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日米地位協定対照表

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日米地位協定対照表

2003年12月16日 沖縄弁護士会 沖縄弁護士会改正案 現行協定 第1条 (用語の定義) この協定において, (a) 「合衆国軍隊の構成員」とは,日 本国の領域にある間におけるアメリ カ合衆国の陸軍,海軍又は空軍に属す る人員で現に服役中のものをいう。 (b) 「軍属」とは,合衆国の国籍を有 する文民で日本国にある合衆国軍隊 に雇用され,これに勤務し,又はこれ に随伴するもの(通常日本国に居住す る者及び第16条1に掲げる者を除 く。)をいう。この協定のみの適用上, 合衆国及び日本国の二重国籍者で合 衆国が日本国に入れたものは,合衆国 国民とみなす。 (c) 「家族」とは,次のものをいう。 (1) 配偶者及び 21歳未満の子 (2) 父,母及び 21歳以上の子で,そ の生計費の半額以上を合衆国軍隊 の構成員又は軍属に依存するもの 第2条<新設> (日本国法令の適用・遵守 義務) 1 合衆国軍隊は,この協定に基づいて, 日本国の領海内にある間は,この協定で 定める場合及び合衆国軍隊,合衆国軍隊 の構成員,軍属及び家族の組織,内部機 能並びに管理に関し,並びに,第三者の 権利に,又は隣接する地方自治体及び公 衆に予見できる影響を及ぼさない他の内 部問題に関する場合を除いて,日本国の 法令の適用を受け,日本国の法令を遵守 第1条(下記箇所を除き同文) る者及び第14条1に掲げ・・ (対応する条項) 第16条

(2)

するものとする。 日本 2 国において,日本国の法令を遵 守し,及びこの協定の精神に反する活 動,特に政治的活動を慎むことは,合 衆国軍隊の構成員及び軍属並びにそ れらの家族の義務である。 第3条<現2 条>(施設・区域の提供と返還) 合衆国は,相互協力及び安全保障 1 (a) 条約第六条の規定に基づき,日本国内の 施設及び区域の使用を許される。個個の 施設及び区域に関する協定(以下,提 供・使用協定という)は,使用目的,範 囲,期間及び条件等を定めて,かつ,両 国政府の適法な国内手続を経て,第31 条に定める合同委員会を通じて両政府 が締結しなければならない。但し,期間 は10年を超えないものとする。「施設 及び区域」には,当該施設及び区域の運 営に必要な現存の設備,備品及び定着物 を含む。 (b) この協定締結時に存する提供・使 用協定は,この協定締結時に改めてこの 協定に基づき提供・使用協定を締結する ものとする。 2<新設> 提供・使用協定を更新する ときには,従前の提供・協定の遵守状況, 及び今後の必要性を踏まえて,前項の合 同委員会を通じて10年を超えない限度 で合意するものとする。 新設>日本政府は,提供・使用協定締 3< 結協議の際には,予め知事,関係自治体の 長の意見を聴取し,これを尊重するものと 日本国において,日本国の法令を尊 重し,及びこの協定の精神に反する 活動,特に政治的活動を慎むことは, 合衆国軍隊の構成員及び軍属並びに それらの家族の義務である。 第2条 1 (a) (下記箇所を除き同文) ・・・・・・個個の 施設及び区域に関する協定は,第2 5条に定める合同委員会を通じて両 政府が締結しなければならない。「施 設及び区域」には,当該施設及び区 域の運営に必要な現存の設備,備品 及び定着物を含む。 (b) 合衆国が日本国とアメリカ合衆国 との間の安全保障条約第3条に基く 行政協定の終了の時に使用している 施設及び区域は,両政府が(a)の規定 に従って合意した施設及び区域とみ なす。

(3)

する。 新設> 合 4< 衆国政府は,日本国政府 の要請があるときは,提供・使用協定で 定めた使用目的,範囲,条件等につき, 遵守状況を報告し,日本政府が行う遵守 状況調査に協力するものとする。 <現2>日本国政府及び合衆国政府 は,い 5 ずれか一方の要請があるとき は,1項の取極を再検討しなければな らず,また,1項の施設及び区域を日 本国に返還すべきこと,又は新たに施 設及び区域を提供することを合意す ることができる。 <現3>合衆国軍隊が使用する施設及 び区域は,この協定 6 の目的のため必要 7< でなくなったときは,いつでも,日本 国に返還しなければならない。合衆国 は,施設及び区域の必要性を前記の返 還を目的としてたえず検討すること に同意する。 新設> 合衆国政府は,前項の必要 性の有無を検討するために日本国政府が 調査を行うときには,同調査に協力する ものとする。 <現4> 8 (a) 合衆国軍隊が施設及び区域を一 用していないときは,日本 ( 時的に使 国政府は,臨時にそのような施設及 び区域をみずから使用し,又は日本 国民に使用させることができる。た だし,この使用が,合衆国軍隊によ る当該施設及び区域の正規の使用の 目的にとって有害でないことが合同 委員会を通じて両政府間に合意され た場合に限る。 b) 合衆国軍隊が一時的に使用すべ 2 (下記箇所を除き同文) ・・・・ は,前記の取極を再検討し・・・ 3 (同文) 4 (a) (同文)

(4)

き施設及び区域に関しては,合同委 第4条<現3条> 員会は,当該施設及び区域に関する 協定中に,適用があるこの協定の規 定 の 範 囲 を明 記 し な けれ ば な ら な い。 (施設・区域に関する合衆 国の権利) 定の趣旨に基づき, 1 合衆国は,施設及び区域内において, この協 それらの設 定,運営,警護及び管理のため必要な すべての措置を執ることができる。日 本国政府は,施設及び区域の支持,警 護及び管理のための合衆国軍隊の施 設及び区域への出入の便を図るため, 合衆国軍隊の要請があったときは,合 同委員会を通ずる両政府間の協議の 上で,それらの施設及び区域に隣接し 又はそれらの近傍の土地,領水及び空 間において,関係法令の範囲内で必要 な措置を執るものとする。削除 合衆国は,1に定める措置を,日本 国の領域への,領域からの又は領域内 2 の航海,航空,通信又は陸上交通を不 必要に妨げるような方法によっては 執らないことに同意する。合衆国が使 用する電波放射の装置が用いる周波 数,電力及びこれらに類する事項に関 するすべての問題は,両政府の当局間 の取極により解決しなければならな い。日本国政府は,合衆国軍隊が必要 とする電気通信用電子装置に対する 妨害を防止し又は除去するためのす (b) (下記箇所を除き同文) 合衆国軍隊が一定の期間を限って使 用すべき・・・・・・ 第3条 1 合衆国は,施設及び区域内におい て,それらの設定,運営,警護及び 管理のため・・・・ ・・・関係法令の範囲内で必要な 措置を執るものとする。合衆国も, また,合同委員会を通ずる両政府 間の協議の上で前記の目的のため 必要な措置を執ることができる。 2 (同文)

(5)

べての合理的な措置を関係法令の範 囲内で執るものとする。 現3> 合衆国軍隊が使用している 施設及び区域における作業 3< ・活動は, 4 , 日本国の法令を遵守し,公共の安全に 妥当な考慮を払って行なわなければ ならない。 <新設> (a) 合衆国は 日本国の利益を保護す るために,日本当局が,環境法令を はじめとした日本国内の法令に基づ いて,事前通知後の提供施設・区域 内への立ち入りなどの必要な措置を 執ることに,同意する。ただし,そ の場合には,日本の当局は合衆国の 軍事上の機密,とりわけ機密扱いの 区域,設備及び文書の不可侵性を尊 重しなければならない。 ) (b 日本当局は,緊急の場合,および 危険が長引いている場合,事前通知 なく即座に立入ることができる。 c) 日本当局には政府,県,市町村の ( 権限を有する当局が含まれる。 第5条<現 4 条>(施設・区域の返還の際の 義務) ( 1 a) 合衆国は,この協定の終了の際 又はその前に日本国に施設及び区域 (b を返還するに当たって,当該施設及 び区域をそれらが合衆国軍隊に提供 された時の状態に回復し,又はその 回復の代りに日本国に補償する義務 を負わない。 ) <新設>日本国政府は,提供され た施設・区域を第三者に返還する際, 3 (同文) 第4条 1 (下記箇所を除き同文)

(6)

原状回復義務を負う。 日本国は,この協定の終了の際又は の前における施設及び区 2 そ 域の返還の 3 4 用している施設 際,当該施設及び区域に加えられてい る改良又はそこに残される建物若しく はその他の工作物について,合衆国に いかなる補償をする義務も負わない。 前項の規定は,合衆国政府が日本国 政府との特別取極に基づいて行なう建 設には適用しない。 <新設> (a) 合衆国軍隊が使 及び区域の返還にあたっては,日米 両政府は事前に共同調査を行わな ければならない。調査の結果,環境 汚染,環境破壊,有害物質の存在等 が確認された場合,両政府は汚染除 去,環境浄化,有害物質の撤去等の 作業計画の策定を行う。 (a)の作業計画の実施は,環境汚 (b) 染,環境破壊,有害物質の存在等を 発生させた責任が合衆国側に存す るときには,合衆国政府がこれを実 施し,発生責任が日本国側に存する ときには,日本国政府がこれを実施 する。いずれの側に責任が存するか 不明のときには,両政府が共同でこ れを実施し,同実施の費用について は日米両国が均等に負担する。 (a)(b)の共同調査,作業計画につい (c) ては,両政府は相互に協力義務を負 う。 <現 5 第6条 条>(公の船舶・航空機の出入 ,施設・区域への出入権) 国 1 合衆国及び合衆国以外の国の船舶又 2 (同文) 3 (同文) 第5条

(7)

は航空機で,合衆国によって,合衆国 のために又は合衆国の管理の下に公の 目的で運行されているものは,日本国 内の法令に従って日本国の港,又は飛 行場に出入りすることができる。但し, その際,入港料,着陸料を課されない。 1に掲げる船舶又は航空機,合衆国 政府所有の車両(機甲車両を含む)並 2 びに合衆国軍隊の構成員及び軍属並び にそれらの家族は,日本国の法令に従 って合衆国軍隊が使用している施設及 び区域に出入りし,これらのものの間 を移動し,及びこれらのものと日本国 の港又は飛行場との間を移動すること ができる。合衆国の軍用車両の施設及 び区域への出入り並びにこれらのもの の間の移動には,道路使用料その他の 課徴金を課さない。 1に掲げる船舶が日本国の港に入る 場合には,通常の状態 3 においては,日 第7条<新設>(訓練等に関する原則) 1 合衆国軍隊による訓練,演習等の活 本国の当局に適当な通告をしなければ ならない。その船舶は,強制水先を免 除される。もっとも,水先人を使用し たときは,応当する料率で水先料を支 払わなければならない。 動は, 提供施設又は区域内で行わ なければならない。合衆国軍隊はその 1 (下記箇所を除き同文) ・・・・・・・・ 目的で運行されているものは,入港 料又は着陸料を課されないで日本国 の港又は飛行場に出入りすることが できる。この協定による免除を与え られない貨物又は旅客がそれらの船 舶又は航空機で運送されるときは, 日本国の当局にその旨の通告を与え なければならず,その貨物又は旅客 の日本国への入国及び同国からの出 国は,日本国の法令による。 2 (下記箇所を除き同文) ・・・・家族は,合衆国軍隊が使用 している・・・・ 3(同文)

(8)

際,提供施設又は区域の内外を問わず, 日本国の環境,文化財,資源,安全等 に対する保護の義務を負い,これらに 対する被害を防止するため必要な措置 を講じなければならない。 a) 合衆国軍隊による訓練,演習等の ( もたらす環境,文化財,資源,安全へ の影響評価調査(以下,環境等影響評 価調査という)を日米両国政府及び当 該地方自治体,の3者合同で 3 年毎に 行うこととする。 ) 環境等影響評価調査は日米両国の (b 基準により,両者のうち,より厳しい 方を採用するものとする。 c) 日米両国は,(a)に定める調査結 ( 果が出されたときは,これに従い,共 同ですみやかに,日本国の環境,文化 財,資源,安全等に関する復元・改善 計画を策定し,合衆国政府がこれを実 施する。 やむを得ない事由によって 2 合衆国軍 隊による訓練,演習等の活動の場所が 施設又は区域外に及ぶ場合には,日本 国当局との事前の協定,もしくは事前 の個別の同意を必要とし,かつ,日本 国法令に従って行われなければなら ない。 施設又は区域内において,合衆国軍隊 3 が使用する新たな施設を建設し,又は 現状を変更する行為を行う場合には, 日米両政府は,事前に共同で環境等影 響評価調査を行う義務を負う。 ) 本条1(b)の規定は,本項の場合に (a 準用する。 (b) 上記の調査結果により,新たな施 設の建設又は現状の変更が不適切で

(9)

あるとみなされる場合には,これを実 施しようとする政府は,調査結果に従 い,当該計画を中止し又は変更しなけ ればならない。 条<現 6 条> 第8 (航空・通信体系の協調) すべての非軍用及び軍用の航空交通管 2 1 理及び通信の体系は,緊密に協調して発 達を図るものとし,かつ,集団安全保障 の利益を達成するために必要な程度に整 合するものとする。この協調及び整合を 図るため必要な手続及びそれに対するそ の後の変更は,両政府の当局間の取極に よって定める。 <新設>航空管制業務に関して,米軍 は提供された施設内の飛行場の飛行場 管制のみを行うものとする。 <現2>合衆国軍隊が使用している施 設及び区域並びにそれらに隣接 3 し又は 第9条<現 7 条> それらの近傍の領水に置かれ,又は設 置される燈火その他の航行補助施設及 び航空保安施設は,日本国で使用され ている様式に合致しなければならな い。これらの施設を設置した日本国及 び合衆国の当局は,その位置及び特徴 を相互に通告しなければならず,かつ, それらの施設を変更し,又は新たに設 置する前に予告をしなければならな い。 (公共役務の利用権) 合衆国軍隊は,日本国政府の各省その 他の機関の事前の了解を得て,当該時 に適用されている条件よりも不利でな い条件で,日本国政府が有し,管理し, 又は規制するすべての公益事業及び公 第6条 1 (同文) 2 (同文) 第7条 (下記箇所を除き同文) ・・・日本国政府の各省その他 の 機 関 に , 当 該 時 に 適 用 さ れ て・・・・

(10)

共の役務を利用することができるもの とする。 10条<現 8 条> 第 (気象業務の提供) 日本国政府は,両政府の当局間の取極 隊に ( 。) る電気通信 (d) 津波の予想される程度及びその津波 第1 に従い,次の気象業務を合衆国軍 提供することを約束する。 a) 地上及び海上からの気象観測(気 象観測船からの観測を含む (b) 気象資料(気象庁の定期的概報及 び過去の資料を含む。) (c) 航空機の安全かつ正確な運航のた め必要な気象情報を報ず 業務 地震観測の資料(地震から生ずる の影響を受ける区域の予報を含む。) 1条<現9条>(軍隊構成員等の出入 国) て,合衆国は,合衆国軍隊の構成員及 2 ら除 3 本国からの出国に当たっ 1 この条の規定に従うことを条件とし び軍属並びにそれらの家族である者を 日本国に入れることができる。 合衆国軍隊の構成員は,旅券及び査 証に関する日本国の法令の適用か 外される。合衆国軍隊の構成員及び軍 属並びにそれらの家族は,外国人の登 録及び管理に関する日本国の法令の適 用から除外される。ただし,日本国の 領域における永久的な居所又は住所を 要求する権利を取得するものとみなさ れない。 合衆国軍隊の構成員は,日本国への 入国又は日 ・・・・・・公益事業及び公共 の役務を利用することができ,並 びにその利用における優先権を 享有するものとする。 第8条 (同文) 第9条 1 (同文) 2 (同文)

(11)

て,次の文書を携帯しなければならな い。 a) 氏名,生年月日,階級及び番号, 軍の ( 区分並びに写真を掲げる身分証 (b 員として有する地位及び命令さ 前記の身分 4 成 の当局が発給し 5 明書 ) その個人又は集団が合衆国軍隊の 構成 れた旅行の証明となる個別的又は集 団的旅行の命令書 合衆国軍隊の構成員は,日本国にあ る間の身分証明のため, 証明書を携帯していなければならな い。身分証明書は,要請があるとき は日本国の当局に提示しなければな らない。 軍属,その家族及び合衆国軍隊の構 員の家族は,合衆国 た適当な文書を携帯し,日本国への入 国若しくは日本国からの出国に当たっ て又は日本国にあるその間の身分を日 本国の当局が確認することができるよ うにしなければならない。 <新設> 合衆国は,1の規定に基づ いて日本国に入国した者については, 氏名,生年月日,階級及び番号,軍の 区分並びに写真,日本国に滞在する期 間の住所・居所を日本国の当局に通告 するものとする。 <現5> 6 1の規定に基づいて日本国 に入国した者の身分に変更があってそ の者がそのような入国の資格を有しな くなった場合,又は5の通告事項に変 更があった場合には,合衆国の当局は, 日本国の当局にその旨を通告するもの とし,また,その者が日本国から退去 することを日本国の当局によって要求 3 (同文) 4 (同文) 5 (下記箇所を除き同文) ・・・・・・・・・・・・・有しな くなった場合には,合衆国の当局 は,・・・・

(12)

されたときは,日本国政府の負担によ らないで相当の期間内に日本国から輸 送することを確保しなければならな い。 <現6> 7 日本国政府が合衆国軍隊の 構成員若しくは軍属の日本国の領域か 8 らの送出を要請し,又は合衆国軍隊の 旧構成員若しくは旧軍属に対し若しく は合衆国軍隊の構成員,軍属,旧構成 員若しくは旧軍属の家族に対し退去命 令を出したときは,合衆国の当局は, それらの者を自国の領域内に受け入 れ,その他日本国外に送出することに つき責任を負う。この項の規定は,日 本国民でない者で合衆国軍隊の構成員 若しくは軍属として又は合衆国軍隊の 構成員若しくは軍属となるために日本 国に入国したもの及びそれらの者の家 族に対してのみ適用する。 <新設> 日本政府は,合衆国軍隊の 構成員,軍属及びその家族が不法行為, 犯罪,又は地域住民の安全を脅かす行 為を行ったと認める場合は,当該行為 者が施設及び区域外に出ることを禁止 することができる。 <新設> 人,及び動植物の検疫に関 9 しては,日本国の国内法を適用する。 第12条<現 10 条>(運転免許・車輌) 1 (a) 日本国は,合衆国が合衆国軍隊 家 の構成員及び軍属並びにそれらの 族に対して発給した運転許可証若し くは運転免許証又は軍の運転許可証 を,日本国の交通法規に関する講習 を受けることを条件として,運転者 試験又は手数料を課さないで,有効 6 (同文) 第10条 1 (下記箇所を除き同文) ・・・ 軍の運転免許証 を,運転者試験又は手数料を課さな

(13)

なものとして承認する。 (b)<新設> 合衆国軍隊の構成員及 び軍属並びにそれらの家族は,施設 及び区域外において(a)の資格に基 づいて車両を運転する際には,その 受講済証明書を携帯しなければなら ない。 合衆国軍隊及び軍属用の公用車両 2 は,それを容易に識別させる明確な番 3 私有車両は,日本国に 第1 号標又は個別の記号を付けていなけれ ばならない。 合衆国軍隊の構成員及び軍属並びに それらの家族の 適用される条件と同一の条件で取得す る日本国の登録番号標を付けていなけ ればならない。 3条<現 11 条>(関税) 1 合衆国軍隊の構成員及び軍属並びに 定中に規定が 2 条 それらの家族は,この協 ある場合を除くほか,日本国の税関当 局が執行する法令に服さなければな らない。 合衆国軍隊,合衆国軍隊の公認調達 機関又は第17 に定める諸機関が 合衆国軍隊の公用のため又は合衆国 軍隊の構成員及び軍属並びにそれら の家族の使用のため輸入するすべて の資材,需品及び備品並びに合衆国軍 隊が専用すべき資材,需品及び備品又 は合衆国軍隊が使用する物品若しく は施設に最終的には合体されるべき 資材,需品及び備品は,日本国に入れ ることを許される。この輸入には,関 税その他の課徴金を課さない。前記の 資材,需品及び備品は,合衆国軍隊, いで・・・・・ 2 (同文) 3 (同文) 第11条 1 (同文) 2(下記箇所を除き同文)・・公認調達 機 関 又 は 第 15 条 に 定 め る 諸 機 関・・・・

(14)

合衆国軍隊の公認調達機関又は第1 7条に定める諸機関が輸入するもの である旨の適当な証明書(合衆国軍隊 が専用すべき資材,需品及び備品又は 合衆国軍隊が使用する物品若しくは 施設に最終的には合体されるべき資 材,需品及び備品にあっては,合衆国 軍隊が前記の目的のために受領すべ き旨の適当な証明書)を必要とする。 合衆国軍隊の構成員及び軍属並びに それらの家族に仕向けられ,かつ,こ 3 ( め最初に到着 (b 家族の私用のため輸入す (c 私用のため合衆国 4 とし,関税 れらの者の私用に供される財産には, 関税その他の課徴金を課する。ただ し,次のものについては,関税その他 の課徴金を課さない。 a) 合衆国軍隊の構成員若しくは軍属 が日本国で勤務するた した時に輸入し,又はそれらの家族が 当該合衆国軍隊の構成員若しくは軍 属と同居するため最初に到着した時 に輸入するこれらの者の私用のため の家具及び家庭用品並びにこれらの 者が入国の際持ち込む私用のための 身回品 ) 合衆国軍隊の構成員又は軍属が自 己又はその る車両及び部品 ) 合衆国軍隊の構成員及び軍属並び にそれらの家族の において通常日常用として購入され る種類の合理的な数量の衣類及び家 庭用品で,合衆国軍事郵便局を通じて 日本国に郵送されるもの 2及び3で与える免除は,物の輸入 の場合のみに適用するもの 及び内国消費税がすでに徴収された ・・・・・・・・・・・・機関又は第1 5条に定める・・・・ 3 (同文) 4 (同文)

(15)

物を購入する場合に,当該物の輸入の 際税関当局が徴収したその関税及び 内国消費税を払いもどすものと解し てはならない。 税関検査は,次のものの場合には行 なわないものとす 5 る。 衆国軍隊の部 (b 事郵便路線上にある公用郵便物 び合衆国の当局が 7 を受けて日本国に輸 8 この条の規定に従って合衆国軍 9 が執行する法 (a) 命令により日本国に入国し,又は 日本国から出国する合 隊 ) 公用の封印がある公文書及び合衆 国軍 (c) 合衆国政府の船荷証券により船積 みされる軍事貨物 6 関税の免除を受けて日本国に輸入さ れた物は,日本国及 相互間で合意する条件に従って処分 を認める場合を除くほか,関税の免除 を受けて当該物を輸入する権利を有 しない者に対して日本国内で処分し てはならない。 2及び3の規定に基づき関税その他 の課徴金の免除 入された物は,関税その他の課徴金の 免除を受けて再輸出することができ る。 合衆国軍隊は,日本国の当局と協力 して, 隊,合衆国軍隊の構成員及び軍属並び にそれらの家族に与えられる特権の 濫用を防止するため必要な措置を執 らなければならない。 (a) 日本国の当局及び合衆国軍隊は, 日本国政府の税関当局 令に違反する行為を防止するため, 調査の実施及び証拠の収集について 相互に援助しなければならない。 5 (同文) 6 (同文) 7 (同文) 8 (同文) 9 (同文)

(16)

(b 行 (c 家族が ( に 第14 ) 合衆国軍隊は,日本国政府の税関 当局によって又はこれに代わって なわれる差押えを受けるべき物件が その税関当局に引き渡されることを 確保するため,可能なすべての援助 を与えなければならない。 ) 合衆国軍隊は,合衆国軍隊の構成 員若しくは軍属又はそれらの 納付すべき関税,租税及び罰金の納 付を確保するため,可能なすべての 援助を与えなければならない。 d) 合衆国軍隊に属する車両及び物 件で,日本国政府の関税又は財務 関する法令に違反する行為に関連し て日本国政府の税関当局が差し押え たものは,関係部隊の当局に引き渡 さなければならない。 条<現 12 条>(調達) 1 合衆国は,この協定の目的のため又 るところによ 2 な資材,需品,備品及び役 はこの協定で認められ り日本国で供給されるべき需品又は 行なわれるべき工事のため,供給者又 は工事を行なう者の選択に関して制 限を受けないで契約することができ る。そのような需品又は工事は,また, 両政府の当局間で合意されるときは, 日本国政府を通じて調達することが できる。 現地で供給される合衆国軍隊の維持 のため必要 務でその調達が日本国の経済に不利 な影響を及ぼすおそれがあるものは, 日本国の権限のある当局との調整の 下に,また,望ましいときは日本国の 権限のある当局を通じて又はその援 第12条 1 (同文) 2 (同文)

(17)

助を得て,調達しなければならない。 合衆国軍隊又は合衆国軍隊の公認調 達機関が適当な証明書を附して日本 3 ( ( 税 衆国軍隊が使用するた ,需品,備品及び役 4 国で公用のため調達する資材,需品, 備品及び役務は,日本の次の租税を免 除される。 a) 物品税 b) 通行税 (c) 揮発油税 (d) 電気ガス 最終的には,合 め調達される資材 務は,合衆国軍隊の適当な証明書があ れば,物品税及び揮発油税を免除され る。両政府は,この条に明示していな い日本の現在の又は将来の租税で,合 衆国軍隊によって調達され,又は最終 的には合衆国軍隊が使用するため調 達される資材,需品,備品及び役務の 購入価格の重要なかつ容易に判別す ることができる部分をなすと認めら れるものに関しては,この条の目的に 合致する免税又は税の軽減を認める ための手続について合意するものと する。 現地の労務に対する合衆国軍隊及び 第17条に定める諸機関の需要は,日 5 本国の当局の援助を得て充足される。 所得税,地方住民税及び社会保障の ための納付金を源泉徴収して納付す るための義務並びに,相互間で別段の 合意をする場合を除くほか,賃金及び 諸手当に関する条件その他の雇用及 び労働の条件,労働者の保護のための 条件並びに労働関係に関する労働者 の権利は,日本国の法令で定めるとこ 3 (同文) 4 (下記箇所を除き同文)・・・及び 第15条に定める・・・・・・ 5 (同文)

(18)

ろによらなければならない。 合衆国軍隊又は第17条 6 に定める機 関により労働者が解職され,かつ,雇 ( 判所又は労働委員 (b とを希望しな (c (d 期間内にそのような解 用契約が終了していない旨の日本国 の裁判所又は労働委員会の決定が最 終的のものとなった場合には,次の手 続が適用される。 a) 日本国政府は,合衆国軍隊又は前 記の機関に対し,裁 会の決定を通報する。 ) 合衆国軍隊又は前記の機関が当該 労働者を就労させるこ いときは,合衆国軍隊又は前記の機関 は,日本国政府から裁判所又は労働委 員会の決定について通報を受けた後 7日以内に,その旨を日本国政府に通 告しなければならず,暫定的にその労 働者を就労させないことができる。 ) 前記の通告が行なわれたときは, 日本国政府及び合衆国軍隊又は前記 の機関は,事件の実際的な解決方法を 見出すため遅滞なく協議しなければ ならない。 ) (c)の規定に基づく協議の開始の日 から三十日の 決に到達しなかったときは,当該労働 者は,就労することができない。この ような場合には,合衆国政府は,日本 国政府に対し,当該労働者の残存就労 期間の賃金,又は両政府間で合意され る10年を下回らない期間の当該労 働者の賃金のいずれかを支払わなけ ればならない。 新設> 合衆国軍隊又は17条に定 7< める機関により労働者が解職以外の 処分に処せられされ,かつ,同処分を 6 (下記箇所を除き同文)・・・第1 5条に定める・・・・・ (a) (同文) (b) (同文) (c) (同文) (d) (下記箇所を除き同文) ・・・・・・日本 国政府に対し,両政府で合意される 期間の当該労働者の雇用の費用に 等しい額を支払わなければならな い。

(19)

違法と判断する旨の,若しくは,是正 されるべきである旨の日本国の裁判 所又は労働委員会の決定が最終的の ものとなった場合,合衆国軍隊はこれ を遵守するものとする。 現7> 8< 軍属は,雇用の条件に関し て日本国の法令に服さない。 9<現8> 合衆国軍隊の構成員及び軍 並びにそれらの家族は,日本 属 国にお 10 ける物品及び役務の個人的購入につ いて日本国の法令に基づいて課され る租税又は類似の公課の免除をこの 条の規定を理由として享有すること はない。 <現9> 3に掲げる租税の免除を 受けて日本国で購入した物は,日本国 第1 現 13 条> 及び合衆国の当局が相互間で合意す る条件に従って処分を認める場合を 除くほか,当該租税の免除を受けて当 該物を購入する権利を有しない者に 対して日本国内で処分してはならな い。 5条< (租税) 1 合衆国軍隊は,合衆国軍隊が日本国 ,又は移転す 2 これらの者が合衆国 において保有し,使用し る財産について租税又は類似の公課 を課されない。 合衆国軍隊の構成員及び軍属並びに それらの家族は, 軍隊に勤務し,又は合衆国軍隊若しく は第17条に定める諸機関に雇用さ れた結果受ける所得について,日本国 政府又は日本国にあるその他の課税 権者に日本の租税を納付する義務を 負わない。この条の規定は,これらの 7 (同文) 8 (同文) 9 (同文) 第13条 1 (同文) 2 (下記箇所を除き同文) ・・・若しく は第15条に定める諸機関に・・・

(20)

者に対し,日本国の源泉から生ずる所 得についての日本の租税の納付を免 除するものではなく,また,合衆国の 所得税のために日本国に居所を有す ることを申し立てる合衆国市民に対 し,所得についての日本の租税の納付 を免除するものではない。これらの者 が合衆国軍隊の構成員若しくは軍属 又はそれらの家族であるという理由 のみによって日本国にある期間は,日 本の租税の賦課上,日本国に居所又は 住所を有する期間とは認めない。 合衆国軍隊の構成員及び軍属並びに それらの家族は,これらの者が一時 3 的 に日本国にあることのみに基づいて 日本国に所在する有体又は無体の動 産の保有,使用,これらの者相互間の 移転又は死亡による移転についての 日本国における租税を免除される。た だし,この免除は,投資若しくは事業 を行なうため日本国において保有さ れる財産又は日本国において登録さ れた無体財産権には適用しない。この 条の規定は,私有車両の保有,運行及 び道路の使用,私有不動産について納 付すべき租税の免除を与える義務を 定めるものではない。 6条<現 14 条> 第1 (指定契約者の地位) 1 通常合衆国に居住する人(合衆国の 法律に基づいて組織された法人を含 む。)及びその被用者で,合衆国軍隊 のための合衆国との契約の履行のみ を目的として日本国にあり,かつ,合 衆国政府が2の規定に従い指定する ものは,この条に規定がある場合を除 3 (下記箇所を除き同文) ・・・・私有車両による道路の 使用,私有不動産・・・・ 第14条 1 (同文)

(21)

くほか,日本国の法令に服さなければ ならない。 1にいう指定は,日本国政府との協 議の上で行な 2 われるものとし,かつ, 取り消すものとす (a 行が終わったとき。 の事業活 (c) る 行なっているとき。 明があ ( 安全上の考慮,関係業者の技術上の適 格要件,合衆国の標準に合致する資材 若しくは役務の欠如又は合衆国の法 令上の制限のため競争入札を実施す ることができない場合に限り行なわ れるものとする。 前記の指定は,次のいずれかの場合 には,合衆国政府が る。 ) 合衆国軍隊のための合衆国との契 約の履 (b) それらの者が日本国において合衆 国軍隊関係の事業活動以外 動に従事していることが立証された とき。 それらの者が日本国で違法とされ 活動を 3 前記の人及びその被用者は,その身 分に関する合衆国の当局の証 るときは,この協定による次の利益を 与えられる。 a) 第6条2に定める出入及び移動の 権利 (b) 第11条の規定による日本国への 入国 (c) 合衆国軍隊の構成員及び軍属並び にそれらの家族について第13条3 に定める関 税その他の課徴金の免 除 合衆国政府により認められたとき は, (d) 第17条に定める諸機関の役務 を利用する権利 2 (同文) 3 (下記箇所を除き同文) (a) 第5条2に定める・・・・ (b) 弟9条の規定に・・・・ (c) ・・・の家族について第11条3 に定める・・・・ (d) ・・・・・・・・・

(22)

(e) いて第23条2 合衆国軍隊の構成員及び軍属並びに それらの家族につ に定 (f) 条 めるもの 合衆国政府により認められたとき は,第24 に定めるところにより (g) 軍票を使用する権利 第25条に定める郵便施設の利用 雇用の条件に関する (h) 日本国の法令 分 旅券に記載され 5 保有し, 6 官憲の証明がある の適用からの除外 4 前記の人及びその被用者は,その身 の者であることが ていなければならず,その到着,出 発及び日本国にある間の居所は,合 衆国軍隊が日本国の当局に随時に通 告しなければならない。 前記の人及びその被用者が1に掲げ る契約の履行のためにのみ 使用し,又は移転する減価償却資産 (家屋を除く。)については,合衆国 軍隊の権限のある官憲の証明がある ときは,日本の租税又は類似の公課 を課されない。 前記の人及びその被用者は,合衆国 軍隊の権限のある ときは,これらの者が一時的に日本 国にあることのみに基づいて日本国 に所在する有体又は無体の動産の保 有,使用,死亡による移転又はこの 協定に基づいて租税の免除を受ける 権利を有する人若しくは機関への移 転について日本国における租税を免 除される。ただし,この免除は,投 資のため若しくは他の事業を行うた め日本国において保有される財産又 は日本国において登録された無体財 産権には適用しない。この条の規定 は,第15条に定める・・・・ (e) ・・の家族について第19条2に定 める・・・ (f) ・・・ きは,第20条に定める・・・・ (g) 第21条に定める・・・・ (h) (同文) 4 (同文) 5 (同文) 6 (下記箇所を除き同文)

(23)

は,私有車両の保有,運行及び道路の 使用について納付すべき租税の免除 を定めるものではない。 1に掲げる人及びその被用者は,こ の協定に定めるいずれかの 7 施設又は 8 対し,日本国において 区域の建設,維持又は運営に関して 合衆国政府と合衆国において結んだ 契約に基づいて発生する所得につい て,日本国政府又は日本国にあるそ の他の課税権者に所得税又は法人税 を納付する義務を負わない。この項 の規定は,これらの者に対し,日本 国の源泉から生ずる所得についての 所得税又は法人税の納付を免除する ものではなく,また,合衆国の所得 税のために日本国に居所を有するこ とを申し立てる前記の人及びその被 用者に対し,所得についての日本の 租 税 の 納 付 を 免 除 す る も の で は な い。これらの者が合衆国政府との契 約の履行に関してのみ日本国にある 期間は,前記の租税の賦課上,日本 国に居所又は住所を有する期間とは 認めない。 日本国の当局は,1に掲げる人及び その被用者に 犯す罪で日本国の法令によって罰す ることができるものについて裁判権 を行使する第一次の権利を有する。 日本国の当局が前記の裁判権を行使 しないことに決定した場合には,日 本国の当局は,できる限りすみやか に合衆国の軍当局にその旨を通告し なければならない。この通告があっ たときは,合衆国の軍当局は,これ らの者に対し,合衆国の法令により ・・・・私有車両による道路の 使用について・・・・ 7 (同文) 8 (同文)

(24)

与えられた裁判権を行使する権利を 有する。 条<現 15 第17 条>(販売所等の諸機関) 1(a) 合衆国の軍当局が公認し,かつ, (b 売 2 の は,1(b)に定める場合を除 3 規制する海軍販売所,ピー・エック ス,食堂,社交クラブ,劇場,新聞 その他の歳出外資金による諸機関 は,合衆国軍隊の構成員及び軍属並 びにそれらの家族の利用に供する ため,合衆国軍隊が使用している施 設及び区域内に設置することがで きる。これらの諸機関は,この協定 に別段の定めがある場合を除くほ か,日本の規制,免許,手数料,租 税又は類似の管理に服さない。 ) 合衆国の軍当局が公認し,かつ, 規制する新聞が一般の公衆に販 されるときは,当該新聞は,その頒 布に関する限り,日本の規制,免許, 手数料,租税又は類似の管理に服す る。 これらの諸機関による商品及び役務 販売に くほか,日本の租税を課さず,これら の諸機関による商品及び需品の日本 国内における購入には,日本の租税を 課する。 これらの諸機関が販売する物品ないし 提供する役務は,これらの諸機関から購 入し又は提供を受けることの許されな い者に対して,日本国内において処分又 は提供してはならない。 ただし,日本国及び合衆国当局が, 相互間で合意する条件に従って処分 又は提供を認める場合は,この限りで 第15条 1 (同文) 2 (同文) 3 これらの諸機関が販売する物品 は,日本国及び合衆国の当局が相互 で合意する条件に従って処分を認め る場合を除くほか,これらの諸機関 から購入することを認められないも のに対して日本国内で処分してはな

(25)

ない。 この条に掲げる諸機関は,日本国の 当局に対 4 し,日本国の税法が要求する 第1 17 条> ところにより資料を提供するものと する。 8条<現 (刑事裁判権) 1 この条の規定に従うことを条件とし するすべての者に対し,合衆国 (b 族 2(a 者に対し,合衆国の法令に (b (c て, (a) 合衆国の軍当局は,合衆国の軍法 に服 の法令により与えられたすべての 刑事及び懲戒の裁判権を日本国に おいて行使する権利を有する。 ) 日本国の当局は,合衆国軍隊の構 成員及び軍属並びにそれらの家 に対し,日本国の領域内で犯す罪で 日本国の法令によって罰すること ができるものについて,裁判権を有 する。 ) 合衆国の軍当局は,合衆国の軍法 に服する よって罰することができる罪で日 本国の法令によっては罰すること ができないもの(合衆国の安全に関 する罪を含む。)について,専属的 裁判権を行使する権利を有する。 ) 日本国の当局は,合衆国軍隊の構 成員及び軍属並びにそれらの家族 に対し,日本国の法令によって罰す ることができる罪で合衆国の法令 によっては罰することができない もの(日本国の安全に関する罪を含 む。)について,専属的裁判権を行 使する権利を有する。 ) 2及び3の規定の適用上,国の安 らない。 4 (同文) 第17条 1 (同文) 2 (同文)

(26)

全に関する罪は,次のものを含む。 3 裁判 合に が適用される。 する罪又はもっ (ii (i) 当該国に対する反逆 (ii) 妨害行為(サボタージュ), 謀報行為又は当該国の公務上若 しくは国防上 の秘密に関する 法令の違反 権を行使する権利が競合する場 は,次の規定 (a) 合衆国の軍当局は,次の罪につい ては,合衆国軍隊の構成員又は軍属 に対して裁判権を行使する第一次 の権利を有する。 (i) もっばら合衆国の財産若しく は安全のみに対 ばら合衆国軍隊の他の構成員若 しくは軍属若しくは合衆国軍隊 の構成員若しくは軍属の家族の 身体若しくは財産のみに対する 罪 ) 公務執行中の作為又は不作 為から生ずる罪で,合衆国軍隊 が合理的根拠に基づき日本国の 司法に委ねることが相当でない と判断するもの の他の罪については,日本国の が,裁判権を行使 (b) そ 当局 する第一次の (c 権利を有する。 )<新設> (a)(ii)の公務執行中で あるか否かの認定にあたって,日本 国の要請があった場合には,合衆国 の軍当局は,該当する罪が公務執行 中であると判断するとき,充分な証 拠資料を添付した証明書を日本国 の当局に提出しなければならない。 日本国の当局は,この認定につい て,日米合同委員会における協議の 3 (a) (下記箇所を除き同文) (ii) 公務執行中の作為又は不作 為から生ずる罪 (b) (同文)

(27)

対象とすることができる。 ) <現(c)> 第一次の権利を有す る国は,裁判権を行使しない (d ことに 4 日 国に通常居住する 5( ,日本国の領域内における合衆 (b ,合衆国軍隊の構成員若しく (c は軍属たる被 決定したときは,できる限りすみや かに他方の国の当局にその旨を通 告しなければならない。第一次の権 利を有する国の当局は,他方の国が その権利の放棄を特に重要である と認めた場合において,その他方の 国の当局から要請があったときは, その要請に好意的考慮を払わなけ ればならない。 前諸項の規定は,合衆国の軍当局が 本国民又は日本 者に対し裁判権を行使する権利を有 することを意味するものではない。 ただし,それらの者が合衆国軍隊の 構成員であるときは,この限りでな い。 a) 日本国の当局及び合衆国の軍当 局は 国軍隊の構成員若しくは軍属又は それらの家族の逮捕及び前諸項の 規定に従って裁判権を行使すべき 当局へのそれらの者の引渡しにつ いて,相互に援助しなければならな い。 ) 日本国の当局は,合衆国の軍当局 に対し は軍属又はそれらの家族の逮捕に ついてすみやかに通告しなければ ならない。 ) 日本国が裁判権を行使すべき合 衆国軍隊の構成員又 疑者の拘禁は,日本国の拘禁施設に おいて行う。 (c) (同文) 4 (同文) 5 (下記箇所を除き同文) (a) (同文) (b) (同文) (c) (下記箇所を除き同文) ・・・・

(28)

(d)<新設>(c)の拘禁については,合衆 国の軍当局は,有罪の判決が確定す るまで,拘禁状況につき日本国の当 局と共同して状況の視察を行い,拘 禁者の処遇につき意見を述べるこ とができる。日本国はその意見につ き好意的考慮を払う。 ) 日本国の当局及び合衆国の軍当 局は,犯罪についてのす 6(a べての必要 (b 判権を行使する権利が競合す な捜査の実施並びに証拠の収集及 び提出(犯罪に関連する物件の押収 及び相当な場合にはその引渡しを 含む。)について,相互に援助しな ければならない。ただし,それらの 物件の引渡しは,引渡しを行なう当 局が定める期間内に還付されるこ とを条件として行なうことができ る。 ) 日本国の当局及び合衆国の軍当局 は,裁 るすべての事件の処理について,相 互に通告しなければならない。 (c)<新設>合衆国の軍当局は,第1次 裁判権を行使するときは,その裁判 を日本国の当局,被害者及びその親 族,それらの代理人たる弁護士に公 開しなければならない。 ) 死刑の判決は,日本国の法制が同 様の場合に死刑を規定し 7(a ていない (b 日本国 場合には,合衆国の軍当局が日本国 内で執行してはならない。 ) 日本国の当局は,合衆国の軍当局 がこの条の規定に基づいて の領域内で言い渡した自由刑の執 被疑者の拘禁は,その者の身柄が合 衆国の手中にあるときは,日本国に より公訴が提起されるまでの間,合 衆国が引き続き行う。 6 (下記箇所を除き同文) (a) 〖同文) (b) (同文) 7 (同文)

(29)

行について合衆国の軍当局から援 助の要請があっときは,その要請に 好意的考慮を払わなければならな い。 被告人がこの条の規定に従って日本 8 国の当局又は合衆国の軍当局のいず 9 の家族は,日本国の裁判権 れかにより裁判を受けた場合におい て,無罪の判決を受けたとき,又は 有罪の判決を受けて服役していると き,服役したとき,若しくは赦免さ れたときは,他方の国の当局は,日 本国の領域内において同一の犯罪に ついて重ねてその者を裁判してはな らない。ただし,この項の規定は, 合衆国の軍当局が合衆国軍隊の構成 員を,その者が日本国の当局により 裁判を受けた犯罪を構成した作為又 は不作為から生ずる軍紀違反につい て,裁判することを妨げるものでは ない。 合衆国軍隊の構成員若しくは軍属又 はそれら に基づいて逮捕され,又は公訴を提 起された場合には,いつでも,次の 権利を有する。 ) (a <現e> 自己の弁護のため自己の 選択する弁護人をもつ権利又は日 本国でその当時通常行なわれてい る条件に基づき費用を要しないで 若しくは費用の補助を受けて弁護 人をもつ権利 (b) <新設> 取調べに弁護人の立会 いを求め,助言を受ける権利 (c) <新設> 取調べの公正さを確保 するために,取調べの全過程をビ デオにて録画し,後日検証を行え 8 (同文) 9 (下記箇所を除き同文) ・・・・裁判権 に基づいて公訴を提起された場合 は・・・ (e) (同文)

(30)

るようにする権利 (d)<現 a> 遅滞なく迅速な裁判を受 ける権利 の通知を受ける権利 (e)<現b> 公判前に自己に対する具 体的な訴因 (f)<現c> 裁判において,自己に不 利な証人と対決する権利 (g)<現d> 裁判において,証人が日 国の管轄内にあるときは, 本 自己の (h 用いる権利 己の裁判に 10(a ために強制的手続により証人を求 める権利 ) <現 f> 必要と認めたときは,有 能な通訳を (i) <現 g> 合衆国の政府の代表者 と連絡する権利及び自 その代表者を立ち会わせる権利 ) 合衆国軍隊の正規に編成された 部隊又は編成隊は,第4条の規定に 基づき使用する施設及び区域にお いて警察権を行なう権利を有する。 合衆国軍隊の軍事警察は,それらの 施設及び区域において,秩序及び安 全の維持を確保するため合衆国の 法令に基づきすべての適当な措置 を執ることができる。 ) 前記の施設及び区域の外部にお いては,前記の軍事警察 (b は,必ず日 本国の法令に基づき,日本国の当局 との取極に従うことを条件とし,か つ,日本国の当局と連絡して使用さ れるものとし,その使用は,合衆国 軍隊の構成員の間の規律及び秩序 の維持のため必要な範囲内に限る ものとする。 11 削除) (現 (a) 〖同文) (b) (同文) (c) 自己に不利な証人と対決する 権利 (d) 証人が日本国の管轄内にあ るときは,自己のために強制的 手続により証人を求める権利 (f) (同文) (g) (同文) 10(a) (下記箇所を除き同文) ・・又は編成隊は,第2条の規定に 基づき・・・・ ・・・・・・・・・・秩序及び安 全の維持を確保するためすべての 適当な措置を執ることができる。 (b) (下記箇所を除き同文) ・・・・・必ず日 本国の当局との取極めに・・・

(31)

11<現12> この条の規定は,この協定 の発効前に犯したいかなる罪にも適用 しない。それらの事件に対しては,日 本国とアメリカ合衆国との間の安全保 障条約第3条に基づく本改訂前の地位 協定第17 条の当該時に存在した規定 を適用する。 条<現 18 条> 第19 (請求権・民事裁判権) 各当事国は,自国が所有し,かつ, の (b 防衛隊 1 自国の陸上,海上又は航空の防衛隊が 使用する財産に対する損害について は,次の場合には,他方の当事国に対 するすべての請求権を放棄する。 (a) 損害が他方の当事国の防衛隊の 構成員又は被用者によりその者 公務の執行中に生じた場合 ) 損害が他方の当事国が所有する 車両,船舶又は航空機でその が使用するものの使用から生じた 場合。ただし,損害を与えた車両, 船舶若しくは航空機が公用のため 使用されていたとき,又は損害が公 用のため使用されている財産に生 じたときに限る。 海難救助についての一方の当事 11 相互協力及び安全保障条約第5条 の規定が適用される敵対行為が生 じた場合には,日本国政府及び合衆 国政府のいずれの一方も,他方の政 府に対し60 日前に予告を与えるこ とによって,この条のいずれの規定 の適用も停止させる権利を有する。 この権利が行使されたときは,日本 政府及び合衆国政府は,適用を停止 される規定に代わるべき適当な規 定を合意する目的をもって直ちに 協議しなければならない。 12 (下記箇所を除き同文) ・・・・・・安全保 障条約第3条に基づく行政協定第 17 条の当該時に存在した規定を適 用する。 第18条 1 (同文)

(32)

国 する請求権は, 2( ある (b 級の (c (d (iii)の規定に従 (e 府が,仲裁人の (f ドル の他方の当事国に対 放棄する。ただし,救助された船舶又 は積荷が,一方の当事国が所有し,か つ,その防衛隊が公用のため使用して いるものであった場合に限る。 a) いずれか一方の当事国が所有す るその他の財産で日本国内に ものに対して1に掲げるようにし て損害が生じた場合には,両政府が 別段の合意をしない限り,(b)の規 定に従って選定される一人の仲裁 人が,他方の当事国の責任の問題を 決定し,及び損害の額を査定する。 仲裁人は,また,同一の事件から生 ずる反対の請求を裁定する。 ) (a)に掲げる仲裁人は,両政府間 の合意によって,司法関係の上 地位を現に有し,又は有したことが ある日本国民の中から選定する。 ) 仲裁人が行なった裁定は,両当事 国に対して拘束力を有する最終的 のものとする。 ) 仲裁人が裁定した賠償の額は,5 (e)(i),(ii)及び って分担される。 ) 仲裁人の報酬は,両政府間の合意 によって定め,両政 任務の逐行に伴う必要な費用とと もに,均等の割合で支払う。 ) もっとも,各当事国は,いかなる 場合においても千四百合衆国 又は五十万四千円までの額につい ては,その請求権を放棄する。これ らの通貨の間の為替相場に著しい 変動があった場合には,両政府は, 前記の額の適当な調整について合 2 (同文)

(33)

意するものとする。 1及び2の規定の適用上,船舶につ て「当事国が所有する 3 い 」というとき 4 の執行に従事している間 5 の作為若しくは不作為 は,その当事国が裸用船した船舶,裸 の条件で徴発した船舶又は拿捕した 船舶を含む。ただし,損失の危険又は 責任が当該当事国以外の者によって 負担される範囲については,この限り でない。 各当事国は,自国の防衛隊の構成員 がその公務 に被った負傷又は死亡については,他 方の当事国に対するすべての請求権 を放棄する。 公務執行中の合衆国軍隊の構成員若 しくは被用者 又は合衆国軍隊が法律上責任を有す るその他の作為,不作為若しくは事故 で,日本国において同事故から生じる 合衆国,合衆国軍隊の構成員又はその 被用者に対する日本国政府外の第三 者の請求権(契約による請求権及び6 又は7の規定の適用を受ける請求権 を除く。)は,日本国の裁判所の管轄 権に服する。同請求権については,日 本国が次の規定に従って処理する。 a) 請求は,日本国の自衛隊の行動か ら生ずる請求権に関する日本国の ( (b) も ,合 (c 本国の権 法令に従って,提起し,審査し,か つ,解決し,又は裁判する。 日本国は,前記のいかなる請求を 解決することができるものとし 意され,又は裁判により決定された額 の支払を日本円で行なう。 ) 前記の支払(合意による解決に従 ってされたものであると日 3 (同文) 4 (同文) 5 (下記箇所を除き同文) ・・・・・・・・・・・・・・事故 で,日本国において日本国政府以外 の第三者に損害を与えたものから 生じる請求権(契約による請求権及 び6又は7の規定の適用を受ける 請求権を除く。)は,日本国が次の 規定に従って処理する。 (a) (同文) (b) (同文)

(34)

限のある裁判所による栽判に従って されたものであるとを問わない。)又 は支払を認めない旨の日本国の権限 のある裁判所による確定した裁判は, 両当事国に対し拘束力を有する最終 的のものとする。 ) 日本国が支払をした各請求は,そ の明細並びに(e)( (d i)及び(ii)の規定 (e 両 ,又 による分担案とともに,合衆国の当局 に通知しなければならない。二箇月以 内に回答がなかったときは,その分担 案は,受諾されたものとみなす。 ) (a)から(d)まで及び2の規定に従 い請求を満たすため要した費用は, 当事国が次のとおり分担する。 (i) 合衆国のみが責任を有する場 合には,裁定され,合意され は裁判により決定された額は,そ の全額を合衆国が負担する。 i) 日本国及び合衆国が損害に (i つ いて責任を有する場合には,裁定 (ii 各事件について日本国が され,合意され,又は裁判により 決定された額は,両当事国が均等 に分担する。損害が日本国又は合 衆国の防衛隊によって生じ,か つ,その損害をこれらの防衛隊の いずれか一方又は双方の責任と して特定することができない場 合には,裁定され,合意され,又 は裁判により決定された額は,日 本国及び合衆国が均等に分担す る。 i) 比率に基づく分担案が受諾 された 六箇月の期間内に支払った額の (c) (同文) (d) (同文) (e) (下記箇所を除き同文) ・・・・・・・・・・・額は,そ の25 パーセントを日本国が,その 75 パーセントを合衆国が分担す る。

(35)

明細書は,支払要請書とともに, 六箇月ごとに合衆国の当局に送 付する。その支払は,できる限り すみやかに日本円で行なわなけ ればならない。 新設>損害賠償請求以外の請求 (f)< については,日本国の裁判所の最終判 断に基づき日本国政府が合衆国政府 と交渉し,裁判所の判断を実現するも のとする。

(36)

(a) 日本国が支払いをした各請求は, その明細並びに(b)(i)及び(ii)の 規定による分担案とともに,合衆国 の当局に通知しなければならない。 2箇月以内に回答がなかったとき は,その分担案は,受諾されたもの とみなす。 前記の請求を満たすために要した (b) 費用は,両当事国が次のとおり分担 する。 ) 合衆国軍隊の構成員若しくは被 (i 用者又はそれらの家族のみが損害 について責 任を有する場合には, 裁定され,合意され,又は裁判によ り決定され,又は裁判により決定さ れた額の全額を合衆国が分担する。 (ii) 合衆国軍隊の構成員若しくは被 用者又はそれらの家族及びそれ以 外の者が損害について責任を有す る場合には,裁定され,合意され, 又は裁判により,決定された額は, 両当事国が均等に分担する。 i) 5(e)(iii)の規定は,この項の分 (ii 担の支払いについて準用する。 (c) この項の規定は,日本国のした支払 い又は5(f) に基づく措置がその請 求を完全に満たすものとして行わ れたものでない限り,前記の作為又 は不作為により損害を受けた者,そ の他請求権を有する者が合衆国軍 隊の構成員もしくは被用者又はそ れらの家族に対する民事の訴えそ の他の請求権の行使をすることを 妨げるものではない。 合衆国軍隊の車両の許容されていな 使用から生ずる請求権 7 い は,合衆国 (a) 日本国の当局は,当該事件に関 するすべての事情8損害を受けた 者の行動を含む。)を考慮して,公 平かつ公正に請求を審査し,及び 請求人に対する補償金を査定し, 並びにその事件に関する報告書を 作成する。 (b) その報告書は,合衆国の当局に 交付するものとし,合衆国の当局 は,遅滞なく,慰謝料の支払いを 申し出るかどうかを決定し,かつ, 申し出る場合には,その額を決定 する。 (c) 慰謝料の支払の申出があった場 合において,請求人がその請求を 完全に満たすものとしてこれを受 諾したときは,合衆国の当局は, み ず か ら 支 払 を し な け れ ば な ら ず,かつ,その決定及び支払った 額を日本の当局に通知する。 (d) この項の規定は,支払が請求を 完全に満たすものとして行われ たものでない限り,合衆国軍隊の 構成員又は被用者に対する訴え を受諾する日本国の裁判所の裁 判権に影響を及ぼすものではな い。

(37)

軍隊が法律上責任を有する場合を除 くほか,6の規定に従って処理する。 8削除) (現 8<現9> a) 合衆国は,日本国の裁判所の民事裁 しては,5(g)に定める範囲 (b) 内に日本国の法律に基づき強 (c) ( 判権に関 を除くほか,合衆国軍隊の構成員又は 被用者に対する日本国の裁判所の裁 判権からの免除を請求してはならな い。 合衆国軍隊が使用している施設及 び区域 制執行を行なうべき私有の動産(合衆 国軍隊が使用している動産を除く。) があるときは,合衆国の当局は,日本 国の裁判所の要請に基づき,その財産 を差し押えて日本国の当局に引き渡 さなければならない。 <新設> 金銭請求権を有する者は, 日本国の法律に基づき合衆国軍隊の 構成員,軍属又は被用者,並びに第1 7条に定める諸機関被用者の賃金,合 衆国又は17 条が定める諸機関を債務 者とする債権を差し押さえることが できる。差し押さえられたときは,合 衆国の当局,又は第17 条に定める諸 7 (同文) 8 合衆国軍隊の構成員又は被用者の 不法の作為又は不作為が公務執行中 にされたものであるかどうか,また, 合衆国軍隊の車両の使用が許容され ていたものであるかどうかについて 紛争が生じたときは,その問題は,2 (b)の規定に従って選任された仲裁 人に付託するものとし,この点に関 する仲裁人の裁定は,最終的なもの とする。 9 (a) (同文) (b) (同文)

(38)

機関は,差し押さえられた金員を差し 押さえた債権者に引き渡さなければ ならない。 <現c> 日本国及び合衆国の当局 は,この条の (d) 規定に基づく請求の公平 な審理,処理,裁判のための書類の送 付,証人調べ,検証,証拠の入手等に ついて協力するものとする。 現 10> 9< 合衆国軍隊による又は合衆 国軍隊のための資材,需品,備品,役 10< 務及び労務の調達に関する契約から 生ずる紛争でその契約の当事者によ って解決されないものは,調停のため 合同委員会に付託することができる。 ただし,この項の規定は,契約の当事 者が有することのある民事の訴えを 提起する権利を害するものではない。 現11> この条にいう「防衛隊」 とは,日本国についてはその自衛隊を いい,合衆国についてはその軍隊をい うものと了解される。 <現 12> 11 2及び5の規定は,非戦闘 行為に伴って生じた請求権について 12 のみ適用する。 <現13> この条の規定は,この協 定の効力発生前に生じた請求権には 第20 適用しない。それらの請求権は,日本 国とアメリカ合衆国との間の安全保 障条約第3条に基づく行政協定第1 8条の規定によって処理する。 条<新設> (懲戒処分等) 合衆国軍隊の構成員又は被用者が犯し た犯罪,又は,合衆国軍隊,合衆国軍隊 の構成員又はその被用者が違法な作為 なしは不作為により被害又は損害が発 (c) 日本国及び合衆国の当局は,こ の条の規定に基づく請求の公平な 審理及び処理のための証拠の入手 について協力するものとする。 10 (同文) 11 (同文) 12 (同文) 13 (同文)

(39)

生した場合,同犯罪の発生,同違法行為 の発生につき,法的責任を有する合衆国 軍隊の構成員,被用者が存するときに は,合衆国政府は,同責任者に対して, 合衆国の法令に基づき降格等の制裁処 分を課し,その旨を日本当局に通告する ものとする。 第21条<新設>(養育費) 1 合衆国軍隊の構成員,又は被用者(日 本国民である被用者又は通常日本国に 居住する被用者を除く。以下,本項で同 じ)もしくは合衆国軍隊の構成員又は被 用者であった者と日本国に居住する者 との間に出生した21歳未満の者につ き,父又は母が同未成年者の所在する国 の法令に基づき養育費を支払う義務を 有するにもかかわらず,当該 21 才未満 の者の父又は母が合衆国に帰国し,か つ,養育費を支払わないときには,合衆 国政府及び日本政府は,日本に所在する 未成年者のために,養育費取立てのため にこれを支援するものとする。 1の未成年者につき,同未成年者が合 2 衆国に居住し,かつ,養育費の支払い義 務を負う父又は母が日本国に所在する ときには,合衆国政府及び日本国政府 は,合衆国に所在する未成年者のため に,養育費取立てのためにこれを支援す るものとする。 22条<新設>(支援措置) 第 日本国民(日本に通常居住する者を含 む)と合衆国軍隊の構成員,軍属及び家 族,合衆国軍隊又は 17 条に定める諸機

(40)

関の被用者(日本国民である被用者又は 通常日本国に居住する被用者を除く)に 関して生じる特有の紛争を防止又は解 決するため,日米両政府は協力して,そ の相談窓口を設置し,紛争防止,解決の ため支援措置を講じるものとする。 23条<現19条> 第 (外国為替管理) 合衆国軍隊の構成員及び軍属並びに 外国 2 3 回 第24 1 それらの家族は,日本国政府の 為替管理に服さなければならない。 1の規定は,合衆国ドル若しくはド ル証券で,合衆国の公金であるもの, 合衆国軍隊の構成員及び軍属がこの 協定に関連して勤務し,若しくは雇 用された結果取得したもの又はこれ らの者及びそれらの家族が日本国外 の源泉から取得したものの日本国内 又は日本国外への移転を妨げるもの と解してはならない。 合衆国の当局は,2に定める特権の 濫用又は日本国の外国為替管理の 避を防止するため適当な措置を執ら なければならない。 条<現20条>(軍票) l(a) ドルをもって表示される合衆国 て認可された が 軍票は,合衆国によっ 者 ,合衆国軍隊の使用している施 設及び区域内における相互間の取 引のため使用することができる。合 衆国政府は,合衆国の規則が許す場 合を除くほか,認可された者が軍票 を用いる取引に従事することを禁 止するよう適当な措置を執るもの 第19 条 (同文) 第20条 1 (同文)

参照

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