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デバイス製造・検査装置

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Academic year: 2022

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プロ

Vol.102 No.01 85

デバイス製造・検査装置

スマートフォンを利用した情報処理や決済処理など の ア プ リ ケ ー シ ョ ン が 拡 大 し,IoT(Internet  of  Things)が進展するにつれ,生成・処理されるデータ 量は爆発的に増大してきている。また,今後5G(5th  Generation)通信の拡大や自動運転の実用化などによ り,さらにデータ量が増大していくと考えられる。こ れらの膨大なデータの処理やデータを活用した予測・

判断などでは,先端ロジックやメモリなどの半導体デ バイスが使用されており,先端半導体デバイスの需要 は今後も増大すると予想されている。

先端ロジックデバイスは,FinFET(Fin Field Eff ect  Transistor)からGAA(Gate-all-around)へと構造 を 変 え, ま たDRAM(Dynamic  Random  Access  Memory)では構造が改良されながら,さらなる微細 化が進行していく。一方,NANDフラッシュメモリで は メ モ リ セ ル を 縦 に 積 層 し 集 積 度 を 向 上 さ せ る 3D-NANDが進展してきた。現在では96層デバイス の量産が開始され,さらに今後は200層を超えるデバ イスも検討されている。このような先端半導体デバイ スの開発・量産では,複雑化する構造の高精度加工技

先端の半導体デバイス動向と 製造・検査装置に対する顧客ニーズ

1

術や,これらプロセスの管理に必要な検査・計測技術

が求められる。さらに,これらを高い歩留まりで生産 するには,ウェーハの裏面管理も重要になっており,

ウェーハ裏面検査のニーズも高まっている。

日立グループは,これらの多様な顧客ニーズに応え る技術とソリューションを提供していく。

(株式会社日立ハイテクノロジーズ)

先端3D-NANDフラッシュメモリでは微細化によ る高密度化に加え,メモリセルを縦方向へ積層化し,

現在96層の高集積化を達成している。多層化により深 く加工されたパターン形状の表層部と最下層部を同時 に寸法計測することで,仕上がりのデバイス性能を予 測し,高精度なプロセス管理が可能となる。

高加速測長装置CV6300シリーズは,インライン寸 法計測装置では世界初※)の高加速電圧45  kVを実現 し,最下層部から発生する反射電子による画像を高画 質化することで,高精度な深穴・溝底の寸法計測を可 能にした。また,寸法計測に加え,オーバーレイ計測 機能における精度向上と装置間計測ばらつきの低減を

深穴・溝底寸法計測と

高精度オーバーレイ計測を実現した 高加速測長装置

2

1先端ロジックデバイスとメモリデバイスの進展

2018

10〜7 7〜5 5〜3 3〜2.1

54 48 45 42

36 30

FinFET ゲート GAAFET

ゲート ナノ シート p fin

n

pn

24 21

年 先端ロジックデバイス

メモリーデバイス 年

テクノロジーノード(nm) ゲートピッチ(nm)

配線ピッチ(nm)

トランジスタ構造

DRAM

テクノロジーノード(nm) 3D-NAND

積層数

2019 2020 2021 2022 … 2025

2018

〜18 〜17 〜16 <〜15

64〜72 〜96 〜128 >〜200

2019 2020 2021 2022 … 2025

注:IRDS2018をベースに自社推定

(2)

86

実現するために,一次電子線の調整精度と安定性を向 上し,さらに,新ウェーハステージの採用などにより,

スループットを従来比で約25%向上させた。メモリデ バイスのみならず,3D化が進められている半導体集 積回路製造におけるプロセスコントロール装置とし て,CV6300シリーズは多様な顧客ニーズに応えて いく。

(株式会社日立ハイテクノロジーズ)

半導体回路パターン形成前のウェーハを検査する ウェーハ表面検査装置は,ウェーハ出荷検査,ウェー ハ購入時の品質チェック,さまざまな半導体デバイス 製造工程や製造装置の異物管理に適用されている。さ

※)株式会社日立ハイテクノロジーズ調べ。

ウェーハ両面の高速・高感度検査を 可能とするウェーハ表面検査装置

3

らに最先端半導体デバイスの歩留まりを維持・管理す るためには,ウェーハ表面だけでなく,ウェーハ裏面 も高感度・高スループットで検査できることが強く求 められている。

これらのニーズに対応するため,ウェーハ外周の端 面のみを保持することでウェーハ裏面を吸着せず,裏 面のクリーン度を保ったまま検査ができる「エッジグ リップ(EG)機能」とウェーハの裏面検査を可能とす る「ウェーハ反転機構」を搭載することで,高感度・高 スループットでのウェーハ両面検査を可能とする LS9300A-EGを製品化した。

LS9300A-EGは,高感度化・高スループットでの ウェーハの出荷検査や受け入れ検査における両面検 査,裏面の異物などが原因となる不良の迅速な検知な ど,さらに幅広い用途に対応する。

(株式会社日立ハイテクノロジーズ)

3ウェーハ両面の高速・高感度検査を可能とするウェーハ表面検査装置LS9300A-EG

2深穴・溝底寸法計測と高精度オーバーレイ計測を実現した高加速測長装置CV6300シリーズ

参照

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