダクト・デザインから人類学的観点からのデザインまで  

オフィスで働く人たちのニーズや感情、経験をもとに、オフィス設計の理論を再構 築すべく、新しい息吹を吹き込むことが、“  A  Joyful  Sense  at  Work”  展の趣旨です。 この興味深い展示のキュレーションを手掛けたのは建築家のクリスティーナ・クト ローナ。  

 

職場というのは、物事や人間関係に意味を持たせ、新しい価値を生み、感動や喜び を与えるものでなくてはいけない、という理由から「A   Joyful   Sense   at   Work」が生 まれました。オフィスをデザインするための人為的かつ人類学観点からのアプロー チ(antropodesign:アントロポデザイン)は、現代のニーズに応えることを意味し ます。     テクノロジーと家具は、人々のニーズに敏感に応えながら変化します。テクノロジーは モバイル化し、空間はより流動的に、家具やパーテーションなどの固定家具も会議室な ども消え、空間と人々の関係の変化に伴い、より人々に優しい空間へと返り咲こうとし ています。     約 1,600 ㎡を占有するイベント会場では、この新しいワークプレースのコンセプトを、 4つに分けた「広場」で表現します:   「集中エリア」個々に作業ができるプライベートスペース。   「共有エリア」コラボレーション、交流、共有を目的としたオープンスペース。   「クリエイティブ・エリア」想像力を発揮する発明、イノベーションのためのスペース。   「フィルター・スペース   (ポロウス・ファブリック)」プライベートとパブリックが混在 し、出会い、意見交換ができるスペース。     国際的に著名な 4 つの建築スタジオが、それぞれ異なる国や地域から選ばれ、「インス タレーションの中のインスタレーション」を手掛けるために招集されました。未来のオ フィスのビジョンを提案するだけでなく、それぞれの国の文化的特性も反映させます。     インスタレーションは4 つの全く異なるワークスペースの解釈で構成されます。    

Primo  Orpilla  &  Verda  Alexander/Studio  O+A(アメリカ)   Arash  Ahmadi  (イラン)  

Ben  van  Berkel/UNStudio  and  Jeff  Povlo/SCAPE  (オランダ)   Alfonso  Femia  &  Gianluca  Peluffo/Studio  5+1AA  (イタリア)    

これらの 4 つの建築スタジオが、ワークスペースのデザインの中に幸福と生活の質を求 めて、文化的アイデンティティーとグロバリゼーションの関係を探求します。  

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ウォータークーラーは、Primo  Orpilla  &  Verda  Alexander  of  Studio  O+A  が考案し

たコンセプトを、未来のワークスペースのメタファーとされる「水」を使って見事 に表現。そこで働く人々の想像力を養い、士気を高め、心と身体のニーズに応える ことを目的とします。このスペースは、仕事の内容によって場所を変えても適応可 能です。     常に進化し続けるワークスペースに伴い、働く人々のニーズも激しく変化します。 Ahmadi  Studio  は、それに適応する2つの空間を提案します。イランの文化を象徴 する場所、プライベートな空間のペ ル シ ャ 庭 園 と、社会のダイナミズムと多様性 を反映した社交場、バ ザ ー ル (市場)。これらにインスパイアされた2 つの空間は、   独自のルールとスキームによって融合します。展示の焦点は、空間全体に広がる渦 の内側で、様々なエレメントで自然を表現し、安心感と帰属意識、ダイナミズムと 親密な喜びの感覚を醸し出します。    

Ben  van  Berkel  of  UNStudio  and  SCAPE’s  Jeff  Povlo  は、現代の人々がさらされてい

る職場のストレスを反映します。「リセット/   RESET   」–   Responsive   Emotional   Transformation   –   と名付けられた没入型のモジュール空間は遊び心ありインタラク ティブ。科学的に証明された手法でストレスを軽減させます。このコンセプトは、 技術的な操作、環境によって認識されるため、人々は困難な感情的状況を可能な限 り管理し、ストレスのレベルに応じて空間を変化させることができます。      

クロノトープ*システムは、   Alfonso   Femia   and   Gianluca   Peluffo   of   Studio   5+1AA による空間デザイン。この新しいワークスペースのコンセプトは、時間と空間が融 合し、ニーズ、欲求、そこに「住む」人々の過ごし方に応じて変化します。   「浸食」「汚染」「融合」「帰属」は、この新しいワークスペースの重要な概念で あり、その関係性は常に進化を遂げます。   (*時間と空間が融合した相互関係)          

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サローネサテリテ

20 周年  

1998 年に生まれたサローネサテリテ。以来、35 歳以下の若手デザイナー登竜門と して、またミラノサローネ出展企業のデザイナー発掘の場として、国際的にその名 を一躍不動のものとしました。今年は 20 周年を祝う特別展(アドホック・デザイン 展)をミラノ市内で盛大に開催します。     2014 年に世界で最も栄誉ある ADI コンパッソ・ドーロ賞を見事獲得したサローネサテリ テ。これまで参加した若手デザイナーは 1 万人を超え、その多くがその後、国際舞台で 名を馳せました:   –   Matali   Crasset   and   Patrick   Jouin   (フランス),   Harri   Koskinen   and   Ilkka   Suppanen   (フィンランド),   安積朋子、ネンド   (日本),   Sean   Yoo   and   Cory   Grosser   (アメリカ),   Front  and  Johan  Lindstén  (スウェーデン),  Xavier  Lust  (ベルギー),  Daniel  Rybakken  (ノルウェ イ),   Satyendra   Pakhalé   (インド),   Federico   Churba   (アルゼンチン),   Lorenzo  Damiani,  Tommaso   Nani,  Cristina  Celestino  and  Francesca  Lanzavecchia  (イタリア),    その他にも数多くのサローネサ テリテ出身デザイナーが世界で活躍。また、270 校のデザイン学校も世界中から参加しました。     22、24 ホールにて開催予定のサローネサテリテは、一般の場合、Cargo   5 入場口から会 期中通して無料入場、既に会場へプレスパスやオペレーターパスで入場済みの方は 「Workplace  3.0」の会場より入場いただけます。     今年のサローネサテリテのテーマは「DESIGN   is...?」。この問いかけの答えを追求する のでなく、デザインとプロセスの価値を再認識する場として来場者との対話を通して、 あらゆる角度から検証し、より豊な生活を構築するヒントを探ります。     最先端素材の研究からインターフェースのデザインまで、サ ー ビ ス デ ザ イ ン*からラピッド プロトタイピングまで新しい分野にも目を向けながら、技術やウェブの急速な進化における デザインのパ ラ ダ イ ム を再定義します。未来を見据える工業デザインには、この複雑で多面 的な変化の中で迅速にニーズに応えられるよう不断の努力が求められています。   *「サービスデザイン」:「デザイン思考」という概念をビジネスに取り入れること     【選考委員会】   2017 年サローネサテリテの参加デザイナー650 名は、デザインやメディアなどの分野で世界 的に著名な人物で構成された選考委員会によって昨年10 月に選出されました:     Aldo  Cibic,  建築家/デザイナー;   Beppe  Finessi,  デザイン評論家;  

Corinne   Julius,   ジャーナリスト,   London   Evening   Standard,   Homes   &   Property,   Blueprint,  

BBC  Front  Row;  

Davide  Groppi,  建築家/デザイナー  –  CEO  of  Davide  Groppi  SRL;   Francesca  Taroni,  ジャーナリスト,  Living  (RCS);  

Giovanni  Anzani,  ポリフォルム  CEO:   Matteo   Thun,   建築家/デザイナー;   Michael   Erlhoff,   ブラウンシュヴァイク美術大学  (HBK)  教授;                                    Paolo  Ulian,  デザイナー;       Terry  Dwan,  建築家/デザイナー   Marva  Griffin,  サローネサテリテ  創始者&キュレーター            

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【第8 回  サローネサテリテ・アワード】   35 歳以下の若手デザイナーと、ミラノサローネ国際家具見本市の出展企業とのコンタクトを狙う第 8 回サローネサテリテ・ワードは、ニューヨーク近代美術館   MoMA   の R&D   部門のディレクターと、 建築・デザイン部門のシニア・キュレーターを兼任するパオラ・アントネッリ氏を審査委員長に迎 えます。3 作品とそのデザイナーが選ばれ、賞が与えられます。入賞者には今後のコンサルタント とプレスオフィスのサービス、入賞作品の普及が約束されます。     【20 周年記念特別イベント】  

サローネサテリテ会場内で“SaloneSatellite  20  Years  Collection”展を開催。サローネサテリテ でデビューし、その後、世界的に有名になったデザイナーたちが、このイベントのためにデ ザインした作品や、Salone   del   Mobile.Milano 出展企業を通して商品化された作品が展示され ます。  

また、ミラノ市内でも「Fabbrica   del   Vapore」に於いて Beppe   Finessi のキュレーションによ る特別イベント  “SALONESATELLITE.  20  Years  of  New  Creativity”が開催されます。20 年の歴 史の中で製品化された作品のアンソロジー展です。建築家でキュレーターの Beppe   Finessi 氏 はこの展示について、こう述べています:   「SaloneSatellite の 20 年を振り返ることで、今日のデザインにおけるヒントを見つけること ができます。ここから巣立って成長したデザイナーたちは、ここで多くの人に語り、同時に 貴重な助言を受けてチャンスを掴みました。彼らの価値ある作品群を一堂に会します。その クオリティーの高さもさることながら、一番驚かされるのはその数です。100  人以上ものデザ イナーがここから世に送り出され、今ではその創造性、個性、独創性が世に認められていま す。この 20 年の出展者リストを見返すことは、クリエイティビティの歴史の百科事典を見返 すことに値します。」    

この展示は、2007 年に開催されたサローネサテリテ特別展、”A   Dream   Comes   True”展 (同じく Beppe   Finessi   キュレーション)の第二章になります。20 年の間にサローネサ テリテでプロトタイプとして展示され、その後、製品化され、有名企業のカタログに載 り、広く世に普及された数百点に及ぶ作品群の「大展覧会」です。製品化され成功した もの、今シーズンのアイコン・デザインとなっているもの、世界的権威のある賞を受賞 したもの、有名なデザイン・ミュージアムで展示されているもの、などもあり、迫力あ る展示となっています。  

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SaloneSatellite 20 YEARS COLLECTION

ARGENTINA Francisco Gomez Paz --- Luceplan AUSTRALIA David Trubridge --- Riva 1920 BELGIUM Dirk Wynants --- Extremis BRAZIL Pedro Paulo Franco --- A Lot of

 

 

 

Sergio Matos - Estúdio Sérgio J Matos

 

 

 

Wagner Archela --- Alle Design Indústria e Comércio LTDA

 

KOREA  

Umzikim - Jae Yang --- Desklab FINLAND Harri Koskinen --- &Tradition FRANCE Patrick Jouin --- Kartell, Pedrali

GERMANY Stefan Diez --- DANTE - Goods And Bads GmbH Sebastian Herkner --- Linteloo

JAPAN Oki Sato (Nendo) --- Cappellini Tomoko Kita

INDIA Satyendra Pakhalè --- Fiam

ITALY Adriano Design --- Self-produced Alessandra Baldereschi --- De Castelli Benedetta Mori Ubaldini --- Magis

 

 

 

Carlo Tamborini --- Raat (Dongmyung Lighting Co. Ltd) Cristina Celestino --- Budri

Livia Rossi, Gianluca Giabardo (Dossofiorito) --- Zilio A&C

Francesco Faccin --- Billiani Francesco Librizzi --- FontanaArte

Andrea Zambelli, Nat Wilms (Hillsideout) --- Self-produced

Ilaria Innocenti --- My Home Collection Andrea Maragno (Joe Velluto) --- JVLT Pro Lanzavecchia+Wai --- Gallotti&Radice Lorenzo Damiani --- Da a

Massimiliano Adami --- Self-produced Massimo Lunardon --- Massimo Lunardon & C

Noa Ikeuchi, Tommaso Nani (Mist-O) --- Living Divani Studio Nucleo ---- Amman Gallery

Paolo Ulian --- Antonio Lupi

Vittorio Venezia --- Martinelli Luce LEBANON Karen Chekerdjian --- Mmairo

NIGERIA Ifeanyi Oganwu, Expand Design Ltd --- Henraux NORWAY Daniel Rybakken --- Luceplan

CZECH REP. Jan Plecháč & Henry Wielgus --- Lasvit SLOVENIA Nika Zupanc --- Qeeboo

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SWITZERLAND Big Game --- Magis

Christophe Guberan --- Self-Assembly Lab, MIT / Steelcase

USA Cory Grosser --- Bernhardt Design Luis Pons --- Aponwao Design. Nao Tamura --- WonderGlass

VENEZUELA Rodolfo Agrella --- TaiPing Carpets Teresa Mulet --- Dani Marmi

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SaloneSatellite. 20 Years of New Creativity

キュレーション:ベッペ・フィネッシ

イン スタレー シ ョン :リッカル ド・ベ ッロ・デ ィアス グラフィック:レオ ナ ル ド・ソンノー リ

2007 年に開催された A Dream Come True 展では 10 周年を記 念して 10 年間の集大成を展示しました。そして今年、20 周年を 迎え、前回と同じくベッペ・フィネッシによるキュレーション、そして リカルド・ベッロ・ディアスのデザインによる SaloneSatellite. 20 Years of New Creativity を開催します。グラフィックデザイン はレオナルド・ソンノーリ。20 年の歴史を振り返るこのイベントは、 世界中の異なる国からサローネサテリテに出展し、他の若きデザ イナーたちと意見交換し、ここから多くを学び世に出たデザイナー たちの作品展です。

SaloneSatellite. 20 Years of New Creativity は、3 つの異 なるデザインメソッドとアプローチに基づき、3 つの異なる一貫した 手法による多くのデザイナー、クリエイターのプロジェクト 500 点以 上を一堂に会します。これら 3 つの異なるデザイン分野が、「大聖 堂」と呼べるような歴史的建造物、ファブリカ・デル・ヴァポーレの 会場内で 3 列に分かれ、展示します。 多 くの クリエ イター は 、典 型 的 な 革 新 的 ア プ ロー チ を 見 せ る傾 向 に あ ります 。 布張りの作品やテーブル、本棚などの固定概念を覆しながら、子どもの玩具の世界のプロ ジェクトや、家庭庭園の道具、絶対不可欠な技術的道具、または、キャンドルや洋服掛けや ドアストップなど、時代を超越したアイテムを再考します。また、思考や活動を、知的かつ慎 重に素材を研究し、使用可能なあらゆる方法を相対的な技術的側面から模索し建設的な 実験で表現します。若きデザイナーたちは、金属より木材を、より信頼性の高いモジュール・ プラスティックよりテラコッタを、ワイヤーメッシュよりボール紙を敢えて使用したり、また原料 や再生可能な製品のリサイクル、コンバージョンというコンセプトを採用したり、と発明家さな がら果敢に取り組みました。意識的に選ばれた素材は、曲げられ、切断され、全く新しい独 創性を生み出します。また、独自の制作技術によって磨かれた特定のプロセスにより、新し い形、新しい用途が誕生し、また、大理石の板を使用した作品は、その価値はもとより絶大 な安定感を与えます。 この展示は 20 年という年月の中で大きな進化を遂げたデザインの変遷を見ることができま す。サローネサテリテに参加した若きデザイナーたちは “デザイン・プラネット”を先見の目 を持って取り込むことに長けています。初期の頃、まだテクノロジーが今ほど進化していなか った時代、当時の若きデザイナーたちは、ユーモアや皮肉を込めて、もっと自由に表現して いました。近年では、より洗練され、見栄え良い作品が増えました。

(25)

20 年前にはデザイン学校の数は現在と比べて遥かに少なく、建築家の数が圧倒的に多か ったのですが、近年ではこの職種に就く若者のほとんどがデザイナーで、彼らのデザインへ のアプローチや表現の仕方から、どのようにデザイナーとしてその道を極めてきたかを見て 取ることができます。ここ 2〜3 年ではサローネサテリテ出展者のほとんどは、まずポートフォ リオで、そしてスタンドのセットアップからディスプレーに至るまで、自分のアイデアをどう上 手に表現するか、その術を熟知しています。 照明技術パートナー:アルテミデ Fabbrica del Vapore

Via Procaccini 4, Milan

4 月 5 日 〜 9 日 :10:00am〜 10:00pm 4 月 10 日 〜 25 日 :10:00am〜 7:00pm 入 場 無 料

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第 2 回 Salone del Mobile.Milano アワード

第 56 回 Salone del Mobile.Milano において、第 2 回 Salone del Mobile.Milano アワードを開催します。 デザイナー、プロダクト、ディスプレーにおいて、そのアイデアや創造性、革新性、テクノロジーが国際舞台 でいかにアピールできているか、最先端のデザインの動向と新しいライフスタイルをいかに提案しているか を評価します。 このアワードは、業界をリードする厳選された審査員によって審査が行われます。審査員は匿名で会場を 回り、受賞候補のリストを作成します。 アワードは 9 つのカテゴリーに分かれます: - ベスト・プロダクト - ベスト・ディスプレー - ベスト・プロダクト/ ライティング部門 - ベスト・プロダクト/ オフィス部門 - ベスト・プロダクト/ クラシック部門 - ベスト・デザイナー - ベスト・新人デザイナー - ライフタイム賞 - 特別審査員賞 更に、今年は - ピープルズ・チョイス賞 が加わります。 審査員によって結成される一般によるアワード。 インテリア、デザイン、リノベーションにおいてオンライン発信をリードする Houzz がパートナーシップとなり ます。

参照

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